JP2005237051A - 回転電機の電機子、及びコアインシュレータ - Google Patents

回転電機の電機子、及びコアインシュレータ Download PDF

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Abstract

【課題】コアインシュレータに形成される突出部に生じたばりや段差により巻線が傷付けられることを防止することができる回転電機の電機子、及び該電機子に備えられるコアインシュレータを提供する。
【解決手段】コアインシュレータ10は、コア8の端部を覆うカバー部32と、該カバー部32の周方向両端部からコア8の軸方向に沿って延設されてティース25の側面を覆うボビン部33を備えている。ボビン部33にはスロット側に向かう突出部35,36が形成されている。突出部35,36は、巻線9の巻回方向X上流側にボビン部33と平行に形成される側面35b,36bを備え、巻線9の巻回方向X下流側に段部35d,36dを備えている。また、コアインシュレータ10を形成するための成形型において、上型と下型との型割面は段部35d,36dに配置される。
【選択図】 図3

Description

本発明は回転電機の電機子に係り、詳しくは回転電機の電機子を構成するコアと巻線との間に配設されて絶縁を行うコアインシュレータに関するものである。
従来、直流モータの電機子には、該電機子を構成するコアと巻線とを電気的に絶縁するために、コアと巻線との間に絶縁性を有する合成樹脂製のコアインシュレータを介在させたものがある。このような構成の電機子は、例えば特許文献1にて開示されている。特許文献1にて開示されている電機子は、回転軸と、該回転軸に固定されるコアと、該コアに巻回される巻線と、コアと巻線との間に介在されるコアインシュレータとを備えている。コアは、複数のティースが該コアの中央から放射状に延設されており、隣接するティース間の空間が巻線を巻回するためのスロットとなっている。巻線には、エナメル等により絶縁皮膜が施されている。コアインシュレータは、コアを軸方向の両側から被覆するように2つの部品で形成されている。コアインシュレータは、コアの端部を覆うカバー部と、該カバー部と一体に形成されスロットの内周面を覆うボビン部とを備えている。ボビン部の反カバー側の端部にはスロット側に向かう突出部が形成されている。この突出部は、巻線が巻回される際に、巻線の締め付け力によって反スロット側、即ちティース側に押圧される。それにより、コアインシュレータのボビン部がティースから離間することを防止し、巻線を巻回する際に、巻線がティースとコアインシュレータとの間に入り込む可能性を低くして、巻線の表面がティースに傷付けられる恐れを低減している。このコアインシュレータは、ボビン部の反カバー部側の端部によってコアの挿入孔が形成されている。
上記のように構成されたコアインシュレータは、成形型を用いて形成されるのが一般的である。そして、電機子組付けの際には、コアの軸方向の両側からコアインシュレータが装着された後、巻線が巻回される。
特開2003−143792号公報
しかしながら、特許文献1にて開示されているコアインシュレータは、成形型を用いて形成されるため、上型と下型との型割面にばりや段差が生じる。アンダーカット部を無くして成形型によるコアインシュレータの製造を容易にするために、型割面は、突出部のカバー部側の端部に配置される。そのため、ばりや段差は突出部のカバー部側の端部に生じる。更に、巻線が巻回される際に、巻線は、ボビン部をティース側へ押圧するために突出部を締め付けるため、突出部に生じたばりや段差に当接することになる。そして、突出部において、巻線がいきなりばりや段差に当接する部分では、ばりや段差によって巻線の表面に施された絶縁皮膜が傷付けられて絶縁不良を起こす恐れがある。
また、ばりや段差を削って突出部への巻線の引っ掛かりを防ぐことも考えられるが、製造工程が増えて製造コストの増加に繋がってしまう。
本発明は、こうした実情に鑑みてなされたものであって、その目的は、コアインシュレータに形成される突出部に生じたばりや段差により巻線が傷付けられることを防止することができる回転電機の電機子、及び該電機子に備えられるコアインシュレータを提供することにある。
上記課題を解決するため、請求項1に記載の発明は、隣接するティース間で構成されるスロットを有し、回転軸と一体回転するコアと、上型と下型とからなる成形型により形成され前記コアを軸方向の両側から被覆する一対のコアインシュレータと、該一対のコアインシュレータを介して巻回される巻線とを備え、前記コアインシュレータは前記スロットの内周面を覆うボビン部を備え、該ボビン部には前記スロット側に向かう突出部が形成された回転電機の電機子において、前記突出部には、前記巻線の巻回方向上流側に該突出部において巻線が当接するガイド部が備えられ、前記巻線の巻回方向下流側に前記上型と前記下型との型割面が配置された前記成形型により形成される。
請求項2に記載の発明は、請求項1に記載の回転電機の電機子において、前記突出部は、前記巻線の巻回方向下流側に該突出部の終端部となる段部を備え、前記型割面は、前記段部に位置する。
請求項3に記載の発明は、請求項1又は請求項2に記載の回転電機の電機子において、前記ガイド部は、前記突出部の側面である。
請求項4に記載の発明は、上型と下型とからなる成形型により形成され、隣接するティース間で構成されるスロットを有し回転軸と一体回転するコアを軸方向の両側から被覆し、前記コアと該コアに巻回される巻線とを電気的に絶縁するために前記コアと前記巻線との間に介在され、前記スロットの内周面を覆うボビン部を備え、該ボビン部には前記スロット側に向かう突出部が形成されたコアインシュレータにおいて、前記突出部には、前記巻線の巻線方向上流側に該突出部において巻線が最初に当接するガイド部が備えられ、前記巻線の巻回方向下流側に前記上型と前記下型との型割面が配置された前記成形型により形成される。
請求項5に記載の発明は、請求項4に記載のコアインシュレータにおいて、前記突出部は、前記巻線の巻回方向上流側に該突出部の終端部となる段部を備え、前記上型と前記下型との型割面は、前記段部に位置される。
請求項6に記載の発明は、請求項4又は請求項5に記載のコアインシュレータであって、前記ガイド部は、前記突出部の側面である。
(作用)
請求項1,4に記載の発明によれば、突出部において、巻線の巻回方向下流側に上型と下型との型割面が配置された成形型により形成されるため、成形時に生じるばりや段差は、突出部において巻線の巻回方向下流側に生じる。巻線を巻回する際に、突出部において、巻線は、巻回方向上流側に備えられたガイド部に最初に当接することにより、巻線がばりや段差にいきなり当接することが防止される。従って、巻回方向下流側に生じたばりや段差に引っ掛り難くなり、巻線の表面が傷付けられることが低減される。
請求項2,5に記載の発明によれば、上型と下型との型割面は突出部の終端部となる段部に備えられることから、成形型の形状が簡単となる。
請求項3,6に記載の発明によれば、ガイド部は、突出部の側面であることから、簡単な形状で形成し易い。また、突出部の側面がガイド部を兼ねさせることにより、別途ガイド部となる構成を加える必要がない。
本発明によれば、コアインシュレータに形成される突出部に生じたばりや段差により巻線が傷付けられることが防止される回転電機の電機子、及び該電機子に備えられるコアインシュレータを提供することができる。
以下、本発明を具体化した一実施形態を図面に従って説明する。
図1は回転電機としての直流モータ1を示す。直流モータ1のモータハウジング2は、有底円筒状のヨーク3と、該ヨーク3の下部開口部を閉塞するエンドフレーム4とからなる。ヨーク3の内周面には2つのマグネット5が固着され、該マグネット5の内側には、電機子6が回転可能に収容されている。
電機子6は、回転軸7と、該回転軸7に固定されるコア8と、該コア8に巻回される巻線9と、前記コア8と巻線9とを電気的に絶縁するためにコア8と巻線9との間に介在されるコアインシュレータ10(図2参照)と、コア8の軸方向下部に配設され回転軸7に固定される整流子11とからなる。このような電機子6は、前記ヨーク3の上部中央に設けられた軸受12と、前記エンドフレーム4の中央に設けられた軸受13とによって回転可能に支持されている。
前記巻線9にはエナメル等の絶縁被膜が施されている。前記整流子11には、前記エンドフレーム4に固定されたブラシホルダ14にて保持されるブラシ15が摺接し、該整流子11は、そのブラシ15を介して外部から供給される駆動電源を巻線9に供給する。
図2は、コア8を径方向に沿って切った断面図であり、図2においてコアインシュレータ10は簡略化して示している。前記コア8は、複数枚のコアシート20を積層させて形成される積層型のコアである。各コアシート20は、中央部に図示しない孔が形成されており、孔の周囲から放射状に、且つ周方向に等角度間隔に延設された複数のティース片22を備えている。尚、複数のティース片22はコア8においてティース25を構成する。また、コア8において、隣接するティース25間で形成される空間はスロット27を構成する。
図3は、ティース25をコア8の軸方向に沿って切った端面図である。コアインシュレータ10は絶縁性を有する合成樹脂よりなる。このコアインシュレータ10は、コア8を軸方向の両側から被覆するように上部インシュレータ30aと下部インシュレータ30bとが一対になって構成されている。上部インシュレータ30aは、コア8の上端面を覆うカバー部32を備えている。カバー部32は、コア8の上端面と同形状をなしている。即ち、上端面においてティース25を覆うように放射状に延設されている。そして、上部インシュレータ30aは、カバー部32の周方向両端部からコア8の軸方向に沿って延設されてティース25の側面を覆うボビン部33を備えている。言い換えると、ボビン部33はスロット27の内周面を覆うように形成されている。ボビン部33の軸方向の長さは、コア8の軸方向の長さの半分よりも若干短く形成されている。
ボビン部33はティース25の両側面にそれぞれ位置するように形成されており、ティース25の一方の側面に位置するボビン部33には突出部35が形成され、他方の側面に位置するボビン部33には突出部36が形成されている。これら突出部35,36は、巻線9を巻回する際に突出部35,36が巻線9の締め付け力によってティース25側に押圧されることを利用して、ボビン部33がティース25から離間することを防止するために設けられている。このようにすると、巻線9が上部インシュレータ30aとティース25との間に入り込み、ティース25によって巻線9が傷付けられる恐れが低減される。
突出部35は、ボビン部33の反カバー部32側の端部で、前記スロット27側へ突出している。突出部35の反カバー部32側の端部には、カバー部32側へ向かうに連れて突出部35の周方向の厚さが厚くなるように形成された斜面35aが備えられている。また、突出部35は、ボビン部33と軸方向に平行に形成されるガイド部としての側面35bを備えている。そして、突出部35のカバー部32側の端部は、該側面35bと突出部35のカバー部32側の終端面35cとが略直角をなす段部35dとなっている。この段部35dは突出部35の終端部となっている。このような突出部35は、巻線9が巻回される際に、巻線9の巻回方向上流側に側面35bが位置し、巻線9の巻回方向下流側に段部35dが位置する。
前記突出部36は、スロット27側へ突出しつつ、コア8の軸方向に沿って、ボビン部33のカバー部32側の端部から反カバー部32側の端部の手前まで延びている。突出部36のカバー部32側の端部には、コア8の径方向視円弧状をなす円弧部36aが備えられている。また、突出部36は、ボビン部33と軸方向に平行に形成されるガイド部としての側面36bを備えている。そして、突出部36の反カバー部32側の端部は、突出部36の側面36bと突出部36の反カバー部32側の終端面36cとが略直角をなす段部36dとなっている。この段部36dは突出部36の終端部となっている。このような突出部36は、巻線9が巻回される際に、巻線9の巻回方向上流側に側面36bが位置し、巻線9の巻回方向下流側に段部36dが位置する。
図4に示すように、上部インシュレータ30aは成形型40を用いて製造される。成形型40は上型41と下型42とからなる。上型41及び下型42において、上型41と下型42とを分割する型割面Sは、突出部35の段部35d(終端面35c)及び突出部36の段部36d(終端面36c)に配置されている。このような成形型40に絶縁性を有する合成樹脂を流し込み、固まったところで成形型40から外すと上部インシュレータ30aが完成する。
図3に示すように、前記下部インシュレータ30bは整流子側(コア8の下端面側)からコア8に装着される。下部インシュレータ30bは上部インシュレータ30aと同一の構成を成している。よって、図3及び図4ついて同一の構成部位に同一の符号を付してその説明を省略する。
成形型40を用いて形成された上部インシュレータ30a及び下部インシュレータ30bは、軸方向の両側からコア8に装着される。この時、図3に示すように、上部インシュレータ30aの突出部35と、下部インシュレータ30bの突出部36とがコア8の軸方向に沿って対峙し、上部インシュレータ30aの突出部36と下部インシュレータ30bの突出部35とがコア8の軸方向に沿って対峙する。次いで、コアインシュレータ10装着後のコア8に巻線9が巻回される。巻線9は、図3中に矢印Xで示す方向に巻回される。各突出部35,36においては、巻線9の巻回方向下流側に斜面35a及び円弧部36aが備えられているため、巻線9は、円弧部36a側から突出部35,36に当接する。その後、巻線9は、突出部35,36の側面35b,36bによって案内されながら、巻線9の巻回方向下流側に備えられた段部35d,36dに当接する。この時、巻線9と突出部35,36との当接力は、円弧部36aに当接し、側面35b,36bによって案内されることにより緩和される。
上記したように、本実施形態によれば、以下の効果を有する。
(1)突出部35,36において、巻線9の巻回方向下流側の段部35d,36dに上型41と下型42との型割面Sが配置されるため、成形時に生じるばりや段差は、突出部35,36において巻線9の巻回方向下流側の段部35d,36dに生じる。巻線9を巻回する際に、突出部35,36において、巻線9は、巻回方向上流側に備えられたガイド部に最初に当接することにより、巻線がばりや段差にいきなり当接することが防止される。また、巻線9は側面35b、36bに当接することにより、終端面35c,36cと略直角を成すように案内されるため、段部35d,段部36dと巻線9との当接力が緩和される。即ち、巻線9は側面35b、36bに当接することにより、段部35d,36dに生じたばりや段差と巻線9との当接力を緩和させている。従って、型割面Sが配置されていた段部35d,36dに生じたばりや段差によって巻線9が傷付けられることが防止され、巻線9の絶縁皮膜が損傷されて起こる前縁不良を低減させることができる。
(2)上型41と下型42との型割面Sは、突出部35,36の段部35d,36dに備えられることから、成形型40の形状が簡単となる。
(3)突出部35,36の側面35b,36bによって、巻線9が段部35d,36dに生じたばりや段差にいきなり当接しないように案内させている。従って、従来コアインシュレータ10に備えられている突出部35,36の側面35b,36bを利用しているため、巻線9がばりや段差に引っ掛かることを防止するための構成を別途形成する必要がない。
(4)上部インシュレータ30a及び下部インシュレータ30bは、コア8のティース25と同様に放射状に形成されるため、成形型40の精度管理を容易に行うことができる。
尚、本発明の実施形態は、以下のように変更してもよい。
○上記実施形態では、突出部35,36を備えたコアインシュレータ10であるが、図5に示すような構成のコアインシュレータ50としてもよい(上記実施形態と同様の構成については同一の符号を付してその説明を省略する)。詳しくは、ボビン部33には、上記実施形態の突出部36の代わりに、突出部35と同形状の突出部51が形成されている。突出部51は、巻線9の巻回方向上流側に側面35bと同様の側面51bを備え、巻線9の巻回方向下流側に段部35dと同様の段部51dを備えている。このようなコアインシュレータ50は、図6に示すように、コアインシュレータ50を形成する成形型60において、上型61と下型62との型割面Tは段部35dと段部51dとに配置される。
○上記実施形態では、突出部35と突出部36とが形成されているが、突出部35の代わりに突出部36と同様の突出部を設けてもよい。その際、ボビン部33において、巻線9の巻回方向上流側に側面36bが位置し、巻線9の巻回方向下流側に段部36dが位置するように突出部を形成する。
○上記実施形態では、型割面Sは、段部35d,36dに位置されるが、側面35b,36b上に位置されるものであってもよい。この場合、側面35b,36bの、型割面Sよりも巻線9の巻回方向下流側に位置する部分がガイド部となる。
上記実施形態から把握できる技術的思想を以下に記載する。
(イ)隣接するティース間で構成されるスロットを有し、回転軸と一体回転するコアと、上型と下型とからなる成形型により形成され前記コアを軸方向の両側から被覆する一対のコアインシュレータと、該一対のコアインシュレータを介して巻回される巻線とを備え、前記コアインシュレータは前記スロットの内周面を覆うボビン部を備え、該ボビン部には前記スロット側に向かう突出部が形成された回転電機の電機子の製造方法であって、前記突出部には、前記巻線の巻回方向上流側に該突出部において巻線が当接するガイド部が備えられ、前記巻線の巻回方向下流側に前記上型と前記下型との型割面が配置され、前記巻線は、前記突出部において、前記ガイド部から当接する方向に巻回されることを特徴とする回転電機の電機子の製造方法。
(ロ)(イ)に記載の回転電機の電機子の製造方法であって、前記突出部は、前記巻線の巻回方向下流側に該突出部の終端部となる段部を備え、前記型割面は、前記段部に配置されることを特徴とする回転電機の電機子の製造方法。
(ハ)上型と下型とからなる成形型により形成され、隣接するティース間で構成されるスロットを有し回転軸と一体回転するコアの軸方向の両側から被覆し、前記コアと該コアに巻回される巻線とを電気的に絶縁するために前記コアと前記巻線との間に介在され、前記スロットの内周面を覆うボビン部を備え、該ボビン部には前記スロット側に向かう突出部が形成されたコアインシュレータの製造方法であって、前記突出部には、前記巻線の巻回方向上流側に該突出部において巻線が当接するガイド部が備えられ、前記巻線の巻回方向下流側に前記上型と前記下型との型割面が配置されることを特徴とするコアインシュレータの製造方法。
直流モータの断面図。 コアを径方向に沿って切った部分断面図。 ティースをコアの軸方向に沿って切った端面図。 成形型を示す断面図。 別例のインシュレータを示す端面図。 別例の成形型を示す断面図。
符号の説明
6…電機子、7…回転軸、8…コア、9…巻線、10,50…コアインシュレータ、25…ティース、27…スロット、33…ボビン部、35,36,51…突出部、35b,36b,51b…ガイド部としての側面、35d,36d,51d…段部、40,60…成形型、41,61…上型、42,62…下型、S,T…型割面。

Claims (6)

  1. 隣接するティース間で構成されるスロットを有し、回転軸と一体回転するコアと、
    上型と下型とからなる成形型により形成され前記コアを軸方向の両側から被覆する一対のコアインシュレータと、
    該一対のコアインシュレータを介して巻回される巻線と
    を備え、
    前記コアインシュレータは前記スロットの内周面を覆うボビン部を備え、該ボビン部には前記スロット側に向かう突出部が形成された回転電機の電機子であって、
    前記突出部には、前記巻線の巻回方向上流側に該突出部において巻線が当接するガイド部が備えられ、前記巻線の巻回方向下流側に前記上型と前記下型との型割面が配置された前記成形型により形成されることを特徴とする回転電機の電機子。
  2. 請求項1に記載の回転電機の電機子であって、
    前記突出部は、前記巻線の巻回方向下流側に該突出部の終端部となる段部を備え、
    前記型割面は、前記段部に位置することを特徴とする回転電機の電機子。
  3. 請求項1又は請求項2に記載の回転電機の電機子であって、
    前記ガイド部は、前記突出部の側面であることを特徴とする回転電機の電機子。
  4. 上型と下型とからなる成形型により形成され、
    隣接するティース間で構成されるスロットを有し回転軸と一体回転するコアを軸方向の両側から被覆し、前記コアと該コアに巻回される巻線とを電気的に絶縁するために前記コアと前記巻線との間に介在され、
    前記スロットの内周面を覆うボビン部を備え、該ボビン部には前記スロット側に向かう突出部が形成されたコアインシュレータであって、
    前記突出部には、前記巻線の巻線方向上流側に該突出部において巻線が最初に当接するガイド部が備えられ、前記巻線の巻回方向下流側に前記上型と前記下型との型割面が配置された前記成形型により形成されることを特徴とするコアインシュレータ。
  5. 請求項4に記載のコアインシュレータであって、
    前記突出部は、前記巻線の巻回方向上流側に該突出部の終端部となる段部を備え、
    前記上型と前記下型との型割面は、前記段部に位置されることを特徴とするコアインシュレータ。
  6. 請求項4又は請求項5に記載のコアインシュレータであって、
    前記ガイド部は、前記突出部の側面であることを特徴とするコアインシュレータ。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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WO2023170903A1 (ja) * 2022-03-11 2023-09-14 三菱電機株式会社 モータ

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