JP2005219472A - 複合筆記具 - Google Patents
複合筆記具 Download PDFInfo
- Publication number
- JP2005219472A JP2005219472A JP2004064755A JP2004064755A JP2005219472A JP 2005219472 A JP2005219472 A JP 2005219472A JP 2004064755 A JP2004064755 A JP 2004064755A JP 2004064755 A JP2004064755 A JP 2004064755A JP 2005219472 A JP2005219472 A JP 2005219472A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- writing
- writing instrument
- tip
- barrel
- section
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Images
Landscapes
- Mechanical Pencils And Projecting And Retracting Systems Therefor, And Multi-System Writing Instruments (AREA)
Abstract
【課題】複数の筆記体をひとつの軸に納めた複合筆記具では、筆記体を選択するたびに軸上端の突起部を押えたり、軸に設けられた回転部を廻したりといった操作を要するために頻繁に筆記体を切り替えて使用する場合には、筆記あるいは読書の際の思考の妨げとなる傾向があったので、より簡便な筆記体の切り替え操作ができる筆記具を提供する。
【解決手段】3種類の筆記体を各々の先端が各辺5mm以下の正三角形をなす平面に位置するよう固定し、軸を指でつかむ範囲を先端が成す正三角形とは60度ずらした略々正三角形断面として、目視あるいは触感によって、現在選択している筆記体の種類が判別できる筆記具。
【選択図】 図1
【解決手段】3種類の筆記体を各々の先端が各辺5mm以下の正三角形をなす平面に位置するよう固定し、軸を指でつかむ範囲を先端が成す正三角形とは60度ずらした略々正三角形断面として、目視あるいは触感によって、現在選択している筆記体の種類が判別できる筆記具。
【選択図】 図1
Description
本発明は、描線の色、太さあるいはボールペン、シャープペンシルなど3種類の異なる筆記体を内蔵して、各々の切り替えに特別の操作を要しない筆記具に関する。
従来の複合筆記具には、各々の筆記体の選択を行うのに筆記具軸上端の突起部を押える(例えば特許文献1参照)、あるいは筆記具軸に設けられた回転部を廻す(例えば特許文献2参照)などの操作を要するものがある。
特開2002−11995号公報 特開2001−39084号公報
通常筆記具は、親指、人差し指、中指の三指で保持して使用するが、従来の複合筆記具では、筆記体の選択を前記三指を一旦持ち替えて操作を行うかあるいは筆記に使用していないほうの手を使って操作する必要があり、特に頻繁に筆記体を変えながら筆記あるいは読書の際の書き込みなどを行おうとする場合には、思考の妨げとなる傾向があった。
本発明の筆記具は、3種類の筆記体を各々の先端が各辺5mm以下の正三角形をなす平面に位置するよう固定し、前記筆記体を固定する軸の先端から10ないし40mmの範囲以上の通常前記軸を指でつかむ範囲を前記先端が成す正三角形とは60度ずらした略々正三角形断面とする構造である。
本発明の筆記具は、所期の筆記体が筆記面に一番近い中指側すなわち下側となるように保持すればよいので、筆記体の変更はどちらかの向きに軸を3分の1回転(120度)だけ廻すことで可能であり、筆記や読書の際に思考を中断させることを最小限に抑えることができる。
本発明の筆記具は、通常の特定1種類のみの筆記体を使う場合に比較してできるだけ違和感がないことが望まれ、このためには、3種類の筆記体を各々の先端が各辺5mm以下の正三角形をなす平面に位置するよう固定することが必要である。
このようにすれば、使用している筆記体の先端が他の筆記体によって視線から遮られることが少なく、また筆記体を変更したときにも指先と筆記部の関係が変化しない。
本発明の筆記具は、所期の筆記体が筆記面側すなわち中指側にあることが必要であるので、この姿勢を保ちやすくするためには、筆記具の軸の先端から20ないし40mmの範囲以上の通常軸を指でつかむ範囲を先端が成す正三角形とは60度ずらした略々正三角形断面とすることが望ましい。
以下に本発明の実施例を各図面によって説明する。
図1ないし図3は、本発明の筆記具の実施例1を示すものである。
図1および図2において、3種類の筆記体1、2、3は束ねられて軸4に固定され、軸には5、6、7の3箇所に平面部分があって、筆記体の先端が成す正三角形と軸の平面部が成す正三角形とは60度ずれた位置に配置され、軸の先端近傍には、反対側の筆記体1を示す目印8があり、他の筆記体2、3に対しても目印9、10が付けられている。
図3は、本発明の筆記具が使用されている状態を示し、親指11、人差し指12、中指13の三指で保持したとき、筆記に使用される筆記体1は、前記中指13の側にあって、他の筆記体2、3に遮られるために、直接には見えにくい状態となるが、筆記体1を示す目印8がこちら側にあるので、目視により容易に確認できる。
筆記体として、例えば赤、青、緑の三色のボールペンが使用される場合は、目印はこれに対応して、赤、青、緑の色とするのが望ましく、筆記体が描線の太さが異なるものである場合やシャープペンシルを使用する場合は、それぞれこれらの筆記体を簡明に示す絵文字、数字、ローマ字などで表示することが望ましい。
図4は、本発明の別の実施例を示し、軸の平面部14には小さい丸形の突起15があって、他の面とは区別がつく。
このようにした場合は、突起のある平面部14が筆記体1に対応しているので、親指11、人差し指12、中指13のうちいずれかの指がこの突起15を感じれば、それぞれ筆記体1、2、3が選択されていることが触感でわかるので、使用には幾分の習熟が必要であるが、目視での確認を必要としないで筆記体の変更を行うことができる。
軸の平面部に施した印は、丸形のほか直線筋状であってもよく、突起でなく凹みとすることもでき、ゴムのような触感の異なる材質としてもよく、また1面のみでなく、他の面をそれぞれ異なる表面とすることもできる。
1、2、3 筆記体
4 軸
5、6、7、14 平面
8、9、10 目印
11 親指
12 人差し指
13 中指
15 突起
4 軸
5、6、7、14 平面
8、9、10 目印
11 親指
12 人差し指
13 中指
15 突起
Claims (3)
- 3種類の筆記体を各々の先端が各辺5mm以下の正三角形をなす平面に位置するよう固定し、前記筆記体を固定する軸の先端から10ないし40mmの範囲以上の通常前記軸を指でつかむ範囲を前記先端が成す正三角形とは60度ずらした略々正三角形断面とした筆記具。
- 軸の先端近傍で、前記軸の正三角形断面の各々の頂点位置には、その反対側の前記筆記体の種別を示す目印を付けた請求項1の筆記具
- 軸の正三角形断面のうち1箇所以上の面に、他とは異なる触感の凹凸あるいは材質を施した請求項1の筆記具。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2004064755A JP2005219472A (ja) | 2004-02-06 | 2004-02-06 | 複合筆記具 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2004064755A JP2005219472A (ja) | 2004-02-06 | 2004-02-06 | 複合筆記具 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2005219472A true JP2005219472A (ja) | 2005-08-18 |
Family
ID=34995484
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2004064755A Pending JP2005219472A (ja) | 2004-02-06 | 2004-02-06 | 複合筆記具 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2005219472A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2011043540A2 (ko) * | 2009-10-07 | 2011-04-14 | Song Jinhyuk | 다심 펜 |
WO2024058070A1 (ja) * | 2022-09-12 | 2024-03-21 | 伸孝 丸山 | ペンの構造、ボールペン、及びタッチペン |
-
2004
- 2004-02-06 JP JP2004064755A patent/JP2005219472A/ja active Pending
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2011043540A2 (ko) * | 2009-10-07 | 2011-04-14 | Song Jinhyuk | 다심 펜 |
WO2011043540A3 (ko) * | 2009-10-07 | 2011-07-14 | Song Jinhyuk | 다심 펜 |
WO2024058070A1 (ja) * | 2022-09-12 | 2024-03-21 | 伸孝 丸山 | ペンの構造、ボールペン、及びタッチペン |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US20090257811A1 (en) | Multiple nib writing instrument | |
JP2011512272A (ja) | 鉛筆 | |
JP2003335093A (ja) | 筆記具 | |
WO2004024465A1 (en) | Grip for hand held instruments | |
JP2005219472A (ja) | 複合筆記具 | |
US20060039739A1 (en) | Stylus holder | |
JP2009137271A (ja) | マーキングペン | |
JPH07225643A (ja) | ペン入力形電子文具の入力用ペン | |
JP3247393U (ja) | スタイラスペン | |
JP4361891B2 (ja) | 筆記具用グリップおよび該グリップを備えた筆記具 | |
WO2024058070A1 (ja) | ペンの構造、ボールペン、及びタッチペン | |
JP2019081256A (ja) | 筆記部材のグリップおよび筆記具 | |
JP2024040120A (ja) | ペンの構造、ボールペン、及びタッチペン | |
JP3160448U (ja) | 二色ボールペン | |
JP2006263943A (ja) | 筆記具 | |
JP2013071332A (ja) | 筆記具及び筆記具セット | |
JP4848066B2 (ja) | 筆記具 | |
JP2023011032A (ja) | 筆記具 | |
JP2667127B2 (ja) | 筆記具ホルダー | |
JP2017094674A (ja) | 消去具及び筆記具付き消去具 | |
JP6742110B2 (ja) | 熱変色性筆記具用の摩擦具組立体 | |
KR20240078668A (ko) | 손 위의 메모패드 | |
JP2008254371A (ja) | 筆記具 | |
JP2020196247A (ja) | 筆記具 | |
US20040001737A1 (en) | Pen with multiple writing elements |