JP2005225359A - 運搬用台車 - Google Patents

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Abstract

【課題】前後両端台車部を隣接させるように折り畳むことができる運搬用台車の折り畳み状態での安定性を高める。
【解決手段】前後両端台車部6a,6bどうしを互いに連結し且つ折り畳み可能に構成された荷台本体8が、底面側が互いに対面する向きに折り畳み可能に連結された前後2つの折り畳みフレーム9a,9bと、前後2組の平行リンク機構14a,14bとを備え、このリンク機構14a,14bは、前後両端台車部6a,6b、2つの折り畳みフレーム9a,9b、両折り畳みフレーム9a,9bの内端側が軸支される共通垂直向きリンク16、及び下側上下動リンク17a,17bから構成され、このリンク17a,17bの共通垂直向きリンク16に対する支軸40a,40bが、両平行リンク機構14a,14bそれぞれの共通垂直向きリンク16側の上下支点間を結ぶリンク相当軸線16a,16bが前後方向に関してX字状に交差するように配置された構成。
【選択図】図4

Description

本発明は、占有床面積を縮小させるように折り畳むことができる運搬用台車に関するものである。
この種の運搬用台車として、例えば特許文献1や特許文献2に示されるように、荷台が、それぞれ車輪を備えた前後両端台車部と、この前後両端台車部どうしを互いに連結し且つ当該前後両端台車部を互いに接近隣接させるために中央部が立ち上がるように折り畳み可能に構成された荷台本体とから成る運搬用台車が知られている。
実公昭54−11651号公報 実開昭64−28362号公報
上記のように、前後両端台車部を互いに接近隣接させるために当該前後両端台車部どうしを互いに連結する荷台本体を中央部が立ち上がるように折り畳み可能に構成した運搬用台車は、この荷台本体を折り畳むときに前後両端台車部が平面視において相対的に水平方向に傾動することは、前後両端台車部どうしを互いに連結する荷台本体の存在で防止できるが、特許文献1に記載された運搬用台車の構成では、荷台本体を折り畳む過程では前後両端台車部が荷台本体との間の支点を中心に前後方向に自由に傾動し得る状態であるから、荷台本体を折り畳むときに側面視において前後両端台車部を床面上に正立した定常姿勢に保たせることができず、安全且つ容易に前後両端台車部を互いに接近移動させることができない。
一方、特許文献2に示された運搬用台車の構成では、前後両端台車部を一定姿勢に保持した状態で互いに左右対称形に連動開閉させる連動機構を備えているが、この連動機構が荷台本体の左右両側で当該荷台本体よりも上側にサイドパネル状に設けられているので、荷台本体の周囲が当該サイドパネル状の連動機構と前後両端台車部から立ち上がる側枠とで囲まれた箱型の運搬用台車となり、荷台本体の左右両側が開放した運搬用台車、即ち、荷の出し入れが横から行えるタイプの運搬用台車として実施することができない。
そこで、荷台本体を構成する前後2つの折り畳みフレームとその下側に配置された下側上下動リンクとを使用して前後2組の平行リンク機構を構成することが考えられるが、前後2つの折り畳みフレーム(荷台本体)を折り畳んだとき、これら前後2つの折り畳みフレームと下側上下動リンクとを含む平行リンク機構がほぼ垂直に起立するため、当該リンク機構の各軸支部の遊びなどが起因して、折り畳まれて起立状態にある荷台本体が前後方向に関して不安定で、容易に前後方向に揺れ動くという問題点が予想される。
本発明は上記のような従来の問題点を解消し得る運搬用台車を提供することを目的とするものであって、その手段を後述する実施形態の参照符号を付して示すと、荷台1が、それぞれ車輪2a〜3bを備えた前後両端台車部6a,6bと、この前後両端台車部6a,6bどうしを互いに連結し且つ折り畳み可能に構成された荷台本体8とから成り、この荷台本体8が、底面側が互いに対面する向きに折り畳み可能に連結された前後2つの折り畳みフレーム9a,9bと、前後2組の平行リンク機構14a,14bとを備え、この2組の平行リンク機構14a,14bは、前記前後両端台車部6a,6bと、前記2つの折り畳みフレーム9a,9bと、この両折り畳みフレーム9a,9bの内端側が軸支される共通垂直向きリンク16と、前記2つの折り畳みフレーム9a,9bの下側で共通垂直向きリンク16と前後両端台車部6a,6bとの間に介装された下側上下動リンク17a,17bとから構成され、この下側上下動リンク17a,17bの前記共通垂直向きリンク16に対する軸支位置(支軸40a,40bの位置)が、前後2組の平行リンク機構14a,14bそれぞれの共通垂直向きリンク16側の上下支点間(支軸38a,40a間,支軸38b,40b間)を結ぶリンク相当軸線16a,16bが前後方向に関してX字状に交差するように配置された構成となっている。
上記構成の本発明を実施するについて、具体的には、請求項2に記載のように、前後両端台車部6a,6bを一定姿勢に保持した状態で前記2つの折り畳みフレーム9a,9bを互いに左右対称形に連動開閉させる連動開閉手段11を前記2組の平行リンク機構14a,14bと共に構成する歯車列15を付加することができる。この場合、請求項3に記載のように、前記歯車列15は、前記2つの折り畳みフレーム9a,9bの内端側を共通垂直向きリンク16に軸支する2本の並列支軸38a,38bと同心状で互いに咬合し且つ各折り畳みフレームに固定された平歯車34,35から構成することができる。
更に、請求項4に記載のように、前記2つの折り畳みフレーム9a,9bの中間位置に外端が軸支されると共に内端どうしが共通支軸53で互いに軸支された前後2つのリンク52a,52bと、前記2つの折り畳みフレーム9a,9bが水平展開状態になったときに前記共通支軸53が係合して当該共通支軸53の前後方向位置を規制するように前記共通垂直向きリンク16に設けられた上下方向の被係合部54とから成る振れ止め手段50を付加することができる。
上記構成の本発明に係る運搬用台車によれば、荷台本体を折り畳んで前後両端台車部を互いに隣接させるように接近移動させることにより、使用していない運搬用台車の占有床面積を大巾に縮小させることができるのであるが、この折り畳み状態において、荷台本体を構成する前後2つの折り畳みフレームを含む前後2組の平行リンク機構の下側上下動リンクの共通垂直向きリンク側端部が互いに前後方向に交差するので、前後2つの折り畳みフレームと同様に交差しない場合と比較して、これら前後2組の平行リンク機構の下側上下動リンクの水平面に対する傾斜角度が緩くなる。従って、前後2つの折り畳みフレーム(荷台本体)が折り畳まれた状態でその上端部(共通垂直向きリンク)に前後方向の外力が作用したときの対抗力が大きくなり、リンク各支点での遊びに起因する前後方向の揺れ動きが少なくなり、折り畳み状態での安定性、安全性が高められる。
尚、請求項2に記載の構成によれば、荷台本体を折り畳んで前後両端台車部を互いに隣接させるように接近移動させるとき、前後両端台車部が平面視において相対的に水平方向に傾動することは荷台本体で阻止させ、前後両端台車部が側面視において前後方向に相対的に傾動することは、荷台本体が備える前後2つの折り畳みフレームを、前後両端台車部を一定姿勢に保持した状態で互いに左右対称形に連動開閉させる連動開閉手段の存在により阻止させることができる。従って、荷台本体を折り畳むときに前後両端台車部を側面視において床面上に正立した定常姿勢に保たせることができ、安全且つ容易に前後両端台車部を互いに接近移動させることができる。この場合、請求項3に記載の構成によれば、前記連動開閉手段を構成する歯車列が最低2枚の平歯車でシンプルに構成することができる。
更に、請求項4に記載の構成によれば、荷台本体(前後2つの折り畳みフレーム)を使用するために水平展開状態に展開させたとき、振れ止め手段を構成する前後2つのリンクどうしを連結する共通支軸が前後2組の平行リンク機構の共通垂直向きリンクに設けられた上下方向の被係合部に係合して、前後2組の平行リンク機構各部の遊びに起因する振れ、即ち、前後2組の平行リンク機構の前後方向の変形移動、具体的には、一方の台車部から起立する側枠を他方の台車部側に押したときに平行リンク機構の外側の垂直向きリンクとなる前後両端台車部が互いに平行に傾動して、各台車部から起立する側枠が押し方向に傾動する変形、を防止することができる。
以下に本発明の具体的実施例を添付図に基づいて説明すると、図1〜図3において、1は平面形状が前後方向に長い長方形の荷台であって、その前後両端下側にそれぞれ左右一対の自在車輪2a,2b及び3a,3bが設けられると共に、前後方向のほぼ中央位置下側には、前後方向に向きが固定された向き固定車輪4a,4bが設けられている。5a,5bは、荷台1の前後両端に立設された側枠である。
荷台1は、前後両端台車部6a,6bと、この前後両端台車部6a,6bどうしを互いに連結し且つ中央部が起立するように折り畳み可能な荷台本体8とから構成されている。荷台本体8は、前後両端台車部6a,6bの内の一方の台車部6bに左右水平向きの支軸7bにより上下揺動自在に軸支され且つ中間に折曲部を持たない荷支持台部8aと、他方の台車部6aに左右水平向きの支軸7aにより上下揺動自在に軸支されて遊端が前記荷支持台部8aの前後長さ方向の中間位置に軸支された上下動フレーム8bとから構成されている。
具体的には、前記荷台本体8は、外端部がそれぞれ前記支軸7a,7bにより前後両端台車部6a,6bに軸支され且つそれぞれの底面側が互いに対面する向きに折り畳み可能な前後2つの折り畳みフレーム9a,9bと、この折り畳みフレーム9a,9bが水平展開状態にあるときに当該両折り畳みフレーム9a,9bの上に重なり且つ後側の折り畳みフレーム9bにのみ固定された荷支持台10とから構成されている。即ち、荷支持台部8aは、一方の折り畳みフレーム9bとこれに固定された荷支持台10から構成され、上下動フレーム8bは、他方の折り畳みフレーム9aによって構成されている。図示省略しているが、荷支持台10は、周辺に折り畳みフレーム9a,9bを隠す立ち下がり周壁を備えたもので、全体をメッシュ構造体とすることができるが、板材から構成したものなど、如何なる構造のものであっても良い。
上記の運搬用台車は、連動開閉手段11、展開状態係止手段12、及び折り畳み状態係止手段13を備えている。連動開閉手段11は、前後2組の平行リンク機構14a,14bと歯車列15とから構成されている。図2及び図4に示すように、前後2組の平行リンク機構14a,14bは互いに前後対称構造のものであって、前後両端台車部6a,6bを外側の垂直向きリンク、折り畳みフレーム9a,9bを上側上下動リンク、両折り畳みフレーム9a,9bの内端を軸支する共通垂直向きリンク16、及び折り畳みフレーム9a,9bの下側で前後両端台車部6a,6bと共通垂直向きリンク16との間に介装された下側上下動リンク17a,17bから構成されている。
前後両端台車部6a,6bは互いに前後対称構造のものであって、左右水平向きフレーム18と、この左右水平向きフレーム18の左右両端に平面T字状に連設された前後水平向きフレーム19と、左右水平向きフレーム18のほぼ中央位置に介在された平面コ字形の垂直向きフレーム20とから構成された平面形状がI字形のもので、各台車部6a,6bの左右両後端角部(前後水平向きフレーム19の後端外側出隅部)には、弾性材などから形成されたL形のバンパー部材21が取り付けられている。また、各台車部6a,6bには、その前後水平向きフレーム19の後端内側面に下端部が取り付けられる状態で、それぞれ左右一対の側枠支持のための角筒状支持部22が突設され、各側枠5a,5bは、その左右一対の脚柱部を各台車部6a,6b上の角筒状支持部22に差し込んで垂直に起立する状態に支持される。更に、前後両端台車部6a,6b上には、その左右両前後水平向きフレーム19の内側辺に沿う位置で上向きに左右一対の軸受板23が突設されている。
各折り畳みフレーム9a,9bは、本体24,27の長さ方向両端にT字状に左右両側に突出する外側左右水平向き部材25,28と内側左右水平向き部材26,29を連設したもので、前側折り畳みフレーム9aの外側左右水平向き部材25が、前端台車部6aの左右一対の軸受板23とその中間に位置する垂直向きフレーム20とにこれらを左右水平向きに貫通する前記支軸7aで上下揺動自在に軸支され、後側折り畳みフレーム9bの外側左右水平向き部材28が、後端台車部6bの左右一対の軸受板23とその中間に位置する垂直向きフレーム20とにこれらを左右水平向きに貫通する前記支軸7bで上下揺動自在に軸支され、前記支軸7a,7bには、垂直向きフレーム20の左右両側でそれぞれ折り畳みフレーム9a,9bを上向きに付勢する捩じりコイルスプリング30a,30b及び31a,31bが遊嵌されている。
歯車列15は、図4及び図10に示すように、前側折り畳みフレーム9aの内側左右水平向き部材26に同心状に取り付けられた左右一対の平歯車34と、後側折り畳みフレーム9bの内側左右水平向き部材29に同心状に取り付けられた左右一対の平歯車35とから成り、各平歯車34,35は、L形に折曲された一端部で各左右水平向き部材26,29に取り付けられる板材34a,35aの他端側円弧状側辺にのみ歯列を形成したものである。
共通垂直向きリンク16は、上側左右両側板部36と下側中央垂直板部37とを有するものであって、その上側左右両側板部36に両折り畳みフレーム9a,9bの内端部が、左右一対の平歯車34,35が上側左右両側板部36の内側に隣接する状態で互いに咬合するように、これら平歯車34,35と同心状の左右水平向きの支軸38a,38bで軸支され、これら各折り畳みフレーム9a,9bが共通垂直向きリンク16に対して支軸38a,38bの周りに上下互いに逆方向に連動揺動するように構成されている。39a,39bは、互いに咬合する左右2組の平歯車34,35の上側を各別に覆うカバー材であって、その垂直板部に前記支軸38a,38bが貫通することによって当該支軸38a,38bに支持されると共に、上側辺の逆U字形部が前後の互いに咬合する平歯車34,35の上側辺を挟むように嵌合することにより、この支軸38a,38bの軸方向に関して位置決めされている。
下側上下動リンク17a,17bは、各折り畳みフレーム9a,9bの本体24、27に対して幅の狭い棒状のもので、各折り畳みフレーム9a,9bの本体24、27の真下に位置した状態で、その内端は、共通垂直向きリンク16の下側垂直板部37に左右水平向きの支軸40a,40bにより軸支されると共に、その外端は、前後両端台車部6a,6bの垂直向きフレーム20下端部に左右水平向きの支軸41a,41bにより軸支されている。
而して、前後2組の平行リンク機構14a,14bは、前後両端台車部6a,6b、前記2つの折り畳みフレーム9a,9b、共通垂直向きリンク16、及び下側上下動リンク17a,17bによって構成されることになるが、この下側上下動リンク17a,17bの前記共通垂直向きリンク16に対する軸支位置(支軸40a,40bの位置)が、前後2組の平行リンク機構14a,14bそれぞれの共通垂直向きリンク16側の上下支点間(支軸38a,40a間,支軸38b,40b間)を結ぶリンク相当軸線16a,16bが前後方向に関してX字状に交差するように配置された構成となっている。従って、下側上下動リンク17a,17bは、図2(点線で示す)、図9、及び図10に示すように、内端側が互いに左右逆方向に屈曲せしめられ、各内端部を共通垂直向きリンク16の下側垂直板部37に軸支する支軸40a,40bが前後逆位置になるように配置され、各上下動リンク17a,17bの内端部が側面視において互いに重なるように構成されている。
展開状態係止手段12は、図7及び図8に示すように、荷台本体8の荷支持台10の遊端部の左右幅方向中央位置に突設された被係合部(線材を平面コ字形に曲げ加工したもの)42と、荷台本体8が水平展開状態になったとき(荷支持台10の遊端部が前端台車部6aに支持された状態)に前記被係合部42に自動係合するように、前端台車部6aの垂直向きフレーム20の外側に設けられた係止具43とから構成されている。係止具43は、前端台車部6aの垂直向きフレーム20の外側に突設された平面コ字形の軸受け部材44に左右水平向きの支軸45によって軸支されると共に、ストッパー面46(垂直向きフレーム20の外側面)で制止される係止作用位置に付勢保持する捩じりコイルスプリング47が併設され、前側辺には前記被係合部42に自動係合する係合凹部48が形成されると共に、上端には操作具を構成する足踏み板部49が設けられている。
図4及び図6に示すように、前後2組の平行リンク機構14a,14bには、振れ止め手段50が組み込まれている。この振れ止め手段50は、両折り畳みフレーム9a,9bの長さ方向の中間位置で本体24、27の左右両側に左右水平向き支軸51a,51bで外端が軸支されたそれぞれ左右一対のリンク52a,52bと、これらリンク52a,52bの内端どうしを互いに軸支連結する左右水平向きの共通支軸53と、共通垂直向きリンク16の下側中央垂直板部37の下端から上向きに切り欠き形成された垂直な凹溝から成る被係合部54とから構成されている。而して、荷台本体8(折り畳みフレーム9a,9b)が水平展開状態になったとき、図6に示すように、折り畳みフレーム9a,9bの展開に伴って上動する共通支軸53が前記被係合部54内に嵌入することになるが、このとき、下側上下動リンク17a,17bの互いに交差する内端部が被係合部54内に嵌入する共通支軸53と干渉しないように、これら上下動リンク17a,17bの内端部は、被係合部54に対して上方に位置するように構成されている。
折り畳み状態係止手段13は、図4、図7、及び図9に示すように、後端台車部6bの垂直向きフレーム20の下端で下側上下動リンク17bを軸支する支軸41bを左右両側に延出させて構成した左右一対の被係合部55と、前端台車部6aの垂直向きフレーム20の下端で下側上下動リンク17aを軸支する支軸41aの左右両側延出端で上下揺動自在に軸支され且つ後端台車部6bの方向に延出する先端部上側に係合凹部56を備えた自動係止方式の係止具57と、この係止具57を垂直向きフレーム20の側部に取り付けられたボルト利用のストッパー58で制止されるほぼ水平の係止作用姿勢に付勢保持する捩じりコイルスプリング59とから構成されている。
上記折り畳み状態係止手段13の係止具57は、展開状態係止手段12の操作具である足踏み板部49を備えた係止具43に連動手段60で連動連結されている。連動手段60は、展開状態係止手段12の係止具43から支軸45の位置より垂直向きフレーム20の内側へ延出するように連設されたレバー部43aと、このレバー部43aの先端に左右水平向きの支軸61で上端が軸支されると共に下端部側に長さ方向の長孔62を有する垂直向きリンク63と、折り畳み状態係止手段13の係止具57から支軸41aより反対方向に延出するレバー部57aと、このレバー部57aに軸支され且つ前記垂直向きリンク63の長孔62を貫通する支軸64とから構成されている。
図2に示すように、後側の折り畳みフレーム9bの内側左右水平向き部材29は、前側の折り畳みフレーム9aの内側左右水平向き部材26よりも左右両側に延出するもので、この内側左右水平向き部材29の左右両端下側に、図10に示すように車輪取付台65a,65bを介して向き固定車輪4a,4bが前後方向向きとなるように取り付けられている。また、図5、図6、及び図10に示すように、前後2つの折り畳みフレーム9a,9bの内端には、当該両折り畳みフレーム9a,9bが水平展開状態になったときに互いに嵌合して、両折り畳みフレーム9a,9bが水平展開状態を越えて運動するのを阻止する嵌合部66,67が設けられている。実施例では、前側の折り畳みフレーム9aの嵌合部66は、内側左右水平向き部材26の左右幅方向の中央位置から後方に突出する突出体から構成された突起状嵌合部であり、後側の折り畳みフレーム9bの嵌合部67は、前記突起状嵌合部66が嵌まり込む凹陥状嵌合部であって、後側の折り畳みフレーム9bの内側左右水平向き部材29の左右幅方向の中央位置下側に取り付けられた溝形材68から構成されている。
而して、突起状嵌合部66は、相手側の後側の折り畳みフレーム9bの内側左右水平向き部材29と干渉することなく凹陥状嵌合部67に入り込むことができるように、側面視において先端上側角部が斜めにカットされた形状に構成されている。また図6に示すように、突起状嵌合部66と凹陥状嵌合部67とが互いに嵌合して前後2つの折り畳みフレーム9a,9bが水平展開状態となったとき、両折り畳みフレーム9a,9bの内側左右水平向き部材26,29の上面が前後に互いに同一レベルで隣接すると共に、後側の折り畳みフレーム9bの内側左右水平向き部材29の上側水平板部が前側の折り畳みフレーム9bの突起状嵌合部66の上に重なる。
図1に示すように、前後一対の側枠5a,5bは左右一対の縦柱69間に上下複数段に横桟70を架設して構成されたもので、両縦柱69の下端から所要長さ部分を内側に屈曲させて、前後両端台車部6a,6bの左右一対の角筒状支持部22に差し込み、固定できるように構成されている。而して、前後一対の側枠5a,5b間には、同一レベルにある横桟70を利用して中間棚71が取り外し可能に架設されている。この中間棚71には、その前後方向両端部に、横桟70に上から嵌合させるための左右一対のフック72a,72bと、係止片73a,73bとがそれぞれ設けられている。
フック72a,72b及び係止片73a,73bは、それぞれ線材をV字形に折曲してものから構成され、係止片73a,73bは、左右幅方向の中心に対し左右対称に位置をずらして配設されている。そして、側枠5a,5bから取り外した中間棚71を図3に示すように側枠5b(又は5a)の外側に当該側枠に沿わせて係止することができるように、側枠5a,5bの上位(図示例では最上段)の横桟70には、左右一対のフック72a(または72b)をそのV字形先端部の内側空間を利用して上から嵌合できる左右一対のピン74が上向きに突設され、下位(図示例では最下段)の横桟70には、下になっている方の係止片73b(または73a)をそのV字形先端部の内側空間を利用して上から嵌合できる1本のピン75が上向きに突設されている。換言すれば、上記のように、上になっているフック72a(または72b)をピン74に上から嵌合させると同時に、下になっている係止片73b(または73a)をピン75に上から嵌合させることができるように、これらピン74,75を備えた上下2本の横桟70の上下間隔が設定されている。
尚、向き固定車輪4a,4bには、制動手段が装備されており、この制動手段を操作する操作手段76が、展開状態係止手段12や折り畳み状態係止手段13が配設される前端台車部6aとは逆の後端台車部6bに設けられている。
上記構成の運搬用台車の使用方法を説明すると、図1に示すように荷台本体8を水平展開状態にして、この運搬用台車を荷の運搬に使用する状態では、図8に示すように、荷支持台10の遊端部の被係合部42が展開状態係止手段12における係止具43の被係合部48内に自動係止されており、荷支持台10が上方に開動するのを阻止している。同時にこの状態では、図6に示すように、両リンク52a,52b間の共通支軸53が共通垂直向きリンク16の被係合部54内に上向きに入り込んで振れ止め手段50が働いた状態にあるので、運搬用台車が前後に揺れ動くのを防止できる。即ち、両リンク52a,52b間の共通支軸53が被係合部54内に入り込んで、前後2組の平行リンク機構14a,14bの前後方向の座屈変形運動を阻止するラチス構造部が形成された状態になるので、運搬用台車を走行させるために側枠5a,5bの一方を押したり引いたりしたとき、前後2組の平行リンク機構14a,14bの前後方向の座屈変形運動を伴って両側枠5a,5bが操作方向に傾動するような揺れ動きが解消または軽微となる。
更に、前後2つの折り畳みフレーム9a,9bが水平展開状態となっているときは、図6に示すように、前側の折り畳みフレーム9aの内端の突起状嵌合部66と後側の折り畳みフレーム9bの内端の凹陥状嵌合部67とが互いに嵌合しており、後側の折り畳みフレーム9bの内側左右水平向き部材29の上側水平板部(凹陥状嵌合部67の上側構成板)が前側の折り畳みフレーム9bの突起状嵌合部66の上に重なっており、前後2つの折り畳みフレーム9a,9bが水平展開状態を越えて下側へ折曲することが阻止されているので、例えば重量物を水平展開状態の荷台本体8(荷支持台10)の中央部に落とすように積み込んだときのような過大な荷重が荷台本体8(荷支持台10)の中央部に作用したときでも、展開状態係止手段12の被係合部42や係止具43(図8参照)などに不当な負荷が作用するのを防止できる。
而して、上記の運搬用台車は、側枠5a,5bの任意の一方を把手として後押しまたは引っ張り移動させることができるが、このとき、荷台1の前後長さ方向のほぼ中央位置にあって且つ前後方向に向きが固定された左右一対の向き固定車輪4a,4bが接地しているので、前後方向の直進性が高く、左右横方向にふらつかせることなく走行させることができ、しかも左右横方向に転向させるときは、左右一対の向き固定車輪4a,4b間の中央位置を支点にして前後に長い運搬用台車を容易に旋回させることができる。この作用を確実に得るためには、自在車輪2a〜3bの共通接地レベルより向き固定車輪4a,4bを若干下側に突出するように取り付けておくのが望ましい。向き固定車輪4a,4bが制動手段を備えたものであるときは、その操作手段76で必要なときに向き固定車輪4a,4bに制動をかけておき、安定的に停止させておくことができる。
使用しない運搬用台車を車両の荷台に積載したり、限られたスペースに格納する場合には、図3に示すように、荷台本体8を折り畳んで前後両端台車部6a,6bを互いに隣接させた折り畳み状態とすることができる。即ち、図8に示す展開状態係止手段12の係止具43の足踏み板部49を踏み下げ、捩じりコイルスプリング47に抗して係止解除方向に回動させて係合凹部48を荷台本体8(荷支持台10)側の被係合部42から離脱させると、図4に示すように、前後2つの折り畳みフレーム9a,9bが前後両端台車部6a,6bとの間の捩じりコイルスプリング30a〜31bの付勢力でそれぞれ上方に回動することになる。
前後2つの折り畳みフレーム9a,9bの上方への回動は、捩じりコイルスプリング30a〜31bの付勢力と荷台本体8に作用する重力とが平衡する状態で停止するので、その後は、後側の折り畳みフレーム9bと一体に傾動して前側の折り畳みフレーム9aから浮き上がった状態になる荷支持台10の遊端部側を持って引き上げるかまたは、前後両端台車部6a,6bを互いに接近させるように操作するなどして、図3に示すように、前後2つの折り畳みフレーム9a,9bを折り畳んで起立させると共に前後両端台車部6a,6bを互いに隣接させる。
上記の荷台本体8の折り畳み操作時において、連動開閉手段11の前後2組の平行リンク機構14a,14b及び歯車列15が、前後両端台車部6a,6bを、側枠5a,5bが床面に対し垂直に起立する一定姿勢に保持した状態で前後2つの折り畳みフレーム9a,9bを互いに左右対称形に連動開閉させることになる。即ち、それぞれ折り畳みフレーム9a,9bに固着されて互いに咬合する歯車列15の左右一対前後2組の平歯車34,35の存在により、両折り畳みフレーム9a,9bは、共通垂直リンク16に対して互いに逆方向に等角度だけ連動回動し得る状態であり且つ、その共通垂直リンク16は、前後2組の平行リンク機構14a,14bの間に位置する共通垂直リンク部材であって、両平行リンク機構14a,14bの外側の垂直向きリンク部材である前後両端台車部6a,6bと前記共通垂直リンク16の三者は、互いに平行運動のみが可能であるから、それぞれ自在車輪2a〜3bで床面上に支持された前後両端台車部6a,6bは、側枠5a,5bが床面に対し垂直になる一定姿勢を保ったままで、前後方向に接近離間移動することができるのである。
図3に示すように、荷台本体8(前後2つの折り畳みフレーム9a,9b)を折り畳んで起立させると共に前後両端台車部6a,6bを互いに隣接させたとき、図7に示すように、折り畳み状態係止手段13における後端台車部6b側の被係合部55(支軸41bの両端部)が前端台車部6a側の係止具57の係合凹部56に自動係合し、図3に示す折り畳み状態で運搬用台車がロックされることになる。尚このとき、係止具57の後端側レバー部57aが一瞬上下動するが、垂直向きリンク63の長孔62内を支軸64が遊動するだけで、係止具57の運動が展開状態係止手段12の係止具43側には伝わらない。
折り畳み状態の荷台本体8を展開して使用するときは、図7に示すように、この折り畳み状態では機能していない状態の展開状態係止手段12の係止具43の足踏み板部49を踏み下げ、そのレバー部43a、垂直向きリンク63、長孔62、支軸64、及び係止具57のレバー部57aを介して折り畳み状態係止手段13の係止具57を捩じりコイルスプリング59に抗して下向きに回動させ、その係合凹部56を後端台車部6b側の被係合部55(支軸41bの両端部)から下方に離脱させる。この結果、前後両端台車部6a,6bが互いに離れる方向に移動可能となるので、重力及び人手により折り畳み状態にあった荷台本体8を方向に展開させることができる。そして荷台本体8(折り畳みフレーム9a,9b)の展開動作が捩じりコイルスプリング30a〜31bの付勢力と平衡した状態で停止すると、荷支持台10を押し下げるなどして当該荷支持台10の遊端部が前端台車部6a上に支持される水平展開状態まで強制的に展開すれば、図8に示すように、当該荷支持台10の遊端側の被係合部42が展開状態係止手段12の係止具43の係合凹部48に自動係合し、荷台本体8が水平展開状態でロックされることになる。
尚、荷台本体8を前後2つの折り畳みフレーム9a,9bと荷支持台10の三者で構成したが、基本的には、前記荷支持台10を必要な曲げ強度を有するように構成し、この荷支持台10の一端を一方の台車部6bに上下揺動自在に軸支すると共に、当該荷支持台10の中間位置と他方の台車部6aとの間に折り畳みフレーム9aを介装して、折り畳みフレーム9bを荷支持台10で兼用させることもできる。また、各折り畳みフレーム9a,9b上に荷支持面を構成して、水平展開状態になった両折り畳みフレーム9a,9bそのものが荷支持台を形成するように構成しても良い。即ち、荷支持台そのものが中央に折曲関節部を備えた折り畳み可能なものであっても良い。
また、前後2組の平行リンク機構14a,14bに歯車列15を加えて連動開閉手段11を構成したが、これに限定されるものではない。例えば、歯車列15に代えて、振れ止め手段50のリンク52a,52bを短くすると共に、垂直凹溝状の被係合部54を共通支軸53が常時係合しているように長く構成し、これに前後2組の平行リンク機構14a,14bを組み合わせて連動開閉手段を構成することも可能である。
また、荷台本体8を折り畳む方向に付勢するスプリングとして、前後2つの折り畳みフレーム9a,9bと前後両端台車部6a,6bとの間にそれぞれ介装した捩じりコイルスプリング30a〜31bを使用したが、前後2つの折り畳みフレーム9a,9b間(荷支持台部8aと上下動フレーム8bとの間)にスプリングを介装することもできるし、両方にスプリングを介装することもできる。勿論、荷台本体8のサイズが小さいなどの理由で、当該荷台本体8を十分に軽量に構成できるときは、基本的には当該スプリングを省くことも可能である。
向き固定車輪4a,4bは本発明に必須のものではない。また、向き固定車輪を設ける場合も、その個数や取付位置は、上記実施形態のものに限定されない。例えば、必要な強度をもたせた荷支持台10に向き固定車輪を取り付けることもできるし、平行リンク機構14a,14bの各上下動リンク構成部材を左右両側に分割して構成するときは、向き固定車輪を荷台本体8の左右横幅の中央位置に設けることも可能である。また、向き固定車輪を設ける場合、自在車輪2a〜3bの共通接地レベルより向き固定車輪を若干下側に突出するように取り付けて、向き固定車輪で荷台本体8の中央部が若干持ち上げられるように構成するのが一般的であるが、自在車輪2a〜3bの共通接地レベルと同一の接地レベルを持つように構成しても良い。勿論、制動手段を持たない向き固定車輪であっても良い。
更に、展開状態係止手段や折り畳み状態係止手段も、本発明に必須のものではない。特に、向き固定車輪で荷台本体8の中央部が若干持ち上げられる状態にならない構成であって且つ上記実施形態のように、荷台本体8が水平展開状態にあるときに前後両端台車部6a,6bで前後両端部が支持され且つそれ自体は折り畳み構造ではない荷支持台10を使用しているときは、展開状態係止手段を併用しなくとも、荷台本体8を水平展開状態に安定させて使用することができる。また、折り畳んだ状態の荷台1が重力で自然に展開してしまうような場合は、上記実施形態に示したような特別な折り畳み状態係止手段を併設しなくとも、折り畳んだ状態の荷台1が不測に展開しないように、ゴムバンドや紐状物で折り畳んだ状態の荷台1を結束すれば良い。
A図は荷台本体を水平展開状態とした運搬用台車の側面図、B図は同正面図、C図は同背面図である。 荷支持台を省いた状態での荷台を示す平面図である。 荷台本体を折り畳んだ状態での運搬用台車の側面図である。 連動開閉手段を説明する一部縦断側面図である。 図4の要部を示す縦断側面図である。 荷台本体が水平展開状態にあるときの図4の要部を示す縦断側面図である。 図3の要部の一部縦断側面図である。 図1の要部の一部縦断側面図である。 折り畳み状態係止手段、平行リンク機構の下側上下動リンク、及び共通垂直向きリンクを示す横断平面図である。 展開状態での運搬用台車の中央部縦断正面図である。
符号の説明
1 荷台
2a〜3b 自在車輪
4a,4b 向き固定車輪
5a,5b 側枠
6a,6b 前後両端台車部
8 荷台本体
8a 荷支持台部
8b 上下動フレーム
9a,9b 折り畳みフレーム
10 荷支持台
11 連動開閉手段
12 展開状態係止手段
13 折り畳み状態係止手段
14a,14b 平行リンク機構
15 歯車列
16 共通垂直向きリンク
16a,16b 共通垂直向きリンクでのリンク相当軸線
17a,17b 下側上下動リンク
30a〜31b,47,59 捩じりコイルスプリング
34,35 平歯車
42,55 被係合部
48,54,56 係合凹部
43 展開状態係止手段の係止具
49 足踏み板部
50 振れ止め手段
52a,52b 振れ止め手段のリンク
53 共通支軸
57 折り畳み状態係止手段の係止具
60 連動手段
63 連動手段の垂直向きリンク
66 突起状嵌合部
67 凹陥状嵌合部
76 向き固定車輪の制動操作手段

Claims (4)

  1. 荷台が、それぞれ車輪を備えた前後両端台車部と、この前後両端台車部どうしを互いに連結し且つ折り畳み可能に構成された荷台本体とから成り、この荷台本体が、底面側が互いに対面する向きに折り畳み可能に連結された前後2つの折り畳みフレームと、前後2組の平行リンク機構とを備え、この2組の平行リンク機構は、前記前後両端台車部と、前記2つの折り畳みフレームと、この両折り畳みフレームの内端側が軸支される共通垂直向きリンクと、前記2つの折り畳みフレームの下側で共通垂直向きリンクと前後両端台車部との間に介装された下側上下動リンクとから構成され、この下側上下動リンクの前記共通垂直向きリンクに対する軸支位置が、前後2組の平行リンク機構それぞれの共通垂直向きリンク側の上下支点間を結ぶリンク相当軸線が前後方向に関してX字状に交差するように配置されている、運搬用台車。
  2. 前後両端台車部を一定姿勢に保持した状態で前記2つの折り畳みフレームを互いに左右対称形に連動開閉させる連動開閉手段を前記2組の平行リンク機構と共に構成する歯車列を備えている、請求項1に記載の運搬用台車。
  3. 前記歯車列は、前記2つの折り畳みフレームの内端側を共通垂直向きリンクに軸支する2本の並列支軸と同心状で互いに咬合し且つ各折り畳みフレームに固定された平歯車から構成されている、請求項2に記載の運搬用台車。
  4. 前記2つの折り畳みフレームの中間位置に外端が軸支されると共に内端どうしが共通支軸で互いに軸支された前後2つのリンクと、前記2つの折り畳みフレームが水平展開状態になったときに前記共通支軸が係合して当該共通支軸の前後方向位置を規制するように前記共通垂直向きリンクに設けられた上下方向の被係合部とから成る振れ止め手段が付加されている、請求項1〜3の何れかに記載の運搬用台車。
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