JP2005230673A - 粉砕機 - Google Patents

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Abstract

【課題】 分解および組立が容易で、多様な原料供給機構を採用でき、原料供給側への噴き出しを防止でき、また所望の安定した回転速度を得られる粉砕機の提供。
【解決手段】 横向きで基端部がモータ9に直結された片持ち回転軸8と、回転軸8の先端部にはめ込まれるハンマー4と、スクリーン13を有しハンマー4を回転可能に収容する粉砕室2とを備える。粉砕室2は、回転軸8の先端側に開口し、その開口に、被粉砕物の投入口7aを備えた扉7が、ヒンジ18まわりに水平方向に回動可能に設けられる。ハンマー4は、回転軸8にはめ込まれる円筒状ボス4aから、半径方向外側への円板状アーム4bを有し、この円板状アーム4bの外周部に、複数のハンマー本体4cが回転軸8の軸方向に沿うよう設けられる。円板状アーム4bは、ハンマー本体4cの長手方向中央部よりも基端側に設けられる。
【選択図】 図2

Description

本発明は、医薬品や食品などを製造するのに使用される粉砕機に関するものである。
図8は、従来の一般的な粉砕機を示す概略図である。この粉砕機では、ホッパーAから投入された被粉砕物は、螺旋状の羽根を持ったスクリューフィーダBの回転により、粉砕室C内に搬送される。粉砕室Cには、回転軸Dが水平に配置され、その回転軸DにハンマーEが回転可能に設けられている。また、粉砕室Cの周側壁には、凹凸状のライニングFと、多数の穴を有するスクリーンGとが設けられている。従って、粉砕室C内に搬送された被粉砕物は、ハンマーEおよびライニングFにより粉砕され、その粉砕物は、スクリーンGを介して外部へ排出される。
このような従来の粉砕機では、ハンマーEの回転軸Dは、その両端部が複数のボールベアリングを有するボールケースに保持されていた。また、その回転軸Dを回転駆動するために、回転軸Dの一端部にプーリーを設け、モータの出力軸に設けたプーリーとの間で、Vベルトによる伝動を行っていた。さらに、従来の粉砕機は、粉砕室Cが回転軸Dの中心を基部とした上下分割式であり、その上半分Hを上方へ持ち上げて開けて、分解や洗浄などを行う必要があった。
従来の粉砕機は、ハンマーEの回転軸Dの両端部が、それぞれボールケースに軸受されていた。従って、粉砕室C内を分解して洗浄する場合、少なくとも一方のボールケースの分解と洗浄後の組立が必要であり、手間や時間を要するだけでなく、熟練を要した。しかも、粉砕室Cを開けるために持ち上げる部分Hは重量物であり、その開閉は重労働であった。
また、ハンマーEの回転軸Dは両端保持されていたため、粉砕室Cへの被粉砕物の投入は、回転軸Dの軸方向からはできず、回転軸Dの径方向(回転するハンマーEの外周部)から行うしかなかった。そのため、回転するハンマーEにより発生する遠心力に抗するために、粉砕室Cへの被粉砕物の投入は、スクリューフィーダBによるしかなく、その他の原料供給機構を採用できなかった。また、回転するハンマーEの外周部から被粉砕物を投入する構成の場合、回転するハンマーEにより発生した風により、原料供給側への噴き出しが起きるおそれがあった。
さらに、ハンマーEの回転軸Dは、モータの出力軸との間で、プーリーおよびVベルトによる伝動で行っていたため、Vベルトの滑りにより所望の回転速度の出力が得られなかった。
本発明は、上記事情に鑑みてなされたものであり、その主たる目的は、分解および組立が容易で、多様な原料供給機構を採用でき、原料供給側への噴き出しを防止でき、また所望の安定した回転速度を得られる粉砕機を提供することにある。
本発明の粉砕機は、回転軸が水平に配置され、基端部が回転駆動源に接続される一方、先端部が軸受保持されない片持ち状の回転軸と、この回転軸の先端部にはめ込まれて設けられるハンマーと、スクリーンを有すると共に、前記ハンマーが回転可能に収容され、前記回転軸の先端側となる面に被粉砕物の投入口が設けられた粉砕室とを備え、前記ハンマーは、前記回転軸にはめ込まれるボスから半径方向外側への延出部を有し、この延出部に周方向に等間隔に複数のハンマー本体が、それぞれ前記回転軸の軸方向に沿うよう設けられており、前記ハンマーの前記延出部は、前記ハンマー本体の長手方向中央部よりも基端側に設けられていることを特徴とする。
また、本発明の粉砕機は、好ましくは上記構成に加えて、前記粉砕室は、前記回転軸の先端側に開口可能で、その開口部には、扉が開閉可能に設けられており、この扉は、前記投入口が設けられると共に、一側端部に設けられたヒンジで水平方向に回動可能に保持され、前記ハンマー本体は、前記回転軸の先端部よりも先端側へ延出するよう設けられることを特徴とする。
また、本発明の粉砕機は、好ましくは上記構成に加えて、前記粉砕室には、その周側面に、前記ハンマー本体との間で粉砕を図るライニングと、前記スクリーンとが設けられており、このライニングは、ギザ付きライニングとギザ無しライニングとからなり、ハンマーの回転方向から順に、前記ギザ付きライニング、前記ギザ無しライニング、および前記スクリーンが配置されていることを特徴とする。
また、本発明の粉砕機は、好ましくは上記構成に加えて、前記回転軸は、モータの出力軸に直結されて回転駆動されることを特徴とする。
また、本発明の粉砕機は、好ましくは上記構成に加えて、前記粉砕室の扉の開閉を検知するセンサーを更に備え、このセンサーの出力に基づいて、前記扉の開放状態での前記回転軸の駆動を停止させることを特徴とする。
また、本発明の粉砕機は、好ましくは上記いずれかの構成に加えて、前記粉砕室の下部には、前記スクリーンを介して排出される被粉砕物の回収部が配置され、この回収部の上部には、回収部と連通して、被粉砕物を捕捉しつつ空気を外方へ逃がすフィルターが設けられていることを特徴とする。
また、本発明の粉砕機は、好ましくは上記構成に加えて、前記回収部側の第一領域と外気側の第二領域とを仕切る隔壁を有すると共に、この隔壁から第一領域側へ延出して設けられるフィルターを介して、第一領域と第二領域との連通を図るフィルターボックスと、このフィルターボックス内のフィルターを揺らす振動機構とを更に備えることを特徴とする。
また、本発明の粉砕機は、好ましくは上記構成に加えて、前記振動機構に代えてまたはそれに加えて、前記第二領域から前記第一領域へ向けてエアを噴出させる逆洗機構を備えることを特徴とする。
さらに、本発明の粉砕機は、好ましくは上記いずれかの構成に加えて、前記回転軸の先端部には、回転軸にハンマーをはめ込む際の治具となるように回転軸をその先端側へ延長する延長シャフトと、回転軸にはめ込まれたハンマーを固定するためのハンマーキャップとを択一的に取り付けるネジ部が設けられていることを特徴とする。
本発明によれば、ハンマーの回転軸が片持ち軸とされており、その片持ち軸にハンマーをはめ込んで取り付ける構成である。従って、ハンマーの着脱時に、既に従来技術で述べた軸受部品の分解が不要である。これにより、重量物分解がなくなり、分解部品点数が大幅に削減される。また、回転軸の先端側に粉砕室の扉を設けることが可能となり、粉砕機の前面から容易に作業ができ、粉砕室内部品の分解、洗浄および組立において、労力および時間を省ける。しかも、扉を水平方向に開閉可能とすることで、装置を大型化しても扉開閉時の人的負担を軽減することができる。
また、ハンマーの回転軸を片持ち軸とすることで、回転軸の先端側となる面から、粉砕室への被粉砕物の投入が可能である。これにより、既に従来技術で述べたハンマーの回転により発生する風による原料供給側への噴き出しを防止でき、ハンマーの回転による吸引効果が利用できるようになり、供給機を用いない被粉砕物の直接投入をはじめとしてスクリュー供給機、ロータリーバルブ供給機など多様な原料供給機構にも対応できる。しかも、ハンマー外周部のハンマー本体を回転軸先端部より先端側へ延出させることや、回転軸にハンマーを保持する延出部をハンマー本体長手方向中央部よりも基端側へずらして配置させることにより、粉砕室へ投入された被粉砕物は、粉砕室内で分散を阻害されることなく、ハンマー本体の長手方向全域にわたって分散されて粉砕可能となる。
さらに、ハンマーの回転軸をモータの出力軸に直結することで、従来構成の場合のVプーリーとVベルトの組合せに起因する滑りを生じさせることなく、モータの回転をハンマーに確実に伝動できる。
以下、本発明の粉砕機について、図面に基づき更に詳細に説明する。
図1は、本発明の粉砕機の一実施例を示す概略図であり、(a)は正面図、(b)は右側面図、(c)は左側面図、(d)は平面図である。
この図に示すように、本実施例の粉砕機は、被粉砕物が投入されるホッパー1と、このホッパー1からの被粉砕物を粉砕室2へ導くスクリューフィーダ3と、このスクリューフィーダ3にて供給される被粉砕物をハンマー4で粉砕する粉砕室2と、この粉砕室2から導出される被粉砕物の排出シュート5と、この排出シュート5の上部に設けられるフィルターボックス6とを主要部として備える。
図2は、本実施例の粉砕機の粉砕室構造を示す概略縦断面図である。また、図3は、粉砕室2の扉7を開けた状態を示す図であり、回転軸8の先端側から見た状態を示している。
粉砕用ハンマー4の回転軸8は、モータ9により回転駆動される。その際、ハンマー4の回転軸8に設けたプーリーとモータ9の出力軸に設けたプーリーとを、Vベルトにて架け渡して動力伝動してもよいが、本実施例では、ハンマー4の回転軸8をモータ9の出力軸9aに直結している。具体的には、粉砕機のフレームには、板状のモータベース10が垂直に配置されて保持されており、このモータベース10にモータ9が保持される。その際、モータ9は、その出力軸9aを水平に配置されると共に、その出力軸9aがモータベース10を貫通して取り付けられる。そして、本実施例では、このモータ9の出力軸9aが、ハンマー4の回転軸8とされる。また、本実施例の回転軸8は、段付きの丸棒状とされており、基端側大径部8aがモータベース10の貫通穴に配置される。
モータベース10を貫通した回転軸8(出力軸9a)の先端側には、粉砕室2が設けられる。粉砕室2は、横向きの略円筒形状のケース11に、ライニング12とスクリーン13が設けられてなる。ケース11は、モータベース10の板面に垂直に、回転軸8と同心に配置される。ケース11は、モータベース10と離間してモータベース10と平行に設けられた壁板14にて基端部が閉塞される一方、先端側の開口部が扉7にて開閉可能とされる。モータベース10と壁板14との間には、円板状のシールリングやラビリンスリングなどの軸封部材15が設けられる。
そして、軸封部材15および壁板14を貫通して回転軸8が設けられる。その際、回転軸8の先端側小径部8bは、円筒状のカラー16を介して、軸封部材15および壁板14に回転可能にはめ込まれる。カラー16は、回転軸8の先端側小径部8bの基端部に位置決めされて設けられる。なお、軸封部材15は、シールリングやラビリンスリングと圧縮空気の噴出などを組み合わせて利用し、粉砕室2とモータ9とを隔離し、軸封を行うものである。
回転軸8の先端部には、ハンマー4が着脱可能に取り付けられる。本実施例のハンマー4は、回転軸8の先端側小径部8bにはめ込まれるボス4aと、このボス4aの外周部から半径方向外側へ延出するアーム4bと、このアーム4bの外周部に設けられる複数個のハンマー本体4cとからなる。図示例のハンマー4の場合、円筒状のボス4aの長手方向中央部に、半径方向外側へ延出して円板状のアーム4bが設けられ、この円板状アーム4bの外周部には、周方向に等間隔に複数個(例えば12個)のハンマー本体4cが固定されている。各ハンマー本体4cは、同一形状であり、それぞれ回転軸8の軸方向に沿って配置される。なお、アーム4bの形状は、適宜に変更可能である。また、図示例の円板状アーム4bには、重量軽減のため複数の開口4dが形成されている。
このようなハンマー4は、そのボス4aが回転軸8にはめ込まれる。その際、キーなどによりハンマー4は、回転軸8と一体回転するよう設けられる。回転軸8の先端部には、ボルト状のネジ部8cが形成されているので、そのネジ部8cにハンマーキャップ17をねじ込むことで、ハンマー4が回転軸8に固定される。すなわち、ハンマーキャップ17によってハンマー4のボス4aは、カラー16を介して回転軸8の段付面に押え付けられ、カラー16およびハンマー4が回転軸8に位置決めされる。
ところで、ハンマー本体4cは、ボス4aよりも軸方向先端側へ延出している。好ましくは、前記回転軸8の先端部、またはそこに設けられるハンマーキャップ17よりも、軸方向先端側へ延出して形成されている。このような構成のハンマー4が高速回転した場合、遠心力でハンマー本体4c(特にその軸方向先端側への延出部)が径方向外側へたわむのを防止するために、本実施例では、ハンマー本体4cの先端側の内周面に円環状のリング4eを配置し、そのリング4eの外周部に、各ハンマー本体4cを固定している。このような構成のハンマー4は、複数部品を溶接したり、鋳造したりして、一体的に構成するのが好ましい。なお、ハンマー本体4cは、前記円板状アーム4bから、軸方向基端側へも僅かに延出しており、その基端部は壁板14に近接して配置される。
ハンマー4の外周部に近接して、ケース11の内周面には、ライニング12とスクリーン13とが設けられる。本実施例では、ライニング12として、ギザ付きライニング12aと、ギザ無しライニング12bの二種類が用いられる。ギザ付きライニング12aは、略円弧状の板材であり、その内周面は、図3に示すように、周方向に等間隔に凹凸が形成されて波板状とされている。また、ギザ無しライニング12bには、そのような凹凸がない略円弧状の板材である。また、スクリーン13は、薄い金属板に多数の穴が形成された円弧状の板材であり、スクリーンガイドを介して、ケース11に設けられる。なお、ケース11には、スクリーン13が配置される部分に対応して、スクリーン13から排出される被粉砕物を排出するために開口11aが形成されている。
ところで、本実施例の粉砕機では、図3に示すように、ハンマー4の回転方向から順に、ギザ付きライニング12a、ギザ無しライニング12b、およびスクリーン13が設けられており、且つスクリーン13が下方へ配置されている。これら部材の設置領域は、適宜に設定されるが、本実施例では、ケース11の周方向に、ギザ付きライニング12aが120度分、ギザ無しライニング12bが60度分、そしてスクリーン13が180度分だけそれぞれ設けられている。本実施例のようにギザ無しライニング12bを設ける場合は、その部分もギザ付きライニング12aとした場合よりも、モータ9の負荷を上げることなく、粉砕能力を向上できる。
ライニング12およびスクリーン13が設けられたケース11は、回転軸8の軸方向先端側に開口されており、その開口部には扉7が開閉可能に設けられる。これにより、ライニング12およびスクリーン13と、扉7と壁板14にて囲まれた部分が、粉砕室2として機能することになる。粉砕室2の扉7は、図1(a)に示すように、その側端部に設けられたヒンジ18にて、水平方向に開閉させる構成とするのが望ましい。そして、ケース11の扉7には、粉砕室2への被粉砕物の投入口7aが設けられる。この投入口7aは、扉7の中央部、すなわち回転軸8の軸方向先端部と対面する位置にて行うのが好ましい。
粉砕室2の扉7には、その開閉を検知するセンサー19を設けるのが好ましい。このセンサー19としては、公知の近接スイッチを利用することができる。そして、このセンサー19からの出力に基づいて、粉砕室2の扉7の開放状態での回転軸8の駆動を停止させるよう制御することで、安全性を高めることができる。なお、図示例では、センサー19を扉7自体に設けているが、ケース11側やヒンジ18側にセンサー19を設けてもよい。
扉7に設けられた投入口7aには、本実施例では、スクリューフィーダ3から被粉砕物が投入される。すなわち、粉砕室2の上方位置には、螺旋状の羽根を持ったスクリューフィーダ3が設けられており、このスクリューフィーダ3にはホッパー1が接続されている。また、スクリューフィーダ3の先端部は、粉砕室2の扉7中央の投入口7aと管路20でつながれている。従って、ホッパー1から投入された被粉砕物は、スクリューフィーダ3を介して粉砕室2内へ導入される。
粉砕室2のスクリーン13を介した下部開口部には、筒状の排出シュート5が連結されている。この排出シュート5は、下方へ行くに従って先細に形成されると共に、上方は二股分かれしており、その一方は粉砕室2へ接続される一方、他方はフィルターボックス6に接続されている。このような構成であるから、粉砕室2で粉砕された被粉砕物は、排出シュート5を介して、そこに取り付けられる取出袋や缶(不図示)などに回収される。
図4は、本実施例の粉砕機の平面図であり、(a)はフィルターボックス6を閉めた状態、(b)はフィルターボックス6を開いた状態を示している。また、図5は、フィルターボックス6の内部構造を示す概略断面(平面)図である。
本実施例の粉砕機のフィルターボックス6は、前後二分割されており、後方に配置された本体21に対し、前方に配置された蓋体22が、その側端部のヒンジ23まわりに回転して開閉可能とされている。本体21は、前方に開口した四角形状の箱状とされ、蓋体22は、後方に開口した四角形の箱状とされている。そして、本体21と蓋体22は、その開口側の一側部同士が丁番23を介して互いに連結されている。これにより、本体21に対し蓋体22が、丁番のヒンジ23まわりに開閉可能とされる。蓋体22が閉められた状態では、図4(a)に示すように、本体21と蓋体22の開口部同士が向かい合わされて、フィルターボックス6は閉じられる。一方、蓋体22が開かれた状態では、図4(b)に示すように、本体21と蓋体22の各開口部が手前側に向けて配置される。
フィルターボックス6内には、フィルター24が配置される。このフィルター24は、粉砕機の内外を仕切り、粉砕室2からのエアを外部へ逃がしつつ、被粉砕物は捕捉するものである。本実施例では、フィルターボックス6の本体21と蓋体22との突合せ部に配置した隔壁25にフィルター24を設け、且つ蓋体22の下部を排出シュート5へ連通させている。これにより、フィルターボックス6の蓋体22側の第一領域と、フィルターボックス6の本体21側の第二領域とが隔壁25にて仕切られ、その隔壁25に設けられるフィルター24を介して、両領域が連通することになる。
本実施例では、蓋体22の開口部に設けられた隔壁25に、複数(図示例では5つ)のフィルター24が設けられる。各フィルター24は、本体21側の第二領域から隔壁25を介して蓋体22側の第一領域へ延出すると共に、本体21側の第二領域にのみ開口した袋状とされる。よって、蓋体22側の第一領域からのエアは、このフィルター24を介してのみ、本体21側の第二領域ひいては粉砕機外部へ排出可能である。そして、このようなフィルター24は、蓋体22の開口部側から着脱可能である。この際、隔壁25に対し各フィルター24を交換可能としてもよいし、複数のフィルター24を隔壁25ごと交換可能としてもよい。
ところで、効果的な排気処理を行うため、ある設定されたタイムシーケンスにより、フィルター24を揺らす振動機構にて、フィルター24から被粉砕物を自動払い落としするのが好ましい。さらに、好ましくは、フィルターボックス6の本体21側の第二領域から蓋体22側の第一領域へ向けて、エアを噴出させる逆洗機構を設けるのが望ましい。この場合、図6の実施例に示すように、外部から取り込んだエアを圧縮空気とし、電磁弁(不図示)により開閉操作されるダイヤフラム弁26を介して、本体21側の第二領域から蓋体22側の第一領域へ向けてエアを噴出させるのである。なお、この空気は、被粉砕物に触れるものであるから、除菌フィルター(不図示)を介して利用するのが好ましい。また、この逆洗操作は、パルス的に行うのが効果的である。
次に、上記実施例の粉砕機の使用について説明する。
ホッパー1から原料を投入すれば、その投入された原料は、粉砕室2の扉7に設けた投入口7aから粉砕室2内に入り、高速回転するハンマー4の衝撃力により粉砕される。また、ライニング12に衝突し、衝撃・剪断力により粉砕される。そして、粉砕物は、ハンマー4からの遠心力と、ハンマー4の回転力により発生した気流により、スクリーン13を介して排出シュート5から外部へ排出される。その際、気流に乗った被粉砕物も、フィルター24により確実に回収される。フィルター24は、隔壁25から第一領域側へ延出して設けられているので、フィルター24から脱落した被粉砕物は、回収部(排出シュート5下部)側へ確実に誘導される。なお、ハンマー4の回転軸8は、軸封されているので、粉砕物が回転軸8の駆動側へ進入するおそれはない。
使用後には、粉砕機を分解洗浄することができる。それには、粉砕室2の扉7を開けて、ハンマーキャップ17、ハンマー4、壁板14およびカラー16を取り外し、且つスクリーン13をそのガイドごと取り外すと共に、ライニング12も取り外すことができる。これにより、各部品の洗浄が容易で確実に行える。また、ハンマー4を一つの部品として一体的に形成しておけば、洗浄が一層容易で確実に行える。
本実施例の粉砕機では、上述したように、ハンマー4の回転軸8の先端部は、ケース11(粉砕室2)の開口部よりも奥まった位置で止めている。従って、洗浄後に元の状態に組み付ける際には、回転軸8へのハンマー4の取り付けを容易にするために、図7に示すように、延長シャフト27を治具として利用すると便利である。
本実施例の延長シャフト27は、ハンマー4の回転軸8(先端側小径部8b)と同一直径の棒材である。延長シャフト27の一端部には、回転軸8の先端部に形成されたネジ部8cに着脱可能なネジ穴が形成されている。従って、まずは回転軸8のネジ部8cに、ハンマーキャップ17に代えて、この延長シャフト27をねじ込んで取り付けるのである。これにより、回転軸8は、延長シャフト27により延長されて、ケース11の開口部から突出した状態となる。従って、重量物のハンマー4でも、容易に延長シャフト27にはめ込むことができ、後は延長シャフト27に沿ってスライドさせて、回転軸8へはめ込めばよい。回転軸8にハンマー4をはめ込んだ後、回転軸8から延長シャフト27を取り外し、その代わりにハンマーキャップ17を取り付けて、回転軸8にハンマー4を固定すればよい。
以上、詳述したように、上記実施例の粉砕機は、ハンマー4の回転軸8が片持ち軸であり、その片持ち軸8の先端側となる装置前面から、軸方向へ被粉砕物を投入できる。しかも、ハンマー本体4cを外周部に保持する円板状アーム4bは、ハンマー本体4cの長手方向中央部ではなく、回転軸8の基端側(粉砕室扉7と反対側)へシフトしている。従って、装置前面から粉砕室2へ投入された被粉砕物は、粉砕室2内で分散を阻害されることなく、ハンマー本体4cの長手方向全域に亘って分散されて粉砕可能となる。
また、ハンマー4の回転軸8を片持ち軸とすることにより、粉砕室2の扉7を水平方向に開閉する構成とでき、開閉時に必要な重量の軽減を図ることができる。さらに、ハンマー4の回転軸8の先端側から軸受をなくしたことで、粉砕室2内へのアクセスを容易とし、接粉部となるハンマー4などの全部品の分解組立が簡便となる。
さらに、回転するハンマー4の内側へ被粉砕物を投入するので、回転するハンマー4の外側から被粉砕物を投入する場合(図8の例)のように、被粉砕物の投入がハンマー4で阻害されるおそれがない。また、従来のように回転するハンマー4の外周部から被粉砕物を投入するのでは、回転するハンマー4により発生した風が被粉砕物供給側へ吹き出すが、上記実施例のような構成では、回転するハンマー4により、むしろブロワー効果による吸引作用が起きる。そして、この吸引作用を利用することで、被粉砕物の供給には、スクリューフィーダに限らず、直投ホッパーやロータリーバルブなど多様なものを使用できる。
また、回転するハンマー4の外周部から被粉砕物を投入しないので、粉砕に必要なライニング12やスクリーン13を、粉砕室2を構成するケース11の内周面全面(360度)に亘ってフルに設置することができる。なお、上記実施例では、ギザ付きライニング12aを120度、ギザ無しライニング12bを60度、およびスクリーン13を180度とした例を説明したが、被粉砕物の性状や粉砕後条件により適宜に設定される。
さらに、仮に、ハンマー本体4cを保持するアーム4bが、ハンマー本体4cの中央部に存在するとすると、投入される被粉砕物は、このアーム4bにより回転軸8の基端側(粉砕室2の奥側)へ移動することが困難となるが、上記実施例の粉砕機では、アーム4bを回転軸8の基端側へシフトさせることにより、そのような不都合は回避される。
また、上記実施例の粉砕機では、Vベルトおよびプーリーを介さないで、ハンマー4の回転軸8をモータ9に直結して駆動する。Vベルトやプーリーなどの伝動部品を不要とすることで、部品点数が削減される。また、Vベルトを介した場合には、ベルトの滑りにより要求回転速度を満たさない場合があるが、ハンマー4の回転軸8をモータ9に直結することで、要求回転速度の保証ができる。しかも、Vベルトなどの伝動部品を介さないことで、振動や騒音の発生も低減できる。
また、上述したように、粉砕室2の扉7に近接スイッチやリミットスイッチなどのセンサー19を設けることで、扉7が開くと運転停止とし、また扉7が開いている状態では起動できないよう構成することで安全性が高まる。
さらに、上述したように、本実施例の粉砕機は、ハンマー4の回転により発生する空気流を処理し、捕集した粉砕品を直接回収できるバグフィルター24を備える。つまり、粉砕室出口の排出シュート5とバグフィルター24とを接続することにより、排気処理と捕集した粉砕品の直接回収ができる。そして、効果的な排気処理を行うため、ある設定されたタイムシーケンスによりフィルター24を振動させて、フィルター24からの自動払い落としが行われる。さらに、フィルターボックス6を、ヒンジ23を介して分割することにより、フィルターボックス6に対するバグフィルター24の着脱が容易となり、洗浄も容易で確実に行える。
また、フィルター24からの前記自動払い落としに、上記実施例で述べたように、圧縮空気による逆洗式を採用することもできる。その場合、コンタミネーション防止のため、一次側に0.2μmの目開きを持つフィルターを使用することによりエアの除菌を行い、且つエアラインの洗浄を行うために分解が容易なサニタリー式ダイヤフラム弁26を使用するのがよい。このサニタリー式ダイヤフラム弁26は、設定されたタイムシーケンスに従って電磁弁などで作動させることは、上述したとおりである。
さらに、上述したように、片持ち軸8にハンマー4を取り付けるための補助具として延長シャフト27を利用することで、装置の大型化に伴う作業の安全対策および簡便化を図ることができる。ハンマー4の回転軸8は通常、粉砕室2を構成するケース11内に収容されているため、比較的重量品であるハンマー4の取り付けが困難となる場合がある。そのため、ハンマー4を脱着する際に当該軸先端に延長シャフト27を取り付けることにより、当該軸8の延長部をケース11外へ出すことで、ハンマー4の脱着を容易にできる。
なお、本発明の粉砕機は、上記実施例の構成に限らず、適宜変更可能である。
例えば、回収部の上部に設けられるフィルター24は、上記実施例ではフィルターボックス6としたが、排出シュート5の上部に、単に袋状のフィルターを付けて、開放バグとしてもよい。
また、上記実施例のハンマー4は、円板状アーム(ディスク状延出部)4bにハンマー本体4cが固定されていたが、円板状アーム4bにハンマー本体4cをスイング可能に保持してもよい。つまり、周方向にそれぞれ一定範囲だけ揺動可能に、各ハンマー本体4cを円板状アーム4bに設けてもよい。
本発明の粉砕機の一実施例を示す概略図であり、(a)は正面図、(b)は右側面図、(c)は左側面図、(d)は平面図である。 図1の粉砕機の粉砕室構造を示す概略断面図である。 図1の粉砕機の粉砕室扉を開けた状態を示す図であり、回転軸の先端側から見た状態を示している。 図1の粉砕機の平面図であり、(a)はフィルターボックスを閉めた状態、(b)はフィルターボックスを開いた状態を示している。 図1の粉砕機のフィルターボックスの内部構造の一例を示す概略断面(平面)図である。 本発明の粉砕機の他の実施例を示す概略図であり、(a)は正面図、(b)は右側面図、(c)は左側面図、(d)は平面図である。 図2の粉砕室に延長シャフトを取り付けた状態を示す概略断面図である。 従来の一般的な粉砕機を示す概略図である。
符号の説明
1 ホッパー
2 粉砕室
3 スクリューフィーダ
4 ハンマー
4a ボス
4b アーム(延出部)
4c ハンマー本体
5 排出シュート
6 フィルターボックス
7 扉
7a 投入口
8 回転軸(片持ち軸)
8c ネジ部
9 モータ(回転駆動源)
9a 出力軸
10 モータベース
11 ケース
12 ライニング
12a ギザ付きライニング
12b ギザ無しライニング
13 スクリーン
14 壁板
17 ハンマーキャップ
18 ヒンジ
19 センサー
24 フィルター
25 隔壁
26 ダイヤフラム弁
27 延長シャフト

Claims (9)

  1. 横向きに配置され、基端部が回転駆動源に接続される一方、先端部が軸受保持されない片持ち状の回転軸と、
    この回転軸の先端部にはめ込まれて設けられるハンマーと、
    スクリーンを有すると共に、前記ハンマーが回転可能に収容され、前記回転軸の先端側となる面に被粉砕物の投入口が設けられた粉砕室とを備え、
    前記ハンマーは、前記回転軸にはめ込まれるボスから半径方向外側への延出部を有し、この延出部に周方向に等間隔に複数のハンマー本体が、それぞれ前記回転軸の軸方向に沿うよう設けられており、
    前記ハンマーの前記延出部は、前記ハンマー本体の長手方向中央部よりも基端側に設けられている
    ことを特徴とする粉砕機。
  2. 前記粉砕室は、前記回転軸の先端側に開口可能で、その開口部には、扉が開閉可能に設けられており、
    この扉は、前記投入口が設けられると共に、一側端部に設けられたヒンジで横方向に回動可能に保持され、
    前記ハンマー本体は、前記回転軸の先端部よりも先端側へ延出するよう設けられる
    ことを特徴とする請求項1に記載の粉砕機。
  3. 前記粉砕室には、その周側面に、前記ハンマー本体との間で粉砕を図るライニングと、前記スクリーンとが設けられており、
    このライニングは、ギザ付きライニングとギザ無しライニングとからなり、
    ハンマーの回転方向から順に、前記ギザ付きライニング、前記ギザ無しライニング、および前記スクリーンが配置されている
    ことを特徴とする請求項2に記載の粉砕機。
  4. 前記回転軸は、モータの出力軸に直結されて回転駆動される
    ことを特徴とする請求項2または請求項3に記載の粉砕機。
  5. 前記粉砕室の扉の開閉を検知するセンサーを更に備え、
    このセンサーの出力に基づいて、前記扉の開放状態での前記回転軸の駆動を停止させる
    ことを特徴とする請求項2から請求項4までのいずれかに記載の粉砕機。
  6. 前記粉砕室の下部には、前記スクリーンを介して排出される被粉砕物の回収部が配置され、
    この回収部の上部には、回収部と連通して、被粉砕物を捕捉しつつ空気を外方へ逃がすフィルターが設けられている
    ことを特徴とする請求項1から請求項5までのいずれかに記載の粉砕機。
  7. 前記回収部側の第一領域と外気側の第二領域とを仕切る隔壁を有すると共に、この隔壁から第一領域側へ延出して設けられるフィルターを介して、第一領域と第二領域との連通を図るフィルターボックスと、
    このフィルターボックス内のフィルターを揺らす振動機構と
    を更に備えることを特徴とする請求項6に記載の粉砕機。
  8. 前記振動機構に代えてまたはそれに加えて、前記第二領域から前記第一領域へ向けてエアを噴出させる逆洗機構を備える
    ことを特徴とする請求項7に記載の粉砕機。
  9. 前記回転軸の先端部には、回転軸にハンマーをはめ込む際の治具となるように回転軸をその先端側へ延長する延長シャフトと、回転軸にはめ込まれたハンマーを固定するためのハンマーキャップとを択一的に取り付けるネジ部が設けられている
    ことを特徴とする請求項1から請求項8までのいずれかに記載の粉砕機。
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