JP2005228105A - 操作装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】アイコンとして操作機能の登録が容易にでき、操作機能の実行が容易に行えるようにすることで、操作性が向上した操作装置を提供する。
【解決手段】操作装置1は、複数の操作機能のうち操作可能な操作機能を記憶手段3に登録する登録手段2と、記憶手段3に登録された操作機能を表すアイコンを操作パネル5に表示する表示手段4と、操作パネル5によるアイコンの指定を検出する検出手段6と、検出手段6による検出に基づいて指定されたアイコンに対応した操作機能を実行する実行手段7と、操作機能の実行または操作機能の登録を指定するための動作種別情報を含む機能情報を入力する入力手段8を有し、実行手段7は、入力手段8により入力された機能情報に含まれる動作種別情報に応じて操作機能を実行するものであり、登録手段2は、入力手段8により入力された機能情報に含まれる動作種別情報に応じて操作機能の登録を行うものである。
【選択図】 図1

Description

本発明は、ファクシミリ、コピー、スキャナ、プリンタなどや、これらを含むデジタル複合機に用いられ、実行する操作機能を、操作画面または外部から指定することが可能な操作装置に関する。
ファクシミリ、コピー、スキャナ、プリンタなど関連する複数の機能を1つの装置に集約したデジタル複合機が知られている。このデジタル複合機に設けられた操作装置を操作する場合は、この操作装置に設けられた操作パネルの大きさが限られるため、操作者が画面を切り替えながら数多くの機能の中から所望とする機能を選択して実行する必要がある。例えば、コピー機能を使用する場合には、操作パネルからコピー機能を表すアイコンを指定する。そして、コピー機能の操作画面へ遷移し、片面コピーや両面コピーなどを指定して実行するという手順となる。
また、原稿を読み込みファクシミリで送信すると同時に読み込ませた原稿のコピーを取るなど、各種の基本的な機能を組み合わせた複合機能を頻繁に使用することがある。この場合には、操作者が何度も操作画面を切り替えながら操作して実行するという手順となる。
しかし、操作画面を切り替えて機能の実行を行うより、同じ操作画面上で複数の機能の選択が行える方が操作者にとっては使い易い。また複合機能が「ワンタッチキー」と呼ばれるアイコンとして設定でき、一つの操作画面上に表示しておくと操作性が一層向上する。このようなデジタル複合機として特許文献1に記載のものがある。
特開2003−264658号公報
特許文献1に記載のデジタル複合機は、基本機能を組み合わせた複合機能を「ワンタッチキー」として設定することで、一回のキー操作で操作機能を実行することができる。この「ワンタッチキー」は複合機能を何度も使用する場合は有用であるが、一度しか使用しない場合では、「ワンタッチキー」と呼ばれるアイコンの設定が煩雑なので、操作者は一つ一つ基本機能を指定して実行することとなってしまう。
そこで本発明は、アイコンとして操作機能の登録が容易にでき、操作機能の実行が容易に行えるようにすることで、操作性が向上した操作装置を提供することを目的とする。
本発明の操作装置は、複数の操作機能のうち操作可能な操作機能を記憶手段に登録する登録手段と、前記記憶手段に登録された操作機能を表すアイコンを操作パネルに表示する表示手段と、前記操作パネルによるアイコンの指定を検出する検出手段と、前記検出手段による検出に基づいて指定されたアイコンに対応した操作機能を実行する実行手段とを有する操作装置であって、前記操作機能の実行または操作機能の登録を指定するための動作種別情報を含む機能情報を入力する入力手段を有し、前記実行手段は、前記入力手段により入力された機能情報に含まれる動作種別情報に応じて操作機能を実行するものであり、前記登録手段は、前記入力手段により入力された機能情報に含まれる動作種別情報に応じて操作機能の登録を行うものであることを特徴とする。
入力手段により、操作機能の実行または操作機能の登録を指定するための動作種別情報を含む機能情報を入力し、入力された動作種別情報に応じて、実行手段が操作機能の実行を行うことで、操作機能の登録を行うことなく操作機能の実行を行うことができる。また、入力された動作種別情報に応じて、登録手段が操作機能の登録を行うので、操作機能の登録を操作者が操作パネルを操作することなく登録することができる。
ここで、前記操作機能は、複数の基本機能または当該基本機能を組み合わせた複合機能であり、前記機能情報は、前記基本機能または複合機能が1つ以上指定された機能指定情報を含み、前記実行手段は、前記入力手段により入力された機能情報に含まれる動作種別情報が操作機能の実行である場合に、前記機能指定情報で指定された1つ以上の基本機能または複合機能を実行することが望ましい。
このような構成とすることにより、機能情報に実行させたい1つ以上の基本機能または複合機能を格納することで、実行手段に1つ以上の基本機能や基本機能を組み合わせた複合機能を容易に実行させることができるので、複雑な操作パネルの操作が不要である。
また、前記操作機能は、複数の基本機能または当該基本機能を組み合わせた複合機能であり、前記機能情報は、前記基本機能または複合機能が1つ以上指定された機能指定情報を含み、前記登録手段は、前記動作種別情報が操作機能の登録である場合に、前記機能指定情報で指定された1つ以上の基本機能または複合機能を1つの新たな操作機能として前記記憶手段に登録することが望ましい。
このような構成とすることにより、機能情報に登録させたい1つ以上の基本機能または複合機能を格納することで、登録手段に何度も使用する基本機能や複合機能を新たな複合機能として容易に記憶手段に登録させることができる。そして登録された新たな複合機能は、表示手段が記憶手段から読み出し操作パネルに表示するので、操作者が新たに登録された操作機能を容易に使用することができる。
さらに、前記機能情報は、出力先を指定するための出力先情報を含み、前記実行手段は、前記入力手段により入力された機能情報に含まれる動作種別情報が前記操作機能の実行であり、かつ前記出力先情報により出力先が指定されていた場合に、前記操作機能の実行結果を前記出力先情報に基づいて出力することで、実行手段は、操作機能の実行した結果を機能情報に含まれる出力先情報に基づいて出力するので、様々な操作機能と連動させることができる。
本発明によれば次の効果を奏する。
(1)入力手段により、操作機能の実行または操作機能の登録を指定するための動作種別情報を含む機能情報を入力し、入力された動作種別情報に応じて、実行手段が操作機能の実行を行うことで、操作機能の登録を行うことなく操作機能の実行を行うことができる。また、入力された動作種別情報に応じて、登録手段が操作機能の登録を行うので、操作機能の登録を操作者が操作パネルを操作することなく登録することができる。よって、アイコンとして操作機能の登録が容易にでき、操作機能の実行が容易に行えるので、操作性が著しく向上した操作装置とすることができる。
(2)機能情報に実行させたい1つ以上の基本機能または複合機能を格納することで、実行手段に1つ以上の基本機能や基本機能を組み合わせた複合機能を容易に実行させることができるので、複雑な操作パネルの操作が不必要である。よって、操作性が向上するだけでなく、操作パネルの操作ミスや設定ミスなどが防止できる操作装置とすることができる。
(3)機能情報に登録させたい1つ以上の基本機能または複合機能を格納することで、登録手段に何度も使用する基本機能や複合機能を新たな操作機能として容易に記憶手段に登録させることができる。そして登録された新たな操作機能は、表示手段が記憶手段から読み出し操作パネルに表示するので、操作者が新たに登録した操作機能を容易に使用することができる。よって操作性が向上した操作装置とすることができる。
(4)実行手段は、操作機能の実行した結果を機能情報に含まれる出力先情報に基づいて出力するので、様々な操作機能と連動させることができる。よって、操作性が向上するだけでなく、出力装置として新たな構成を容易に付加することができるので、拡張性の高い操作装置とすることができる。
以下、本発明の実施の形態について、図面に基づいて説明する。
まずは、本発明の実施の形態に係る操作装置の構成を図1に基づいて説明する。図1は本発明の実施の形態に係る操作装置の構成を示す図である。
本発明の実施の形態に係る操作装置は、コピー、ファクシミリ、スキャナ、プリンタやデジタル複合機などに用いられる。本実施の形態ではデジタル複合機を例に説明する。
図1に示すように、デジタル複合機は、ファクシミリ10、コピー11、E−mail送信手段12や、図示しないスキャナ、プリンタなどを備えている。これらは、操作者が操作装置1を操作することで使用することができる。
操作装置1は、登録手段2と、記憶手段3と、表示手段4と、操作パネル5と、検出手段6と、実行手段7と、入力手段8とを備えている。
登録手段2は、ファクシミリ10とコピー11などの複数の操作機能のうち操作可能な操作機能を記憶手段3に登録する機能を有している。また登録手段2は、後述する入力手段8により入力された機能情報に含まれる動作種別情報に応じて操作機能の登録を行う機能を有している。この操作機能の登録は、登録手段2が入力手段8により入力された機能情報を記憶手段3へ登録することで行われる。
記憶手段3は、デジタル複合機の電源を切断しても記憶を保持することが可能なハードディスク装置や、EEPROM(Electronically Erasable and Programmable Read Only Memory)や、フラッシュメモリや、バッテリバックアップメモリなどの不揮発性メモリが使用できる。
表示手段4は、記憶手段3に登録された操作機能を表すアイコンを操作パネル5に表示する手段である。操作パネル5は、液晶表示パネルなどが使用できる。
検出手段6は、操作パネル5を液晶表示パネルを用いた場合は、この表面に貼着されたタッチパネルなどが使用できる。操作者が操作パネル5に表示されたアイコンを指先で押下することで、操作パネル5に設けた検出手段6であるタッチパネルがこの押下を検出して実行手段6へ通知する。
実行手段7は、検出手段6による検出に基づいて指定されたアイコンに対応した操作機能を実行する機能を有している。また、実行手段7は、後述する入力手段8により入力された機能情報に含まれる動作種別情報に応じて操作機能を実行する機能を有している。
入力手段8は、操作機能の実行または操作機能の登録を指定するための動作種別情報を含む機能情報を入力する機能を有している。入力手段8は、機能情報が紙などの媒体にバーコードやマークシート形式などで印刷されたものであれば、デジタル複合機に備えたスキャナを使用することができる。この媒体に印刷された機能情報を、スキャナで読み取りOMR(Optical Mark Reader)で認識させることで、機能情報の内容を入力する。機能情報がインターネットなどの電気通信回線またはLAN(Local Area Network )を介して受信されるものであれば、入力手段8は、図示しない電気通信回線またはLANに接続され、TCP/IP(Transmission Control Protocol/Internet Protocol)などの手順で機能情報を入力する。
ここで、入力手段8により入力される機能情報の構造について図2に基づいて説明する。図2は機能情報の構造を説明する図である。
図2に示すように、機能情報は、機能データ部とボタンデータ部とで構成される。
機能データ部は、動作種別情報と、機能指定情報と、データ出力先情報とで構成される。
動作種別情報は、実行手段7に操作機能の実行や、登録手段2に操作機能の登録を指定する情報である。
機能指定情報は、1つ以上の操作機能を指定する情報である。この機能指定情報は、動作種別情報にて実行手段7に操作機能の実行を指定した場合では、実行手段7が実行する操作機能を指定する情報となる。操作機能は、例えばコピー11の機能であれば片面コピーや、両面コピーなどの基本機能や、これら基本機能を組み合わせた複合機能である。この操作機能で指定された片面コピーや、両面コピーなどを実行手段7は実行する。
また、機能指定情報は、動作種別情報にて登録手段2に操作機能の登録を指定した場合では、登録手段2が登録する操作機能を指定する情報となる。操作機能は、例えばコピー11の機能であれば片面コピーや、両面コピーなどの基本機能や、これら基本機能を組み合わせた複合機能能を1つ以上指定することで、新たな操作機能として記憶手段3へ登録することができる。
データ出力先情報は、実行手段7によって実行された操作機能の実行結果の出力先を指定する情報である。
ボタンデータ部は、機能名情報と、ボタン形状情報と、ボタン表示情報とで構成される。
機能名情報は、動作種別にて登録手段2に操作機能の登録を指定した場合に、表示手段4が操作パネル5へ表示する操作機能を表すアイコンの表示名を示す情報であるとともに、登録された操作機能の名前として使用される。
ボタン形状情報は、アイコンの形状を示す情報である。このアイコンは、記憶手段3に複数種類のアイコンの形状が登録されている。ボタン形状情報は、この登録されたアイコンの中から操作者が所望とするアイコンの形状を指定することで、容易に操作機能を連想しやすい形状や視認しやすい大きさのアイコンを表示することができる。
ボタン表示情報は、動作種別情報にて登録手段2に操作機能の登録を指定した場合に、登録手段2が登録する操作機能をアイコンとして表示するか否かを指定する情報である。例えば、操作機能を新たに登録した場合において、アイコンとして操作パネル5へ表示しない場合には、このボタン表示情報をOFFとする。また、アイコンとして操作パネル5へ表示する場合には、このボタン表示情報をONとする。
次に、登録手段2が記憶手段3へ登録する機能情報の構造およびアイコンの表示テーブルの構造を図3および図4に基づいて説明する。図3は記憶手段に登録された機能情報の構造を説明する図である。図4はアイコンの表示テーブルの構造を示す図である。
図3および図4に示すように、記憶手段3は、機能情報を格納する領域である機能情報データエリアと、アイコンの表示するデータを格納する領域である表示テーブルエリアを有している。
機能情報データエリアには、登録手段2により格納された機能情報が、機能情報1〜機能情報nとして格納される。また格納された機能情報の数は、機能登録数エリアに格納される。
また、登録された操作機能を表すアイコンは、表示テーブルエリアの表示テーブルに格納される。表示テーブルは、機能名情報とボタン形状情報を各操作機能ごとに関連付けて格納されている。表示手段4は、この表示テーブルのアイコンの表示名である機能名情報と、アイコンの形状であるボタン形状情報を参照して操作パネル5へ表示する。
次に、本発明の実施の形態に係る操作装置の動作を図1から図8に基づいて説明する。図5から図7は本発明の実施の形態に係る操作装置の動作を説明する図である。図8は複合機能を説明する図である。
まず、操作機能の登録から説明する。図5に示すように、記憶手段3の機能登録データエリアには、E−mail送信機能と、ファクシミリ機能の各操作機能が既に登録されている状態である。従って機能登録数エリアの登録数は「2」となる。そして表示手段4が記憶手段3の表示テーブルから、登録されたE−mail送信機能とファクシミリ機能の機能名情報と、ボタン形状情報とを参照することで「メール」および「FAX」のアイコンを操作パネル5へ表示している。
入力手段8により入力された機能情報を入力する。この機能情報の機能データ部には、動作種別情報として操作機能の登録を示す「機能登録」が格納されている。また、機能指定情報はコピー11の基本機能である「綴じしろ」が指定されている。この基本機能である「綴じしろ」は、図8(a)に示すような原稿を同図(b)に示すように綴じ穴の領域を確保してコピーする機能である。
また、続く機能指定情報には、コピー11の基本機能である「縮小」が指定されている。この基本機能である「縮小」は、図8(a)に示される原稿を同図(c)に示すように全体を縮小してコピーする機能である。そしてデータ出力先情報はコピー11のみ操作機能を使用するため指定はない。
ボタンデータ部は、機能名情報として「綴じしろ縮小」が格納されている。ボタン形状情報は、最も標準的とされる矩形状のアイコンとした「デフォルト」が指定されている。また、ボタン表示情報は、アイコン表示を行う「ON」が指定されている。
このような機能情報を入力手段8が入力すると、動作種別情報が操作機能の登録を示す「機能登録」であるので、登録手段2は、機能指定情報で指定された基本機能である「綴じしろ」と「縮小」を組み合わせた複合機能(操作機能)を「綴じしろ縮小」として記憶手段3の機能登録データエリアへ登録するとともに、「綴じしろ縮小」のアイコンの形状をデフォルトとして表示するよう記憶手段3の表示テーブルへ登録する。機能登録データエリアへ登録されたことで、機能登録数エリアには登録数として「3」が格納される。
記憶手段3へ登録された「綴じしろ縮小」は、表示手段4により操作パネル5へ表示される。操作者は、この操作パネル5へ表示された「綴じしろ縮小」のアイコンを押下することで、検出手段6から実行手段7へその旨が通知される。そして、実行手段7により図8(a)に示す原稿を原稿に綴じ穴の領域を確保してコピーする機能(同図(b)参照)と、原稿の全体を縮小してコピーする機能(同図(c)参照)とを組み合わせた複合機能として同図(d)のようなコピーを行うことができる。
このように、操作装置が操作可能な基本機能を組み合わせた複合機能を新たな操作機能として機能情報を準備するだけで容易に登録することが可能となるので、煩雑な操作パネルの操作が簡略化できる。また、この機能情報の内容を紙にバーコードとして印刷し、デジタル複合機に予め備えられているスキャナとOMR機能とを入力手段8として使用して読み込むことで、より操作性の向上した操作装置とすることができる。
本実施の形態では、「綴じしろ」と「縮小」の2つの基本機能を組み合わせた複合機能を新たな操作機能「綴じしろ縮小」として登録したが、この複合機能「綴じしろ縮小」と、例えば「両面印刷」等の基本機能とを機能指定情報で指定することで、さらに新たな複合機能として操作機能を登録することもできる。このように機能を組み合わせて登録することができるので、より使いやすい操作装置とすることができる。
また、既に登録済みの基本機能または複合機能を1つ選択して機能指定情報で指定し、ボタン表示情報で「ON」を指定することで、アイコンのみの表示を指定して登録することも可能である。
次に、操作機能の登録において、データ出力先情報を指定する場合を説明する。図6に示すように、記憶手段3の機能登録データエリアには、E−mail送信機能とファクシミリ機能と、コピー機能の片面コピーと、両面コピーが既に登録されている状態である。従って機能登録数エリアの登録数は「4」となる。そして表示手段4が記憶手段3の表示テーブルから、登録されたE−mail送信機能とファクシミリ機能との機能名情報と、ボタン形状情報とを参照することで「メール」と、「FAX」とのアイコンを操作パネル5へ表示している。片面スキャンと、両面スキャンとは、機能登録の際にボタン表示情報が「OFF」であったため、表示テーブルには格納されていない。従って操作パネル5にも表示されていない状態である。
入力手段8により入力された機能情報は、動作種別情報として操作機能の登録を示す「機能登録」が格納されている。また、機能指定情報はコピー11の基本機能である両面スキャンが指定されている。そしてデータ出力先情報は、ファクシミリ10が指定されている。
ボタンデータ部は、機能名情報として、「両面FAX」が格納されている。ボタン形状情報は、最も標準的とされる矩形状のアイコンとした「デフォルト」が指定されている。ボタン表示情報は、アイコン表示を行う「ON」が指定されている。
このような機能情報を入力手段8が入力すると、動作種別情報が操作機能の登録を示す「機能登録」であるので、登録手段2は、機能指定情報で指定された基本機能である両面スキャン」の結果をファクシミリ10へ出力することを意味する機能情報を記憶手段3の機能登録データエリアへ登録するとともに、「両面FAX」のアイコンの形状をデフォルトとして表示するよう記憶手段3の表示テーブルへ登録する。機能登録データエリアへ登録されたことで、機能登録数エリアには登録数として5が格納される。
記憶手段3へ登録された「両面FAX」は、表示手段4により操作パネル5へ表示される。操作者は、この操作パネル5へ表示された「両面FAX」のアイコンを押下することで、検出手段6から実行手段7へその旨が通知される。そして、実行手段7によりコピー11の基本機能である両面原稿を両面スキャンした後に、その結果を出力先情報に基づいてファクシミリ10へ出力する。
例えば、出力先情報がE−mail送信手段12であれば、インターネットを介してE−mailを送信することも可能である。このように、実行手段7が、操作機能の実行結果を出力先情報に基づいて出力することができるので、利便性が高く、拡張性の高い操作装置とすることができる。
次に、操作機能の実行を説明する。図7に示すように、記憶手段3の機能登録データエリアには、E−mail送信機能とファクシミリ機能と、図5で説明した「綴じしろ縮小」が既に登録されている状態である。従って機能登録数エリアの登録数は「3」となる。そして表示手段4が記憶手段3の表示テーブルから、登録されたE−mail送信機能とファクシミリ機能と「綴じしろ縮小」との機能名情報と、ボタン形状情報とを参照することで「メール」と、「FAX」と、「綴じしろ縮小」とのアイコンを操作パネル5へ表示している。
入力手段8により入力された機能情報は、動作種別情報として操作機能の実行を示す「機能実行」が格納されている。また、機能指定情報は登録済みである複合機能(操作機能)の「綴じしろ縮小」が指定されている。そしてデータ出力先情報は指定していない。
ボタンデータ部は、操作機能の登録でないため、機能名情報、ボタン形状情報およびボタン表示情報は指定していない。
このような機能情報を入力手段8から入力することで、実行手段7は、読み込ませた原稿を、図7に示すような、綴じ穴の領域を確保し、縮小してコピーする複合機能を実行する。
入力手段7としてスキャナとOMR機能を用いた場合では、この機能情報の内容を紙などにバーコードとして印刷し、「綴じしろ縮小」させたい原稿を引き続いて読み込ませることで、容易に複合機能の実行をすることができる。
本発明は操作装置は、操作性を向上させることができるので、ファクシミリ、コピー、スキャナ、プリンタなどに用いることができる。
本発明の実施の形態に係る操作装置の構成を示す図である。 機能情報の構造を説明する図である。 記憶手段に登録された機能情報の構造を説明する図である。 アイコンの表示テーブルの構造を示す図である。 発明の実施の形態に係る操作装置の動作を説明する図である。 発明の実施の形態に係る操作装置の動作を説明する図である。 発明の実施の形態に係る操作装置の動作を説明する図である。 複合機能を説明する図である。
符号の説明
1 操作装置
2 登録手段
3 記憶手段
4 表示手段
5 操作パネル
6 検出手段
7 実行手段
8 入力手段
10 ファクシミリ
11 コピー
12 E−mail送信手段

Claims (4)

  1. 複数の操作機能のうち操作可能な操作機能を記憶手段に登録する登録手段と、
    前記記憶手段に登録された操作機能を表すアイコンを操作パネルに表示する表示手段と、
    前記操作パネルによるアイコンの指定を検出する検出手段と、
    前記検出手段による検出に基づいて指定されたアイコンに対応した操作機能を実行する実行手段とを有する操作装置であって、
    前記操作機能の実行または操作機能の登録を指定するための動作種別情報を含む機能情報を入力する入力手段を有し、
    前記実行手段は、前記入力手段により入力された機能情報に含まれる動作種別情報に応じて操作機能を実行するものであり、
    前記登録手段は、前記入力手段により入力された機能情報に含まれる動作種別情報に応じて操作機能の登録を行うものであることを特徴とする操作装置。
  2. 前記操作機能は、複数の基本機能または当該基本機能を組み合わせた複合機能であり、
    前記機能情報は、前記基本機能または複合機能が1つ以上指定された機能指定情報を含み、
    前記実行手段は、前記入力手段により入力された機能情報に含まれる動作種別情報が操作機能の実行である場合に、前記機能指定情報で指定された1つ以上の基本機能または複合機能を実行することを特徴とする請求項1記載の操作装置。
  3. 前記操作機能は、複数の基本機能または当該基本機能を組み合わせた複合機能であり、
    前記機能情報は、前記基本機能または複合機能が1つ以上指定された機能指定情報を含み、
    前記登録手段は、前記動作種別情報が操作機能の登録である場合に、前記機能指定情報で指定された1つ以上の基本機能または複合機能を1つの新たな操作機能として前記記憶手段に登録することを特徴とする請求項1または2に記載の操作装置。
  4. 前記機能情報は、出力先を指定するための出力先情報を含み、
    前記実行手段は、前記入力手段により入力された機能情報に含まれる動作種別情報が前記操作機能の実行であり、かつ前記出力先情報により出力先が指定されていた場合に、前記操作機能の実行結果を前記出力先情報に基づいて出力することを特徴とする請求項1から3のいずれかの項に記載の操作装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2007336557A (ja) * 2006-06-14 2007-12-27 Toshiba Corp 画像処理装置のユーザインタフェースをカスタマイズするシステム及び方法
JP2013110710A (ja) * 2011-11-24 2013-06-06 Oki Data Corp 画像形成装置

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