JP2005236144A - ドライエッチング方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】 ドライエッチング方法に関し、遷移金属を主要構成元素として含む難エッチング材料を微細加工する際に、物理的ダメージの発生を抑制する。
【解決手段】 遷移金属元素を含む被エッチング材料1をカルボキシル基を少なくとも一つ有するガス状物質4にさらし、少なくとも被エッチング材料1の露出表面をカルボン酸塩5に変換したのち、被エッチング材料1の露出表面にエネルギービーム6を照射して変換したカルボン酸塩5を揮発除去する。
【選択図】 図1

Description

本発明はドライエッチング方法に関するものであり、特に、遷移金属元素を主要構成元素として含む導電部材或いは遷移金属を主要構成元素として含む酸化物等の非導電部材をエッチング残渣を発生することなく且つエッチングダメージを与えることなく選択的に除去するための構成に特徴のあるドライエッチング方法に関するものである。
近年、不揮発性固体磁気メモリ(MRAM) 等においては大容量化、高密度化が要請されており、そのような大容量・高集積度のメモリデバイス製造のためには微細加工技術が重要となっている。
MRAMの基本構造は、強磁性層/非磁性層/強磁性層の3層構造となっており、この磁性体材料にはFe, Ni, Coなどの遷移金属元素或いはそれらの合金であるパーマロイ(Fe−Ni合金)、Ni−Fe−Co合金、Co−Cr合金、Co−Pt合金、Co−Ni−Cr合金、Co−Ni−Pt合金、Co−Fe合金などが用いられている。
上述のMRAMを構成する3層構造における二つの強磁性層のスピン状態を固着して反転しにくいようにするための、一方の強磁性層には、Fe−Mn合金、Ir−Mn合金、Pt−Mn合金、Ni−Mn合金、或いは、Ru−Mn合金などの反強磁性材料が設けられており、また、中間の非磁性層としてはRuなどが用いられている。
一方、半導体装置においても、微細化に伴ってゲート絶縁膜の厚さが1nm程度となることに起因して流れるゲート貫通電流が電力消費にとって大きな問題となってきており、それを防止するために高誘電率(High−k)膜がゲート絶縁膜として用いられている。
このような高誘電率膜には、ハフニア( HfO2 )、アルミナ(Al2 3 )、ジルコニア( ZrO2 )、それらのシリケート( HfSiO)、窒素添加物( HfSiON) などの遷移金属を含有する絶縁部材が用いられている。
さらに、それらゲート絶縁膜の上部に形成するゲート電極もポリシリコンではなく、W 、Ta、Ti、シリサイド( NiSi, CoSi2 )などの遷移金属を含有する導電部材が用いられている。
また、半導体集積回路装置等における 相互接続配線には銅が使用されており、銅の拡散(マイグレーション)を防止するために、銅相互接続配線層の周囲には、バリア膜としてTa, CoWなどの遷移金属を含有する導電部材が設けられている。
これら材料をエッチングして微細加工する方法として、酸やアルカリ溶液を用いたウェットエッチング方法があるが、ウェットエッチング法では加工物の溶解が等方的に進行するために、集積度を高めるために微細形状を高アスペクト形状で形成するパターン転写が困難である。
そのため、方向性をもった垂直な形状を形成してパターン転写する技術が必要となってきており、そのようなパターン転写技術には、シリコンなどの半導体素子製造で培ったハロゲン(塩素など)系のガスを用いた反応性イオンエッチング技術がある。
この場合、遷移金属とハロゲンの反応生成物が室温で高い蒸気圧をもっているとはいえないため、基板温度を高温にしてエッチングする方法が知られている。
しかしながら、ハロゲンを含むガスを用いてプラズマエッチングした場合には、ハロゲン化物が表面に残留し、その後の大気暴露などによって吸湿することで金属材料が腐食するといったアフターコロージョンの問題がある。
このようなアフターコロージョンの問題を回避するために、遷移金属等の難エッチング材料を含む部材を微細加工する場合には、物理的なエッチング作用を強めたイオンミリング法、バイアススパッタエッチング法などと呼ばれる加工技術が用いられてきた。
この内、Ar等の希ガスイオンを用いた従来のイオンミリング的な手法の場合には、垂直加工した形状の側壁に付着物が堆積して垂直形状に加工できないことや、それを回避するために45°に傾斜させてイオン照射する技術を用いる必要があった。
しかし、それでもなお、側壁付着物によるショートや、イオン衝撃による材料への物理的損傷が生じるという問題があり、垂直加工が困難であるいった点は解消されていない。
一方、上述の物理的方法に対して、ハロゲン使用せずに化学的且つ選択的に難エッチング材料を加工する目的で、一酸化炭素( CO) を用いて遷移金属(M)のカルボニル化合物〔Mx (CO)y 〕を形成することで表面から揮発除去、即ち、ドライエッチングする方法が知られている。
例えば、一酸化炭素のプラズマをもちいたプラズマエッチングが試みられているが、この場合には、一酸化炭素がプラズマ気相中で不均一化反応によってC原子イオンと二酸化炭素(CO2 )に分解することによって気相中におけるCOが少数となり、カルボニル化合物が形成されにくいという問題が指摘されてきた。
そこで、その解決策としてNH3 などの窒素含有化合物のガスを添加することで気相中におけるCOの減少を抑制し、効率的にカルボニル化合物を形成する方法が提案されている(例えば、特許文献1参照)。
さらに、このようなプラズマエッチングにおいてはエッチング速度はプラズマ密度に比例するため、基板温度150℃で1×1011/cm3 以上のプラズマ密度が必要であることも提案されている(例えば、特許文献2参照)。
しかしながら、パーマロイ( NiFe) の加工をCOとNH3 のプラズマエッチングで行った場合には、カルボニル化合物のプラズマエッチングではダメージや側壁堆積物が軽減されるものの十分な磁気特性が得られないことが報告されている(例えば、非特許文献1参照)。
これは、物理的なスパッタリングにもいえることで、損傷に加えてスパッタリング成分が強くなると側壁に反応生成物が堆積して加工形状が垂直に転写できない点や、側壁ショートといった点が問題となるためである。
また、COをもちいたプラズマエッチングでは、COガスの取り扱いが毒性・可燃ガスであるため厄介であり、この点では、低分子カルボン酸液体から蒸気を生成する方法は取扱が容易になるという利点がある。
そこで、アセチルアセトン、セロソルブアセテート、マロン酸、2,4−ジメチルメンタ酸等のカルボキシル基(−COOH)を有する化合物のガスをもちいてカルボニル化合物を形成して揮発除去するプラズマエッチング方法が提案されている(例えば、特許文献3参照)。
或いは、ハロゲン含有のジケトンを用いて酸化性雰囲気中で金属材料をエッチングすることも提案されている(例えば、特許文献4参照)。
特開平08−253881号公報 特開2000−322710号公報 特開平09−205078号公報 特開平07−093289号公報 S.D.Kim,et al.,IEEE Trans.Magnetics,vol.35,p.3397,1999
しかしながら、プラズマを用いる限りは、それらカルボキシル基を有する化合物のガスを用いてもCOに分解することや、被加工物表面もプラズマに曝されることになり、それによって、被加工材料に損傷が入ることが問題であり、この問題は、βジケトン系の化合物などでも同様である。
また、ハロゲン含有のジケトンを用いる場合には、プラズマエッチング雰囲気中にハロゲンが含有されるため、上述のハロゲン・アフターコロージョンが問題となる。
したがって、本発明は、遷移金属を主要構成元素として含む難エッチング材料を微細加工する際に、物理的エッチング法と比較して物理的ダメージを抑制することを目的とする。
図1は本発明の原理的構成図であり、ここで図1を参照して、本発明における課題を解決するための手段を説明する。
なお、図における符号2はマスクである。
図1参照
上記課題を解決するために、本発明は、ドライエッチング方法において、遷移金属元素を含む被エッチング材料1をカルボキシル基を少なくとも一つ有するガス状物質4にさらし、少なくとも被エッチング材料1の露出表面をカルボン酸塩5に変換する工程、及び、被エッチング材料1の露出表面にエネルギービーム6を照射して変換したカルボン酸塩5を揮発除去する工程とを有することを特徴とする。
発明者らが鋭意研究を行った結果、遷移金属もしくはそれらの酸化物のエッチングについては、カルボキシル基( −COOH) を有する化合物(カルボン酸)を用いて、一旦被エッチング材料1の表面にジケトネートやカルボキシレート等のカルボン酸塩5を形成し、それらのカルボン酸塩5をエネルギービーム6を照射して加熱することによって揮発除去することが効果的であることを見出した。
この場合、常圧で液体である単純有機酸を、液体から気化して使用するため、COに比べて保管や取り扱いで優れており、非プラズマ状態でカルボキシル基を少なくとも一つ有するガス状物質4に曝すためプラズマによるダメージが発生しない。
また、エネルギービーム6の照射工程においても、物理的作用による除去ではなく、加速エネルギーの低い加熱による蒸発除去であるので、エネルギービーム6の照射工程においてダメージが発生することがない。
なお、「遷移金属元素を含む」とは、被エッチング材料1の組成を表記する時には必ず表記される程度を意味し、不純物或いは微量添加物質として含まれる場合を意味するものではない。
この場合、被エッチング材料1をカルボキシル基を少なくとも一つ有するガス状物質4に曝す前に、被エッチング材料1の少なくとも露出表面を酸化することが望ましく、酸化物層3の方がカルボン酸塩5へ変換されやすいので、エッチングレートが高まる。
なお、この様な酸化工程とは、酸化を主目的としない洗浄工程等に伴う酸化も含むものである。
また、エネルギービーム6の照射工程としては、酸素イオンを通常のイオンミリング工程やスパッタエッチング工程における加速エネルギーより低い500eV以下の加速エネルギーで照射する工程が望ましく、それによって、カルボン酸塩5の蒸発除去工程中に被エッチング材料1の表面の酸化工程を行うことができる。
或いは、エネルギービーム6の照射工程を、電子線照射工程、紫外線照射工程、或いは、赤外線照射工程のいずれかに置き換えても良いものであり、この場合には、大きな質量を有するイオンの照射ではないので物理的ダメージの発生を大幅に抑制することができる。
また、遷移金属元素を含む被エッチング材料1としては、遷移金属材料自体、遷移金属を主要構成元素として含む合金材料、或いは、遷移金属を主要構成元素として含む酸化物材料のいずれかが典型的なものである。
但し、遷移金属を主要構成元素として含む酸窒化物材料或いは窒化物材料等への適用を妨げるものではない。
また、カルボキシル基を少なくとも一つ有するガスとしては、ギ酸、酢酸、プロピオン酸、n−酪酸、n−吉草酸、2−エチルヘキサン酸、或いは、アセチルアセトンのいずれかが好適である。
或いは、カルボキシル基を少なくとも一つ有するガスとしては、フルオロ酢酸、ジフルオロ酢酸、或いは、トリフルオロ酢酸のいずれかを用いても良いものである。
また、上述の被エッチング材料1の除去方法を、物理的エッチングに伴う側壁付着物の除去工程に使用しても良いものであり、この場合には、速度の速い物理的エッチングで主要箇所をエッチングしたのち、エッチング量に比べて少ない側壁付着物の除去をダメージの少ないドライエッチングで行うことになるので、側壁付着物の伴わない微細な垂直加工を短時間で行うことができる。
本発明においては、被加工物表面の有機酸塩(ジケトネートもしくは、カルボキシレート)を形成する第一のステップと、第一のステップで形成した有機酸塩を、エネルギービームの照射によって揮発除去する第二のステップとから構成しているので、物理的ダメージ、アフターコロージョン、及び、側壁付着物を生ずることなく、遷移金属元素を主要構成元素として含む難エッチング材料を微細加工することが可能になる。
本発明は、基板上に形成されたCo等の遷移金属を含む薄膜の積層材料を、積層材料上に形成されたマスクを介して反応炉内に導入した酢酸(CH3 COOH)等の有機酸蒸気に曝し、被積層材料表面に有機酸塩(ジケトネートもしくは、カルボキシレート)を形成する第一のステップと、第一のステップで形成した有機酸塩を、酸素イオン等のエネルギービームの照射によって揮発除去する第二のステップとからなり、この第一のステップと第二のステップを、エッチング深さが目標に達するまで少なくとも1回以上繰り返すものである。
ここで、図2乃至図4を参照して、本発明の実施例1のドライエッチング方法を説明するが、まず、図2を参照して本発明の実施例1に用いるドライエッチング装置を説明する。
図2参照
図2は本発明の実施例1に用いるドライエッチング装置の概念的構成を示す断面図であり、プラズマ15を発生させる放電室10と、被処理試料21をエッチング処理する処理室20によって構成される。
この放電室10は石英製で、ガス導入口11より放電ガス12が導入され、放電室10を取り囲むように設けられた例えば、直径3mmの銅製の一巻きのコイル13の両端に高周波電源14より例えば、13.56MHzの高周波電圧を印加することによってプラズマ15を発生させる。
また、放電室10と処理室20との境界には両者を分離するとともに放電室10で発生したプラズマ15の内の正イオン16を通過させるための多数の孔が設けられたシリコン製の導電性の遮蔽板17が設けられており、この遮蔽板17には正イオン16を加速するために電源18から負電圧が印加される。
一方、処理室20の内部には、被処理試料21を保持するとともに載置する静電チャック機能を有するステージ22と、ステージ22の温度を制御する温度制御手段23が設けられているとともに、この処理室20には、ガス導入管24を介して有機酸蒸気発生手段25から有機蒸気ガス26が導入される構成となっている。
次に、図3及び図4を参照して本発明の実施例1のドライエッチング工程を説明する。 図3参照
まず、シリコン基板31上に厚さが、例えば、200nmのCoFe層32を成膜した被処理試料21を準備し、CoFe層32上に通常のフォトリソグラフィー工程でレジストパターン33を形成する。
なお、CoFe層32の露出表面にはレジスト残渣の除去に伴う工程等により厚さが、例えば、10nm以下の自然酸化膜34が形成されている。
次いで、被処理試料21を上述の処理室20内に設置し常温(20℃)において、有機蒸気発生手段25から飽和蒸気圧(1kPa)で気化した酢酸蒸気35を例えば50sccmの流量で導入し、CoFe層32の露出表面に酢酸塩層36を形成する。
この場合、酢酸蒸気35との反応で自然酸化膜34の方が酢酸塩に変換されやすいが、CoFe自体も酢酸塩に変換される。
なお、レジストパターン33には酢酸が物理吸着するが、レジストパターン33を侵食することはなく、また、処理室20は真空排気装置によって排気しているので、レジストパターン33に吸着していた酢酸分子は揮発してしまう。
この時、放電室10には、酸素ガスを例えば50sccmの流量で導入し、高周波電力を印加してプラズマを発生させているが、遮蔽板17の電位は接地してあるため、プラズマ中におけるO+ イオンが遮蔽板17からほとんど出てくることはない。
次いで、遮蔽板17に−500V以下、より好適には−100V以下、例えば、−50Vの負電圧を10秒印加−10秒接地を10分間繰り返して間欠的に印加することによってO+ イオン37を加速して処理室20に導入して被処理試料21に照射する。
被処理試料21の露出表面において酢酸塩層36は、O+ イオン37との衝突によって加熱されて蒸発することによって脱離し、酢酸塩層36が除去される。
この時、O+ イオン37の作用によって、酢酸塩層36が除去された清浄なCoFe層32の表面には新たな自然酸化膜38が形成される。
なお、エッチング速度は、遮蔽板17に印加する電圧の間欠時間とデューティー、負電圧値に依存するが、5nm/分程度のエッチング速度が得られる。
図4参照
この様な酢酸塩層の形成工程−O+ イオン照射による蒸発工程をCoFe層32の膜厚に応じて繰り返したのち、最後に、被処理試料21を80〜300℃、例えば、200℃に加熱してエッチング工程に伴って凹部の側壁に残存する酢酸塩層36を除去することによってドライエッチング工程が終了する。
即ち、O+ イオン37は直進性が強く異方性エッチングとなり、凹部の側壁に形成された酢酸塩層36は除去されないため、酢酸塩層の形成工程−O+ イオン照射による蒸発工程を数サイクル繰り返して横方向にエッチングは進行せずに、垂直性に優れたエッチングが可能になる。
このように、本発明の第1の実施の形態においては、被処理試料21を酢酸蒸気35に曝す第1の工程において、プラズマを伴っていないため、第1の工程においてプラズマダメージが発生することはない。
また、O+ イオン37を照射する工程において、従来のイオンミリングにおける加速電圧である数kV程度より低い加速電圧で加速を行っているので、イオン照射に伴うダメージの発生を抑制することができる。
即ち、イオンミリング等の物理的エッチングのようなエッチング加工に必要なエネルギーではなく、酢酸塩の蒸発に必要な加熱温度を得るための加速エネルギーで良いため、より低電圧となる。
そして、本発明の実施例1においては、上述の第1の工程と第2の工程を組み合わせることによって、CoFe等の遷移金属材料からなる難エッチング試料を、側壁付着物を発生させることなく、且つ、エッチングダメージを発生することなく異方性に優れた微細加工が可能になる。
次に、図5乃至図7を参照して、本発明の実施例2のドライエッチング方法を説明するが、まず、図5を参照して実施例2に用いるドライエッチング装置を説明する。
図5参照
図5は本発明の実施例2に用いるドライエッチング装置の概念的構成を示す断面図であり、電子線51を発生させる電子線源50と、被処理試料21をエッチング処理する処理室20によって構成される。
この電子線源50と処理室20との境界には両者を分離するとともに数10keVに加速された電子線51を透過することが可能な厚さが、例えば、10μmのAu薄膜52が設けられている。
一方、処理室20の基本構成は上記の実施例1の処理室と同様であり、内部には被処理試料21を保持するとともに載置する静電チャック機能を有するステージ22と、ステージ22の温度を制御する温度制御手段23が設けられているとともに、この処理室20には、ガス導入管24を介して有機酸蒸気発生手段25から有機蒸気ガス26が導入される構成となっている。
次に、図6及び図7を参照して本発明の実施例2のドライエッチング工程を説明する。 図6参照
まず、シリコン基板31上に厚さが、例えば、200nmのCoFe層32を成膜した被処理試料21を準備し、このCoFe層32上にSiO2 膜39を形成する。
次いで、SiO2 膜39上に通常のフォトリソグラフィー工程でレジストパターン40を形成し、このレジストパターン40をマスクとしてSiO2 膜39の露出部をエッチング除去してSiO2 パターン41を形成する。
次いで、レジストパターン40を除去したのち、上記の実施例1の第1の工程と同様に 被処理試料21を処理室20内に設置し常温(20℃)において、有機蒸気発生手段25から飽和蒸気圧(1kPa)で気化した酢酸蒸気35を例えば50sccmの流量で導入し、CoFe層32の露出表面に酢酸塩層36を形成する。
なお、CoFe層32の露出表面にはレジストパターン40の除去に伴う工程等により厚さが、例えば、10nm以下の自然酸化膜34が形成されている。
図7参照
次いで、電子線源50で発生させた電子線51をAu薄膜52を透過させて処理室20に導入して被処理試料21に照射し、被処理試料21の露出表面において酢酸塩層36を加熱・蒸発することによって脱離させて除去する。
この時、電子線51の照射工程でCoFe層32の露出表面に吸着サイトが形成されることによって酢酸塩層36の形成が促進される。
この様な酢酸塩層の形成工程−電子線照射による酢酸塩層の蒸発工程をCoFe層32の膜厚に応じて繰り返したのち、最後に、被処理試料21を80〜300℃、例えば、200℃に加熱してエッチング工程に伴って凹部の側壁に残存する酢酸塩層36を除去することによってドライエッチング工程が終了する。
この本発明の実施例2においては、重いイオンではなく電子線を用いて酢酸塩を加熱蒸発させているので、シリコン基板31に物理的ダメージが発生することがない。
次に、図8乃至図10を参照して、本発明の実施例3のドライエッチング方法を説明するが、まず、図8を参照して実施例8に用いるドライエッチング装置を説明する。
図8参照
図8は本発明の実施例3に用いるドライエッチング装置の概念的構成を示す断面図であり、紫外線61を発生させる紫外線源60と、被処理試料21をエッチング処理する処理室20によって構成され、紫外線源60と処理室20との境界には両者を分離するとともに紫外線61を透過することが可能な石英製の紫外線透過窓62が設けられている。
一方、処理室20の基本構成は上記の実施例1の処理室と同様であり、内部には被処理試料21を保持するとともに載置する静電チャック機能を有するステージ22と、ステージ22の温度を制御する温度制御手段23が設けられているとともに、この処理室20には、ガス導入管24を介して有機酸蒸気発生手段25から有機蒸気ガス26が導入される構成となっている。
次に、図9及び図10を参照して本発明の実施例3のドライエッチング工程を説明する。
図9参照
まず、シリコン基板31上に厚さが、例えば、200nmのCoFe層32を成膜した被処理試料21を準備し、このCoFe層32上に150nm以下の波長の紫外線の遮断が可能なSiN膜42を形成する。
次いで、SiN膜42上に通常のフォトリソグラフィー工程でレジストパターン43を形成し、このレジストパターン43をマスクとしてSiN膜42の露出部をエッチング除去してSiNパターン44を形成する。
次いで、レジストパターン43を除去したのち、上記の実施例1の第1の工程と同様に 被処理試料21を処理室20内に設置し常温(20℃)において、有機蒸気発生手段25から飽和蒸気圧(1kPa)で気化した酢酸蒸気35を例えば50sccmの流量で導入し、CoFe層32の露出表面に酢酸塩層36を形成する。
なお、この場合にも、CoFe層32の露出表面にはレジストパターン44の除去に伴う工程等により厚さが、例えば、10nm以下の自然酸化膜34が形成されている。
図10参照
次いで、紫外線源60で発生させた紫外線61を紫外線透過窓62を透過させて処理室20に導入して被処理試料21に照射し、被処理試料21の露出表面において酢酸塩層36を加熱・蒸発することによって脱離させて除去する。
この時、紫外線61の照射工程でCoFe層32の露出表面に吸着サイトが形成されることによって酢酸塩層36の形成が促進される。
この様な酢酸塩層の形成工程−紫外線照射による酢酸塩層の蒸発工程をCoFe層32の膜厚に応じて繰り返したのち、最後に、被処理試料21を80〜300℃、例えば、200℃に加熱してエッチング工程に伴って凹部の側壁に残存する酢酸塩層36を除去することによってドライエッチング工程が終了する。
この本発明の実施例3においては、イオンビーム或いは電子線等の粒子線でなく、電磁波を用いているので、シリコン基板31に物理的ダメージが発生することがない。
次に、図11を参照して、本発明の実施例4のドライエッチング方法を説明するが、用いるドライエッチング装置は上記の実施例3における紫外線源を赤外線源に置き換えるとともに、窓部材を赤外線透過窓としたものであるのでドライエッチング装置の説明は省略する。
図11参照
まず、シリコン基板31上に厚さが、例えば、200nmのCoFe層32を成膜した被処理試料21を準備し、CoFe層32上に通常のフォトリソグラフィー工程でレジストパターン33を形成する。
なお、CoFe層32の露出表面にはレジスト残渣の除去に伴う工程等により厚さが、例えば、10nm以下の自然酸化膜34が形成されている。
次いで、Arイオン71を用いたイオンミリング法によってCoFe層32の露出部を除去する。
この時、イオンミリングにより除去されたCo及びFeを含むエッチング残渣72が、レジストパターン33及びCoFe層32の側壁等に付着する。
次いで、実施例1と同様に被処理試料21を処理室20内に設置し常温(20℃)において、有機蒸気発生手段25から飽和蒸気圧(1kPa)で気化した酢酸蒸気35を例えば50sccmの流量で導入し、エッチング残渣72の露出表面に酢酸塩層73を形成する。
この場合、エッチング残渣72には、自然酸化膜34等に由来する酸素が取り込まれているので、酢酸蒸気35との反応で容易に酢酸塩に変換される。
次いで、赤外線源より赤外線74を照射することによって被処理基板21の基板温度を100℃〜400℃、例えば、250℃に上昇させて酢酸塩層73を除去する。
この工程を付着したエッチング残渣72の厚さに応じて繰り返すことによって、エッチング残渣72は完全に除去されて工程が終了する。
この本発明の実施例3においても、イオンビーム或いは電子線等の粒子線でなく、電磁波である赤外線を用いているので、シリコン基板31に物理的ダメージが発生することがない。
以上、本発明の各実施例を説明してきたが、本発明は各実施例に記載した条件・構成に限られるものではなく、各種の変更が可能であり、例えば、実施例に記載した膜厚、電圧、温度、時間等の数値は記載した数値に限られるものではない。
また、上記の各実施の形態においては有機酸として酢酸を用いているが、酢酸に限られるものではなく、酢酸と同様に少なくとも一つのカルボキシル基を有する有機酸であれば良く、例えば、ギ酸、酢酸、プロピオン酸、n−酪酸、n−吉草酸、2−エチルヘキサン酸、或いは、アセチルアセトンのいずれか、または、フルオロ酢酸、ジフルオロ酢酸、或いは、トリフルオロ酢酸のいずれかが好適であり、より低分子有機酸の方が好適である。
また、上記の各実施例においてCoFeのドライエッチング工程として説明しているが、エッチング対象はCoFeに限られるものではなく、ニッケル、鉄、コバルト、マンガン、クロム、白金、イリジウム、ハフニウム、ジルコニウム、ルテニウム、タンタル、タングステンなどの遷移金属、或いは、それらを含む化合物,合金にも適用可能である。
即ち、上記の各実施例においては、MRAM或いはGMR素子に用いる強磁性体層のエッチング工程を前提としているが、強磁性体に限られるものではなく、MOSFETのゲート電極として用いられるTaやW等の遷移金属のエッチング工程、或いは、相互接続配線として用いられるTa,CoW等のの遷移金属のエッチング工程等にも適用されるものである。
さらには、金属材料に限られるものではなく、それらの酸化物、窒化物、或いは、酸窒化物等にも適用されるものである。
特に、ハフニア( HfO2 )やジルコニア(ZrO2 )或いはHfSiONなどは、高誘電率特性を利用してMOSFETのゲート絶縁膜として用いられるので、本発明はこの様なゲート絶縁膜のエッチング工程も対象とするものである。
また、上記の各実施例においてはシリコン基板等の基板上に設けた薄膜のエッチング工程として説明しているが、薄膜のエッチング工程に限られるものではなく、バルクの物質のエッチング工程にも適用されるものである。
また、上記の実施例1においては、放電ガスとしてO2 を用いたが、O2 に限られるものではなく、アルゴン、ヘリウム、ネオン、クリプトン、キセノンなどの希ガスを用いても良いし、或いは、N2 を用いても良く、さらには、N2 ガス或いはO2 ガスを希ガスと混合させて用いても良いものである。
この場合、上記の実施例1においては発生したイオンの内、正イオンを用いているが、負イオンを用いても良いものであり、その場合には遮蔽板に加速電圧として正電圧を印加すれば良い。
また、上記の実施例1においては、遮蔽板をシリコンで構成しているが、シリコンに限られるものではなく、Tiやグラファイトを用いても良いものである。
また、上記の実施例2においては、電子線透過膜としてAu薄膜を用いているがAu薄膜に限られるものではなく、例えば、10μm程度のTi薄膜を用いても良く、さらには、第1の有機酸への暴露工程における有機酸蒸気の吸着を考慮するならば、電子線透過窓をエポキシ樹脂等の有機物で構成しても良いものである。
また、上記の実施例3においては、紫外線を遮蔽するためにSiN膜をエッチングマスクとして用いているが、シリコンを用いても良いものであり、また、波長の長い紫外線を用いる場合には、SiO2 をエッチングマスクとして用いても良いものである。
また、上記の実施例4においては、赤外線を用いて基板加熱を行って有機酸塩を蒸発除去しているが、加熱手段としては、もともと装置に備わっているステージ温度制御手段を用いて抵抗加熱するようにしても良いものである。
また、上記の実施例4の側壁付着物の除去工程にいては、照射するエネルギービームとして、赤外線を用いているが赤外線に限られるものではなく、実施例1乃至実施例3のようにイオンビーム、電子線、或いは、紫外線を用いても良いことはいうまでもない。
また、上記各実施例においては、同じ処理室において有機酸塩の形成工程及び有機酸塩の蒸発除去工程を行っているが、それぞれを別のチャンバーで行っても良いものであり、特に、実施例4の場合には、各工程における被処理試料の温度を独立に制御することができる。
また、上記の実施例2乃至実施例4においては、第1サイクル以外には酸化工程を有していないが、エネルギービームの照射工程の後にO2 等の酸化性ガスを処理室に導入するようにしても良いものであり、それによって、有機酸塩への変換を促進させるので、エッチングサイクルの必要回数を低減することができる。
ここで再び図1を参照して、本発明の詳細な特徴を改めて説明する。
再び、図1参照
(付記1) 遷移金属元素を含む被エッチング材料1をカルボキシル基を少なくとも一つ有するガス状物質4にさらし、少なくとも前記被エッチング材料1の露出表面をカルボン酸塩5に変換する工程、及び、前記被エッチング材料1の露出表面にエネルギービーム6を照射して前記変換したカルボン酸塩5を揮発除去する工程とを有することを特徴とするドライエッチング方法。
(付記2) 上記被エッチング材料1を上記カルボキシル基を少なくとも一つ有するガス状物質4に曝す前に、前記被エッチング材料1の少なくとも露出表面を酸化する工程を有することを特徴とする付記1記載のドライエッチング方法。
(付記3) 上記エネルギービーム6の照射工程が、酸素イオンを500eV以下の加速エネルギーで照射する工程であることを特徴とする付記1または2に記載のドライエッチング方法。
(付記4) 上記エネルギービーム6の照射工程が、電子線照射工程、紫外線照射工程、或いは、赤外線照射工程のいずれかであることを特徴とする付記1または2に記載のドライエッチング方法。
(付記5) 上記遷移金属元素を含む被エッチング材料1が、遷移金属材料、遷移金属を主要構成元素として含む合金材料、或いは、遷移金属を主要構成元素として含む酸化物材料のいずれかであることを特徴とする付記1乃至4のいずれか1に記載のドライエッチング方法。
(付記6) 上記カルボキシル基を少なくとも一つ有するガス状物質が、ギ酸、酢酸、プロピオン酸、n−酪酸、n−吉草酸、2−エチルヘキサン酸、或いは、アセチルアセトンのいずれかからなることを特徴とする付記1乃至5のいずれか1に記載のドライエッチング方法。
(付記7) 上記カルボキシル基を少なくとも一つ有するガス状物質4が、フルオロ酢酸、ジフルオロ酢酸、或いは、トリフルオロ酢酸のいずれかからなることを特徴とする付記1乃至5のいずれか1に記載のドライエッチング方法。
(付記8) 上記被エッチング材料1の除去工程が、物理的エッチングに伴う側壁付着物の除去工程であることを特徴とする付記1乃至7のいずれか1に記載のドライエッチング方法。
本発明の活用例としては、MRAM等に用いる強磁性体膜のエッチング工程であるが、強磁性体膜に限られるものではなく、他の遷移金属材料或いはその酸化物等の少なくとも遷移金属元素を主要構成元素とする部材のエッチング工程、例えば、ゲート電極のエッチング工程またはゲート絶縁膜のエッチング工程にも適用されるものである。
本発明の原理的構成の説明図である。 本発明の実施例1に用いるドライエッチング装置の概念的構成を示す断面図である。 本発明の実施例1のドライエッチング工程の途中までの工程の説明図である。 本発明の実施例1のドライエッチング工程の図3以降の工程の説明図である。 本発明の実施例2に用いるドライエッチング装置の概念的構成を示す断面図である。 本発明の実施例2のドライエッチング工程の途中までの工程の説明図である。 本発明の実施例2のドライエッチング工程の図6以降の工程の説明図である。 本発明の実施例3に用いるドライエッチング装置の概念的構成を示す断面図である。 本発明の実施例3のドライエッチング工程の途中までの工程の説明図である。 本発明の実施例3のドライエッチング工程の図9以降の工程の説明図である。 本発明の実施例4のドライエッチング工程の説明図である。
符号の説明
1 被エッチング材料
2 マスク
3 酸化物層
4 カルボキシル基を少なくとも一つ有するガス状物質
5 カルボン酸塩
6 エネルギービーム
10 放電室
11 ガス導入口
12 放電ガス
13 コイル
14 高周波電源
15 プラズマ
16 正イオン
17 遮蔽板
18 電源
20 処理室
21 被処理試料
22 ステージ
23 温度制御手段
24 ガス導入管
25 有機酸蒸気発生手段
26 有機蒸気ガス
31 シリコン基板
32 CoFe層
33 レジストパターン
34 自然酸化膜
35 酢酸蒸気
36 酢酸塩層
37 O+ イオン
38 自然酸化膜
39 SiO2
40 レジストパターン
41 SiO2 パターン
42 SiN膜
43 レジストパターン
44 SiNパターン
50 電子線源
51 電子線
52 Au薄膜
60 紫外線源
61 紫外線
62 紫外線透過窓
71 Arイオン
72 エッチング残渣
73 酢酸塩層
74 赤外線

Claims (5)

  1. 遷移金属元素を含む被エッチング材料をカルボキシル基を少なくとも一つ有するガス状物質にさらし、少なくとも前記被エッチング材料の露出表面をカルボン酸塩に変換する工程、及び、前記被エッチング材料の露出表面にエネルギービームを照射して前記変換したカルボン酸塩を揮発除去する工程とを有することを特徴とするドライエッチング方法。
  2. 上記被エッチング材料を上記カルボキシル基を少なくとも一つ有するガス状物質に曝す前に、前記被エッチング材料の少なくとも露出表面を酸化する工程を有することを特徴とする請求項1記載のドライエッチング方法。
  3. 上記エネルギービームの照射工程が、酸素イオンを500eV以下の加速エネルギーで照射する工程であることを特徴とする請求項1または2に記載のドライエッチング方法。
  4. 上記エネルギービームの照射工程が、電子線照射工程、紫外線照射工程、或いは、赤外線照射工程のいずれかであることを特徴とする請求項1または2に記載のドライエッチング方法。
  5. 上記遷移金属元素を含む被エッチング材料が、遷移金属材料、遷移金属を主要構成元素として含む合金材料、或いは、遷移金属を主要構成元素として含む酸化物材料のいずれかであることを特徴とする請求項1乃至4のいずれか1項に記載のドライエッチング方法。
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