JP2005225367A - ゴムクローラ - Google Patents

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Abstract

【課題】 芯金、抗張体及びクローラ内周面側のゴム突起を備えたクローラにおいて、走行時の振動を抑制し、ゴム突起を安定化するとともに、芯金に対するゴム剥がれを抑制して耐久性を高め、更にはクローラの薄肉化や軽量化をも寄与しうるゴムクローラを提供する。
【解決手段】 抗張体6は、接地輪12との接触部分1bに対応したクローラ幅方向範囲に存在し芯金5よりもクローラ内周面側に埋設された内側抗張体6aと、ゴムよりなる駆動突起またはガイド突起4の突設部分に対応したクローラ幅方向範囲に存在し芯金5よりもクローラ外周面側に埋設された外側抗張体6bとを有するゴムクローラとする。
【選択図】 図1

Description

本発明は、建設機械や農機などの無限走行装置に用いられる無端帯状のゴムクローラに関するものである。
従来、軟弱地等を走行する車両に取り付けられるゴムクローラとしては、例えば図4にその断面図を示すように、その帯長手方向に対して所定間隔おきに埋設された芯金30と、その帯長手方向に沿って埋設された無端状の抗張体31と、クローラ内周面に突設されたガイド突起兼駆動突起33とを備えたものがある。かかる従来のゴムクローラにおいては、図5(a)及び図4に示すように抗張体31を芯金30に対してクローラ内周面側に配置する場合と、図5(b)に示すように抗張体31を芯金30に対してクローラ外周面側に配置する場合とがあった。
また、抗張体を芯金に対してクローラ内周面側に配置する一方、該抗張体のクローラ内周面側には芯金とは別体の補助芯金を配置し、抗張体のクローラ内周面側及びクローラ外周面側の何れにも芯金が配置された構成も提案されていた(特許文献1参照。)。
特開2003−252260号公報(図1、図2)
上記した従来技術ではそれぞれ以下の問題があった。
抗張体31が芯金30に対してクローラ内周面側に配置されている場合、クローラが各転輪、特に従動輪または駆動輪に巻き付いた局面において抗張体31に強いテンションが作用すると、図4に示すように、転輪32に支持されていないクローラ幅方向範囲に対応する両サイド抗張体31aにはクローラ内周面側に向かう引力が作用することになる。そうすると、これら両サイド抗張体31aに対向する部分における芯金30のクローラ内周面側境界面30aには、芯金30に接着するゴムが剥がれる方向の力(以下、剥がれ応力などという。)が作用し、クローラ本体のゴムと芯金30との密着性が低下してクローラの耐久性が悪化する恐れがあった。
また、上記した剥がれ応力は、前述した両サイド抗張体31aに対向する部分における芯金30のクローラ内周面側境界面30aのみならず、芯金30のクローラ外周面側全体にも作用することになる。即ち、ラグ34からの応力が芯金30のクローラ外周面側において剥がれ応力として作用する。この場合、ラグ34と芯金30との間に抗張体31が介在していれば、ラグ34からの応力が抗張体31によって緩和されることとなるが、抗張体31が芯金30よりもクローラ内周面側に配置されている場合には、ラグ34と芯金30との間に抗張体31が介在しないので、ラグ34からの応力が抗張体31により緩和されず、剥がれ応力が大きくなる。
また、抗張体31に作用するテンションは各転輪32によって与えられるものであるから、抗張体31が芯金30のクローラ内周面側にある場合においては、転輪32のクローラ幅方向範囲に対応した中央抗張体31bに作用するテンションよりも前記両サイド抗張体31aに作用するテンションのようが小さくなる。そうすると、テンションが比較的弱い両サイド抗張体31aに対応するクローラ幅方向範囲に突設されたガイド突起兼駆動突起33の土台となる部分に配置された両サイド抗張体31aに作用する帯長手方向のテンションが比較的小さいこととなり、ガイド突起兼駆動突起33の土台部分が弛んだような状態となるから、該土台部分の剛性が低くなる。よって、ガイド突起兼駆動突起33がぐらつく傾向となり、ガイド突起機能が低下して脱輪しやすくなったり、駆動突起機能が低下して動力伝達が円滑になされなかったりする問題(以下、問題点1とする。)があった。
これに対して、図5(b)のように抗張体31が芯金30に対してクローラ外周面側に配置されている場合は、抗張体31がクローラ内周面側にある場合と比較して走行時の振動が大きくなるという問題(以下、問題点2とする。)があった。その理由は以下の通りである。即ち、走行時の振動が生ずる主原因のひとつは、接地輪32aと地面との間に芯金30が間欠的に入り込んでくることにより生ずる上下振動である。ここで、図5(a)のように抗張体31が芯金30よりもクローラ内周面側に配置されている場合には、接地輪32aと芯金30との間に抗張体31が介在することになるので、接地輪32aが芯金30上にあるときと芯金30上にないとき(隣り合った芯金30相互間にあるとき)との上下位置差が比較的少なくなり、前記振動が緩和される。しかし、図5(b)のように抗張体31が芯金30に対してクローラ外周面側に配置されている場合は、接地輪32aと芯金30との間に抗張体31が介在しないので、抗張体31による上述の振動緩和効果が奏されず、走行時の振動が比較的大きくなる。
さらに、抗張体31が芯金30に対してクローラ外周面側に配置されている場合は、クローラの薄肉化がしにくいという問題(以下、問題点3とする。)があった。その理由は以下の通りである。即ち、いま、図5(a)や図5(b)のように、ラグ34の帯長手方向位置と芯金30の同位置とを一致させてラグ34の根本(真下)に芯金30を配置する場合を考える。図5(a)のように抗張体31が芯金30のクローラ内周面側にある場合は、芯金30を埋設するためのゴム層としてラグ34を活用できるから、その分ラグ34を非ラグ面35に近いクローラ厚み方向位置に配置でき、結果としてベースゲージtbを比較的薄くできる。これに対して、図5(b)のように抗張体31が芯金30のクローラ外周面側にある場合は、芯金30とラグ34との間に芯金30が介在するから、前述の図5(a)の場合のように芯金30を埋設するためのゴム層としてラグ34を活用できず、図5(a)と同じラグ高さhを確保しようとすると、ベースゲージtbを図5(a)の場合よりも厚くせざるをえなくなる。ベースゲージtbが厚くなると、クローラ重量の増加、屈曲剛性の増加、ベースゲージtb肉厚の設計自由度低下などの不都合が生ずる。
また、特許文献1に記載のように、抗張体の内外両側に芯金が配置されている場合、上述した従来技術の問題点1〜3のうち、問題点1は解消するが、問題点2及び問題点3は上述と同様に存在することになる。即ち、問題点2に関しては、特許文献1のクローラにおいては、抗張体よりもクローラ内周面側に存在する芯金(補助芯金)と接地輪との間には抗張体が介在しないので、図5(a)の形態と同様に走行時の振動が大きくなる。また、問題点3に関しては、特許文献1のクローラでは2つの芯金(芯金と補助芯金)がクローラ厚み方向に重ねられた状態となっているから、図5(b)の形態よりもさらにベースゲージtbが厚くなり、また芯金が増加することにより、重量の増加の問題は図5(b)の形態よりも一層顕在化することとなる。
そこで、本発明では、芯金に対するゴム剥がれを抑制して耐久性を高めるとともに、上述した各問題点を解決しうるゴムクローラを提供することを目的としている。
本発明における第一発明のゴムクローラは、無端帯状に形成されたゴム材料よりなるクローラ本体と、前記クローラ本体内に帯長手方向に所定間隔おきに埋設された芯金と、前記クローラ本体の帯長手方向に沿って埋設された無端状の抗張体と、前記クローラ本体の内周面から一体に突設された駆動用又はガイド用若しくはこれら両用の突起と、を備えているゴムクローラにおいて、前記抗張体は、接地輪との接触部分に対応したクローラ幅方向範囲に存在し前記芯金よりもクローラ内周面側に埋設された内側抗張体と、前記駆動突起またはガイド突起の突設部分に対応したクローラ幅方向範囲に存在し前記芯金よりもクローラ外周面側に埋設された外側抗張体と、を有することを特徴とする。
このようにすると、接地輪と芯金との間には内側抗張体が介在することとなるから、走行時の振動が抑制される。また、駆動突起またはガイド突起に対応したクローラ幅方向範囲には、芯金よりもクローラ外周面側に抗張体が配置されているから、駆動突起またはガイド突起若しくはこれら両方の突起の土台部分の抗張体にも比較的強い帯長手方向の張力が作用し、当該土台部分の剛性が高まる。そして、内側抗張体は接地輪により支持されているから、該内側抗張体の張力による芯金表面のゴム剥がれは最小限に抑えられる。
上述した第一発明のゴムクローラにおいて、前記芯金は、前記内側抗張体に対向する第一対向部と、前記外側抗張体に対向する第二対向部とを有するとともに、前記第一対向部は前記第二対向部よりもクローラ外周面側に存在しているのが好ましい。
このようにすると、芯金がクローラ厚み方向の同一位置に配置された平板状である場合と比較して、内側抗張体と外側抗張体とのクローラ厚み方向距離を小さくすることができ、クローラの肉厚を更に薄肉化することができる。また、転輪に巻き掛けられたクローラは抗張体を曲げ中心線として湾曲するから、クローラ外周面側では伸び方向の力が作用し、クローラ内周面側では縮み方向の力が作用することとなるが、内側抗張体と外側抗張体のクローラ厚み方向位置の相違を小さくすることにより、前記曲げ中心線の相違を小さくできる。よって、曲げ中心線の相違によるクローラ断面形状の変形を最小限に抑えることができ、駆動突起やガイド突起の位置ズレによるピッチエラーや脱輪を抑えることができる。また、前記外側抗張体は、前記内側抗張体よりもクローラ外周面側に配置されるとともに、前記外側抗張体と前記内側抗張体とのクローラ厚み方向における中心間距離を0mm以上5mm以下とすると、前記曲げ中心線の相違がより小さくなり、クローラの薄肉化も可能となる。
本発明における第二発明は、無端帯状に形成されたゴム材料よりなるクローラ本体と、前記クローラ本体内に帯長手方向に所定間隔おきに埋設された芯金と、前記クローラ本体の帯長手方向に沿って埋設された無端状の抗張体と、前記クローラ本体の内周面側に突設された駆動用又はガイド用若しくはこれら両用の突起と、を備えているゴムクローラにおいて、前記芯金をその長手方向に沿ってジグザグに波打った形状にすることによって当該芯金のクローラ内周面側及び外周面側に位置する複数の収納スペースが形成され、この各収納スペースを通過するように前記抗張体が前記クローラ本体内に配置されていることを特徴とする。
この場合、クローラの内周面側に配置された抗張体のみならず、クローラ外周面側に配置された抗張体が存在するから、芯金に作用するラグからの剥がれ応力を抑制することができる。また、芯金をその長手方向に沿ってジグザグに波打った形状に形成することによって抗張体の各収納スペースを形成しているので、クローラを薄肉化できる。
なお、この第二発明におけるクローラ本体内周面側の突起には、クローラ本体と一体の突起のみならず、芯金と一体に設けられた突起をも含む。
第一発明では、抗張体の配置を芯金の内外に振り分けて最適配置したので、走行時の振動抑制と芯金に作用する剥がれ応力の抑制とを可能とし、クローラ内周面側に設けられた突起を安定化でき、更にはクローラの薄肉化や軽量化にも寄与しうるゴムクローラを提供することができる。
また、第二発明では、芯金に作用する剥がれ応力を抑制でき、かつクローラの薄肉化や軽量化にも寄与しうるゴムクローラを提供することができる。
以下に、本発明の一実施形態であるゴムクローラを図面を参照しつつ説明する。
図1は、本発明の第一実施形態であるゴムクローラ1の断面図であり、図3(a)は、建設機械や農機などの無限走行装置(車輌)にゴムクローラ1が装着された状態における概略側面図である。
このゴムクローラ1は、ゴム材料によって無端帯状に形成されたクローラ本体2(図3においては無端帯状の太線により示す)と、このクローラ本体2のクローラ外周面側に突設されたラグ3と、クローラ本体2のクローラ内周面側に突設されたガイド突起兼駆動突起4とを有する。ガイド突起兼駆動突起4はクローラ本体2と同じゴム材料からなり、クローラ本体2と一体的に形成されている。ゴムクローラ1は、いわゆる突起駆動型のクローラであって、ガイド突起兼駆動突起4は駆動突起の役割を果たすと同時に、脱輪を抑えるガイド突起としても機能している。
図3(a)に示すように、ラグ3は、ゴムクローラ1の帯長手方向の所定間隔おきに略一定のピッチで設けられている。一方ガイド突起兼駆動突起4も、ゴムクローラ1の帯長手方向の所定間隔おきに略一定のピッチで設けられており、且つラグ3と略同一の帯長手方向位置に配置されている。ラグ3及びガイド突起兼駆動突起4は、ゴムクローラ1の全周に亘って設けられているが、図3ではラグ3及びガイド突起兼駆動突起4の一部のみ記載している。図示しないが、ラグ3のパターンは、ゴムクローラ1の幅方向と略平行に伸びるパターンとされ、ゴムクローラ1の幅方向の略全体に亘って連続した突起とされている。なお、本発明においては、ラグ3のパターンやガイド突起兼駆動突起4の配置などは特に限定されない。
ゴムクローラ1が巻き掛けられて使用される車輌の転輪構成は、例えば図3(a)に示すように、1つの駆動輪10と、その下方に配置された2つの従動輪11と、これら2つの従動輪の間に配置された2つの接地輪12からなる5つの転輪を車輌両側にそれぞれ備えた構成とされている。駆動輪10は、いわゆるカゴ型スプロケットや、円筒状スプロケットにガイド突起兼駆動突起4を係合する係合孔を設けたものなど、ゴムクローラ1の内周面側に突設されたガイド突起兼駆動突起4によりゴムクローラ1を駆動できるような構造とされている。従動輪11や接地輪12の材質は、鉄その他の金属、ゴム、樹脂等のいずれでもよい。なお、接地輪としては、図3(c)に示すように、駆動輪と接地輪とを兼ねた接地駆動輪14や、従動輪と接地輪とを兼ねた接地従動輪15もある。
更にこのゴムクローラ1は、その帯長手方向の所定間隔おきに埋設された芯金5と、同じく帯長手方向に沿って埋設された無端状の抗張体6と、を備えている。芯金5は、鉄若しくは鉄系金属等の金属材料または樹脂材料等からなる細長い帯状の板状部材であって、その長手方向がゴムクローラ1の幅方向と略平行とされつつゴムクローラ1のクローラ本体2内に埋設されている。ゴムクローラ1の帯長手方向への伸びを規制する抗張体6は、芯金5と同様ゴムクローラ1のクローラ本体2内の埋設されており、スチールコード又は有機繊維等からなる。この抗張体6は、ゴムクローラ1のクローラ幅方向に並列して複数本配置されており、これら抗張体6のクローラ幅方向配置範囲は、芯金5のクローラ幅方向存在範囲と略同一とされている(図1参照)。
ガイド突起兼駆動突起4は、図1に示すように、ゴムクローラ1のクローラ幅方向両側に設けられ、ゴムクローラ1が車輌に装着される際には、これら両側のガイド突起兼駆動突起4の間に接地輪12が配置された状態となる。したがって、ガイド突起兼駆動突起4は、ゴムクローラ1のクローラ幅方向におけるズレを規制しており、ゴムクローラ1の脱輪を抑えるガイド突起としても機能している。
車輌装着状態において、ゴムクローラ1は、その内周面において接地輪12との接触部分1bを有している。この接触部分1bは、ゴムクローラ1のクローラ幅方向両側に設けられたガイド突起兼駆動突起4相互間のクローラ幅方向範囲1a内に位置する。このクローラ幅方向範囲1aと接触部分1bのクローラ幅方向範囲とは略同一の範囲とされている。
図1に示すように、抗張体6は、接地輪12との接触部分1bに対応したクローラ幅方向範囲に存在し芯金5よりもクローラ内周面側に埋設された内側抗張体6aと、クローラ内周面に突設されたガイド突起兼駆動突起4の突設部分に対応したクローラ幅方向範囲に存在し芯金5よりもクローラ外周面側に埋設された外側抗張体6bと、を有している。
一方、芯金5は板状ではあるが平板状ではなく、折れ曲がり部5cによりクローラ帯長手方向に略沿って折れ曲がっており、芯金5の長手方向に沿ってジグザグに波打った形状とされている。折れ曲がり部5cは、芯金5のクローラ幅方向両側に各1箇所ずつ、つまり1枚の芯金5において合計2箇所設けられており、そのクローラ幅方向位置はガイド突起兼駆動突起4相互間のクローラ幅方向範囲1aの両端位置と略同一である。芯金5は、内側抗張体6aに対向する第一対向部5aと、外側抗張体6bに対向する第二対向部5bとを有しているが、前述した折れ曲がり部5c有する結果、第一対向部5aは第二対向部5bよりもクローラ外周面側に存在している。なお、このように第一対向部5aと第二対向部5bとのクローラ厚み方向位置を比較する場合においては、第一対向部5aのクローラ厚み方向中心位置と第二対向部5bのクローラ厚み方向中心位置とを比較すればよい。
そして、外側抗張体6bは、内側抗張体6aよりもクローラ外周面側に配置されるとともに、外側抗張体6bと内側抗張体6aとのクローラ厚み方向における中心間距離d6は、0mm以上5mm以下の範囲で適宜設定されている。
上述したように、芯金5は、その長手方向に沿ってジグザグに波打った形状に形成されているが、これによって、芯金5のクローラ外周面側に位置する抗張体6の収納スペースとしての外側収納スペースs1と、芯金5のクローラ内周面側に位置する抗張体6の収納スペースとしての内側収納スペースs2と、を有している。
ゴムクローラ1では、上記のような構成としたので、以下のような作用効果を奏する。
ゴムクローラ1が車輌に装着されて使用される際においては、接地輪12と芯金5との間に内側抗張体6aが介在することとなる。車輌走行時においては、ゴムクローラ1の帯長手方向に所定間隔をおいて埋設された芯金5が接地輪12と地面との間に間欠的に入り込んでくることとなる。すると、接地輪12が芯金5に乗り上げる際に車輌は上方に移動し、逆に接地輪12が隣接する2つの芯金5間に落ち込む際には車輌が下方に移動する。つまり、接地輪12は芯金5を乗り越える度に上下方向に振動することになる。内側抗張体6aが存在しない場合にはこの上下振動が過大となるが、内側抗張体6aの存在によりかかる上下振動が緩和される。なぜなら、ゴムクローラ1の使用時において、内側抗張体6aには帯長手方向に所定値以上の張力が作用しているから、かかる張力により、上述したような隣接する2つの芯金5間への接地輪12の落ち込みが緩和されるからである。
また、ガイド突起兼駆動突起4に対応したクローラ幅方向範囲には、芯金5よりもクローラ外周面側に外側抗張体6bが設けられているから、ガイド突起兼駆動突起4の土台部分の抗張体にも比較的強い帯長手方向の張力することになる。
その理由は次の通りである。抗張体6に作用する帯長手方向への張力(以下、単に張力ともいう)は、ゴムクローラ1が接地輪12等の各転輪に巻き掛けられてこれら各転輪に引っ張られることにより生ずるものである。したがって、抗張体6が芯金5よりもクローラ内周面側に配置されている場合には、接地輪12等の各転輪との接触部分に対応したクローラ幅方向範囲に配置された抗張体6のみに比較的強い張力が作用することとなり、それ以外の抗張体6に作用する張力は比較的弱くなる。しかしながら、抗張体6が芯金5よりもクローラ外周面側に配置された場合には、接地輪12等の転輪から作用する張力は比較的高い剛性を有する芯金5を介して抗張体6に伝達されるから、各転輪との接触部分に対応したクローラ幅方向範囲以外の範囲に配置された抗張体6であっても、芯金5から受ける力により比較的強い張力が作用することになる。
したがって、芯金5よりもクローラ外周面側に設けられた外側抗張体6bの存在により、ガイド突起兼駆動突起4の土台部分の抗張体にも比較的強い帯長手方向の張力することになり、当該土台部分の剛性が高まる。そうすると、ガイド突起兼駆動突起4のぐらつきが抑制されるから、ガイド突起兼駆動突起4の駆動力伝達効果や脱輪抑制効果が高まる。
また、内側抗張体6aは接地輪12によりクローラ内周面側から支持されているから、該内側抗張体6aの張力による芯金表面のゴム剥がれは最小限に抑えられる。即ち、ゴムクローラ1が各転輪に巻き掛けられて略円周方向に沿って曲がった状態においては、抗張体に作用する張力がクローラ内周面側方向に作用するため、抗張体6が芯金5のクローラ内周面側に配置されている場合、抗張体6の張力により芯金5と抗張体6との間のゴムがクローラ内周面側に引っ張られ、該ゴムが芯金5から剥がれるような力即ち剥がれ応力が作用する。しかし本実施形態では、芯金5よりもクローラ内周面側に配置された内側抗張体6aは接地輪12との接触部分1bに対応したクローラ幅方向範囲に存在するから、ゴムクローラ1が転輪に巻き掛けられた状況において内側抗張体6aのほとんどは各転輪に支持されることとなるため、前述したような剥がれ応力が最小限となる。 なお、図3(a)のような転輪構成の車輌に装着された場合、ゴムクローラ1の抗張体6への張力は主として駆動輪10や従動輪11から与えられることになるが、駆動輪10や従動輪11とゴムクローラ1との接触部分と、接地輪12とゴムクローラ1との接触部分1bとは、そのクローラ幅方向範囲がほぼ等しい場合が多い。よって、内側抗張体6aがゴムクローラ1と接地輪12との接触部分1bに対応したクローラ幅方向範囲に配置されている場合、これら内側抗張体6aの多くは、接地輪12のみならず駆動輪10や従動輪11にも支持されることとなる。
また、折れ曲がり部5cにより、芯金5の第一対向部5aは第二対向部5bよりもクローラ外周面側に存在しているから、芯金5がクローラ厚み方向の同一位置に存在する平板状である場合と比較して、内側抗張体6aと外側抗張体6bとのクローラ厚み方向距離d6を小さくすることができ、クローラの肉厚(ベースゲージ)を更に薄肉化することができる。また、転輪に巻き掛けられたクローラは抗張体6を曲げ中心線として湾曲するから、抗張体6よりもクローラ外周面側では伸び方向の力が作用し、抗張体6よりもクローラ内周面側では縮み方向の力が作用することとなるが、内側抗張体6aと外側抗張体6bのクローラ厚み方向位置の相違(即ち前記距離d6)を小さくすることにより、前記曲げ中心線の相違を小さくできる。よって、曲げ中心線の相違によるクローラ断面形状の変形を最小限に抑えることができ、ガイド突起兼駆動突起4のような駆動突起やガイド突起の位置ズレによるピッチエラーや脱輪を抑えることができる。
また、外側抗張体6bを内側抗張体6aよりもクローラ内周面側に配置しようとすると、折れ曲がり部5cの曲がり度合い(段差等)をより大きくする等により、第一対向部5aと第二対向部5bとのクローラ厚み方向位置の差を更に大きくする必要がある。しかしこの場合、芯金5の成形が困難となったり、芯金5を製造するコストが過大となったりすることがある他、芯金5の強度や剛性が低下したり、芯金5の重量が大きくなったりすることがある。本実施形態では、外側抗張体6bが内側抗張体6aよりもクローラ外周面側に配置されているので、これらの不都合は最小限とされている。
さらに、内側抗張体6aと外側抗張体6bとのクローラ厚み方向における中心間距離を0mm以上5mm以下としているので、上述したように前記曲げ中心線の相違がより小さくなり、クローラの薄肉化も可能となる。
更に、芯金5は、その長手方向に沿ってジグザグに波打った形状に形成されることにより、外側収納スペースs1と内側収納スペースs2とを有するから、これら外側収納スペースs1及び内側収納スペースs2に抗張体6を収納することによりゴムクローラ1の薄肉化が可能となる。また、外側収納スペースs1に収納された抗張体6の存在により、ラグ3から芯金5に作用する剥がれ応力が緩和され、ゴム剥がれが抑制される。
図2は、本発明の第二実施形態であるゴムクローラ20の断面図であり、図3(b)は車輌の各転輪に巻き掛けられて使用される状態のゴムクローラ20の概略側面図である。上述した第一実施形態のゴムクローラ1では、ガイド突起機能と駆動突起機能とを兼ね備えたガイド突起兼駆動突起4が設けられていたが、ゴムクローラ20では、ガイド突起21と駆動突起22とがそれぞれ別個に設けられている。ラグ3、芯金5、ガイド突起21及び駆動突起22は、全てクローラ帯長手方向で略同一位置に設けられ、且つクローラ帯長手方向で所定間隔おきにゴムクローラ20の全周に亘って設けられている。ガイド突起21及び駆動突起22はゴム材料よりなり、クローラ本体2と一体的に形成され且つクローラ本体2のクローラ内周面側に突設されている。
ガイド突起21は、前述したゴムクローラ1のガイド突起兼駆動突起4と同様にクローラ幅方向両側に設けられて、ゴムクローラ20のクローラ幅方向への移動を規制している。一方、駆動突起22は、クローラ本体2のクローラ幅方向中央位置で且つ略対向する2つのガイド突起21相互間に設けられている。このゴムクローラ20もいわゆる突起駆動型のクローラであって、いわゆるカゴ型スプロケットや、駆動突起22が係合しうる係合孔を備えた円筒形スプロケット等よりなる駆動輪10により駆動される。このゴムクローラ20は、図3(b)に示すように、例えば車輌の前後に設けられた駆動輪10及び従動輪11と、これら転輪10,11間の略下方に配置され車輌前後方向に並んで配置された3つの接地輪13とに巻き掛けられて使用される。
図2に示すように、この第二実施形態のゴムクローラ20のクローラ幅方向中央位置には駆動突起22が設けられているため、接地輪13の形状は駆動突起22と干渉しない形状となっている。即ち、接地輪13は、中心軸部13aと、この中心軸部13aと同軸で且つ該中心軸部13aよりも外径の大きい接地部13bとからなり、中心軸部13aと駆動突起22とのクローラ幅方向配置位置を対応させることにより、接地輪13と駆動突起22とが干渉しないようにされている。
接地輪13(の接地部13b)とゴムクローラ1(のクローラ本体2)との接触部分20bに対応したクローラ幅方向範囲には、芯金5よりもクローラ内周面側に内側抗張体6aが埋設されている。また、ガイド突起21及び駆動突起22の突設部分に対応したクローラ幅方向範囲には、芯金5よりもクローラ外周面側に配置された外側抗張体6bが設けられている。そして、芯金5には、内側抗張体6aに対向する第一対向部5aが、外側抗張体6bに対向する第二対向部5bよりもクローラ外周面側になるように、合計4箇所の折れ曲がり部5cが設けられている。このような構成とすることで、上述したゴムクローラ1と同様、ガイド突起21及び駆動突起22のぐらつきが抑えられるとともに、走行時の振動が抑制され、且つ上述した剥がれ応力を最小限とし、更にはゴムクローラ20のベースゲージの薄肉化やゴムクローラ20の軽量化にも寄与する。
また、第一実施形態と同様、芯金5は、その長手方向に沿ってジグザグに波打った形状に形成されることにより、外側収納スペースs1と内側収納スペースs2とを有する。本第二実施形態では、芯金5の折れ曲がり部5cが4箇所とされ、これに伴い3箇所の外側収納スペースs1と2箇所の内側収納スペースs2とが形成されている。これら外側収納スペースs1及び内側収納スペースs2に抗張体6を収納することによりゴムクローラ1の薄肉化が可能となる。また、外側収納スペースs1に収納された抗張体6の存在により、ラグ3から芯金5に作用する剥がれ応力が緩和され、ゴム剥がれが抑制される。
なお、この第二実施形態のようにガイド突起21と駆動突起22とが別個に設けられている場合においては、本第二実施形態のように、外側抗張体6bはガイド突起21及び駆動突起22の両方の突設部分に対応したクローラ幅方向範囲に配置すると、ガイド突起21と駆動突起22の両方の突起のぐらつきを抑制できるので好ましい。
図5を参照しつつ上述したように、図5(a)や図5(b)のようにラグの帯長手方向位置と芯金の帯長手方向位置とが一致し、ラグの根本(真下)に芯金が配置された場合、図5(a)のように抗張体が芯金のクローラ内周面側にあると、芯金を埋設するためのゴム層としてラグを活用できるから、結果としてベースゲージtbを比較的薄くできる。したがって、本発明の第一発明及び第二発明によるベースゲージ薄肉化の効果は、ラグの帯長手方向位置と芯金の同位置とが一致しており、ラグの根本(真下)に芯金が配置された好ましい構成においてさらに高まる。
本発明は、スプロケット駆動型や突起駆動型などの強制駆動型ゴムクローラや、摩擦駆動型ゴムクローラなどのあらゆるゴムクローラに適用可能である。また、上述した実施形態のように、ゴム材料からなる駆動突起と、同じくゴム材料からなるガイド突起の双方を有しているゴムクローラに限定されず、ゴム材料からなる駆動突起を有しているがゴム材料からなるガイド突起は有していない場合や、逆にゴム材料のガイド突起は有しているがゴム材料の駆動突起を有していない場合にも適用できる。
本発明の第一実施形態であるゴムクローラの断面図である。 本発明の第二実施形態であるゴムクローラの断面図である。 (a)は、第一実施形態のゴムクローラが車輌に巻き掛けられた状態の例を示す概略側面図であり、(b)は、第二実施形態のゴムクローラが車輌に巻き掛けられた状態の例を示す概略側面図である。(c)は、第一実施形態のゴムクローラが図3(a)とは異なる他の車輌に巻き掛けられた状態を示す概略側面図である。 従来のゴムクローラの断面図である。 抗張体が芯金のクローラ外周面側に配置された場合と、芯金のクローラ内周面側に配置された場合とを比較説明するための図である。
符号の説明
1 ゴムクローラ
1b 抗張体と接地輪との接触部分
2 クローラ本体
4 ガイド突起兼駆動突起
5 芯金
6 抗張体
6a 内側抗張体
6b 外側抗張体
12 接地輪
13 接地輪
d6 外側抗張体と内側抗張体とのクローラ厚み方向における中心間距離
20 ゴムクローラ
21 ガイド突起
22 駆動突起
30 芯金
31 抗張体
s1 外側収納スペース(収納スペース)
s2 内側収納スペース(収納スペース)

Claims (4)

  1. 無端帯状に形成されたゴム材料よりなるクローラ本体と、前記クローラ本体内に帯長手方向に所定間隔おきに埋設された芯金と、前記クローラ本体の帯長手方向に沿って埋設された無端状の抗張体と、前記クローラ本体の内周面から一体に突設された駆動用又はガイド用若しくはこれら両用の突起と、を備えているゴムクローラにおいて、
    前記抗張体は、接地輪との接触部分に対応したクローラ幅方向範囲に存在し前記芯金よりもクローラ内周面側に埋設された内側抗張体と、前記駆動突起またはガイド突起の突設部分に対応したクローラ幅方向範囲に存在し前記芯金よりもクローラ外周面側に埋設された外側抗張体と、を有することを特徴とするゴムクローラ。
  2. 前記芯金は、前記内側抗張体に対向する第一対向部と、前記外側抗張体に対向する第二対向部とを有するとともに、前記第一対向部は前記第二対向部よりもクローラ外周面側に存在していることを特徴とする請求項1に記載のゴムクローラ。
  3. 前記外側抗張体は、前記内側抗張体よりもクローラ外周面側に配置されるとともに、前記外側抗張体と前記内側抗張体とのクローラ厚み方向における中心間距離は、0mm以上で且つ5mm以下であることを特徴とする請求項1又は2のいずれかに記載のゴムクローラ。
  4. 無端帯状に形成されたゴム材料よりなるクローラ本体と、前記クローラ本体内に帯長手方向に所定間隔おきに埋設された芯金と、前記クローラ本体の帯長手方向に沿って埋設された無端状の抗張体と、前記クローラ本体の内周面側に突設された駆動用又はガイド用若しくはこれら両用の突起と、を備えているゴムクローラにおいて、
    前記芯金をその長手方向に沿ってジグザグに波打った形状にすることによって当該芯金のクローラ内周面側及び外周面側に位置する複数の収納スペースが形成され、この各収納スペースを通過するように前記抗張体が前記クローラ本体内に配置されていることを特徴とするゴムクローラ。
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