JP6583424B2 - 情報処理システム、情報処理方法、及び情報処理プログラム - Google Patents

情報処理システム、情報処理方法、及び情報処理プログラム Download PDF

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Description

本発明は、情報処理システム、情報処理方法、及び情報処理プログラムに関する。
従来、企業等において、各従業員の業務におけるタスクを支援するためのコンピュータシステムが構築されている。例えば、ワークフローシステムでは、タスクの前後関係が予め定義され、前段のタスクが終了すると、後段のタスクの遂行者が利用する端末に対して、当該タスクの遂行指示が通知される。
特開2005−110205号公報 特開2004−54855号公報 特開2005−275476号公報
他方において、近年では、PC(Personal Computer)、スマートフォン、タブレット端末、スマートウォッチ等、複数種類の端末が一人のユーザによって利用されるようになっている。
このような状況において、ユーザが利用する複数の端末のいずれか(例えば、PC)に対してタスクの遂行指示が通知されたとしても、当該ユーザは、当該端末を利用中であるとは限らない。したがって、タスクの遂行指示が迅速にユーザに通知されない可能性が有る。
そこで、ユーザが利用する全ての端末に対してタスクの遂行指示を配信することが考えられる。
しかし、各端末は、それぞれ実現可能な機能が必ずしも同じではない。例えば、PCにインストールされているアプリケーションによって操作可能なファイルの編集タスクについて、ユーザがスマートフォンの利用中に遂行指示を受信した場合、ユーザは、スマートフォンを利用して当該タスクを遂行することはできない。この場合、ユーザは、タスクの内容に鑑みて、当該タスクの遂行に適した端末がいずれであるのかを思考しなければならない。
そこで、一側面では、タスクの遂行に適した状況へ遂行者を誘導することを目的とする。
一つの案では、情報処理装置と、前記情報処理装置にネットワークを介して接続される複数の端末とを含む情報処理システムは、タスクの遂行に利用される1以上のリソースのそれぞれについて、前記各端末による利用の適切性を判定する判定部と、前記判定部による判定結果に基づいて、前記複数の端末の中からいずれかの端末を選択する選択部と、前記選択部による選択結果を前記複数の端末に送信する第1の送信部とを有し、前記複数の端末のうち、前記選択部によって選択されなかった端末は、前記選択部によって選択された端末を示す情報を出力する。
一態様によれば、タスクの遂行に適した状況へ遂行者を誘導することができる。
第1の実施の形態におけるタスク管理システムの構成例を示す図である。 第1の実施の形態におけるタスク管理装置のハードウェア構成例を示す図である。 第1の実施の形態におけるタスク管理システムの機能構成例を示す図である。 第1の実施の形態における処理手順の一例を説明するためのシーケンス図である。 第1の実施の形態におけるタスク情報の第1の例を示す図である。 端末情報記憶部の構成例を示す図である。 第1の実施の形態における評価結果の一覧の第1の例を示す図である。 第1の実施の形態における遂行端末情報の第1の例を示す図である。 第1の実施の形態におけるタスク情報の第2の例を示す図である。 第1の実施の形態における評価結果の一覧の第2の例を示す図である。 第1の実施の形態における遂行端末情報の第2の例を示す図である。 誘導情報に関する定義情報の第1の例を示す図である。 誘導情報に関する定義情報の第2の例を示す図である。 第2の実施の形態におけるタスク管理システムの機能構成例を示す図である。 第2の実施の形態における処理手順の一例を説明するためのシーケンス図である。 評価結果記憶部の構成例を示す図である。 第3の実施の形態におけるタスク管理システムの機能構成例を示す図である。 第3の実施の形態における処理手順の一例を説明するためのシーケンス図である。
以下、図面に基づいて本発明の実施の形態を説明する。図1は、第1の実施の形態におけるタスク管理システム1の構成例を示す図である。図1において、タスク管理装置10と複数の端末20とは、ネットワークを介して接続されている。当該ネットワークは、有線であってもよいし無線であってもよい。また、端末20ごとに、有線又は無線の接続形態が異なっていてもよい。
タスク管理装置10は、端末20のユーザが遂行すべきタスクを管理する1以上のコンピュータである。例えば、タスク管理装置10は、タスクの遂行指示を各端末20に送信したり、タスクの遂行に適した状況へユーザを誘導するための処理を実行したりする。
本実施の形態において、タスクとは、いずれかの端末20が利用されて人によって遂行される作業をいう。例えば、文書の編集作業がタスクの一例として挙げられる。
各端末20は、ユーザがタスクの遂行に利用する情報処理端末である。例えば、PC(Personal Computer)、スマートフォン、タブレット端末、又はスマートウォッチ等である。
図2は、第1の実施の形態におけるタスク管理装置のハードウェア構成例を示す図である。図2のタスク管理装置10は、それぞれバスBで相互に接続されているドライブ装置100、補助記憶装置102、メモリ装置103、CPU104、及びインタフェース装置105等を有する。
タスク管理装置10での処理を実現するプログラムは、記録媒体101によって提供される。プログラムを記録した記録媒体101がドライブ装置100にセットされると、プログラムが記録媒体101からドライブ装置100を介して補助記憶装置102にインストールされる。但し、プログラムのインストールは必ずしも記録媒体101より行う必要はなく、ネットワークを介して他のコンピュータよりダウンロードするようにしてもよい。補助記憶装置102は、インストールされたプログラムを格納すると共に、必要なファイルやデータ等を格納する。
メモリ装置103は、プログラムの起動指示があった場合に、補助記憶装置102からプログラムを読み出して格納する。CPU104は、メモリ装置103に格納されたプログラムに従ってタスク管理装置10に係る機能を実行する。インタフェース装置105は、ネットワークに接続するためのインタフェースとして用いられる。
なお、記録媒体101の一例としては、CD−ROM、DVDディスク、又はUSBメモリ等の可搬型の記録媒体が挙げられる。また、補助記憶装置102の一例としては、HDD(Hard Disk Drive)又はフラッシュメモリ等が挙げられる。記録媒体101及び補助記憶装置102のいずれについても、コンピュータ読み取り可能な記録媒体に相当する。
なお、各端末20も、図2に示されるハードウェア構成を有していてもよい。
図3は、第1の実施の形態におけるタスク管理システムの機能構成例を示す図である。図3において、タスク管理装置10は、タスク情報送信部11、評価結果受信部12、遂行端末情報生成部13、遂行端末情報送信部14、及び誘導情報管理部15等を有する。これら各部は、タスク管理装置10にインストールされた1以上のプログラムが、CPU104に実行させる処理により実現される。タスク管理装置10は、また、タスク情報記憶部111及び端末情報記憶部112等を利用する。これら各記憶部は、例えば、補助記憶装置102、又はタスク管理装置10にネットワークを介して接続可能な記憶装置等を用いて実現可能である。
一方、各端末20は、タスク情報受信部21、リソース評価部22、評価結果送信部23、遂行端末情報受信部24、誘導情報照会部25、及びタスク情報提示部26等を有する。これら各部は、タスク管理装置10にインストールされた1以上のプログラムが、端末20のCPUに実行させる処理により実現される。
タスク情報記憶部111には、遂行されるべきタスクに関して予め作成されているタスク情報が記憶されている。タスク情報送信部11は、タスク情報記憶部111に記憶されているタスク情報の中から、遂行時期が到来したタスクに関するタスク情報を端末20に送信する。タスク情報は、タスクの識別情報、タスクの遂行に利用される(又はタスクの遂行に必要な)、1以上のリソースを示す情報等が含まれる。タスクの遂行に利用されるリソース(以下、「遂行リソース」という。)とは、例えば、タスクにおいて編集対象とされる文書データや、閲覧対象又は入力対象とされるWebページ、タスクの遂行に必要なWebサービスをアクセスするためのパラメータ等である。また、外部ディスプレイ等のように端末20に接続される装置、実験器具等の道具、材料、又は特定の人物等が、遂行リソースであってもよい。外部ディスプレイは、例えば、或る性能以上のディスプレイが必要なタスクにおいて遂行リソースとされる。実験器具等の道具は、例えば、実験を行うタスク又は道具を利用したタスクにおいて遂行リソースとされる。材料は、例えば、材料を利用して何らかの物体を作成するタスクにおいて遂行リソースとされる。特定の人物は、例えば、当該人物の知識を利用して遂行されるタスクにおいて遂行リソースとされる。
タスク情報は、また、タスクの遂行者であるユーザの識別情報(以下、「ユーザ名」という。)をも含む。タスク情報送信部11は、タスク情報に含まれているユーザ名に係るユーザが利用する各端末20に対して、当該タスク情報を送信する。ユーザ名と端末20との対応情報は、端末情報記憶部112に記憶されている。本実施の形態では、各ユーザに対して複数の端末20が対応付けられている状況が想定される。例えば、各ユーザは、PC、スマートフォン、タブレット端末、又はスマートウォッチ等の複数種類の端末20を利用する。
端末20のタスク情報受信部21は、タスク情報送信部11から送信されたタスク情報を受信する。
タスク管理装置10の評価結果受信部12と、端末20の評価結果送信部23及びリソース評価部22とは、リソース判定部121を構成する。リソース判定部121は、タスク情報が送信された各端末20について、当該タスク情報に指定されている各遂行リソースの利用の適切性(又は処理の適切性)を判定する。適切性の判定は、適する、適さないの可否の判断でも良いし、適切さの度合いを数値で表現してもよい。すなわち、リソース評価部22は、タスク情報受信部21によって受信されたタスク情報に指定されている各遂行リソースについて、当該端末20による利用の可否を評価(判定)する。評価結果送信部23は、リソース評価部22による評価結果(判定結果)を、タスク管理装置10に送信する。評価結果受信部12は、タスク情報が送信された各端末20から送信される評価結果を受信する。
タスク管理装置10の遂行端末情報生成部13、遂行端末情報送信部14、及び端末20の遂行端末情報受信部24は、遂行端末選択部122を構成する。遂行端末選択部122は、各端末20による評価結果に基づいて、タスクの遂行に利用される端末20(以下、「遂行端末」という。)を選択する。すなわち、遂行端末情報生成部13は、各評価結果に基づいて、利用可能な遂行リソースが最も多い端末20を遂行端末として選択し、遂行端末を示す情報を含む遂行端末情報を生成する。遂行端末において利用できない遂行リソースが有る場合、当該遂行リソースを示す情報も遂行端末情報に含まれる。なお、遂行端末情報において、遂行端末が利用できない遂行リソースを示す情報を、以下「遂行条件」という。遂行端末情報送信部14は、遂行端末情報生成部13によって生成された遂行端末情報を、タスク情報の送信先とされた各端末20に送信する。遂行端末情報受信部24は、遂行端末情報を受信する。
タスク管理装置10の誘導情報管理部15及び端末20の誘導情報照会部25は、誘導情報取得部123を構成する。誘導情報取得部123は、遂行端末情報に遂行条件が含まれている場合に、当該遂行条件が満たされる状況へユーザを誘導するための情報(以下、「誘導情報」という。)を取得する。すなわち、誘導情報照会部25は、遂行端末情報受信部24によって受信された遂行端末情報に遂行条件が含まれている場合に、当該遂行条件に関する誘導情報を誘導情報管理部15に照会する。誘導情報管理部15は、当該遂行条件に関する誘導情報を、予め記憶されている情報、又は別システム等において管理されている情報等から取得又は生成する。
端末20のタスク情報提示部26は、タスク情報受信部21によって受信されたタスク情報に係るタスクの遂行をユーザに促す情報を出力(ユーザに提示)する。この際、遂行端末として選択されなかった端末20のタスク情報提示部26は、遂行端末情報受信部24によって受信された遂行端末情報が示す遂行端末を示す情報を出力する。更に、タスク情報提示部26は、誘導情報照会部25によって誘導情報が取得された場合には、当該誘導情報を出力する。
以下、タスク管理システム1において実行される処理手順について説明する。図4は、第1の実施の形態における処理手順の一例を説明するためのシーケンス図である。
ステップS101において、タスク情報送信部11は、タスク情報記憶部111に記憶されているタスク情報のうち、遂行時期が到来したタスクに係るタスク情報(以下、「対象タスク情報」という。)を、当該タスクの遂行者に対応する各端末20に送信する。
図5は、第1の実施の形態におけるタスク情報の第1の例を示す図である。図5では、左側の列にタスク情報を構成する項目が示され、右側の列に各項目の値の一例が示されている。図5に示されるように、タスク情報は、タスクID、タスク名、遂行者名、及び遂行リソース名等の項目ごとにそれぞれの値を含む。
タスクIDは、各タスクを一意に識別する識別情報である。したがって、タスクIDは、タスク間において重複しない。タスク名は、タスクの内容等をユーザに示す文字列である。タスク名は、タスク間において重複してもよい。遂行者名は、タスクの遂行者のユーザ名である。遂行リソース名は、遂行リソースの識別情報である。図5では、「遂行リソースのタイトル(遂行リソースのURL(Uniform Resource Locator))」の形式で、各遂行リソース名が示されている。但し、遂行リソースのタイトルは、タスク情報に含まれなくてもよい。
タスク情報に係るタスクの遂行者に対応する各端末20は、端末情報記憶部112を参照して特定可能である。
図6は、端末情報記憶部の構成例を示す図である。図6に示されるように、端末情報記憶部112には、端末20ごとに、端末ID、ユーザ名、及びアドレス情報等が記憶されている。端末IDは、端末20の個体ごとの識別情報である。ユーザ名は、端末20の利用者のユーザ名である。アドレス情報は、IPアドレス等、ネットワーク通信において各端末20を識別するための情報である。
例えば、ステップS101では、対象タスク情報の遂行者名をユーザ名に含むレコードが端末情報記憶部112から検索され、当該レコードのアドレス情報が示す宛先に、対象タスク情報が送信される。
なお、タスク情報記憶部111に記憶されている各タスク情報には、予め、遂行時期を示す情報が関連付けられていてもよい。この場合、タスク情報送信部11は、当該情報を参照して、各タスク情報の遂行時期の到来を判定してもよい。
又は、各タスクの遂行順が定義されていてもよい。例えば、各タスク情報において、前段に実行されるべきタスクのタスクIDが含まれてもよい。この場合、タスク情報送信部11は、前段のタスクの終了の検知に応じて、対象タスク情報を送信してもよい。
又は、管理者等のユーザによる手入力での指示に応じて、タスク情報が送信されてもよい。
対象タスク情報の送信先の各端末20のタスク情報受信部21は、対象タスク情報を受信すると、当該端末20のタスク情報提示部26及びリソース評価部22に、対象タスク情報を通知する(S102、S103)。タスク情報提示部26は、対象タスク情報を保持しておく。一方、リソース評価部22は、対象タスク情報に含まれている遂行リソース名に係る各遂行リソースについて、当該端末20による利用の可否を評価(判定)する(S104)。
例えば、図5に示されるように、URLによって示されているリソース(以下、「内部リソース」という。)は、端末20内又は端末20にネットワークを介して接続されるコンピュータシステム等の仮想空間において記憶等されている電子的なリソースである。内部リソースについては、当該URLに係るリソースを操作するためのアプリケーションが、当該端末20にインストールされているか否かに基づいて、利用の可否が判定される。当該アプリケーションのインストールの有無は、端末20のOS(Operating System)に問い合わせることで判定されてもよい。
一方、現実空間に存在するリソース(以下、「外部リソース」という。)は、URLでは表現されない。例えば、外部ディスプレイであれば、「表示装置(1920x1200)」として表現され、道具であれば、道具名によって表現され、人物であれば氏名によって表現される。外部リソースの中には、外部ディスプレイのように端末20に接続されて利用されるものも有る。そこで、外部リソースについては、現在において、当該端末20に接続されているか否かに基づいて、利用の可否が判定される。具体的には、リソース評価部22は、端末20のOS(例えば、デバイスマネージャ等)に問い合わせることで、端末20に接続している外部機器の一覧情報(以下、「接続機器情報」という。)を得る。リソース評価部22は、接続機器情報と遂行リソース名とを比較することで、遂行リソースの利用の可否を判定する。すなわち、タスク情報に含まれている遂行リソース名に一致する文字列が接続機器情報に含まれている遂行リソースは、利用可能であると判定される。そうでない遂行リソースは、利用不可能であると判定される。この場合、端末20に接続されて利用される外部リソースについては、接続機器情報において当該外部リソースが表現される書式に従った形式で、遂行リソース名が記述されるのが望ましい。なお、端末20に接続されることのない外部リソース(例えば、実験器具、材料、又は人物等)の遂行リソース名は、接続機器情報に含まれることはない。したがって、このような外部リソースは、常に、利用不可能であると判定される。
続いて、リソース評価部22は、評価結果を評価結果送信部23に通知する(S105)。評価結果送信部23は、当該評価結果をタスク管理装置10に送信する(S106)。
タスク管理装置10の評価結果受信部12は、対象タスク情報の送信先の各端末20からの評価結果の返信を待機している。当該各端末20から送信された評価結果が受信されると、評価結果受信部12は、受信された評価結果の一覧を遂行端末情報生成部13に通知する(S107)。
図7は、第1の実施の形態における評価結果の一覧の第1の例を示す図である。図7には、端末IDごとに、図5のタスク情報における各遂行リソース名に係る遂行リソースについて、利用の可否が示されている。「○」は、利用が可能であることを示す。「×」は、利用が不可能であることを示す。
なお、対象タスク情報の送信先の端末20のうち、起動されていない端末20においては、ステップS102〜S106は実行されない。すなわち、当該端末20からは評価結果は送信されない。したがって、評価結果受信部12は、評価結果の受信を待機するための期限を設定し、当該期限内に受信された評価結果の一覧を遂行端末情報生成部13に通知するようにしてもよい。この際、期限内に受信されなかった端末20については、全ての遂行リソースが利用不可能であることを示す評価結果が遂行端末情報生成部13に通知されてもよい。
続いて、遂行端末情報生成部13は、評価結果の一覧に基づいて、遂行端末を選択する(S108)。具体的には、評価結果において利用可能な遂行リソースが最も多い端末20が、遂行端末として選択される。図7の例では、端末IDが「ノートPCa」である端末20が、遂行端末として選択される。なお、複数の端末20が遂行端末に該当する場合、任意の方法でいずれか一つの端末20が選択されてもよいし、複数の端末20が遂行端末として選択されてもよい。複数の端末20が遂行端末として選択された場合、実際にユーザがいずれを利用するかは、ユーザに任せてもよい。
続いて、遂行端末情報生成部13は、遂行端末の選択結果に基づいて、遂行端末情報を生成する(S109)。
図8は、第1の実施の形態における遂行端末情報の第1の例を示す図である。図8に示されるように、遂行端末情報は、タスクID、遂行端末ID、及び遂行条件等を含む。タスクIDは、遂行端末情報に対応するタスクのタスクIDである。遂行端末IDは、遂行端末として選択された端末20の端末IDである。遂行条件は、遂行端末において対象タスク情報に係るタスクが遂行される場合における遂行条件を示す。図7によれば、端末IDが「ノートPCa」である端末20については、利用できない遂行リソースは無い。したがって、図8の例では、遂行条件は、「無し」となっている。
続いて、遂行端末情報生成部13は、生成された遂行端末情報を、遂行端末情報送信部14に通知する(S110)。遂行端末情報送信部14は、当該遂行端末情報に含まれているタスクIDに係るタスク情報の送信先とされた各端末20に、当該遂行端末情報を送信する(S111)。
各端末20の遂行端末情報受信部24は、遂行端末情報を受信すると、当該遂行端末情報に遂行条件が含まれているか否かに基づいて処理を分岐させる。受信された遂行端末情報に遂行条件が含まれていない場合、遂行端末情報受信部24は、当該遂行端末情報を、タスク情報提示部26に通知する(S112)。タスク情報提示部26は、既に通知され、保持しているタスク情報のうち、当該遂行端末情報のタスクIDと同じタスクIDを含むタスク情報に係るタスクの遂行を、ユーザに促すためのメッセージを出力(例えば、表示)する。この際、タスク情報提示部26は、当該端末20が遂行端末であるか否かに応じて、当該メッセージの内容を異ならせてもよい。当該端末20が遂行端末であるか否かは、遂行端末情報に含まれている遂行端末IDに基づいて判定可能である。
例えば、対象タスク情報に関して遂行端末である端末20のタスク情報提示部26は、「申請書作成をしませんか。」といったようなメッセージを出力する。一方、対象タスク情報に関して遂行端末でない端末20のタスク情報提示部26は、「ノートPCaで申請書作成をしませんか。」といったようなメッセージを出力する。すなわち、遂行端末でない端末20のタスク情報提示部26は、ユーザを遂行端末へ誘導するようなメッセージを出力する。したがって、図5に示されるようなタスク情報と図8に示されるような遂行端末情報とが、ノートPCa、スマホa、及びスマートウォッチaのそれぞれに送信された場合、ノートPCaでは、「申請書作成をしませんか。」といったメッセージが出力され、スマホa及びスマートウォッチaのそれぞれでは、「ノートPCaで申請書作成をしませんか。」といったようなメッセージが出力される。ユーザは、ノートPCaを利用中であれば、対象タスク情報に係る遂行リソースをノートPCa上で利用して、対象タスク情報に係るタスクを遂行する。一方、ユーザは、スマホa又はスマートウォッチaを利用中であった場合、ノートPCaの配置場所に移動して、ノートPCaを利用して対象タスク情報に係るタスクを遂行することができる。なお、複数の遂行端末の選択が許容される場合において、ノートPCaとスマホaとが遂行端末である場合、ノートPCa及びスマホaでは、「申請書作成をしませんか。」といったメッセージが出力され、スマートウォッチaでは、「ノートPCa又はスマホaで申請書作成をしませんか。」といったようなメッセージが出力されてもよい。
続いて、対象タスク情報が、図9に示されるような内容であり、対象タスク情報の遂行リソースに関する各端末20による評価結果の一覧が、図10に示される通りであった場合について説明する。
図10の評価結果の一覧によれは、ノートPCaが遂行端末として選択される。但し、図10では、ノートPCaには、サイズが1920×1200以上である表示装置が接続されていないことが示されている。したがって、この場合、図11に示されるような遂行端末情報が生成される。
図11は、第1の実施の形態における遂行端末情報の第2の例を示す図である。図11に示される遂行端末情報には、遂行端末において利用不可能であると判定された遂行リソースのリソース名である「表示装置(1920×1200以上)」が、遂行条件として含まれている。すなわち、当該遂行端末情報は、遂行端末IDに係る端末20においてタスクIDに係るタスクが遂行されるためには、表示装置(1920×1200以上)が足りないことを示す。
図11に示されるように遂行条件を含む遂行端末情報がステップS111において受信されると、各端末20の遂行端末情報受信部24は、当該遂行端末情報を誘導情報照会部25に通知する(S113)。誘導情報照会部25は、当該遂行端末情報に含まれている遂行条件に関する誘導情報の取得要求を、誘導情報管理部15へ送信する(S114)。当該取得要求には、当該遂行条件が含まれる。誘導情報管理部15は、当該取得要求を受信すると、当該取得要求に含まれている遂行条件に関する誘導情報を取得し、取得された誘導情報を誘導情報照会部25に返信する(S115)。
例えば、誘導情報は、予め作成され、補助記憶装置102等に記憶されている定義情報から取得されてもよい。図12は、誘導情報に関する定義情報の第1の例を示す図である。図12に示される定義情報には、リソース名に対応付けて誘導情報が含まれている。この場合、遂行条件に一致するリソース名に対応付けられている誘導情報が取得される。例えば、遂行条件が、「表示装置(1920×1200以上)」であれば、「○○○会議室へ移動」という文字列が、誘導情報として取得される。また、遂行条件が、「*.pptx」であれば、「PCaにアプリXをインストール」という文字列が誘導情報として取得される。なお、「*」は、ワイルドカードを示す。また、「PCaにアプリXをインストール」における「アプリX」は、実際には、具体的なアプリケーション名、又は当該アプリケーションのダウンロード元のURLである。
又は、「アプリX」の部分の文字列は、動的に生成されてもよい。例えば、各ユーザの各端末20による、過去におけるタスク遂行時のアプリケーションの利用履歴が別途蓄積されており、当該利用履歴において、遂行条件と同種のリソース(例えば、「*.pptx」)に関して最も多く利用されているアプリケーションの名前が、「アプリX」に対して埋め込まれてもよい。
また、図13に示されるように、定義情報において、一つの遂行条件(「表示装置(1920×1200以上)」)に合致する誘導情報が複数有る場合、遂行者の最寄りのリソースに係る誘導情報が選択されるようにしてもよい。この場合、遂行者の位置は、GPS(Global Positioning System)等によって特定されてもよいし、所在管理システムによって特定されてもよいし、他の方法によって特定されてもよい。所在管理システムとは、例えば、オフィス等に対する入退室を管理することで、各従業員の所在を管理するコンピュータシステムをいう。また、各誘導情報には、当該誘導情報に係るリソースの位置情報が関連付けられていればよい。その上で、遂行条件に合致する複数の誘導情報の中から、遂行者に関して特定された位置に最も近い位置を示す位置情報に関連付けられている誘導情報が選択されてもよい。そうすることで、例えば、自席に近い○○会議室に設置されている表示装置と、出張先の席に近い△△ルームに設置されている表示装置とが有る場合に、遂行者が出張先に居るときには、△△ルームへの移動を促すことができる。
また、遂行条件に合致する誘導情報が複数有る場合、各誘導情報に係るリソースの利用状況等に基づいて、誘導情報が選択されてもよい。例えば、図13の例において、「表示装置(1920×1200以上)」が遂行条件である場合、○○会議室と△△ルームとのうち利用されていない方に設置されている表示装置に対応する誘導情報が選択されてもよい。○○会議室と△△ルームとの利用状況を示す情報は、例えば、スケジュール管理システムや資産管理システム等から取得されてもよい。
また、誘導情報が、「□□□へ移動」のように、或る場所への移動を促す情報である場合、当該場所を示す地図が誘導情報に含まれてもよい。当該地図は、各誘導情報に予め関連付けられていてもよいし、移動先の位置情報に基づいて動的に取得されてもよい。
また、遂行条件が人名であった場合(すなわち、遂行条件に係るリソースが人物であった場合)、所在管理システムを利用して、当該人名に係る人物の居場所を示す情報が、誘導情報として動的に取得されてもよい。又は、当該人物の居場所を示す情報が取得できない場合には、当該人物を遂行リソースとする他のタスクの遂行履歴等に基づいて、当該他のタスク情報に係るタスクが遂行された場所の中で、相対的に頻度が高い場所に当該人物が居ることを示唆する情報(例えば、(「Aさんは、○○に居るかも知れません。」というメッセージ)が誘導情報として動的に生成されてもよい。この場合、タスクの遂行履歴には、各タスクの遂行場所が記憶されるようにすればよい。
各端末20の誘導情報照会部25は、ステップS115において送信された誘導情報を受信すると、当該誘導情報と、ステップS113において通知された遂行端末情報とを、タスク情報提示部26に通知する(S116)。タスク情報提示部26は、既に通知され、保持しているタスク情報のうち、当該遂行端末情報のタスクIDと同じタスクIDを含むタスク情報に係るタスクの遂行を、ユーザに促すためのメッセージを出力する。この際、タスク情報提示部26は、当該誘導情報に対応する行動をユーザに促すための情報も出力する。更に、遂行端末以外の端末20のタスク情報提示部26は、遂行端末の利用を促す情報も出力する。例えば、遂行端末では、「○○会議室へ移動して、書類確認をしませんか。」といったメッセージが出力される。また、遂行端末以外の端末20では、「○○会議室へ移動して、ノートPCaで書類確認をしませんか。」といったメッセージが出力される。この場合、ユーザは、ノートPCaを持って○○会議室へ移動して、○○会議室でノートPCaを表示装置に接続して、タスクを遂行することができる。
なお、遂行端末情報に遂行条件が含まれているにも関わらず誘導情報が取得できなかった場合に、タスク情報提示部26は、遂行条件をそのまま出力するようにしてもよい。この場合、遂行者の知識等に基づいて、遂行条件に係るリソースが利用可能とされるかもしれないからである。この場合、遂行条件の出力後に遂行端末に対して行われた操作の履歴が記録され、当該操作の履歴が、今後の動的情報の取得に利用されてもよい。例えば、遂行端末に対して或るアプリケーションがインストールされたことが検知された場合、当該アプリケーションのインストールを示す誘導情報が、当該遂行条件に係るリソースのリソース名に対応付けられて記憶されてもよい。又は、遂行者による手入力によって、当該遂行条件に対する誘導情報が入力されてもよい。
上述したように、第1の実施の形態によれば、タスク情報が、タスクの遂行者が利用する各端末20に配信される。したがって、遂行者は、いずれの端末20を利用している場合であっても、タスクの遂行指示に気付くことができる。
また、各遂行リソースの利用の可否についての当該各端末20による評価結果に基づいて遂行端末が選択され、当該遂行端末を示す情報が各端末20に配信される。遂行端末以外の端末20では、遂行端末を示す情報が出力される。したがって、タスクの遂行に適した状況へ遂行者を誘導することができる。
また、遂行端末において利用できない遂行リソースが有る場合には、当該遂行リソースを利用可能とするための誘導情報も出力される。したがって、タスクの遂行可能な状況を作り出すために必要な作業を遂行者自身が検討する手間を省くことができる。
次に、第2の実施の形態について説明する。第2の実施の形態では第1の実施の形態と異なる点について説明する。第2の実施の形態において、特に言及されない点については、第1の実施の形態と同様でもよい。
図14は、第2の実施の形態におけるタスク管理システムの機能構成例を示す図である。図14中、図3と同一部分又は図3と対応する部分には同一符号を付し、その説明は適宜省略する。
図14において、タスク管理装置10は、更に、評価結果記憶部113を利用する。評価結果記憶部113には、各端末20において予め評価される、各リソースの利用の可否に関する評価結果が端末20ごとに記憶される。予めとは、タスク情報の送信前をいう。すなわち、第2の実施の形態では、タスク情報の送信前に、タスクにおいて利用される可能性の有る各リソースについて、利用の可否が各端末20によって評価される。タスク情報の送信時には、評価結果記憶部113に記憶された評価結果の一覧に基づいて選択された遂行端末を示す遂行端末情報が、タスク情報と共に各端末20に送信される。
なお、第2の実施の形態において、各端末20は、タスク情報受信部21を有していなくてもよい。第2の実施の形態において、タスク情報は、遂行端末情報と共にタスク管理装置10から送信され、遂行端末情報受信部24によって受信されるからである。
図15は、第2の実施の形態における処理手順の一例を説明するためのシーケンス図である。
例えば、各端末20のリソース評価部22は、或るリソースについて、当該端末20による利用の可否を判定する(S201)。ステップS201は、定期的に実行されてもよし、端末20において利用可能なリソースが変化するたびに実行されてもよい。端末20において利用可能なリソースが変化するたびとは、アプリケーションがインストール若しくはアンインストールされるたび、又は外部機器が接続若しくは切断されるたび等である。アプリケーションがインストールされた場合であれば、当該アプリケーションによる処理対象のリソースが利用可能となったことが評価結果とされてもよい。アプリケーションがアンインストールされた場合であれば、当該アプリケーションによる処理対象のリソースが利用不可能となったことが評価結果とされてもよい。外部機器が接続された場合は、当該外部機器が利用可能となったことが評価結果とされてもよい。外部機器との接続が切断された場合は、当該外部機器が利用不可能となったことが評価結果とされてもよい。
又は、ステップS201は、タスク管理装置10のタスク情報記憶部111に対して新たなタスク情報が登録されるたびに実行されてもよい。この場合、タスク管理装置10は、タスク情報が登録されるたびに、当該タスク情報を各端末20に送信する。ここでの各端末20は、当該タスク情報に係るタスクの遂行者の端末20に限定されなくてもよい。当該タスク情報を受信した各端末20のリソース評価部22は、ステップS201において、当該タスク情報の遂行リソース名に係るリソースについて利用の可否を評価してもよい。
続いて、リソース評価部22は、当該利用の可否に関する評価結果(判定結果)を、評価結果送信部23に通知する(S202)。評価結果送信部23は、当該評価結果をタスク管理装置10に送信する(S203)。
タスク管理装置10の評価結果受信部12は、当該評価結果を受信すると、当該評価結果を評価結果記憶部113に反映する(S204)。
図16は、評価結果記憶部の構成例を示す図である。図16に示されるように、評価結果記憶部113には、端末IDごと(端末20ごと)に、各リソースの利用の可否が記憶される。図16では、「HTMLファイル」や「.docファイル」等、具体的なリソースではなく、リソースの種別ごとに利用の可否が記憶される例が示されている。これは、アプリケーションのインストール又はアンインストール等に応じてステップS201が実行される例に対応する。仮に、タスク情報が登録されるたびに、当該タスク情報に係るタスクの遂行リソースについてステップS201が実行される場合、評価結果記憶部113には、具体的なリソースごとに列が形成されてもよい。例えば、図9に示されるタスク情報が登録された場合、「確認書類 (file://sv/path/書類.pptx)」と「表示装置(1920×1200以上)」とのリソースのうち、対応する列が無いリソースに対する列が、ステップS204において評価結果記憶部113に追加されてもよい。
なお、図16において、起動状態の列は、各端末20の現在の起動状態を示す。すなわち、「○」は、起動中を示し、「×」は、起動されていないことを示す。例えば、起動状態の値は、評価結果が定期的に通知されるのであれば(すなわち、ステップS203が定期的に実行されるのであれば)、評価結果の通知に基づいて更新されてもよい。すなわち、一定時間ごとに、当該一定時間内において評価結果が受信された端末20の起動状態は「○」とされ、そうでない端末20の起動状態は「×」とされてもよい。
又は、評価結果とは別に、各端末20は、起動時に起動したことをタスク管理装置10に通知し、停止時に停止することをタスク管理装置10に通知してもよい。評価結果受信部12は、起動したことの通知を受信した場合、当該通知の送信元の端末20の起動状態を「○」に更新し、停止したことの通知を受信した場合、当該通知の送信元の端末20の起動状態を「×」に更新してもよい。
その後、タスク情報記憶部111に記憶されているタスク情報のうち、いずれかのタスク情報の遂行時期が到来すると、タスク情報送信部11は、当該タスク情報(以下、「対象タスク情報」という。)と、対象タスク情報の送信先の端末20の端末IDとを、遂行端末情報生成部13に通知する(S211)。対象タスク情報の送信先の端末20の端末IDは、端末情報記憶部112を参照して、第1の実施の形態と同様の方法で特定可能である。
遂行端末情報生成部13は、対象タスク情報等が通知されると、評価結果記憶部113に記憶されている評価結果を参照して(S212)、対象タスク情報の送信先の端末20の中から、対象タスク情報に係るタスクの遂行端末を選択する(S213)。例えば、利用可能な遂行リソースが最も多い端末20が遂行端末として選択される。続いて、遂行端末情報生成部13は、遂行端末の選択結果に基づいて、遂行端末情報を生成する(S214)。なお、遂行端末の起動状態が「×」である場合、すなわち、起動されていない端末20が遂行端末として選択された場合、遂行端末情報生成部13は、遂行端末の起動を示す情報を遂行条件に含めてもよい。
続いて、遂行端末情報生成部13は、生成された遂行端末情報と、ステップS211において通知された対象タスク情報と、対象タスク情報の送信先の各端末20の端末IDとを、遂行端末情報送信部14に通知する(S215)。遂行端末情報送信部14は、当該各端末20に対して、当該遂行端末情報と対象タスク情報とを送信する(S216)。
ステップS217〜S221は、図4におけるステップS112〜S116と同様でよい。但し、ステップS217及びS221では、対象タスク情報も、タスク情報提示部26に通知される。
なお、ステップS219における誘導情報の取得要求に、遂行端末の起動を示す遂行条件が含まれている場合、誘導情報管理部15は、遂行端末の起動を促す誘導情報を生成してもよい。この場合、遂行端末以外では、例えば、「PCaを起動して申請書作成をしませんか」といったようなメッセージが出力される。
上述したように、第2の実施の形態によっても、第1の実施の形態と同様の効果を得ることができる。
また、第2の実施の形態では、タスクの遂行時期とは非同期に各端末20によって各リソースの利用の可否が評価される。したがって、タスクの遂行時期において起動されていない端末20を遂行端末として選択することができる。その結果、利用可能な遂行リソースが最も多い端末20であって、起動されていない端末20の起動を遂行者に促すことで、タスクの遂行に適した端末20を遂行者に利用させることができる。
次に、第3の実施の形態について説明する。第3の実施の形態では第2の実施の形態と異なる点について説明する。第3の実施の形態において、特に言及されない点については、第2の実施の形態と同様でもよい。
図17は、第3の実施の形態におけるタスク管理システムの機能構成例を示す図である。図17中、図14と同一部分又は図14と対応する部分には同一符号を付し、その説明は適宜省略する。
第3の実施の形態では、タスク情報及び遂行端末情報が各端末20に送信されるタイミングにおいて、遂行端末情報に遂行条件が含まれている場合、誘導情報も送信される。したがって、各端末20は、誘導情報照会部25を有していなくてもよい。
図18は、第3の実施の形態における処理手順の一例を説明するためのシーケンス図である。図18中、図15と同一ステップには同一ステップ番号を付し、その説明は省略する。図18では、ステップS215に続く手順が、図15と異なる。
ステップS215に続いて、遂行端末情報送信部14は、遂行端末情報生成部13から通知された遂行端末情報に遂行条件が含まれている場合には、誘導情報の取得を誘導情報管理部15に要求する(S301)。当該要求には、当該遂行条件が含まれる。誘導情報管理部15は、上記各実施の形態と同様の方法で誘導情報を取得し、取得された誘導情報を遂行端末情報送信部14に返信する(S302)。なお、遂行端末情報に遂行条件が含まれていない場合には、ステップS301及びS302は実行されなくてよい。
続いて、遂行端末情報送信部14は、対象タスク情報の送信先の各端末20に対して、当該遂行端末情報と対象タスク情報とを送信する(S303)。ステップS303は、図15のステップS216に対応するステップである。但し、ステップS303では、誘導情報の取得が行われた場合、誘導情報も共に送信される。
各端末20の遂行端末情報受信部24は、タスク情報及び遂行端末情報を受信すると、当該タスク情報及び当該遂行端末情報を、タスク情報提示部26に通知する(S303)。また、誘導情報が受信された場合、誘導情報もタスク情報提示部26に通知される。
以降は、第2の実施の形態と同様でよい。
上述したように、誘導情報は、タスク管理装置10において取得され、タスク情報及び遂行端末情報と共に各端末20に送信されてもよい。
なお、上記各実施の形態において、タスク管理システム1は、情報処理システムの一例である。タスク管理装置10は、情報処理装置の一例である。リソース判定部121は、判定部の一例である。遂行端末選択部122は、選択部の一例である。遂行端末情報送信部14は、第1の送信部の一例である。誘導情報取得部123は、取得部の一例である。タスク情報送信部11は、第2の送信部の一例である。
以上、本発明の実施例について詳述したが、本発明は斯かる特定の実施形態に限定されるものではなく、請求の範囲に記載された本発明の要旨の範囲内において、種々の変形・変更が可能である。
1 タスク管理システム
10 タスク管理装置
11 タスク情報送信部
12 評価結果受信部
13 遂行端末情報生成部
14 遂行端末情報送信部
15 誘導情報管理部
20 端末
21 タスク情報受信部
22 リソース評価部
23 評価結果送信部
24 遂行端末情報受信部
25 誘導情報照会部
26 タスク情報提示部
100 ドライブ装置
101 記録媒体
102 補助記憶装置
103 メモリ装置
104 CPU
105 インタフェース装置
111 タスク情報記憶部
112 端末情報記憶部
113 評価結果記憶部
121 リソース判定部
122 遂行端末選択部
123 誘導情報取得部
B バス

Claims (9)

  1. 情報処理装置と、前記情報処理装置にネットワークを介して接続される複数の端末とを含む情報処理システムであって、
    前記情報処理装置は、
    タスクの遂行に利用される1以上のリソースのそれぞれについて前記各端末による利用の適切性判定結果に基づいて、前記複数の端末の中からいずれかの端末を選択する選択部と、
    前記選択部による選択結果を前記複数の端末に送信する第1の送信部とを有し、
    前記複数の端末のうち、前記選択部によって選択されなかった端末は、前記選択部によって選択された端末を示す情報を出力する、
    ことを特徴とする情報処理システム。
  2. 前記情報処理装置は、
    タスクの遂行に利用される1以上のリソースのうち、前記選択部によって選択された端末によって利用できないリソースを利用可能な状況へ前記複数の端末のユーザを誘導するための誘導情報を取得する取得部を有し、
    前記複数の端末は、前記誘導情報を出力する、
    ことを特徴とする請求項1記載の情報処理システム。
  3. 前記取得部は、前記複数の端末のいずれかからの要求に応じて、前記誘導情報を取得する、
    ことを特徴とする請求項2記載の情報処理システム。
  4. 前記第1の送信部は、予め評価した前記各端末におけるリソースの利用の可否に応じて前記誘導情報を前記複数の端末に送信する、
    ことを特徴とする請求項2記載の情報処理システム。
  5. 前記選択部は、タスクの遂行に利用される1以上のリソースのうち最も多くのリソースを利用可能な端末を選択する、
    ことを特徴とする請求項1乃至4いずれか一項記載の情報処理システム。
  6. 前記情報処理装置は、
    前記タスクの遂行指示を前記複数の端末に送信する第2の送信部を有し、
    前記各端末は、前記タスクの遂行指示受信た後に、前記遂行指示に指定されている前記1以上のリソースのそれぞれについて、前記各端末による利用の可否を判定する、
    ことを特徴とする請求項1乃至5いずれか一項記載の情報処理システム。
  7. 前記各端末は、前記タスクの遂行指示が前記複数の端末に送信される前に、前記タスクに利用される可能性の有る各リソースについて、前記各端末による利用の可否を判定し、
    前記第1の送信部は、前記選択結果と共に前記遂行指示を前記複数の端末に送信する、
    ことを特徴とする請求項1乃至5いずれか一項記載の情報処理システム。
  8. ットワークを介して複数の端末と接続される情報処理装置が、
    タスクの遂行に利用される1以上のリソースのそれぞれについて前記各端末による利用の適切性判定結果に基づいて、前記複数の端末の中からいずれかの端末を選択
    前記選択する処理における選択結果を前記複数の端末に送信する処理を実行し、
    前記複数の端末のうち、前記選択する処理において選択されなかった端末は、前記選択する処理において選択された端末を示す情報を出力する、
    ことを特徴とする情報処理方法。
  9. ットワークを介して複数の端末と接続される情報処理装置に、
    タスクの遂行に利用される1以上のリソースのそれぞれについて前記各端末による利用の適切性判定結果に基づいて、前記複数の端末の中からいずれかの端末を選択
    前記選択する処理における選択結果を前記複数の端末に送信する処理を実行させ、
    前記複数の端末のうち、前記選択する処理において選択されなかった端末は、前記選択する処理において選択された端末を示す情報を出力する、
    ことを特徴とする情報処理プログラム。
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