JP2005238252A - H形鋼の冷却方法及び冷却装置 - Google Patents

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Abstract


【課題】 極厚H形鋼やフランジ厚さに比べてウェブ厚さが相対的に厚いH形鋼において、ウェブ高さが大きくなっても均一冷却を可能とする。
【解決手段】 搬送用ローラの下方で圧延方向とそれぞれ平行に、かつ、前記ローラによって搬送されるH形鋼Aの両フランジAa,Ac間に配置した3本のヘッダー管2a〜2cに設けたノズル3a〜3cの、一方のフランジAa側に配置したヘッダー管2aのノズル3aから一方のフランジAa下部内面に向けて、他方のフランジAc側に配置したヘッダー管2cのノズル3cから他方のフランジAc下部内面に向けて、両ヘッダー管2a,2cの間に配置したヘッダー管2bのノズル3bからウェブAb下面に向けて、それぞれ冷却水を噴射する。
【効果】 前記のようなH形鋼の冷却に際し、フランジとウェブとの均一冷却が可能になり、不均一冷却に伴う形状不良の発生を抑制できる。
【選択図】 図1

Description

本発明は、土木構造物や建築物に適用されるH形鋼の冷却方法及び装置に関し、特に、板厚が極めて厚いH形鋼(以下、「極厚H形鋼」と言う。)やフランジ厚さに比べてウェブ厚さが相対的に厚いH形鋼の冷却に有効な冷却方法及び装置に関するものである。
近年、土木構造物や建築物の柱材として採用されるH形鋼は高強度化、厚肉化する傾向にある。この高強度化、厚肉化されたH形鋼を安価に製造する手段として、冷却による焼き入れ処理が有効であり、種々の冷却方法や冷却装置が提案されている。
特に、極厚H形鋼の場合はウェブが相対的に厚いため、フランジに加えてウェブを積極的に冷却して、フランジとウェブを均一に冷却する必要が生じる。そこで、フランジ厚みとウェブ厚みに応じて各部の冷却速度および冷却終了温度がほぼ等しくなるように、搬送用ローラの下方に1本又は2本のヘッダー管を配置し、このヘッダー管に設置したノズルの噴射方向を最適に設定することで、フランジ下部内面とウェブ下面に供給される水量を調整して冷却量を制御する技術が開示されている。
特開平9−10819号公報
すなわち、前記特許文献1に記載された技術では、例えば相対的にウェブを冷却したい場合は、ノズル角度を0°としてウェブに直接噴射水を当て、跳水でフランジを冷却する。逆にフランジを冷却したい場合は、フランジ面に噴射水が当たるようノズルの角度を傾け、その跳水でウェブを冷却しようとするものである。
しかしながら、この方法ではウェブ高さが大きなものには対応できず、冷却むらが生じる。また、直接噴射水の当たっていない面に対しては跳水を利用して冷却するため、水冷終了温度の制御が難しい。
本発明が解決しようとする問題点は、極厚H形鋼やフランジ厚さに比べてウェブ厚さが相対的に厚いH形鋼の場合、ウェブ高さが大きくなると均一な冷却が行えないという点である。
本発明のH形鋼の冷却方法は、
冷却する極厚H形鋼やフランジ厚さに比べてウェブ厚さが相対的に厚いH形鋼における冷却の均一化を可能とするため、
搬送用ローラの下方において圧延方向とそれぞれ平行に、かつ、前記ローラによって搬送されるH形鋼の両フランジ間に配置した3本のヘッダー管のそれぞれに設けたノズルの、
一方の前記フランジ側に配置したヘッダー管のノズルから前記一方のフランジ下部内面に向けて、
他方の前記フランジ側に配置したヘッダー管のノズルから前記他方のフランジ下部内面に向けて、
前記両ヘッダー管の間に配置したヘッダー管のノズルからウェブ下面に向けて、
それぞれ冷却水を噴射することを最も主要な特徴としている。
前記本発明のH形鋼の冷却方法では、
搬送されてくるH形鋼のウェブ高さやフランジ幅に応じて、フランジ側に配置した前記両ヘッダー管に設けたノズルからの冷却水の噴射方向を最適に調整すること、
或いは、
搬送されてくるH形鋼のウェブ高さに応じて、フランジ側に配置した前記両ヘッダー管のフランジ幅方向における水平方向位置を最適に調整すること、又は、搬送されてくるH形鋼のウェブ高さに応じて、前記全てのヘッダー管をウェブの高さ方向の最適位置に調整すること、
或いは、
フランジとウェブの冷却終了温度が略等しくなるように、フランジ下部両内面とウェブ下面に供給される水量を調節することが望ましい。
このようにすれば、搬送されてくるH形鋼のウェブ高さやフランジ幅が変更されても、可及的均一に冷却することができる。
また、前記の本発明のH形鋼の冷却方法を実施するH形鋼の冷却装置は、
搬送用ローラの下方において圧延方向とそれぞれ平行に、かつ、前記ローラによって搬送されるH形鋼の両フランジ間に配置された3本のヘッダー管と、
これらヘッダー管のそれぞれに設けられたノズルを備え、
一方の前記フランジ側に配置したヘッダー管のノズルからは前記一方のフランジ下部内面に向けて、
他方の前記フランジ側に配置したヘッダー管のノズルからは前記他方のフランジ下部内面に向けて、
前記両ヘッダー管の間に配置したヘッダー管のノズルからはウェブ下面に向けて、
それぞれ冷却水を噴射可能に構成したことを最も主要な特徴としている。
そして、前記本発明のH形鋼の冷却装置では、
搬送されてくるH形鋼のウェブ高さやフランジ幅に応じて、フランジ側に配置した前記両ヘッダー管に設けたノズルからの冷却水の噴射方向が最適となるように、前記ノズルの前記ヘッダー管に対する回動機構、又は、前記ヘッダー管の回動機構を設けること、
或いは、
前記ヘッダー管をフランジ幅方向に移動する移動機構、或いは、前記全てのヘッダー管をウェブ高さ方向に移動する移動機構を備えることが望ましい。
本発明は、一方のフランジ側に配置したヘッダー管のノズルから一方のフランジ下部内面に向けて、他方のフランジ側に配置したヘッダー管のノズルから他方のフランジ下部内面に向けて、前記両ヘッダー管の間に配置したヘッダー管のノズルからウェブ下面に向けて、それぞれ冷却水を噴射するので、
特に極厚H形鋼やフランジ厚さに比べてウェブ厚さが相対的に厚いH形鋼における冷却に際し、フランジとウェブとの均一冷却が可能になり、不均一冷却に伴う形状不良の発生を抑制することができる。
そして、フランジ側に配置した前記両ヘッダー管に設けたノズルからの冷却水の噴射方向を最適に調整し、或いは、フランジとウェブの冷却終了温度が略等しくなるように、フランジ下部両内面とウェブ下面に供給される水量を調節することで、搬送されてくるH形鋼のウェブ高さやフランジ幅が変更された場合にも、冷却が均一に行えるようになる。
以下、本発明を実施するための最良の形態について、図1〜図4を用いて詳細に説明する。
図1は本発明のH形鋼の冷却装置の概略構造を説明する断面図、図2は同じく長手方向の概要を示す図、図3はフランジ幅が広い場合の冷却状態を説明する図、図4はフランジ幅が狭い場合の冷却状態を説明する図である。
1は本発明のH形鋼の冷却装置であり、3本のヘッダー管2a〜2cを、その長手方向が圧延方向とそれぞれ平行となるようにして、搬送ローラの下方に、図1及び図2では並列状に、また図3及び図4では千鳥状に配置している。
このうちのH形鋼Aの一方のフランジAa側に配置したヘッダー管2aは、前記一方のフランジAaの下部内面に冷却水を噴射するノズル3aを複数備えている。また、中間に配置したヘッダー管2bは、ウェブAbの内面に冷却水を噴射するノズル3bを複数備えている。また、他方のフランジAc側に配置したヘッダー管2cは、他方のフランジAc下部内面に冷却水を噴射するノズル3cを複数備えている。なお、ノズル3a〜3cの個数は特に限定されるものではないが、例えば1m当たり5個程度設置すればよい。
このように、本発明では、ヘッダー管2aとヘッダー管2cを、それぞれ一方のフランジAa側と他方のフランジAc側に配置することにより、これら両ヘッダー管2a,2cの間に、ウェブAbの下面中央に冷却水を直接噴射するノズル3bを備えたヘッダー管2bを配置することが可能となる。
このような構成により、各ノズル3a〜3cから噴射された冷却水の相互干渉が防止されるので、フランジAa,Acの下部内面、ウェブAbの下面に冷却水を効率的に、かつ均一に噴射することができるようになる。また、ノズル3a〜3cの長手方向の設置間隔を従来に比べて小さくできるので、コンパクトな冷却装置となる。
図2に示したように、前記両フランジAa,Ac側に配置されたヘッダー管2a,2cの長手方向に設置される複数のノズル3a,3cは、ヘッダー管2a,2c自体が回動機構4a,4bにより回動しうるように構成されているか、或いは、図示省略したが、ノズル3a,3cがヘッダー管2a,2cに対してその長手方向と直角方向の断面内で回動が可能なように取り付けられており、例えば油圧モータや電動モータなどの駆動機構4aa,4baでノズル3a,3cの噴射方向を調整できるようになっている。
このように、ノズル3a,3cの噴射方向を調整することにより、ウェブAbの高さが変更されても冷却装置1を変更することなく、フランジAa,Acの下部内面を効果的に冷却することができる。
図1に示した例では、駆動機構4aa,4baによってスクリュージャッキ4ab1,4bb1を出し入れすることで、また、図3及び図4の例では、図示しないアクチュエータ等の駆動機構でロッド4ab2,4bb2を押し引きすることで、それぞれリンク4ac,4bcを介してヘッダー管2a,2cを回動するものを示している。
また、図示省略したが、全てのヘッダー管2a〜2cは、ウェブAbの高さに応じて、油圧装置などによりウェブAbの高さ方向に移動可能なように構成するか、或いは、前記両ヘッダー管2a,2cをフランジAa,Acの幅方向に移動可能なように構成することが望ましい。このような構成を採用することにより、ウェブAbの高さが大幅に変更されても冷却装置1を変更することなく、フランジAa,Acの下部内面やウェブAbの下面を効果的に冷却することができる。
以上はH形鋼Aの下方内面を冷却する装置について説明したが、H形鋼Aの両外面や上方内面は一般に採用されている冷却装置5,6を採用する。すなわち、長手方向に複数のノズル5a,6aを備えた複数のヘッダー管5b,6bを両フランジAa,Acの外側でフランジAa,Acの幅方向に並べて配置し、これらのヘッダー管5b,6bの長手方向に複数設置したノズル5a,6aから両フランジAa,Acの外面、両フランジAa,Acの上部内面、ウェブAbの上面に冷却水を噴射する。
フランジAa,Acの上部内面の冷却は、一方(他方)のフランジAa(Ac)側に配置したヘッダー管6bのノズル6aから他方(一方)のフランジAc(Aa)側の内面に向けて冷却水を噴射することにより行う。一般的には、上記ヘッダー管6bをH形鋼AのフランジAa,Acの外側に配置した材料誘導装置に取り付けることができる。この方法により、H形鋼Aとノズル6aとの接触を防止しながらフランジAa,Acの上部内面を効果的に冷却することができる。なお、図2中の7はH形鋼Aを紙面前後方向にシフトさせるためのローラを示す。
上記構成の本発明冷却装置にあっては、冷却するH形鋼AのウェブAbの高さHoとフランジ内寸Hfに対応して、図3及び図4に示したように、左右に配置したフランジAa,Acの下部内面冷却用のノズル3a,3cの噴射角度を調整し、また、必要に応じてウェブAbの内寸Hiに合わせて左右のヘッダー管2a,2cを水平方向に移動させる。
さらに、ウェブAbの厚みtwとフランジAa,Acの厚みtfに応じて、ウェブAbの下面冷却水量と、左右のフランジAa,Acの下面内部冷却水量を調整することで、小型から大型な広範囲の大きさのH形鋼Aの各部を任意の冷却速度及び冷却終了温度で冷却することができる。なお、両フランジAa,Acの上面内部は上面内部冷却装置6で、両フランジAa,Acの外面は外面冷却装置5で冷却する。
ウェブAbの高さHoが562mm、フランジAa,Acの高さが520mm、ウェブAbの厚みtwが70mm、フランジAa,Acの厚みtfが55mmのH形鋼を、図1及び図2に示したように、それぞれ長手方向に51個のノズル(1mあたり約5個)を固定配置したヘッダー管2a〜2cのうちのヘッダー管2a,2cを電動モータ4aa,4baにより回転駆動可能とし、更にヘッダー管2a,2cを油圧ジャッキにて水平方向移動可能とした冷却装置の試験装置を使用し、ヘッダー管2a〜2cを基準設定位置(傾動角0°)に回動した状態で固定し、ヘッダー管2a,2cのノズル3a,3cからフランジAa,Acの下部内面に向けそれぞれ200トン/時間の冷却水を、また、ヘッダー管2bのノズル3bからウェブAbの下面中央部に向け300トン/時間の冷却水を噴射して冷却した。
この実施例では、ウェブとフランジの水冷前温度がそれぞれ850℃、780℃であったものが、ウェブとフランジの水冷停止温度は、どちらも略600℃で均一冷却が達成され、形状不良の発生はなかった。
一方、ヘッダー管2bを設けず、ウェブ下面に向けた冷却水の噴射を実施しない以外は実施例と同じ条件の比較例では、ウェブとフランジの水冷停止温度はそれぞれ750℃、600℃で、形状不良が発生した。
ウェブAbの高さHoが300mm、フランジAa,Acの高さが300mm、ウェブAbの厚みtwが25mm、フランジAa,Acの厚みtfが19mmのH形鋼(以下、「前者」という。)と、ウェブAbの高さHoが900mm、フランジAa,Acの高さが300mm、ウェブAbの厚みtwが40mm、フランジAa,Acの厚みtfが30mmのH形鋼(以下、「後者」という。)を用いて冷却実験を行った。
前者ではヘッダー管2a,2cをそのノズル3a,3cがヘッダー管2bのノズル3bに接近する方向に角度20°だけ基準設定位置から回動して固定した。一方、後者では、ヘッダー管2a,2cをそのノズル3a,3cがヘッダー管2bのノズル3bから離れる方向に角度20°だけ基準設定位置から回動し、かつ、それぞれのヘッダー管2a,2cがヘッダー管2bから離れるように100mmだけ水平方向に移動させた状態で固定した。
ヘッダー管2bの噴射量は300トン/時間、ヘッダー管2a,2cの噴射量はそれぞれ190トン/時間とし、これ以外の条件は、上記実施例1と同じとした。
前者では、ウェブとフランジの水冷前温度はそれぞれ870℃、780℃であったが、水冷後温度はそれぞれ610℃、590℃となった。一方、後者では、ウェブとフランジの水冷前温度はそれぞれ850℃、760℃であったが、水冷後温度はそれぞれ610℃、600℃となった。両サイズとも冷却終了温度は、ウェブとフランジでほぼ同じであり、均一冷却が達成され、形状不良の発生がなかった。
本発明は上記の例に限らず、各請求項に記載された技術的思想の範囲内で、適宜実施の形態を変更しても良いことは言うまでもない。
本発明は、H形鋼の冷却だけでなく、他の形鋼の冷却にも適用できる。
本発明のH形鋼の冷却装置の概略構造を説明する断面図である。 本発明のH形鋼の冷却装置の長手方向の概要を示す図である。 フランジ幅が広い場合の冷却状態を説明する図である。 フランジ幅が狭い場合の冷却状態を説明する図である。
符号の説明
1 冷却装置
2a〜2c ヘッダー管
3a〜3c ノズル
4a,4b 回動機構
A H形鋼
Aa,Ac フランジ
Ab ウェブ

Claims (8)

  1. 搬送用ローラの下方において圧延方向とそれぞれ平行に、かつ、前記ローラによって搬送されるH形鋼の両フランジ間に配置した3本のヘッダー管のそれぞれに設けたノズルの、
    一方の前記フランジ側に配置したヘッダー管のノズルから前記一方のフランジ下部内面に向けて、
    他方の前記フランジ側に配置したヘッダー管のノズルから前記他方のフランジ下部内面に向けて、
    前記両ヘッダー管の間に配置したヘッダー管のノズルからウェブ下面に向けて、
    それぞれ冷却水を噴射することを特徴とするH形鋼の冷却方法。
  2. 搬送されてくるH形鋼のウェブ高さやフランジ幅に応じて、フランジ側に配置した前記両ヘッダー管に設けたノズルからの冷却水の噴射方向を最適に調整することを特徴とする請求項1記載のH形鋼の冷却方法。
  3. 搬送されてくるH形鋼のウェブ高さに応じて、フランジ側に配置した前記両ヘッダー管のフランジ幅方向における水平方向位置を最適に調整することを特徴とする請求項2記載のH形鋼の冷却方法。
  4. 搬送されてくるH形鋼のウェブ高さに応じて、前記全てのヘッダー管をウェブの高さ方向の最適位置に調整することを特徴とする請求項2記載のH形鋼の冷却方法。
  5. フランジとウェブの冷却終了温度が略等しくなるように、フランジ下部両内面とウェブ下面に供給される水量を調節することを特徴とする請求項1〜4の何れかに記載のH形鋼の冷却方法。
  6. 搬送用ローラの下方において圧延方向とそれぞれ平行に、かつ、前記ローラによって搬送されるH形鋼の両フランジ間に配置された3本のヘッダー管と、
    これらヘッダー管のそれぞれに設けられたノズルを備え、
    一方の前記フランジ側に配置したヘッダー管のノズルからは前記一方のフランジ下部内面に向けて、
    他方の前記フランジ側に配置したヘッダー管のノズルからは前記他方のフランジ下部内面に向けて、
    前記両ヘッダー管の間に配置したヘッダー管のノズルからはウェブ下面に向けて、
    それぞれ冷却水を噴射可能に構成したことを特徴とするH形鋼の冷却装置。
  7. 搬送されてくるH形鋼のウェブ高さやフランジ幅に応じて、フランジ側に配置した前記両ヘッダー管に設けたノズルからの冷却水の噴射方向が最適となるように、前記ノズルの前記ヘッダー管に対する回動機構、或いは、前記ヘッダー管の回動機構を設けたことを特徴とする請求項6記載のH形鋼の冷却装置。
  8. 前記フランジ側に配置した両ヘッダー管をフランジ幅方向に移動する移動機構、或いは、前記全てのヘッダー管をウェブ高さ方向に移動する移動機構を備えたことを特徴とする請求項6又は7記載のH形鋼の冷却装置。
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