JP2005237464A - 調理容器、およびこの調理容器を収容させた加熱調理装置 - Google Patents

調理容器、およびこの調理容器を収容させた加熱調理装置 Download PDF

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Abstract

【課題】 グリル装置等の加熱調理装置において焼き物調理のみならず他にも種々の調理ができるようにする。
【解決手段】 グリル装置Gに収容させる調理容器2として、容器本体3の左右両側壁31の下部にグリル装置Gの下火バーナB2に対応させた吸熱部33を設け、側壁31内面にグリッドg下方領域の吸熱部33と対向する部分に放熱部35を設ける。蓋体4は、グリル装置Gの上火バーナB1からの赤外線が調理容器2内に透過するように上面部40を赤外線透過性に形成する。これにより、グリル装置Gの上火バーナB1、下火バーナB2によって調理容器2が効率よく加熱されるので、調理容器2内は熱分布が均一な加熱空間Sとなるから、グリル庫1内に加熱空間Sが形成される。よって、この加熱空間S内である調理容器2内に調理物Fを収容することで、焼き物調理のみならず、温め調理、蒸し調理または煮炊き調理等が適切に行える。
【選択図】 図5

Description

本発明は、加熱調理装置の加熱庫に収容可能とした調理容器、およびこの調理容器を収容させた加熱調理装置に関するものである。
従来より、加熱調理装置として、例えば、ガスコンロ等に具備するグリル装置があり、このグリル装置の加熱庫たるグリル庫の上部に赤外線輻射式の上火バーナ(加熱源)を設置し、下部にブンゼン式の下火バーナ(加熱源)を設置すると共に、このグリル庫内にグリッドを取り付けた皿状のグリルパンを収容させ、そのグリッド上に主として魚などの調理物を並べて加熱調理することに使用されている。
また、図12に示すように、ガスコンロ100において通常のグリル装置102の他に、炊飯鍋(炊飯用の蓋付き容器)105を収容させる炊飯装置101を設けたものがある(特許文献1、特許文献2)。この炊飯装置101では、加熱庫104の底部にバーナ103を設置し、加熱庫104内に炊飯鍋105を収容させて炊飯を行うようにしたものである。
実開昭60−185513号公報 実開昭60−185517号公報
しかしながら、一般には、ガスコンロのグリル装置は、焼き物調理、特に魚焼きに特化して使用されるにすぎない。しかも、グリル装置においては、グリルパンのグリッド上に調理物を置いてグリル庫内に晒すようにして加熱する形式であり、焼き物以外に、温め調理、蒸し調理または煮炊き調理等に適切に対応することができなかった。
また、図12に示した炊飯鍋105を収容させる側の炊飯装置101は、炊飯鍋105の底部側のみ加熱する特殊な構造であって炊飯調理にしか使用できず、焼き物調理や温め調理、蒸し調理または煮炊き調理等には対応できなかった。
本発明は、上記の事情に鑑みてなされたものであり、調理容器を用いた加熱調理装置で焼き物調理のみならず他にも種々の調理ができるようにすることを課題とする。
(1)請求項1に係る発明の調理容器は、
加熱庫と、この加熱庫内を加熱する加熱源とからなる加熱調理装置における上記加熱庫に収容可能とした調理容器であって、上部が開口し内部に調理物を収容する容器本体と、この容器本体の上部開口に被せて取り付ける蓋体とから構成され、
上記容器本体は、上記加熱庫の下部から臨ませたバーナまたはヒータ等の下部加熱源に対応させた吸熱部を設けたことを特徴とするものである。
上記吸熱部は、容器本体において下部加熱源に対応させて設けているので、本調理容器を加熱庫内に収容した状態では、この吸熱部が下部加熱源の炎や熱気に炙られ、この下部加熱源による熱を素早く且つ効率的に吸熱させることができる。これにより、調理容器が効率よく加熱されるから、この調理容器内は熱分布が均一な加熱空間となる。従って、この調理容器を加熱庫内に収容させることで、加熱庫内においては熱分布が均一な加熱空間を形成することができる。
(2)請求項2に係る発明の調理容器は、
上記調理容器(請求項1)において、
上記蓋体は、上記加熱庫の上部から臨ませた赤外線照射式のバーナまたはヒータ等の上部加熱源からの赤外線が本調理容器内に透過するように上面部を赤外線透過性に形成したものである。
これにより、調理容器内には上部加熱源による赤外線が蓋体を透過して照射されるので、調理容器内が素早く且つ効率的に加熱されるから、調理容器内の熱分布をより均一にすることができる。
(3)請求項3に係る発明の調理容器は、
上記調理容器(請求項1または2)において、
上記容器本体の側壁内面には、調理物を載せるグリッドの下方領域に放熱部を設けたものである。
これにより、上記放熱部は、上記吸熱部によって吸収した熱を調理容器内に対し素早く且つ効率的に放熱させることができるので、調理容器内への熱効率を向上することができる。
なお、上記放熱部は、上記吸熱部の対向する部分に設けられると吸熱部からこの放熱部への伝熱効率が向上される。
(4)請求項4に係る発明の調理容器は、
上記調理容器(請求項1ないし3のいずれか)において、
上記容器本体は、側壁内面に対向した凸部が形成されるように、上記吸熱部を設けた左右の側壁の下部に内方に凹んだ凹み部を設けたものである。
これにより、上記吸熱部は、上記凹み部に設けられて必要以上に外方に出張らないので、容積が大きい調理容器を加熱庫内に収容させ、加熱庫内に広い加熱空間を形成することができる。しかも、容器本体内の側壁には、上記凹み部による凸部が形成されるので、この凸部を利用して容器本体内に調理物を載置させるグリッドを支持することができる。
(5)請求項5に係る発明の調理容器は、
加熱庫と、この加熱庫内を加熱する加熱源とからなる加熱調理装置における上記加熱庫に収容可能とした調理容器であって、上部が開口し内部に調理物を収容する容器本体と、この容器本体の上部開口に被せて取り付ける蓋体とから構成され、
上記容器本体の下部に臨ませた下部加熱源の炎や熱気の向きを可変させる加熱制御手段を設けたことを特徴とするものである。
上記調理容器に注水しこれを加熱庫に収容させて加熱調理する場合、この調理容器内では、貯水した水から湯を沸かし水蒸気を発生させる下方部位と、発生した水蒸気の凝縮熱で調理物を加熱する容器内空間とが形成されるが、例えば、加熱制御手段としての加熱制御板を容器本体下部に回動自在に設け、この加熱制御板を回動させて側壁と略平行に保持することで、下部加熱源の炎や熱気は、容器本体の側壁外面に沿って下部から上方に伸ばされる(炎等付着)。これにより、上方に伸びた下部加熱源の炎や熱気によって側壁の上部が加熱されるので、この加熱された側壁からの伝熱によって上方の容器内空間が昇温されてその相対湿度を小さくすることができる。従って、上記加熱制御板を容器本体の側壁に略平行に保持させることで、上方の容器内空間の相対湿度を小さくし、水蒸気により調理物表面にべたつく水分を乾燥させて調理物をカラッと仕上げる蒸し調理を行うことができる。
また、加熱制御板を回動させて外方に突出するように保持することで、下部加熱源の炎や熱気は、容器本体の側壁下部を炙り、加熱制御板に当たって外方に向けられて側壁外面から引き離される(炎等剥離)。従って、下部加熱源の炎や熱気は側壁の上部を炙らないので、側壁上部が加熱されることがなく、上方の容器内空間が高温(例えば、電子レンジでの上限温度140℃以上の高温)になることもない。この場合、例えば、パッケージに包装された調理物やプラスチック容器に入れられた調理物を蒸気加熱するとき、パッケージやプラスチック容器の表面を高温(例えば、上記140℃以上の高温)に晒すことがないので、パッケージやプラスチック容器を熱変形等により破損させることなく、中身の調理物の温め調理を行うことができる。
従って、このものでは、加熱制御手段としての加熱制御板を所定角度に保持することにより、加熱調理対象となる調理物を蒸気でそのまま温める蒸し調理や、パッケージやプラスチック容器に入った調理物を蒸気で温める温め調理を行う場合など、その調理物形態に応じた最適の加熱調理を行うことができる。
(6)請求項6に係る発明の調理容器は、
上記調理容器(請求項1ないし5のいずれか)において、
上記容器本体の側壁内面には、調理内容に応じた注水量を指示する水位目盛りが刻設されているものである。
これにより、調理物や調理内容に応じて所定注水量を簡単に設定することができ、この1タイプの本調理容器で様々な調理に容易に対応することができる。
(7)請求項7に係る発明の加熱調理装置は、
下部加熱源を臨ませて前面に開口を設けると共に後方上部に排気口を設け、前記開口に開閉自在な扉を設けた加熱庫内に調理容器を収容可能とし、
上記調理容器の下部に臨ませた下部加熱源の炎や熱気の向きを可変させる加熱制御手段を設けたことを特徴とするものである。
これにより、上記(5)に記載のものと同様に、加熱制御手段により下部加熱源の炎や熱気の向きを可変させることにより、例えば、加熱調理対象となる調理物を蒸気でそのまま温める蒸し調理や、パッケージやプラスチック容器に入った調理物を蒸気で温める温め調理を行う場合など、その調理物形態に応じた最適の加熱調理を行うことができる。
(8)請求項8に係る発明の加熱調理装置は、
上部加熱源および下部加熱源を臨ませて前面に開口を設けると共に後方上部に排気口を設け、前記開口に開閉自在な扉を設けた加熱庫内に、上記請求項1ないし6のいずれかに記載の調理容器を収容させたものである。
これにより、加熱庫内に収容した調理容器内は、熱分布が均一で伝熱性がよい加熱空間となるので、加熱庫内には上記調理容器による加熱空間を形成することができる。従って、この加熱空間内、すなわち調理容器内に調理物を収容することで、加熱調理装置にて焼き物調理のみならず、温め調理、蒸し調理または煮炊き調理等を適切に行うことができる。
(9)請求項9に係る発明の加熱調理装置は、
上部加熱源および下部加熱源を臨ませて前面に開口を設けると共に後方上部に排気口を設け、前記開口に開閉自在な扉を設けた加熱庫内にて調理物に対し蒸気による凝縮加熱を行わせるために、上記請求項1ないし6のいずれかに記載の調理容器を収容させたものである。
これにより、加熱庫内に収容した調理容器内は、熱分布が均一で伝熱性がよい加熱空間となるので、加熱庫内には上記調理容器による加熱空間を確保することができる。そして、蒸し調理の場合は、調理容器内に調理物を載せたグリッドより下位に注水して形成される上方の容器内空間では、水蒸気の凝縮熱で調理物を加熱するが、上部加熱源からの加熱により相対湿度が小さくなるので、水蒸気により調理物表面にべたつく水分を乾燥させて調理物をカラッと仕上げることができる。
以上のように、本発明によれば、加熱調理装置の下部加熱源に対応させた吸熱部を設けた調理容器を加熱庫内に収容させることで、加熱庫内においては熱分布が均一で伝熱性がよい加熱空間を形成することができるので、この加熱空間内、すなわち調理容器内に調理物を収容することで、焼き物調理のみならず、温め調理、蒸し調理または煮炊き調理等を適切に行うことができる。
以下に、本発明の実施の形態について図面を参照しながら説明する。
(実施の形態1)
図1は、ガスコンロCの外観構成を示し、このガスコンロCは、上面に設けた3つのコンロ部Mと共に、中央に加熱調理器(加熱調理装置)としてのグリル装置Gを備えている。このグリル装置Gは、上部加熱源として赤外線照射式バーナからなる上火バーナB1と、下部加熱源としてブンゼン式バーナからなる下火バーナB2とを備えており(図5参照。)、これらのバーナを臨ませた箱状の加熱庫としてのグリル庫1内に調理物Fを入れた調理容器2を収容させて、一般グリル調理(網焼き)、蒸し調理、温め調理、煮炊き調理等の様々な調理を行えるようにしたものである。
<調理容器2について>
上記調理容器2は、図2に示すように、調理物Fを収容する略矩形状をした底の深い容器本体3と、この容器本体3の上部開口30に浅く被せて取り付ける略矩形状をした蓋体4とから構成される。
上記容器本体3は、図3に示すように、耐熱ガラス製、金属製、陶器製、セラミック製等の直火にかけることが可能な材質からなり、左右の側壁31の下部に内方に凹んだ凹み部32が設けられ、この対向した凹み部32にフィン状の吸熱部33が突設されている。このように、吸熱部33は、凹み部32に設けられているから、容器本体3の側壁31から外方に必要以上出張らない。そして、この吸熱部33は、図5に示すように、調理容器2がグリル庫1内に収容された状態で、下火バーナB2の高さや長さに対応するように設けられている。すなわち、下火バーナB2は、グリル庫1の左右両側板10の外側にそれぞれ配置されて各側板10の下部に開設した前後方向に長手の窓穴11からグリル庫1内に臨ませ、下火バーナB2の炎fがグリル庫1の内方に伸びるようにしている(図5参照。)。従って、下火バーナB2の炎fが調理容器2の側方から当てられるとき、この容器本体3に設けたフィン状の吸熱部33は、下火バーナB2の炎fに炙られ、下火バーナB2からの炎fや燃焼ガスによる熱を素早く且つ効率的に吸熱させることができる。
また、容器本体3内の側壁31には、図4、図5に示すように、上記凹み部32による凸部34が形成され、この左右の凸部34を利用してグリッドgを調理容器2内に支持可能としている。また、容器本体3内の側壁31面には、上記吸熱部33を設けた部分に対向してフィン状の放熱部35が突設されている。従って、この放熱部35は、上記吸熱部33によって吸収した熱を調理容器2内に対し素早く且つ効率的に放熱させることができる。また、上記の吸熱部33および放熱部35は、縞状の凹凸331,351が形成されており(図3、図4参照。)、その表面積を増大させている。従って、これらの吸熱部33、放熱部35が調理容器2内の加熱をより効率的に行うことができる。
なお、上記吸熱部33や上記放熱部35は、図示したフィン状のものに限らず、多数のディンプル(凹凸)で形成してもよく、また、金属等の吸熱・伝熱部品をカシメたりビス締め等して形成してもよい。
上記蓋体4は、透明または半透明の耐熱ガラス製からなり、上面部40が赤外線透過性を有し、図5に示すように、調理容器2がグリル庫1内に収容された状態で、上火バーナB1と対向するように配置されている。すなわち、上火バーナB1は、グリル庫1の天井面12の上方に配置され、この天井面12に開設した略矩形状の窓部13からグリル庫1内に臨ませている。従って、上火バーナB1による赤外線が調理容器2の上方から蓋体4を透過して調理容器2内に照射され、調理容器2内を素早く且つ効率的に加熱させることができる。また、この蓋体4は、調理容器2内の調理物Fに対して広範囲に赤外線照射できるように、上火バーナB1の加熱によってそれ自体が赤外線輻射する材質で形成してもよい。なお、蓋体4を透明のガラス製とする場合は、調理容器2内の調理物Fの様子が窺えて都合がよいが、赤外線を調理容器2内に照射または輻射できる材質のものであれば、特にガラス製に限定しない。
また、蓋体4は、図2、図3に示すように、その外周に鍔部41が周設されており、左右の鍔部41には中間に突起部42が一体形成されている。従って、この左右の突起部42を掴むことによって蓋体4を容器本体3から容易に取り外せるようにしている。また、上記鍔部41の下部には、図3に示すように、容器本体3の上部開口30内に嵌め込まれる凸片43が周設されており、容器本体3に被せた蓋体4がズレないように所定の位置や姿勢を維持できるようにし、この蓋体4によって容器本体3の上部開口30を確実に塞ぐようにしている。また、この蓋体4の上面部40には、調理容器2内が高圧にならず大気圧に保持されるように加圧逃し孔44が3箇所設けられている(図2参照。)。
以上のように、容器本体3と蓋体4とは上火バーナB1および下火バーナB2により調理容器2内を素早く且つ効率的に加熱できるようにし、調理容器2内を熱分布が均一な加熱空間Sとするように構成されているので、この調理容器2をグリル庫1内に収容させることでグリル庫1内においては熱分布が均一で伝熱性に優れた加熱空間Sを形成することができ(図5参照。)、この調理容器2内の加熱空間Sを利用することで、上述した様々な調理を可能としている。
一方、容器本体3の側壁31内面には、図5に示すように、水位目盛り5が刻設されており、この水位目盛り5を見て調理内容に応じて容器本体3内に注水する場合の水量を正しく設定できるようにしている。そして、この水位目盛り5には、調理内容に応じた水位、すなわち調理容器2内への注水量を指示できるようにしている。例えば、グリッドgよりも下の所定水位の水位目盛り5の横には、「低温温め調理・解凍」、「蒸し調理」の表示50,51が付され、また、グリッドgよりも上の所定水位の水位目盛り5の横には、「湯浸漬温め調理」の表示52が付される。なお、注水しないで行う一般グリル調理や高温温め調理については、上記水位目盛り5付近等に、「注水なし」と共に「一般グリル調理」、「高温温め調理」の表示が付されていてもよい。
このようにして、上記調理容器2においては、調理物Fや調理内容に応じて所定注水量を適切に設定させることができ、このことによって、この1タイプの調理容器2で様々な調理に対応し易くしている。
<調理態様について>
以上の構成の調理容器2を用いることにより、ガスコンロCのグリル装置Gにおいて、これまでの(1)「一般グリル調理」に加えて、(2)「高温温め調理」、(3)「低温温め調理・解凍」、(4)「蒸し調理」、(5)「湯浸漬温め調理」、(6)「煮物・煮込み調理」の6種の調理が適切に行える。
すなわち、(1)「一般グリル調理」、(2)「高温温め調理」を行う場合は、調理容器2の中にセットしたグリッドgに調理物Fを載せ、調理容器2内には水を注水することなく空のまま加熱する。すると、上火バーナB1の赤外線が蓋体4を透過して調理物Fに照射されると同時に、下火バーナB2の炎fにフィン状の吸熱部33が炙られて内部の放熱部35によって調理容器2内を素早く且つ効率的で均一的に加熱させる。これにより、調理容器2内は、熱分布が均一で伝熱性の優れた加熱空間Sとなって高温状態(調理容器内平均温度は約100℃を超えて約300℃以上も可能)に安定的に維持される。従って、この高温状態の加熱空間S内に調理物Fをグリッドgに載せて晒すことにより、調理物Fが高温加熱されるから、一般グリル調理や高温温め調理を適切に行うことができる。
次に、(3)「低温温め調理・解凍」、(4)「蒸し調理」、(5)「湯浸漬温め調理」を行う場合は、容器本体3内に注水し、調理容器2の中にセットしたグリッドgに調理物Fを載せて加熱する。すると、下火バーナB2の高熱ガスが調理容器2を炙り湯を沸かして蒸気を発生させると共に、上火バーナB1の赤外線がこの蒸気を更に加熱させる。これにより、調理容器2内は、熱分布が均一で伝熱性の優れた加熱空間Sとなって高温の蒸気が充満した状態(調理容器内平均温度は約100℃以下)に維持される。
このとき、調理容器2内への注水量は、水位目盛り5を参照して、低温温め調理・解凍、蒸し調理の場合は、グリッドgよりも下に水を入れ、湯浸漬温め調理の場合は、グリッドgが浸かる上まで水を入れる。従って、グリッドgよりも水位を低くした低温温め調理・解凍、蒸し調理の場合は、高温の蒸気が調理物Fに接触して凝縮加熱することとなる。一方、グリッドgよりも水位を高くした湯浸漬温め調理の場合は、調理物Fを湯に浸漬または浮かべ(例えば、カレー等のレトルト食品)、沸騰した湯により温められる。このようにして、調理容器2内の調理物Fに対して、低温温め調理・解凍、蒸し調理、または湯浸漬温め調理を適切に行うことができる。
また、(6)「煮物・煮込み調理」を行う場合は、調理容器2内にグリッドgをセットすることなく、鍋で調理する要領で煮汁等を容器本体3に入れて加熱する。すると、調理容器2内の調理物Fが下火バーナB2による加熱と共に上火バーナB1からの赤外線照射によって素早く且つ効率的に加熱される。これにより、グリル装置Gでも、煮物・煮込み調理を適切に行うことができる。
なお、上記いずれの調理を行う場合でも、図示しないサーミスタ等の温度検知手段により調理容器2内温度を監視するようにし、異常過熱が起こった場合は直ちに各バーナB1,B2を消火するようにしてもよい。
以上のように、上記実施の形態1のものによれば、調理容器2としてはグリル装置Gの下火バーナB2に対応させた吸熱部33等を容器本体3の側壁31に設けると共に蓋体4の上面部40を赤外線透過性に形成して上火バーナB1からの赤外線を内部に照射できるようにし、この調理容器2をグリル庫1内に収容させることで、グリル庫1内において熱分布が均一で伝熱性がよい加熱空間Sを形成することができるので、この加熱空間S内、すなわち調理容器2内に調理物Fを収容することで、焼き物調理のみならず、温め調理、蒸し調理または煮炊き調理等を適切に行うことができる。
<調理容器2の出し入れについて>
一方、上記調理容器2は、図1に示すように、グリル庫1の前面開口14からグリル庫1に収容されるが、前面開口14に配置されるグリル扉6の開閉動作と共に調理容器2がグリル庫1から出し入れされるようにしている。そのための構成を以下に説明する。
調理容器2としては、図3に示すように、上記容器本体3は、上部開口30の外周に縁部36が周設されて前後の縁部36には長孔371を設けた取っ手37が一体形成され、また、底部の後端付近に突条のストッパ38が突設されている。また、容器本体3の底部には、四隅に上記ストッパ38よりも突出した山状の脚部39が突設されており、これらの脚部39によって上記ストッパ38により調理容器2が傾いて載置されないようにしている。
また、グリル装置Gにおいては、図6に示すように、グリル扉6の開閉動作に調理容器2を連動させるための連結部材7が設けられている。連結部材7は、金属棒等の線材からなり、容器本体3の外周を囲うように略コ字状に折り曲げ形成されたものであり、容器本体3後部に配置される後材70と、容器本体3の左右の側部に配置される側材71とで構成される。
そして、図7に示すように、後材70には、中間を上方に折り曲げた略コ字状の係合部72とし、この係合部72を容器本体3後部の取っ手37の長孔371内に挿通保持させ、また、左右の側材71には、前部73を逆U字状に折り曲げてその前端部分731をグリル扉6の背面に着脱自在に取り付けている。また、側材71は、後部74に円弧状の湾曲部741が設けられ、この湾曲部741から前方に向かって下方に2段に傾斜された傾斜部742が設けられている。そして、この側材71は、調理容器2をグリル庫1に収納した状態で、逆U字状の前部73における最上点732が容器本体3の縁部36下面に当接され、傾斜部742における最下点743が底板15の左右両端の凹んだレール溝部16上に当接される(図7(a)参照。)。
なお、グリル扉6は、上部にガラス窓60が設けられると共に、前面下部に取っ手61が設けられ、また、左右両側面にグリル庫1の左右両側板10の前部下部に設けられた係合凸部17と係合する係合凹部62が設けられている(図1、図6、図7参照。)。
そして、このグリル装置Gにおいて、グリル庫1内から調理容器2を引き出すには、グリル扉6の取っ手61を持って手前に引くと、グリル扉6とともに調理容器2が連結部材7の後材70に押されて前面に引き出される(図7(a)→(b))。図7(b)に示すこの引出し状態では、調理容器2底部のストッパ38が底板15前部に突設したストッパ18に係合し、且つ連結部材7の湾曲部741が左右の側板10前部に突設したピン19に係合すると共に側板10の前部に設けた突部Aが容器本体30の縁部36に当接して調理容器2の後部が持ち上がらないことにより、調理容器2の引出し量が規制されるとともに、調理容器2やグリル扉6が自重により落下するのを防止している。
また、この引出し状態では、グリル扉6が連結部材7の側材71における傾斜部742の傾斜角度に応じて下方に降下され、この降下したグリル扉6の上端は、容器本体3の取っ手37を設けた縁部36よりも下方位置となるように設定される。これにより、加熱されたグリル扉6の上端に触れることなく、調理容器2の蓋体4の取り外し、容器本体3の取っ手37を掴むことができる。
なお、調理容器2をグリル庫1から完全に取り出したいときは、図7(b)に示した上記引出し状態で、調理容器2の前部をやや上方に傾けて持ち上げると、容器本体3底部のストッパ38とグリル庫1底板15のストッパ18との係合が解除され、容器本体3後部の取っ手37から連結部材7の係合部72が抜け、調理容器2をグリル庫1から完全に取り出せる。
次いで、上記引出し状態の調理容器2をグリル庫1内に収容させるには、グリル扉6の取っ手61を掴んで前面開口14が閉じられるまでグリル庫1内に押し込むことにより連結部材7の係合部72が取っ手37を通して調理容器2を引張るようにしてグリル庫1内に収容させる(図7(b)→(a))。図7(a)に示すこの収容状態では、グリル扉6は、その左右の係合凹部62がグリル庫1の係合凸部17と係合し、前面開口14に安定して保持される。また、この収容状態では、連結部材7の前部73の最上点732が調理容器2の縁部36に当接すると共に傾斜部742の最下点743が底板15のレール溝部16上に当接するので、調理容器2をグリル庫1内に安定して保持させる。
なお、グリル装置Gにおける調理容器2の出し入れ機構は、上記連結部材7による引き出し式のものに限らず、例えば、図8に示すように、グリル庫1の前面開口14に前倒し式のグリル扉6aを軸支させてグリル扉6aを水平姿勢に開くようにし、このグリル扉6aの下部に接続したアーム等の連結体7aによってグリル庫1内の後部に設置され前端部を容器本体3の後部の取っ手37に係合させたパンタグラフ機構等のストローク拡張機構8をグリル扉6aの開閉動作に連動させるようにし、グリル扉6aの開閉動作に連動して調理容器2をグリル庫1内外に出し入れさせるようにしたものでもよい。
また、図示しないが、グリル庫1の底板15または側板10にスライド自在に設置した載置台をグリル扉6の背面に取り付けてこの載置台上に調理容器2を載置させるようにし、グリル扉6を引き出し式に移動させることにより調理容器2をグリル庫1内外に出し入れさせるようにしたものでもよい。
(実施の形態2)
実施の形態2のものは、図9に示すように、グリル装置Gに収容される調理容器2aとして、その容器本体3aの左右の側壁31a外面に、下火バーナB2の炎fの向きを可変させる加熱制御手段としての加熱制御板21を設けたものである。また、容器本体3aの側壁31a内面には、上記グリッドgを支持するための突起34aが対向して設けられている。
上記加熱制御板21は、容器本体3aの側壁31a外面に設けた軸22に対して回動自在に取り付けられ、また、その設置高さは、図9に示した調理容器2aでは、容器本体3a内のグリッドgの配置高さ程度とされる。軸22に対する加熱制御板21の取り付け具合は、加熱制御板21を所定角度に保持させる程度の強さに嵌合させている。これにより、加熱制御板21は、手動式に軸を中心に上下に回動させて所定角度に保持させることができる。
そして、図9(a)に示すように、加熱制御板21を側壁31aと略平行に上向きに保持させておくことで、下火バーナB2の炎fは、容器本体3aの側壁31a外面に沿って下部から上方に伸ばされる(炎付着)。すると、上方に伸びた炎fによって側壁31aの上部が加熱されるので、この加熱された側壁31aの熱によってグリッドgより上の容器内空間S2が側壁31aの伝熱で昇温されてその相対湿度を小さくすることができる。従って、調理容器2a内では、貯水した水から湯を沸かし水蒸気を発生させる下方部位S1と、この発生させた水蒸気の凝縮熱でグリッドgより上の調理物Fを加熱する容器内空間S2とがあるが、上方の容器内空間S2の相対湿度が小さいので、水蒸気により調理物F表面にべたつく水分を乾燥させて調理物Fをカラッと仕上げることができる。
また、図9(b)に示すように、加熱制御板21を回動させて外方に突出するように保持させておくことで、下火バーナB2の炎fは、容器本体3aの側壁31a下部を炙り、加熱制御板21に当たって外方に伸ばされ、上部の側壁31a外面から引き離される(炎剥離)。従って、炎fは側壁31aの上部に当たらないので、側壁31a上部が加熱されることがなく、グリッドgより上の容器内空間S2の相対湿度を小さくすることもない。この場合、例えば、パッケージに包装された調理物Fや別のプラスチック容器に入れた調理物Fを蒸気加熱するとき、パッケージやプラスチック容器の表面を高温(例えば、電子レンジでの上限温度140℃以上の高温)に晒すことがないので、パッケージやプラスチック容器を熱変形等による破損させることなく、中身の調理物Fを加熱調理することができる。
このように、調理容器2aにおいて所定角度に回動自在とする加熱制御板21を設けることで、加熱対象となる調理物Fをそのまま蒸す場合や、パッケージやプラスチック容器に入れて調理物Fを加熱調理する場合など、調理物F形態に応じて加熱調理を行うことができる。
なお、この調理容器2aは、上記実施の形態1で説明した調理容器2における凹み部32、吸熱部33、放熱部35に相当するものを設けていないが、これら各部32,33,35を設けるようにしてもよい。その他の構成については、上記実施の形態1と同様である。
また、上記加熱制御板21の設置高さは、この加熱制御板21を回動させることにより下火バーナB2の炎fの向きを容器本体3aの側壁31a外面に沿って下部から上方に伸びるようにするか(炎付着)、容器本体3aの側壁31a下部を炙り上方では外方に向けられて側壁31a外面から引き離すようにするか(炎剥離)に可変させることができる高さであればよく、図9に示したような、容器本体3a内のグリッドgの配置高さ程度に設置されなくてもよい。
また、加熱制御手段としては、上記加熱制御板21に代えて、図10(a)(b)の左側に示すように下火バーナB2の向きを可変させたり、また、図10(a)(b)の右側に示すように下火バーナB2’の燃焼位置を内側と外側とに分けてその燃焼位置を内外の全体あるいは内側のみとする等に制御することにより、上記の炎付着と炎剥離の状態に制御するようにしてもよい。この場合は、同図10に示すような上記吸熱部33や上記放熱部35を設けない調理容器2bや、図11(a)(b)に示すような調理容器2c,2d等を用いてグリル装置を構成してもよい。また、上記下火バーナB2(B2’)を例えばヒータにすれば側面のヒータと下面のヒータとの発熱位置を制御して上記の炎付着と炎剥離の状態のように調理容器に対し全域加熱と下部の部分加熱とに制御するようにしてもよい。
(その他)
なお、上記各実施の形態におけるグリル装置Gにおいては、それぞれ収容する調理容器2,2a,2bと交換して、例えば、図11(a)に示すような吸熱部や放熱部のない調理容器2cや、図11(b)に示すような蓋体4に上面開口410を設ける共に容器本体3の側壁に側面開口310を設ける調理容器2d等その他の種々の調理容器をも収容可能としてもよい。
また、上記各実施の形態では、ガスコンロCを例に挙げたが、電磁誘導式や電熱式のコンロにおけるグリル装置に適用してもよいし、また、ガスコンロとは独立のオーブン等の加熱調理装置に適用してもよい。
また、下部加熱源や上部加熱源は、上記の下火バーナB2や上火バーナB1に限らず、ヒータ等の電熱加熱式のものでもよい。
ガスコンロの外観構成を示した斜視図である。 実施の形態1における調理容器を示した斜視図である。 実施の形態1における調理容器を容器本体と蓋体とに分離した状態を示した分解斜視図である。 容器本体の内部構造を示した平面図である。 調理容器を収容した状態のグリル装置の概略構成を示した模式図である。 グリル装置における調理容器の引き出し機構の要部を示した模式図である。 グリル装置において調理容器の収容状態と引き出し状態との態様を示した模式図である。 グリル装置における調理容器の引き出し機構として他の例のものを示した模式図である。 実施の形態2における調理容器の構成を示した模式図である。 実施の形態2における加熱制御手段の他の例を採用するグリル装置を示した模式図である。 実施の形態1,2におけるグリル装置においても収容可能とした他の調理容器の例を示した斜視図である。 従来のガスコンロにおいて通常のグリル装置の他に、炊飯鍋を収容させる炊飯装置を設けた例の構成を示した断面図である。
符号の説明
1 グリル庫(加熱庫)
2 調理容器
3 容器本体
4 蓋体
5 水位目盛り
6 グリル扉
10 側板
12 天井面
14 前面開口
21 加熱制御板
30 上部開口
31 側壁
32 凹み部
33 吸熱部
34 凸部
35 放熱部
40 上面部
f 炎
g グリッド
B1 上火バーナ(上部加熱源)
B2 下火バーナ(下部加熱源)
C ガスコンロ
F 調理物
G グリル装置(加熱調理装置)
S 加熱空間

Claims (9)

  1. 加熱庫と、この加熱庫内を加熱する加熱源とからなる加熱調理装置における上記加熱庫に収容可能とした調理容器であって、上部が開口し内部に調理物を収容する容器本体と、この容器本体の上部開口に被せて取り付ける蓋体とから構成され、
    上記容器本体は、上記加熱庫の下部から臨ませたバーナまたはヒータ等の下部加熱源に対応させた吸熱部を設けたことを特徴とする調理容器。
  2. 請求項1に記載の調理容器において、
    上記蓋体は、上記加熱庫の上部から臨ませた赤外線照射式のバーナまたはヒータ等の上部加熱源からの赤外線が本調理容器内に透過するように上面部を赤外線透過性に形成した調理容器。
  3. 請求項1または2に記載の調理容器において、
    上記容器本体の側壁内面には、調理物を載せるグリッドの下方領域に放熱部を設けた調理容器。
  4. 請求項1ないし3のいずれかに記載の調理容器において、
    上記容器本体は、側壁内面に対向した凸部が形成されるように、上記吸熱部を設けた左右の側壁の下部に内方に凹んだ凹み部を設けた調理容器。
  5. 加熱庫と、この加熱庫内を加熱する加熱源とからなる加熱調理装置における上記加熱庫に収容可能とした調理容器であって、上部が開口し内部に調理物を収容する容器本体と、この容器本体の上部開口に被せて取り付ける蓋体とから構成され、
    上記容器本体の下部に臨ませた下部加熱源の炎や熱気の向きを可変させる加熱制御手段を設けたことを特徴とする調理容器。
  6. 請求項1ないし5のいずれかに記載の調理容器において、
    上記容器本体の側壁内面には、調理内容に応じた注水量を指示する水位目盛りが刻設されている調理容器。
  7. 下部加熱源を臨ませて前面に開口を設けると共に後方上部に排気口を設け、前記開口に開閉自在な扉を設けた加熱庫内に調理容器を収容可能とし、
    上記調理容器の下部に臨ませた下部加熱源の炎や熱気の向きを可変させる加熱制御手段を設けたことを特徴とする加熱調理装置。
  8. 上部加熱源および下部加熱源を臨ませて前面に開口を設けると共に後方上部に排気口を設け、前記開口に開閉自在な扉を設けた加熱庫内に、上記請求項1ないし6のいずれかに記載の調理容器を収容させた加熱調理装置。
  9. 上部加熱源および下部加熱源を臨ませて前面に開口を設けると共に後方上部に排気口を設け、前記開口に開閉自在な扉を設けた加熱庫内にて調理物に対し蒸気による凝縮加熱を行わせるために、上記請求項1ないし6のいずれかに記載の調理容器を収容させた加熱調理装置。
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