JP2005232117A - 毛髪化粧料 - Google Patents

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Abstract

【課題】本発明の毛髪化粧料は、毛髪に対してべたつきがなく、艶を与え、まとまりが良く、特にカーラーやホットカラーを用いてウェーブを作る毛髪セット性、セット保持力および熱による毛髪損傷の防止効果に優れた毛髪化粧料を提供する。
【解決手段】(A)アミンオキシド基含有樹脂と、(B)下記一般式(I):
【化1】
Figure 2005232117

(上式中、Rは水素または炭素数2〜24のアルキル基,アルケニル基またはヒドロキシアルキル基を示し、m及びnは0以上の整数であり、m+nは20以上である)で示される酸化アルキレン付加重合体から選ばれる一種以上とを含有することを特徴とする毛髪化粧料。
【選択図】なし

Description

本発明は、毛髪化粧料に関するものであり、より詳しくは、毛髪に対して髪なじみが良く、べたつきがなく、艶を与え、まとまりが良く、特にカーラーやホットカラーを用いてウェーブを作る場合のセット性、セット保持力および熱による毛髪損傷の防止効果に優れた毛髪化粧料に関する。
従来、毛髪のスタイルを整えるために毛髪化粧料として、ヘアージェル、ヘアークリーム、ヘアーフォーム、セットローション等が使用されており、これらの毛髪化粧料は一般的に毛髪をセットするために高分子化合物、油剤やワックスなどを溶解又は乳化して配合されている。これらの毛髪化粧料は、様々なスタイルに合わせて、セット力や使用感(艶やまとまり)などの多様な機能を付与している。
また、毛髪のスタイルは時代によって様々な流行があり、最近では、ストレート及びゆるやかなウェーブのヘアスタイルが流行している。またヘアーカットの仕方についても、髪の量が少なく、見た目の軽さを強調したカットが主流であり、また、ヘアカラーを日常的に施術するようになったことから、多くの女性の毛髪はダメージを受けている。そのため、思い通りのヘアスタイルにセットできない、またセットしたスタイルが長時間持続しないといった問題が増加している。また最近では、カーラー、ホットカラーやアイロンを用いてウェーブをつくることも流行となって頻繁に行われているが、上述の傷んだ毛髪状態に対して、従来の毛髪化粧料を使用しても、ゆるやかなウェーブができない、ウェーブが持続しない、髪がぱさつく等の問題が発生している。
従来、毛髪のスタイリングを形作ることを目的として、現在まで数多くのセット樹脂が開発されてきたが、これらのセット樹脂を選択しても、また他の成分等と組み合わせても上記の課題は達成することが一般的に困難であった。
また、アミンオキシド基含有樹脂(例えば、特許文献1、特許文献2、非特許文献1参照。)は、セット力や艶の付与、コンディショニング効果などの目的で開発された樹脂である。このアミンオキシド基含有樹脂を応用した例としては、アミンオキシド基含有樹脂とシリコーン化合物と組合せることによって、セット力に優れ、べたつきがなく、滑らかな感触と艶を与える毛髪化粧料(例えば、特許文献3参照。)、アミンオキシド基含有樹脂と、多価アルコールなどの複数のOH基を有する化合物を組み合わせて、ごわごわ感やべたつきのない化粧料(例えば、特許文献4)が開示されている。しかし、これらの方法により、アミンオキシド基含有樹脂とシリコーンや多価アルコールを組み合わせた場合、高いコンディショニング性等を付与することは出来るが、カーラー、ホットカラーやアイロンを用いたウェーブを作るようなセットに対しては、セット力とコンディショニング性がアンバランスとなり、即ち、高いセット力を持たせるとコンディショニング性が劣り、特にスタイルの持続性や感触面で限界があり、十分満足するレベルには至らなかった。
特開平10−72323号公報 特開2001−310915号公報 特開2000−336018号公報 特開2000−327522号公報 The Cosmetic Toiletry and Fragrance Association発行,「International Cosmetic Ingredient Dictionary and Handbook 第9版」2002年,volume1,p.31
したがって、本発明の目的は、毛髪に対して髪なじみ、べたつきのなさ、艶、まとまりに優れ、また、特にカーラーやホットカラーを用いてウェーブを作る毛髪セット性、セット保持性および熱による毛髪損傷の防止効果に優れた毛髪化粧料を提供することにある。
本発明者等は、本発明の目的達成するために鋭意研究した結果、アミンオキシド基含有樹脂と特定の酸化アルキレン付加重合体を含有した毛髪化粧料によって上記課題が改善されることを見出し、本発明を完成した。
即ち、本発明は、(A)アミンオキシド基含有樹脂と、(B)下記一般式(I):
Figure 2005232117
(上式中、Rは水素または炭素数2〜24のアルキル基,アルケニル基またはヒドロキシアルキル基を示し、m及びnは0以上の整数であり、m+nは20以上である)で示される酸化アルキレン付加重合体から選ばれる一種以上を含有することを特徴とする毛髪化粧料である。
本発明の毛髪化粧料は、毛髪に対してべたつきがなく、艶を与え、まとまりが良く、特にカーラーやホットカラーを用いてウェーブを作る毛髪セット性、セット保持力および熱による毛髪損傷の防止効果に優れたを提供することができる。
以下、本発明の構成について詳述する。
本発明の(A)成分であるアミンオキシド基含有樹脂は、長鎖脂肪酸アクリルエステルとメタクリル酸エチルアミンオキシドとアクリル酸及び/またはメタクリル酸を構成成分に有する共重合体であり、構造単位としてアミンオキシド基を含有したものである。具体的には、Acrylates/LaurylAcrylate/StearylAcrylate/Ethlamine Oxide Methacrylate copolymer、Acrylates/StearylAcrylate/Ethlamine Oxide Methacrylate copolymer、Acrylates/LaurylAcrylate/Ethlamine Oxide Methacrylate copolymer等が挙げられ、これらの中でも、Acrylates/Ste
arylAcrylate/Ethlamine Oxide Methacrylate copolymerが特に好適に使用される。これらのアミンオキシド基含有樹脂は、「The Cosmetic Toiletry and Fragrance Association発行のInternational Cosmetic Ingredient Dictionary and Handbook」に記載されており、また、これらのアミンオキシド基含有樹脂は市販されている。例えば、クラリアント(株)から販売されているDiaformer Z711、Diaformer Z712、Diaformer Z731、Diaformer Z751、三菱化学(株)から販売されているダイヤフォーマーZ711、ダイヤフォーマーZ712、ダイヤフォーマーZ631、ダイヤフォーマーZ732、ダイヤフォーマーZ651、ダイヤフォーマーZ731、ダイヤフォーマーZ751等が挙げられる。
本発明における上記アミンオキシド基含有樹脂は、それぞれ単独でまたは2種以上を混合して使用する事ができ、その配合量としては、毛髪化粧料の全量に対して0.1〜10質量%(以下、%と略す)が好ましく、更に好ましくは0.5〜5%である。0.1%未満ではセット性およびその保持力に限界があり、10%を超えると充填容器に目詰まりが生じたりする場合がある。
本発明の(B)成分である酸化アルキレン付加重合体は、下記一般式(I):
Figure 2005232117
(上式中、Rは水素または炭素数2〜24のアルキル基,アルケニル基またはヒドロキシアルキル基を示し、m及びnは0以上の整数であり、m+nは20以上である)で示され、上記式(I)のRは水素または炭素数2〜24のアルキル基であり、アルキル基としては、エチル基、ブチル基、ヘキシル基、オクチル基、セチル基、ステアリル基、ベヘニル基、12−ヒドロキシステアリル基等であり、好ましいRとしては、水素、ブチル基及び炭素数16〜22のアルキル基である。またm(酸化プロピレンの付加モル数)とn(酸化エチレンの付加モル数)の合計が20以上である。また、好ましくはm+nの値が30以上であり、且つm≧nであるものが良好なセット性および熱による毛髪ダメージを防止し、特に好ましい。
前記一般式(I)で表される酸化アルキレン付加重合体の例としては、例えばポリプロピレングリコール、ポリオキシエチレン(3)ポリオキシプロピレン(17)グリコール,ポリオキシエチレン(5)ポリオキシプロピレン(30)グリコール,ポリオキシエチレン(5)ポリオキシプロピレン(35)グリコール,ポリオキシエチレン(6)ポリオキシプロピレン(30)グリコール,ポリオキシエチレン(8)ポリオキシプロピレン(55)グリコール,ポリオキシエチレン(10)ポリオキシプロピレン(30)グリコール,ポリオキシエチレン(10)ポリオキシプロピレン(65)グリコール,ポリオキシエチレン(12)ポリオキシプロピレン(35)グリコール,ポリオキシエチレン(16)ポリオキシプロピレン(30)グリコール,ポリオキシエチレン(20)ポリオキシプロピレン(65)グリコール,ポリオキシエチレン(30)ポリオキシプロピレン(55
)グリコール,ポリオキシエチレン(19)ポリオキシプロピレン(21)グリコール,ポリオキシエチレン(20)ポリオキシプロピレン(60)グリコール,ポリオキシエチレン(22)ポリオキシプロピレン(25)グリコール,ポリオキシエチレン(26)ポリオキシプロピレン(30)グリコール等のポリオキシエチレンポリオキシプロピレングリコール、ポリオキシプロピレン(30)ブチルエーテル,ポリオキシプロピレン(33)ブチルエーテル,ポリオキシプロピレン(40)ブチルエーテル,ポリオキシプロピレン(52)ブチルエーテル,ポリオキシプロピレン(30)オレイルエーテル,ポリオキシプロピレン(40)リシノイルエーテル,ポリオキシプロピレン(30)イソセチルエーテル等のポリオキシプロピレンアルキルエーテル、ポリオキシエチレン(3)ポリオキシプロピレン(35)ステアリルエーテル,ポリオキシエチレン(3)ポリオキシプロピレン(20)セチルエーテル,ポリオキシエチレン(5)ポリオキシプロピレン(40)ベヘニルエーテル等のポリオキシエチレンポリオキシプロピレンアルキルエーテルが挙げられる。これら酸化アルキレン付加重合体は市販されており、旭電化(株)から販売されているアデカプルロニックLシリーズ、三洋化成工業(株)から販売されているニューポールPEシリーズ、日本油脂(株)から販売されているユニルーブ10MSシリーズやユニセーフシリーズ、ユニルーブ50MBシリーズ、東邦化学(株)から販売されているベポールシリーズ等の市販品を使用することができる。
本発明においては、これらの酸化アルキレン付加重合体から選ばれる一種または二種以上を適宜選択して用いることができ、その配合量としては、毛髪化粧料の全量に対して0.01〜10%が好ましく、0.1〜5%が更に好ましい。0.01%未満では目的とする効果が不十分であり、また10%を超えるとセット樹脂の乾燥性に劣りセットができない場合がある。
本発明の毛髪化粧料には、上記必須成分の他に、必要により、一般に化粧料に用いられている成分、例えば、他の界面活性剤、高分子化合物、油脂類、粉体、シリコーン類、pH調整剤、保湿剤、紫外線吸収剤、紫外線分散剤、色素、液状アルコール、植物エキス、殺菌剤、防腐剤、酸化防止剤、キレート剤、薬剤、香料等を、本発明の効果を損なわない範囲で用いることができる。
本発明の頭髪化粧料の形態は、特に限定されることはなく、通常毛髪化粧料として使用される乳液、ブロー剤、ミスト剤、ローション剤、ヘアリンス、ヘアトリートメント、ヘアーフォーム、ヘアエッセンスなどの形態とすることができる。
次に、本発明を実施例を以って詳細に説明するが、本発明はこれにより限定されるものではない。
実施例に記載のカーラーによるセット力、セット保持力、官能評価(髪なじみ、べたつきのなさ、艶、まとまり)に関する試験法について以下に示す。また、以下の表に示す毛髪化粧料の組成物の配合量は、それぞれ質量%で示す。
(1)カーラーによるセット力
長さ25cm、重さ2gのバージン毛髪からなる毛束を直径1.5cmのロッドに巻き、実施例および比較例で示した毛髪化粧料を1gを均一に毛束に塗布した。市販のドライヤーを用いて5分間乾燥させ、ゆっくりとロッドをはずして、ウェーブのついた毛束を垂直に吊るし、毛束の見かけの長さ(L1)を測定した。セット力は下記の式に従って求めた。尚、この値が100に近いほどセット力が高いことを示す。
セット力(%)=(25−L1)÷25×100
(2)セット保持効果
上記のセット力を評価した毛束を温度25℃湿度90%の恒温恒湿室に毛束を吊し、30分後に取り出し、再び毛束の見かけの長さ(L2)を測定した。セット保持力は下記の式に従って求めた。尚、この値が100に近いほどセット保持効果が高いことを示す。
セット保持効果(%)=(25−L2)÷(25−L1)×100
(3)官能評価
10名の専門パネルを用いて、整髪用アイロンを用いたスタイリングを行い、実施例および比較例で示した毛髪化粧料を使用して、髪なじみ、べたつきのなさ、艶、まとまり、熱による髪の痛みのなさの項目について官能評価した。尚、評価基準は以下の通りである。
◎:非常に良好〔良いと答えた被験者が8名以上〕
○:良好〔良いと答えた被験者が6名以上8名未満〕
△:やや悪い〔良いと答えた被験者が4名以上6名未満〕
×:悪い〔良いと答えた被験者が4名未満〕
実施例1〜7及び比較例1〜4(セットローション)
表1に記載の配合組成よりなる毛髪化粧料を常法により調製し、前記各試験実施した。その結果を表1に併せて示す。
Figure 2005232117
表1より明らかなように、本発明の成分を用いた実施例1〜7はいずれも優れた性能を示していた。一方、比較例1〜4では、泡の質、泡の持続性、低温下での泡の形成性、官能評価(べたつきのなさ、ごわつきのなさ、自然なまとまり)の面で劣っており、本発明の目的を達成できなかった。
以下、本発明のエアゾール組成物のその他の処方例を実施例として挙げる。なお、これ
らの実施例のエアゾール組成物についても、上記の泡の質、泡の持続性、低温下での泡の形成性、官能評価(べたつきのなさ、ごわつきのなさ、自然なまとまり)に関する試験を検討したところ、いずれの実施例においても、優れた特性を有しており良好であった。
実施例8(スタイリングフォーム)
配合量(%)
<原液>
(1)アミンオキシド基含有樹脂 2.0
(商品名:ダイヤフォーマーZ732、三菱化学社製)
(2)酸化アルキレン付加重合体 0.5
(商品名:ユニルーブ10MS−250KB、日本油脂社製)
(3)ポリオキシエチレン変性シリコーン 0.5
(商品名:KF−6011、信越化学工業社製)
(4)95度エタノール 15.0
(5)塩化ステアリルトリメチルアンモニウム 0.1
(6)セトステアリルアルコール 0.2
(7)POE(60)硬化ヒマシ油 0.3
(8)モノオレイン酸POE(20)ソルビタン 0.3
(9)ヤシ油脂肪酸ジエタノールアミド 0.2
(10)メチルパラベン 0.1
(11)シルク抽出液 0.5
(12)香料 0.1
(13)精製水 残 部
<ガス充填>
原液 90.0
噴射剤 液化石油ガス(0.4MPa,25℃) 8.0
噴射剤 ジメチルエーテル 2.0
(製法)(1)〜(13)を均一に混合して原液を調製し、ついで原液と噴射剤をエアゾール耐圧容器に充填しスタイリングフォームを得た。
実施例9(ミストスプレー)
配合量(%)
<原液>
(1)アミンオキシド基含有樹脂 4.0
(商品名:ダイヤフォーマーZ732、三菱化学社製)
(2)酸化アルキレン付加重合体 1.0
(商品名:ユニルーブ10MS−250KB、日本油脂社製)
(3)両性イオン性樹脂 2.0
(商品名:ユカフォーマーAM75RFN、三菱化学社製)
(4)エタノール 30.0
(5)POE(25)ステアリルエーテル 0.5
(6)ヤシ油脂肪酸ジエタノールアミド 0.5
(7)ジプロピレングリコール 3.0
(8)精製水 残 部
<ガス充填>
原液 60.0
噴射剤 液化石油ガス(0.3MPa,25℃) 40.0
(製法)(1)〜(8)を均一に混合溶解した後、エアゾール耐圧容器に原液および噴射
剤を充填し、ミストスプレーを得た。
実施例10(セットローション)
配合量(%)
(1)アミンオキシド基含有樹脂 4.0
(商品名:ダイヤフォーマーZ732、三菱化学社製)
(2)酸化アルキレン付加重合体 0.5
(商品名:ユニルーブ50MB−26、日本油脂社製)
(3)ジプロピレングリコール 1.0
(4)ポリオキシエチレン変性シリコーン 0.3
(商品名:KF−6011、信越化学工業社製)
(5)ポリオキシエチレン(60)硬化ヒマシ油 0.1
(6)エタノール 55.0
(7)真珠タンパク抽出液 0.5
(8)パラメトキシケイ皮酸オクチル 0.02
(9)香料 0.05
(10)精製水 残 部
(製法)(1)〜(6)、(8)および(9)を均一に混合溶解し、ついで(10)、(7)の順に成分を混合し、均一に溶解してセットローションを得た。
実施例11(ホットカーラー用ローション)
配合量(%)
(1)アミンオキシド基含有樹脂 4.0
(商品名:ダイヤフォーマーZ732、三菱化学社製)
(2)酸化アルキレン付加重合体 0.5
(商品名:ユニルーブ50MB−26、日本油脂社製)
(3)ジプロピレングリコール 1.0
(4)シリコーンエマルジョン 0.3
(商品名:BY22−070、
東レ・ダウコーニング・シリコーン社製)
(5)ポリオキシエチレン(80)硬化ヒマシ油 0.1
(6)エタノール 55.0
(7)真珠タンパク抽出液 0.5
(8)パラメトキシケイ皮酸オクチル 0.02
(9)香料 0.05
(10)精製水 残 部
(製法)(1)〜(6)、(8)および(9)を均一に混合溶解し、ついで(10)、(7)の順に成分を混合し、均一に溶解してカーラー用ウォーターを得た。
実施例12(ヘアブロー)
配合量(%)
(1)アミンオキシド基含有樹脂 1.0
(商品名:ダイヤフォーマーZ732、三菱化学社製)
(2)アミンオキシド基含有樹脂 0.5
(商品名:Diaformer Z731、クラリアント社製)
(3)酸化アルキレン付加重合体 0.5
(商品名:ユニセーフ20P−8、日本油脂社製)
(4)ポリグリセリン 1.0
(5)ポリオキシエチレン(60)硬化ヒマシ油 0.3
(6)エタノール 20.0
(7)香料 0.05
(8)精製水 残 部
(製法)(1)〜(8)を均一に溶解してヘアブローを得た。
実施例13(ヘアクリーム)
配合量(%)
(1)アミンオキシド基含有樹脂 4.0
(商品名:ダイヤフォーマーZ732、三菱化学社製)
(2)酸化アルキレン付加重合体 2.0
(商品名:プルロニックL−44、旭電化社製)
(3)ミツロウ 3.0
(4)流動パラフィン 20.0
(5)スクワラン 10.0
(6)POE(60)セチルエーテル 2.5
(7)ジメチルポリシロキサン(100cs) 0.5
(8)ステアリン酸 1.0
(9)エデト酸二ナトリウム 0.05
(10)パラベン 0.2
(11)香料 0.05
(12)精製水 残 部
(製法)(2)〜(8)を80℃にて均一に混合溶解し、ついで(9)、(10)及び(12)を80℃にて混合溶解したものを投入して乳化する。次いで冷却を行い、60℃で(11)を入れ、40℃で(1)を入れ、混合分散し、室温まで冷却してヘアクリームを得た。
実施例14(ヘアジェル)
配合量(%)
(1)アミンオキシド基含有樹脂 1.0
(商品名:ダイヤフォーマーZ732、三菱化学社製)
(2)酸化アルキレン付加重合体 1.0
(商品名:ユニルーブMB−700、日本油脂社製)
(3)カルボキシビニルポリマー 0.4
(4)エタノール 20.0
(5)トリエタノールアミン 0.3
(6)POE(60)硬化ヒマシ油 0.5
(7)エデト酸二ナトリウム 0.05
(8)パラベン 0.1
(9)香料 0.1
(10)精製水 残 部
(製法)(1)、(2)、(4)〜(6)、(8)〜(9)を均一に混合溶解したものに、(3)、(7)及び(10)を混合分散したものを投入して、ホモミキサーを用いて混合分散し、ヘアジェルを得た。
尚、上記の各処方において用いた香料は下記のものである。
Figure 2005232117
本発明により、毛髪に対して髪なじみが良く、べたつきがなく、艶を与え、まとまりが良く、特にカーラーやホットカラーを用いてウェーブを作る場合のセット性、セット保持力および熱による毛髪損傷の防止効果に優れた毛髪化粧料を提供することができる。

Claims (1)

  1. (A)アミンオキシド基含有樹脂と、(B)下記一般式(I):
    Figure 2005232117
    (上式中、Rは水素または炭素数2〜24のアルキル基,アルケニル基またはヒドロキシアルキル基を示し、m及びnは0以上の整数であり、m+nは20以上である)で示される酸化アルキレン付加重合体から選ばれる一種以上とを含有することを特徴とする毛髪化粧料。
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