JP2005234658A - タスク管理プログラムおよびタスク管理装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】汎用OS(GPOS)を一つのタスクとして実行するリアルタイムOSでGPOS制御下のプロセスとリアルタイムタスク(RTタスク)との間で通信を行う場合に、GPタスクの優先度をリアルタイムタスクの優先度に上げることによって通信と関係ないプロセスも高い優先度で実行されることを防ぐこと。
【解決手段】優先度継承管理リスト120を用いて、OS間通信を要求して待ちとなったすべてのRTタスクのTCBを優先度順に管理し、RTタスクからGPタスク300へ通信要求を行ってRTタスクが待ちになる際に、スケジューラ150が、このRTタスクが優先度継承管理リスト120の先頭のRTタスクであるか否かを判定し、先頭のRTタスクである場合に、このRTタスクの優先度をこのRTタスクと通信するプロセスだけに継承させる。
【選択図】 図1

Description

この発明は、オペレーティングシステムが二重になっているシステムにおいて、一つのオペレーティングシステム及びその制御下で実行されるプロセスを一つの低優先度タスクとしてコンピュータに実行させるタスク管理プログラムおよびタスク管理装置に関し、特に、このオペレーティングシステムの制御下で実行されるプロセスが他の高優先度タスクと協調して動作するために、高優先度タスクの有する高い優先度をオペレーティングシステムタスクに継承させる場合に、協調して動作するプロセス以外のプロセスも高い優先度で実行されることに起因して高優先度タスクの実行が妨げられることを防ぐことができるタスク管理プログラムおよびタスク管理装置に関するものである。
近年、1台のコンピュータ上で二つのオペレーティングシステム(以下「OS」という。)を同時に動作させるハイブリッドOSが利用されるようになってきている。これは、OSにはリアルタイム性に優れたものや開発環境に優れたものなどの特徴があり、複数のOSを利用することによって、それぞれのOSの優れた点を使用できる利点があるためである。
このようなハイブリッドOSの一つとして、図6に示すように、汎用OSをリアルタイムOSの上に置いて、汎用OS(上記オペレーティングシステムタスクに相当し、以下GPOSと称す)をリアルタイムOS(以下RTOSと称す)の一つのタスクとして実行するOSがある。同図に示すように、このハイブリッドOSでは、GPOSはRTOSの制御下にあるリアルタイムタスク(以下RTタスクと称す)の一つとして実行される。すなわち、GPOS、及びその制御下で実行されるプロセスも含めGPタスクとして実行される。このようなGPOSとしては、たとえばLinuxがある。
このハイブリッドOSでは、GPOSおよびその制御下にあるプロセスに対するリアルタイム性要求が低いことから、GPタスクを最低優先度で実行し、他のRTタスクを優先的に実行することがおこなわれている(たとえば、非特許文献1参照。)。
ただし、たとえば、車載ナビゲーションシステムでは、RTタスクである経路探索タスクをGPOS制御下のユーザインタフェースプロセスに対して優先的に実行すると、ユーザの操作が認識されない状況が発生するなど、GPタスクを最低優先度で実行することが常によいとは限らない(特許文献1参照。)。
また、ハイブリッドOSでは、GPOSの制御下にあるプロセスと他のRTタスクが協調して動作することが必要な場合がある。たとえば、インターネットを用いた音楽のストリーミング再生では、インターネットからの音楽データの受信はGPOS制御下のプロセスが行い、このプロセスは受信した音楽データを音楽再生RTタスクに送信する必要がある。
このような場合には、GPタスクの優先度が低いと優先度の高いリアルタイムタスクとの協調動作が行えないため、単一OS下で二つのタスクが通信する場合のように、RTタスクの高い優先度をGPタスクに継承させることが考えられる。
特開2000−242512号公報 「リアルタイムOSそれともLinux?」、[平成15年8月8日検索]、インターネット<URL:http://www.qnx.co.jp/resource/QNX-Linux.pdf>
しかしながら、単にRTタスクの高い優先度をGPタスクに継承させると、RTタスクと協調して動作するプロセス以外のプロセスも高い優先度で実行されるため、RTタスクの実行が妨げられるという問題がある。
この発明は、上述した従来技術による問題点を解消するためになされたものであり、GPOSの制御下で実行されるプロセスがRTタスクと協調して動作するためにRTタスクの有する高い優先度をGPタスクに継承させる場合に、協調して動作するプロセス以外のプロセスも高い優先度で実行されることに起因してRTタスクの実行が妨げられることを防ぐことができるタスク管理プログラムおよびタスク管理装置を提供することを目的とする。
上述した課題を解決し、目的を達成するために、本発明は、オペレーティングシステムおよびその制御下で実行されるプロセスを一つのタスクとしてコンピュータに実行させるタスク管理プログラムであって、前記オペレーティングシステムの制御下で実行されるプロセスと協調して動作するオペレーティングシステムタスク以外のタスクが、協調動作を該オペレーティングシステムタスクに要求して待ち状態になる際に、該オペレーティングシステムタスクに協調動作を要求して待ち状態にある他のタスクの優先度よりも該待ち状態になるタスクの優先度が高いか否かを判定する優先度判定手順と、前記優先度判定手順により、前記待ち状態になるタスクの優先度が前記他のタスクの優先度よりも高いと判定された場合に、前記オペレーティングシステムタスクおよび該待ち状態になるタスクと協調して動作する前記オペレーティングシステム制御下のプロセスに、該待ち状態になるタスクの優先度を継承する優先度継承手順とをコンピュータに実行させることを特徴とする。
また、本発明は、オペレーティングシステムおよびその制御下で実行されるプロセスを一つのタスクとしてコンピュータに実行させるタスク管理装置であって、前記オペレーティングシステムの制御下で実行されるプロセスと協調して動作するオペレーティングシステムタスク以外のタスクが、協調動作を該オペレーティングシステムタスクに要求して待ち状態になる際に、該オペレーティングシステムタスクに協調動作を要求して待ち状態にある他のタスクの優先度よりも該待ち状態になるタスクの優先度が高いか否かを判定する優先度判定手段と、前記優先度判定手段により、前記待ち状態になるタスクの優先度が前記他のタスクの優先度よりも高いと判定された場合に、前記オペレーティングシステムタスクおよび該待ち状態になるタスクと協調して動作する前記オペレーティングシステム制御下のプロセスに、該待ち状態になるタスクの優先度を継承する優先度継承手段とを備えたことを特徴とする。
かかる発明によれば、オペレーティングシステムの制御下で実行されるプロセスと協調して動作するタスクが協調動作をオペレーティングシステムタスクに要求して待ち状態になる際に、オペレーティングシステムタスクに協調動作を要求して待ち状態にある他のタスクの優先度よりも待ち状態になるタスクの優先度が高いか否かを判定し、待ち状態になるタスクの優先度が他のタスクの優先度よりも高いと判定した場合に、オペレーティングシステムタスクおよび待ち状態になるタスクと協調して動作するプロセスに、待ち状態になるタスクの優先度を継承させるよう構成したので、タスクと協調して動作するプロセス以外の他のプロセスが高い優先度で実行されることを防ぐことができる。
本発明によれば、RTタスクと協調してGPOS制御下で動作するプロセス以外の他のプロセスが高い優先度で実行されることを防ぐので、他のプロセスも高い優先度で実行されることに起因してRTタスクの実行が妨げられることを防ぐことができるという効果を奏する。
以下に添付図面を参照して、この発明に係るタスク管理プログラムおよびタスク管理装置の好適な実施例を詳細に説明する。
まず、本実施例に係るハイブリッドOSの構成について説明する。図1は、本実施例に係るハイブリッドOSの構成を示す機能ブロック図である。同図に示すように、このハイブリッドOSは、リアルタイムOS(以下「RTOS」という。)100と、汎用OS(以下「GPOS」という。)200とを有する。
RTOS100は、GPOS200およびその制御下で実行されるプロセスをリアルタイムタスク(以下「RTタスク」という。)の一つとして実行するOSであり、OS間通信機構110と、優先度継承管理リスト120と、TCB待ちキュー130と、優先度継承管理リスト先頭140と、スケジューラ150とを有する。なお、GPOS200は、配下のプロセスとともにRTOS100の制御下で汎用OSタスク(以下「GPタスク」という。)300として実行される。
OS間通信機構110は、RTOS100とGPOS200との間の通信機能を提供するオブジェクトであり、FIFO、メッセージボックスなどのデータ構造体とメソードから構成される。
このOS間通信機構110は、通信するRTタスクとプロセスの組み合わせごとに生成され、通信する方式によって、FIFO、メッセージボックスなどのデータ構造体がそれぞれ生成される。なお、通信するRTタスクとプロセスの組み合わせにおいて、RTタスクおよびプロセスは、それぞれ複数の場合もある。
各OS間通信機構110は、TCB待ちキュー先頭111とPCB待ちキュー先頭112とを有し、TCB待ちキュー先頭111は、TCB待ちキュー130の先頭を示すポインタであり、PCB待ちキュー先頭112は、PCB待ちキュー210の先頭を示すポインタである。なお、TCB待ちキュー130およびPCB待ちキュー210の詳細については後述する。
優先度継承管理リスト120は、OS間通信を要求して待ちとなったすべてのRTタスクのTCB(Task Control Block:タスク制御ブロック)をRTタスクの優先度順に接続するリストである。
TCB待ちキュー130は、OS間通信機構110ごとに、そのOS間通信機構110に対してOS間通信を要求して待ちとなったすべてのRTタスクのTCBを接続するキューである。なお、前述したように、このTCB待ちキュー130の先頭は、OS間通信機構110のTCB待ちキュー先頭111により示される。
優先度継承管理リスト先頭140は、優先度継承管理リスト120の先頭を示すポインタである。すなわち、優先度継承管理リスト先頭140は、OS間通信を要求して待ちとなったRTタスクのうち、最も優先度が高いRTタスクのTCBを指す。
スケジューラ150は、RTタスクの実行を各RTタスクのTCBに格納された優先度に基づいて管理する処理部である。このスケジューラ150は、RTタスクとGPOS200制御下のプロセスが通信する場合に、RTタスクと通信するプロセスだけにRTタスクの優先度を継承させる。
具体的には、このスケジューラ150は、RTタスクからGPタスク300へ通信要求を行ってRTタスクが待ちになったときに、そのRTタスクが優先度継承管理リスト120の先頭に接続された場合、すなわち、OS間通信を要求して待ちとなったRTタスクのうちでそのRTタスクが最も優先度が高い場合に、その優先度をGPタスク300に継承させ、そしてその優先度を待ちとなったRTタスクと通信するプロセスに継承させる。
また、このスケジューラ150は、RTタスクとGPタスク300とのOS間通信終了によって、待ちタスクの実行が再開されるときには、優先度継承管理リスト120が空でない場合、すなわち、他にOS間通信要求をして待ちとなっているRTタスクがある場合に、待ちとなっているRTタスクのうち優先度が最も高いRTタスクの優先度をそのRTタスクと通信するプロセスおよびGPタスク300に継承させる。優先度継承管理リスト120が空の場合、すなわち、他にOS間通信要求をして待ちとなっているRTタスクがない場合に、GPタスク300の優先度を元の低い優先度に戻す。
このように、このスケジューラ150が、RTタスクと通信するプロセスだけにRTタスクの優先度を継承させ、GPOS200制御下の他のプロセスに対してはRTタスクの優先度を継承させないことによって、RTタスクと通信するプロセス以外のプロセスが高い優先度で実行されることを防ぐことができる。
GPOS200は、OSとして複数のプロセスを並行処理するとともに、RTOS100の制御下で実行される最低優先度のRTタスクとして構成される。このGPOS200の配下にアイドルプロセスがあり、このアイドルプロセスは常に実行可能な状態にある。
このGPOS200は、PCB(Process Control Block:プロセス制御ブロック)待ちキュー210と、GPOSスケジューラ220とを有する。PCB待ちキュー210は、OS間通信機構110ごとに、そのOS間通信機構110を用いて他のRTタスクと通信するプロセスのPCBを接続するキューである。なお、前述したように、このPCB待ちキュー210の先頭は、OS間通信機構110の、PCB待ちキュー先頭112により示される。
RTOS100のスケジューラ150は、OS間通信機構110を介して上述PCB待ちキュー210にアクセスする、或いはGPOSスケジューラ220に指示を与えることによって、RTタスクと通信するプロセス、すなわち、RTタスクの優先度を継承させるプロセスを特定することができる。
GPOSスケジューラ220は、PCB内の優先度に基づいて、GPOS200の制御下で実行されるプロセスの実行を管理する処理部である。また、このGPOSスケジューラ220は、スケジューラ150の指示にしたがって、RTタスクと通信するプロセスの優先度を変更する。
次に、本実施例に係るRTOS100がGPOS200制御下のプロセスへの優先度継承で用いるデータ構造について説明する。図2は、本実施例に係るRTOS100がGPOS200制御下のプロセスへの優先度継承で用いるデータ構造を説明するための説明図である。
同図に示すように、OS間通信を要求して待ちとなったすべてのRTタスクのTCBをRTタスクの優先度順に接続する優先度継承管理リスト120の先頭を優先度継承管理リスト先頭140が示し、OS間通信機構110ごとに、そのOS間通信機構110に対してOS間通信を要求して待ちとなったすべてのRTタスクのTCBを接続するTCB待ちキュー130の先頭をTCB待ちキュー先頭111が示し、OS間通信機構110ごとに、そのOS間通信機構110を用いてRTタスクと通信するプロセスのPCBを接続するPCB待ちキュー210の先頭をPCB待ちキュー先頭112が示している。
また、各TCBには、TCBに対応するRTタスクを実行するときの優先度である実優先度401、TCB待ちキュー130用のポインタである次の待ちTCB402、RTタスクがOS間通信に用いるOS間通信機構110へのポインタである待ち対象403、優先度継承管理リスト120用のポインタである次の優先度継承TCB404、RTタスクの本来の優先度である本優先度405が含まれる。
また、各PCBには、RTタスクから継承された優先度である現在優先度411、PCBに対応するプロセスの本来の優先度である本来優先度412、PCB待ちキュー210用のポインタである次の待ちPCB413が含まれる。
スケジューラ150は、優先度継承管理リスト120が示す優先度継承管理先頭TCBを特定し、このTCBに格納された待ち対象403を用いて、RTタスクが用いるOS間通信機構110を特定し、特定したOS間通信機構110が有するPCB待ちキュー先頭112を用いて優先度を継承すべきプロセスを特定する。
このように、スケジューラ150は、OS間通信を要求して待ちとなったRTタスクの中で最も優先度が高いRTタスクのTCBを、優先度継承管理リスト120を用いて特定し、特定したTCBの待ち対象403を用いて、RTタスクが用いるOS間通信機構110を特定し、特定したOS間通信機構110が有するPCB待ちキュー先頭112を用いて優先度を継承すべきプロセスを特定することによって、RTタスクと通信するプロセスにRTタスクの優先度を継承することができる。
次に、RTタスクからGPタスク300へ通信要求を行ってRTタスクが待ちになったときのRTOS100の処理手順について説明する。図3は、RTタスクからGPタスク300へ通信要求を行ってRTタスクが待ちになったときのRTOS100の処理手順を示すフローチャートである。
同図に示すように、RTタスクからGPタスク300へ通信要求を行ってRTタスクが待ちになる際に、通信要求を処理するOS間通信機構110のメソードは、待ちになるタスクをTCB待ちキュー130にリンクする(ステップS301)とともに、優先度順で優先度継承管理リスト120にも入れる(ステップS302)。
そして、スケジューラ150は、ディスパッチの前に、現在のRTタスクが優先度継承管理リスト120の先頭のRTタスクであるか否か、すなわち、OS間通信要求を行って待ちになった現在のRTタスクが優先度継承管理リスト120にある他のRTタスクよりも優先度が高いか否かを判定する(ステップS303)。
その結果、現在のRTタスクが優先度継承管理リスト120の先頭のRTタスクである場合には、このRTタスクと通信するプロセスの優先度をこのRTタスクの優先度に上げる。
具体的には、このRTタスクの優先度をGPタスク300に継承させ(ステップS304)、このRTタスクのTCBの待ち対象403を用いてOS間通信機構110を特定し(ステップS305)、特定したOS間通信機構110から、このRTタスクと通信するプロセスのPCBを取得し、取得したPCBにこのRTタスクの優先度を継承させる(ステップS306)。すなわち、取得したPCBの現在優先度411にこのRTタスクの優先度を設定する。そして、ディスパッチの処理に移る(ステップS307)。
一方、現在のRTタスクが優先度継承管理リスト120の先頭のRTタスクでない場合には、優先度継承管理リスト120の先頭にあるRTタスクの優先度が既にGPタスク300に継承されているので、そのまま、ディスパッチの処理に移る(ステップS307)。
このように、RTタスクからGPタスク300へ通信要求を行ってRTタスクが待ちになる際に、OS間通信機構110のメソードが、待ちになる現在のRTタスクを優先度順で優先度継承管理リスト120に入れ、スケジューラ150が、ディスパッチの前に、現在のRTタスクが優先度継承管理リスト120の先頭のRTタスクであるか否かを判定し、先頭のRTタスクである場合には、このRTタスクの優先度をこのRTタスクと通信するプロセスに継承させることによって、このRTタスクと通信するプロセスだけ優先度をRTタスクの優先度に上げることができる。
次に、GPタスク300のOS間通信終了によってRTOS100の待ちタスクの実行が再開されるときのRTOS100の処理手順について説明する。図4は、GPタスク300のOS間通信終了によってRTOS100の待ちタスクの実行が再開されるときのRTOS100の処理手順を示すフローチャートである。
同図に示すように、GPタスク300のOS間通信終了によってRTOS100の待ちタスクの実行が再開される際に、通信を処理したOS間通信機構110のメソードは、待ちタスクの実行が再開されるので、実行が再開されるRTタスクをOS間通信機構110のTCB待ちキュー130から削除し(ステップS401)、優先度継承管理リスト120からも削除する(ステップS402)。
そして、スケジューラ150は、ディスパッチの前に、優先度継承管理リスト120が空であるか否かを判定し(ステップS403)、空でない場合には、優先度継承管理リスト120の先頭にあるRTタスクの優先度をGPタスク300に継承させ、そしてその優先度をこのRTタスクと通信するプロセスに継承させる。
具体的には、このRTタスクの優先度をGPタスク300に継承させ(ステップS404)、このRTタスクのTCBの待ち対象403を用いてOS間通信機構110を特定し(ステップS404)、特定したOS間通信機構110から、このRTタスクと通信するプロセスのPCBを取得し、取得したPCBにこのRTタスクの優先度を継承させる(ステップS406)。すなわち、取得したPCBの現在優先度411にこのRTタスクの優先度を設定する。そして、ディスパッチの処理に移る(ステップS407)。
一方、優先度継承管理リスト120が空である場合には、GPタスク300の優先度および通信を行ったプロセスの優先度を本来の低い優先度に戻し(ステップS408)、ディスパッチの処理に移る(ステップS407)。
このように、GPタスク300のOS間通信終了によってRTOS100の待ちタスクの実行が再開される際に、OS間通信機構110のメソードが、実行が再開されるRTタスクを優先度継承管理リスト120から削除し、スケジューラ150が、ディスパッチの前に、優先度継承管理リスト120が空であるか否かを判定し、空でない場合には、優先度継承管理リスト120の先頭にあるRTタスクの優先度をこのRTタスクと通信するプロセスの優先度に継承させることによって、RTタスクと通信するプロセスの優先度を通信相手のRTタスクの優先度に保つことができる。
次に、本実施例に係るハイブリッドOSを実行するコンピュータについて説明する。図5は、本実施例に係るハイブリッドOSを実行するコンピュータを示す図である。同図に示すように、このコンピュータ500は、CPU510と、RAM520と、ROM530と、HDD540と、I/Oインタフェース550と、LANインタフェース560と、モデム570とを有する。
CPU510は、ハイブリッドOSやアプリケーションプログラムなどを実行する処理装置であり、RAM520は、優先度継承管理リスト120、TCB待ちキュー130、PCB待ちキュー210などを記憶する記憶部である。
ROM530は、変更されない定数などを記憶した記憶部であり、HDD540は、プログラムやファイルを記憶する磁気ディスク装置である。HDD540に記憶されたプログラムは、RAM520やROM530を用いてCPU510により実行される。
I/Oインタフェース550は、表示装置、キーボード、マウスなどの入出力機器を接続するためのインタフェースである。LANインタフェース560は、LANに接続するためのインタフェースであり、モデム570は、公衆回線に接続するための装置である。
上述してきたように、本実施例では、OS間通信を要求して待ちとなったすべてのRTタスクのTCBをRTタスクの優先度順に優先度継承管理リスト120を用いて管理し、RTタスクからGPタスク300へ通信要求を行ってRTタスクが待ちになる際に、スケジューラ150が、このRTタスクが優先度継承管理リスト120の先頭のRTタスクであるか否かを判定し、先頭のRTタスクである場合に、このRTタスクの優先度をこのRTタスクと通信するプロセスだけに継承させることとしたので、他のプロセスがこのRTタスクの優先度で実行されることを防ぎ、RTタスクの実行が他のプロセスによって妨げられることを防ぐことができる。
また、本実施例では、GPタスク300のOS間通信終了によってRTOS100の待ちタスクの実行が再開される際に、スケジューラ150が、優先度継承管理リスト120が空であるか否かを判定し、空でない場合には、優先度継承管理リスト120の先頭にあるRTタスクの優先度をこのRTタスクと通信するプロセスの優先度に設定することによって、RTタスクと通信するプロセスの優先度を通信相手のRTタスクの優先度に保つことができる。
(付記1)オペレーティングシステムおよびその制御下で実行されるプロセスを一つのタスクとしてコンピュータに実行させるタスク管理プログラムであって、
前記オペレーティングシステムの制御下で実行されるプロセスと協調して動作するオペレーティングシステムタスク以外のタスクが、協調動作を該オペレーティングシステムタスクに要求して待ち状態になる際に、該オペレーティングシステムタスクに協調動作を要求して待ち状態にある他のタスクの優先度よりも該待ち状態になるタスクの優先度が高いか否かを判定する優先度判定手順と、
前記優先度判定手順により、前記待ち状態になるタスクの優先度が前記他のタスクの優先度よりも高いと判定された場合に、前記オペレーティングシステムタスクおよび該待ち状態になるタスクと協調して動作する前記オペレーティングシステム制御下のプロセスに、該待ち状態になるタスクの優先度を継承する優先度継承手順と
をコンピュータに実行させることを特徴とするタスク管理プログラム。
(付記2)前記オペレーティングシステムタスク以外のタスクに要求された協調動作を前記オペレーティングシステムタスクが終了して該タスクの実行が再開される際に、前記他のタスクがあるか否かを判定する待ちタスク判定手順と、
前記待ちタスク判定手順により他のタスクがあると判定された場合に、前記オペレーティングシステムタスクおよび他のタスクのうちで優先度が最も高いタスクと協調して動作するプロセスに該優先度が最も高いタスクの優先度を継承させる優先度復帰手順と
をさらにコンピュータに実行させることを特徴とする付記1に記載のタスク管理プログラム。
(付記3)前記優先度判定手順は、前記オペレーティングシステムタスクに協調動作を要求して待ち状態にあるタスクのタスク制御ブロックを優先度順に接続した優先度継承管理リストを用いて、前記待ち状態になるタスクの優先度が前記他のタスクの優先度よりも高いか否かを判定することを特徴とする付記1または2に記載のタスク管理プログラム。
(付記4)前記待ちタスク判定手順は、前記オペレーティングシステムに協調動作を要求して待ち状態にあるタスクのタスク制御ブロックを優先度順に接続した優先度継承管理リストを用いて、前記他のタスクがあるか否かを判定し、
前記優先度復帰手順は、前記優先度継承管理リストを用いて、前記待ち状態にあるタスクのうちで優先度が最も高いタスクと協調して動作するプロセスおよび前記オペレーティングシステムに該優先度が最も高いタスクの優先度を継承することを特徴とする付記2に記載のタスク管理プログラム。
(付記5)前記優先度継承手順は、タスク制御ブロック待ちキューを用いて、前記オペレーティングシステムに協調動作を要求して待ち状態にあるタスクのタスク制御ブロックに記憶した協調動作を行うOS間協調動作機構を特定し、該特定したOS間協調動作機構を介して、該待ち状態になるタスクと協調動作するプロセスに優先度を継承することを特徴とする付記1または2に記載のタスク管理プログラム。
(付記6)タスク制御ブロックは、タスクが使用するOS間協調動作機構へのポインタを待ち対象として含み、
前記優先度継承手順は、タスク制御ブロックに含まれる待ち対象を用いて、前記待ち状態になるタスクが用いるOS間協調動作機構を特定することを特徴とする付記5に記載のタスク管理プログラム。
(付記7)前記プロセスとタスクとの間の協調動作は、OS間通信機構を用いた通信であることを特徴とする付記1または2に記載のタスク管理プログラム。
(付記8)オペレーティングシステムおよびその制御下で実行されるプロセスを一つのタスクとしてコンピュータに実行させるタスク管理装置であって、
前記オペレーティングシステムの制御下で実行されるプロセスと協調して動作するオペレーティングシステムタスク以外のタスクが、協調動作を該オペレーティングシステムタスクに要求して待ち状態になる際に、該オペレーティングシステムタスクに協調動作を要求して待ち状態にある他のタスクの優先度よりも該待ち状態になるタスクの優先度が高いか否かを判定する優先度判定手段と、
前記優先度判定手段により、前記待ち状態になるタスクの優先度が前記他のタスクの優先度よりも高いと判定された場合に、前記オペレーティングシステムタスクおよび該待ち状態になるタスクと協調して動作する前記オペレーティングシステム制御下のプロセスに、該待ち状態になるタスクの優先度を継承する優先度継承手段と
を備えたことを特徴とするタスク管理装置。
(付記9)オペレーティングシステムを一つのタスクとしてコンピュータに実行させるタスク管理方法であって、
前記オペレーティングシステムの制御下で実行されるプロセスと協調して動作するタスクが協調動作を該オペレーティングシステムに要求して待ち状態になる際に、該オペレーティングシステムに協調動作を要求して待ち状態にある他のタスクの優先度よりも該待ち状態になるタスクの優先度が高いか否かを判定する優先度判定手続きと、
前記優先度判定手続きにより、前記待ち状態になるタスクの優先度が前記他のタスクの優先度よりも高いと判定された場合に、該待ち状態になるタスクと協調して動作するプロセスおよび前記オペレーティングシステムに該待ち状態になるタスクの優先度を継承する優先度継承手続きと
を含んだことを特徴とするタスク管理方法。
(付記10)オペレーティングシステムを一つのタスクとしてコンピュータに実行させるタスク管理プログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体であって、
前記オペレーティングシステムの制御下で実行されるプロセスと協調して動作するタスクが協調動作を該オペレーティングシステムに要求して待ち状態になる際に、該オペレーティングシステムに協調動作を要求して待ち状態にある他のタスクの優先度よりも該待ち状態になるタスクの優先度が高いか否かを判定する優先度判定手順と、
前記優先度判定手順により、前記待ち状態になるタスクの優先度が前記他のタスクの優先度よりも高いと判定された場合に、該待ち状態になるタスクと協調して動作するプロセスおよび前記オペレーティングシステムに該待ち状態になるタスクの優先度を継承する優先度継承手順と
をコンピュータに実行させるタスク管理プログラム記録したことを特徴とするコンピュータ読み取り可能な記録媒体。
以上のように、本発明に係るタスク管理プログラムおよびタスク管理装置は、ハイブリッドOSを用いるコンピュータシステムに有用であり、特に、GPOSをリアルタイムタスクの一つとして動作させるハイブリッドOSを使用するコンピュータシステムや組み込み機器などに適している。
本実施例に係るハイブリッドOSの構成を示す機能ブロック図である。 本実施例に係るRTOSがGPOS制御下のプロセスへの優先度継承で用いるデータ構造を説明するための説明図である。 RTタスクからGPタスクへ通信要求を行ってRTタスクが待ちになったときのRTOSの処理手順を示すフローチャートである。 GPタスクのOS間通信終了によってOS間通信待ちRTタスクの実行が再開されるときのRTOSの処理手順を示すフローチャートである。 本実施例に係るハイブリッドOSを実行するコンピュータを示す図である。 ハイブリッドOSを説明するための説明図である。
符号の説明
100 RTOS
110 OS間通信機構
111 TCB待ちキュー先頭
112 PCB待ちキュー先頭
120 優先度継承管理リスト
130 TCB待ちキュー
140 優先度継承管理リスト先頭
150 スケジューラ
200 GPOS
210 PCB待ちキュー
220 GPOSスケジューラ
300 GPタスク
401 実優先度
402 次の待ちTCB
403 待ち対象
404 次の優先度継承TCB
405 本優先度
411 現在優先度
412 本来優先度
413 次の待ちPCB
500 コンピュータ
510 CPU
520 RAM
530 ROM
540 HDD
550 I/Oインタフェース
560 LANインタフェース
570 モデム

Claims (5)

  1. オペレーティングシステムおよびその制御下で実行されるプロセスを一つのタスクとしてコンピュータに実行させるタスク管理プログラムであって、
    前記オペレーティングシステムの制御下で実行されるプロセスと協調して動作するオペレーティングシステムタスク以外のタスクが、協調動作を該オペレーティングシステムタスクに要求して待ち状態になる際に、該オペレーティングシステムタスクに協調動作を要求して待ち状態にある他のタスクの優先度よりも該待ち状態になるタスクの優先度が高いか否かを判定する優先度判定手順と、
    前記優先度判定手順により、前記待ち状態になるタスクの優先度が前記他のタスクの優先度よりも高いと判定された場合に、前記オペレーティングシステムタスクおよび該待ち状態になるタスクと協調して動作する前記オペレーティングシステム制御下のプロセスに、該待ち状態になるタスクの優先度を継承する優先度継承手順と
    をコンピュータに実行させることを特徴とするタスク管理プログラム。
  2. 前記オペレーティングシステムタスク以外のタスクに要求された協調動作を前記オペレーティングシステムタスクが終了して該タスクの実行が再開される際に、前記他のタスクがあるか否かを判定する待ちタスク判定手順と、
    前記待ちタスク判定手順により他のタスクがあると判定された場合に、前記オペレーティングシステムタスクおよび他のタスクのうちで優先度が最も高いタスクと協調して動作するプロセスに該優先度が最も高いタスクの優先度を継承させる優先度復帰手順と
    をさらにコンピュータに実行させることを特徴とする請求項1に記載のタスク管理プログラム。
  3. 前記優先度判定手順は、前記オペレーティングシステムタスクに協調動作を要求して待ち状態にあるタスクのタスク制御ブロックを優先度順に接続した優先度継承管理リストを用いて、前記待ち状態になるタスクの優先度が前記他のタスクの優先度よりも高いか否かを判定することを特徴とする請求項1または2に記載のタスク管理プログラム。
  4. 前記プロセスとタスクとの間の協調動作は、OS間通信機構を用いた通信であることを特徴とする請求項1または2に記載のタスク管理プログラム。
  5. オペレーティングシステムおよびその制御下で実行されるプロセスを一つのタスクとしてコンピュータに実行させるタスク管理装置であって、
    前記オペレーティングシステムの制御下で実行されるプロセスと協調して動作するオペレーティングシステムタスク以外のタスクが、協調動作を該オペレーティングシステムタスクに要求して待ち状態になる際に、該オペレーティングシステムタスクに協調動作を要求して待ち状態にある他のタスクの優先度よりも該待ち状態になるタスクの優先度が高いか否かを判定する優先度判定手段と、
    前記優先度判定手段により、前記待ち状態になるタスクの優先度が前記他のタスクの優先度よりも高いと判定された場合に、前記オペレーティングシステムタスクおよび該待ち状態になるタスクと協調して動作する前記オペレーティングシステム制御下のプロセスに、該待ち状態になるタスクの優先度を継承する優先度継承手段と
    を備えたことを特徴とするタスク管理装置。
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