JP2005222148A - 警告情報伝達装置、警告情報伝達方法およびプログラム - Google Patents

警告情報伝達装置、警告情報伝達方法およびプログラム Download PDF

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Abstract

【課題】警音器、前照灯または方向指示灯により警告信号を送信した警告車両および警告理由を識別することができること。
【解決手段】走行基準モデル記憶部103aは、自車両の走行基準である走行基準モデルを記憶し、監視制御部108bは、自車両に関する速度、走行位置、自車両の周辺を走行する車両である周辺車両の速度、走行位置のいずれか一つを少なくとも含む走行状態を監視するよう制御し、警告信号検出部105は、周辺車両から自車両に送信された警告または合図である警告信号を検出し、出力制御部108aは、走行基準モデルと走行情報から警告信号の警告理由を識別し、識別した警告理由を出力する。
【選択図】 図1












Description

この発明は、警告情報伝達装置、警告情報伝達方法およびプログラム、特に、警音器、前照灯または方向指示灯により警告信号を送信した警告車両および警告理由を識別することができる警告情報伝達装置、警告情報伝達方法およびプログラムに関するものである。
従来、ドライバの警告または合図を警告信号として送信する警告信号送信手段として警音器、前照灯または方向指示灯が交通規則または慣習に基づいて使用されてきた。警音器は、見通しがきかない場所、交通標識で指定された場所で対向車両に警告をする、または周辺車両のドライバが交通法規を無視して危険な行為をした場合に警告をする警告信号送信手段として使用される。また、前照灯は、本来照明灯であるが、前方車両を追い越す場合、または、対向車両に注意を喚起する場合に、警告をする警告信号送信手段として使用される。また、方向指示灯は、右折、左折、転回または車線変更を行う場合の警告表示灯であるが、高速道路の一番右側の車線を走行している前方車両に対して車線変更を要求する警告信号送信手段として使用される。このような場合、しばしば、警音器、前照灯または方向指示灯により警告信号を送信した警告車両および/または警告理由が識別できないことがあり、ドライバの警告または合図を送信する警告信号送信手段として不十分なものであった。
そこで、車両運転の安全性の観点から自車両と周辺車両に関する速度、車間距離を監視して危険な場合にドライバに警告をする従来技術が開発されている。例えば、特許文献1では、自車両の走行中に後側方から周辺車両が接近してきて、車線変更等に危険がある場合にドライバに警告する従来技術が開示されている。また、特許文献2では、走行車両の車線変更時の安全確認を支援する従来技術が開示されている。
特開平7−17348号公報 特開平8−2356号公報
特許文献1の従来技術では、自車両の走行中に後側方から周辺車両が接近してきて、車線変更等に危険がある場合にドライバに警告することができるが、警音器、前照灯または方向指示灯により警告信号を送信した警告車両および/または警告理由が識別できないことがあるというという課題が残る。また、特許文献2の従来技術では、走行車両の車線変更時の安全確認を支援することができるが、警音器、前照灯、または方向指示灯により警告信号を送信した警告車両および/または警告理由が識別できないことがあるという課題が残る。
また、近年、走行車両の間で通信を行う車間通信手段が開発されているので、車間通信手段を使用して警音器、前照灯または方向指示灯により警告信号を送信した警告車両および警告理由を識別することが技術的に可能になった。しかし、走行中に警告をしなければならない危険な場合に警音器、前照灯、または方向指示灯により警告信号を送信した警告車両および/または警告理由を識別するために咄嗟の判断で車間通信を行うというのは困難であり、いたずらに通信量の増大をまねくことになる。
この発明は、上述した従来技術による問題点を解消するためになされたものであり、警音器、前照灯または方向指示灯により警告信号を送信した警告車両および警告理由を識別することができる警告情報伝達装置を提供することを目的とする。
上述した課題を解決し、目的を達成するため、請求項1の発明に係る警告情報伝達装置は、自車両の走行基準である走行基準モデルを記憶する走行基準モデル記憶手段と、前記自車両に関する速度、走行位置、前記自車両の周辺を走行する車両である周辺車両の速度、走行位置のいずれか一つを少なくとも含む走行状態を監視するよう制御する監視制御手段と、前記周辺車両から前記自車両に送信された警告または合図である警告信号を検出する警告信号検出手段と、前記走行基準モデルと前記走行情報から前記警告信号の警告理由を識別し、識別した警告理由を出力するよう制御する出力制御手段と、を備えたことを特徴とする。
この請求項1の発明によれば、自車両の走行基準である走行基準モデルを記憶し、自車両に関する速度、走行位置、自車両の周辺を走行する車両である周辺車両の速度、走行位置のいずれか一つを少なくとも含む走行状態を監視するよう制御し、周辺車両から自車両に送信された警告または合図である警告信号を検出し、走行基準モデルと走行情報から警告信号の警告理由を識別し、識別した警告理由を出力するよう制御することとしたので、警音器、前照灯または方向指示灯により警告信号を送信した警告理由を出力することができる。
また、請求項2の発明に係る警告情報伝達装置は、請求項1の発明において、前記監視制御手段は、車速センサ、レーダ、ナビゲーションシステム、ビデオカメラ、路車間通信装置のいずれか一つを少なくとも用いて前記走行状態を監視するよう制御することを特徴とする。
この請求項2の発明によれば、車速センサ、レーダ、ナビゲーションシステム、ビデオカメラ、路車間通信装置のいずれか一つを少なくとも用いて走行状態を監視するよう制御することとしたので、警音器、前照灯または方向指示灯により警告信号を送信した警告車両および警告理由を識別することができる。
また、請求項3の発明に係る警告情報伝達装置は、請求項1の発明において、前記警告信号検出手段は、前記周辺車両から警音器、前照灯または方向指示灯によって送信された前記警告信号と該警告信号の信号源の方向を検出することを特徴とする。
この請求項3の発明によれば、周辺車両から警音器、前照灯または方向指示灯によって送信された警告信号と警告信号の信号源の方向を検出することとしたので、警音器、前照灯または方向指示灯により警告信号を送信した警告車両および警告理由を識別することができる。
また、請求項4の発明に係る警告情報伝達装置は、請求項1、2、または3の発明において、前記出力制御手段は、前記警告信号の信号源の方向と前記周辺車両の走行情報から前記警告信号を送信した周辺車両である警告車両を識別し、識別した警告車両を出力するよう制御することを特徴とする。
この請求項4の発明によれば、警告信号の信号源の方向と周辺車両の走行情報から警告信号を送信した周辺車両である警告車両を識別し、識別した警告車両を出力するよう制御することとしたので、警音器、前照灯または方向指示灯により警告信号を送信した警告車両を出力することができる。
また、請求項5の発明に係る警告情報伝達装置は、請求項1または4の発明において、前記自車両と前記周辺車両の間で通信を行う車間通信手段と、前記車間通信手段によって前記警告信号に応答するよう制御すると共に、前記出力制御手段によって前記警告車両および/または前記警告理由を識別できない場合は、前記車間通信手段によって前記警告車両および/または前記警告理由を問い合せるよう制御する通信制御手段と、をさらに備えたことを特徴とする。
この請求項5の発明によれば、自車両と周辺車両の間で通信を行い、警告信号に応答するよう制御すると共に、警告車両および/または警告理由を識別できない場合は、警告車両および/または警告理由を問い合せるよう制御することとしたので、自車両と警告車両の間で警告情報を双方向に伝達できる。
また、請求項6の発明に係る警告情報伝達方法は、自車両の走行基準である走行基準モデルを記憶する走行基準モデル記憶工程と、前記自車両に関する速度、走行位置、前記自車両の周辺を走行する車両である周辺車両の速度、走行位置のいずれか一つを少なくとも含む走行状態を監視するよう制御する監視制御工程と、前記周辺車両から前記自車両に送信された警告または合図である警告信号を検出する警告信号検出工程と、前記走行基準モデルと前記走行情報から前記警告信号の警告理由を識別し、識別した警告理由を出力するよう制御する出力制御工程と、を含んだことを特徴とする。
この請求項6の発明によれば、自車両の走行基準である走行基準モデルを記憶し、自車両に関する速度、走行位置、自車両の周辺を走行する車両である周辺車両の速度、走行位置のいずれか一つを少なくとも含む走行状態を監視するよう制御し、周辺車両から自車両に送信された警告または合図である警告信号を検出し、走行基準モデルと走行情報から警告信号の警告理由を識別し、識別した警告理由を出力するよう制御することとしたので、警音器、前照灯または方向指示灯により警告信号を送信した警告理由を出力することができる。
また、請求項7の発明に係る警告情報伝達方法は、請求項6の発明において、前記監視制御工程は、車速センサ、レーダ、ナビゲーションシステム、ビデオカメラ、路車間通信装置のいずれか一つを少なくとも用いて前記走行状態を監視するよう制御することを特徴とする。
この請求項7の発明によれば、車速センサ、レーダ、ナビゲーションシステム、ビデオカメラ、路車間通信装置のいずれか一つを少なくとも用いて走行状態を監視するよう制御することとしたので、警音器、前照灯または方向指示灯により警告信号を送信した警告車両および警告理由を識別することができる。
また、請求項8の発明に係る警告情報伝達方法は、請求項6の発明において、前記警告信号検出工程は、前記周辺車両から警音器、前照灯または方向指示灯によって送信された前記警告信号と該警告信号の信号源の方向を検出することを特徴とする。
この請求項8の発明によれば、周辺車両から警音器、前照灯または方向指示灯によって送信された警告信号と警告信号の信号源の方向を検出することとしたので、警音器、前照灯または方向指示灯により警告信号を送信した警告車両および警告理由を識別することができる。
また、請求項9の発明に係る警告情報伝達方法は、請求項6、7、または8の発明において、前記出力制御工程は、前記警告信号の信号源の方向と前記周辺車両の走行情報から前記警告信号を送信した周辺車両である警告車両を識別し、識別した警告車両を出力するよう制御することを特徴とする。
この請求項9の発明によれば、警告信号の信号源の方向と周辺車両の走行情報から警告信号を送信した周辺車両である警告車両を識別し、識別した警告車両を出力するよう制御することとしたので、警音器、前照灯または方向指示灯により警告信号を送信した警告車両を出力することができる。
また、請求項10の発明に係る警告情報伝達方法は、請求項6または9の発明において、前記自車両と前記周辺車両の間で通信を行う車間通信工程と、前記車間通信工程によって前記警告信号に応答するよう制御すると共に、前記出力制御工程によって前記警告車両および/または前記警告理由を識別できない場合は、前記車間通信工程によって前記警告車両および/または前記警告理由を問い合せるよう制御する通信制御工程と、をさらに含んだことを特徴とする。
この請求項10の発明によれば、自車両と周辺車両の間で通信を行い、警告信号に応答するよう制御すると共に、警告車両および/または警告理由を識別できない場合は、警告車両および/または警告理由を問い合せるよう制御することとしたので、自車両と警告車両の間で警告情報を双方向に伝達できる。
また、請求項11の発明に係る警告情報伝達プログラムは、自車両の走行基準である走行基準モデルを記憶する走行基準モデル記憶手順と、前記自車両に関する速度、走行位置、前記自車両の周辺を走行する車両である周辺車両の速度、走行位置のいずれか一つを少なくとも含む走行状態を監視するよう制御する監視制御手順と、前記周辺車両から前記自車両に送信された警告または合図である警告信号を検出する警告信号検出手順と、前記走行基準モデルと前記走行情報から前記警告信号の警告理由を識別し、識別した警告理由を出力するよう制御する出力制御手順と、をコンピュータに実行させることを特徴とする。
この請求項11の発明によれば、自車両の走行基準である走行基準モデルを記憶し、自車両に関する速度、走行位置、自車両の周辺を走行する車両である周辺車両の速度、走行位置のいずれか一つを少なくとも含む走行状態を監視するよう制御し、周辺車両から自車両に送信された警告または合図である警告信号を検出し、走行基準モデルと走行情報から警告信号の警告理由を識別し、識別した警告理由を出力するよう制御することとしたので、警音器、前照灯または方向指示灯により警告信号を送信した警告理由を出力することができる。
また、請求項12の発明に係る警告情報伝達プログラムは、請求項11の発明において、前記出力制御手順は、前記警告信号の信号源の方向と前記周辺車両の走行情報から前記警告信号を送信した周辺車両である警告車両を識別し、識別した警告車両を出力するよう制御することを特徴とする。
この請求項12の発明によれば、警告信号の信号源の方向と周辺車両の走行情報から警告信号を送信した周辺車両である警告車両を識別し、識別した警告車両を出力するよう制御することとしたので、警音器、前照灯または方向指示灯により警告信号を送信した警告車両を出力することができる。
また、請求項13の発明に係る警告情報伝達プログラムは、請求項11または12の発明において、前記自車両と前記周辺車両の間で通信を行う車間通信手順と、前記車間通信手順によって前記警告信号に応答するよう制御すると共に、前記出力制御手順によって前記警告車両および/または前記警告理由を識別できない場合は、前記車間通信手順によって前記警告車両および/または前記警告理由を問い合せるよう制御する通信制御手順と、をさらにコンピュータに実行させることを特徴とする。
この請求項13の発明によれば、自車両と周辺車両の間で通信を行い、警告信号に応答するよう制御すると共に、警告車両および/または警告理由を識別できない場合は、警告車両および/または警告理由を問い合せるよう制御することとしたので、自車両と警告車両の間で警告情報を双方向に伝達できる。
請求項1の発明によれば、自車両の走行基準である走行基準モデルを記憶し、自車両に関する速度、走行位置、自車両の周辺を走行する車両である周辺車両の速度、走行位置のいずれか一つを少なくとも含む走行状態を監視するよう制御し、周辺車両から自車両に送信された警告または合図である警告信号を検出し、走行基準モデルと走行情報から警告信号の警告理由を識別し、識別した警告理由を出力するよう制御するよう構成したので、警音器、前照灯または方向指示灯により警告信号を送信した警告理由を出力することができるという効果を奏する。
また、請求項2の発明によれば、車速センサ、レーダ、ナビゲーションシステム、ビデオカメラ、路車間通信装置のいずれか一つを少なくとも用いて走行状態を監視するよう制御するよう構成したので、警音器、前照灯または方向指示灯により警告信号を送信した警告車両および警告理由を識別することができるという効果を奏する。
また、請求項3の発明によれば、周辺車両から警音器、前照灯または方向指示灯によって送信された警告信号と警告信号の信号源の方向を検出するよう構成したので、警音器、前照灯または方向指示灯により警告信号を送信した警告車両および警告理由を識別することができるという効果を奏する。
また、請求項4の発明によれば、警告信号の信号源の方向と周辺車両の走行情報から警告信号を送信した周辺車両である警告車両を識別し、識別した警告車両を出力するよう制御するよう構成したので、警音器、前照灯または方向指示灯により警告信号を送信した警告車両を出力することができるという効果を奏する。
また、請求項5の発明によれば、自車両と周辺車両の間で通信を行い、警告信号に応答するよう制御すると共に、警告車両および/または警告理由を識別できない場合は、警告車両および/または警告理由を問い合せるよう制御するよう構成したので、自車両と警告車両の間で警告情報を双方向に伝達できるという効果を奏する。
また、請求項6の発明によれば、自車両の走行基準である走行基準モデルを記憶し、自車両に関する速度、走行位置、自車両の周辺を走行する車両である周辺車両の速度、走行位置のいずれか一つを少なくとも含む走行状態を監視するよう制御し、周辺車両から自車両に送信された警告または合図である警告信号を検出し、走行基準モデルと走行情報から警告信号の警告理由を識別し、識別した警告理由を出力するよう制御するよう構成したので、警音器、前照灯または方向指示灯により警告信号を送信した警告理由を出力することができるという効果を奏する。
また、請求項7の発明によれば、車速センサ、レーダ、ナビゲーションシステム、ビデオカメラ、路車間通信装置のいずれか一つを少なくとも用いて走行状態を監視するよう制御するよう構成したので、警音器、前照灯または方向指示灯により警告信号を送信した警告車両および警告理由を識別することができるという効果を奏する。
また、請求項8の発明によれば、周辺車両から警音器、前照灯または方向指示灯によって送信された警告信号と警告信号の信号源の方向を検出するよう構成したので、警音器、前照灯または方向指示灯により警告信号を送信した警告車両および警告理由を識別することができるという効果を奏する。
また、請求項9の発明によれば、警告信号の信号源の方向と周辺車両の走行情報から警告信号を送信した周辺車両である警告車両を識別し、識別した警告車両を出力するよう制御するよう構成したので、警音器、前照灯または方向指示灯により警告信号を送信した警告車両を出力することができるという効果を奏する。
また、請求項10の発明によれば、自車両と周辺車両の間で通信を行い、警告信号に応答するよう制御すると共に、警告車両および/または警告理由を識別できない場合は、警告車両および/または警告理由を問い合せるよう制御するよう構成したので、自車両と警告車両の間で警告情報を双方向に伝達できるという効果を奏する。
また、請求項11の発明によれば、自車両の走行基準である走行基準モデルを記憶し、自車両に関する速度、走行位置、自車両の周辺を走行する車両である周辺車両の速度、走行位置のいずれか一つを少なくとも含む走行状態を監視するよう制御し、周辺車両から自車両に送信された警告または合図である警告信号を検出し、走行基準モデルと走行情報から警告信号の警告理由を識別し、識別した警告理由を出力するよう制御するよう構成したので、警音器、前照灯または方向指示灯により警告信号を送信した警告理由を出力することができるという効果を奏する。
また、請求項12の発明によれば、警告信号の信号源の方向と周辺車両の走行情報から警告信号を送信した周辺車両である警告車両を識別し、識別した警告車両を出力するよう制御するよう構成したので、警音器、前照灯または方向指示灯により警告信号を送信した警告車両を出力することができるという効果を奏する。
また、請求項13の発明によれば、自車両と周辺車両の間で通信を行い、警告信号に応答するよう制御すると共に、警告車両および/または警告理由を識別できない場合は、警告車両および/または警告理由を問い合せるよう制御するよう構成したので、自車両と警告車両の間で警告情報を双方向に伝達できるという効果を奏する。
以下に添付図面を参照して、この発明に係る警告情報伝達装置の好適な実施例を詳細に説明する。
本実施例では、自車両に警告信号を送信する警告車両および警告理由を識別する場合について説明する。ここでは、(1)警告情報伝達装置の概要と主要な特徴、(2)警告情報伝達装置の構成、(3)走行基準モデルの一例、(4)自車両が車線変更して後続の車両から警音器による警告を受けた場合の一例、(5)自車両が交差点で右折待ちし、他車両がパッシングして道を譲る場合の一例、(6)自車両が交差点で右折待ちし、他車両がパッシングしながら通過する場合の一例、(7)自車両が高速道路の一番右側を走行し、後続の他車両が右側の方向指示灯を点滅させて接近してくる場合の一例、(8)道を譲ってくれた他車両に謝意を表する場合の一例、(9)警告情報伝達装置の警告情報伝達手順、(10)警告車両の識別手順、(11)音声による警告理由の識別手順、(12)パッシングによる警告理由の識別手順、(13)方向指示灯による警告理由の識別手順の順番に説明する。
(1)警告情報伝達装置の概要と主要な特徴
まず、本発明に係る警告情報伝達装置の概要と主要な特徴について説明する。図1は、本実施例に係る警告情報伝達装置の構成を示す機能ブロック図である。図1に示すように、本発明に係る警告情報伝達装置10は、自車両に警告信号を送信する警告車両および警告理由を識別する装置であり、警音器104a、前照灯104bまたは方向指示灯104cにより警告信号を送信した警告車両および警告理由を識別することを特徴とする。
図1を参照して説明すると、走行基準モデル記憶部103aは、自車両の走行基準である走行基準モデルを記憶し、監視制御部108bは、自車両に関する速度、走行位置、自車両の周辺を走行する車両である周辺車両の速度、走行位置のいずれか一つを少なくとも含む走行状態を監視するよう制御し、警告信号検出部105は、周辺車両から自車両に送信された警告または合図である警告信号を検出し、出力制御部108aは、走行基準モデルと走行情報から警告信号の警告理由を識別し、識別した警告理由を出力するよう制御することとしたので、警音器104a、前照灯104bまたは方向指示灯104cにより警告信号を送信した警告理由を識別することができる。
また、警告信号の信号源の方向と周辺車両の走行情報から警告信号を送信した周辺車両である警告車両を識別し、識別した警告車両を出力するよう制御することとしたので、警音器104a、前照灯104bまたは方向指示灯104cにより警告信号を送信した警告車両を識別することができる。
(2)警告情報伝達装置の構成
次に、本実施例に係る警告情報伝達装置10の構成について説明する。図1に示すように、警告情報伝達装置10は、入力部101、出力部102、記憶部103、警告信号送信部104、警告信号検出部105、走行状態監視部106、車間通信部107、制御部108を有する。
入力部101は、車間通信部107を経由して警告車両への問合せ、応答などの通信文を出力部102の表示画面上で選択または入力するタッチペンまたは音声入力する音声認識装置、マイクロフォンなどである。勿論、キーボードやマウスを用いて表示画面上で入力することも可能である。
出力部102は、出力制御部108aが識別した警告理由および警告理由を出力する出力装置であり、CRT(Cathode Ray Tube)、LCD(Liquid Crystal Display)などの画像表示装置またはスピーカなどの音声出力装置である。
記憶部103は、RAM(Random Access Memory)などの記憶装置であり、走行基準モデル記憶部103a、走行情報記憶部103bを有する。走行基準モデル記憶部103aは、自車両の走行基準である走行基準モデルを記憶する記憶部であり、ドライバが自車両を運転する場合に守るべき道路交通法、道路交通法施行令などの運転規則または運転慣習である走行基準モデルを記憶する。また、走行情報記憶部103bは、自車両に関する速度、走行位置、自車両の周辺を走行する車両である周辺車両の速度、走行位置のいずれか一つを少なくとも含む走行状態の情報である走行情報を記憶する記憶部である。なお、走行基準モデル記憶部103aの一例については、別途詳細に説明する。
警告信号送信部104は、自車両のドライバの警告または合図を警告信号として送信する装置であり、ホーンとも呼ばれる警音器104a、ヘッドランプとも呼ばれる前照灯104b、ターンシグナルランプまたはハザードランプとも呼ばれる方向指示灯104c、それらを駆動する電源、電源をON/OFFするボタン、スイッチを有する。警音器104aは、車両の走行中危険が予知される場合に鳴らし、周辺車両や歩行者などに対し警告を発する警告装置であり、道路運送車両の保安基準に詳細な装備条件が定められている。
ここで、図2を参照して、図1に示す警告情報伝達装置10の警告信号送信部104の前照灯および方向指示灯について説明する。図2は、図1に示す警告情報伝達装置10の警告信号送信部104の前照灯および方向指示灯を示す図である。前照灯104bは、本来、夜間に車両が走行するときに、前方の障害物を確認するための照明灯であるが、前照灯104bを点滅することによって対向車両のドライバに警告または注意を喚起するための警告信号、すなわちパッシングを送信する警告表示灯として用いられる。また、方向指示灯104cは、車両の進路変更を、前方、後方および側方の車両に知らせる警告表示灯であり、毎分60〜120回点滅し、灯光の色はアンバである。
なお、図2に示すように、前照灯104b、方向指示灯以外にも、車両の制動を後方へ表示し、追突を防止する制動灯、夜間車両が後退するときの後方の障害物を確認する照明灯であると共に車両の後退を後方に表示する警告表示灯である後退灯、霧、降雨などの悪天候やほこりの立ちこもった状態で前照灯104bの補助ランプとして使用する霧灯などがある。
図1の説明に戻ると、警告信号検出部105は、自車両に送信された警告信号を検出する装置であり、マイクロフォン105a、ビデオカメラ105bを有する。警告信号検出部105は、警音器104aからの音声信号についてはマイクロフォン105a、前照灯104bや方向指示灯10cからの光信号についてはビデオカメラ105bで検出する。また、警告信号検出部105は、警音器104aによる音声警告信号の信号源の方向を検出する場合、例えば、距離を離して設置した二つのマイクロフォンで受信した音声警告信号の強度および時間の差から音声警告信号の送信方向を検出する。また、走行状態監視部106は、自車両に関する速度、走行位置、自車両の周辺を走行する車両である周辺車両の速度、走行位置のいずれか一つを少なくとも含む走行状態を監視する監視装置であり、具体的には、車速センサ106a、レーダ106b、ナビゲーションシステム106cおよびビデオカメラ106dによって走行状態を監視する。
車速センサ106aは、自車両の速度を検出するセンサである。また、レーダ106bは、自車両に対する周辺車両の車間距離または相対速度を検出する装置である。また、ナビゲーションシステム106cは、自車両の走行している場所、例えば交差点、まがりかど、料金徴収所、高速道路などの走行位置に関する情報を提供するシステムである。また、ビデオカメラ106dは、自車両と周辺車両の位置関係、自車両や周辺車両の走行車線、自車両や周辺車両が車線変更をしたか否か、または自車両のトランクや積荷に問題があるか否かなどを識別する映像情報を提供する撮影装置である。
車間通信部107は、自車両と周辺車両の間で通信を行う通信装置である。また、制御部108は、警告情報伝達装置10の全体制御を行う制御部であり、出力制御部108a、監視制御部108b、通信制御部108cを有する。出力制御部108aは、走行基準モデルと走行情報から警告信号の警告理由を識別し、識別した警告理由を出力するよう制御する処理部である。また、出力制御部108aは、警告信号の信号源の方向と周辺車両の走行情報から警告信号を送信した周辺車両である警告車両を識別し、識別した警告車両を出力するよう制御する。
監視制御部108bは、自車両に関する速度、走行位置、自車両の周辺を走行する車両である周辺車両の速度、走行位置のいずれか一つを少なくとも含む走行状態を監視するよう制御する処理部である。また、監視制御部108bは、車速センサ106a、レーダ106b、ナビゲーションシステム106c、ビデオカメラ106cのいずれか一つを少なくとも用いて走行状態を監視するよう制御する。
通信制御部108cは、車間通信部107によって警告信号に応答するよう制御すると共に、出力制御部108aによって警告車両および/または警告理由を識別できない場合は、車間通信部107によって警告車両および/または警告理由を問い合せるよう制御する処理部である。
(3)走行基準モデルの一例
次に、図3を参照して、図1に示す警告情報伝達装置の走行基準モデルの一例について説明する。図3は、図1に示す警告情報伝達装置の走行基準モデルの一例を示す図である。走行基準モデルは、自車両の走行基準であり、ドライバが自車両を運転する場合に守るべき道路交通法、道路交通法施行令などの運転規則または運転慣習からなる。図3は、道路交通法、道路交通法施行令および慣習に基づいて警音器104a、前照灯104b、または方向指示灯104cを用いる一例を示したものである。図3の1〜4は、道路交通法および道路交通法施行令に基づく警音器104aおよび方向指示灯104bによる警告信号の一例である。これによれば、前照灯104bは、警告信号を出す警告表示灯としては規定されていない。一方、図3の5〜10は、警告信号を送信する警告信号送信手段として警音器104a、前照灯104bまたは方向指示灯104cを慣習的に用いている一例を示したものである。
図3に示すように、警告信号に関する走行基準モデルは、警告信号の種類301、警告/合図の理由302、対象車両303、時期304、場所305、自車両の速度306、車間距離307などについて規定されている。警告信号の種類301は、警音器104a、前照灯104b、方向指示灯104cによる警告信号の3つである。また、警告/合図の理由は、道路交通法、道路交通法施行令または慣習によるものである。対象車両303は、警告を送信する対象となる車両である。また、時期304は、警告信号を送信するタイミングである。また、場所305は、警告信号を発信する場所である。また、自車両の速度306は、警告を送信するときの自車両の速度である。また、車間距離307は、自車両と対象車両303の車間距離である。図3の各欄の横棒は、特に規定が無いことを意味している。なお、図3の2の警告の理由302の危険な行為とは、突然前触れも無く急ブレーキをかける、方向指示灯による警告をせずに右折、左折、転回、車線変更をする、非優先道路から優先道路に飛び出すなどの運転行為である。
以下においては、警告信号のより具体的な例として、(4)自車両が車線変更して後続の車両から警音器による警告を受けた場合の一例、(5)自車両が交差点で右折待ちし、他車両がパッシングして道を譲る場合の一例、(6)自車両が交差点で右折待ちし、他車両がパッシングしながら通過する場合の一例、(7)自車両が高速道路の一番右側の車線を走行し、後続の他車両が右側の方向指示灯を点滅させて接近してくる場合の一例、(8)自車両が交差点で道を譲って、他車両が謝意を表する場合の一例について説明する。
(4)自車両が車線変更して後続の車両から警音器による警告を受けた場合の一例
次に、図4を参照して、自車両2が車線変更をして後続の他車両4から警音器による警告を受けた場合の一例を説明する。図4は、自車両2が車線変更をして後続の他車両4から警音器による警告を受けた場合の一例を示す図である。
同図に示すように、自車両2が左車線から右車線に車線変更するとき、他車両4が警音器104aにより警告をした。警告情報伝達装置10は、これを検出し、走行基準モデルおよび走行情報から警告の理由を識別し、識別した警告の理由を出力する。これによれば、自車両2が方向指示器104cを点滅する時間が走行基準モデルの3秒間より短かったのか、他車両4との車間距離が危険と感じられるほど短かったかのどちらかである。
(5)自車両が交差点で右折待ちし、他車両がパッシングして道を譲る場合の一例
次に、図5を参照して、自車両2が交差点で右折待ちし、他車両4がパッシングしながら道を譲る場合の一例を説明する。図5は、自車両2が交差点で右折待ちし、他車両4がパッシングしながら道を譲る場合の一例を示す図である。同図に示すように、他車両4は、パッシングしながら減速し、交差点の手前で停止する。警告情報伝達装置10は、これを監視し、走行基準モデルおよび走行情報から他車両4のパッシングが右折待ちしている自車両2に道を譲るという警告であると識別し、識別した警告の理由を出力する。
(6)自車両が交差点で右折待ちし、他車両がパッシングしながら通過する場合の一例
次に、図6を参照して、自車両2が交差点で右折待ちし、他車両4がパッシングしながら通過する場合の一例を説明する。図6は、自車両2が交差点で右折待ちし、他車両4がパッシングしながら通過する場合の一例を示す図である。同図に示すように、他車両4は、パッシングしながら速度を緩めずに右折待ちしている自車両2の傍を通過する。警告情報伝達装置10は、これを監視し、走行基準モデルおよび走行情報から他車両4のパッシングが通過するので注意との警告であると識別し、識別した警告の理由を出力する。
(7)自車両が高速道路の一番右側の車線を走行し、後続の他車両が右側の方向指示灯を点滅させて接近してくる場合の一例
次に、図7を参照して、自車両2が高速道路の一番右側の車線を走行し、後続の他車両4が右側の方向指示灯を点滅して接近してくる場合の一例を説明する。図7は、自車両2が高速道路の一番右側の車線を走行し、後続の他車両4が右側の方向指示灯を点滅して接近してくる場合の一例を示す図である。同図に示すように、自車両2は、高速道路の一番右側の車線を走行しているので、後続の他車両4は、その右側を走ることができない。それでも、他車両4が右側の方向指示灯104cを点滅しながら、自車両2に接近してくる。警告情報伝達装置10は、これを監視し、走行基準モデルおよび走行情報から自車両2に対して車線変更を要求する警告であると識別し、識別した警告の理由を出力する。
(8)自車両が交差点で道を譲って、他車両が謝意を表する場合の一例
次に、図8を参照して、自車両2が交差点で道を譲って、他車両4が謝意を表する場合の一例について説明する。図8は、自車両2が交差点で道を譲って、他車両4が謝意を表する場合の一例を示す図である。同図に示すように、他車両4が交差点で右折待ちし、自車両2が交差点の手前で停止して道を譲った。他車両4は、自車両2の対向車線に右折しながら警音器104aを短く鳴らした。警告情報伝達装置10は、これを検出し、走行基準モデルおよび走行情報から自車両2が道を譲ったことに対する謝意であると識別し、識別した警告の理由を出力する。
(9)警告情報伝達装置の警告情報伝達手順
次に、図9を参照して、図1に示す警告情報伝達装置10の警告情報伝達手順について説明する。図9は、図1に示す警告情報伝達装置10の警告情報伝達手順を示すフローチャートである。
同図に示すように、監視制御部108bは、走行状態監視部106を制御し、自車両に関する速度、走行位置、自車両の周辺を走行する車両である周辺車両の速度、走行位置のいずれか一つを少なくとも含む走行状態を監視し(ステップS901)、走行情報記憶部103bに走行情報を記憶させる(ステップS902)。そして、出力制御部108aは、周辺車両から警告信号を検出したか否かを調べる(ステップS903)。その結果、周辺車両から警告信号を検出していない場合は(ステップS903否定)、出力制御部108aは、ステップS901に戻る。
一方、周辺車両から警告信号を検出した場合は(ステップS903肯定)、出力制御部108aは、走行情報記憶部103bから走行情報を読み出す(ステップS904)。そして、出力制御部108aは、警告信号が音声による警告であるか否かを調べる(ステップS905)。その結果、警告信号が音声による警告である場合には(ステップS905肯定)、出力制御部108aは、警告信号を送信した周辺車両である警告車両を識別し(ステップS906)、また走行基準モデルと走行情報から警告信号の警告理由を識別する(ステップS907)。
一方、警告信号が音声による警告でない場合には(ステップS905否定)、出力制御部108aは、警告信号がパッシングによる警告であるか否かを調べる(ステップS908)。その結果、警告信号がパッシングによる警告である場合は(ステップS908肯定)、出力制御部108aは、警告信号を送信した周辺車両である警告車両を識別し(ステップS909)、また走行基準モデルと走行情報からパッシングによる警告理由を識別する(ステップS910)。
一方、警告信号がパッシングによる警告でない場合は(ステップS908否定)、出力制御部108aは、警告信号を送信した周辺車両である警告車両を識別し(ステップS911)、また走行基準モデルと走行情報から方向指示灯104cによる警告理由を識別する(ステップS912)。そして、出力制御部108aは、走行基準モデルと走行情報から該当する警告理由があるか否かを調べる(ステップS913)。その結果、走行基準モデルと走行情報から該当する警告理由が無い場合は(ステップS913否定)、通信制御部108cは、警告信号を送信した周辺車両と車間通信を行い、警告理由を問合せ、確認する(ステップS914)。
一方、走行基準モデルと走行情報から該当する警告理由がある場合は(ステップS913肯定)、出力制御部108aは、警告車両および警告理由を出力する(ステップS915)。そして、通信制御部108cは、車間通信部107によって警告理由に対する自車両の応答、例えば謝る、道を譲るなどを警告車両に伝達する(ステップS916)。このように、本手順に依れば警告情報伝達装置10は、警音器104a、前照灯104bまたは方向指示灯104cにより警告信号を送信した警告車両および警告理由を識別し、識別した警告車両および警告理由を出力して、自車両の対応を周辺車両に伝達することができる。
(10)警告車両の識別手順
次に、図10を参照して、図9に示す警告車両の識別手順、ステップS906、ステップS909、ステップS911をさらに詳細に説明する。図10は、図9に示す警告車両の識別手順、ステップS906、ステップS909、ステップS911をさらに詳細に示すフローチャートである。
同図に示すように、出力制御部108aは、警告信号検出部105および走行情報記憶部103bから警告信号の信号源の方向と周辺車両の走行情報を取得し(ステップS1001)、警告車両を識別する(ステップS1002)。そして、警告信号の信号源の方向と周辺車両の走行情報から警告車両が識別できたか否かを調べる(ステップS1003)。その結果、警告信号の信号源の方向と周辺車両の走行情報から警告車両が識別できた場合は(ステップS1003肯定)、出力制御部108aは、本手順を終了する。一方、警告信号の信号源の方向と周辺車両の走行情報から警告車両が識別できない場合は(ステップS1003否定)、通信制御部108cが、車間通信部107によって警告車両を問合せ、確認する(ステップS1004)。このように、本手順によれば、警告情報伝達装置10は、出力制御部108aが警告信号の信号源の方向と周辺車両の走行情報から警告信号を送信した周辺車両である警告車両を識別し、出力制御部108aによって警告車両を識別できない場合は、車間通信部107によって警告車両を問い合せ、確認することができる。
(11)音声による警告理由の識別手順
次に、図11を参照して、図9に示す音声による警告理由の識別手順、ステップS907をさらに詳細に説明する。図11は、図9に示す音声による警告理由の識別手順、ステップS907をさらに詳細に示すフローチャートである。
同図に示すように、出力制御部108aは、検出された音声警告信号が短いか否かを調べる(ステップS1101)。その結果、検出された音声警告信号が短い場合は(ステップS1101肯定)、出力制御部108aは、走行基準モデルと走行情報から音声警告信号が謝意を表する合図であると識別する(ステップS1102)。
一方、検出された音声警告信号が短くない場合は(ステップS1101否定)、出力制御部108aは、音声警告信号が前方から検出されたか否かを調べる(ステップS1103)。その結果、音声警告信号が前方から検出された場合は(ステップS1103肯定)、さらに、音声警告信号が検出された場所は見とおしのきかない場所であるか否かを調べる(ステップS1104)。その結果、音声警告信号が検出された場所が見とおしのきかない場所である場合は(ステップS1104肯定)、出力制御部108aは、走行基準モデルと走行情報から対向車両ありとの警告であると識別する(ステップS1105)。
一方、音声警告信号が検出された場所は見とおしのよい場所である場合は(ステップS1104否定)、出力制御部108aは、自車両が危険な行為をしているか否かを調べる(ステップS1106)。その結果、自車両が危険な行為をしている場合は(ステップS1106肯定)、出力制御部108aは、走行基準モデルと走行情報から危険な行為に対する警告であると識別する(ステップS1107)。一方、自車両が危険な行為をしていない場合は(ステップS1106否定)、出力制御部108aは、走行基準モデルと走行情報から警告理由が見当たらないと識別する(ステップS1108)。なお、危険な行為とは、突然前触れも無く急ブレーキをかける、方向指示灯による警告をせずに右折、左折、転回、車線変更をする、非優先道路から優先道路に飛び出すなどの運転行為である。
これに対して、音声警告信号が後方から検出された場合は(ステップS1103否定)、出力制御部108aは、自車両が危険な行為をしているか否かを調べる(ステップS1109)。その結果、自車両が危険な行為をしている場合は(ステップS1109肯定)、出力制御部108aは、走行基準モデルと走行情報から危険な行為に対する警告であると識別する(ステップS1110)。
一方、自車両が危険な行為をしていない場合は(ステップS1109否定)、出力制御部108aは、さらに走行情報から周辺車両に対して自車両の走行速度が遅いか否かを調べる(ステップS1111)。その結果、周辺車両に対して自車両の走行速度が遅い場合は(ステップS1111肯定)、出力制御部108aは、自車両の走行速度が遅いとの警告である識別する(ステップS1112)。一方、周辺車両に対して自車両の走行速度が遅くない場合は(ステップS1111否定)、出力制御部108aは、警告理由が見当たらないと識別する(ステップS1113)。このように、本手順に依れば警告情報伝達装置10は、警告車両が警音器104aにより警告信号を送信した警告理由を識別することができる。
(12)パッシングによる警告理由の識別手順
次に、図12を参照して、パッシングによる警告理由の識別手順、ステップS910をさらに詳細に説明する。図12は、図9に示すパッシングによる警告理由の識別手順、ステップS910をさらに詳細に示すフローチャートである。
同図に示すように、出力制御部108aは、検出されたパッシング警告信号が前方からきたか否かを調べる(ステップS1201)。その結果、検出されたパッシング警告信号が前方からきた場合は(ステップS1201肯定)、出力制御部108aは、さらに自車両が交差点で右折待ちか否かを調べる(ステップS1202)。その結果、自車両が交差点で右折待ちでない場合は(ステップS1202否定)、出力制御部108aは、走行基準モデルと走行情報から前照灯104bがハイビームであるなどの警告であると識別する(ステップS1203)。
一方、自車両が交差点で右折待ちである場合は(ステップS1202肯定)、出力制御部108aは、対向車両が交差点手前で減速または停止したかを調べる(ステップS1204)。その結果、対向車両が交差点手前で減速または停止しない場合は(ステップS1204否定)、出力制御部108aは、走行基準モデルに基づいて通過するので注意との警告であると識別する(ステップS1205)。一方、対向車両が交差点手前で減速または停止した場合は(ステップS1204肯定)、出力制御部108aは、走行基準モデルから道を譲るとの合図であると識別する(ステップS1206)。
これに対して、検出されたパッシング警告信号が後方からきた場合は(ステップS1201否定)、出力制御部108aは、さらに自車両が車線変更の警告をしているか否かを調べる(ステップS1207)。この結果、自車両が車線変更の警告をしている場合は(ステップS1207肯定)、出力制御部108aは、走行基準モデルから通過するので注意との警告であると識別する(ステップS1208)。
一方、自車両が車線変更の警告をしていない場合は(ステップS1207否定)、出力制御部108aは、自車両のトランクや積荷などに問題があるか否かを調べる(ステップS1209)。その結果、自車両のトランクや積荷などに問題が無い場合は(ステップS1209否定)、出力制御部108aは、走行基準モデルから該当する警告理由が見当たらないと識別する(ステップS1210)。一方、自車両のトランクや積荷などに問題がある場合は(ステップS1209肯定)、出力制御部108aは、走行基準モデル103aに基づいて自車両のトランクや積荷などに問題があるとの警告であると識別する(ステップS1211)。このように、本手順に依れば警告情報伝達装置10は、警告車両がパッシングにより警告信号を送信した警告理由を識別することができる。
(13)方向指示灯による警告理由の識別手順
次に、図13を参照して、方向指示灯104cによる警告理由の識別手順、ステップS912をさらに詳細に説明する。図13は、図9に示す方向指示灯104cによる警告理由の識別手順、ステップS912をさらに詳細に示すフローチャートである。
同図に示すように、出力制御部108aは、検出された方向指示灯104cによる警告信号が前方からきたか否かを調べる(ステップS1301)。その結果、検出された方向指示灯104cによる警告信号が前方からきた場合は(ステップS1301肯定)、出力制御部108aは、さらに前方に交差点、まがりかどがあるか否かを調べる(ステップS1302)。その結果、前方に交差点、まがりかどがある場合は(ステップS1302肯定)、出力制御部108aは、走行基準モデルから右折、左折、転回、車線変更の警告であると識別する(ステップS1303)。
一方、前方に交差点、まがりかどがない場合は(ステップS1302否定)、出力制御部108aは、さらに他車両が減速し、左側に寄っているか否かを調べる(ステップS1304)。その結果、他車両が減速し、左側に寄っていない場合は(ステップS1304否定)、出力制御部108aは、走行基準モデル103aから該当する警告理由が見当たらないと識別する(ステップS1305)。一方、他車両が減速し、左側に寄っている場合は(ステップS1304肯定)、出力制御部108aは、走行基準モデルから他車両が停車するとの警告であると識別する(ステップS1306)。
これに対して、検出された方向指示灯104cによる警告信号が後方からきた場合は(ステップS1301否定)、出力制御部108aは、さらに右の方向指示灯104cによる警告であるか否かを調べる(ステップS1307)。その結果、左の方向指示灯104cによる警告である場合は(ステップS1307否定)、出力制御部108aは、ステップS1302に戻り、ステップS1302〜ステップS1306の手順を行う。
一方、右の方向指示灯による警告である場合は(ステップS1307肯定)、出力制御部108aは、さらに自車両が高速道路の一番右を走行中であるか否かを調べる(ステップS1308)。その結果、自車両が高速道路の一番右を走行中でない場合は(ステップS1308否定)、出力制御部108aは、ステップS1302に戻り、ステップS1302〜ステップS1306の手順を行う。一方、自車両が高速道路の一番右を走行中である場合は(ステップS1308肯定)、出力制御部108aは、走行基準モデルから他車両が車線変更を要求する合図であると識別する(ステップS1309)。このように、本手順に依れば警告情報伝達装置10は、警告車両が方向指示灯104cにより警告信号を送信した警告理由を識別することができる。
上述してきたように、本実施例では、走行基準モデル記憶部103aは、自車両の走行基準である走行基準モデルを記憶し、監視制御部108bは、自車両に関する速度、走行位置、自車両の周辺を走行する車両である周辺車両の速度、走行位置のいずれか一つを少なくとも含む走行状態を監視するよう制御し、警告信号検出部105は、周辺車両から自車両に送信された警告または合図である警告信号を検出し、出力制御部108aは、走行基準モデルと走行情報から警告信号の警告理由を識別し、識別した警告理由を出力するよう制御することとしたので、警音器104a、前照灯104bまたは方向指示灯104cにより警告信号を送信した警告理由を識別することができる。
また、車速センサ106a、レーダ106b、ナビゲーションシステム106c、ビデオカメラ106dのいずれか一つを少なくとも用いて走行状態を監視するよう制御することとしたので、警音器104a、前照灯104bまたは方向指示灯104cにより警告信号を送信した警告車両および警告理由を識別することができる。
また、周辺車両から警音器104a、前照灯104bまたは方向指示灯104cによって送信された警告信号と警告信号の信号源の方向を検出することとしたので、警音器104a、前照灯104bまたは方向指示灯104cにより警告信号を送信した警告車両および警告理由を識別することができる。
また、警告信号の信号源の方向と周辺車両の走行情報から警告信号を送信した周辺車両である警告車両を識別し、識別した警告車両を出力するよう制御することとしたので、警音器104a、前照灯104bまたは方向指示灯104cにより警告信号を送信した警告車両を識別することができる。
また、自車両と周辺車両の間で通信を行い、警告信号に応答するよう制御すると共に、警告車両および/または警告理由を識別できない場合は、警告車両および/または警告理由を問い合せるよう制御することとしたので、自車両と警告車両の間で警告情報を双方向に伝達できる。
さて、これまで本発明の実施例について説明したが、本発明は上述した実施例以外にも、上記特許請求の範囲に記載した技術的思想の範囲内において種々の異なる実施例にて実施されてもよいものである。
例えば、本実施例では、車速センサ106a、レーダ106b、ナビゲーションシステム106cおよびビデオカメラ106dによって自車両および周辺車両に関する走行状態を監視する場合について説明したが、これだけに限定されるものではなく、高度道路交通システムから自車両および周辺車両の現在位置情報を受信する路車間通信装置をさらに使用して走行状態を監視する場合について適用できる。
また、本実施例では、前照灯104bや方向指示灯10cについてはビデオカメラ105bで検出する場合について説明したが、これだけに限定されるものではなく、他の光学センサによって検出する場合について適用できる。
また、本実施例において説明した各処理のうち、自動的におこなわれるものとして説明した処理の全部または一部を手動的におこなうこともでき、あるいは、手動的におこなわれるものとして説明した処理の全部または一部を公知の方法で自動的におこなうこともできる。この他、上記文書中や図面中で示した処理手順、制御手順、具体的名称、各種のデータやパラメータを含む情報については、特記する場合を除いて任意に変更することができる。
また、図示した各装置の各構成要素は機能概念的なものであり、必ずしも物理的に図示の如く構成されていることを要しない。すなわち、各装置(警告情報伝達装置)の分散・統合の具体的形態は図示のものに限られず、その全部または一部を、各種の負荷や使用状況などに応じて、任意の単位で機能的または物理的に分散・統合して構成することができる。さらに、各装置にて行なわれる各処理機能は、その全部または任意の一部が、CPUおよび当該CPUにて解析実行されるプログラムにて実現され、あるいは、ワイヤードロジックによるハードウェアとして実現され得る。
なお、本実施例で説明した警告情報伝達方法は、あらかじめ用意されたプログラムをパーソナル・コンピュータやワークステーションなどのコンピュータで実行することによって実現することができる。このプログラムは、インターネットなどのネットワークを介して配布することができる。また、このプログラムは、ハードディスク、フレキシブルディスク(FD)、CD−ROM、MO、DVDなどのコンピュータで読み取り可能な記録媒体に記録され、コンピュータによって記録媒体から読み出されることによって実行することもできる。
以上のように、本発明にかかる警告情報伝達装置は、車両の警告情報伝達装置に有用であり、特に、自動車の警告情報伝達装置に適している。
本実施例に係る警告情報伝達装置の構成を示す機能ブロック図である。 図1に示す警告情報伝達装置の警告信号送信部の前照灯および方向指示灯を示す図である。 図1に示す警告情報伝達装置の走行基準モデルの一例を示す図である。 自車両が車線変更をして後続の他車両から警音器による警告を受けた場合の一例を示す図である。 自車両が交差点で右折待ちし、他車両がパッシングしながら道を譲る場合の一例を示す図である。 自車両が交差点で右折待ちし、他車両がパッシングしながら通過する場合の一例を示す図である。 自車両が高速道路の一番右側の車線を走行し、後続の他車両が右側の方向指示灯を点滅して接近してくる場合の一例を示す図である。 自車両が交差点で道を譲って、他車両が謝意を表する場合の一例を示す図である。 図1に示す警告情報伝達装置の警告情報伝達手順を示すフローチャートである。 図9に示す警告車両の識別手順をさらに詳細に示すフローチャートである。 図9に示す音声警告情報の出力手順をさらに詳細に示すフローチャートである。 図9に示すパッシング警告情報の出力手順をさらに詳細に示すフローチャートである。 図9に示す方向指示灯による警告情報の出力手順をさらに詳細に示すフローチャートである。
符号の説明
2 自車両
4 他車両
10 警告情報伝達装置
101 入力部
102 出力部
103 記憶部
103a 走行基準モデル記憶部
103b 走行情報記憶部
104 警告信号送信部
104a 警音器
104b 前照灯
104c 方向指示灯
105 警告信号検出部
105a マイクロフォン
105b ビデオカメラ
106 走行状態監視部
106a 車速センサ
106b レーダ
106c ナビゲーションシステム
106d ビデオカメラ
107 車間通信部
108 制御部
108a 出力制御部
108b 監視制御部
108c 通信制御部
301 警告信号の種類
302 警告/合図の理由
303 対象車両
304 時期
305 場所
306 自車両の速度
307 車間距離

Claims (13)

  1. 自車両の走行基準である走行基準モデルを記憶する走行基準モデル記憶手段と、
    前記自車両に関する速度、走行位置、前記自車両の周辺を走行する車両である周辺車両の速度、走行位置のいずれか一つを少なくとも含む走行状態を監視するよう制御する監視制御手段と、
    前記周辺車両から前記自車両に送信された警告または合図である警告信号を検出する警告信号検出手段と、
    前記走行基準モデルと前記走行情報から前記警告信号の警告理由を識別し、識別した警告理由を出力するよう制御する出力制御手段と、
    を備えたことを特徴とする警告情報伝達装置。
  2. 前記監視制御手段は、車速センサ、レーダ、ナビゲーションシステム、ビデオカメラ、路車間通信装置のいずれか一つを少なくとも用いて前記走行状態を監視するよう制御することを特徴とする請求項1に記載の警告情報伝達装置。
  3. 前記警告信号検出手段は、前記周辺車両から警音器、前照灯または方向指示灯によって送信された前記警告信号と該警告信号の信号源の方向を検出することを特徴とする請求項1に記載の警告情報伝達装置。
  4. 前記出力制御手段は、前記警告信号の信号源の方向と前記周辺車両の走行情報から前記警告信号を送信した周辺車両である警告車両を識別し、識別した警告車両を出力するよう制御することを特徴とする請求項1、2、または3に記載の警告情報伝達装置。
  5. 前記自車両と前記周辺車両の間で通信を行う車間通信手段と、
    前記車間通信手段によって前記警告信号に応答するよう制御すると共に、前記出力制御手段によって前記警告車両および/または前記警告理由を識別できない場合は、前記車間通信手段によって前記警告車両および/または前記警告理由を問い合せるよう制御する通信制御手段と、
    をさらに備えたことを特徴とする請求項1または4に記載の警告情報伝達装置。
  6. 自車両の走行基準である走行基準モデルを記憶する走行基準モデル記憶工程と、
    前記自車両に関する速度、走行位置、前記自車両の周辺を走行する車両である周辺車両の速度、走行位置のいずれか一つを少なくとも含む走行状態を監視するよう制御する監視制御工程と、
    前記周辺車両から前記自車両に送信された警告または合図である警告信号を検出する警告信号検出工程と、
    前記走行基準モデルと前記走行情報から前記警告信号の警告理由を識別し、識別した警告理由を出力するよう制御する出力制御工程と、
    を含んだことを特徴とする警告情報伝達方法。
  7. 前記監視制御工程は、車速センサ、レーダ、ナビゲーションシステム、ビデオカメラ、路車間通信装置のいずれか一つを少なくとも用いて前記走行状態を監視するよう制御することを特徴とする請求項6に記載の警告情報伝達方法。
  8. 前記警告信号検出工程は、前記周辺車両から警音器、前照灯または方向指示灯によって送信された前記警告信号と該警告信号の信号源の方向を検出することを特徴とする請求項6に記載の警告情報伝達方法。
  9. 前記出力制御工程は、前記警告信号の信号源の方向と前記周辺車両の走行情報から前記警告信号を送信した周辺車両である警告車両を識別し、識別した警告車両を出力するよう制御することを特徴とする請求項6、7、または8に記載の警告情報伝達方法。
  10. 前記自車両と前記周辺車両の間で通信を行う車間通信工程と、
    前記車間通信工程によって前記警告信号に応答するよう制御すると共に、前記出力制御工程によって前記警告車両および/または前記警告理由を識別できない場合は、前記車間通信工程によって前記警告車両および/または前記警告理由を問い合せるよう制御する通信制御工程と、
    をさらに含んだことを特徴とする請求項6または9に記載の警告情報伝達方法。
  11. 自車両の走行基準である走行基準モデルを記憶する走行基準モデル記憶手順と、
    前記自車両に関する速度、走行位置、前記自車両の周辺を走行する車両である周辺車両の速度、走行位置のいずれか一つを少なくとも含む走行状態を監視するよう制御する監視制御手順と、
    前記周辺車両から前記自車両に送信された警告または合図である警告信号を検出する警告信号検出手順と、
    前記走行基準モデルと前記走行情報から前記警告信号の警告理由を識別し、識別した警告理由を出力するよう制御する出力制御手順と、
    をコンピュータに実行させることを特徴とする警告情報伝達プログラム。
  12. 前記出力制御手順は、前記警告信号の信号源の方向と前記周辺車両の走行情報から前記警告信号を送信した周辺車両である警告車両を識別し、識別した警告車両を出力するよう制御することを特徴とする請求項11に記載の警告情報伝達プログラム。
  13. 前記自車両と前記周辺車両の間で通信を行う車間通信手順と、
    前記車間通信手順によって前記警告信号に応答するよう制御すると共に、前記出力制御手順によって前記警告車両および/または前記警告理由を識別できない場合は、前記車間通信手順によって前記警告車両および/または前記警告理由を問い合せるよう制御する通信制御手順と、
    をさらにコンピュータに実行させることを特徴とする請求項11または12に記載の警告情報伝達プログラム。
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