JP2005238189A - 塗着剤塗工版、塗着剤の塗工方法および塗着剤塗工体 - Google Patents
塗着剤塗工版、塗着剤の塗工方法および塗着剤塗工体 Download PDFInfo
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Abstract
【解決手段】(1)基板に、直径が0.25〜1.00mmの網点、線幅が0.2〜0.4mmの方眼または線幅が0.2〜0.4mmの万線である表面形態を有する凹凸形状の塗工面が形成されて成ることを特徴とする塗着剤塗工版。(2)前記(1)の塗着剤塗工版に、塗着剤を塗布し、次いで、前記塗着剤が塗布された塗着剤塗工版と塗着剤が塗工される原反とを押圧することによって、前記塗着剤を前記原反に転移させることを特徴とする塗着剤の塗工方法。(3)前記(2)の塗着剤の塗工方法により塗着剤が塗工された原反から形成されて成ることを特徴とする塗着剤塗工体。
【選択図】図4
Description
(1)基板に、直径が0.25〜1.00mmの網点、線幅が0.2〜0.4mmの方眼または線幅が0.2〜0.4mmの万線である表面形態を有する凹凸形状の塗工面が形成されて成ることを特徴とすると塗着剤塗工版
である。
前記凹凸形状における凸部の表面積が、全表面積に対し、20〜50%である塗着剤塗工版
を挙げることができる。
(2)前記(1)の塗着剤塗工版に塗着剤を塗布し、次いで、前記塗着剤が塗布された塗着剤塗工版と塗着剤が塗工される原反とを押圧することによって、前記塗着剤を前記原反に転移させることを特徴とする塗着剤の塗工方法
である。
前記原反が、紙、樹脂フィルムもしくは樹脂シートまたは紙と樹脂フィルムもしくは樹脂シートとの積層体である塗着剤の塗工方法
を挙げることができる。
(3)前記(2)の塗着剤の塗工方法により塗着剤が塗工された原反から形成されて成ることを特徴とする塗着剤塗工体
である。
図1は、この発明の塗着剤塗工版の断面図である。この発明の塗着剤塗工版1は、基板2に凹凸形状の塗工面3が形成されて成っている。
1.00mmを越えるとき、または前記方眼の線幅(t4)および前記万線の線幅(t5)それぞれが0.4mmを越えるときは、前記凹部の表面積が小さくなり、凸部から押し出された塗着剤を収納する空間が不足する。その結果、原反に塗工される塗着剤層が企図する厚さとならない。
まず、前記(1)の凹凸形状の塗工面3が形成されて塗着剤塗工版1に、前記塗着剤4を塗布する。図3は、塗着剤4が塗布された塗着剤塗工版1を示す図である。
まず、図5(a)に示す塗着剤塗工版1に、図5(b)に示すように塗着剤4が塗布される。次いで、この塗着剤4が塗布された塗着剤塗工版1の塗工面と原反5とを図5(c)に示すように相互に重ね合わせる。続いて、図5(d)に示すように塗着剤塗工版1と原反5とを押圧すると、塗着剤4は図5(d)に示すような形態となり、最終的には、図5(e)に示すように原反5に塗着剤層6が形成される。塗着剤塗工版1には、残存塗着剤7として塗着剤4の一部が残存する。
塗着剤塗工版1は、版胴8に巻着されていて、圧胴9の回転に伴って、塗着剤塗工版1が巻着された版胴8は回転するようになっている。塗着剤4は、塗着剤パン10に収容されていて、ローラー11の回転によって塗着剤4は搬送され、版胴8に巻着されている塗着剤塗工版1に塗布される。塗着剤塗工版1に塗布された塗着剤4は、塗着剤塗工版1が巻着された版胴8と圧胴9との間を走行する原反5に転移する。このようにして、原反5に塗着剤層が形成される。
(実施例1)
基板2として、厚さ(t1)1.1mm、幅810mm、長さ646mのデュポン社製サイレルフォトポリープレートを用い、この基板2にネガフィルムを密着させ、紫外線露光によって部分的に硬化させ、未露光の未硬化部分を洗い流すことによって、直径(t3)が0.45mmの網点の網点である表面形態を有する凹部の深さ(t2)が0.25mmの凹凸形状の塗工面3を形成して、図1および図2(a)に示す40線/インチの網点による塗着剤塗工版を作製した。
(実施例2)
実施例1で作製した塗着剤塗工版を、図6に示すように、版胴8に巻着した。塗着剤パン10には、塗着剤4として、アクリル系エマルジョン接着剤を収容した。原反5としては、厚さ0.33mm、幅675mm、長さ580mのパッケージ用紙を用いた。ローラー11の回転により、塗着剤4を塗着剤塗工版に搬送して塗布し、圧胴9を6000rpmで回転させながら、版胴8と圧胴9との間を走行するパッケージ用原反5に塗着剤4を塗工した。
(実施例3)
実施例2で作製した塗着剤が塗工された原反5を、打ち抜き機を用いて、折り曲げ線13の筋入れと同時に打ち抜き、図7に示すパッケージ用の展開原紙12を作製した。このパッケージ用の展開原紙12の塗着剤が塗工された部位相互を、220℃、5kg/cm2の圧力で熱圧着して接着することによって組み立てて、インキカートリッジ収納用の塗剤塗工体(パッケージ)を作製した。短時間(約5秒間)で接着され、経時的に剥離を生じることのない強固な接着が得られた。
2 基板
3 凹凸形状の塗工面
4 塗着剤
5 原反
6 塗着剤層
7 残存塗着剤
8 版胴
9 圧胴
10 塗着剤パン
11 ローラー
12 展開原紙
13 折り曲げ線
Claims (5)
- 基板に、直径が0.25〜1.00mmの網点、線幅が0.2〜0.4mmの方眼または線幅が0.2〜0.4mmの万線である表面形態を有する凹凸形状の塗工面が形成されて成ることを特徴とすると塗着剤塗工版。
- 前記凹凸形状における凸部の表面積が、全表面積に対し、20〜50%である請求項1に記載の塗着剤塗工版。
- 請求項1または2に記載の塗着剤塗工版に塗着剤を塗布し、次いで、前記塗着剤が塗布された塗着剤塗工版と塗着剤が塗工される原反とを押圧することによって、前記塗着剤を前記原反に転移させることを特徴とする塗着剤の塗工方法。
- 前記原反が、紙、樹脂フィルムもしくは樹脂シートまたは紙と樹脂フィルムもしくは樹脂シートとの積層体である請求項3に記載の塗着剤の塗工方法。
- 請求項3または4に記載の塗着剤の塗工方法により塗着剤が塗工された原反から形成されて成ることを特徴とする塗着剤塗工体。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2004055077A JP2005238189A (ja) | 2004-02-27 | 2004-02-27 | 塗着剤塗工版、塗着剤の塗工方法および塗着剤塗工体 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2004055077A JP2005238189A (ja) | 2004-02-27 | 2004-02-27 | 塗着剤塗工版、塗着剤の塗工方法および塗着剤塗工体 |
Publications (1)
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JP2004055077A Abandoned JP2005238189A (ja) | 2004-02-27 | 2004-02-27 | 塗着剤塗工版、塗着剤の塗工方法および塗着剤塗工体 |
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JP (1) | JP2005238189A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2011525851A (ja) * | 2008-06-20 | 2011-09-29 | ザ プロクター アンド ギャンブル カンパニー | 印刷発泡フィルムパッケージ |
JP2012024734A (ja) * | 2010-07-27 | 2012-02-09 | Think Laboratory Co Ltd | 接着剤塗布ロール及び接着剤塗布装置 |
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2004
- 2004-02-27 JP JP2004055077A patent/JP2005238189A/ja not_active Abandoned
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