JP2005220483A - 紡績機 - Google Patents

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Abstract

【課題】 糸出し及び糸継ぎの成功率を高めることができる紡績機を提供する。
【解決手段】 紡績装置9と、その下流側に位置する糸送りローラと、糸継装置とを備える。紡績装置9は紡績ノズル19と中空ガイド軸体20とを有し、中空ガイド軸体20は、糸通路29の途中に、上流側の繊維を糸継ぎ時に引き込むための吸引流発生ノズル36を備える。前記中空ガイド軸体20内部の糸通路29において、前記吸引流発生ノズル36の下流側に絞り部65を設けるとともに、紡績装置9から紡出された糸を前記糸送りローラの直ぐ下流で捕捉して前記糸継装置に案内する紡出側糸端捕捉案内手段を設けた。
【選択図】 図6

Description

本発明は、繊維束に旋回気流の作用により撚りをかけて紡績する紡績装置に関するものである。
特許文献1は紡績装置を備える紡績機を開示する。この紡績装置は、繊維束を挿通させながらその繊維束に第1旋回ノズル孔からの旋回流を当てる紡績ノズルと、紡績ノズルから排出された繊維束に撚りをかけるべく設けられた中空スピンドル(中空ガイド軸体)とからなる。中空スピンドルは、紡績ノズルで旋回された繊維束を吸引して紡績糸通路内に引き込むための第2旋回ノズル孔(吸引流発生ノズル)を有している。
この紡績機の糸送り装置は2つの糸送りローラ、即ちデリベリローラとニップローラを有しており、紡績糸を下流側の巻取装置や糸継装置へ送るようになっている。
糸継装置は、走行可能な台車にスプライサー等の糸継装置を備えるとともに、紡績装置から排出される糸端を吸い込みながら糸継装置へ案内可能となるように台車に俯仰自在に設けられたサクションパイプ(紡出側糸端捕捉案内手段)を有する。
この構成で、例えば糸が切れる等して糸継ぎが必要な場合、紡績装置では第1旋回ノズル孔と第2旋回ノズル孔とが協動することによっていわゆる糸出し紡績が行われる。糸継装置は、中空スピンドルから排出された結束紡績糸をサクションパイプで吸い込みながら糸継装置へ案内し、糸継装置ではこの紡績側の糸とパッケージ側の糸とを結んで糸継ぎする。
特開2001−40532号公報
上記特許文献1の構成は、糸継ぎ時において、サクションパイプの先端は前記中空スピンドルの直ぐ下流(デリベリローラ・ニップローラより上流)まで上昇して結束紡績糸を吸い込んで捕捉する構成である。そしてサクションパイプを下降させて結束紡績糸を下方の糸継装置へ案内する途中に、サクションパイプにより引き出された結束紡績糸は、デリベリローラとニップローラとの間に横方向から入れられてニップされる。
しかし結束紡績糸をデリベリローラとニップローラとの間に横方向に入れる作業は困難であり、デリベリローラとニップローラとの間に糸を送り込むのに失敗することがたびたび生じていた。この結果、糸継ぎの成功率が低下していた。また、糸継ぎが失敗する度に所定時間第2旋回ノズル孔へ圧空を供給しなければならず、その分余計なエネルギーを消費することになる。
課題を解決するための手段及び効果
本発明の解決しようとする課題は以上の如くであり、次にこの課題を解決するための手段とその効果を説明する。
◆本発明の観点によれば、以下のように構成する紡績機が提供される。紡績ノズルと中空ガイド軸体を備える紡績装置であって、この中空ガイド軸体には、上流側の繊維を糸継ぎ時に引き込むための吸引流発生ノズルを糸通路の途中に備えるものと、前記紡績装置の下流側に位置する糸送りローラと、前記糸送りローラの下流側で糸継ぎを行う糸継装置と、を備える。前記中空ガイド軸体内部の糸通路において、前記吸引流発生ノズルの下流側に向かう方向で糸通路の幅を狭めた絞り部を設けるとともに、紡績装置から紡出され糸出しされた糸端を前記糸送りローラの直ぐ下流で捕捉して前記糸継装置に案内する紡出側糸端捕捉案内手段を設けた。
この構成により、糸出し及び糸継ぎの成功率を向上させることができる。即ち、吸引流発生ノズルの下流側に絞り部が設けられているので、中空ガイド軸体から糸出しされた糸端を強い気流で糸送りローラまで到達させることができる。また、絞り部により糸端のバルーンを抑制するので、糸送りローラを単純に回転させることで糸送りローラの所定の箇所で糸をニップさせ、安定した糸送りが実現できる。従って、従来のように糸を横送りしてニップさせる必要がないので、糸出し・糸継ぎの失敗が少なくなる。糸送りローラによって糸がニップされた後は、その直ぐ下流で紡出側糸端捕捉案内手段に受け渡すことで、糸継装置に適切に案内させることができる。また、糸送りローラによって糸に張力が付与された後は、その後に紡出側糸端捕捉案内手段によって捕捉される前に、前記吸引流発生ノズルの作動を停止して紡績ノズルのみによる紡績に早い段階で移行することができる。従って、紡出される糸が弱く不安定な糸出し紡績の時間を短くでき、このことによっても糸出し及び糸継ぎの成功率が向上する。
◆前記の紡績機においては、前記絞り部の断面形状が多角形であることが好ましい。
これにより、糸出し及び糸継ぎにおいて、絞り部を通過する糸は、多角形状の内壁のガイド作用によって、その多角形に内接する円の領域内にバルーンが小さく抑えられる。このバルーン規制作用によって、糸を中空ガイド軸体の出口からブレなく真っ直ぐ噴出させることができる。また同時に、多角形の各頂点付近を、前記吸引流発生ノズルから噴出されたエアを容易に通過させる通路として利用できる。従って、絞り部を通過する空気の流量を大きく確保することができるから、糸に強い送りを行わせて出口から勢い良く噴出させることができる。
◆前記の紡績機においては、前記絞り部の断面形状が三角形であることが好ましい。これにより、絞り部を流れる気体の流量を大きく確保するとともに、バルーンの抑止効果も大とできる。
◆前記の紡績機においては、以下のように構成することが好ましい。前記紡績装置と前記糸送りローラとの間に糸送りローラの軸方向で往復動するトラバースガイドを設ける。前記トラバースガイドには、紡出された糸の、前記軸方向の位置を規制するための隙間よりも幅広な開口部を内部に有しており、この開口部は前記隙間を介して外部と連絡している。
これにより、糸送りローラに糸が保持される位置が常時変更されることによって、糸送りローラの偏摩耗を抑制し、長期間使用した場合でも糸送りローラによる送り力の低下を回避できる。更に、この構成においては、前記開口部が、中空ガイド軸体の出口から噴射される気流の通り道としての役割を果たす。従って、糸出しされた糸を搬送する気流の流れをトラバースガイドで妨げて拡散してしまうことが防止され、糸出しされた糸端を適切に糸送りローラ側へ送ることができる。また、開口部と隙間が連絡しているので、糸出しされた糸端が前記開口部を通過して前記糸送りローラにニップされた場合でも、開口部から隙間へ糸を移動させることで、糸をトラバース可能な状態とすることができる。
◆前記の紡績機においては、前記トラバースガイドには、前記開口部の内部を通過している状態の糸を前記隙間へ送るようガイドする第1の案内面と、前記トラバースガイドの外部を通過している状態の糸を前記隙間へ送るようガイドする第2の案内面と、を備えることが好ましい。
この構成により、糸出しされた糸が開口部の内部を通過したりトラバースガイドの外部を通過したりして前記糸送りローラへ送られた場合でも、この糸送りローラによって糸に張力が付与されることによって、前記案内面により糸を案内させてトラバースガイドの隙間へ送ることができる。従って、特別な操作を必要とすることなく糸道をトラバースガイドで規制する状態にもっていくことができる。
以下、本発明の好適な実施の形態を添付図面に基づいて詳述する。
図1は、並設された多数の紡績ユニット2を備えた紡績機1を示している。この紡績機1には、紡績ユニット2が並べられる方向に走行自在に設けられた糸継台車3と、ブロアボックス4と、原動機ボックス5とが装備される。
図1に示すように、各紡績ユニット2は、ドラフト装置7と、紡績装置9と、糸送り装置11と、巻取装置12と、を主要な構成として有している。ドラフト装置7は紡績機1本体のケーシング6の上端近傍に設けられており、このドラフト装置7から送られてくる繊維束8を紡績装置9で紡績するように構成している。紡績装置9から排出された紡績糸10は糸送り装置11で送られて、巻取装置12によって巻き取られ、パッケージ45を形成する。
ドラフト装置7は図2に示すように、スライバ13を延伸して繊維束8にするためのものであり、バックローラ14、サードローラ15、エプロンベルト16を装架したミドルローラ17及びフロントローラ18の4つのローラから構成されている。
また糸送り装置11は、紡績機1本体のケーシング6に支持されたデリベリローラ39と、デリベリローラ39に接離自在に設けられたニップローラ40とからなる。紡績装置9から排出された紡績糸10をデリベリローラ39とニップローラ40との間に挟んでデリベリローラ39を回転駆動させることにより、紡績糸10を巻取装置12側へ送るようになっている。本実施形態では、デリベリローラ39とニップローラ40が糸送りローラを構成する。デリベリローラ39は金属製の周面を、ニップローラ40は弾性変形可能な周面をそれぞれ有しており、ニップローラ40はその周面を適宜変形させながらデリベリローラ39に接触可能とし、紡績糸10のニップ力を高めている。
糸送り装置11と紡績装置9との間には可動式のトラバースガイド32が設けられる。このトラバースガイド32は、紡績糸10に係合しながら前記デリベリローラ39及びニップローラ40の軸方向に往復動することで、紡績糸10を綾振運動させ、両ローラ39・40との間に紡績糸10がニップされる位置を常時変更させている。こうすることで、前記デリベリローラ39の周面の偏摩耗によるニップ力低下を防止している。なお、トラバースガイド32の詳細な構成については後述する。
糸継台車3は図1や図2に示すように、紡績機1本体のケーシング6に設けられたレール41上を走行するように設けられている。この台車3には、ノッター又はスプライサ等の糸継装置43と、この台車3に俯仰自在に設けられ、軸を中心に旋回しながら、紡績装置9から排出される糸端を吸い込みながら捕捉して糸継装置43へ案内するサクションパイプ(紡出側糸端捕捉案内手段)44と、台車3に俯仰自在に設けられ、軸を中心に旋回しながら、巻取装置12に回転自在に支持されたパッケージ45から糸端を吸引捕捉して糸継装置43へ案内するサクションマウス46と、を備えている。
本実施形態の紡績装置9は、図3に示すように、フロントローラ18から送られてくる前記繊維束を挿通させながらその繊維束に旋回流を与える紡績ノズル19と、紡績ノズル19に先端部が同軸挿入される中空ガイド軸体(スピンドル)20と、を主に備えて構成される。
紡績ノズル19は、ニードルホルダ23と、このニードルホルダ23が取り付けられるノズル部ケーシング53とを有する。ニードルホルダ23は、上流側のドラフト装置7でドラフトされた繊維束を導入する案内孔21を有し、また、案内孔21から排出された繊維束の流路上にニードル22を保持している。
ニードルホルダ23より下流側の位置において、ノズル部ケーシング53にテーパ孔54が設けられ、このテーパ孔54に、当該テーパ孔54とほぼ等しいテーパ角を有する中空ガイド軸体20の先端部24が、同軸に且つ所定の隙間を隔てて挿入されている。中空ガイド軸体20の先端面とニードルホルダ23との間には紡績室26が区画形成され、この紡績室26には前記ニードル22の先端が突出されており、ニードル22の先端が中空ガイド軸体20の先端面と対向している。また、前記テーパ孔54と前記先端部24との間には、旋回流発生室25が区画形成される。
ノズル部ケーシング53には、出口端が紡績室26に開口される複数の第1旋回流発生ノズル27が設けられる。これら第1旋回流発生ノズル27はノズル部ケーシング53に穿設された孔からなり、紡績室26の接線方向に且つ糸送り下流側に傾斜して設けられている。第1旋回流発生ノズル27は図示しない圧空源から圧空の供給を受けてその圧縮空気(圧空)を紡績室26に噴射し、例えば平面視反時計回りの旋回流(図5参照)を紡績室26に発生させる。この旋回流は中空ガイド軸体20の先端部24の周りの旋回流発生室25に沿って螺旋状に下流側に流れ、ノズル部ケーシング53に形成された排気室55から排出される。
中空ガイド軸体20は、前記先端部24を有する外部筒体56と、この外部筒体56に同軸嵌合されて一体的に固定される内部筒体57とから構成される。本実施形態では外部筒体56は、上流側半部56aと下流側半部56bとを接合した構造とされている。中空ガイド軸体20の軸心に沿って糸通路29が形成され、この糸通路29内を糸が通過できるように構成している。
外部筒体56の上流側半部56aには、その先端部24より下流側に拡径状の太径部58が形成され、この太径部58は前記排気室55に露出される。この太径部58は軸体保持部材59に挿入固定される。軸体保持部材59はノズル部ケーシング53に対して着脱自在とされており、軸体保持部材59をノズル部ケーシング53から取り外すことで紡績室26又は旋回流発生室25に詰まった繊維を除去することが容易となっている。
中空ガイド軸体20には、糸継ぎの糸出し紡績の際に圧空を噴射する複数の第2旋回流発生ノズル(吸引流発生ノズル)36が設けられる。この第2旋回流発生ノズル36は、内部筒体57における外部筒体56との接続位置付近に貫通形成された孔からなる。第2旋回流発生ノズル36の出口端は糸通路29に開口される。この第2旋回流発生ノズル36によって、糸通路29内に、第1旋回流発生ノズル27による旋回流とは逆向きの平面視時計回りの旋回流(図6参照)を発生させることができる。内部筒体57と外部筒体56との間には、第2旋回流発生ノズル36に圧空を導くための圧空通路37が形成されている。圧空通路37は、外部筒体56に形成された圧空導入孔60と、これに連通する供給管38等を通じて、図示しない圧空源に接続される。
中空ガイド軸体20の下流側においては、内部筒体57と外部筒体56の下流側半部56bとが、嵌合部61においてOリング等を介して互いに嵌合されている。更に外部筒体56の下端部には排出筒62が嵌合される。この排出筒62は、外部筒体56にネジ止めされる中空の止めボルト63の筒孔に嵌合される。排出筒62の内部には、上流側の円形孔64と、下流側の三角孔65が形成されている。三角孔65は断面が正三角形となるように形成されるとともに、止めボルト63に形成された円孔としての出口孔34に連通している。
三角孔65の断面積は前記円形孔64の断面積よりも小さく設定している。従って、本実施形態において三角孔65は絞り部を構成している。この三角孔65が、下流側に向かう方向で通路の幅を狭めている。三角孔65の断面として現れる正三角形の内心の位置は、前記円形孔64の軸心に一致している。
内部筒体57の先端部であって第2旋回流発生ノズル36より上流側の位置に、先端嵌合部67が形成される。また、外部筒体56には嵌合孔68が形成され、前記先端嵌合部67はこの嵌合孔68に嵌合される。これによって、内部筒体57と外部筒体56とは、下流側に位置する前記嵌合部61(前述)のほか、先端部24の根元付近の位置で互いに嵌合接続される。なお上記の嵌合は、糸通路29に段差や突起が生じないように行われる。
中空ガイド軸体20の先端付近において、糸通路29は、外部筒体56の先端部24に形成された孔69と、この孔69に同径で連続され内部筒体57の第2旋回流発生ノズル36より上流側に設けられた孔70と、内部筒体57における孔70の下流側且つ第2旋回流発生ノズル36の位置に設けられ、その孔70よりやや大径の孔71と、で構成される。また前記排出筒62付近において、糸通路29は、前記円形孔64と三角孔65と出口孔34とにより構成される。
次に、本実施形態の作用について説明する。通常の紡績状態では、第2旋回流発生ノズル36は圧空を噴射しない非作動状態とされ、第1旋回流発生ノズル27のみ圧空を噴射する作動状態とされる。このとき、紡績室26には図5の太線矢印に示すような平面視反時計回りの旋回流が発生し、この旋回流は旋回流発生室25を螺旋状に流れながら排気室55から排出される。
繊維束8ないし紡績糸10は、フロントローラ18から案内孔21、紡績室26、糸通路29を通じて糸送り装置11に至る連続状態にあり、糸送り装置11により下流側への送り力が付与されることによって、糸には張力が付与される。
ドラフト装置7のフロントローラ18から排出された繊維束8は、案内孔21から紡績室26に入って、第1旋回流発生ノズル27による旋回流の作用を受ける。これにより繊維束8のうちの芯繊維となる長繊維に対して残りの短繊維が分離され、旋回流発生室25内で振り回され、加撚される。なお、この撚りはフロントローラ18側へ伝播しようとするが、その伝播はニードル22によって阻止されるので、フロントローラ18から送り出される繊維束8が上記の撚りによって撚り込まれることがない。このように、ニードル22は撚り伝播防止手段をなしている。上記のように加撚された繊維は、大部分が巻付き繊維となる実撚り状の糸に順次生成され、糸通路29を通過し出口孔34から排出される。そして、図2の糸送り装置11を経て巻取装置12(図1)に巻き取られる。
次に、紡績装置を始動させるときや糸切れが発生したときに行われる糸継ぎ作業状態を、図6を用いて説明する。
糸継ぎ作業初期において、ドラフト装置7、第1旋回流発生ノズル27及び第2旋回流発生ノズル36は非作動状態である。またフロントローラ18の下流側に繊維ないし糸は存在しない。従って、糸送り装置11による糸張力も発生していない。
糸継ぎ作業開始時においては、先ず、糸継装置3を糸継ぎすべき紡績ユニット2まで走行移動させ、次に、ドラフト装置7、第1旋回流発生ノズル27及び第2旋回流発生ノズル36を作動させる。
ドラフト装置7の作動により繊維束8が紡績装置9に送り出されると、送られた繊維束8は案内孔21を通過して紡績室26に入り、第1旋回流発生ノズル27による旋回流の作用を受ける(図6)。糸には張力が付与されていないので、繊維束8は旋回流によって緩い仮撚り状態にされながら、ニードル22に案内されて糸通路29の入口付近に送られる。このとき、撚りの上流側への伝播はニードル22によって阻止され、芯部分の繊維に対し残りの繊維が旋回流により分離され、旋回流発生室25内で振り回される。
一方、第2旋回流発生ノズル36から噴射された圧空は糸通路29内に旋回流を発生させる。糸通路29は第2旋回流発生ノズル36から下流側に向かうにつれて断面積を増大させていくため、糸通路29内の旋回流は下流側に向かう螺旋状の流れとなる。これにより、糸通路29には吸引方向の流れが生じるとともに、糸通路29の入口には負圧が発生し、紡績室26の繊維束8を糸通路29内に引き込むことができる。このように第2旋回流発生ノズル36によれば、糸送り装置11による糸張力が無くても繊維束8を糸通路29内に吸引し、下流方向に送ることができる。
第2旋回流発生ノズル36による旋回流は第1旋回流発生ノズル27による旋回流と逆向きなので、第2旋回流発生ノズル36による旋回流を受ける繊維束は、第1旋回流発生ノズル27による旋回方向と逆向きに撚られ、解撚される。このとき、緩い仮撚り状態の繊維束8は結束繊維状の糸(結束糸)に紡績され、この後に出口孔34から排出される。これによって糸出しが実行される。
詳しくは、第2旋回流発生ノズル36の位置に送られた繊維束の大部分が、第2旋回流発生ノズル36の加撚作用によりニードル22との間で撚りが付与され芯繊維として集束される。一方、これによって撚りを付与されず芯繊維を構成しなかった残りの繊維は、第1旋回流発生ノズル27の旋回流によりその方向に芯繊維の周囲に巻き付く。第2旋回流発生ノズル36により芯繊維に付与された撚りは、第2旋回流発生ノズル36を通過した時点から解撚を開始する。この解撚の方向は第2旋回流発生ノズル36の旋回方向と逆方向、つまり第1旋回流発生ノズル27の旋回方向と同方向である。このため、芯繊維の解撚により、巻付き繊維が芯繊維により強力に巻き付くようになり、解撚により無撚りとなった芯繊維の周囲に巻付き繊維が巻き付いた結束紡績糸が生成されるのである。
こうして生成された結束糸47は、第2旋回流発生ノズル36からの旋回流による送り作用によって下流へ送られ、出口孔34から、糸送り装置11の前記デリベリローラ39とニップローラ40との対向部分に向けて噴射される。ここで糸通路29は前記出口孔34に至る前の段階で、排出筒62の円形孔64から三角孔65へ移行する際にその断面積が絞られているので(絞り作用)、三角孔65を通過する空気流の速度を増大でき、この三角孔65内を送られる結束糸47に対して下流への強い送り作用を行わせることができる。従って、前記出口孔34から結束糸47を強い勢いで噴射して前記デリベリローラ39とニップローラ40の対向部分に適切に飛ばすことができる。
また糸通路29の下流部分の三角孔65を通過する結束糸47は、正三角形状の内壁のガイド作用によって、その三角形に内接する円の領域内にバルーンが小さく抑えられる。このバルーン規制作用によって、結束糸47を前記出口孔34からブレなく真っ直ぐ噴出させることができる。また同時に、三角孔65において三角形の各頂点付近は、前記第2旋回流発生ノズル36から噴出されたエアを容易に通過させる通路としての役割を果たす。従って、三角孔65を通過する空気の流量を大きく確保することができるから、結束糸47に強い送りを行わせて出口孔34から勢い良く噴出させることができ、糸送り装置11のデリベリローラ39とニップローラ40との間の所定のニップ箇所へ向けて的確に飛ばすことができる。また、第2旋回流発生ノズル36で噴射された圧縮空気が三角孔65の三角形の頂点付近の通路を通過して容易に出口孔34側から抜けるので、第2旋回流発生ノズル36の上流側で強い負圧を作り出すことができ、糸通路29への繊維束8の引き込み作用を良好とできる。
結束糸47が出口孔34から噴射されるとき、糸送り装置11のデリベリローラ39は駆動されており、デリベリローラ39とニップローラ40は互いに接しながら回転している。従って、噴射された結束糸47の糸端がデリベリローラ39あるいはニップローラ40の周面に着地すると(図8参照)、その糸端は、デリベリローラ39とニップローラ40の回転によって両ローラ39・40間のニップ箇所に送られ、ニップされた後に更に下流側へ送られる。これとほぼ同時に、予め到着させておいた糸継装置3を駆動してサクションパイプ44を上昇回動させて、その先端を糸送り装置11の直ぐ下流側まで上昇させ(図2や図8の鎖線)、この状態で結束糸47を吸い込む。この状態でサクションパイプ44を下降回動させて、結束糸47を糸継装置43へ案内する。
なお、結束糸47が糸送り装置11によってニップされ、結束糸47に張力が付与されるのとほぼ同時に、前記第2旋回流発生ノズル36は停止され、糸送り装置11による送り出しに切り換えられる。この後は前述した通常紡績へ移行し、実撚り状の糸が生成される。最終的には結束糸47はすべてサクションパイプ44内に吸引廃棄され、実際に糸継装置43に渡されるのは実撚り状の糸となる。
以上の動作と並行して、糸継装置3側ではサクションマウス46によってもパッケージ45側の糸を吸引して、糸継装置43へ受け渡しておく。そしてこの後糸継装置43を駆動させ、紡績装置9側とパッケージ45側との間で実撚り状の糸同士を結ぶことによって糸継ぎ作業が完了する。なお、前記の結束糸47は、上記糸継ぎの際の糸切断によって除去される。
以上に示すように本実施形態の紡績機1は、糸出し紡績された結束糸47の糸端を、絞り部としての三角孔65を通過する強い空気流によって出口孔34から噴射し、糸送り装置11のローラ39・40に着地させ、両ローラ39・40の回転によってニップを行わせる構成となっている。従って、ローラ39・40を単純に回転させることで両ローラ39・40に結束糸47を挟んでニップさせることができ、従来のように糸を横送りして保持させる必要がないので、糸出し・糸継ぎの失敗を少なくできている。また、サクションパイプ44に結束糸47を吸い込んで捕捉する前に、ローラ39・40によって結束糸47をニップして張力を付与できるので、サクションパイプ44に捕捉する前の段階で第2旋回流発生ノズル36の作動を停止して通常紡績へ移行できる。従って、実撚りの紡績糸10に比べて弱く不安定な結束糸47が形成される糸出し紡績の時間を短くでき、このことによっても糸出し及び糸継ぎの成功率が向上する。また、糸出し紡績の時間の短縮化により、紡績糸10の生産効率が向上し、また、無駄になる結束糸47を少なくできるという効果も奏する。
次に図7を参照して、前記糸送り装置11の近傍に配置されるトラバースガイド32の形状について説明する。本実施形態においてトラバースガイド32は板材で構成されており、前記デリベリローラ39やニップローラ40の軸線方向に往復動可能な図示しない往復シャフトに固定されている。往復シャフトは複数の紡績ユニット2に共通して単一で備えられており、各紡績ユニット2のトラバースガイド32は、通常紡績時、糸出し紡績時を問わず、常時往復動する構成となっている。
図7に示すように、トラバースガイド32は両側に二本のアーム74・75を有している。二本のアーム74・75は互いに平行に縦方向に延びた後、中央側を向くように折曲されて、徐々に細くなりながらやや斜めに延び、両アーム74・75の先端面同士は隙間gをおいて互いに対面している。この隙間gの幅は紡績糸10の外径より若干大きく設定されており、この隙間gの内部に紡績糸10のデリベリローラ39、ニップローラ40の軸方向の位置を規制しつつ往復動することで、紡績糸10を綾振運動させることができるようになっている。
トラバースガイド32のアーム74・75の先端部の高さ(前記隙間gの位置)は、前記紡績装置9の出口孔34から排出される紡績糸10をデリベリローラ39とニップローラ40との間でニップして、そのニップ部と前記出口孔34との間で紡績糸10を弛みなく張ったときに、その紡績糸10がアーム74・75の先端面の間の隙間gに位置するような高さに設定される。
前記二本のアーム74・75に囲まれるようにして、前記トラバースガイド32の内部には五角形状の開口部73が形成される。この開口部73は前記隙間gを介して、トラバースガイド32の外部と連絡されている。トラバースガイド32の往復動方向における開口部73の幅wは、前記隙間gの幅よりも大きく設定されている。
アーム74・75の下縁には第1ガイド斜面(第1の案内面)77が、上縁には第2ガイド斜面(第2の案内面)78が、それぞれ形成されている。第1ガイド斜面77及び第2ガイド斜面78は、いずれも、前記隙間gに近づくにつれてその高さを増大させる形状に構成している。
以上の構成で図8に示すように、糸出し紡績時に結束糸47を糸送り装置11に向けて飛ばすために、紡績装置9の前記出口孔34から圧縮空気が噴射される。紡績装置9と糸送り装置11との間には前記トラバースガイド32が位置しているが、本実施形態においてトラバースガイド32は前記隙間gよりも幅広な開口部73を有しており、また、前記隙間gは、細いアーム74・75の先端面の間に形成されている。従って、前記開口部73が圧縮空気の通り道としての役割を果たし、また、圧縮空気の流れをアーム74・75が大きく妨げることがない。従って、出口孔34からの圧縮空気流が拡散されにくいので、空気流に乗せて噴射される結束糸47の糸端を確実にデリベリローラ39やニップローラ40へ到達させることができる。観点を変えて言えば、トラバースガイド32を退避させて出口孔34からの圧縮空気流を妨げないようにするための複雑なトラバース退避機構を設ける必要がない。
トラバースガイド32は前述したとおり糸出し紡績時にも図8の白抜き矢印方向に往復動を継続しており、従って出口孔34からの噴射のタイミングや周囲の空気の流れ等の条件によっては、図8の実線に示すように、排出される結束糸47の糸端が前記開口部73の内部を通過して前記デリベリローラ39の周面やニップローラ40の周面に着地する場合もあり得る。この場合、結束糸47の糸端はデリベリローラ39とニップローラ40との間でニップされて下流に送られ、そのニップ箇所と出口孔34との間で結束糸47が張られる際に、結束糸47は上昇しつつ第1ガイド斜面77にガイドされ、前記隙間gに送られる。この結果、前記結束糸47は鎖線に示すようにアーム74・75の先端面の間に保持され、前記トラバースガイド32によって綾振運動可能な状態になる。以上に示すように本実施形態のトラバースガイド32は開口部73と隙間gとが連絡しているので、結束糸47が開口部73を通過した場合でも、その糸を隙間gに移動させることで、簡単にトラバース可能な状態とすることができる。
あるいは図示しないが、排出される結束糸47の糸端が前記アーム74・75の上側(アーム74・75の外側)を通過して前記デリベリローラ39やニップローラ40の周面に着地する場合もあり得る。この場合も最終的には結束糸47は前記隙間gに送られる。具体的には、結束糸47の糸端がデリベリローラ39とニップローラ40との間でニップされて下流に送られ、そのニップ箇所と出口孔34との間で結束糸47が徐々に張られる。張力が加わった結束糸47は、往復動するトラバースガイド32の前記第2ガイド斜面78を乗り越えて外部から前記隙間gへ落ち込んだ後は、隙間gから抜脱することなくアーム74・75の先端面の間に案内され、トラバース可能な状態になる。
この構成により、結束糸47が開口部73の内部を通過したりトラバースガイド32の外部を通過したりして前記糸送り装置11へ送られた場合でも、デリベリローラ39及びニップローラ40によって結束糸47に張力が付与されることによって、前記ガイド斜面77・78により結束糸47を案内させてトラバースガイド32の隙間gへ送ることができる。従って、特別な操作を必要とすることなく、結束糸47およびそれに続く紡績糸10をトラバースガイド32に保持させることができ、紡績糸10のトラバースが可能になる。
本実施形態では糸通路29の絞り部として三角孔65を設けたが、絞り部の断面形状は正三角形に限るものではなく、直角三角形や四角形、五角形、円形、楕円形など、様々な形状として良い。ただし、絞り部の断面形状を多角形に構成すると、バルーンを適切に抑制しながら、その多角形の頂点付近の領域を空気の通路とでき、流量を確保できる点で望ましい。また、正多角形のうち正三角形とするのが、断面積を大きく確保しつつその多角形の内接円を小さくでき、バルーンを一層抑制できて前記出口孔34から結束糸47を真っ直ぐ排出できる点で望ましい。
また、トラバースガイド32の開口部73の形状は上記実施形態では五角形状としているが、前記隙間gよりも幅広である限り、その形状は任意のものを選択して良い。
本発明の一実施形態に係る紡績機の正面図。 同じく縦断側面図。 紡績部の縦断正面図。 図3におけるX−X線断面矢視図。 通常紡績時における紡績の様子を示す図。 糸出し紡績時における紡績の様子を示す図。 トラバースガイドの構成を示す正面図。 紡績部、トラバースガイド、糸送り装置の関係を示す斜視図。
符号の説明
1 紡績機
3 糸継台車
9 紡績装置
19 紡績ノズル
20 中空ガイド軸体
27 第1旋回流発生ノズル
29 糸通路
32 トラバースガイド
36 第2旋回流発生ノズル(吸引流発生ノズル)
39 デリベリローラ(糸送りローラ)
40 ニップローラ(糸送りローラ)
43 糸継装置
44 サクションパイプ(紡出側糸端捕捉案内手段)
65 三角孔(絞り部)
73 開口部

Claims (5)

  1. 紡績ノズルと中空ガイド軸体を備える紡績装置であって、この中空ガイド軸体には、上流側の繊維を糸継ぎ時に引き込むための吸引流発生ノズルを糸通路の途中に備えるものと、
    前記紡績装置の下流側に位置する糸送りローラと、
    前記糸送りローラの下流側で糸継ぎを行う糸継装置と、を備える紡績機において、
    前記中空ガイド軸体内部の糸通路において、前記吸引流発生ノズルの下流側に向かう方向で糸通路の幅を狭めた絞り部を設けるとともに、紡績装置から紡出され糸出しされた糸端を前記糸送りローラの直ぐ下流で捕捉して前記糸継装置に案内する紡出側糸端捕捉案内手段を設けたことを特徴とする紡績機。
  2. 請求項1に記載の紡績機であって、前記絞り部の断面形状が多角形であることを特徴とする紡績機。
  3. 請求項2に記載の紡績機であって、前記絞り部の断面形状が三角形であることを特徴とする紡績機。
  4. 請求項1から請求項3までの何れか一項に記載の紡績機であって、前記紡績装置と前記糸送りローラとの間に糸送りローラの軸方向で往復動するトラバースガイドを設け、
    前記トラバースガイドには、紡出された糸の、前記軸方向の位置を規制するための隙間よりも幅広な開口部を内部に有しており、この開口部は前記隙間を介して外部と連絡していることを特徴とする紡績機。
  5. 請求項4に記載の紡績機であって、前記トラバースガイドには、前記開口部の内部を通過している状態の糸を前記隙間へ送るようガイドする第1の案内面と、前記トラバースガイドの外部を通過している状態の糸を前記隙間へ送るようガイドする第2の案内面と、を備えることを特徴とする紡績機。
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