JP2005236888A - 写真シール自販機および画像編集方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】 様々なポーズにおいて利用者が衣服の着せ替えを楽しむことができ、利用者の遊び心をくすぐることのできる、娯楽性に富んだ写真シール自販機を提供すること。
【解決手段】 予め用意された複数のポーズの中から選択した1つのポーズを表すポーズ指定画像に、被写体である利用者がポーズを合わせることを促すために、表示手段上に、ポーズ指定画像とプレビュー用の被写体画像とを重ね合わせて表示させる手段と、各ポーズごとに予め用意された衣服画像の中から、被写体である利用者のポーズに合致する衣服画像を被写体に着せるように画像合成する手段とを、備える。
【選択図】 図9

Description

本発明は、アミューズメント施設などに設置され、利用者の全身または上半身像を撮影して、被写体像を含む画像データをシール紙に印刷するようにした写真シール自販機、および、写真シール自販機に適用して好適な画像編集方法に係り、特に、被写体である利用者に所定のポーズをとらせて、利用者のポーズに合った衣服などの修飾用画像をズレなく(違和感なく)被写体画像と合成処理できるようにした技術に関するものである。
従来から、写真シール自販機というアミューズメント装置が、一般に知られている。この写真シール自販機と呼ばれるアミューズメント装置は、利用者である被写体をデジタルカメラで撮影し、その撮影画像と利用者が予め選択していた背景(フレーム)画像とを合成した画像を、シール紙に印刷する装置である。
また、最近ではより娯楽性を高めるために、タッチペンモニタに付随するタッチペンを利用者が操作することにより、利用者が撮影画像に好みのオブジェクト(模様、文字、絵等)を描画または合成することができる「落書き」の機能を持つタイプの機種が、数多く製品化されている。
ところで、被写体が着ている衣服を別の衣服に着せ替える従来技術としては、被写体の体型情報を入力することで、数値計算によって被写体に着せる衣服画像を生成し、この生成した衣服画像を被写体に着せるように、画像合成する技術が知られている(特許文献1参照)。
また、写真シール自販機における、被写体が着ている衣服を別の衣服に着せ替える従来技術としては、被写体の撮影結果の画像から、顔の部分の画像を抽出し、衣服画像と合成することによって、被写体の衣服を別の衣服に着せ替えるようにしていると、推察される技術が知られている(特許文献2参照)。
特許第3314704号公報 実用新案登録第3065388号公報
ところで、特許文献1に記載された技術では、被写体の体型情報を正確に入力する必要がある。しかし、本発明が対象とする写真シール自販機のようなアミューズメント分野では、被写体が1人で撮影を行うことは少なく、ほとんどの場合、友人同士や恋人同士で撮影が行われる。このような状況下では、被写体となる利用者が特に若い女性などである場合には、羞恥心が妨げとなって、自分の体型情報を正確に入力してもらうことは困難でると考えられ、写真シール自販機に適用しても、所期の機能を十分に発現できない事態を招来することが懸念される。
また、特許文献1に記載された技術では、数値計算によって衣服画像を生成して着せ替えを実現しているが、たとえ数値計算によって、着せ替え後の衣服画像に対する光の当たり方や、肘や脇などの部分のしわの寄り方を求めたとしても、結果として得られる着せ替え後の衣服画像は仮想的に生成された画像であり、現実にその衣服を着て撮影した画像に近づくことはあっても、同一になることはない。本発明が対象とする写真シール自販機においては高画質化が進んでおり、仮想的に生成された衣服画像と被写体の現実の撮影画像とを合成した画像では、利用者の肥えた目を欺くことは困難である。
他方、特許文献2に記載された技術では、撮影した被写体画像から顔の部分の画像を抽出し、これを衣服画像と合成するようにしていると推察されるが、このようにした場合には、被写体の顔の部分以外は被写体以外の人物の画像、または仮想人物の画像となってしまい、被写体の体型は被写体以外の人物の体型、または仮想人物の体型に変わってしまう。このような合成画像による衣服の着せ替えでは、リアルな着せ替えを楽しみたいという、目の肥えた利用者を満足させる着せ替えには、程遠いものとなる。
さらにまた、特許文献1、2に記載された技術では、被写体のとるポーズにバリエーションをもたせることに関しては配慮が払われておらず、様々なポーズにおいて着せ替えを楽しみたいという利用者のニーズを満たすことができない。
本発明は、本発明は上記のような事情に鑑みなされたもので、その目的とするところは、様々なポーズにおいて利用者が衣服の着せ替えを楽しむことができ、以って、利用者の遊び心をくすぐることのできる、娯楽性に富んだ写真シール自販機を提供することにある。また、本発明の目的とするところは、利用者のポーズに合った着せ替え用の衣服をズレなく(違和感なく)、被写体画像と合成処理できるようにすることにある。また、本発明の目的とするところは、被写体である利用者が自身の体型情報を入力することにより生成される仮想的な衣服画像ではなく、その衣服を現実に着て撮影した画像から得られた衣服画像を用いることで、リアルな着せ替えを行うことができるようにすることにある。総じて、利用者が遊び心をもって撮影を楽しむことができる、より娯楽性の高い撮影環境・操作環境を提供可能な写真シール自販機を実現することを目的とする。
上記した目的を達成するため、本願による写真シール自販機の代表的な1つの発明では、被写体を撮影する撮影手段と、撮影した画像を編集する編集機能などを備えた制御手段と、編集結果の画像をシール紙に印刷する印刷手段と、被写体画像やガイタンス画面などを表示する表示手段と、被写体である利用者が入力操作を行う入力操作手段とを具備した写真シール自販機において、
前記制御手段は、
予め用意された複数のポーズの一覧を前記表示手段上に表示する手段と、
前記入力操作手段により利用者が選択したポーズに対応する、ポーズ情報を含む衣服画像を前記表示手段上に表示する手段と、
前記撮影手段により取得した撮影記録前の利用者の被写体画像を、前記衣服画像と重ね合わせて前記表示手段上に表示する手段と、
前記衣服画像で指示されたポーズに合わせたポーズをとった被写体を、ストロボ発光を伴って前記撮影手段で撮影して得た被写体画像を、編集対象候補の被写体画像として記憶する手段と、
複数回の撮影で記憶した複数の前記編集対象候補の被写体画像の一覧を、前記表示手段上に表示する手段と、
前記入力操作手段により利用者が選択した編集対象の被写体画像を撮影した際の、前記ポーズに対応して予め用意された複数種の衣服画像の一覧を、前記表示手段上に表示する手段と、
前記選択された編集対象の被写体画像と、前記入力操作手段により前記利用者が選択した衣服画像とを位置合せして画像合成する手段とを、
備える。
また、前記制御手段は、撮影した被写体の画像と前記衣服画像との合成画像が前記表示手段に表示された状態で、利用者による前記入力操作手段の操作に応じて、前記衣服画像を変形させる衣服画像変形手段を備える。
また、前記衣服画像は、モデルが衣服を着衣した状態で前記ポーズごとに撮影を行って得た画像から、衣服部分だけを抽出して作成されたものとされる。
本発明によれば、写真シール自販機側で、被写体である利用者にとらせるためのポーズを複数用意しておき、複数のポーズの中から選択されたポーズを指し示すポーズ指定画像(例えば、ポーズ情報を示す衣服画像)を表示して、この衣服画像(ポーズ指定画像)と、撮影記録前の利用者の被写体画像であるプレビュー用の被写体画像とが、うまく重なり合うように、ユーザにとらせるポーズを誘導させることができるので、利用者(被写体)のポーズに合った着せ替え用の衣服をズレなく(違和感なく)、被写体に着せるように画像処理することができる。したがって、様々なポーズのバリエーションにおいて利用者が衣服の着せ替えを楽しむことができ、しかも、衣服の着せ替えを違和感のない高品位のものとして楽しむことができるので、利用者の遊び心をくすぐることのできる娯楽性に富んだ写真シール自販機を提供することが可能となる。
また、ポーズごとに複数の衣服情報を用意してあるので、利用者はお気に入りのポーズで、お気に入りの衣服(例えば、毛皮のコート、ウェディングドレス、サンタの衣装など)に着替えた状態の合成画像を得ることができるので、利用者にとって、より娯楽性に優れたものとなる。
また、衣服画像として、モデルが衣服を着衣した状態で前記ポーズごとに撮影を行って得た画像から衣服部分だけを抽出したものを用いるようにすると、上記の撮影を実際の写真シール自販機と同等の照明条件、あるいは、上記の撮影を実際の写真シール自販機そのもので行うことで、利用者である被写体が撮影を行う際の光の当たり方と全く同一の光の当たり方で、かつ、現実の衣服のしわが含まれた画像を、衣服画像として用いることができるので、実際に被写体が着せ替え用の衣服を着衣している場合と略同等の、リアルな着せ替え合成画像を、利用者は楽しむことができる。
また、撮影した被写体の画像と前記衣服画像との合成画像が表示された状態で、利用者の操作に応じて衣服画像を変形させる衣服画像変形手段を備えたものとすると、被写体画像に予め用意された衣服画像を合成する際に、モデルに着衣させて撮影した際の衣服画像の大きさ、衣服全体の傾き、肘の位置、手首の位置、腰の位置、膝の位置などを、被写体である利用者の体型や、予め用意されたポーズに対する利用者のとったポーズのズレに合わせて修正することができるので、実際に被写体(利用者)が着せ替え用の衣服を着衣している場合と略同等の、違和感のない高品位の着せ替え合成画像を、利用者は楽しむことができる。
以下、本発明の実施の形態を、図面を用いて説明する。
図1は、本発明の一実施形態(以下、本実施形態と記す)に係る写真シール自販機の全体外観を示す説明図である。図1において、1は装置本体であり、各種の機能が装備されている。2は、外装フレームであり、箱状に装置本体1を覆うように組まれ、その一側面には装置本体1を設置してあり、その他の側面は外装カーテンで覆われている。
図2は、図1の装置本体1の正面図である。図2において、3は制御用のパーソナルコンピュータ(以下、PCと記す)であり、撮影処理、画像編集処理、各種ハードウェア制御などを行う。4はスピーカであり、操作中に流れる音楽やガイダンスの音声や効果音などの音声信号を出力する。5はデジタルカメラであり、被写体を撮影し、その撮影画像(被写体画像)をPC3に出力する。6は課金装置であり、利用料金を受け付け、収納する。7は照明ライトであり、装置本体1の前方に照明を与える。8はストロボであり、撮影時に被写体に対して短時間の発光を行う。9はタッチペンモニタであり、利用者に対し画像やメッセージなどを表示する。また、タッチペンモニタ9は、デジタイザ(座標入力装置)の機能を備えており、利用者がタッチペン10を操作することによる操作入力を受け付ける。つまり、タッチペン10でタッチペンモニタ9の画面に触れる(以下、この操作を「タップする」と記す)と、触れた位置が検出され、たとえば表示画面に表示されたボタン等のアイコン上を利用者がタッチペン10でタップすると、その位置が検出され、その位置にあるアイコンに割り当てられた機能または動作を開始する、といったことが可能なようになっている。11は小型の液晶モニタであり、デジタルカメラ5からビデオ映像信号が入力されることで、デジタルカメラ5の撮影映像をリアルタイムで表示するようになっており、主に利用者が撮影時に自身の姿を確認するために使用される。12はプリンタであり、PC3から撮影画像または撮影画像に編集を加えた画像のデータが入力されることで、所定のシール紙に印刷を行う。13は制御ボックスであり、PC3と、課金装置6、照明ライト7、ストロボ8などの各種ハードウェアとの仲立ちとなり、制御信号のやり取りを行う。14は無停電電源装置であり、PC3に電力を供給すると共に、電源断時には、PC3に対して安全にシャットダウンするよう制御信号を送る。15は装置本体1を移動させる際に使用するキャスタであり、設置する位置が決まったらロックするようになっている。
図3は、本実施形態の写真シール自販機の装置本体1のハードウェア構成を示すブロック図であり、同図において、図1の構成要素と同一の構成要素には同一符号を付してある。図3では、制御PC3を含む各ハードウェア同士の接続関係と、やりとりされる信号とを示しており、これらについては、図示から明らかであるのでその説明は割愛する。
次に、本実施形態の写真シール自販機の動作について説明する。図4は、本実施形態の写真シール自販機の全体動作の概要を示すフローチャートである。図4に示すように、本実施形態の写真シール自販機の処理の流れは、プレイ開始待ち処理(ステップS401)、撮影条件選択処理(ステップS402)、撮影モード選択処理(ステップS403)、撮影処理(ステップS404)、撮影画像選択処理(ステップS405)、画像編集処理(ステップS406)、印刷レイアウト選択処理(ステップS407)、印刷処理(ステップS408)の順に行われるようになっており、この図4に示した一連の処理は、利用者が所定の金額のコインを投入する毎に、繰り返し実行される。
図4に示すように、写真シール自販機は、電源投入により、まずプレイ開始待ち処理を開始する(ステップS401)。このプレイ開始待ちの処理は、利用代金となるコインが投入されるのを待つものである。
プレイ開始待ち処理が終了すると、次に撮影条件選択処理を行う(ステップS402)。この撮影条件選択処理での条件選択は、タッチペンモニタ9上に、ストロボの明るさ度合いなどの撮影条件を示すアイコンを複数表示して、利用者がその中から希望のものをタッチペン10でタップすることによって行う。利用者が選択した撮影条件はPC3によって認知され、PC3は選択された撮影条件の設定を行う。
撮影条件選択処理が終了すると、次に撮影モード選択処理を行う(ステップS403)。撮影モードとは、通常撮影モードや、後述するポーズ決め・着せ替え撮影モードなどを指し、タッチペンモニタ9上に、撮影モードの種別を示すアイコンを複数表示して、利用者がその中から希望のものをタッチペン10でタップすることによって行う。利用者が選択した撮影モードはPC3によって認知され、PC3は選択された撮影モードの設定を行う。
撮影モード選択処理が終了すると、次に撮影処理を行う(ステップS404)。この撮影処理は、デジタルカメラ5で被写体(利用者)を撮影して、撮影した被写体画像を写真シール作成対象候補用画像データとしてPC3に取り込む処理である。
撮影処理が終了すると、次に撮影画像選択処理を行う(ステップS405)。この撮影画像の選択処理は、タッチペンモニタ9上に、全ての被写体画像をサムネイル画像として表示し、利用者がその中から好みのものをタッチペン10でタップして指定することにより、編集の対象とする被写体画像を指定する処理である。
撮影画像の選択が終了すると、次に画像編集処理を行う(ステップS406)。この編集処理は、タッチペンモニタ9上に表示されたステップS405で選択した被写体画像に対して、利用者によるタッチペン10の操作に基づいて、予め用意された衣服画像などの修飾用画像や、「落書き」線描画像等々を、PC3が合成処理して合成画像を生成し、合成画像をタッチペンモニタ9上に表示すると共に、合成画像をPC3が格納する処理である。また、この編集処理は、タッチペンモニタ9上に表示された合成画像中の衣服画像を、利用者によるタッチペン10の操作に基づいて、PC3が変形処理して、変形処理後の合成画像を生成し、変形処理後の合成画像をタッチペンモニタ9上に表示すると共に、変形処理後の合成画像をPC3が格納する処理である。なお、この編集処理は、規定の制限時間に達するか、あるいは、利用者がタッチペン10でが終了ボタンをタップすることで終了する。
画像編集処理が終了すると、次に印刷レイアウト選択処理を行う(ステップS407)。この印刷レイアウトの選択は、タッチペンモニタ9上にレイアウトの見本を示すアイコンを複数表示し、利用者がその中から好みのものをタッチペン10でタップすることによって行われる。印刷レイアウトの選択結果はPC3によって認知され、これにより、PC3は印刷条件の設定を行う。
印刷レイアウト選択処理が終了すると、次に印刷処理を行う(ステップS408)。この印刷処理では、ステップS406で作成された合成画像などを、ステップS407で選択された印刷レイアウトにしたがって縮小、配置して、これをシール紙に印刷し、印刷して作成した写真シールを用紙排出口へ搬送して、利用者に受け取らせる。そして、印刷処理の終了によって一連の処理は終了する。その後、処理はステップS401に戻り、次の利用者によるコイン投入を待つことになる。
次に、本実施形態の写真シール自販機で実行される、ポーズ決め・着せ替え撮影モードでの処理について説明する。このポーズ決め・着せ替え撮影モードとは、写真シール自販機側で、被写体である利用者にとらせるためのポーズを複数用意しておき、複数のポーズの中から選択されたポーズを指し示すポーズ指定画像を表示して、例えばこのポーズ指定画像とプレビュー用の被写体画像とがうまく重なり合うように、ユーザにとらせるポーズを誘導し、利用者(被写体)のポーズに合った着せ替え用の衣服を、被写体に着せるように画像処理するモードである。ポーズ決め・着せ替え撮影モードは、図4の撮影モード選択処理ステップS403において、利用者が選択する。
図5は、写真シール自販機側で予め用意されている複数のポーズの例を示す図であり、ポーズ決め・着せ替え撮影モードにおいて、被写体である利用者にとってもらうポーズの例である。図5の(A)は左手を上げているポーズ、図5の(B)は右手を上げているポーズ、図5の(C)は両手を上げているポーズである。他にも色々なポーズがあり得、用意するポーズの数は任意であるが、以下の記述では、説明の簡略化のために、図5の3つのポーズを用いて説明を行う。なお、本発明を実施するにあたっては、予め用意するポーズの数は、メモリ資源が許容するのであればより多いほど望ましく、こうすることで、利用者が選択可能なポーズのバリエーションが多くなる。
上記の各ポーズには、それぞれのポーズを識別するために、各ポーズごとに固有なポーズ番号を付与しておく。例えば、図5の(A)のポーズのポーズ番号は「1」、図5の(B)のポーズのポーズ番号は「2」、図5の(C)のポーズのポーズ番号は「3」のように付与する。ポーズの判別は、このポーズ番号によって行われる。
図6は、各ポーズの個々に対して、それぞれ複数が用意されている着せ替え用の衣服画像の例を示す図である。着せ替え用の衣服画像を得るために、着せ替え用の衣服を複数種類用意して、これらの衣服をモデルに着衣させた状態で、ポーズごとに撮影を行い、撮影した画像から衣服部分だけを抜き出して、これを衣服画像として予め用意しておく。上記の撮影は、実際の写真シール自販機と同等の照明条件、あるいは、上記の撮影を実際の写真シール自販機そのもので行うことで、利用者である被写体が撮影を行う際の光の当たり方と全く同一の光の当たり方で、かつ、現実の衣服のしわが含まれた画像を、衣服画像として用いることができる。
上記の各衣服画像には、それぞれの衣服を識別するために衣服画像ごとに固有な衣服画像番号を付与しておく。例えば、図6の(A)の衣服画像の衣服画像番号は「1」、図6の(B)の衣服画像の衣服画像番号は「2」、図6の(C)の衣服画像の衣服画像番号は「3」……図6の(I)の衣服画像の衣服画像番号は「9」、のように付与する。衣服画像の判別は、この衣服画像番号によって行われる。また、各衣服画像は、図5に示したポーズのうちのどのポーズで撮影したものかを判別できるようにしてあり、このため、衣服画像をファイルに保存する際のファイル名は、衣服画像番号とポーズ番号とを組み合わせたものとするようになっている。
図6に示した例は、着せ替え用の衣服として3着の衣服を用意し、各々の衣服ごとに、図5に示した3つのポーズで撮影し、合計9種類の衣服画像を準備した場合の例である。ここで、図6では、3種類の衣服画像を同一形状のものとして描いてあるが、それぞれの衣服は、実際には例えば、毛皮のコート、ウェディングドレス、サンタの衣装などのように、利用者の遊び心をくすぐるように見かけの異なったものが選定されている。また、本願の明細書でいう衣服画像とは、洋服、和服などの通常の衣服以外にも、例えば、頭に被る部分を除いた怪獣や動物などのぬいぐるみ、マフラーやショール、衣服に付属するアクセサリーや花飾りなどを、含むものを指すものとなっている。
なお、本発明を実施するにあたっては、予め用意する各ポーズごとの衣服画像の数は、メモリ資源が許容するのであればより多いほど望ましく、こうすることで、利用者の選択可能な着せ替え用の衣装のバリエーションが多くなることは、言うまでもない。また、全てのポーズに対して、同一数の衣服画像を必ずしも用意する必要はなく、ポーズに用意する衣服画像の数が異なるものとなっていてもよい。
なおまた、撮影条件としてストロボ8の発光条件を、例えば右側のストロボのみの発光、全てのストロボの発光、左側のストロボのみの発光などのよう、ストロボ発光条件を利用者が選択可能である場合には、1つのポーズに対する1つの衣装の事前撮影を、上記のように3つの発光条件でそれぞれ行い、3つの衣服画像を用意するようにしてもよい(例えば、図6の(A)〜(I)のような衣服画像を、それぞれで3つずつ用意するようにしてもよい)。そして、この場合には、各ストロボ発光条件ごとに固有な発光条件番号を用意して、各衣服画像には、衣服画像番号と発光条件番号とを組み合わせた識別子を付与しておくようにされる。あるいはまた、例えば上記のようなストロボ発光条件の設定が可能な場合であっても、ポーズ決め・着せ替え撮影モードが選択された場合には、利用者によるストロボ発光条件の選択を禁止して、標準のストロボ発光条件での撮影のみが行われるようにしてもよい。
図7は、写真シール自販機が予め保持しているある1つの衣服画像の、変形制御情報の定義例を示している。図7に示すように、図6に示したようなそれぞれの衣服画像ごとに、衣服画像を細かい三角形の小領域に分割し、この三角形の頂点の座標を、全て変形制御情報として記憶しておく。この三角形の小領域は細かく定義すればするほど、微細な変形に対応可能となる。衣服画像の変形処理については後述する。
上記の変形制御情報は、例えば図6に示した衣服画像のうちの、どの衣服画像に対して定義されているものかを判別できるようにする。このためには例えば、変形制御情報をファイルに保存する際のファイル名に、衣服画像番号を含めればよい。
図8は、図4中の撮影処理のステップS404での処理のうち、ポーズ決め・着せ替え撮影モードである場合の処理の詳細を示すフローチャートである。図4の撮影モード選択処理(ステップS403)で選択された撮影モードが、ポーズ決め・着せ替え撮影モードである場合には、図5に示した3つポーズの中から、PC3がいずれか1つのポーズをランダムに抽出して、撮影時のポーズとして決定し(ステップS801)、ステップS801で決定したポーズのポーズ番号を保存する(ステップS802)。このポーズ番号は、撮影結果の被写体画像ごとに1つずつ保存する。なお、ポーズの決定は、優先順位を付けた順でポーズのサムネイル画像をタッチペンモニタ9上に表示し、利用者が「次」ボタン、「戻る」ボタンで選択して、「決定」ボタンで決定するようにしもよいし、あるいは、各ポーズのサムネイル画像をタッチペンモニタ9上に一覧表示して、そこから利用者が選択・決定するようにしてもよい。
次に、ステップS801で決定されたポーズに対応するポーズ指定画像を、タッチペンモニタ9上に表示し、被写体となる利用者にそのポーズをとるように指示する(ステップS803)。このとき、タッチペンモニタ9上に表示されるポーズ指定画像は、被写体である利用者にそのポーズに一致するポーズをとることを促すための画像であるので、ポーズが正確に指示できる画像であれば任意の画像であってよく、図6に示したようなポーズ情報を含む衣服画像によるポーズ指定画像、実際の人体モデルによるポーズ指定画像、アニュメーションの人物によるポーズ指定画像などが採用可能である。後述する衣服画像を用いた着せ替え処理では、ポーズごとに用意された衣服画像を用いるので、被写体(利用者)が指示されたポーズにできるだけ一致するポーズをとるようにすることが望ましく、このため、このステップS803では、音声ガイダンスによっても、ポーズ指定画像に一致するポーズをとるように利用者に促すようにされる。
さらに、このステップS803では、被写体となる利用者がポーズ指定画像で指示されたポーズをとっているかを自身で確認できるようにするため、タッチペンモニタ9上には、ポーズ指定画像と、デジタルカメラ5から取得したプレビュー用(撮影記録前に利用者(被写体)に確認させるための表示用)の被写体画像とを、PC3において重ね合わせ処理した画像を表示するようにして、これにより、利用者ができるだけポーズ指定画像と重なるポーズをとれるようにしている。このとき、利用者がポーズ指定画像と重なるポーズをとるために、その立ち位置を変化させることも、利用者に指示していることになるのは当然である。
なお、被写体となる利用者がポーズ指定画像で指示されたポーズをとっているかを自身で確認できるように、上記のようにポーズ指定画像とプレビュー用の被写体画像とを重ね合わせて表示することが望ましいが、ステップS803では、ポーズ指定画像のみを表示するようにしても、差し支えない。
次に、ストロボ8を発光させると同時に、デジタルカメラ5のシャッターを切って撮影を行い(ステップS804)、撮影結果の画像データである被写体画像を、編集対象候補の被写体画像として、デジタルカメラ5からPC3が取り込んで保存する(ステップS805)。このとき、PC3は、ステップ801で選択・決定されたポーズの識別子であるポーズ番号を、格納する被写体画像に付与して記憶する。
次に、規定枚数の撮影が完了したかどうかを判定し(ステップS806)、完了していない場合は、ステップS801の処理に戻り、規定枚数の撮影が完了した場合は、図8の処理フローを終了する。
図9は、図4中の画像編集処理のステップS406での処理のうち、ポーズ決め・着せ替え撮影モードである場合の処理の詳細を示すフローチャートである。ポーズ決め・着せ替え撮影モードにおける画像編集処理においては、最初に、図4の撮影画像選択処理(ステップS405)で選択された編集対象の被写体画像を、PC3が、画像データの格納エリアから読み出してこれをワークエリアに展開すると共に、選択された編集対象の被写体画像に対応するポーズ番号を読み込んで、これを認知する(ステップS901)。
次に、ステップS901で識別したポーズ番号のポーズに合致する(対応する)衣服画像の全てを、PC3が、画像データの格納エリアから読み出してこれをワークエリアに展開する(ステップS902)。つまり、図5のポーズと図6の衣服画像を例にして説明すると、撮影時に選択されポーズが、図5の(B)のポーズであったとした場合、ここでは図6の衣服画像の中から、図5の(B)のポーズと同じポーズで撮影されている、図6の(D)、(E)、(F)の3つの衣服画像を読み出す。
次に、ステップS902でピックアップした複数の衣服画像を、タッチペンモニタ9上にサムネイル画像で表示して、利用者がタッチペン10でいずれかの衣服画像のサムネイル画像をタップすることで、利用者がいずれかの衣服(衣服画像)を選択する(ステップS903)。この選択により、被写体である利用者は、自分が着てみたい好みの衣服を選択することができる。
前記したように、ポーズ指定画像とプレビュー用の被写体画像とを重ね合わせて表示して、利用者がポーズや立ち位置を調整することで、利用者がポーズ指定画像と重なるポーズをとって撮影を行うようにした場合には、被写体(利用者)のどこに衣服画像を配置すればよいかは、PC3が自動的に決定でき、この場合には、ステップS903の後はステップS905へと進む。
しかし、前記したように、前記ステップS803においてポーズ指定画像のみを表示するようにした場合には、PC3側では、ステップS903で選択された衣服画像を、被写体画像のどこに配置すればよいかを判断できない。そこで、この場合には、タッチペンモニタ9上に被写体画像を表示して、利用者自身がタッチペン10を用いて、自身の画像である被写体画像のどこに衣服画像を配置するかを決定して(ステップS904)、然る後、ステップS905へと進む。上記の利用者による衣服画像の配置位置の決定操作は、例えば、タッチペン10で被写体画像の顔の位置を指示することで行われ、PC3が演算により衣服画像の配置位置を算出・決定する。
ステップS905では、ステップS904で選択した衣服画像に対応する衣服画像の変形制御情報(変形処理を行う前の基準となる変形制御情報(前記した各三角形の頂点の座標情報))を、変形制御情報の格納エリアから読み出し、これを、PC3が自動的に決定した衣服画像の配置位置に基づいて、または、ステップS904で決定した配置位置に基づいて、ホークエリアに展開する(ステップS905)。
次に、図4の撮影画像選択処理(ステップS405)で選択された編集対象の被写体画像と、ステップS903で選択された衣服画像とを、PC3が衣服画像の配置位置の情報を参照して合成処理し、生成した合成画像のデータをタッチペンモニタ9上に出力して、被写体画像に着せ替え用の衣服画像を重ね合わせた合成画像を表示させる(ステップS906)。
次に、利用者はタッチペンモニタ9上に出力された合成画像を参照して、自分の身体にぴったり合うように衣服画像が合成されているかどうかを検証し、衣服画像の変形が必要であるかどうかを判断する(ステップS907)。変形が必要でない場合は、利用者による画像編集処理の終了の指示、あるいは、規定時間の経過をもって、図9の処理フローを終了する。
一方、ステップS907で衣服画像の変形が必要であると判断された場合は、利用者がタッチペン10を用いて、タッチペンモニタ9上の編集対象の合成画像における、衣服画像の変形制御情報を変形させることにより、衣服画像を変形させる(ステップS908)。ここで用いる変形処理は、一般的な2次元図形の移動手法と、基本的な3Dグラフィック処理として従来より公知のテクスチャマッピング法を用いており、ここではその詳細説明を省略する。
なお、編集対象の合成画像における衣服画像の変形制御情報を、どのように変形させるかについては、図7で示したように定義されている三角形の小領域の各頂点をタッチペンモニタ9に表示させ、利用者にタッチペン10を操作させて、変形したい部分の三角形の頂点を、変形させたい位置まで動かせるようにしてもよいが、両手首の位置、両肘の位置、腰の位置、両膝の位置などに変形のためのアイコンを表示しておき、これらを利用者にタッチペン10を用いて動かせるようにするのが望ましい。タッチペン10でこれらの点が動かされたときは、その近辺にある三角形の小領域の各頂点を動かされた量に応じて移動させればよい。
図10は、衣服の着せ替え前後の様子を示す図である。図10の(A)は、着せ替え前の画像であり、デジタルカメラ5で撮影した被写体画像の一部分を示している。図10の(B)は、図10の(A)の被写体画像に対して着せ替え処理を行った直後の合成画像であり、この状態では、着せ替えた衣服画像の一部が被写体画像からズレ込んでいる。図10の(C)は、図10の(B)の合成画像に対して衣服画像の変形処理を行った後の合成画像であり、この状態では、衣服画像は被写体画像に対してズレなく着せられている。
ここで、上記した衣服画像の変形処理では、図10に示した例だけではなく、衣服画像の全体丈、袖丈、衣服画像の全体幅などを、伸ばしたり縮めたりすることが可能となっており、したがって、被写体である利用者の体型に合わせた衣服画像の変形処理が可能となっている。
なお、以上の説明では、被写体の人数が1人である場合を例にとったが、被写体の人数が複数である場合にも、本発明は適用可能である。この場合には、図8においては、ステップS801〜S803の処理を被写体の人数分繰り返すようにし、図9においては、ステップS901〜S909の処理を被写体の人数分繰り返すようにすることで、複数人の被写体に対して着せ替えを行うことができる。
また、図8においてステップS801〜S803を削除して、撮影時にポーズの指定を行わないようにすることもできる。この場合には、図9においてステップS901の処理の一部を変更して、被写体の両手首の位置、両肘の位置、腰の位置、両膝の位置を、被写体である利用者に指定させる処理を行うことにより、指定された位置からポーズを判別して、予め用意されたポーズの中から最も近いポーズが被写体がとったポーズであると判定する。
なおまた、以上の説明では、衣服画像を用いた衣服の着せ替えについて説明したが、予め用意された複数の各ポーズに応じて、それぞれ衣服画像以外の複数の修飾用画像を用意しておき、被写体のとったポーズに応じて、そのポーズに対応するいずれかの衣服画像以外の修飾用画像を、被写体画像と合成するようにしてもよい。このような衣服画像以外の修飾用画像としては、ポーズをとった人型部分をくりぬいた風景画像、模様画像などが挙げられる。
本発明の一実施形態に係る写真シール自販機の全体外観を示す説明図である。 本発明の一実施形態に係る写真シール自販機の装置本体の正面図である。 本発明の一実施形態に係る写真シール自販機の装置本体における、ハードウェア構成を示すブロック図である。 本発明の一実施形態に係る写真シール自販機における、全体動作の概略を示すフローチャートである。 本発明の一実施形態に係る写真シール自販機において、予め用意されているポーズの例を示す説明図である。 本発明の一実施形態に係る写真シール自販機において、図5のポーズに対応して予め用意されている衣服画像の例を示す説明図である。 本発明の一実施形態に係る写真シール自販機において用いる衣服図像の変形制御情報の説明図である。 図4中の撮影処理のステップS404での処理のうち、ポーズ決め・着せ替え撮影モードである場合の処理の詳細を示すフローチャートである。 図4中の画像編集処理のステップS406での処理のうち、ポーズ決め・着せ替え撮影モードである場合の処理の詳細を示すフローチャートである。 本発明の一実施形態に係る写真シール自販機における、衣服の着せ替え前後の様子を示す説明図である。
符号の説明
1 装置本体
2 外装フレーム
3 制御用のPC
4 スピーカ
5 デジタルカメラ
6 課金装置
7 照明ライト
8 ストロボ
9 タッチペンモニタ
10 タッチペン
11 液晶モニタ
12 プリンタ
13 制御ボックス
14 無停電電源装置
15 キャスタ

Claims (10)

  1. 被写体を撮影する撮影手段と、撮影した画像を編集する編集機能などを備えた制御手段と、編集結果の画像をシール紙に印刷する印刷手段と、被写体画像やガイタンス画面などを表示する表示手段と、被写体である利用者が入力操作を行う入力操作手段とを具備した写真シール自販機において、
    前記制御手段は、
    予め用意された複数のポーズの一覧を前記表示手段上に表示する手段と、
    前記入力操作手段により利用者が選択したポーズに対応する、ポーズ情報を含む衣服画像を前記表示手段上に表示する手段と、
    前記撮影手段により取得した撮影記録前の利用者の被写体画像を、前記衣服画像と重ね合わせて前記表示手段上に表示する手段と、
    前記衣服画像で指示されたポーズに合わせたポーズをとった被写体を、ストロボ発光を伴って前記撮影手段で撮影して得た被写体画像を、編集対象候補の被写体画像として記憶する手段と、
    複数回の撮影で記憶した複数の前記編集対象候補の被写体画像の一覧を、前記表示手段上に表示する手段と、
    前記入力操作手段により利用者が選択した編集対象の被写体画像を撮影した際の、前記ポーズに対応して予め用意された複数種の衣服画像の一覧を、前記表示手段上に表示する手段と、
    前記選択された編集対象の被写体画像と、前記入力操作手段により前記利用者が選択した衣服画像とを位置合せして画像合成する手段とを、
    備えることを特徴とする写真シール自販機。
  2. 被写体を撮影する撮影手段と、撮影した画像を編集する編集機能などを備えた制御手段と、編集結果の画像をシール紙に印刷する印刷手段と、被写体画像やガイタンス画面などを表示する表示手段と、被写体である利用者が入力操作を行う入力操作手段とを具備した写真シール自販機において、
    前記制御手段は、
    予め用意された複数のポーズのうちの1つを自動選択し、自動選択したポーズに対応する、ポーズ情報を含む衣服画像を前記表示手段上に表示する手段と、
    前記撮影手段により取得した撮影記録前の利用者の被写体画像を、前記衣服画像と重ね合わせて前記表示手段上に表示する手段と、
    前記衣服画像で指示されたポーズに合わせたポーズをとった被写体を、ストロボ発光を伴って前記撮影手段で撮影して得た被写体画像を、編集対象候補の被写体画像として記憶する手段と、
    複数回の撮影で記憶した複数の前記編集対象候補の被写体画像の一覧を、前記表示手段上に表示する手段と、
    前記入力操作手段により利用者が選択した編集対象の被写体画像を撮影した際の、前記ポーズに対応して予め用意された複数種の衣服画像の一覧を、前記表示手段上に表示する手段と、
    前記選択された編集対象の被写体画像と、前記入力操作手段により前記利用者が選択した衣服画像とを位置合せして画像合成する手段とを、
    備えることを特徴とする写真シール自販機。
  3. 請求項1または2に記載の写真シール自販機において、
    前記制御手段は、撮影した被写体の画像と前記衣服画像との合成画像が前記表示手段に表示された状態で、利用者による前記入力操作手段の操作に応じて、前記衣服画像を変形させる衣服画像変形手段を備えることを特徴とする写真シール自販機。
  4. 請求項1乃至3の何れか1項に記載の写真シール自販機において、
    前記衣服画像は、モデルが衣服を着衣した状態で前記ポーズごとに撮影を行って得た画像から、衣服部分だけを抽出して作成されたものであることを特徴とする写真シール自販機。
  5. 被写体を撮影する撮影手段と、撮影した画像を編集する編集機能などを備えた制御手段と、編集結果の画像をシール紙に印刷する印刷手段と、被写体画像やガイタンス画面などを表示する表示手段と、被写体である利用者が入力操作を行う入力操作手段とを具備した写真シール自販機において、
    前記制御手段は、予め用意された複数の衣服画像をもち、撮影した被写体の画像と、利用者が指定・選択した衣服画像とが前記表示手段上に表示された状態で、利用者の操作に応じて前記衣服画像を変形させる衣服画像変形手段を備えることを特徴とする写真シール自販機。
  6. 被写体を撮影する撮影手段と、撮影した画像を編集する編集機能などを備えた制御手段と、編集結果の画像をシール紙に印刷する印刷手段と、被写体画像やガイタンス画面などを表示する表示手段と、被写体である利用者が入力操作を行う入力操作手段とを具備した画像編集システムのための画像編集方法において、
    予め用意された複数のポーズの一覧を前記表示手段上に表示するステップと、
    前記入力操作手段により利用者が選択したポーズに対応する、ポーズ情報を含む衣服画像を前記表示手段上に表示するステップと、
    前記撮影手段により取得した撮影記録前の利用者の被写体画像を、前記衣服画像と重ね合わせて前記表示手段上に表示するステップと、
    前記衣服画像で指示されたポーズに合わせたポーズをとった被写体を、ストロボ発光を伴って前記撮影手段で撮影して得た被写体画像を、編集対象候補の被写体画像として記憶するステップと、
    複数回の撮影で記憶した複数の前記編集対象候補の被写体画像の一覧を、前記表示手段上に表示するステップと、
    前記入力操作手段により利用者が選択した編集対象の被写体画像を撮影した際の、前記ポーズに対応して予め用意された複数種の衣服画像の一覧を、前記表示手段上に表示するステップと、
    前記選択された編集対象の被写体画像と、前記入力操作手段により前記利用者が選択した衣服画像とを位置合せして画像合成するステップとを、
    備えることを特徴とする画像編集方法。
  7. 被写体を撮影する撮影手段と、撮影した画像を編集する編集機能などを備えた制御手段と、編集結果の画像をシール紙に印刷する印刷手段と、被写体画像やガイタンス画面などを表示する表示手段と、被写体である利用者が入力操作を行う入力操作手段とを具備した画像編集システムのための画像編集方法において、
    予め用意された複数のポーズのうちの1つを自動選択し、自動選択したポーズに対応する、ポーズ情報を含む衣服画像を前記表示手段上に表示するステップと、
    前記撮影手段により取得した撮影記録前の利用者の被写体画像を、前記衣服画像と重ね合わせて前記表示手段上に表示するステップと、
    前記衣服画像で指示されたポーズに合わせたポーズをとった被写体を、ストロボ発光を伴って前記撮影手段で撮影して得た被写体画像を、編集対象候補の被写体画像として記憶するステップと、
    複数回の撮影で記憶した複数の前記編集対象候補の被写体画像の一覧を、前記表示手段上に表示するステップと、
    前記入力操作手段により利用者が選択した編集対象の被写体画像を撮影した際の、前記ポーズに対応して予め用意された複数種の衣服画像の一覧を、前記表示手段上に表示するステップと、
    前記選択された編集対象の被写体画像と、前記入力操作手段により前記利用者が選択した衣服画像とを位置合せして画像合成するステップとを、
    備えることを特徴とする画像編集方法。
  8. 請求項6または7に記載の画像編集方法において、
    撮影した被写体の画像と前記衣服画像との合成画像が前記表示手段に表示された状態で、利用者による前記入力操作手段の操作に応じて、前記衣服画像を変形させるステップを備えることを特徴とする画像編集方法。
  9. 請求項6乃至8の何れか1項に記載の画像編集方法において、
    前記衣服画像は、モデルが衣服を着衣した状態で前記ポーズごとに撮影を行って得た画像から、衣服部分だけを抽出して作成されたものであることを特徴とする画像編集方法。
  10. 被写体を撮影する撮影手段と、撮影した画像を編集する編集機能などを備えた制御手段と、編集結果の画像をシール紙に印刷する印刷手段と、被写体画像やガイタンス画面などを表示する表示手段と、被写体である利用者が入力操作を行う入力操作手段とを具備した画像編集システムのための画像編集方法において、
    予め用意された複数の衣服画像をもち、撮影した被写体の画像と、利用者が指定・選択した衣服画像とが前記表示手段上に表示された状態で、利用者の操作に応じて前記衣服画像を変形させるようにしたことを特徴とする画像編集方法。
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