JP2005238451A - 画像形成装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】 連続する用紙を所定のページ数搬送後に切断し、排出する画像形成装置に於いてミシン目の位置から所定寸法進んだ後に用紙切断すると、切断する毎にミシン目の位置からのずれ量が、累積加算されることを排除する。
【解決手段】 用紙先端追跡手段6−1は、連続する用紙先端からの距離を認識し、用紙仮想先端追跡手段6−2は、連続する用紙先端から所定の寸法前に用紙仮想先端を設定し、該用紙仮想先端からの距離を認識し、記憶部5は、連続する用紙先端が未切断か既切断かを識別する識別情報、及び、上記所定の寸法を格納し、カット位置設定手段6−3は、上記識別情報に基づいて、連続する用紙先端が未切断であると、上記用紙先端からページ長の整数倍の距離プラス上記所定の寸法に、上記連続する用紙先端が既切断であると、上記用紙仮想先端からページ長の整数倍の距離プラス上記所定の寸法に、それぞれの切断位置を設定する。
【選択図】図1

Description

本発明は、連続用紙を使用する画像形成装置に関するものである。
連続用紙を使用する画像形成装置では、トラクタから連続用紙が搬送路に供給される。連続用紙には、ページ管理を正確に実行するために、用紙のページ毎に、ミシン目が形成されている。この連続用紙は、搬送路上を搬送され、頭出しセンサでその先端が検知された後、所定距離進み、印字ヘッドの真下に送られる。ここで、用紙セットセンサに検出されると、印字ヘッドによって連続用紙上に印字される。印字された連続用紙は、更に搬送路上を搬送され、所定距離進んだ後、用紙カッターによって切断される。
本来ミシン目に合わせて連続用紙を切断することが望ましいが、ミシン目に合わせて連続用紙を切断すると、切り屑が多く発生し、画像形成装置の故障を誘発する。更に、用紙ジャムの発生に繋がる。そこで、通常ミシン目の位置から1mm進んだ後に切断することとしている。従って、例えば、全てのページで切断することとすると、1ページ目では、切断位置がミシン目の位置から1mm進んだ位置になるが、2ページ目では、用紙先端が正規の位置より1mm進んだ位置になるので、ミシン目の位置から2mm進んだ位置で切断されることになる。即ち、切断する毎にミシン目の位置からのずれ量が、累積加算される。その結果、切断回数が多い場合には、ずれ量は、無視出来ない値になってしまう。この弊害を除去するために、ミシン目の位置で切断し、尚かつ、上記弊害が発生しない切断方法が種々公開されている(たとえば特許文献1参照)。
特開平5−261990号公報
解決しようとする問題点は、ミシン目の位置から所定寸法(たとえば1mm)進んだ後に用紙切断すると、切断する毎にミシン目の位置からのずれ量(たとえば1mm)が、累積加算されるという点である。
本発明では、連続する用紙先端が未切断である場合(新規用紙)には、実際の用紙先端をページの先端とし、連続する用紙先端が既切断(使用中用紙)である場合には、実際の用紙先端から所定の寸法だけ前方の位置をページの先端として切断位置を設定することを最も主要な特徴とする。ここで実際の用紙先端の前方、所定の位置とは、実際の用紙先端から用紙搬送方向下流へ、ミシン目の位置から切断位置のずれ量(たとえば1mm)に等しい寸法だけ離れた位置をいう。
ミシン目の位置から所定寸法(たとえば1mm)進んだ後に用紙切断しても、切断する毎にミシン目の位置からのずれ量(たとえば1mm)が、累積加算されると言う弊害を除去出来るという効果を得る。
連続する用紙先端からの距離を認識する用紙先端追跡手段と、連続する用紙先端から所定の寸法前方に用紙仮想先端を設定し、該用紙仮想先端からの距離を認識する用紙仮想先端追跡手段と、連続する用紙先端が未切断であると、前記用紙先端からページ長の整数倍の距離プラス前記所定の寸法に、連続する用紙先端が既切断であると、用紙仮想先端からページ長の整数倍の距離プラス前記所定の寸法に、それぞれの切断位置を設定するカット位置設定手段とを、装置全体を制御するCPU(中央演算処理装置)の制御手段によって構成し、増加する部品点数を最小に抑えることによって実現することが出来た。
図1は、実施例1の制御系統ブロック図である。
図に示すように、実施例1の画像形成装置の制御系統は、カット処理部1と、センサ2と、用紙搬送処理部3と、センサ4と、記憶部5と、制御部6とを備える。各部分の詳細について説明する前に、この制御系統によって制御される装置全体の概略構成について説明し、更に、制御の基本となる原理についても説明する。
図2は、本発明の構成のブロック図である。
図に示すように本発明による画像形成装置は、印字情報入力手段として、図示していない上位装置から印字情報を受け入れる受信回路100と、オペレータの要求を受け入れる入力操作回路107とを備る。この受信回路100及び入力操作回路107は、マイクロプロセッサ101に接続される。マイクロプロセッサ101は、装置全体を制御するCPU(中央演算処理装置)であり、受信回路100及び入力操作回路107から印字情報を受け入れて、受信した文字指令の解釈を実行したり、オペレータ操作の解釈を実行したりする部分である。このマイクロプロセッサ101には、ROM102と、RAM105と、EEPROM106とが接続されている。
ROM102は、プログラムROM領域103とCGROM領域104とを有している。プログラムROM領域103は、マイクロプロセッサ101の制御手段を実行するためのコンピュータ読み取り可能な制御プログラムが格納されているメモリ領域であり、CGROM領域104は、CGデータが格納されているメモリ領域である。RAM105は、マイクロプロセッサ101から送られてくる、印字データや、位置情報等を、一時格納しておくバッファメモリである。EEPROM106は、画像形成装置の初期状態を決定する種々の設定条件、例えばメニューの変更状態や用紙吸入時の用紙位置などを記憶するメモリである。
又、マイクロプロセッサ101には、IOインタフェース114を介して、オペレータの操作要求や印字データを印字するための印字ヘッド駆動回路108及び印字ヘッド111、印字ヘッド111を主走査方向へ移動させるためのスペースモータ駆動回路109及びスペースモータ112、印字ヘッド111を用紙搬送方向へ移動させるための改行モータ駆動回路110及び改行モータ113、連続する用紙を所定の位置で切断するためのカッタモータ駆動回路及びカッタモータ115が接続されている。
次に、本発明による画像形成装置を制御するために配置されている各種センサについて説明する。
図3は、各種センサの説明図である。
この図は、連続する用紙が搬送される搬送路(図中点線のライン)に沿って配置される各種センサと主構成要素との関連を表している図である。図中、右下方が用紙搬送方向上流となる。
用紙カッタ200は、連続する用紙を所定の位置で切断するカッタであり、この用紙カッタ200で切断された連続する用紙上の位置が本発明の画像形成装置に於ける用紙先端となる。搬送路(図中点線のライン)上を流れる連続用紙をスムーズに搬送すべくベイル201が設けられている。このベイル201は、用紙切断後に、一旦、用紙がリバースフィードされ、再度フォワードフィートされる場合等に搬送路を開放して用紙搬送を容易にすることを目的として、図の矢印及び点線の丸印で示すように開閉可能に構成されている。このベイル201の開閉状態を検出するためにベイルセンサ202が配置されている。
ベイル201の近傍には、連続する用紙のジャムを検出する用紙ジャムセンサ204が配置されている。印字ヘッド111の近傍には、用紙セットセンサ205と、ギャップセンサ211と、紙幅センサ206と、頭出しセンサ207が配置されている。用紙セットセンサ205は、用紙が印字ヘッド111にセットされているかどうかを検出するためのセンサである。ギャップセンサ211は、用紙が適正なギャップで印字されるように、用紙の厚さを検出するためのセンサである。紙幅センサ206は、印字ヘッド111と一緒に主走査方向に移動して用紙幅を検出するためのセンサである。
頭出しセンサ207は、連続する用紙を新規装填した場合等に、基準位置として、その連続する用紙の最先端を検出するためのセンサである。この基準位置は、その後の制御に於いて必要とされる制御位置(例えば用紙切断位置など)を、連続する用紙上の位置として認識するための基準となる重要な位置である。即ち、用紙上の制御位置は、頭出しセンサ207が基準位置を検出した後、上記改行モータ113(図2)が回転する回転量によって認識される。
更に、連続する用紙の後端を検出するフロントペーパエンドセンサ208がトラクタ302に配置されている。
次に、制御の基本となる原理について説明する。
図4は、本発明の原理説明図である。
(a)は、例えば1ページ目を印刷し、ミシン目の位置から所定寸法Z(たとえば1mm)進んだ位置に設定されている切断位置403で用紙切断した場合の、用紙の先端401と、印字ヘッド位置404と、ミシン目位置402と、切断位置403との関係を表す図である。これらの位置は、上記、基準位置からの改行モータ113(図2)の回転量によって設定される。ここでは、切断される用紙長はページ長(の整数倍)よりも所定寸法(たとえば1mm)長くなっている。
(b)は、連続する用紙の先端部分を(a)のように切断して排出し、後に続く連続用紙を一旦リバースフィードした後、再度フォワードフィードして印刷し、再度ミシン目の位置から所定寸法(たとえば1mm)進んだ後、即ち、ページ長(の整数倍)よりも所定寸法(たとえば1mm)長いページ長(の整数倍)に用紙切断した場合の、用紙先端401と、印字ヘッド位置404と、ミシン目位置402と、切断位置403との関係を表す図である。ここでは、用紙先端401(この位置は(a)の切断位置403に該当)が正規の位置より所定寸法(たとえば1mm)進んだ位置で検出されるので、切断位置403は、ミシン目の位置から所定寸法の2倍(たとえば2mm)進んだ位置で切断される。即ち、切断する毎にミシン目の位置からのずれ量が、累積加算されることを示している。
かかる弊害を除去するために、本発明では、(c)のように実際の用紙先端401の前方、所定の位置(たとえば1mm前方)に用紙仮想先端405を設定する。後に続く連続用紙を一旦リバースフィードした後、この用紙仮想先端405に基づいて再度フォワードフィードして印刷し度再ミシン目の位置から所定寸法(たとえば1mm)進んだ後、即ち、ページ長(の整数倍)よりも所定寸法(たとえば1mm)長く設定して切断した状態を表している。ここでは、用紙仮想先端405から切断位置403までの用紙長は、図に示すようにページ長(の整数倍)よりも所定寸法(たとえば1mm)長く設定されている。従って、(b)のように切断する毎にミシン目の位置からのずれ量の累積加算は除去される。
以上で装置全体の概略構成、及び本発明の原理についての説明を終了し、再度図1に戻って実施例1の画像形成装置の制御系統について詳細に説明する。
カット処理部1は、制御部6の制御に基づいて連続用紙を所定の位置で切断する部分であり、カッタモータ115(図3)によって駆動される用紙カッタ200(図4)が該当する。この切断処理の完了は、センサ2(図3に図示しない)によって検出される。
用紙搬送処理部3は、連続する用紙を搬送路上で搬送する部分であり、制御部6の制御に基づいて、連続する用紙を搬送する改行モータ113(図2)、搬送ローラ300(図3)、ベイル201(図2)等が該当する。用紙の搬送量は、センサ4が検出する基準位置に基づいて改行モータ113(図2)の回転量から算出される。このセンサ4は、頭出しセンサ207(図3)が該当する。
記憶部5は、その内部に連続する用紙が既切断品(使用中用紙)であるか未切断品(新規用紙)であるかを識別する識別情報を含むカット情報5−1と、上記用紙仮想先端405(図4)を設定するために必要とされる上記所定の寸法を含むカット位置情報5−2を格納するメモリであり、RAM105(図2)が、該当する。尚、ここでカット情報5−1を、既切断品の場合は1、未切断品の場合には0で表わすフラグによって識別するようにしても良い。
制御部6は、装置全体を制御するCPU(中央演算処理装置)であり、記憶部5に格納されているカット情報5−1とカット位置情報5−2に基づいて実行する、用紙先端追跡手段6−1と、用紙仮想先端追跡手段6−2と、カット位置設定手段6−3と、カット位置検出手段6−4とを備える。図2のマイクロプロセッサ101が、これに該当する。
用紙先端追跡手段6−1は、連続する用紙が未切断品である場合に於ける用紙先端401(図4(a))を追跡する制御手段である。この制御は、頭出しセンサ207(図3)が基準位置を検出した後、上記改行モータ113(図2)が回転した回転量を計測することによって実行されるマイクロプロセッサ101(図2)の制御手段である。
用紙仮想先端追跡手段6−2は、連続する用紙が既切断品である場合に於ける用紙仮想先端405(図4(c))を追跡する制御手段である。この制御は、頭出しセンサ207(図3)が基準位置を検出した後、用紙仮想先端405(図4)を設定し、リバースフィード及びフォワードフィードの全てにおける上記改行モータ113(図2)が回転した回転量を累積して計測することによって実行されるマイクロプロセッサ101(図2)の制御手段である。
カット位置設定手段6−3は、上記記憶部5に格納されているカット情報5−1及びカット位置情報5−2に基づいて、連続する用紙先端が未切断(カット情報5−1)であると、用紙先端からページ長の整数倍の距離プラス所定の寸法(カット位置情報5−2)に切断位置を設定し、連続する用紙先端が既切断(カット情報5−1)であると、用紙仮想先端からページ長の整数倍の距離プラス所定の寸法(カット位置情報5−2)に切断位置を設定するマイクロプロセッサ101(図2)の制御手段である。
カット位置検出手段6−4は、改行モータ113(図2)の回転量を累積して計測し、上記カット位置設定手段6−3によって用紙上に設定された切断位置が用紙カッタ200(図3)の位置に達したことを検出する手段である。
次に実施例1の動作について説明する。
図5は、実施例1の動作フローチャートである。
この図は、制御部6(図1)の制御に基づいて、連続する用紙が所定の切断位置で切断される動作を表している。ステップS1−1からステップS1−4までステップ順に説明する。
動作説明の前提条件1
新規用紙がトラクタ302(図3)に装填され、印刷処理が開始され、連続する用紙は、搬送路(図3の点線)上を搬送され、頭出しセンサ207(図3)によって基準位置が検出された後、印字ヘッド111(図3)によって印字され、用紙カッタ200(図3)の位置に到達しているものとする。
動作説明の前提条件2
記憶部5(図1)には、カット情報5−1としてフラグ1(未切断)、カット位置情報5−2として、ミシン目より1mm進んだ位置が、既に格納されているものとする。
ステップS1−1
制御部6(図1)は、記憶部5(図1)のカット情報5−1に基づいて用紙が未切断か、既切断かを判断し、未切断の場合にはステップS1−2へ進み、既切断の場合にはステップS1−3へ進む。ここでは、動作説明の前提条件2よりフラグ1(未切断)なので、ステップS1−2へ進む。
ステップS1−2
制御部6(図1)の用紙先端追跡手段6−1は、頭出しセンサ207(図3)が基準位置を検出した後、上記改行モータ113(図2)が回転した回転量を計測することによって用紙上に於ける用紙先端位置を認識し、制御部6(図1)のカット位置設定手段6−3は、記憶部5(図1)のカット位置情報5−2(ページ長+1mmの値が格納されている)からミシン目より1mm進んだ位置を読み出して、未切断用紙の切断位置(用紙先端からページ長の整数倍プラス1mm)を設定する。更に、制御部6(図1)のカット位置検出手段6−4は、用紙上に設定された切断位置が用紙カッタ200(図3)の位置に達したことを検出して連続する用紙を切断する。
ステップS1−4
制御部6(図1)は、フロントペーパエンドセンサ208(図3)の監視を継続し、用紙後端を検出したときはフローを終了し、用紙後端に至るまではステップS1−1へ戻って印刷処理及び切断処理を繰り返す。
ステップS1−3
制御部6(図1)の用紙仮想先端追跡手段6−2、頭出しセンサ207(図3)が基準位置を検出した後、上記改行モータ113(図2)が回転した回転量を計測することによって用紙上に於ける用紙先端位置を認識し、制御部6(図1)のカット位置設定手段6−3は、記憶部5(図1)のカット位置情報5−2からミシン目より1mm進んだ位置を読み出して、既切断用紙の切断位置(用紙仮想先端からページ長の整数倍プラス1mm)を設定する。更に、制御部6(図1)のカット位置検出手段6−4は、用紙上に設定された切断位置が用紙カッタ200(図3)の位置に達したことを検出して連続する用紙を切断する。以後、ステップS1−4、ステップS1−1、ステップS1−3を繰り返し、フロントペーパエンドセンサ208(図3)の監視を継続し、用紙後端を検出したときはフローを終了する。
以上説明したように、既切断用紙の切断位置の設定にあたっては用紙仮想先端を設定し、この用紙仮想先端からページ長の整数倍プラス所定の寸法(たとえば1mm)の位置で切断することにより用紙切断毎にミシン目の位置からのずれ量(たとえば1mm)が、累積加算されると言う弊害を除去出来るという効果を得る。
上記説明では、用紙先端追跡手段6−1、用紙仮想先端追跡手段6−2、カット位置設定手段6−3、カット位置検出手段6−4の全てを制御部6の制御手段によって構成するものとして説明したが、本発明は、この例に限定されるものではない。即ち、上記手段の全て、或いは、その一部を専用の電子回路で構成しても良い。
尚、請求項1に於いて、媒体端検出部の役割は頭出しセンサ207(図3)によって分担され、切断情報格納部と所定値格納部の役割は記憶部5(図1)によって分担され、切断情報設定部と印刷制御部の役割は制御部6(図1)によって分担される。
図6は、実施例2の制御系統ブロック図である。
図に示すように、実施例2の画像形成装置の制御系統は、カット処理部1と、センサ2と、用紙搬送処理部3と、センサ4と、記憶部5と、用紙退避監視部11と、用紙脱着監視部12と、制御部13とを備える。図中、実施例1と同一の構成要素には実施例1と同様の符号が付されている。
実施例1と異なる構成要素のみについて説明する。
用紙退避監視部11は、用紙のパーク動作を検出する部分であり、用紙フィード中に於けるフロントペーパエンドセンサ208(図3)がこの役割を果たす部分である。ここでパーク動作とは、印字位置までフィードされていた連続用紙をトラクタユニットのセンサがペーパエンドを検出するまで逆フィードすることをいう。
用紙脱着監視部12は、用紙の新規交換を検出する部分であり、用紙停止中に於けるフロントペーパエンドセンサ208(図3)がこの役割を果たす部分である。
制御部13は、装置全体を制御するCPU(中央演算処理装置)であり、記憶部5に格納されているカット情報5−1とカット位置情報5−2とに基づいて、用紙先端追跡手段6−1と、用紙仮想先端追跡手段6−2と、カット位置設定手段6−3と、カット位置検出手段6−4と、パーク動作検出手段13−1と、用紙脱着検出手段13−2とを備える。図2のマイクロプロセッサ101が、これに該当する。
パーク動作検出手段13−1は、用紙退避監視部11を監視して、パーク動作を検出したときは、記憶部5のカット情報を保持しておく手段である。即ち、使用中の用紙を単にリバースフィードしただけであり既切断の用紙である場合に、そのことを認識しておく手段である。
用紙脱着検出手段13−2は、用紙脱着監視部12を監視して、用紙交換を検出し、記憶部5のカット情報を1に設定しておく手段である。即ち、トラクタ302の用紙は新規用紙であり未切断の用紙であることを認識しておく手段である。
他の構成要素は、実施例1と同様なので説明を省略する。
次に、実施例2の動作について説明する。
図7は、実施例2のパーク動作検出のフローチャートである。
この図は、制御部13(図6)に於けるパーク動作検出手段13−1の動作である。ステップS2−1からステップS2−4までステップ順に説明する。
ステップS2−1
制御部13(図6)は、上位装置又はオペレータから受け入れた用紙退避指示により用紙搬送処理部3(図6)を制御して連続する用紙のリバースフィードを開始する。
ステップS2−2
制御部13(図6)は、フロントペーパエンドセンサ208(図2)を監視し、用紙無しの状態を検出するまでリバースフィードを継続する。
ステップS2−3
制御部13(図6)は、用紙搬送処理部3(図6)を制御して、フロントペーパエンドセンサ208(図2)が用紙有りを検出するまで連続する用紙をフォワードフィードする。
ステップS2−4
制御部13(図6)は、記憶部5(図6)のカット情報を保持してフローを終了しする。こうすることによってトラックに装填されている用紙は既切断の用紙である場合に、そのことの認識を保存しておくことになる。
図8は、実施例2の用紙脱着動作のフローチャートである。
この図は、制御部13(図6)に於ける用紙脱着検出手段13−2の動作である。ステップS2−5からステップS2−7までステップ順に説明する。
ステップS2−5
制御部13(図6)は、フロントペーパエンドセンサ208(図2)を監視し、用紙有りを検出したときは、そのまま、記憶部5(図6)のカット情報を保持してフローを終了し、用紙無しを検出したときは、ステップS2−6へ進む。
ステップS2−6
制御部13(図6)は、記憶部5(図6)のカット情報を0に設定して新規用紙が装填されることを認識する。
ステップS2−7
制御部13(図6)は、記憶部5(図6)のカット位置情報5−2をクリアして、新規用紙装填に備えてフローを終了する。
以上説明したように、本実施例では、実施例1の構成にパーク動作検出手段13−1と用紙脱着検出手段13−2とを更に備えることにより、パークした用紙と、新たに装填した用紙との区別が容易につくようになり用紙管理がし易くなるという効果を得る。
上記説明では、用紙先端追跡手段6−1、用紙仮想先端追跡手段6−2、カット位置設定手段6−3、カット位置検出手段6−4、パーク動作検出手段13−1、用紙脱着検出手段13−2の全てを制御部13の制御手段によって構成するものとして説明したが、本発明は、この例に限定されるものではない。即ち、上記手段の全て、或いは、その一部を専用の電子回路で構成しても良い。
図9は、実施例3の制御系統ブロック図である。
図に示すように、実施例3の画像形成装置の制御系統は、カット処理部1と、センサ2と、用紙搬送処理部3と、センサ4と、記憶部5と、用紙退避監視部11と、用紙脱着監視部12と、印字ヘッド走査部21と、センサ22と、センサ23と、制御部24とを備える。図中、実施例2と同一の構成要素には実施例2と同様の符号が付されている。
実施例1又は実施例2と異なる構成要素のみについて説明する。
印字ヘッド走査部21は、印字ヘッド111(図3)を主走査方向へ移動させる機構部分であり、スペースモータ112(図2)等が該当する。
センサ22は、印字ヘッド走査部21と一体になって用紙幅を検出するセンサであり紙幅センサ206(図3)が該当する。
センサ23は、用紙が適正なギャップで印字されるように、用紙の厚さを検出するためのセンサであり、ギャップセンサ211(図3)が該当する。
制御部24は、装置全体を制御するCPU(中央演算処理装置)であり、記憶部5に格納されているカット情報5−1とカット位置情報5−2に基づいて、用紙先端追跡手段6−1と、用紙仮想先端追跡手段6−2と、カット位置設定手段6−3と、カット位置検出手段6−4と、パーク動作検出手段13−1と、用紙脱着検出手段13−2と、用紙幅検出手段24−1と、オートギャップ検出手段24−2とを備える。図2のマイクロプロセッサ101が、これに該当する。
用紙幅検出手段24−1は、新規に装填された用紙の用紙幅を検出する手段である。
オートギャップ検出手段24−2は、印字ヘッド111(図3)の適切な印字動作を可能にすべく、新規装填された用紙の用紙厚さを検出する手段である。
他の構成要素は、実施例1又は実施例2と同様なので説明を省略する。
次に実施例3の動作について説明する。
図10は、実施例3の吸入動作のフローチャートである。
上記のように実施例2では、用紙再吸入時には、現在装填されてる用紙の既切断又は未切断の認識が保存されている。図10は、この認識に基づくその後の動作を説明している。ステップS3−1からステップS3−4までステップ順に説明する。
ステップS3−1
制御部24(図9)は、記憶部5(図9)のカット情報を読み出して現在装填されている用紙が既に新規用紙に切り換えられているか否かを判断し、まだ切り換えられずにパーク動作された用紙である場合にはステップS3−4へ進み、新規用紙に切り換えられている場合には、ステップS3−2へ進む。
ステップS3−2
制御部24(図9)は、用紙搬送処理部3(図9)を制御して用紙をフォワードフィートし、頭出しセンサ207(図3)によって基準位置を検出したあと、吸入デフォルト位置(図4の印字ヘット位置)まで用紙をフォワードフィードする。
ステップS3−3
制御部24(図9)は、印字ヘッド走査部21(図9)を制御して印字ヘッド111(図3)を主走査方向に走査して、センサ22によって用紙幅を検出し、センサ23によって、用紙の厚さを検出してEEPROM106(図2)に格納してフローを終了する。
ステップS3−4
制御部24(図9)は、頭出しセンサ207(図3)によって基準位置を検出した後吸入位置までフォワードフィードしてフローを終了する。
以上説明したように、トラックに装填されている用紙が、既切断の場合には、実施例2に於いて、既切断の用紙であることの認識がカット情報5−1(図9)に保存されているので、ステップS3−3を省略することが出来るためトータルスルートップを向上させることが出来るという効果を得る。
上記説明では、用紙先端追跡手段6−1、用紙仮想先端追跡手段6−2、カット位置設定手段6−3、カット位置検出手段6−4、パーク動作検出手段13−1、用紙脱着検出手段13−2、用紙幅検出手段24−1、オートギャップ検出手段24−2の全てを制御部24の制御手段によって構成するものとして説明したが、本発明は、この例に限定されるものではない。即ち、上記手段の全て、或いは、その一部を専用の電子回路で構成しても良い。
上記説明では、図2に於ける印字ヘッド111については、特に限定していない。即ち、本発明が適用される画像形成装置は、電子写真方式の印字ヘッドを備える装置であっても良いし、或いは又、ワイヤドット型の印字ヘッド、インクジェット型の印字ヘッド、などを備える装置であっても良い。
実施例1の制御系統ブロック図である。 本発明の構成のブロック図である。 各種センサの説明図である。 本発明の原理説明図である。 実施例1の動作フローチャートである。 実施例2の制御系統ブロック図である。 実施例2のパーク動作検出のフローチャートである。 実施例2の用紙脱着動作のフローチャートである。 実施例3の制御系統ブロック図である。 実施例3の吸入動作のフローチャートである。
符号の説明
1 カット処理部
2 センサ
3 用紙搬送処理部
4 センサ
5 記憶部
5−1 カット情報
5−2 カット位置情報
6 制御部
6−1 用紙先端追跡手段
6−2 用紙仮想先端追跡手段
6−3 カット位置設定手段
6−4 カット位置検出手段

Claims (8)

  1. 印刷媒体の端部を検出する媒体端検出部と、
    印刷媒体が切断されたか否かの情報を格納する切断情報格納部と、
    印刷媒体を切断した場合、切断した旨の情報を前記切断情報格納部へ設定する切断情報設定部と、
    所定の数値を格納する所定値格納部と、
    印刷媒体の印刷位置先端を管理する印刷制御部とを有し、
    前記印刷制御部は、前記切断情報格納部に切断した旨の情報が格納されている場合、前記媒体検出部で検出された先端に前記所定値格納部に格納された所定値を加味して印刷位置先端を管理することを特徴とする画像形成装置。
  2. 請求項1に記載の画像形成装置に於いて、
    前記切断情報設定部は、印刷媒体の搬送不良が発生した場合、前記切断情報格納部を初期化することを特徴とする画像形成装置。
  3. 請求項1に記載の画像形成装置に於いて、
    前記切断情報設定部は、印刷媒体が装置から外されたことが検出された場合、前記切断情報格納部を初期化することを特徴とする画像形成装置。
  4. 請求項1に記載の画像形成装置に於いて、
    前記切断情報格納部は、不揮発性メモリに設けられていることを特徴とする画像形成装置。
  5. 連続する用紙を所定のページ数搬送後に切断し、排出する画像形成装置であって、
    前記連続する用紙先端からの距離を認識する用紙先端追跡手段と、
    前記連続する用紙先端から所定の寸法前に用紙仮想先端を設定し、該用紙仮想先端からの距離を認識する用紙仮想先端追跡手段と、
    前記連続する用紙先端が未切断か既切断かを識別する識別情報、及び、前記所定の寸法を格納する記憶部と、
    前記識別情報に基づいて、連続する用紙先端が未切断であると、前記用紙先端からページ長の整数倍の距離プラス前記所定の寸法に、前記連続する用紙先端が既切断であると、前記用紙仮想先端からページ長の整数倍の距離プラス前記所定の寸法に、それぞれの切断位置を設定するカット位置設定手段とを備えることを特徴とする画像形成装置。
  6. 請求項5に記載の画像形成装置に於いて、
    前記連続する用紙のパーク動作を検出すると前記識別情報を前記記憶部に前記既切断として設定するパーク動作検出手段と、
    前記連続する用紙が新規交換されると前記識別情報を前記記憶部に前記未切断として設定する用紙脱着検出手段とを更に備えることを特徴とする画像形成装置。
  7. 請求項5に記載の画像形成装置に於いて、
    前記記憶部は、不揮発性のメモリであることを特徴とする画像形成装置。
  8. 請求項5に記載の画像形成装置に於いて、
    前記用紙脱着検出手段が、前記記憶部に前記識別情報を前記未切断として設定すると、前記画像形成装置の初期設定を再度更新する初期設定更新手段を更に備えることを特徴とする画像形成装置。
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