JP2005230695A - 生ごみの処理装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】乾燥容器内で生ごみを良好に撹拌破砕するとともに乾燥でき、生乾きの生ごみが一部真空吸引力で回収・保管先へ搬送されてしまったりせず、しかも装置を簡単な構造で構成できる生ごみの処理装置を提供する。
【解決手段】生ごみの処理装置を乾燥容器32と、撹拌破砕機構34と、乾燥物を真空吸引力で吸引し搬送する吸引路42と、乾燥物の回収部とを含んで構成する。その撹拌破砕機構34は、乾燥容器32内の乾燥物を吸引口44及び吸引路42を通じて吸引するに際し撹拌破砕機構34を作動させ、乾燥物を吸引口44に向けて掻き寄せる掻寄機構としても働かせる。また吸引路42の吸引口44の近傍部分を立上り部60となしておく。
【選択図】 図2

Description

この発明は生ごみの処理装置に関し、特に生ごみを乾燥容器内で乾燥した後、乾燥物を真空吸引して搬送し回収部に回収及び保管する性質の生ごみの処理装置に関する。
従来より、台所で発生した生ごみを撹拌破砕し処理するようになした生ごみの処理装置が広く用いられている。
この種生ごみの処理装置としては、生ごみを多量の水(例えば生ごみ1kgに対して20〜25L(リットル)程度の水)の供給下で撹拌破砕機構で破砕し、そして破砕物をその多量の水とともにシンク排水を排出するための排水路に流し込み、排水路を通じて自然流下により外部に排出するようになしたものがある。
しかしながらこの種の生ごみの処理装置の場合には、シンク排水とともに排出された生ごみの破砕物を浄化するための専用の排水浄化槽の設置を必要とし、その排水浄化槽で浄化処理をした上で排水を放流するといったことが必要であり、そのための排水浄化槽の設置が困難であるような場合にはこの種の処理装置を採用することができない。
一方生ごみを多量の水の供給下で撹拌破砕し、これをその多量の水とともにシンク排水と同じ経路で真空搬送路に沿って真空吸引力により真空搬送し、専用の処理設備まで真空搬送するようになしたものも提案されている(下記特許文献1)。
この生ごみの処理装置の場合、破砕物を多量の水とともに搬送することから強力な搬送力(真空吸引力)を必要とし、搬送のための設備が大掛りなものとなってしまう。
またこの方式の生ごみの処理装置の場合には、生ごみの破砕物を再資源化することが可能ではあるものの実際には再資源化が容易でない問題がある。
生ごみの破砕物には炭化水素が豊富に含まれており、水とともに搬送されて来た破砕物を適当に処理することによって有用な有機酸やメタンガスを生成させたり発酵分解により堆肥化したり、また固形燃料化するといったことが可能であるが、生ごみの破砕物が多量の水の中に混在した状態にあるとそうした再利用を図ることが容易ではない。
そこで生ごみを乾燥容器内で撹拌破砕機構により破砕するとともに乾燥し、その乾燥物を吸引路を通じて真空吸引及び搬送してこれを回収部に回収・保管するといったことが考えられている。
例えばこの種の生ごみの処理装置については下記特許文献2に開示がなされている。
このように生ごみを乾燥容器内で乾燥した上で回収し保管するようになした場合、その後において生ごみから水を分離除去することが不要で、再資源化を容易且つ高効率で行うことが可能となる。
ところでこの方式の生ごみの処理装置では、乾燥容器内で生ごみを撹拌破砕し、乾燥した後にその乾燥物を乾燥容器内から真空吸引力で吸引し搬送することから、乾燥容器内に乾燥物が一部残ってしまう恐れがあり、従ってこの問題点を解決し得るものであることが求められる。
一方で乾燥容器内で生ごみの撹拌破砕及び乾燥を行う際には、撹拌破砕機構によって乾燥処理中の生ごみが生乾きのまま吸引路の側に跳ね飛ばされ或いは押し出されてしまわないようにしておくことが求められる。
更にこの方式の生ごみの処理装置の場合、乾燥容器内で生ごみを乾燥する際に生ごみから発生する水蒸気,臭気等を排気するのが望ましいが、そのための排気路を設けることによって装置構成が複雑化しないようにすることが望ましい。
ところでこの方式の生ごみの処理装置において、乾燥容器をシンクの下側に且つその投入口をシンク底部で開口する形態で設けておくのが好都合である。
このようにしておけば、通常の炊事作業と生ごみの処理作業とを同じ箇所即ち流し台で併せて行うことが可能となる。
その際、日常場面においては生ごみの処理と食器洗い等の炊事作業は同時に並行して行われる場合も多く、従って乾燥容器への生ごみの投入及び処理作業と食器洗いその他の炊事作業とを同時に行えるようにしておくことが望ましい。
そのためには炊事作業をしながら、即ちシンク排水を流しながらシンク排水を投入口から乾燥容器内に流入させることなく、生ごみの投入及び乾燥を行うことができ、或いはまた生ごみの投入及び乾燥を行いながらシンク排水を流せるようにしておくことが望ましい。
特許第2579343号公報 特開平7−19732号公報
本発明は以上のような事情を背景とし、乾燥容器内で生ごみを良好に撹拌破砕するとともに乾燥でき、生乾きの生ごみが一部真空吸引力で回収・保管先へ搬送されてしまったりせず、しかも装置を簡単な構造で構成でき、更に炊事作業と生ごみ処理とを同一箇所で同時並行して行うことのできる生ごみの処理装置を提供することを目的としてなされたものである。
而して請求項1のものは、(イ)投入口より投入された生ごみを内部で乾燥せしめる乾燥容器と、(ロ)該乾燥容器内で該生ごみを撹拌及び破砕する撹拌破砕機構と、(ハ)該乾燥容器内に開口する吸引口を有して該乾燥容器から延び出し、該乾燥容器内の乾燥物を真空吸引力で吸引し、搬送する吸引路と、(ニ)該吸引路を通じて吸引された乾燥物を回収し保管する回収部と、(ホ)前記撹拌破砕機構を作動制御する制御部と、を有しており、且つ該制御部は、前記乾燥容器内の乾燥物を前記吸引口を通じて吸引するに際し前記撹拌破砕機構を作動させ、該撹拌破砕機構を該乾燥容器内の乾燥物を該吸引口に向けて掻き寄せる掻寄機構として働かせるようになしてあることを特徴とする。
請求項2のものは、(イ)投入口より投入された生ごみを内部で乾燥せしめる乾燥容器と、(ロ)該乾燥容器内で該生ごみを撹拌及び破砕する撹拌破砕機構と、(ハ)該乾燥容器内に開口する吸引口を有して該乾燥容器から延び出し、該乾燥容器内の乾燥物を真空吸引力で吸引し、搬送する吸引路と、(ニ)該吸引路を通じて吸引された乾燥物を回収し保管する回収部と、(ホ)前記撹拌破砕機構を作動制御する制御部と、を有しており、且つ前記吸引路の前記吸引口の近傍部分が該吸引口から離れる方向に上向きに延びていることを特徴とする。
請求項3のものは、(イ)投入口より投入された生ごみを内部で乾燥せしめる乾燥容器と、(ロ)該乾燥容器内で該生ごみを撹拌及び破砕する撹拌破砕機構と、(ハ)該乾燥容器内に開口する吸引口を有して該乾燥容器から延び出し、該乾燥容器内の乾燥物を真空吸引力で吸引し、搬送する吸引路と、(ニ)該吸引路を通じて吸引された乾燥物を回収し保管する回収部と、(ホ)前記撹拌破砕機構を作動制御する制御部と、を有しており、且つ前記吸引路の前記吸引口若しくは近傍部分に該吸引路を開閉する開閉弁が設けてあることを特徴とする。
請求項4のものは、(イ)投入口より投入された生ごみを内部で乾燥せしめる乾燥容器と、(ロ)該乾燥容器内で該生ごみを撹拌及び破砕する撹拌破砕機構と、(ハ)該乾燥容器内に開口する吸引口を有して該乾燥容器から延び出し、該乾燥容器内の乾燥物を真空吸引力で吸引し、搬送する吸引路と、(ニ)該吸引路を通じて吸引された乾燥物を回収し保管する回収部と、(ホ)前記撹拌破砕機構を作動制御する制御部と、を有しており、且つ前記吸引路からは前記吸引口の近くで分岐路が分岐していて、該分岐路の先端が前記乾燥容器内で開口する排気口とされ、該分岐路が前記吸引路とともに該乾燥容器内の排気をなす際の排気路を構成していることを特徴とする。
請求項5のものは、請求項4において、分岐路には分岐路を開閉する開閉弁が設けてあることを特徴とする。
請求項6のものは、請求項1〜5の何れかにおいて、前記吸引路には結露防止手段が設けてあることを特徴とする。
請求項7のものは、(イ)投入口より投入された生ごみを内部で乾燥せしめる乾燥容器と、(ロ)該乾燥容器内で該生ごみを撹拌及び破砕する撹拌破砕機構と、(ハ)該乾燥容器内に開口する吸引口を有して該乾燥容器から延び出し、該乾燥容器内の乾燥物を真空吸引力で吸引し、搬送する吸引路と、(ニ)該吸引路を通じて吸引された乾燥物を回収し保管する回収部と、(ホ)前記撹拌破砕機構を作動制御する制御部と、を有しており、前記投入口は炊事排水等のシンク排水を流出させるシンク底部の流出口とは独立して別途にシンク底部に設けられているとともに、前記吸引路は該流出口からのシンク排水を外部に排出するための排水路とは別途に前記乾燥容器から延び出す形態で設けられており、且つ該投入口は該流出口と同時開放可能であって、その同時開放状態の下で前記シンク排水を流入させない形態で設けてあることを特徴とする。
請求項8のものは、請求項7において、前記投入口はシンク底部の開口部に且つ該投入口の周りに前記流出口を形成する状態で設けてあることを特徴とする。
請求項9のものは、請求項7,8の何れかにおいて、前記投入口の周壁部が前記シンク底部よりも上側に突き出していることを特徴とする。
請求項10のものは、請求項7〜9の何れかにおいて、前記投入口の周壁部が上下に伸縮可能な伸縮壁となしてあることを特徴とする。
請求項11のものは、請求項10において、前記伸縮壁は伸長状態で前記シンク底部と同じ高さか又は上側に突き出すものとなしてあることを特徴とする。
発明の作用・効果
以上のように請求項1のものは、乾燥容器内で生ごみを乾燥する際にこれを撹拌破砕する撹拌破砕機構を、乾燥後において乾燥容器内の乾燥物を吸引口及び吸引路を通じて吸引するに際しこれを作動させ、かかる撹拌破砕機構を、乾燥容器内の乾燥物を吸引口に向けて掻き寄せる掻寄機構として働かせるようになしたもので、本発明によれば、乾燥処理した生ごみの乾燥物を乾燥容器内に残すことなく、乾燥容器内から吸引路を通じて外部に吸引し搬送することが可能となる。
請求項2のものは、吸引路における吸引口の近傍部分を吸引口から離れる方向に上向きに延びる形態となしたものであり、このようにしておけば、乾燥容器内で撹拌破砕機構を作動させて生ごみを撹拌破砕し乾燥する際に、その撹拌破砕機構によって乾燥容器内の生ごみが生乾き状態で吸引口から吸引路側へと押し出されてしまうのを良好に防止することができる。
或いは吸引口を通じて吸引路側に押し出された生ごみを吸引路における上向きの立上り部分で重力の作用により再び乾燥容器側に戻すことができる。
一方請求項3のものは、吸引路の吸引口若しくは近傍部分にこれを開閉する開閉弁を設けたもので、この請求項3の装置によれば、乾燥容器内で生ごみを撹拌破砕機構にて撹拌破砕し乾燥する際、その開閉弁を閉じておくことによって、乾燥容器内の乾燥中の生ごみが吸引路中に押し出されてしまうのを良好に防止することができる。
次に請求項4は、吸引口の近くで上記吸引路から分岐路を分岐させてその先端を乾燥容器内で開口する排気口となし、かかる分岐路を吸引路とともに乾燥容器内を排気する際の排気路として構成したもので、このようにしておけば、乾燥容器内で生ごみを乾燥する際に発生した水蒸気や臭気等をその排気路を通じて良好に排気でき、水蒸気や臭気がキッチン等の室内に漏出して室内に充満するのを防止することができる。
しかも本発明では吸引路のほぼ全体が同時に排気路を構成しているため、吸引路と排気路とのそれぞれを互いに別系統で構成する場合に比べて装置の構成を簡素化することができる。
この場合において上記分岐路には、これを開閉する開閉弁を設けておくことができる(請求項5)。
このようにしておけば、乾燥容器内の乾燥物を真空吸引力で吸引路側に吸引する際、排気路を閉じておくことで真空吸引力を乾燥容器内の乾燥物の吸引のために効率的に作用させることができ、乾燥容器内に連通する排気路を設けたにも拘わらず、吸引路を通じて乾燥物を吸引する際の吸引効率を高めることができる。
本発明においては、上記吸引路に結露防止手段を設けておくことができる(請求項6)。
吸引路内に結露水が生じると、その結露水によって乾燥物が吸引路内に付着してしまい、搬送が円滑に行われなくなったり場合によって吸引路が付着した乾燥物によって閉塞されてしまう恐れが生ずるが、請求項6によればそうした問題を解決することが可能となる。
次に請求項7は、生ごみの投入口をシンク排水の流出口とともにシンク底部に設けるとともに、それら流出口と投入口とを別途に独立に設け、且つそれぞれを同時開放した状態の下で投入口をシンク排水を流入させない形態で設けたもので、本発明の生ごみの処理装置では、炊事作業等のシンク作業と生ごみの投入を含む生ごみ処理作業とを同時に並行して行うことができ、しかもそのようにしてもシンク排水が乾燥容器内に流れ込んで来ることはなく、従って生ごみの処理に支障を来す問題を生じない利点を有する。
この場合において投入口はシンク底部の開口部に且つ投入口の周りに排出口を形成する状態で設けておくことができる(請求項8)。
このようにすれば、投入口と流出口とを容易に別々に独立して構成することができ、しかもシンクを伝って流れて来たシンク排水は優先的に流出口から流れ出て行くため、シンク排水が投入口を通じて乾燥容器内へと流れ込むことを防止することができる。
この場合において流出口は全周に亘って連続したドーナツ環状又は周方向に不連続の形状その他様々な形状で形成しておくことができる。
請求項9は、投入口の周壁部をシンク底部よりも上側に突き出す形態で設けたもので、このようにしておけば、シンク排水が投入口内部に入り込むのをより確実に防止することが可能となる。
次に請求項10は、投入口の周壁部を上下に伸縮可能な伸縮壁となしたものである。
このようにしておけば、生ごみの投入を行わないときには伸縮壁を収縮状態としておき、生ごみの投入を行う際にこれを伸長状態とすることで、常時は投入口が炊事作業の邪魔となるのを防止する一方で、生ごみの投入作業を行う際に投入作業が容易に行えるようになり、併せて投入口への炊事排水の流込みを有効に防止できるようになる。
この場合においてその伸縮壁は、伸長状態でシンク底部と同じ高さか又は上側に突き出すものとなしておくことができる(請求項11)。
また投入口への蓋の装着によって伸縮壁を収縮状態とし、蓋を取ることによって自動的に伸縮壁を伸長状態となすようにすれば、より好適である。
次に本発明の実施形態を図面に基づいて詳しく説明する。
図1において10は建物の基礎、12,14,15はそれぞれ建物の壁,床及び地盤面である。
16はキッチン内部に設置された流し台で、キャビネット18とカウンター20とシンク22とを有している。
カウンター20上には炊事用水栓としての流し台水栓24が設けられている。
シンク底部22Aには、炊事排水等のシンク排水を流出させるシンク排水用の流出口26が設けられている。
流出口26から流出したシンク排水は、その流出口26に続いてシンク底部22Aから延び出した排水路28を通じて外部に排出される。
この排水路28上にはトラップ部30が設けられている。
32は生ごみの処理装置における乾燥容器で、シンク22の下側に設けられている。この乾燥容器32の内部には撹拌破砕機構34が設けられている。
図2において、35はその撹拌破砕機構34における回転刃で、モータ36により乾燥容器32内部において回転させられるようになっている。
尚、図2に示しているように乾燥容器32には内部の生ごみの乾燥用として加熱手段としてのヒータ37が設けられている。
図2に示しているように、乾燥容器32はその上端に生ごみを投入するための投入口38を有している。
ここで投入口38とシンク排水のための流出口26とは、それぞれシンク底部22Aにおいて独立して別々に設けられている。
詳しくは、投入口38の周りに流出口26が位置するようにそれら投入口38及び流出口26が形成されている。
ここで流出口26は、図2(B)に示すように長円形状をなしており、その長手方向の一方の外縁に接するようにして投入口38の周壁部が位置している。但しこれはあくまで一例である。
ここで投入口38は、投入口蓋40にて閉鎖されるようになっている。
図1において、42は乾燥容器32内で破砕及び乾燥された生ごみの乾燥物を真空吸引し搬送する吸引路で、その一端(図中左端)が乾燥容器32の下部で開口する吸引口44(図2(A)参照)とされている。
またその他端(図中右端)が、屋外に設置された回収部46の回収容器48に接続されている。
この回収容器48の内部には通気性を有する袋50がセットされるようになっており、吸引路42を通じて吸引・搬送されて来た生ごみの乾燥物が、真空吸引力によって袋50内部に回収される。
この回収容器48の上面には真空発生装置としての真空ポンプ52及び脱臭装置54が設けられている。
図2に示しているように、吸引路42からは吸引口44近くで分岐路56が分岐している。
分岐路56は、図8(A)のに拡大図にも示しているようにその先端が乾燥容器32内且つその上部で開口する排気口58とされている。
即ち分岐路56は、乾燥容器32内で生ごみを乾燥する際に発生した水蒸気や臭気を屋外に排気するための排気路の一部を成している。
具体的には、本実施形態ではこの分岐路56と吸引路42における分岐路56の分岐位置よりも図中右側の部分が、乾燥容器32内のガスを排出する排気路を成している。
即ちこの実施形態では吸引路42の大部分が同時に排気路を兼用している。
図2に示しているように、吸引路42における吸引口44近傍部分は斜め上方に立ち上がる立上り部60とされている。
更にまた、図1に示しているように吸引路42には結露防止手段としてのヒータ62が適宜間隔で装着されている。
本実施形態では、図2に示しているように生ごみの処理装置が運転スイッチ64を備えており、その運転スイッチ64からの信号が制御部66へと入力されるようになっている。
制御部66には、モータ36及び真空ポンプ52が電気接続されており、それらが制御部66によって作動制御されるようになっている。
本実施形態において、制御部66は、乾燥容器32内に投入された生ごみを乾燥する際にモータ36、具体的には撹拌破砕機構34を作動させて生ごみを撹拌破砕させるとともに、乾燥後において吸引口44から生ごみの乾燥物Kを吸引する際、再び撹拌破砕機構34を働かせて、乾燥容器32底部の乾燥物Kを吸引口44に向けて掻き寄せるための掻寄機構として働かせる。
即ちこの実施形態では、撹拌破砕機構34が乾燥容器32内に投入された生ごみを撹拌破砕する機構と、乾燥後において乾燥容器32内の乾燥物を吸引口44に向けて掻き寄せる掻寄機構とを兼用して構成してある。
図3は撹拌破砕機構34が掻寄機構として働いたときの作用を示している。
図示のように破砕及び乾燥された生ごみの乾燥物Kは、吸引口44とほぼ同じ高さに位置する回転刃35の回転作用によって、即ち撹拌破砕機構34の回転動作によって、乾燥容器32内を吸引口44に向って掻き寄せられ、その後吸引口44から吸引路42内に真空吸引力によって排出されて行く。
尚、撹拌破砕機構34は様々な形態で回転刃35を構成することができる。
図4はその一例を示したもので、ここでは回転刃35を上面開放形態で構成した例である。
図5は他の例を示したもので、この例は回転刃35を上下2段に構成した例である。
図6は更に他の例を示したもので、ここでは複数の回転刃35を連結棒68及び支持棒70にて吊持するようになし、且つ各回転刃35を、回転方向において傾斜させた形態で構成した例である。
この実施形態では、回転刃35の回転に伴って乾燥容器32内の乾燥物が効率高く吸引口44に向けて掻き寄せられて行く。
次に本実施形態の生ごみの処理装置の作用を説明する。
本実施形態では、生ごみの処理をするに際して図2(A)に示すように先ず投入口蓋40を開けて、投入口38から生ごみを乾燥容器32内に投入する。
その後投入口蓋40を閉じた上で、運転スイッチ64をオン操作する。
その運転スイッチ64からの操作信号は制御部66に入力されて、撹拌破砕機構34が制御部66により作動させられ、乾燥容器32内で生ごみが撹拌破砕される。
乾燥容器32内の生ごみは、この撹拌破砕機構34による撹拌破砕によってヒータ37による加熱作用の下で乾燥容器32内部で乾燥される。
このとき乾燥容器32内で生ごみから発生した水蒸気や臭気が、排気口58から分岐路56及び吸引路42を通じて、即ちそれらにて構成される排気路を通じて図1に示す回収部46側に排気され、更に脱臭装置54で脱臭された上で、外部に排出される。
尚乾燥容器32内での生ごみの乾燥は、先ず撹拌破砕機構34にてこれを撹拌破砕した後に、ヒータ37による加熱乾燥を行っても良いし、或いは逆に先ずヒータ37による加熱乾燥を行った後に撹拌破砕機構34を作動させて乾燥物を細粒化するようになしても良い。勿論それらを同時に併行して行うようになしても良い。
この撹拌破砕機構34により生ごみを撹拌破砕する際、或いは乾燥後において撹拌破砕機構34にて乾燥物を撹拌破砕する際、破砕物が一部吸引口44外に飛び散り或いは押し出されることもあるが、吸引路42の吸引口44に続く部分が斜めに立ち上がる立上り部60とされているため、再び重力により落下して乾燥容器32内に戻り、そのまま吸引路42の奥深くに排出されてしまうことはない。
尚乾燥容器32内で生ごみを乾燥する際に、真空ポンプ52の真空吸引力を弱く働かせておき、強制的に乾燥容器32内の排気を行うようになしておいても良い。
但し後述のように吸引路42の吸引口44近傍位置に開閉弁を設けておいた場合には、その開閉弁を閉鎖しておくことで乾燥容器32内の生ごみの破砕物が吸引路42側に吸い出されるのを確実に防止できるから、その際には真空ポンプ52の真空吸引力を強くしておいて、乾燥容器32内に強い真空圧を作用させて乾燥を促進するようになすこともできる。
さて以上のようにして所定時間かけて乾燥容器32内の生ごみの乾燥を終えたところで、次に真空ポンプ52による真空吸引力によって乾燥容器32内の乾燥物Kを吸引路42側に吸い出させ、更に吸引路42を通じて回収部46の回収容器48内の袋50内に搬送し、そこに乾燥物Kを回収する。
このとき、制御部66は撹拌破砕機構34を回転作動させて、乾燥容器32底部の乾燥物Kを吸引口44に向けて掻寄動作させる。
これにより乾燥容器32の底部上の乾燥物Kが、良好に吸引口44を通じて吸引路42側に排出される。
以上のような本実施形態によれば、乾燥処理した生ごみの乾燥物Kを乾燥容器32内に残すことなく、その全てを効率的に乾燥容器32内から吸引路42を通じて外部に吸引し搬送することが可能となる。
また吸引路42における吸引口44の近傍部分を上向きに延びる立上り部60としていることから、乾燥容器32内で撹拌破砕機構34を作動させて生ごみを撹拌破砕し乾燥する際に、その撹拌破砕機構34によって乾燥容器32内の生ごみが生乾き状態で吸引口44から吸引路42へと排出されてしまうのを良好に防止することができるとともに、吸引口44を通じて吸引路42の近傍部分に生ごみが押し出さても、これを立上り部60によって重力の作用で再び乾燥容器32側に戻すことができる。
更に乾燥容器32内で生ごみを乾燥する際に発生した水蒸気や臭気等を、分岐路56及び吸引路42を通じて、即ちそれらにて構成される排気路を通じて良好に排気でき、水蒸気や臭気等がキッチン等の室内に漏出して室内に充満するのを良好に防止することができる。
また吸引路42のほぼ全体が同時に排気路を構成しているため、吸引路42及び排気路をそれぞれを別系統で構成する場合に比べて装置の構成を簡素化することができる。
また本実施形態では、吸引路42に結露防止手段としてのヒータ62を設けていることから、結露水により乾燥物Kが吸引路42内に付着し搬送が円滑に行われなくなったり、吸引路42が乾燥物Kによって閉塞されてしまうといった問題を解決することができる。
更に本実施形態の生ごみの処理装置によれば、炊事作業等の水を使ったシンク作業と、生ごみの投入を含む生ごみ処理作業とを同時に並行して行うことができ、しかもそのようにしてもシンク排水が乾燥容器32内に流れ込んで来ることはなく、従って生ごみの処理に支障を来す問題を生じない利点を有する。
尚図7に示しているように、立上り部60はこれを垂直上向きに立ち上がる形態となしておくこともできる。同様に分岐路56も上例以外の他の様々な形態で構成することができる。
図8はその具体例を示している。
図8(B)の例は、分岐路56を垂直をなす立上り部60と組み合せて同じく垂直に且つ乾燥容器32内部に、若しくは乾燥容器32に接して構成した例である。
また(C)の例は、吸引路42の吸引口44近傍部分を水平に構成した上、そこから分岐路56を分岐させた例である。
一方図9及び図10は、吸引路42の吸引口44若しくはその近傍位置に、吸引路42を開閉する開閉弁72を設けた例を示している。
この内図9(A)は、吸引路42における斜めの立上り部60に開閉弁72を設けた例を、また図9(B)は垂直下向きの立下り部74に開閉弁72を設けた例を示している。
このように開閉弁72を設ける場合には、吸引路42における吸引口44近傍部分を必ずしも立上り形状とせずに、図9(B)に示すような立下り部74として構成することも可能となる。
一方図10(A)は垂直の立上り部60の先端即ち吸引口44に開閉弁72を設けた例を示しており、また図10(B)は吸引路42における水平部76に開閉弁72を設けた例を示している。
このようにした場合、乾燥容器32内で生ごみを撹拌破砕機構34にて撹拌破砕し乾燥する際、その開閉弁72を閉じておくことによって、乾燥容器32内の乾燥中の生ごみが吸引路42中に排出されてしまうのを良好に防止することが可能となる。
次に図11(A)は分岐路56に開閉弁78を設けた例を示している。
尚この実施形態では吸引路42側にも開閉弁72が設けられている。
ここで分岐路56と吸引路42の両方とに開閉弁78,72を設けた場合には、各弁の開閉は次のように行う。
即ち生ごみの乾燥時には吸引路42側の開閉弁72を閉、分岐路56側の開閉弁78を開とする。
このときには、乾燥容器32内の生ごみ或いは一部乾燥したものが吸引路42側に吸い出される恐れがないので、乾燥容器32内に真空ポンプ52からの強い真空圧を作用させることができ、その真空圧を利用して乾燥を速やかに行わせるようになすことができる。
勿論その際には乾燥過程で生ごみから発生した水蒸気や臭気成分も、排気口58及び分岐路56等を通じて即ち排気路を通じて高効率で乾燥容器32内から排気される。
一方乾燥後において乾燥容器32内の乾燥物Kを吸引路42を通じて吸引する際には、分岐路56側の、つまり排気口58側の開閉弁78を閉、吸引路42側の開閉弁72を開とする。
このようにしておけば真空圧によって乾燥物Kを吸引する際、真空吸引力を吸引口44のみに集中的に作用させることができ、乾燥容器32内の乾燥物Kを吸引口44から強い吸込力で吸引路42側に吸い出すことができる。
尚、図12に示しているように分岐路56側にも排気口58から斜めに立ち上がる立上り部80を設けておくこともできる。
このようにしておけば、排気口58付近の結露水を乾燥容器32内に戻すことができる。
また図12(B)に示しているように吸引路42及び分岐路56の何れにもこのような斜めの立上り部80,60を設けておけば、それぞれにおいて結露水を乾燥容器32内に戻すことができて好都合である。
次に図13は、上記結露防止手段としてのヒータ62の他の形態例を示したもので、この例は導電性の線材をコイル状に巻いてヒータ82を構成し、これを吸引路42を内部に形成する可撓性のチューブ84内部に埋設した例である。
ここで可撓性のチューブ84には、図13(B)に示しているようにヒータ82への通電電流をホースの一端側に戻すための導電線83を、ヒータ82と併せてチューブ内部に埋設しておくことができる。
このようにすれば、チューブ84から突き出す導電線83をホースの一端側に集約し得て好都合である。
尚図13(C)において86は温度センサ、88は電源、90は温度センサ86による温度検知に基づいて電流制御する制御部である。
次に図14は投入口及び流出口の他の形態例を示している。
この例において、流出口26は、図14(B)に明らかに示しているように投入口38の周りに周方向に連続したドーナツ環状をなしている。
但しこれはあくまで一形態例であって、流出口26は必ずしも周方向に連続していなくても良く、複数の円弧形状のものを投入口38の周りに配した形態であっても良い。或いは多数の小孔を投入口38の周りに分散配置した形態であっても良い。
更には流出口26は必ずしも投入口38を全周に亘って取り囲んでいなくても良く、部分的に投入口38周りに形成されているものであっても良い。
その形状については他の様々な形状を採用することが可能である。
尚、投入口38は投入口蓋40によって閉鎖されるようになっている。
上記のように本実施形態では、シンク底部22Aの開口部の中央に投入口38が設けられており、その周りを取り囲む形態で流出口26が形成されている。
ここで図14に示す投入口38と流出口26の外縁との間の水平方向寸法Lは3cm以上となしておくことが望ましい。
またこの実施形態では投入口38、詳しくはその周壁部の上端がシンク底部22Aと同じ高さとされているが、場合によって図14(A)の部分拡大図に示すように投入口38をシンク底部22Aよりも若干低くしておくことも可能である。
但しこの場合にはその上下の高低差Hを3cm以下としておくことが望ましい。
図15は更に他の実施形態を示している。
この実施形態は、投入口38の周壁部を上下に伸縮可能な伸縮壁38Aとして構成した例である。
この実施形態では、図15(II)に示しているように伸縮壁38Aが上向きに伸長した状態で、その上端がシンク底部22Aから上側に突き出すようになしてある。
図15(I)は収縮状態を表しており、このときには伸縮壁38Aの上端はシンク底部22Aよりも若干低い位置に位置するようになしてある。
具体的にはこの実施形態では、投入口蓋40を装着した状態で伸縮壁38Aが収縮状態となり、また一方投入口蓋40を取って投入口38を開放すると伸縮壁38Aが伸長状態となって、シンク底部22Aより上向きに突き出した状態となる。
尚伸縮壁38Aの突出し動作は、例えばばね39等によって行うようになすことができる。或いは他の手段によって行うことも勿論可能である。
尚この実施形態では、伸縮壁38Aを伸長状態でシンク底部22Aよりも上向きに突き出すようにしているが、場合によって伸長状態で伸縮壁38Aの上端がシンク底部22Aと同じ高さとなるようにしておくことも可能である。
このようにしておけば、生ごみの投入を行わないときには伸縮壁38Aを収縮状態としておき、生ごみの投入を行う際にこれを伸長状態とすることで、常時は投入口38が炊事作業の邪魔となるのを防止する一方で、生ごみの投入作業を行う際に投入作業が容易に行えるようになり、併せて投入口38への炊事排水の流込みを有効に防止できるようになる。
以上本発明の実施形態を詳述したがこれらはあくまで一例示であり、本発明はその趣旨を逸脱しない範囲において種々変更を加えた形態で構成可能である。
本発明の一実施形態である生ごみ処理装置を示す全体図である。 (A):図1の生ごみ処理装置の要部を示す図である。(B):図1のシンク内を示す斜視図である。 本発明の要部を示す図である。 本発明の他の実施形態を示す図である。 本発明の更に他の実施形態を示す図である。 本発明の更に他の実施形態を示す図である。 本発明の更に他の実施形態を示す図である。 本発明の更に他の実施形態を示す図である。 本発明の更に他の実施形態を示す図である。 本発明の更に他の実施形態を示す図である。 本発明の更に他の実施形態を示す図である。 本発明の更に他の実施形態を示す図である。 本発明の更に他の実施形態を示す図である。 本発明の更に他の実施形態を示す図である。 本発明の更に他の実施形態を示す図である。
符号の説明
22 シンク
22A シンク底部
26 流出口
28 排水路
32 乾燥容器
34 撹拌破砕機構
38 投入口
38A 伸縮壁
42 吸引路
44 吸引口
46 回収部
56 分岐路
58 排気口
60 立上り部
62 ヒータ(結露防止手段)
66 制御部
72,78 開閉弁
K 乾燥物

Claims (11)

  1. (イ)投入口より投入された生ごみを内部で乾燥せしめる乾燥容器と
    (ロ)該乾燥容器内で該生ごみを撹拌及び破砕する撹拌破砕機構と
    (ハ)該乾燥容器内に開口する吸引口を有して該乾燥容器から延び出し、該乾燥容器内の乾燥物を真空吸引力で吸引し、搬送する吸引路と
    (ニ)該吸引路を通じて吸引された乾燥物を回収し保管する回収部と
    (ホ)前記撹拌破砕機構を作動制御する制御部と
    を有しており、且つ該制御部は、前記乾燥容器内の乾燥物を前記吸引口を通じて吸引するに際し前記撹拌破砕機構を作動させ、該撹拌破砕機構を該乾燥容器内の乾燥物を該吸引口に向けて掻き寄せる掻寄機構として働かせるようになしてあることを特徴とする生ごみの処理装置。
  2. (イ)投入口より投入された生ごみを内部で乾燥せしめる乾燥容器と
    (ロ)該乾燥容器内で該生ごみを撹拌及び破砕する撹拌破砕機構と
    (ハ)該乾燥容器内に開口する吸引口を有して該乾燥容器から延び出し、該乾燥容器内の乾燥物を真空吸引力で吸引し、搬送する吸引路と
    (ニ)該吸引路を通じて吸引された乾燥物を回収し保管する回収部と
    (ホ)前記撹拌破砕機構を作動制御する制御部と
    を有しており、且つ前記吸引路の前記吸引口の近傍部分が該吸引口から離れる方向に上向きに延びていることを特徴とする生ごみの処理装置。
  3. (イ)投入口より投入された生ごみを内部で乾燥せしめる乾燥容器と
    (ロ)該乾燥容器内で該生ごみを撹拌及び破砕する撹拌破砕機構と
    (ハ)該乾燥容器内に開口する吸引口を有して該乾燥容器から延び出し、該乾燥容器内の乾燥物を真空吸引力で吸引し、搬送する吸引路と
    (ニ)該吸引路を通じて吸引された乾燥物を回収し保管する回収部と
    (ホ)前記撹拌破砕機構を作動制御する制御部と
    を有しており、且つ前記吸引路の前記吸引口若しくは近傍部分に該吸引路を開閉する開閉弁が設けてあることを特徴とする生ごみの処理装置。
  4. (イ)投入口より投入された生ごみを内部で乾燥せしめる乾燥容器と
    (ロ)該乾燥容器内で該生ごみを撹拌及び破砕する撹拌破砕機構と
    (ハ)該乾燥容器内に開口する吸引口を有して該乾燥容器から延び出し、該乾燥容器内の乾燥物を真空吸引力で吸引し、搬送する吸引路と
    (ニ)該吸引路を通じて吸引された乾燥物を回収し保管する回収部と
    (ホ)前記撹拌破砕機構を作動制御する制御部と
    を有しており、且つ前記吸引路からは前記吸引口の近くで分岐路が分岐していて、該分岐路の先端が前記乾燥容器内で開口する排気口とされ、該分岐路が前記吸引路とともに該乾燥容器内の排気をなす際の排気路を構成していることを特徴とする生ごみの処理装置。
  5. 請求項4において、前記分岐路には該分岐路を開閉する開閉弁が設けてあることを特徴とする生ごみの処理装置。
  6. 請求項1〜5の何れかにおいて、前記吸引路には結露防止手段が設けてあることを特徴とする生ごみの処理装置。
  7. (イ)投入口より投入された生ごみを内部で乾燥せしめる乾燥容器と
    (ロ)該乾燥容器内で該生ごみを撹拌及び破砕する撹拌破砕機構と
    (ハ)該乾燥容器内に開口する吸引口を有して該乾燥容器から延び出し、該乾燥容器内の乾燥物を真空吸引力で吸引し、搬送する吸引路と
    (ニ)該吸引路を通じて吸引された乾燥物を回収し保管する回収部と
    (ホ)前記撹拌破砕機構を作動制御する制御部と
    を有しており、前記投入口は炊事排水等のシンク排水を流出させるシンク底部の流出口とは独立して別途にシンク底部に設けられているとともに、前記吸引路は該流出口からのシンク排水を外部に排出するための排水路とは別途に前記乾燥容器から延び出す形態で設けられており、且つ該投入口は該流出口と同時開放可能であって、その同時開放状態の下で前記シンク排水を流入させない形態で設けてあることを特徴とする生ごみの処理装置。
  8. 請求項7において、前記投入口はシンク底部の開口部に且つ該投入口の周りに前記流出口を形成する状態で設けてあることを特徴とする生ごみの処理装置。
  9. 請求項7,8の何れかにおいて、前記投入口の周壁部が前記シンク底部よりも上側に突き出していることを特徴とする生ごみの処理装置。
  10. 請求項7〜9の何れかにおいて、前記投入口の周壁部が上下に伸縮可能な伸縮壁となしてあることを特徴とする生ごみの処理装置。
  11. 請求項10において、前記伸縮壁は伸長状態で前記シンク底部と同じ高さか又は上側に突き出すものとなしてあることを特徴とする生ごみの処理装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2011041885A (ja) * 2009-08-20 2011-03-03 Panasonic Corp 流し台
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