JP2005223391A - 画像処理システム及び画像処理方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】 作業効率を低下させることなく、使用者の必要な画像のみを容易に入手可能な画像処理システムを得ること。
【解決手段】 原稿読み取り装置と、記憶装置と、サーバと、を有し、記憶装置に記憶した画像データをネットワークを介して接続された端末機器に送信する画像処理システムで、端末機器から送信を要請された画像が、複数頁の画像データを含む画像ファイルのうちの一部の頁であるとき、要請された頁の画像データのみを選択し、送信する画像処理システムとする。
【選択図】 図1

Description

本発明は、画像を読み取った後、記憶した記憶装置と端末機器をネットワークを介して接続し、記憶装置からの画像データを端末機器に送信する画像処理システム及び画像処理方法に関するものである。
従来、原稿読み取り装置で原稿を読み取り、得られた画像データを記憶装置に記憶させ、ネットワークを介して接続されたパーソナルコンピュータ(以下、PCもしくはクライアントPCと称す)へ送信することができるようになっている。
このような、画像処理システムとして、記憶されている画像データを選択し、送信宛先の端末機器の所属部署を選択し、この選択された所属部署の端末機器へ画像データを送信し、端末機器は受信した画像データを結合して1つの画像ファイルとするものが開示されている(例えば、特許文献1参照)。
また、複数の宛先を設定し、宛先毎に異なる原稿を、電子メールに添付して送信するネットワークスキャナが開示されている(例えば、特許文献2参照)
特開2002−27189号公報 特開2003−189043号公報
上記の特許文献1及び2に記載された画像処理システム及びネットワークスキャナは、記憶装置に記憶された種々の画像から所望の画像を選択し送信先を指定する作業を、画像処理装置やスキャナの操作部を使用して行うため、この操作中は画像処理装置やスキャナの機能が使えなくなり、利用効率が低下する問題がある。更に、使用者は、この画像処理装置やスキャナの設置されている場所まで移動して作業を行う必要があり、利便性に欠け、作業効率を低下させる問題がある。
一方、原稿読み取り装置で読み取って得られた画像を、ネットワークを介して接続されたクライアントPCでTWAIN(Tool Without An Interesting Name)ドライバにより、このPCへダウンロードする方法は周知であり、この方法によれば、PCの操作入力部で作業を行うことが可能であるが、以下の問題がある。
近年、クライアントPCには多数のドライバや監視ソフトウェアが組み込まれるようになり、TWAINドライバを動作させることにより、これらソフトウェアの機能衝突(コンフリクト)や、メモリ、CPU等の資源の取り合いが発生し、動作不良が発生する可能性が高まっている。
また、原稿読み取り装置で読み取った後、ファイルフォーマット変換された画像ファイルの一形態として、マルチページTIFF(Tagged Image File Format)やPDF(Portable Document Format)等の、一つの画像ファイルに複数頁の画像が格納されたファイル形式があるが、このファイル形式では、使用者が必要とする画像がたとえ1頁であっても、複数頁の画像が格納された画像ファイルを、ネットワークを介してPCへダウンロードする必要があり、ダウンロードそのものに要する時間、ダウンロード後の必要とする画像の切り出しに工数を要し、作業効率を低下させていた。加えて、ネットワーク上を、必要としない多数の画像が含まれた画像ファイルが往来、即ち、送受信されることも好ましいものではない。
本発明は上記問題に鑑み、作業効率を低下させることなく、使用者の必要な画像のみを容易に入手可能な画像処理システム及び画像処理方法を得ることを目的とするものである。
請求項1に係わる発明は、原稿を読み取る原稿読み取り装置と、該原稿読み取り装置で読み取った画像データを画像ファイルとして記憶する記憶装置と、該記憶装置に接続されたサーバと、を有し、前記記憶装置に記憶した前記画像データをネットワークを介して接続された端末機器に送信する画像処理システムであって、前記端末機器から送信を要請された画像が、複数頁の画像データを含む画像ファイルのうちの一部の頁であるとき、前記サーバは、前記複数頁の画像データを含む画像ファイルより、前記端末機器から要請された頁の画像データを選択し、送信することを特徴とする画像処理システムである。
請求項2に係わる発明は、前記端末機器から送信を要請された画像が複数のとき、前記サーバは前記端末機器から要請された複数の画像データを結合して一つの画像ファイルとした後、送信することを特徴とする請求項1に記載の画像処理システムである。
請求項3に係わる発明は、画像データを記憶する記憶装置と、該記憶装置とネットワークを介して接続された端末機器と、を有し、前記記憶装置に記憶した前記画像データを前記端末機器に送信する画像処理方法であって、画像を指定して送信を要請するステップと、送信を要請された画像が、複数頁の画像データを含む画像ファイルのうちの一部の頁であるとき、前記画像ファイル内から、送信を要請された頁の画像データを選択し、該選択された頁の画像データを送信するステップと、を有することを特徴とする画像処理方法である。
請求項4に係わる発明は、指定された画像が複数のとき、選択した画像データを結合するステップを含むことを特徴とする請求項3に記載の画像処理方法である。
請求項1に記載の発明によれば、使用者は画像処理装置の設置されている場所まで移動して作業を行う必要がなく、更に端末機器側で指定し送信を要請した画像データが、記憶装置に格納された複数頁の画像データを含む画像ファイルの一部の頁であっても、指定された画像データのみが、端末機器へダウンロードされ、端末機器側で必要な画像のみを容易に入手できることとなり、作業効率を大幅に向上させた画像処理システムを得ることが可能になる。更に、ネットワーク内では必要最小限のデータの送受信が行われることとなり、ネットワーク容量負荷の軽減もできるようになる。
請求項2に記載の発明によれば、この画像処理システムは、端末機器から送信を要請された画像が複数のとき、サーバは端末機器から要請された複数の画像データを結合した後、送信するよう構成することが好ましく、これにより、端末機器側で指定し送信を要請した画像データが多数枚でのとき、結合して1つの画像ファイルとして端末機器へダウンロードされ、端末機器側での画像ファイルの再構成を不要とでき、作業効率を大幅に向上させることができる。
請求項3に記載の発明によれば、使用者は画像処理装置の設置されている場所まで移動して作業を行う必要がなく、端末機器側で指定し送信を要請した画像データが、記憶装置に格納された複数頁の画像データを含む画像ファイルの一部の頁であっても、指定された画像データのみが、端末機器へダウンロードされ、端末機器側で必要な画像のみを容易に入手できることとなり、作業効率を大幅に向上させた画像処理方法を得ることが可能になる。更に、ネットワーク内では必要最小限のデータの送受信が行われることとなり、ネットワーク容量負荷の軽減もできるようになる。
請求項4に記載の発明によれば、画像処理方法は、指定された画像が複数のとき、選択した画像データを結合するステップを含むようにすることが好ましく、これにより、端末機器側で指定し送信を要請した画像データが多数枚でのとき、結合して1つの画像ファイルとして端末機器へダウンロードされ、端末機器側での画像ファイルの再構成を不要とでき、作業効率を大幅に向上させることができる。
以下、実施の形態により本発明を詳しく説明するが、本発明はこれに限定されるものではない。
図1は、本発明の画像処理システムの概略構成例を示す図である。
同図において、1はLAN(Local Area Network)等のネットワークである。このネットワーク1に、記憶装置20を介して原稿読み取り装置10が接続され、ネットワーク1と記憶装置20の間にはサーバ30が接続される。更に端末機器である複数台のクライアントPC40がネットワーク1に接続される。これにより、クライアントPC40相互、或いは、クライアントPC40とサーバ30、記憶装置20、原稿読み取り装置10との相互の通信が可能となされている。
図2は、図1に示した原稿読み取り装置10、記憶装置20、サーバ30、クライアントPC40それぞれの機能を示すブロック図である。
同図において、記憶装置20の制御部21、サーバ30の制御部31、クライアントPC40の制御・演算部41は、インタフェースを含み、各装置内部の連携動作を制御する制御部であり、ネットワーク1とインタフェースを介して接続されている。また、原稿読み取り装置10の制御部11は、記憶装置10の制御部11とインタフェースを介して接続されている。
原稿読み取り装置10は、装置内部の各部の動作制御を行う制御部11の他、原稿読み取り部12、画像処理部13、一時記憶部14、操作部15、表示部16を有している。
原稿読み取り部12は、従来の複写機等で採用されている原稿読み取り部と同様の構成であり、CCD等で構成されたラインセンサを用いて、自動で搬送される原稿に近接して、結像光学系を介さずに画像読み取りを行う原稿移動読取機能と、原稿台ガラス(プラテンガラス)上に載置した原稿に対して、光源及び光学系を移動させて画像読み取りを行う光学系移動読取機能との二つの機能からなる。なお、本発明においては、この二つの機能のうち、少なくとも一方を有していればよい。
画像処理部13は、原稿読み取り部12で得られたラインセンサからの画像アナログ信号を、A/D変換してデジタル信号に変換し、ホワイトバランスの調整、γ補正等の画像処理を施した後、頁単位で圧縮して画像データとするものである。
一時記憶部14は、ハードディスクドライブ等で構成され、画像処理部13で生成された頁単位の画像データを一時的に記憶するメモリである。
操作部15は、原稿の読み込みを開始させるスタート釦に加え、原稿を記憶させるときのファイル名、ファイル形式、解像度、倍率等の各種設定を入力するための、外部入力手段である。また、表示部16は、LCD等の表示装置で構成され、操作部15で入力された内容や、原稿読み取り装置10の動作状態を表示するものである。
なお、この原稿読み取り装置10は、上記の構成に画像形成部を加え、プリンタ機能、ファクシミリ機能、複写機能等を有した、所謂複合機と呼ばれるものであってもよい。
記憶装置20は、原稿読み取り装置10で得られた画像データを蓄積して記憶する記憶装置であり、インタフェースを含み、装置内部の動作を制御する制御部21と記憶部A22を有している。記憶部A22は、原稿読み取り装置10内の一時記憶部14に記憶した画像データをファイル形式で記憶するものである。
サーバ30には、例えばFTP(File Transfer Protocol)サーバが用いられ、記憶装置20とネットワーク1の接続線に接続される。制御部31は、インタフェースを含み、装置内部の動作の制御に加え、後述の、送信される画像ファイルよりクライアントPC40から指定された頁を選択しクライアントPC40へ送信する機能及び、クライアントPC40から送信を要請された画像データ、即ち頁数が複数のとき、この複数の画像データ、即ち頁を結合した後、送信する機能等を有するものである。記憶部B32は、ハードディスクドライブ等で構成され、記憶装置20より送信される画像ファイル及び制御部31で選択した画像データを記憶するものである。
クライアントPC40は、一般のPCと同様のものであり、装置内部の動作制御及び各種演算処理を行う制御・演算部41、キーボード、マウス等の入力部43、CRTやLCD等の表示装置である出力表示部44、ハードディスクドライブ等で構成された記憶部C42を有している。
以上のように構成された、画像処理システムの一連の動作について説明する。
図3は、原稿読み取り装置10での原稿の読み取りと、読み取った画像データを記憶装置20の記憶部A22へ記憶させるまでの動作概略を示すフローチャートである。同フローは、上述の原稿移動読取機能を用いて複数枚の原稿の画像データを取得する場合を示している。以下、同フローに従い説明する。
まず、画像データとして記憶させる原稿を、原稿読み取り装置10(以下、符号は図2参照のこと)の原稿台に載置する(ステップS101)。この後、原稿読み取り装置10の操作部15で記憶モードの各種設定(ステップS102)とスタート釦のONの待機(ステップS103)でループ状態となる。この記憶モードの設定内容は、ファイル名、ファイル種類、解像度、倍率等であり、これら設定を行わない状態でスタート釦がONされると(ステップS103;Yes)、デフォルトで設定されている内容で、原稿読み取りを行う(ステップS104)。デフォルトでは、例えばファイル名はアルファベットのDを先頭にした通し番号、ファイル種類はマルチページTIFF、解像度は600dpi(dot per inch)、倍率は1に設定されるが、操作部15で何らかの設定が行われれば、操作部15での設定内容が優先されるということである。
原稿読み取りは、原稿1枚(1頁)ごとに行われ、読み取った画像データは上述の画像処理部13で上述の画像処理が施された後、原稿読み取り装置10内の一時記憶部14へ格納される(ステップS105)。1枚の読み取り及び画像データの一時記憶部14への格納が終了すると、原稿台上に原稿が残っているか判断し(ステップS106)、残っていれば(ステップS106;Yes)、ステップS104へ戻り、次頁の原稿を、同様に読み取り及び画像データの一時記憶部14への格納を繰り返す。
ステップS106で原稿台上の原稿が残っていないと判断されると(ステップS106;No)、ステップS107へ移行し、原稿読み取り装置10内の一時記憶部14に格納した画像データをファイル形式にした後、記憶装置20へ送信する(ステップS107)。記憶装置20は、受信した画像ファイルを記憶装置20内の記憶部A22に格納する(ステップS108)。
以上が、原稿読み取り装置10での原稿の読み取りと、読み取った画像データを記憶装置20内の記憶部A22へ記憶させるまでの動作の概略である。このようにして、記憶装置内の記憶部Aに画像データは随時蓄積される。
図4は、記憶装置20内の記憶部A22に蓄積された画像ファイルを模式的に示した図である。
同図に示すように、記憶部A22には、D1〜Dnというファイル名の画像ファイルが記憶されており、例えば、ファイル名D1の画像ファイルには、4頁の画像データD1.1〜D1.4までの画像が結合して含まれ、ファイル名Dnの画像ファイルには、m頁の画像データDn.1〜Dn.mまでの画像が結合して含まれている。
図5は、本発明の画像処理システムの、記憶装置20に記憶された画像データを端末機器であるクライアントPC40に送信する場合の相互の動作概略を示すフローチャートである。同図は、左側に記憶装置20の動作、中央にサーバ30の動作、右側にクライアントPC40の動作を示している。以下、同図に従い説明する。
上述の動作(図3参照)の結果、記憶装置20の記憶部A22に、画像ファイルが格納される(ステップS108)と、記憶装置20の制御部21は、画像ファイル名と、この画像ファイル内の各頁の画像に対応したサムネイル画像を作成し、サーバ30へ送信する(ステップS201)。サーバ30は、この画像ファイル名とサムネイル画像を記憶部B32へ格納する(ステップS301)。これにより、サーバ30の記憶部B32は、記憶部A22内に格納された全ての画像ファイル名とこれに対応するサムネイル画像を蓄積することができる。更に、記憶部B32へ格納した日時を付与して格納することが望ましい。
一方、クライアントPC側にいる使用者が、記憶部A22に蓄積記憶した画像ファイルから、所望の画像データの送信を要請する場合、以下のように行われる。
クライアントPC40側より画像ファイル名の一覧の送信をサーバ30に要請する(ステップS401)。サーバ30はこれを受けて、記憶部B32から画像ファイル名の一覧をクライアントPC40へ送信する(ステップS302)。クライアントPC40では、出力表示部44に、取得した画像ファイル名一覧を表示する(ステップS402)。クライアントPC40の使用者は、表示された画像ファイル名一覧から、所望の画像が含まれているファイル名を選択して指定し、この指定した画像ファイルに含まれるサムネイル画像の送信をサーバ30へ要請する(ステップS403)。
図6は、ステップS402で、クライアントPC40の出力表示部44に、取得した画像ファイル名の一覧を表示した例を示す図である。
図6に示すように、画像ファイル名の一覧は、格納した日時順に、ファイル名、各ファイル内に含まれる画像データの頁数が表示されている。この一覧から、例えば、ファイル名D5を指定すると、図示のようにファイルD5の行が暗転する。この後、右上のOK表示51をクリックすることで、この画像ファイルに含まれるサムネイル画像の送信が要請される。
図5へ戻り、サーバ30は、指定されたファイルのサムネイル画像をクライアントPC40へ送信する(ステップS303)。クライアントPC40では、出力表示部44に、取得したサムネイル画像を表示する(ステップS404)。クライアントPC40の使用者は、表示されたサムネイル画像から、所望のサムネイル画像を選択して指定し、サーバ30へこのサムネイル画像を作成した元の画像データの送信を要請する(ステップS405)。
図7は、ステップS404で、クライアントPC40の出力表示部44に、取得したサムネイル画像を表示した例を示す図である。同図は、ステップS403で送信要請された8頁の画像データを含むファイル名D5のサムネイル画像を表示した場合の例を示している。
図7に示すように、ファイル名D5内の、各サムネイル画像60(本例では8頁)が表示されている。これらのサムネイル画像の内から、例えば、第6頁のサムネイル画像をチェックすると、図示のように第6頁のサムネイル画像にチェックマーク52が表示される。この後、下欄のOK表示53をクリックすることで、第6頁の画像データの送信が要請される。
また、送信を要請する画像が複数枚で、他のファイルからも画像データを必要とする場合は、下欄の、ファイル一覧へ戻る54をクリックすることで、図6に示す画像ファイル名の一覧の表示に戻り、同様にファイル名を選択して指定し、表示されたサムネイル画像から、必要とする画像の送信を要請する。この操作を繰り返すことで、複数枚の所望の画像データの送信要請を行うことができる。
図5に戻り、図7に示す指定終了55もしくはファイル一欄に戻る54のいずれかがクリックされるのを待機する(ステップS406)。指定終了55もしくはファイル一欄に戻る54のいずれかがクリックされるとステップS407へ移行し、指定終了55がクリックされたかどうか判断し、指定終了55でなければ、ステップS402へ戻り、上述の所望の画像データの送信要請の動作を行う。指定終了55がクリックされた場合には、上述の画像データの選択指定、送信要請の動作を終了する。
一方、サーバ30は、クライアントPC40からのサムネイル画像の指定に基づき、サムネイル画像を作成した元の画像データを含む画像ファイルの送信を、記憶装置20へ要求する(ステップS304)。記憶装置20は、この要求に基づき、元の画像データを含む画像ファイルをサーバ30へ送信する(ステップS202)。
サーバ30では、受信した画像ファイル内から、クライアントPC40で指定されたサムネイル画像を生成した元の画像データの頁を選択し、記憶部B32に格納する(ステップS305)。クライアントPC40での画像データの送信要請が複数された場合には、ステップS304〜ステップS305の動作が繰り返される。
クライアントPC40側のステップS407において、指定終了55がクリックされた場合(ステップS407;Yes)には、指定が終了した旨、サーバ30へ連絡する(ステップS408)。サーバ30は、指定終了連絡を受けると、ステップS306へ移行し、指定された画像が複数かどうか判断し、複数の場合(ステップS306;Yes)は、指定された画像即ち、記憶部B32に記憶しておいた画像データの頁を結合し(ステップS307)、一つの画像ファイルとしてクライアントPC40へ送信する(ステップS308)。
図8は、サーバ30において、指定された画像データを結合し、一つの画像ファイルにした例を模式的に示した図である。同図は、ファイル名DC1の画像ファイルであり、クライアントPC40により指定された、ファイル名D5の第6頁と、ファイル名D2の第2頁と、ファイル名Dnの第12頁とがサーバ30により結合され、一つの画像ファイルとなった状態を示している。
図5へ戻り、ステップS306において、指定された画像が1頁の場合(ステップS306;No)は、ステップS308へジャンプして、この頁を一つの画像ファイルとしてクライアントPC40へ送信する。
この後、サーバ30は、記憶装置20より取得した画像ファイルを削除して(ステップS309)終了し、クライアントPC40ではサーバ30から送信された画像ファイルを記憶部C42に格納し(ステップS409)、終了する。
なお、画像ファイル内からの特定の頁の選択や、複数頁の画像データを一つの画像ファイルへの結合については、特開2003−114814号公報や、特開2002−27189号公報に記載の方法を用いることができる。
以上が、本発明の、記憶装置20に記憶された画像データを端末機器であるクライアントPC40に送信する場合の動作概略である。
以上説明したように、端末機器であるクライアントPCから送信を要請された画像が、複数頁の画像データを含む画像ファイルのうちの一部の頁であっても、サーバが複数頁の画像データを含む画像ファイルより、要請された頁の画像データを選択し送信することで、クライアントPCで所望の画像データのみが取得できるようになる。
更に、送信を要請された画像が複数のときは、サーバは複数の画像データを結合し一つの画像ファイルとした後、送信することで、クライアントPC側で画像ファイルを再構成する作業の必要が無く、作業効率の向上が可能となる。
即ち、使用者は、クライアントPC側に居ながらにして入力操作を行うだけで、必要な画像のみをファイル化された画像データを、短時間で容易に入手できることとなり、作業効率を大幅に向上させることができるようになる。更に、ネットワーク内では必要最小限のデータの送受信が行われることとなり、ネットワーク容量負荷の軽減も可能となる。
また、記憶装置とサーバ間ではTWAINを使用し、サーバとクライアントPC間ではftp(file transfer protocol)、或いはhttp(hyper text transfer protocol)等の汎用性のあるプロトコルに対応した画像ファイルとして送受信することが望ましく、これにより、クライアントPCに特別なソフトウェアを用意する必要が無くなるという効果も奏することができる。
なお、上記で説明した実施の形態の具体的構成は、一例であり、これに限定するものでなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲における変更、追加等があっても本発明に含まれるのは言うまでもない。
例えば、原稿読み取り装置と記憶装置を別体のものとして説明したが、一体的に構成されたものであってもよい。また、記憶装置側でサムネイル画像を生成しサーバに送信して、サーバ内に記憶するよう構成したが、クライアントPCから特定の画像ファイルのサムネイル画像の送信要請があった後、サムネイル画像を生成して送信するようにしてもよいのは勿論である。
このほか、サムネイル画像を参照しながら、クライアントPC側で必要とする画像データを選択するように構成したが、クライアントPC側で必要とする画像データを一括してテーブル化し、サーバへ送信要請するように構成してもよい。
本発明の画像処理システムの概略構成例を示す図である。 図1に示した原稿読み取り装置、記憶装置、サーバ、クライアントPCそれぞれの機能を示すブロック図である。 原稿読み取り装置での原稿の読み取りと、読み取った画像データを記憶装置の記憶部Aへ記憶させるまでの動作概略を示すフローチャートである。 記憶装置内の記憶部Aに蓄積された画像ファイルを模式的に示した図である。 本発明の画像処理システムの、記憶装置に記憶された画像データを端末機器であるクライアントPCに送信する場合の相互の動作概略を示すフローチャートである。 クライアントPCの出力表示部に、取得した画像ファイル名の一覧を表示した例を示す図である。 クライアントPCの出力表示部に、取得したサムネイル画像を表示した例を示す図である。 サーバにおいて、指定された画像データを結合し、一つの画像ファイルにした例を模式的に示した図である。
符号の説明
1 ネットワーク
10 原稿読み取り装置
11 制御部(原稿読み取り装置)
12 原稿読み取り部
13 画像処理部
14 一時記憶部
15 操作部
16 表示部
20 記憶装置
21 制御部(記憶装置)
22 記憶部A
30 サーバ
31 制御部(サーバ)
40 クライアントPC(端末機器)
41 制御・演算部
42 記憶部C
43 入力部
44 出力表示部

Claims (4)

  1. 原稿を読み取る原稿読み取り装置と、該原稿読み取り装置で読み取った画像データを画像ファイルとして記憶する記憶装置と、該記憶装置に接続されたサーバと、を有し、前記記憶装置に記憶した前記画像データをネットワークを介して接続された端末機器に送信する画像処理システムであって、
    前記端末機器から送信を要請された画像が、複数頁の画像データを含む画像ファイルのうちの一部の頁であるとき、
    前記サーバは、前記複数頁の画像データを含む画像ファイルより、前記端末機器から要請された頁の画像データを選択し、送信することを特徴とする画像処理システム。
  2. 前記端末機器から送信を要請された画像が複数のとき、前記サーバは前記端末機器から要請された複数の画像データを結合して一つの画像ファイルとした後、送信することを特徴とする請求項1に記載の画像処理システム。
  3. 画像データを記憶する記憶装置と、該記憶装置とネットワークを介して接続された端末機器と、を有し、前記記憶装置に記憶した前記画像データを前記端末機器に送信する画像処理方法であって、
    画像を指定して送信を要請するステップと、
    送信を要請された画像が、複数頁の画像データを含む画像ファイルのうちの一部の頁であるとき、前記画像ファイル内から、送信を要請された頁の画像データを選択し、該選択された頁の画像データを送信するステップと、を有することを特徴とする画像処理方法。
  4. 指定された画像が複数のとき、選択した画像データを結合するステップを含むことを特徴とする請求項3に記載の画像処理方法。
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