JP2005221770A - 鏡筒ならびに鏡筒を備えた撮像装置 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】 レンズ群を当該レンズ群の光軸に平行な方向へ移動可能に保持する鏡筒であって、レンズ群を光軸に平行な方向に移動可能に保持する保持機構と、光軸を中心軸とする円筒状のステータと、ステータと同軸の円筒状であってステータに対して中心軸まわりに回転するロータとを含む電磁モータと、ロータの回転運動を、保持機構によりレンズ群が光軸に平行な方向へ移動するための直進運動に変換する変換機構と、ロータを磁力により光軸に平行な方向へ付勢する付勢手段とを備える。
【選択図】 図1
Description
レンズ群を保持する鏡筒であって、
レンズ群を光軸に平行な方向に移動可能に保持する保持機構と、
光軸を中心軸とする円筒状のステータと、ステータと同軸の円筒状であってステータに対して中心軸まわりに回転するロータとを含む電磁モータと、
ロータの回転運動を、保持機構によりレンズ群が光軸に平行な方向へ移動するための直進運動に変換する変換機構と、
ロータを磁力により光軸に平行な方向へ付勢する付勢手段とを備える。
以上の構成により、電磁モータのロータの光軸に平行な方向の軸受けの長さが短くても、付勢手段による付勢力によって、ロータを常にガタなく安定した姿勢に保つことができる。したがって、ロータの位置決め精度を向上させることができる。
ロータに設けられた第1の磁性部材と、
ロータとは異なる部材に設けられた第2の磁性部材とからなり、
付勢手段の付勢力は、第1及び第2の磁性部材の間に作用する磁気的な引力である。
ロータは、円筒状のロータマグネットを有し、
鏡筒は、光軸に平行な方向においてロータマグネットと対向する位置に設けられた強磁性体板を含み、
付勢手段において、
第1の磁性部材は、ロータマグネットであり、
第2の磁性部材は、強磁性体である。
ステータは、ロータと同軸な円筒状のステータヨークを有し、ステータヨークは、ステータヨークの端部を延長してなり、当該端部を鏡筒の光軸に平行な方向においてロータと対向するように形成されたステータ突起部を持ち、
ロータは、円筒状のロータマグネットを有し、
付勢手段において、
第1の磁性部材は、ロータマグネットであり、
第2の磁性部材は、ステータ突起部である。
ステータは、ロータと同軸な円筒状のステータヨークを有し、
ロータは、円筒状のロータマグネットを有し、
ステータヨークは、ロータマグネットの光軸に平行な方向の端部に対向する位置に、ステータヨークとロータマグネットとの間の磁束密度を低減させる切り欠け部を持ち、
付勢手段は、
ステータヨークの切り欠け部と、
ロータマグネットとからなる。
第1のレンズ群と第2のレンズ群とを互いの光軸を共有するように保持する鏡筒であって、
第1のレンズ群を光軸に平行な方向に移動可能に保持する第1の保持機構と、
第2のレンズ群を光軸に平行な方向に移動可能に保持する第2の保持機構と、
光軸を中心軸とする円筒状の第1のステータと、第1のステータと同軸の円筒状であって第1のステータに対して中心軸まわりに回転する第1のロータとを含む第1の電磁モータと、
光軸を中心軸とする円筒状の第2のステータと、第2のステータと同軸の円筒状であって第2のステータに対して中心軸まわりに回転する第2のロータとを含む第2の電磁モータと、
第1のロータの回転運動を、第1の保持機構により第1のレンズ群が光軸に平行な方向へ移動するための直進運動に変換する第1の変換機構と、
第2のロータの回転運動を、第2の保持機構により第2のレンズ群が光軸に平行な方向へ移動するための直進運動に変換する第2の変換機構と、
第1のロータを磁力により光軸に平行な方向へ付勢する第1の付勢手段と、
第2のロータを磁力により光軸に平行な方向へ付勢する第2の付勢手段とを備え、
第1の付勢手段及び第2の付勢手段は、第1のロータ及び第2のロータを互いに離間する方向に付勢する。
以上の構成により、第1及び第2のロータの光軸に平行な方向の軸受けの長さが短くても、付勢手段による付勢力によって、各ロータを常にガタなく安定した姿勢に保つことができる。したがって、各ロータの位置決め精度を向上させることができる。
特に、第1の付勢手段及び第2の付勢手段は、第1のロータ及び第2のロータを互いに離間する方向に付勢するので、各ロータを独立して安定化することができる。
第1のロータは、円筒状の第1のロータマグネットを有し、
第2のロータは、円筒状の第2のロータマグネットを有し、
鏡胴体は、第1のロータマグネットと第2のロータマグネットとが隣接する部分に対向する位置に、鏡胴体と第1及び第2のロータマグネットとの間の磁束密度を低減させる切り欠け部を持つとともに、
第1の付勢手段は、
切り欠け部と、
第1のロータマグネットとからなり、
第1の付勢手段の付勢力は、鏡胴体と第1のロータマグネットとの間に作用する磁気的な引力であり
第2の付勢手段は、
切り欠け部と、
第2のロータマグネットとからなり、
第2の付勢手段の付勢力は、鏡胴体と第2のロータマグネットとの間に作用する磁気的な引力である。
第1のロータは、光軸に平行な方向であって第2のロータ側の端部に設けられた第1の反発用マグネットを有し、
第2のロータは、光軸に平行な方向であって第1のロータ側の端部に設けられ、第1の反発用マグネットに向けて同種の磁極を向けた第2の反発用マグネットを有し、
第1及び第2の付勢手段は、第1及び第2の反発用マグネットからなり、
第1及び第2の付勢手段の付勢力は、第1及び第2の反発用マグネットの間に作用する磁気的な斥力である。
第1の付勢手段は、第1のロータを光軸まわりの全周にわたって均一に付勢し、第2の付勢手段は、第2のロータを光軸まわりの全周にわたって均一に付勢する。
被写体の光学的な像を電気的な画像信号として出力する撮像装置であって、
レンズ群を含み、被写体の光学像を形成する撮像光学系と、
撮像光学系によって形成された光学的な像を受光し、光学的な像を電気的な画像信号に変換する撮像センサーと、
レンズ群を保持する鏡筒とを備え、
鏡筒は、
レンズ群を光軸に平行な方向に移動可能に保持する保持機構と、
光軸を中心軸とする円筒状のステータと、ステータと同軸の円筒状であってステータに対して中心軸まわりに回転するロータとを含む電磁モータと、
ロータの回転運動を、保持機構によりレンズ群が光軸に平行な方向へ移動するための直進運動に変換する変換機構と、
ロータを磁力により光軸に平行な方向へ付勢する付勢手段とを含む。
以上の構成により、電磁モータのロータの光軸に平行な方向の軸受けの長さが短くても、付勢手段による付勢力によって、ロータを常にガタなく安定した姿勢に保つことができる。したがって、ロータの位置決め精度を向上させることができる。そして、撮像装置において、レンズ群を精度よく移動させることができる。
ロータに設けられた第1の磁性部材と、
ロータとは異なる部材に設けられた第2の磁性部材とからなり、
付勢手段の付勢力は、第1及び第2の磁性部材の間に作用する磁気的な引力である。
ステータは、ロータと同軸な円筒状のステータヨークを有し、
ロータは、円筒状のロータマグネットを有し、
ステータヨークは、ロータマグネットの光軸に平行な方向の端部に対向する位置に、ステータヨークとロータマグネットとの間の磁束密度を低減させる切り欠け部を持ち、
付勢手段は、
ステータヨークの切り欠け部と、
ロータマグネットとからなる。
被写体の光学的な像を電気的な画像信号として出力する撮像装置であって、
第1のレンズ群と、第2のレンズ群とを含み、被写体の光学像を形成する撮像光学系と、
撮像光学系によって形成された光学的な像を受光し、光学的な像を電気的な画像信号に変換する撮像センサーと、
第1及び第2のレンズ群を互いの光軸を共有するように光軸に平行な方向に並べて保持する鏡筒とを備え、
鏡筒は、
第1のレンズ群を光軸に平行な方向に移動可能に保持する第1の保持機構と、
第2のレンズ群を光軸に平行な方向に移動可能に保持する第2の保持機構と、
光軸を中心軸とする円筒状の第1のステータと、第1のステータと同軸の円筒状であって第1のステータに対して中心軸まわりに回転する第1のロータとを含む第1の電磁モータと、
光軸を中心軸とする円筒状の第2のステータと、第2のステータと同軸の円筒状であって第2のステータに対して中心軸まわりに回転する第2のロータとを含む第2の電磁モータと、
第1のロータの回転運動を、第1の保持機構により第1のレンズ群が光軸に平行な方向へ移動するための直進運動に変換する第1の変換機構と、
第2のロータの回転運動を、第2の保持機構により第2のレンズ群が光軸に平行な方向へ移動するための直進運動に変換する第2の変換機構と、
第1のロータを磁力により光軸に平行な方向へ付勢する第1の付勢手段と、
第2のロータを磁力により光軸に平行な方向へ付勢する第2の付勢手段とを備え、
第1の付勢手段及び第2の付勢手段は、第1のロータ及び第2のロータを互いに離間する方向に付勢する。
以上の構成により、第1及び第2のロータの光軸に平行な方向の軸受けの長さが短くても、付勢手段による付勢力によって、各ロータを常にガタなく安定した姿勢に保つことができる。したがって、各ロータの位置決め精度を向上させることができる。
特に、第1の付勢手段及び第2の付勢手段は、第1のロータ及び第2のロータを互いに離間する方向に付勢するので、各ロータを独立して安定化することができる。
このため、撮像装置において、第1及び第2のレンズ群を精度よく移動させることができる。
第1のロータは、円筒状の第1のロータマグネットを有し、
第2のロータは、円筒状の第2のロータマグネットを有し、
鏡胴体は、第1のロータマグネットと第2のロータマグネットとが隣接する部分に対向する位置に、鏡胴体と第1及び第2のロータマグネットとの間の磁束密度を低減させる切り欠け部を持つとともに、
第1の付勢手段は、
切り欠け部と、
第1のロータマグネットとからなり、
第1の付勢手段の付勢力は、鏡胴体と第1のロータマグネットとの間に作用する磁気的な引力であり
第2の付勢手段は、
切り欠け部と、
第2のロータマグネットとからなり、
第2の付勢手段の付勢力は、鏡胴体と第2のロータマグネットとの間に作用する磁気的な引力である。
第1のロータは、光軸に平行な方向であって第2のロータ側の端部に設けられた第1の反発用マグネットを有し、
第2のロータは、光軸に平行な方向であって第1のロータ側の端部に設けられ、第1の反発用マグネットに向けて同種の磁極を向けた第2の反発用マグネットを有し、
第1及び第2の付勢手段は、第1及び第2の反発用マグネットからなり、
第1及び第2の付勢手段の付勢力は、第1及び第2の反発用マグネットの間に作用する磁気的な斥力である。
第2のレンズ群は、光軸に平行な方向に沿って移動することにより、撮像光学系のフォーカシングを行うフォーカスレンズ群である。
図1は、本発明の第1の実施形態に係る撮像装置の縦断面図である。図1において、撮像装置100は、光学系110と、撮像センサー120と、鏡筒130とを備えている。
はじめに、ズームカム筒136の外周部に、ロータヨーク142Bを固定し、続いてロータヨーク142B上にロータマグネット142Aを固定する。また、フォーカスカム筒137の外周部も同様に、ロータヨーク152Bを固定し、続いてロータヨーク152B上にロータマグネット152Aを固定する。
次に、組み立てられたフォーカスカム筒137を、あらかじめガイドシャフト135と強磁性体板180とが取り付けられた基盤131の固定筒131Aの外周側に挿入する。次に、あらかじめフォーカスレンズ群113が取り付けられた第3レンズ枠134を、固定筒131Aの内周側に挿入する。
さらに、組み立てられたズームカム筒136を、基盤131の固定筒131Aの外周面に挿入する。次に、あらかじめ第2ズームレンズ群112が取り付けられた第2レンズ枠133を、固定筒131Aの内周側に挿入する。このとき、第2レンズ枠133の回転規制部133Bと基盤131のガイド部131Dとを連結させる。また、第2レンズ枠133の貫通孔133Cにガイドシャフト135を貫通させて、被写体側から第2レンズ枠133を固定筒131Aに挿入する。第2レンズ枠133のピン133Aが、ズームカム筒136に到達したら、ピン133Aをカム挿入口136Dからカム溝136Bに連結させる。
次に、あらかじめステータコイル141A及びステータコイル151Aが内周面に接着された鏡胴体143を挿入して、基盤131のフランジ部131Bの所定位置に接着する。さらに、あらかじめ強磁性体170が固定されたフロントカバー160を組み込み、フロントカバー160に、ガイドシャフト135と基盤131の固定筒131Aと鏡胴体143とを接着する。以上の組立方法により、鏡筒130の組み立てられる。
図8は、本発明の第2の実施形態に係る撮像装置の鏡筒に含まれる鏡胴体の斜視図である。なお、第2の実施形態に係る撮像装置は、第1の実施形態に係る撮像装置100とほぼ等しい構成を持つ。したがって、第2の実施形態では、第1の実施形態と異なる構成を持つ部分のみ説明する。
図10は、本発明の第3の実施形態に係る撮像装置の鏡筒に含まれるロータの断面図である。なお、第3の実施形態に係る撮像装置は、第1の実施形態に係る撮像装置100とほぼ等しい構成を持つ。したがって、第3の実施形態では、第1の実施形態と異なる構成を持つ部分のみ説明する。
図9は、本発明の第4の実施形態に係る撮像装置の鏡筒の要部斜視図である。なお、第4の実施形態に係る撮像装置400は、第1の実施形態に係る撮像装置100と、それに含まれる鏡筒130とほぼ等しい構成を持つ。したがって、第4の実施形態では、第1の実施形態と異なる構成を持つ部分のみ説明する。
本発明は、以上説明した各実施形態に限定されることはなく、様々な変形が可能である。
110 光学系
120 撮像センサー
130 鏡筒
131 基盤
132 第1レンズ枠
133 第2レンズ枠
134 第3レンズ枠
135 ガイドシャフト
136 ズームカム筒
137 フォーカスカム筒
140 ズームモータ
141 ステータ
142、342 ロータ
143 鏡胴体
150 フォーカスモータ
151 ステータ
152、352 ロータ
170 強磁性体板
180 強磁性体板
234 鏡胴体
234A ステータ突起部
234B 切り欠け
342B 反発用マグネット
352B 反発用マグネット
Claims (23)
- レンズ群を保持する鏡筒であって、
前記レンズ群を光軸に平行な方向に移動可能に保持する保持機構と、
前記光軸を中心軸とする円筒状のステータと、前記ステータと同軸の円筒状であって前記ステータに対して前記中心軸まわりに回転するロータとを含む電磁モータと、
前記ロータの回転運動を、前記保持機構により前記レンズ群が前記光軸に平行な方向へ移動するための直進運動に変換する変換機構と、
前記ロータを磁力により前記光軸に平行な方向へ付勢する付勢手段とを備える、鏡筒。 - 前記付勢手段は、
前記ロータに設けられた第1の磁性部材と、
前記ロータとは異なる部材に設けられた第2の磁性部材とからなり、
前記付勢手段の付勢力は、前記第1及び第2の磁性部材の間に作用する磁気的な引力である、請求項1に記載の鏡筒。 - 前記ロータは、円筒状のロータマグネットを有し、
前記鏡筒は、前記光軸に平行な方向において前記ロータマグネットと対向する位置に設けられた強磁性体板を含み、
前記付勢手段において、
前記第1の磁性部材は、前記ロータマグネットであり、
前記第2の磁性部材は、前記強磁性体である、請求項2に記載の鏡筒。 - 前記ステータは、前記ロータと同軸な円筒状のステータヨークを有し、前記ステータヨークは、前記ステータヨークの端部を延長してなり、当該端部を前記鏡筒の前記光軸に平行な方向において前記ロータと対向するように形成されたステータ突起部を持ち、
前記ロータは、円筒状のロータマグネットを有し、
前記付勢手段において、
前記第1の磁性部材は、前記ロータマグネットであり、
前記第2の磁性部材は、前記ステータ突起部である、請求項2に記載の鏡筒。 - 前記ステータは、前記ロータと同軸な円筒状のステータヨークを有し、
前記ロータは、円筒状のロータマグネットを有し、
前記ステータヨークは、前記ロータマグネットの前記光軸に平行な方向の端部に対向する位置に、前記ステータヨークと前記ロータマグネットとの間の磁束密度を低減させる切り欠け部を持ち、
前記付勢手段は、
前記ステータヨークの切り欠け部と、
前記ロータマグネットとからなる、請求項1に記載の鏡筒。 - 前記付勢手段は、前記ロータを光軸まわりの全周にわたって均一に付勢する、請求項1に記載の鏡筒。
- 第1のレンズ群と第2のレンズ群とを互いの光軸を共有するように前記光軸に平行な方向に並べて保持する鏡筒であって、
前記第1のレンズ群を前記光軸に平行な方向に移動可能に保持する第1の保持機構と、
前記第2のレンズ群を前記光軸に平行な方向に移動可能に保持する第2の保持機構と、
前記光軸を中心軸とする円筒状の第1のステータと、前記第1のステータと同軸の円筒状であって前記第1のステータに対して前記中心軸まわりに回転する第1のロータとを含む第1の電磁モータと、
前記光軸を中心軸とする円筒状の第2のステータと、前記第2のステータと同軸の円筒状であって前記第2のステータに対して前記中心軸まわりに回転する第2のロータとを含む第2の電磁モータと、
前記第1のロータの回転運動を、前記第1の保持機構により前記第1のレンズ群が前記光軸に平行な方向へ移動するための直進運動に変換する第1の変換機構と、
前記第2のロータの回転運動を、前記第2の保持機構により前記第2のレンズ群が前記光軸に平行な方向へ移動するための直進運動に変換する第2の変換機構と、
前記第1のロータを磁力により前記光軸に平行な方向へ付勢する第1の付勢手段と、
前記第2のロータを磁力により前記光軸に平行な方向へ付勢する第2の付勢手段とを備え、
前記第1の付勢手段及び前記第2の付勢手段は、前記第1のロータ及び前記第2のロータを互いに離間する方向に付勢する、鏡筒。 - 前記鏡筒は、前記第1及び第2のロータと同軸の円筒状の鏡胴体を含み、前記鏡胴体は、前記第1のステータ及び第2のステータを構成する共通のステータヨークとして機能する、請求項7に記載の鏡筒。
- 前記第1のロータは、円筒状の第1のロータマグネットを有し、
前記第2のロータは、円筒状の第2のロータマグネットを有し、
前記鏡胴体は、前記第1のロータマグネットと前記第2のロータマグネットとが隣接する部分に対向する位置に、前記鏡胴体と前記第1及び第2のロータマグネットとの間の磁束密度を低減させる切り欠け部を持つとともに、
前記第1の付勢手段は、
前記切り欠け部と、
前記第1のロータマグネットとからなり、
前記第1の付勢手段の付勢力は、前記鏡胴体と前記第1のロータマグネットとの間に作用する磁気的な引力であり
前記第2の付勢手段は、
前記切り欠け部と、
前記第2のロータマグネットとからなり、
前記第2の付勢手段の付勢力は、前記鏡胴体と前記第2のロータマグネットとの間に作用する磁気的な引力である、請求項8に記載の鏡筒。 - 前記第1のロータは、前記光軸に平行な方向であって前記第2のロータ側の端部に設けられた第1の反発用マグネットを有し、
前記第2のロータは、前記光軸に平行な方向であって前記第1のロータ側の端部に設けられ、前記第1の反発用マグネットに向けて同種の磁極を向けた第2の反発用マグネットを有し、
前記第1及び第2の付勢手段は、前記第1及び第2の反発用マグネットからなり、
前記第1及び第2の付勢手段の付勢力は、前記第1及び第2の反発用マグネットの間に作用する磁気的な斥力である、請求項7に記載の鏡筒。 - 前記第1の付勢手段は、前記第1のロータを光軸まわりの全周にわたって均一に付勢し、前記第2の付勢手段は、前記第2のロータを光軸まわりの全周にわたって均一に付勢する、請求項7に記載の鏡筒。
- 被写体の光学的な像を電気的な画像信号として出力する撮像装置であって、
レンズ群を含み、被写体の光学像を形成する撮像光学系と、
前記撮像光学系によって形成された光学的な像を受光し、前記光学的な像を電気的な画像信号に変換する撮像センサーと、
前記レンズ群を保持する鏡筒とを備え、
前記鏡筒は、
前記レンズ群を光軸に平行な方向に移動可能に保持する保持機構と、
前記光軸を中心軸とする円筒状のステータと、前記ステータと同軸の円筒状であって前記ステータに対して前記中心軸まわりに回転するロータとを含む電磁モータと、
前記ロータの回転運動を、前記保持機構により前記レンズ群が前記光軸に平行な方向へ移動するための直進運動に変換する変換機構と、
前記ロータを磁力により前記光軸に平行な方向へ付勢する付勢手段とを含む、撮像装置。 - 前記付勢手段は、
前記ロータに設けられた第1の磁性部材と、
前記ロータとは異なる部材に設けられた第2の磁性部材とからなり、
前記付勢手段の付勢力は、前記第1及び第2の磁性部材の間に作用する磁気的な引力である、請求項12に記載の撮像装置。 - 前記ステータは、前記ロータと同軸な円筒状のステータヨークを有し、
前記ロータは、円筒状のロータマグネットを有し、
前記ステータヨークは、前記ロータマグネットの前記光軸に平行な方向の端部に対向する位置に、前記ステータヨークと前記ロータマグネットとの間の磁束密度を低減させる切り欠け部を持ち、
前記付勢手段は、
前記ステータヨークの切り欠け部と、
前記ロータマグネットとからなる、請求項12に記載の撮像装置。 - 前記レンズ群は、前記光軸に平行な方向に沿って移動することにより、撮像光学系のズーミングを行うズームレンズ群である、請求項12に記載の撮像装置。
- 前記レンズ群は、前記光軸に平行な方向に沿って移動することにより、撮像光学系のフォーカシングを行うフォーカスレンズ群である、請求項12に記載の撮像装置。
- 被写体の光学的な像を電気的な画像信号として出力する撮像装置であって、
第1のレンズ群と、第2のレンズ群とを含み、被写体の光学像を形成する撮像光学系と、
前記撮像光学系によって形成された光学的な像を受光し、前記光学的な像を電気的な画像信号に変換する撮像センサーと、
前記第1及び第2のレンズ群を互いの光軸を共有するように前記光軸に平行な方向に並べて保持する鏡筒とを備え、
前記鏡筒は、
前記第1のレンズ群を前記光軸に平行な方向に移動可能に保持する第1の保持機構と、
前記第2のレンズ群を前記光軸に平行な方向に移動可能に保持する第2の保持機構と、
前記光軸を中心軸とする円筒状の第1のステータと、前記第1のステータと同軸の円筒状であって前記第1のステータに対して前記中心軸まわりに回転する第1のロータとを含む第1の電磁モータと、
前記光軸を中心軸とする円筒状の第2のステータと、前記第2のステータと同軸の円筒状であって前記第2のステータに対して前記中心軸まわりに回転する第2のロータとを含む第2の電磁モータと、
前記第1のロータの回転運動を、前記第1の保持機構により前記第1のレンズ群が前記光軸に平行な方向へ移動するための直進運動に変換する第1の変換機構と、
前記第2のロータの回転運動を、前記第2の保持機構により前記第2のレンズ群が前記光軸に平行な方向へ移動するための直進運動に変換する第2の変換機構と、
前記第1のロータを磁力により前記光軸に平行な方向へ付勢する第1の付勢手段と、
前記第2のロータを磁力により前記光軸に平行な方向へ付勢する第2の付勢手段とを備え、
前記第1の付勢手段及び前記第2の付勢手段は、前記第1のロータ及び前記第2のロータを互いに離間する方向に付勢する、撮像装置。 - 前記鏡筒は、前記第1及び第2のロータと同軸の円筒状の鏡胴体を含み、前記鏡胴体は、前記第1のステータ及び第2のステータを構成する共通のステータヨークとして機能する、請求項17に記載の撮像装置。
- 前記第1のロータは、円筒状の第1のロータマグネットを有し、
前記第2のロータは、円筒状の第2のロータマグネットを有し、
前記鏡胴体は、前記第1のロータマグネットと前記第2のロータマグネットとが隣接する部分に対向する位置に、前記鏡胴体と前記第1及び第2のロータマグネットとの間の磁束密度を低減させる切り欠け部を持つとともに、
前記第1の付勢手段は、
前記切り欠け部と、
前記第1のロータマグネットとからなり、
前記第1の付勢手段の付勢力は、前記鏡胴体と前記第1のロータマグネットとの間に作用する磁気的な引力であり
前記第2の付勢手段は、
前記切り欠け部と、
前記第2のロータマグネットとからなり、
前記第2の付勢手段の付勢力は、前記鏡胴体と前記第2のロータマグネットとの間に作用する磁気的な引力である、請求項18に記載の撮像装置。 - 前記第1のロータは、前記光軸に平行な方向であって前記第2のロータ側の端部に設けられた第1の反発用マグネットを有し、
前記第2のロータは、前記光軸に平行な方向であって前記第1のロータ側の端部に設けられ、前記第1の反発用マグネットに向けて同種の磁極を向けた第2の反発用マグネットを有し、
前記第1及び第2の付勢手段は、前記第1及び第2の反発用マグネットからなり、
前記第1及び第2の付勢手段の付勢力は、前記第1及び第2の反発用マグネットの間に作用する磁気的な斥力である、請求項17に記載の撮像装置。 - 前記第1のレンズ群は、前記光軸に平行な方向に沿って移動することにより、撮像光学系のズーミングを行うズームレンズ群である、請求項17に記載の撮像装置。
- 前記第1のレンズ群は、前記光軸に平行な方向に沿って移動することにより、撮像光学系のフォーカシングを行うフォーカスレンズ群である、請求項17に記載の撮像装置。
- 前記第1のレンズ群は、前記光軸に平行な方向に沿って移動することにより、撮像光学系のズーミングを行うズームレンズ群であり、
前記第2のレンズ群は、前記光軸に平行な方向に沿って移動することにより、撮像光学系のフォーカシングを行うフォーカスレンズ群である、請求項17に記載の撮像装置。
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