JP2005223115A - 基板処理装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】サーモスイッチによるヒータや断熱材の過温保護が正確に行える基板処理装置を提供する。
【解決手段】基板を収容し処理する処理室と、前記処理室に処理ガスを供給するガス供給管5と、前記ガス供給管を加熱する配管加熱システムとを有する基板処理装置であって、前記配管加熱システムは、前記配管を覆うように設けられる加熱手段6と、前記加熱手段に設けられ、前記加熱手段が所定の温度以上に達したとき、前記加熱手段に供給される電力を遮断する温度感応式遮断器8と、前記加熱手段及び前記温度感応式遮断器とを覆うように設けられる断熱材7とを有することを特徴とする基板処理装置としたので、温度感応式遮断器は加熱手段の温度を直接測定し、温度感応式遮断器の取り付け位置の違いに起因する作動温度のずれを防止することができる。
【選択図】図1

Description

本発明は、半導体製造技術、特に、被処理基板を処理室に収容してヒータによって加熱
した状態で処理を施す熱処理技術に関し、例えば、半導体集積回路装置(半導体デバイス
)が作り込まれる半導体ウエハに酸化処理や拡散処理、イオン打ち込み後のキャリア活性
化や平坦化のためのリフローやアニール及び熱CVD反応による成膜処理などに使用され
る基板処理装置に利用して有効なものに係わる。
処理室内に収容された基板に処理を行うとき使用する処理ガスとして、常温常圧で液体
の原料を気化して用いる場合、前記液体の原料を気化器で気化させたのち、前記気化した
液体原料を加熱した配管を介して処理室に供給するようにしている。
図6を用いて従来の気化したした液体原料を流通させる配管について説明する。気化し
た液体原料を流通させる配管5は、前記配管5内を流れる気体が前記配管5内で再液化す
るのを防止するため、配管加熱システム10によって所望の温度に加熱されている。
従来の配管加熱システム10は、配管5に取り付けられ配管5を加熱するヒータ6と、
前記ヒータ6の外周を覆う断熱材7と、前記断熱材7内の所定の位置に埋め込まれたサー
モスイッチ8と、前記配管5に設けられ前記ヒータの温度(配管5)を測定する制御用熱
電対9を有する。
前記サーモスイッチ8は、前記ヒータ6の温度を監視し、前記温度が所定の温度以上に
なったとき、スイッチを開放することで前記ヒータへの電力供給を停止し、前記ヒータ6
による過加熱を防止するものである。前記ヒータが、設定した温度より過剰に加熱した場
合、ヒータ6自身や断熱材7などの焼損・融解などの問題や、前記配管5内を流通する気
化した液体原料が熱分解されるという問題が生じるので、前記サーモスイッチ8によるヒ
ータ6の過加熱防止を行い、ヒータ6や断熱材7の過温保護を行う必要がある。
また、ヒータ6や断熱材7は、使用温度域に応じてその材質を変更するため、ヒータの
設定温度に応じて過温保護の温度値(過温保護値)が決められている。しかしながら、従
来のサーモスイッチ8を用いた基板処理装置は、スイッチを開放する作動温度(以下、単
に作動温度と呼ぶ)の値が固定されているため(従来例では130℃)、前記ヒータが過
温保護値になったとき断熱材内で130℃になる位置(即ち、ヒータから所定距離だけ離
れた位置)にサーモスイッチを取り付けるようにしている。そして、実際の基板処理時な
どで、前記サーモスイッチが130℃を検出したとき、前記ヒータは過温度保護値になっ
ていると判断する。
図7に、作動温度が130℃のサーモスイッチを使用した場合におけるヒータの設定温
度と、過温保護値と、サーモスイッチのヒータからの距離Tを示す。図7を例えば1行目
の数値を例に説明すると、ヒータの設定温度が150℃で過温保護値が180℃のとき、
サーモスイッチをヒータから10mm離した位置に設置すれば、前記サーモスイッチで1
30度を検知しスイッチを開放したとき、ヒータは過温度保護値である180℃であると
いうことが分かる。
しかしながら、上述のように、サーモスイッチは断熱材内の決められた位置に埋め込ま
れているため、作業者によって埋め込みの位置(ヒータからの距離)が微妙に変化し、サ
ーモスイッチが作動したときの実際のヒータの温度が変わる問題(即ち、過温保護値の値
が変わってしまう問題)がある。また、サーモスイッチが埋め込まれた位置の断熱材に何
らかの力が加えられ変形した場合も、やはりサーモスイッチの埋め込み位置が変化し、過
温保護値の値が変化する問題がある。
また、サーモスイッチの位置が変化し、サーモスイッチが誤動作すれば、例えば実際に
はヒータの温度は過温保護値以下にも係わらずヒータの電源をシャットダウンしたり、逆
に、ヒータの温度が過温保護値以上にも係わらず、ヒータの電源をシャットダウンしなか
ったりする。このようなサーモスイッチの誤動作が確認された場合、サーモスイッチの埋
め込み位置を再調整する必要があり、装置の休止時間が増大する。また、サーモスイッチ
を取り付ける位置が干渉物などのある小さな隙間であれば、サーモスイッチの取り付け作
業が困難になり、サーモスイッチの位置が変化しやすい。
従って、本発明の目的は、サーモスイッチによるヒータや断熱材の過温保護が正確に行
える基板処理装置を提供することである。
上記課題を解決するために、本発明は特許請求の範囲に記載のような構成とするもので
ある。すなわち、本発明は請求項1に記載のように、基板を収容し処理する処理室と、前
記処理室に処理ガスを供給するガス供給管と、前記ガス供給管を加熱する配管加熱システ
ムとを有する基板処理装置であって、前記配管加熱システムは、前記配管を覆うように設
けられる加熱手段と、前記加熱手段に設けられ、前記加熱手段が所定の温度以上に達した
とき、前記加熱手段に供給される電力を遮断する温度感応式遮断器と、前記加熱手段及び
前記温度感応式遮断器とを覆うように設けられる断熱材とを有することを特徴とする基板
処理装置。
本発明によれば、基板を収容し処理する処理室と、前記処理室に処理ガスを供給するガ
ス供給管と、前記ガス供給管を加熱する配管加熱システムとを有する基板処理装置であっ
て、前記配管加熱システムは、前記配管を覆うように設けられる加熱手段と、前記加熱手
段に設けられ、前記加熱手段が所定の温度以上に達したとき、前記加熱手段に供給される
電力を遮断する温度感応式遮断器と、前記加熱手段及び前記温度感応式遮断器とを覆うよ
うに設けられる断熱材とを有することを特徴とする基板処理装置としたので、温度感応式
遮断器は加熱手段の温度を直接測定し、温度感応式遮断器の取り付け位置の違いに起因す
る作動温度のずれを防止することができる。
以下、本発明の一実施の形態を図面に即して説明する。
図3および図4に於いて、本発明が適用される基板処理装置の概要を説明する。
なお、本発明が適用される基板処理装置においてはウエハ搬送用キャリヤとしては、F
OUP(front opening unified pod 。以下、ポッドという。)が使用されている。また
、以下の説明において、前後左右は図3を基準とする。すなわち、第二の搬送室121側
が前側、その反対側すなわち第一の搬送室103側が後側、搬入用予備室122側が左側
、搬出用予備室123側が右側とする。
図3および図4に示されているように、基板処理装置は真空状態などの大気圧未満の圧
力(負圧)に耐えるロードロックチャンバ構造に構成された第一の搬送室103を備えて
おり、第一の搬送室103の筐体101は平面視が六角形で上下両端が閉塞した箱形状に
形成されている。第一の搬送室103には負圧下でウエハ200を移載する第一のウエハ
移載機112が設置されている。前記第一のウエハ移載機112は、エレベータ115に
よって、第一の搬送室103の気密性を維持しつつ昇降できるように構成されている。
筐体101の六枚の側壁のうち正面側に位置する二枚の側壁には、搬入用予備室122
と搬出用予備室123とがそれぞれゲートバルブ244,127を介して連結されており
、それぞれ負圧に耐え得るロードロックチャンバ構造に構成されている。さらに、搬入用
予備室122には搬入室用基板仮置き台140が設置され、搬出用予備室123には搬出
室用基板仮置き台141が設置されている。
搬入用予備室122および搬出用予備室123の前側には、略大気圧下で用いられる第
二の搬送室121がゲートバルブ128、129を介して連結されている。第二の搬送室
121にはウエハ200を移載する第二のウエハ移載機124が設置されている。第二の
ウエハ移載機124は第二の搬送室121に設置されたエレベータ126によって昇降さ
れるように構成されているとともに、リニアアクチュエータ132によって左右方向に往
復移動されるように構成されている。
図3に示されているように、第二の搬送室121の左側にはオリフラ合わせ装置106
が設置されている。また、図4に示されているように、第二の搬送室121の上部にはク
リーンエアを供給するクリーンユニット118が設置されている。
図3および図4に示されているように、第二の搬送室121の筐体125には、ウエハ
200を第二の搬送室121に対して搬入搬出するためのウエハ搬入搬出口133、13
4、135が設けられ、ポッドオープナ108がそれぞれ設置されている。ポッドオープ
ナ108は、IOステージ105に載置されたポッド100のキャップ及びウエハ搬入搬
出口134を開閉するキャップ開閉機構とを備えており、IOステージ105に載置され
たポッド100のキャップ及びウエハ搬入搬出口134をキャップ開閉機構によって開閉
することにより、ポッド100のウエハ出し入れを可能にする。また、ポッド100は図
示しない工程内搬送装置(RGV)によって、前記IOステージ105に、供給および排
出されるようになっている。
図3に示されているように、筐体101の六枚の側壁のうち背面側に位置する二枚の側
壁には、ウエハに所望の処理を行う第一の処理室201と、第二の処理室137とがそれ
ぞれ隣接して連結されている。第一の処理室201および第二の処理室137はいずれも
ランプ加熱型のコールドウオール式の基板処理装置によってそれぞれ構成されている。ま
た、筐体101における六枚の側壁のうちの残りの互いに対向する二枚の側壁には、第三
の処理室としての第一のクーリングユニット138と、第四の処理室としての第二のクー
リングユニット139とがそれぞれ連結されており、第一のクーリングユニット138お
よび第二のクーリングユニット139はいずれも処理済みのウエハ200を冷却するよう
に構成されている。
以下、前記構成をもつ基板処理装置を使用した成膜工程を説明する。
未処理のウエハ200は25枚がポッド100に収納された状態で、成膜工程を実施す
る基板処理装置へ工程内搬送装置によって搬送されて来る。図3および図4に示されてい
るように、搬送されて来たポッド100はIOステージ105の上に工程内搬送装置から
受け渡されて載置される。ポッド100のキャップ及びウエハ搬入搬出口134がキャッ
プ開閉機構によって取り外され、ポッド100のウエハ出し入れ口が開放される。
ポッド100がポッドオープナ108により開放されると、第二の搬送室121に設置
された第二のウエハ移載機124はポッド100からウエハ200をピックアップし、搬
入用予備室122に搬入し、ウエハ200を搬入室用基板仮置き台140に移載する。こ
の移載作業中には、第一の搬送室103側のゲートバルブ244は閉じられており、第一
の搬送室103の負圧は維持されている。ウエハ200の搬入室用基板仮置き台140へ
の移載が完了すると、ゲートバルブ128が閉じられ、搬入用予備室122が排気装置(
図示せず)によって負圧に排気される。
搬入用予備室122が予め設定された圧力値に減圧されると、ゲートバルブ244、1
30が開かれ、搬入用予備室122、第一の搬送室103、第1の処理室201が連通さ
れる。続いて、第一の搬送室103の第一のウエハ移載機112は搬入室用基板仮置き台
140からウエハ200をピックアップして第一の処理室201に搬入する。そして、第
1の処理室201内に反応ガスが供給され、所望の処理がウエハ200に行われる。
第一の処理室201で前記処理が完了すると、処理済みウエハ200は第一の搬送室1
03の第一のウエハ移載機112によって第一の搬送室103に搬出される。
そして、第一のウエハ移載機112は第一の処理室201から搬出したウエハ200を
第一のクーリングユニット138の処理室(冷却室)へ搬入し、処理済みのウエハを冷却
する。
第一のクーリングユニット138にウエハ200を移載すると、第一のウエハ移載機1
12は搬入用予備室122の搬入室用基板仮置き台140に予め準備されたウエハ200
を第一の処理室201に前述した作動によって移載し、第1の処理室201内に反応ガス
が供給され、所望の処理がウエハ200に行われる。
第一のクーリングユニット138において予め設定された冷却時間が経過すると、冷却
済みのウエハ200は第一のウエハ移載機112によって第一のクーリングユニット13
8から第一の搬送室103に搬出される。
冷却済みのウエハ200が第一のクーリングユニット138から第一の搬送室103に
搬出されたのち、ゲートバルブ127が開かれる。そして、第1のウエハ移載機112は
第一のクーリングユニット138から搬出したウエハ200を搬出用予備室123へ搬送
し、搬出室用基板仮置き台141に移載した後、搬出用予備室123はゲートバルブ12
7によって閉じられる。
搬出用予備室123がゲートバルブ127によって閉じられると、前記排出用予備室1
23内が不活性ガスにより略大気圧に戻される。前記搬出用予備室123内が略大気圧に
戻されると、ゲートバルブ129が開かれ、第二の搬送室121の搬出用予備室123に
対応したウエハ搬入搬出口134と、IOステージ105に載置された空のポッド100
のキャップがポッドオープナ108によって開かれる。続いて、第二の搬送室121の第
二のウエハ移載機124は搬出室用基板仮置き台141からウエハ200をピックアップ
して第二の搬送室121に搬出し、第二の搬送室121のウエハ搬入搬出口134を通し
てポッド100に収納して行く。処理済みの25枚のウエハ200のポッド100への収
納が完了すると、ポッド100とウエハ搬入搬出口134がポッドオープナ108によっ
て閉じられる。閉じられたポッド100はIOステージ105の上から次の工程へ工程内
搬送装置によって搬送されて行く。
以上の作動が繰り返されることにより、ウエハが、順次、処理されて行く。以上の作動
は第一の処理室201および第一のクーリングユニット138が使用される場合を例にし
て説明したが、第二の処理室137および第二のクーリングユニット139が使用される
場合についても同様の作動が実施される。
次に、図5により、本発明で用いる基板処理装置の原料供給系の構成を説明する。なお
、図5中、図3、4と同一のものには、同符号を付し説明を省略する。
図5に示すように基板処理装置には、基板(ウエハ)200を処理する処理室201が
設けられる。基板処理に用いる室温で液体の液体原料16は原料タンク10に貯蔵される
前記原料タンク10は密閉構造となっており、液体原料16を流通させるための第2の
原料供給管37と、前記原料タンク10に圧送ガスを供給するための第2の圧送ガス供給
管38が設けられる。前記第2の原料供給管37には、第1の継ぎ手部分35を介して、
第1の原料供給管15が取り外し可能に接続される。また、前記第2の圧送ガス供給管3
8には、第2の継ぎ手部分36を介して、第1の圧送ガス供給管14が取り外し可能に接
続される。
前記第1の原料供給管15には、前記液体原料16を気化する気化器30、前記第1の
原料供給管15を流れる前記液体原料16の流量を制御する液体流量制御手段31が設け
られる。また、前記気化器30で気化した液体原料16を、処理室201に供給するため
の第2の原料供給管42が、前記気化器30と前記処理室201を連結するよう設けられ
る。また、前記第1の圧送ガス供給管14には、第1のガス流量制御手段32を介して、
第1の圧送ガス供給源33が接続される。前記第1の圧送ガス供給源33より供給される
圧送ガスを、前記原料タンク10に供給することで、前記液体原料16を、前記液体流量
制御手段31、前記気化器30、ひいては前記処理室201に供給することができる。
前記第1の原料供給管15、及び前記液体流量制御手段31には、第1の配管加熱シス
テム20が設けられる。前記第1の配管加熱システム20は、前記第1の原料供給管15
、及び前記液体流量制御手段31を、25〜45℃に維持し、前記液体原料16の粘性を
下げて流れやすくしている。また、前記第2の原料供給管42と前記気化器30には、第
2の配管加熱システム21が設けられる。前記第2の配管加熱システム21は、前記気化
器30で気化した液体原料が再度液化、又は熱分解しないように、前記第2の原料供給管
42と前記気化器30を所定の温度に加熱している。
さらに、前記処理室201には、原料ガス供給管41と図示しない真空排気手段が接続
される。前記原料ガス供給管41は、第2のカ゛ス流量制御手段40を介して原料ガス供
給源39に接続されており、気体の原料ガスを処理室201に供給できるようになってい
る。そして、前記原料ガスと前記気化器30で気化された液体原料を用いて、基板200
に所望の処理を行うことができるようになっている。前記真空排気手段は、例えば真空ポ
ンプからなり、前記処理室210内の雰囲気を排気することができる。
次に、上述した第1の配管加熱システム20、第2の配管加熱システム21を詳細に説
明する。尚、第1の配管加熱システム20、第2の配管加熱システム21の構成は同様で
あるため、第2の配管加熱システム21を例に図1、2を用いて説明する。
第2の配管加熱システム21は、ガス供給管としての第2の原料供給管42に取り付け
られ前記原料供給管42を加熱する加熱手段としてのヒータ6と、前記ヒータ6に直接取
付られる温度感応式遮断機としてのサーモスイッチ8と、前記ヒータ6及び前記サーモス
イッチ8の外周を覆う断熱材7を有する。また、前記原料供給管42には、前記ヒータ6
の温度(原料供給管42の温度)を測定し、前記ヒータ6の出力値を制御する制御用熱電
対9が設けられている。
前記サーモスイッチ8は、前記ヒータ6の温度を直接監視し、前記温度が所定の温度以
上になったとき、スイッチを開放することで前記ヒータへの電力供給を停止し、前記ヒー
タ6による過加熱を防止するものである。ヒータ6や断熱材7は、ヒータの使用温度域に
応じてその材質を変更するため、ヒータの設定温度に応じて過温保護の温度値(過温保護
値)が決められている。
本発明で使用されるサーモスイッチ8は、直接ヒータ6に取り付けられ、図2に示され
るように過温保護値と略同一の作動温度を有するものが使用される。この様に、サーモス
イッチ8を直接ヒータに取り付け、前記サーモスイッチ8の作動温度を過温保護値と略同
一としたので、従来のような、作業者による取付け位置の微妙な変化や変形による取り付
け位置の変化に起因する過温保護値の変化を防止し、サーモスイッチ8の誤動作を防止す
ることができる。
次に、本発明の上記構成による作用を説明する。
第1の圧送ガス供給源33から圧送ガスCが前記第1の原料タンク10に供給され、前
記供給された圧送ガスCの圧力で前記第1の原料タンク10に貯蔵された液体の液体原料
Aは、液体流量制御手段31に供給される。前記液体流量制御手段31にて、所定量の流
量に制御された液体原料Aは気化器30にて気化され、処理室201に供給される。また
、前記原料ガス供給源44に貯蔵された原料ガスBは、前記第2のカ゛ス流量制御手段4
0によって所望の流量に制御されたのち、前記処理室201に供給される。そして、処理
室201にて、ウエハ200を図示しない基板加熱手段により所望の温度に設定し、前記
ウエハ200と前記気化した液体原料Aと前記原料ガスBとを反応させ、前記ウエハ20
0上に生成膜Dを形成する。
本発明における配管加熱システムを示す概略図。 本発明の実施例におけるヒータの設定温度と、過温保護値と、サーモスイッチとヒータとの距離との関係を示す図 本発明の実施例における基板処理装置の概略横断面図。 本発明の実施例における基板処理装置の概略縦断面図。 本発明の実施の形態にかかる基板処理装置の処理ガス供給系を示す概略図。 従来例における配管加熱システムを示す概略図。 従来例におけるヒータの設定温度と、過温保護値と、サーモスイッチとヒータとの距離との関係を示す図
符号の説明
5 配管
6 ヒータ
7 断熱材
8 サーモスイッチ
9 制御用熱電対
10 従来の配管加熱システム
20 本発明の第1の配管加熱システム
21 本発明の第2の配管加熱システム
200 ウエハ
201 処理室

Claims (1)

  1. 基板を収容し処理する処理室と、
    前記処理室に処理ガスを供給するガス供給管と、
    前記ガス供給管を加熱する配管加熱システムと
    を有する基板処理装置であって、
    前記配管加熱システムは、
    前記配管を覆うように設けられる加熱手段と、
    前記加熱手段に設けられ、前記加熱手段が所定の温度以上に達したとき、前記加熱手段に
    供給される電力を遮断する温度感応式遮断器と、
    前記加熱手段及び前記温度感応式遮断器とを覆うように設けられる断熱材と
    を有すること
    を特徴とする基板処理装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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WO2010079599A1 (ja) * 2009-01-08 2010-07-15 東芝三菱電機産業システム株式会社 流体搬送装置

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