JP2005230790A - 有機物含有汚泥の炭化処理装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】処理対象とする汚泥の種類の如何を問わず、炭化炉からの排ガス中のダスト濃度を低くでき、従って炭化炉からの排ガスに対する集塵のための集塵機を不要となし得て、装置コストを低廉となし得る有機物含有汚泥の炭化処理装置を提供する。
【解決手段】予め脱水ケーキとされた汚泥を内部に貯溜する汚泥貯槽としての受入ホッパ10と、炉体20内に乾留容器としての回転ドラムから成るレトルト22を設けて成り、受入ホッパ10からの汚泥をレトルト22の軸方向一端側から入れて軸方向に移動させ、乾留処理により炭化させた上で炭化物をレトルト22の軸方向他端側から排出する炭化炉18とを備えた炭化処理装置において、受入ホッパ10を、内部の貯溜汚泥に対し空気供給して発酵させる発酵装置として構成する。
【選択図】 図1
【解決手段】予め脱水ケーキとされた汚泥を内部に貯溜する汚泥貯槽としての受入ホッパ10と、炉体20内に乾留容器としての回転ドラムから成るレトルト22を設けて成り、受入ホッパ10からの汚泥をレトルト22の軸方向一端側から入れて軸方向に移動させ、乾留処理により炭化させた上で炭化物をレトルト22の軸方向他端側から排出する炭化炉18とを備えた炭化処理装置において、受入ホッパ10を、内部の貯溜汚泥に対し空気供給して発酵させる発酵装置として構成する。
【選択図】 図1
Description
この発明は有機物含有汚泥の炭化処理装置、特に屎尿汚泥を含んだ有機物含有汚泥の炭化処理用として好適な炭化処理装置に関する。
家庭等から排出される有機物含有の排水は一般に下水処理施設(下水処理場)で活性汚泥法等により排水処理される。
この排水処理に伴って有機汚泥(以下単に汚泥)が発生するが、排水処理量の増加とともに汚泥の発生量も年々増加し、その処理処分が大きな問題になっている。
この排水処理に伴って有機汚泥(以下単に汚泥)が発生するが、排水処理量の増加とともに汚泥の発生量も年々増加し、その処理処分が大きな問題になっている。
汚泥を処分するに際し、その汚泥には99%程度の水が含まれていてそのままでは処分できず、そこで減量化のために濃縮及び脱水処理したり、或いは更に焼却したり溶融したりするなど様々な処理が現在施されている。
しかしながら汚泥を焼却或いは溶融処理すると多量のエネルギーを消費し、処理コストが高いものとなる。
そこでエネルギー消費の少ない汚泥の減量化処理の1つの方法として、汚泥を乾留処理により炭化することが提案されている。
しかしながら汚泥を焼却或いは溶融処理すると多量のエネルギーを消費し、処理コストが高いものとなる。
そこでエネルギー消費の少ない汚泥の減量化処理の1つの方法として、汚泥を乾留処理により炭化することが提案されている。
この炭化処理は、汚泥が基質中に炭素分を45重量%程度含んでいることから、焼却,溶融処理のように汚泥中の炭素分を消費してしまうのではなく、汚泥を無酸素或いは低酸素状態で熱分解(炭化)することにより炭素分を残留させ、新しい組成を持つ炭化物(炭化製品)として生成させるものである。
下記特許文献1〜4にはそのための炭化処理装置が開示されている。
例えば特許文献4には、含水率80%程度まで脱水された汚泥ケーキを受入ホッパに受け入れ、そしてこの汚泥ケーキを定量供給装置で乾燥炉に送ってそこで所定の含水率、例えば40%程度の含水率まで乾燥処理した上、その乾燥後の汚泥をコンベヤで炭化炉に搬送して、そこで乾留処理により汚泥の炭化をなすようにした炭化処理装置が開示されている。
例えば特許文献4には、含水率80%程度まで脱水された汚泥ケーキを受入ホッパに受け入れ、そしてこの汚泥ケーキを定量供給装置で乾燥炉に送ってそこで所定の含水率、例えば40%程度の含水率まで乾燥処理した上、その乾燥後の汚泥をコンベヤで炭化炉に搬送して、そこで乾留処理により汚泥の炭化をなすようにした炭化処理装置が開示されている。
この炭化処理装置における炭化炉は、炉体内に乾留容器としての回転ドラムから成るレトルトが回転可能に設けてあり、そのレトルトの軸方向一端側から汚泥をレトルト内部に入れて軸方向に移動させ、汚泥を加熱下に乾留処理により炭化させた上で、炭化物をレトルトの軸方向他端側から排出するようになしてある。
このようにして得られた炭化物(炭化製品)は物性的には木炭に近い性状を有するものであり、現在園芸用土壌,融雪剤等の用途に利用されている。
このようにして得られた炭化物(炭化製品)は物性的には木炭に近い性状を有するものであり、現在園芸用土壌,融雪剤等の用途に利用されている。
ところでこれら特許文献1〜4に開示された処理対象物としての汚泥は、何れも下水処理場で排水処理された下水汚泥である。
有機物含有汚泥には上記の下水汚泥の他に屎尿汚泥、即ち家庭等の汲取式の便所から排泄物を汲取車(バキュームカー)で汲み取って直接屎尿処理場へと搬送し、そこで屎尿処理した後の汚泥があり、このような屎尿汚泥もまた下水汚泥と同様にその処理処分が問題となる。
有機物含有汚泥には上記の下水汚泥の他に屎尿汚泥、即ち家庭等の汲取式の便所から排泄物を汲取車(バキュームカー)で汲み取って直接屎尿処理場へと搬送し、そこで屎尿処理した後の汚泥があり、このような屎尿汚泥もまた下水汚泥と同様にその処理処分が問題となる。
本発明者等がこの屎尿汚泥について調べてみたところ、この屎尿汚泥も組成的には下水汚泥と基本的に同じものであり、従ってこの屎尿汚泥もまた、下水汚泥と同様に上記の炭化処理装置によって処理することが可能である。
しかしながら本発明者等が実際に屎尿汚泥を下水汚泥に混合して、その混合汚泥を上記炭化処理装置で炭化処理したところ、炭化炉からの排ガス中のダスト濃度が高くなる事実が判明した。
しかしながら本発明者等が実際に屎尿汚泥を下水汚泥に混合して、その混合汚泥を上記炭化処理装置で炭化処理したところ、炭化炉からの排ガス中のダスト濃度が高くなる事実が判明した。
下水汚泥を単独で上記のようにして炭化処理した場合、炭化炉からの排ガス中のダスト濃度は規制値以下の低いものであり、従ってこの場合には炭化炉からの排ガス中のダストを集塵するための集塵機は特に必要としない。
しかしながら屎尿汚泥を下水汚泥に加えた混合汚泥を炭化処理した場合、炭化炉からの排ガス中のダスト濃度が高くなることから、そのダスト濃度の如何によっては排ガスに対して集塵を行うための集塵機が別途に必要となる。
しかしながら集塵機を別途に設けるとなると装置の機器点数が多くなり、装置コストが高くなってしまう。
しかしながら集塵機を別途に設けるとなると装置の機器点数が多くなり、装置コストが高くなってしまう。
本発明は以上のような事情を背景とし、処理対象とする汚泥の種類の如何を問わず、炭化炉からの排ガス中のダスト濃度を低くでき、従って炭化炉からの排ガスに対する集塵のための集塵機を不要となし得て、装置コストを低廉となし得る有機物含有汚泥の炭化処理装置を提供することを目的としてなされたものである。
而して請求項1のものは、(イ)有機物含有汚泥を内部に貯溜する汚泥貯槽と、(ロ)炉体内に乾留容器としての回転ドラムから成るレトルトを設けて成り、該汚泥貯槽からの該汚泥を該レトルトの軸方向一端側から内部に入れて軸方向に移動させ、該汚泥を加熱下に乾留処理により炭化させた上で、炭化物を該レトルトの軸方向他端側から排出する炭化炉とを有し、且つ該汚泥貯槽は内部の貯溜汚泥に対し空気供給して発酵させる発酵装置として構成してあることを特徴とする。
請求項2のものは、請求項1において、前記汚泥貯槽が、搬送されて来た前記汚泥を受け入れる受入ホッパであることを特徴とする。
請求項3のものは、請求項1,2の何れかにおいて、前記汚泥貯槽の内部に貯溜される前記汚泥が汚泥ケーキであることを特徴とする。
請求項4のものは、請求項1〜3の何れかにおいて、前記汚泥が屎尿汚泥を含んでいることを特徴とする。
以上のように本発明は、炭化炉に供給される前の汚泥を内部に貯溜する汚泥貯槽を、貯溜汚泥に対し空気供給して発酵させる発酵装置として構成したものである。
本発明者等は、屎尿汚泥が下水汚泥と基本的に同じ組成を有するものであるにも拘わらず、かかる屎尿汚泥を下水汚泥に混合した混合汚泥を炭化処理したときに、炭化炉からの排ガス中のダスト濃度が高くなる原因について種々研究する中で、それぞれの各処理場における滞留期間の長短に着眼した。
即ち下水汚泥の場合には下水処理場での滞留期間が長いのに対して、屎尿汚泥の場合には屎尿処理場での滞留期間が短く、そのことが炭化炉からの排ガス中のダスト濃度の高低に関係しているのではないかと考えた。
即ち下水汚泥の場合には下水処理場での滞留期間が長いのに対して、屎尿汚泥の場合には屎尿処理場での滞留期間が短く、そのことが炭化炉からの排ガス中のダスト濃度の高低に関係しているのではないかと考えた。
そして次に、処理場での滞留期間が長ければ汚泥の腐敗がより進行しており、逆に処理場での滞留期間が短ければ腐敗があまり進行していないと考え、そこで下水汚泥,屎尿汚泥それぞれについて、その腐敗の程度を表す指標としての揮発性有機酸濃度を調べて見たところ、予期した通り下水汚泥の場合には揮発性有機酸濃度が高く、また屎尿汚泥の場合には揮発性有機酸濃度が約1オーダー低い事実が判明した。
この揮発性有機酸(主として酢酸)濃度は、腐敗度を表す指標として下水道試験法に規定されている。
高分子系の有機物である下水汚泥,屎尿汚泥は腐敗により分解されて最終的にCO2とH2Oとになるが、その分解の過程で揮発性有機酸を生成する。
揮発性有機酸濃度の高低は腐敗、分解の程度を表すもので、腐敗、分解が進んでいるほど揮発性有機酸の濃度は高く、また逆に腐敗、分解の程度が低いほど揮発性有機酸の濃度は低くなる。
高分子系の有機物である下水汚泥,屎尿汚泥は腐敗により分解されて最終的にCO2とH2Oとになるが、その分解の過程で揮発性有機酸を生成する。
揮発性有機酸濃度の高低は腐敗、分解の程度を表すもので、腐敗、分解が進んでいるほど揮発性有機酸の濃度は高く、また逆に腐敗、分解の程度が低いほど揮発性有機酸の濃度は低くなる。
下水汚泥の揮発性有機酸濃度が高いという事実は、下水汚泥では高分子系の有機物が十分に腐敗して分子が細かく分解した状態で炭化処理されることを意味し、また一方屎尿汚泥の揮発性有機酸濃度が低いという事実は、屎尿汚泥では高分子系の有機物が未だ十分に分解されないまま炭化処理されることを意味し、そしてこのことが炭化炉からの排ガス中のダスト(煤塵)が多くなったり少なくなったりすることと関係しているものと考えられる。
そこで本発明者等は、処理場から炭化処理装置まで搬送されて来た汚泥を炭化処理する前に一定期間放置し、且つその放置期間を様々に変えて炭化炉からの排ガス中のダスト濃度を測定したところ、実際にダスト濃度は放置期間が長くなるのに従って低くなる事実が判明した。
本発明はこのような知見に基づいてなされたものであって、従来処理場から搬送されて来た汚泥を単に受入ホッパ内部に受け入れていただけであったのを、本発明では受入ホッパから成る汚泥貯槽若しくは受入ホッパとは別途に設けた汚泥貯槽を、内部の貯溜汚泥に対して空気供給し発酵させる発酵装置として構成したものである。
かかる本発明によれば、処理場から搬送されて来た汚泥を、その汚泥貯槽において良好に発酵促進させ、そして発酵促進された後の汚泥を炭化炉で炭化処理できることから、炭化炉からの排ガス中のダスト濃度を効果的に低減することができる。
従って本発明によれば、炭化炉の排ガスに対して集塵を行うための集塵機を付加する必要をなくし、以って炭化処理装置そのものに要する機器点数を少なくし得て、装置コストを低減することができる。
本発明は、下水汚泥を単独で炭化処理するに際しても炭化炉からの排ガス中のダスト濃度を従来に増して低くできるものであり、従って下水汚泥を単独で炭化処理するに際しても適用可能なものであるが、特にダスト濃度が高くなる屎尿汚泥を含んだ汚泥を処理する際に適用して大なる効果を奏するものである(請求項4)。
特に本発明の装置は屎尿汚泥と下水汚泥との混合汚泥を炭化処理する装置として好適である。
特に本発明の装置は屎尿汚泥と下水汚泥との混合汚泥を炭化処理する装置として好適である。
本発明においては、受入ホッパとは別に汚泥貯槽を設けてこれを発酵装置として構成することも可能であるが、受入ホッパそのものを発酵装置として構成しておくことが望ましい(請求項2)。
また上記汚泥貯槽は、予め脱水処理された汚泥ケーキを貯溜するものとなしておくことができる(請求項3)。
また上記汚泥貯槽は、予め脱水処理された汚泥ケーキを貯溜するものとなしておくことができる(請求項3)。
次に本発明の実施形態を図面に基づいて以下に詳しく説明する。
図1は本発明の実施形態の炭化処理装置の全体構成を示したもので、図中10は受入ホッパ(汚泥貯槽)であり、含水率80%程度まで脱水された汚泥ケーキ(例えば下水汚泥と屎尿汚泥との混合汚泥の汚泥ケーキ)72(図3参照)がこの受入ホッパ10に先ず受け入れられ、貯溜される。
ここに受け入れられた汚泥ケーキ72は、定量供給装置12にて乾燥炉14へと送られ、そこで所定の含水率、例えば40%程度の含水率まで乾燥処理される。
尚この乾燥炉14では、汚泥ケーキ72の乾燥と併せてその粉砕が行われる。
図1は本発明の実施形態の炭化処理装置の全体構成を示したもので、図中10は受入ホッパ(汚泥貯槽)であり、含水率80%程度まで脱水された汚泥ケーキ(例えば下水汚泥と屎尿汚泥との混合汚泥の汚泥ケーキ)72(図3参照)がこの受入ホッパ10に先ず受け入れられ、貯溜される。
ここに受け入れられた汚泥ケーキ72は、定量供給装置12にて乾燥炉14へと送られ、そこで所定の含水率、例えば40%程度の含水率まで乾燥処理される。
尚この乾燥炉14では、汚泥ケーキ72の乾燥と併せてその粉砕が行われる。
乾燥炉14で乾燥処理された汚泥は、続いてコンベヤ16により炭化炉18へと搬送され、そこで加熱下に乾留処理により汚泥の炭化が行われる。
この炭化炉18には、図2にも示しているように炉体20内に乾留容器としての円筒形状の回転ドラムから成るレトルト22が回転可能に設けられており、前段の乾燥炉14で乾燥処理された汚泥がコンベヤ16により、更にはレトルト22の前端部(図中左端部)位置に設けられたスクリューフィーダ(図示せず)により、レトルト22内部に投入される。
この炭化炉18には、図2にも示しているように炉体20内に乾留容器としての円筒形状の回転ドラムから成るレトルト22が回転可能に設けられており、前段の乾燥炉14で乾燥処理された汚泥がコンベヤ16により、更にはレトルト22の前端部(図中左端部)位置に設けられたスクリューフィーダ(図示せず)により、レトルト22内部に投入される。
レトルト22内部に投入された汚泥は、先ず炉体20内部に配設された助燃バーナ(外熱室用バーナ)24による外熱室26内部の雰囲気加熱によって加熱される。
すると汚泥中に含まれていた可燃ガスが、レトルト22に設けられた吹出パイプ28を通じて外熱室26の雰囲気中に抜け出し、そしてこの可燃ガスが着火して、以後はその可燃ガスの燃焼によりレトルト22内部の汚泥の加熱が行われる。
この段階では助燃バーナ24は燃焼停止される。
すると汚泥中に含まれていた可燃ガスが、レトルト22に設けられた吹出パイプ28を通じて外熱室26の雰囲気中に抜け出し、そしてこの可燃ガスが着火して、以後はその可燃ガスの燃焼によりレトルト22内部の汚泥の加熱が行われる。
この段階では助燃バーナ24は燃焼停止される。
図2に示しているように、炉体20の内部には外熱室26と仕切られた排ガス処理室30が設けられており、外熱室26からの排ガスはここに導かれる。
この排ガス処理室30には排ガス処理室用バーナ32が設けられており、排ガス処理室30内に導かれた排ガス中の未燃ガスがこの排ガス処理室用バーナ32にて燃焼される。
この排ガス処理室30には排ガス処理室用バーナ32が設けられており、排ガス処理室30内に導かれた排ガス中の未燃ガスがこの排ガス処理室用バーナ32にて燃焼される。
レトルト22内部の汚泥は、図中左端からレトルト22の回転とともに漸次図中右方向に移って行き(レトルト22には若干の勾配が設けてある)、そして最終的に乾留残渣(炭化製品)がレトルト22の図中右端の排出口21、つまり炭化炉18から排出される。
尚、排ガス処理室30には排気口31が設けられており、排ガス処理室30で燃焼処理された後の排ガスは、この排気口31を通じて後述の排気路56へと排気され、その排気路56上に設けられた排ガスファン60によって、排気路56を通じ煙突52から大気中に放出される。
炭化炉18は、この排ガスファン60によって炉体20内が減圧吸引されており、その減圧吸引によってレトルト22内が還元雰囲気に保たれている。
レトルト22内部での乾留処理による炭化はそのような減圧条件下で行われる。
レトルト22内部での乾留処理による炭化はそのような減圧条件下で行われる。
図1において、34は乾燥炉14に供給する熱風を発生させるための熱風炉で、ここでは供給された燃料が燃焼空気の供給の下で燃焼させられて熱風を発生する。
尚ここではパイロットバーナ用にLPGが用いられ、燃焼バーナ用に灯油が用いられている。
尚ここではパイロットバーナ用にLPGが用いられ、燃焼バーナ用に灯油が用いられている。
熱風炉34で発生した熱風は乾燥炉14に供給され、更にこれを通過して、その後段の集塵機36を通ってそこで集塵され、再び熱風炉34に戻されるようになっている。
即ち熱風炉34で発生した熱風は、乾燥炉14,集塵機36を通る循環路38を循環ファン40により循環流通させられるようになっている。
この循環系では、乾燥炉14においてリークエアが循環する熱風中に入り込む。
即ち熱風炉34で発生した熱風は、乾燥炉14,集塵機36を通る循環路38を循環ファン40により循環流通させられるようになっている。
この循環系では、乾燥炉14においてリークエアが循環する熱風中に入り込む。
一方で熱風炉34には燃焼空気が定量供給されており、そのためここでは熱風の一部を抜き取るべく、熱風炉34の下流部において分岐路42が設けられており、熱風炉34から出た熱風の一部がこの分岐路42を通じて外部に取り出されるようになっている。
この分岐路42に取り出された熱風は高温状態(700℃程度)にあり、そこで分岐路42に取り出された熱風が、循環路38上に設けられた熱風炉熱交換器44で熱交換され、更に空気取入口48から取り入れられた外気により希釈及び冷却された上で、排ガスファン46により排気路50,51を通じて煙突52から外部に放出される。
ここで分岐路42に取り出された熱風の、熱風炉熱交換器44で熱交換された後の温度は400℃程度であり、そして空気取入口48からの外気の取入れによる希釈・冷却により、排ガスファン46の下流部で温度は200〜250℃程度となる。
ここで分岐路42に取り出された熱風の、熱風炉熱交換器44で熱交換された後の温度は400℃程度であり、そして空気取入口48からの外気の取入れによる希釈・冷却により、排ガスファン46の下流部で温度は200〜250℃程度となる。
尚、空気取入口48からの空気の取入量は調整弁54によって調整される。
また循環路38を循環流通する熱風は、熱風炉熱交換器44で熱交換されることによりそこで温度上昇させられた上、熱風炉34の入口に戻される。
また循環路38を循環流通する熱風は、熱風炉熱交換器44で熱交換されることによりそこで温度上昇させられた上、熱風炉34の入口に戻される。
上記炭化炉18からは、具体的には炉体20に設けた排気口31からは炉体20内の排ガスを排気するための排気路56が延び出している。
この排気路56に取り出された炭化炉18からの排ガスは、温度が800〜1000℃程度の高温度であり、そこで先ず空気取入口62からの外気の取入れによって希釈及び冷却された上で、循環路38上に設けられた炭化炉熱交換器58で熱交換され、そこで温度降下された後、更に炭化炉熱交換器58の下流部において、空気取入口63からの外気の取入れにより再び希釈・冷却された上で、排ガスファン60により排気路61,51を通じて煙突52から外部に放出される。
この排気路56に取り出された炭化炉18からの排ガスは、温度が800〜1000℃程度の高温度であり、そこで先ず空気取入口62からの外気の取入れによって希釈及び冷却された上で、循環路38上に設けられた炭化炉熱交換器58で熱交換され、そこで温度降下された後、更に炭化炉熱交換器58の下流部において、空気取入口63からの外気の取入れにより再び希釈・冷却された上で、排ガスファン60により排気路61,51を通じて煙突52から外部に放出される。
尚炭化炉18から排気された排ガスは、空気取入口62からの外気の取入れによる希釈・冷却により、その温度は700℃程度となり、そして炭化炉熱交換器58における熱交換、更に空気取入口63からの外気の取入れによる希釈・冷却によって200〜250℃程度の温度まで温度降下された上で、排ガスファン60により排気路61,51を通じ煙突52から外部に放出される。
この炭化炉18にはLPG,灯油等の燃料が燃焼空気とともに供給される。ここでLPGはパイロットバーナの燃焼用として用いられ、また灯油は燃焼バーナ用の燃料として用いられる。
この炭化炉18にはLPG,灯油等の燃料が燃焼空気とともに供給される。ここでLPGはパイロットバーナの燃焼用として用いられ、また灯油は燃焼バーナ用の燃料として用いられる。
本実施形態では、受入ホッパ10が内部の貯溜汚泥に対し空気供給してこれを発酵させる発酵装置として構成してある。
図3はその発酵装置としての受入ホッパ10の構成を示したものである。
同図において70は受入ホッパ10の槽本体で、内部に汚泥ケーキ72が貯溜されるようになっている。
図3はその発酵装置としての受入ホッパ10の構成を示したものである。
同図において70は受入ホッパ10の槽本体で、内部に汚泥ケーキ72が貯溜されるようになっている。
槽本体70には、その上端に受入口74が設けられており、処理場からトラック等にて搬送されて来た汚泥ケーキ72をこの受入口74を通じて内部に受け入れるようになっている。
受け入れられた汚泥ケーキ72は、その受入口74の下に設けてあるコンベヤ76によって下方へと供給される。
受け入れられた汚泥ケーキ72は、その受入口74の下に設けてあるコンベヤ76によって下方へと供給される。
槽本体70の内部には複数の撹拌ピン78が上下に多段に設けられており、これら撹拌ピン78が図3の部分拡大図に示す矢印P方向に揺動することによって、内部の汚泥ケーキ72が撹拌される。
この受入ホッパ10はまた、槽本体70の外部に給気ファン80と、その給気ファン80からの空気を送給する送給管82とを有しており、給気ファン80からの空気を送給管82を通じて汚泥ケーキ72(貯溜汚泥)内部に供給する。
この受入ホッパ10は、撹拌ピン78の撹拌作用と給気ファン80及び送給管82による汚泥ケーキ72内部への空気の供給によって、槽本体70内部に貯溜された汚泥ケーキ72を良好に発酵促進する。
尚図3において、84は汚泥ケーキ72を排出する排出口である。
この受入ホッパ10は、撹拌ピン78の撹拌作用と給気ファン80及び送給管82による汚泥ケーキ72内部への空気の供給によって、槽本体70内部に貯溜された汚泥ケーキ72を良好に発酵促進する。
尚図3において、84は汚泥ケーキ72を排出する排出口である。
従来、炭化処理装置における受入ホッパは、搬送されて来た汚泥ケーキを単に一時的に内部に貯溜する容器としての役割を果すだけのものであり、従って受入ホッパ内部に収容された汚泥ケーキは、その表面のみが部分的に空気に触れるのみである。
前述したように屎尿汚泥は下水汚泥に対して揮発性有機酸濃度が低く、下水汚泥に比べて腐敗の進んでいないものである。そしてそのことが炭化炉からの排ガス中のダスト濃度が高くなる理由と考えられる。
そこで本発明者等は、受入ホッパ10に受け入れた汚泥、ここでは汚泥ケーキ72を長期間そこに放置しておくことで、そこで腐敗を進行させ、その上でこれを炭化炉18に供給して炭化処理することを考えた。
図4(A)は、屎尿汚泥と下水汚泥との混合汚泥(下水汚泥55%に対し屎尿汚泥45%を混合した混合汚泥)を、従来の単に容器状をなす受入ホッパ内部に貯溜して放置したときの、その放置期間(日数)と揮発性有機酸濃度との関係を調べてこれを表したものである。尚縦軸のWBとあるのはウェットベースを表す。
図4(A)の結果に見られるように、受入ホッパにおける放置日数と揮発性有機酸濃度との間には一定の相関関係が認められた。
図4(A)の結果に見られるように、受入ホッパにおける放置日数と揮発性有機酸濃度との間には一定の相関関係が認められた。
このことから、受入ホッパでの汚泥ケーキの放置日数と炭化炉からの排ガス中のダスト濃度との間にも一定の相関関係があるものと考えて、実際に受入ホッパにおける放置日数と炭化炉からの排ガス中のダスト濃度との関係を調べた。
その結果が図4(B)に示してある。
その結果が図4(B)に示してある。
この図4(B)の結果から、放置日数とダスト濃度との間にも一定の相関関係があるものと認められる。即ち放置日数を長くすることでダスト濃度が低くなると認められる。
但し図4(B)の結果に表れているように、放置日数が長いものであってもダスト濃度がそれ程低くないものも測定されている。
その理由は、受入ホッパ内部で汚泥ケーキを長く貯溜しても、その汚泥ケーキは表面のみが部分的に空気と接触するに過ぎず、その内部については腐敗進行、即ち発酵が十分に進行していないことによるものと考えられる。
但し図4(B)の結果に表れているように、放置日数が長いものであってもダスト濃度がそれ程低くないものも測定されている。
その理由は、受入ホッパ内部で汚泥ケーキを長く貯溜しても、その汚泥ケーキは表面のみが部分的に空気と接触するに過ぎず、その内部については腐敗進行、即ち発酵が十分に進行していないことによるものと考えられる。
ここにおいて本実施形態は受入ホッパ10を、内部に貯溜した、炭化炉18に供給される前の汚泥ケーキ72(貯溜汚泥)に対し空気供給して発酵させる発酵装置として構成したもので、かかる本実施形態の炭化処理装置にあっては、処理場から搬送されて来た汚泥ケーキ72を受入ホッパ10で十分に発酵促進させた後に、炭化炉18において炭化処理することができ、これにより受入ホッパを単に処理場から搬送されて来た汚泥を内部に受け入れ、貯溜するだけのものとした場合に比べて、炭化炉18からの排ガス中のダスト濃度を効果的に低くすることができる。
従って本実施形態によれば、炭化炉18の排ガスに対して集塵を行うための集塵機を付加する必要をなくし、以って炭化処理装置そのものに要する機器点数を少なくし得て、装置コストを低減することができる。
上記発酵装置を兼ねた受入ホッパ10は、他の様々な形態で構成することが可能である。
図5はその一例を示したもので、図5(A)の例では給気ファン80と送給管82とにより、槽本体70内部に貯溜した汚泥ケーキ72に対し底部から空気供給し、その空気供給の下で汚泥ケーキ72を発酵させる一方、取出コンベヤ86にてこれを外部に取り出すようになしている。
図5はその一例を示したもので、図5(A)の例では給気ファン80と送給管82とにより、槽本体70内部に貯溜した汚泥ケーキ72に対し底部から空気供給し、その空気供給の下で汚泥ケーキ72を発酵させる一方、取出コンベヤ86にてこれを外部に取り出すようになしている。
また図5(B)は、受入ホッパ10の槽本体70を仕切り88にて複数に区画し、そして各区画ごとに給気ファン80と送給管82とにより、槽本体70内部に貯溜した汚泥ケーキ72に対し空気供給して発酵させるようになした例である。
以上の他にも他の様々な形態で発酵装置を兼ねた受入ホッパ10を構成することが可能である。
以上の他にも他の様々な形態で発酵装置を兼ねた受入ホッパ10を構成することが可能である。
またこれらの実施形態では受入ホッパ10そのものを発酵装置として構成しているが、受入ホッパ10とは別に汚泥貯槽を設けて、これを発酵装置として構成するといったことも場合により可能である。
その他本発明はその趣旨を逸脱しない範囲において種々変更を加えた形態で構成可能である。
その他本発明はその趣旨を逸脱しない範囲において種々変更を加えた形態で構成可能である。
10 受入ホッパ(汚泥貯槽)
18 炭化炉
20 炉体
22 レトルト
72 汚泥ケーキ(有機物含有汚泥)
80 給気ファン
82 送給管
18 炭化炉
20 炉体
22 レトルト
72 汚泥ケーキ(有機物含有汚泥)
80 給気ファン
82 送給管
Claims (4)
- (イ)有機物含有汚泥を内部に貯溜する汚泥貯槽と、(ロ)炉体内に乾留容器としての回転ドラムから成るレトルトを設けて成り、該汚泥貯槽からの該汚泥を該レトルトの軸方向一端側から内部に入れて軸方向に移動させ、該汚泥を加熱下に乾留処理により炭化させた上で、炭化物を該レトルトの軸方向他端側から排出する炭化炉とを有し、且つ該汚泥貯槽は内部の貯溜汚泥に対し空気供給して発酵させる発酵装置として構成してあることを特徴とする有機物含有汚泥の炭化処理装置。
- 請求項1において、前記汚泥貯槽が、搬送されて来た前記汚泥を受け入れる受入ホッパであることを特徴とする有機物含有汚泥の炭化処理装置。
- 請求項1,2の何れかにおいて、前記汚泥貯槽の内部に貯溜される前記汚泥が汚泥ケーキであることを特徴とする有機物含有汚泥の炭化処理装置。
- 請求項1〜3の何れかにおいて、前記汚泥が屎尿汚泥を含んでいることを特徴とする有機物含有汚泥の炭化処理装置。
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JP2004047124A JP2005230790A (ja) | 2004-02-23 | 2004-02-23 | 有機物含有汚泥の炭化処理装置 |
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KR100747602B1 (ko) | 2006-07-24 | 2007-08-10 | 주식회사 와이케이 바이오플랜트 | 유기폐기물의 처리방법과 그 장치 |
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2004
- 2004-02-23 JP JP2004047124A patent/JP2005230790A/ja active Pending
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