JP2005228919A - 積層パワーモジュールおよびその位置決め方法 - Google Patents

積層パワーモジュールおよびその位置決め方法 Download PDF

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Abstract

【課題】 従来の積層パワーモジュールでは、半導体モジュールおよび冷却器を積層するため、半導体モジュールを構成する各部品の厚み寸法や、絶縁基板に塗布するグリスの厚み寸法等のばらつきが積み重なって、半導体モジュールの接続端子と回路基板の接続用孔との相対位置がずれるため、接続端子を接続用孔に挿入する際の作業性が悪化していた。
【解決手段】 複数の半導体モジュール10と冷却器20とを交互に積層して構成した積層パワーモジュール1であって、半導体モジュール10および冷却器20を支持する支持ケース30に、各半導体モジュール10または各冷却器20の積層方向の位置を個別に決定する位置決め部である凹部31aを形成するとともに、隣接する半導体モジュール10と冷却器20とを密着させる付勢部材である板ばね21を設けた。
【選択図】 図1

Description

本発明は、複数の半導体モジュールと冷却器とを交互に積層して構成した積層パワーモジュールおよびその位置決め方法に関する。
従来から、IGBT等の半導体モジュールと、半導体モジュールを冷却するための冷却器とを、交互に積層して構成した積層パワーモジュールが知られている。
半導体モジュールと冷却器とを交互に積層した積層パワーモジュールとしては、例えば、特許文献1に示すように、平型半導体素子とヒートシンクとを積層配置したものが開示されている。
また、同様に、半導体モジュールと冷却器とを交互に積層して構成された積層パワーモジュールとして、図7、図8に示すようなものがある。
積層パワーモジュール100の半導体モジュール101は、半導体素子111の両面に絶縁基板112を接合して構成されており、半導体モジュール101を回路基板401と電気的に接続させる接続端子113が下方へ延出している。
半導体モジュール101および冷却器201は、交互に積層されながら支持部材301に収納されている。
積層状態で支持部材301に収納されている各半導体モジュール101の接続端子113は、それぞれ回路基板401の接続用孔411に挿入される。
ここで、冷却器201の厚み寸法はdcであり、半導体モジュール101の厚み寸法はdmであり、冷却器201および半導体モジュール101は、寸法dp1(=dc+dm)のピッチで積層されている。つまり、半導体モジュール101の接続端子113は、半導体モジュール101の積層方向に寸法dp1の間隔で配置されている。
一方、回路基板401の接続用孔411は、半導体モジュール101の積層方向に寸法dp2の間隔で配置されている。
特開2003−168778号公報
前述の、接続端子113の配置間隔寸法dp1と、接続用孔411の配置寸法間隔dp2とは、設計上は、接続端子113と接続用孔411との相対位置が合うように同じ寸法に設定して、接続端子113を接続用孔411へ容易に挿入できるようにしている。
しかし、半導体素子111や絶縁基板112等といった各部品の厚み寸法や、絶縁基板に塗布するグリスの厚み寸法等のばらつきにより、接続端子113と接続用孔411との相対位置がずれる場合がある。
このような場合には、接続端子113を接続用孔411に挿入しにくくなって、作業性が悪くなってしまう。
特に、積層数が多いと、各層でのばらつきが積み重なるため、接続端子113と接続用孔411との相対位置のずれが大きくなり、接続端子113を接続用孔411に挿入する際の作業性がさらに悪化することになる。
上記課題を解決する積層パワーモジュールおよびその位置決め方法は、以下の特徴を有する。
即ち、請求項1記載の如く、複数の半導体モジュールと冷却器とを交互に積層して構成した積層パワーモジュールであって、半導体モジュールおよび冷却器を支持する支持部材に、各半導体モジュールまたは各冷却器の積層方向の位置を個別に決定する位置決め部を形成するとともに、隣接する半導体モジュールと冷却器とを密着させる付勢部材を設けた。
このように構成することで、隣接する冷却器と半導体モジュールとが密着した良好な放熱状態を保持しつつ、冷却器および半導体モジュールの積層方向における配置ピッチを一定にすることができる。
これにより、冷却器および半導体モジュールを積層した場合に、半導体モジュールの厚み寸法等のばらつきが積算されて、接続端子間の寸法に影響を与えることが防止でき、冷却器と半導体モジュールとが密着した良好な放熱状態を保持しつつ、冷却器および半導体モジュールの積層方向における配置ピッチを一定にすることができる。
そして、回路基板の接続用孔間の寸法に合わせて設定されている接続端子間の寸法を一定にすることで、接続端子と接続用孔との相対位置のずれを抑えて、接続端子を接続用孔に挿入する際の作業性を良好に保つことが可能となる。
また、請求項2記載の如く、前記支持部材は、積層される半導体モジュールおよび冷却器の両端部に配置され、前記位置決め部は、支持部材に形成される凹凸部であり、該位置決め部に各半導体モジュールまたは各冷却器の端部が嵌合することで積層方向の位置決めが行われる。
これにより、容易に冷却器および半導体モジュールの高精度な位置決めを行うことができる。
また、請求項3記載の如く、前記支持部材は、各冷却器の両端部を貫通する軸体であり、前記位置決め部は、各冷却器間に配置されて軸体が貫通するスペーサである。
これにより、積層パワーモジュールを、簡単な構成部材で容易に組み立てつつ、冷却器および半導体モジュールの高精度な位置決めを行うことができる。そして、半導体モジュールの接続端子と回路基板の接続用孔との相対位置のずれを抑えて、接続端子を接続用孔に挿入する際の作業性を良好に保つことが可能となる。
また、請求項4記載の如く、前記付勢部材は、冷却器内に設けられる、または冷却器と半導体モジュールとの間に設けられる弾性部材である。
これにより、冷却器と半導体モジュールとの間、または冷却器間に生じた間隙の大きさにばらつきが生じたとしても、そのばらつきを吸収して、確実に冷却器と半導体モジュールとを密着させることが可能となる。
また、請求項5記載の如く、複数の半導体モジュールと冷却器とを交互に積層して構成した積層パワーモジュールの位置決め方法であって、半導体モジュールおよび冷却器を支持する支持部材に形成した位置決め部により、各半導体モジュールまたは各冷却器の積層方向の位置を個別に決定し、付勢部材による押圧力により、隣接する半導体モジュールと冷却器とを密着させる。
これにより、隣接する冷却器と半導体モジュールとが密着した良好な放熱状態を保持しつつ、冷却器および半導体モジュールの積層方向における配置ピッチを一定にすることができる。
これにより、冷却器および半導体モジュールを積層した場合に、半導体モジュールの厚み寸法等のばらつきが積算されて、接続端子間の寸法に影響を与えることが防止でき、冷却器と半導体モジュールとが密着した良好な放熱状態を保持しつつ、冷却器および半導体モジュールの積層方向における配置ピッチを一定にすることができる。
そして、回路基板の接続用孔間の寸法に合わせて設定されている接続端子間の寸法を一定にすることで、接続端子と接続用孔との相対位置のずれを抑えて、接続端子を接続用孔に挿入する際の作業性を良好に保つことが可能となる。
本発明によれば、各半導体モジュールの接続端子間の寸法を一定にすることができ、接続端子と回路基板の接続用孔との相対位置のずれを抑えて、接続端子を接続用孔に挿入する際の作業性を良好に保つことが可能となる。
また、簡便な構成部材で容易に組み立てを行うことができ、容易に冷却器および半導体モジュールの高精度な位置決めを行うことができる。
さらに、確実に冷却器と半導体モジュールとを密着させることが可能となる。
次に、本発明を実施するための形態を、添付の図面を用いて説明する。
本発明にかかる積層パワーモジュールについて説明する。
図1、図2に示すように、積層パワーモジュール1は、半導体モジュール10と冷却器20とを交互に積層した状態で支持ケース30に収納されている。
半導体モジュール10は、半導体素子11の両面に絶縁基板12を接合して構成されており、半導体モジュール10を回路基板40と電気的に接続させる接続端子13が下方へ延出している。
積層状態で支持ケース30に収納されている各半導体モジュール10の接続端子13は、それぞれ回路基板40の接続用孔41に挿入される。
支持ケース30は、半導体モジュール10および冷却器20の、積層方向に対する直交方向における両端部(図1における左右端部)に配置されるサイドガイド31・31と、半導体モジュール10および冷却器20の、積層方向における一端部(図1における下端部)に配置される基準ガイド32、および半導体モジュール10および冷却器20の、積層方向における他端部(図1における上端部)に配置される押えガイド33とを備えている。
サイドガイド31の内側面には、凹凸が一定間隔で形成されており、凹部31aには冷却器20の端部が嵌合している。
基準ガイド32は、左右のサイドガイド31・31の一端部31c・31cに支持されており、該基準ガイド32の内側面32aは、半導体モジュール10および冷却器20の、積層方向における基準面となっている。
また、サイドガイド31の各凹部31aの一端側面(図1における下側面)31bも、半導体モジュール10および冷却器20の、積層方向における基準面となっている。
積層パワーモジュール1の他端部には押えガイド33が配置されており、他端側の冷却器20が一端側へ押圧されている。
ここで、冷却器20の厚み寸法はdcであり、半導体モジュール10の厚み寸法はdmである。
また、基準ガイド32の内側面32aと、最も基準ガイド32側に位置している凹部31aの一端側面31bとの間の寸法、および各凹部31aの一端側面31b間の寸法は、ともにdp1となるように構成されている。
寸法dp1は、前記寸法dcと寸法dmとを加えた寸法と略同じ寸法に設定されており、冷却器20の厚み寸法dcおよび半導体モジュール10の厚み寸法dmが、ばらつきによりそれぞれ最大寸法となった場合の、寸法dcと寸法dmとを加えた寸法に合わせて設定されている。
つまり、冷却器20を一端側面31bに当接させながら、各凹部31aに嵌合させるとともに、各冷却器20間に半導体モジュール10を配置することで、冷却器20および半導体モジュール10を、同一の寸法dp1のピッチで配置しながら積層することができる。
ここで、ピッチ寸法dp1は、寸法dcおよび寸法dmがそれぞれ最大であるときの寸法に合わせて設定されているので、冷却器20の厚みおよび半導体モジュール10の厚みのばらつきにより、寸法dcおよび寸法dmが最大となっているときには、冷却器20と半導体モジュール10とは密着することになる。
しかし、冷却器20の厚みおよび半導体モジュール10の厚みのばらつきにより、寸法dcおよび寸法dmが最大でないときには、各冷却器20と半導体モジュール10との間には若干の隙間が生じることとなる。
そこで、本積層パワーモジュール1においては、次のように構成して、寸法dcおよび寸法dmが最大でないときでも、冷却器20と半導体モジュール10とが密着するようにしている。
図2に示すように、冷却器20内部には、冷却水路となる空間20bが形成されており、該空間20b内には、一側面20a側へ凸となるように湾曲した板ばね21が設けられている。
冷却器20の一側面20aは、板ばね21の付勢力により容易に積層方向外側へ弾性変形することが可能であり、板ばね21により積層方向外側へ突出した一側面20aは半導体モジュール10と密着している。
冷却器20の一側面20aは、板ばね21の付勢力により弾性変形して積層方向外側へ突出しているので、冷却器20と半導体モジュール10との間に生じた間隙の大きさにばらつきが生じたとしても、そのばらつきを吸収して、確実に冷却器20と半導体モジュール10とを密着させることが可能となっている。
なお、冷却器20と半導体モジュール10との間には、シリコングリス等のグリス50が塗布されており、冷却器20と半導体モジュール10との密着性を高めている。
以上のように構成して、支持ケース30のサイドガイド31に形成した位置決め部である各凹部31aにより、各冷却器20の積層方向の位置を個別に決定し、付勢部材である板ばね22による押圧力により、隣接する半導体モジュール10と冷却器20とを密着させるようにしている。
これにより、冷却器20および半導体モジュール10を積層した場合に、半導体モジュール10の厚み寸法等のばらつきが積算されて、接続端子13間の寸法dp1に影響を与えることが防止でき、冷却器20と半導体モジュール10とが密着した良好な放熱状態を保持しつつ、冷却器20および半導体モジュール10の積層方向における配置ピッチを一定にすることができる。
そして、回路基板40の接続用孔41間の寸法dp2に合わせて設定されている接続端子13間の寸法dp1を一定にすることで、接続端子13と接続用孔41との相対位置のずれを抑えて、接続端子13を接続用孔41に挿入する際の作業性を良好に保つことが可能となる。
また、冷却器20の位置決めは、サイドガイド31に凹部31aを含む凹凸部を形成し、この凹部31aに冷却器20を嵌合することで行っているので、容易に冷却器20および半導体モジュール10の高精度な位置決めを行うことができる。
なお、図1に示す積層パワーモジュール1においては、各冷却器20内の空間20bは連結管60にて連結されており、基準ガイド32の冷却水入口32bから浸入した冷却水は連結管60を通じて各空間20bへ案内され、該空間20bを通過した後に、冷却水出口32cから排出される。
また、積層パワーモジュール1では、支持ケース30により冷却器20の位置決めを行っているが、冷却器20の代わりに半導体モジュール10の位置決めを行うことも可能である。
また、前述の冷却器と半導体モジュールとの密着構造は、次のような構造を採ることもできる。
図3に示す積層パワーモジュール2は、各半導体モジュール10の両側に冷却器22を配置している。つまり、交互に積層される冷却器22および半導体モジュール10は、(・・−冷却器22−半導体モジュール10−冷却器22−冷却器22−半導体モジュール10−冷却器22−・・)といった並びとなるように積層されている。冷却器22の内部には、冷却水が通過する空間22bが形成されている。
積層される冷却器22と冷却器22との間には、積層方向へ湾曲した板ばね24が介装されており、板ばね24は、両側の冷却器22をそれぞれ積層方向へ押圧する。押圧された冷却器22は、それぞれ隣接する半導体モジュール10側へ付勢され、該冷却器22と半導体モジュール10との間に介装されるグリス50を介して、半導体モジュール10と密着する。
このように、冷却器22と冷却器22との間に板ばね24を介装した場合も、該板ばね24の弾性力により、冷却器22と半導体モジュール10との間に生じた間隙の大きさにばらつきを吸収しつつ、確実に冷却器22と半導体モジュール10とを密着させることが可能である。
さらに、前述の冷却器と半導体モジュールとの密着構造は、図4、図5に示すような構造を採ることもできる。
図4、図5に示す積層パワーモジュール3では、交互に積層される冷却器22と半導体モジュール10との間にゴム等の弾性部材25を介装している。
弾性部材25は、平板状部材の中央部をくり貫いた「ロ」字状に形成されており、くり貫かれた部分の空間にはグリス50を充填している。
このように、冷却器22と半導体モジュール10との間に介装した弾性部材25により、冷却器22と半導体モジュール10との間に生じた隙間を埋めて、弾性部材25の内部に充填したグリス50により、冷却器22と半導体モジュール10とを密着させることが可能となっている。
次に、積層パワーモジュールにおける、半導体モジュールと冷却器との積層構造の第二の実施例について説明する。
図6に示す積層パワーモジュール5は、半導体モジュール10と冷却器27とを交互に積層して構成されており、各冷却器27間における半導体モジュール10の両側には、基準スペーサ83が介装されている。
各冷却器27および基準スペーサ83には、ボルト等の軸体82が貫通しており、この軸体82により支持され、互いに連結されている。軸体82は冷却器27の両端部に配置されている。
また、半導体モジュール10は、軸体82にて支持される各冷却器27にグリス50を介して密着することで支持されている。
基準スペーサ83の厚み寸法dsは、半導体モジュール10の厚み寸法dmが、ばらつきにより最大寸法となった場合の寸法に合わせて設定されている。
基準スペーサ83の厚み寸法dsをこのように設定した場合、半導体モジュール10の厚み寸法dmが、ばらつきにより最大となっているときには、冷却器27と半導体モジュール10とが密着することになり、半導体モジュール10の厚み寸法dmが最大でないときには、各冷却器27と半導体モジュール10との間には若干の隙間が生じることとなる。
従って、冷却器27と、半導体モジュール10および基準スペーサ83とを積層した場合の、積層パワーモジュール5の積層方向の寸法は、冷却器27の厚み寸法dcおよび基準スペーサ83の厚み寸法dsにより決定されることになる。
この各基準スペーサ83を一定の厚み寸法dsにて形成することで、前記寸法dcと寸法dsを加えた寸法である寸法dp1を一定にすることができ、半導体モジュール10の厚み寸法dmのばらつきに左右されずに、冷却器27および半導体モジュール10の積層方向における配置ピッチを一定にすることができる。
これにより、冷却器27および半導体モジュール10を積層した場合に、半導体モジュール10の厚み寸法等のばらつきが積算されて、接続端子13間の寸法dp1に影響を与えることが防止でき、冷却器27と半導体モジュール10とが密着した良好な放熱状態を保持しつつ、冷却器27および半導体モジュール10の積層方向における配置ピッチを一定にすることができる。
そして、回路基板40の接続用孔41間の寸法dp2に合わせて設定されている接続端子13間の寸法dp1を一定にすることで、接続端子13と接続用孔41との相対位置のずれを抑えて、接続端子13を接続用孔41に挿入する際の作業性を良好に保つことが可能となる。
また、積層パワーモジュール2は、冷却器27、基準モジュール83、および半導体モジュール10を支持する支持部材を、各冷却器27の両端部を貫通する軸体82とし、冷却器27を位置決めする位置決め部を、各冷却器間27に配置されて軸体82が貫通する基準スペーサ83としているので、積層パワーモジュール5を、簡単な構成部材で容易に組み立てつつ、冷却器27および半導体モジュール10の高精度な位置決めを行うことができる。そして、半導体モジュール10の接続端子13と回路基板40の接続用孔41との相対位置のずれを抑えて、接続端子13を接続用孔41に挿入する際の作業性を良好に保つことが可能となる。
また、半導体モジュール10の厚み寸法dmが最大でない場合に、冷却器27と半導体モジュール10との間に生じる隙間を埋めて、冷却器27と半導体モジュール10とを密着させる構造は、前述の冷却器27と半導体モジュール10との密着させる構造を用いることが可能である。
なお、積層パワーモジュール5においては、各冷却器27内に形成される空間が基準スペーサ83に形成される連絡路83を通じて連結されており、基準ガイド81の冷却水入口81bから浸入した冷却水は、連結路83aを通じて各冷却器27へ案内され、その後冷却水出口81cから排出される。
本発明の積層パワーモジュールを示す平面断面図である。 冷却器と半導体モジュールとの密着構造を示す側面断面図である。 冷却器と半導体モジュールとの密着構造の第二実施例を示す側面断面図である。 冷却器と半導体モジュールとの密着構造の第三実施例を示す側面断面図である。 冷却器と半導体モジュールとの密着構造の第三実施例における弾性部材を示す斜視図である。 積層パワーモジュールの第二実施例を示す平面断面図である。 従来の積層パワーモジュールを示す斜視図である。 従来の積層パワーモジュールを示す平面断面図である。
符号の説明
1 積層パワーモジュール
10 半導体モジュール
13 接続端子
20 冷却器
20b 空間
22 板ばね
30 支持ケース
31a凹部
31b 基準面
40 回路基板
41 接続用孔
50 グリス

Claims (5)

  1. 複数の半導体モジュールと冷却器とを交互に積層して構成した積層パワーモジュールであって、
    半導体モジュールおよび冷却器を支持する支持部材に、各半導体モジュールまたは各冷却器の積層方向の位置を個別に決定する位置決め部を形成するとともに、
    隣接する半導体モジュールと冷却器とを密着させる付勢部材を設けた、
    ことを特徴とする積層パワーモジュール。
  2. 前記支持部材は、積層される半導体モジュールおよび冷却器の両端部に配置され、
    前記位置決め部は、支持部材に形成される凹凸部であり、
    該位置決め部に各半導体モジュールまたは各冷却器の端部が嵌合することで積層方向の位置決めが行われる、
    ことを特徴とする請求項1に記載の積層パワーモジュール。
  3. 前記支持部材は、各冷却器の両端部を貫通する軸体であり、
    前記位置決め部は、各冷却器間に配置されて軸体が貫通するスペーサである
    ことを特徴とする請求項1に記載の積層パワーモジュール。
  4. 前記付勢部材は、冷却器内に設けられる、または冷却器と半導体モジュールとの間に設けられる弾性部材である、
    ことを特徴とする請求項1〜請求項3の何れかに記載の積層パワーモジュール。
  5. 複数の半導体モジュールと冷却器とを交互に積層して構成した積層パワーモジュールの位置決め方法であって、
    半導体モジュールおよび冷却器を支持する支持部材に形成した位置決め部により、各半導体モジュールまたは各冷却器の積層方向の位置を個別に決定し、
    付勢部材による押圧力により、隣接する半導体モジュールと冷却器とを密着させる、
    ことを特徴とする積層パワーモジュールの位置決め方法。
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