JP2005218782A - 内視鏡装置 - Google Patents

内視鏡装置 Download PDF

Info

Publication number
JP2005218782A
JP2005218782A JP2004032491A JP2004032491A JP2005218782A JP 2005218782 A JP2005218782 A JP 2005218782A JP 2004032491 A JP2004032491 A JP 2004032491A JP 2004032491 A JP2004032491 A JP 2004032491A JP 2005218782 A JP2005218782 A JP 2005218782A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
electrode
endoscope apparatus
adapter
substrate
distal end
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2004032491A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2005218782A5 (ja
JP4511210B2 (ja
Inventor
Yasuo Hirata
康夫 平田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Olympus Corp
Original Assignee
Olympus Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Olympus Corp filed Critical Olympus Corp
Priority to JP2004032491A priority Critical patent/JP4511210B2/ja
Priority to US11/052,616 priority patent/US7549958B2/en
Publication of JP2005218782A publication Critical patent/JP2005218782A/ja
Publication of JP2005218782A5 publication Critical patent/JP2005218782A5/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4511210B2 publication Critical patent/JP4511210B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Images

Abstract

【課題】挿入部の先端に電気機器を備えたアダプタが着脱自在に構成された内視鏡装置において、アダプタと挿入部との確実な導通を確保するとともに、挿入部をより一層細径化することができる電気的な接続構造を提供すること。
【解決手段】挿入部2の先端部に着脱可能に設けられているアダプタ30がLED照明を取り付けたLED基板33を備えている内視鏡装置であって、アダプタ30に設けた第1基板38と、アダプタ30を着脱する相手方の部材である挿入部2に設けた電極26との間に導電ゴム39を配設した。
【選択図】 図1

Description

本発明は、管腔内に挿入される挿入部の先端に発光ダイオード(LED)等の電気機器を備えている工業用及び医療用等の内視鏡装置に関するものである。
一般に、工業用や医療用として使用されている内視鏡装置は、管腔内に挿入される長尺の挿入部を備えている。また、このような内視鏡装置においては、管腔内の観察対象を照明して観察や撮像を容易にするため、挿入部の先端に照明手段を備えている。近年においては、このような照明手段として、発光ダイオード(以下、LED)を採用したものが提案されている。
また、それぞれにLED照明を備えた光学系の異なるアダプタを挿入部の先端に着脱自在とし、観察対象や用途に応じて予め用意された複数種類の中から最適のアダプタを選択して交換使用を可能に構成した内視鏡装置も提案されている。この場合、LED照明を備えたアダプタと挿入部との間に電源供給用の接続構造が必要となり、硬質性の電極と伸縮するバネとを接触させる構造、あるいは、雄/雌のコネクタで接触させる構造のようにメカニカルな構造が採用されている。(たとえば、特許文献1参照)
LED照明を備えて交換使用するアダプタの具体例としては、たとえば直視用や側視用のように観察方向が異なるアダプタ、あるいは、温度や圧力など画像以外に観察環境の各種計測を行うこともできるようにしたアダプタ等がある。さらに、観察対象や目的に応じて選択できるように、視野角や深度の異なる光学系を備えているアダプタも必要に応じて多数用意されている。
特開平10−328131号公報
ところで、上述した内視鏡装置においては、用途の拡大等に伴い、挿入部の細径化が求められている。挿入部の外径は、一般的な内視鏡装置の12〜13mm程度から血管挿入等に使用される0.5mm程度のものまで細径化が進んできている。
このような背景から、LED照明等の電気機器を備えているアダプタを挿入部の先端部に着脱して交換使用を可能にした内視鏡装置においては、電源供給や電気信号の送受信等を行うために着脱部の電気的な接続構造が問題となる。すなわち、電気的な接続を確実に行うことができる着脱構造であり、しかも、挿入部の細径化を妨げない接続構造の開発が求められている。
また、内視鏡装置においては、多様な用途に対応できるようにするため、仕様の異なる複数種のアダプタを用意して挿入部の先端に着脱自在とし、観察対象に応じて最適のアダプタを交換使用できるようにすることが求められている。しかし、多種類のアダプタを用意することはコスト上昇の要因となるので、アダプタ自体及び内視鏡装置のコストを低減するためには構成部品の共用化が望まれる。
本発明は、上記の事情に鑑みてなされたものであり、挿入部の先端に電気機器を備えたアダプタ等の先端部材(別体部品)が着脱自在に構成された内視鏡装置において、先端部材との確実な導通を確保するとともに、挿入部をより一層細径化することができる電気的な接続構造を備えた内視鏡装置の提供を目的としている。
本発明の内視鏡装置は、挿入部の先端部に着脱可能に設けられている先端部材が電気機器を備えている内視鏡装置であって、前記先端部材に設けた第1の電極と、前記先端部材を着脱する相手方の部材に設けた第2の電極との間に、異方導電性の弾性部材を配設したことを特徴とするものである。
このような内視鏡装置によれば、アダプタ等の先端部材に設けた第1の電極と、先端部材を着脱する相手方の部材(たとえば挿入部の先端)に設けた第2の電極との間に、異方導電性の弾性部材を配設したので、第1の電極と第2の電極との間に異方導電性の弾性部材を圧縮するように挟持し、両電極間を電気的に接続して確実な導通状態を得ることができる。すなわち、挿入部の先端部に先端部材が取り付けられると、第1及び第2の電極が異方導電性の弾性部材を両側から圧縮するように密着するので、同弾性部材の特性により厚み方向のみが導通状態とされる。
上記の内視鏡装置において、前記弾性部材は、絶縁部材に導電部材がドット状に配置されているものでもよいし、あるいは、絶縁部材に導電部材がストライプ状に配置されているものでもよい。
また、前記弾性部材は、シート状であることが好ましい。
また、上記の内視鏡装置において、前記弾性部材は、前記第1の電極に接して設けられていてもよいし、あるいは、前記第2の電極に接して設けられていてもよい。
また、上記の内視鏡装置において、前記第1の電極は、樹脂基板の電極パターンで構成されることが好ましく、この場合、前記電極パターンを円弧状に形成することにより、多少の位置ずれにも対応できるようにするとよい。
また、上記の内視鏡装置において、前記第2の電極は、柱状とした導電部材の外周部が絶縁部材で覆われていることが好ましい。
また、上記の内視鏡装置においては、前記弾性部材をドーナツ形状とすることが好ましく、これにより、位置決めが容易になる。
また、上記の内視鏡装置においては、前記電気機器を備えた先端部分が前記先端部材から着脱可能な別体部品であることが好ましく、これにより、電気機器を備えた先端部分の共用化が可能となる。
この場合、前記先端部分側の第3の電極と、前記先端部材側の第4の電極とを備え、前記第3の電極と前記第4の電極との間に異方導電性の弾性部材を配設することにより、第3の電極と第4の電極との間に異方導電性の弾性部材を圧縮するように挟持し、両電極間を電気的に接続して確実な導通状態を得ることができる。
上述した本発明の内視鏡装置によれば、第1の電極と第2の電極との間に異方導電性の弾性部材を配設したことにより、第1の電極と第2の電極との間に異方導電性の弾性部材を圧縮するように挟持し、両電極間を電気的に接続して確実な導通状態を得ることができるので、挿入部の先端部に先端部材が取り付けられると、第1及び第2の電極が異方導電性の弾性部材を両側から圧縮するように密着するので、同弾性部材の特性により厚み方向のみが導通状態とされる。従って、良好な導電性を得ることができる電極構造となり、しかも、軸方向に重ねるようにして挟持する構造のため、挿入部の細径化を促進する上で有利になる。
また、先端部材(アダプタ)の電気機器を備えた先端部分(照明ユニット)を着脱可能な別体構造とすることにより、先端部分を共用化することが可能になるので、多種類ある先端部材のコストや保管スペースを低減することが可能になる。
以下、本発明に係る内視鏡装置の一実施形態について、図面を参照して説明する。
<第1の実施形態>
最初に、図1ないし図5に基づいて本発明の第1の実施形態を説明する。
図2は、本実施形態に係る内視鏡装置の全体構成例を示す外観斜視図であり、(a)は内視鏡装置本体をケース内に格納する前の状態、(b)は内視鏡装置本体をケース内に格納した状態を示している。
この内視鏡装置1は、細長な挿入部2を備えている内視鏡本体3と、この内視鏡本体3の挿入部2を巻回して収納するドラム部4とを主な構成要素としている。
内視鏡本体3は、ドラム部4に挿入部2を巻き回した状態でクッション材等よりなる収納部5の凹部収納位置5aに嵌め込むようにして保持され、収納部5とともにケース6内に格納して保管及び搬送される。なお、図中の符号5bはアダプタケース7の収納凹部、6aはケース6にヒンジを介して取り付けられた開閉蓋、6bは口金、6cは取っ手である。
ドラム部4はたとえばボビン形状とされ、挿入部2が巻回される円筒状とした挿入部巻回部4a(図2参照)の上下に円盤状のフランジを取り付けた構成となっている。このドラム部4は、適所(たとえばフランジ等)に配置されたLCDモニタ(図示省略)等の画像表示手段を備えている。さらに、挿入部巻回部4aの内部には、電源用バッテリを収納するバッテリ収納部(図示省略)、後述する流体アクチュエータFAの作動流体を充填したボンベを収納するボンベ収納部(図示省略)、及び各種制御を行う制御部等が設けられている。なお、ボンベ内に充填して使用される作動流体には、たとえば二酸化炭素、フロン、窒素、ヘリウム、アルゴン及び窒素等の不燃性ガスがある。
また、このドラム部4には、後述する挿入部2の湾曲操作を行うためのジョイスティック等を備えた操作部のリモートコントローラ(図示省略)が操作ケーブルを介して接続されている。
内視鏡本体3の挿入部2は、図3に示すように、観察対象の管腔内に挿入される先端部側から順に、アダプタ30と可撓管部20とを着脱自在に連結した構成とされる。
一方のアダプタ30は、照明等の電気機器を備え、挿入部2の先端部に着脱自在に設けられている先端部材である。また、このアダプタ30を着脱する相手方の部材は、可撓管部20の先端部に形成された先端硬質部21となる。可撓管部20は、上述した先端硬質部21と、アダプタ30の先端面を所望の観察方向に向けるための湾曲部22と、これらに連接する柔軟で長尺な可撓性部材23とを具備して構成される。湾曲部22は先端硬質部21のやや後方となる位置に設けられ、たとえば図5に基づいて後述するように、湾曲操作用として複数の流体圧アクチュエータFAを備えている。
また、先端硬質部21の先端面21aには、一対の電極(第2の電極)26が突設されている。この電極26は、挿入部2の内部を通る図示省略の電線と電気的に接続され、この電線を介してドラム部4内の電源(バッテリ等)からアダプタ30に設けられている電気機器に電源供給を行うためのものである。この場合の電極26は、少なくとも先端面がアダプタ30側の電極と接触することにより通電可能となるが、たとえば円柱、角柱及び中空円柱等の柱状とした電極26の周面部分を絶縁部材で覆うようにすればよい。
アダプタ30は、たとえば先端面の中央部に観察窓31が設けられ、この観察窓31の周囲に複数のLED照明(電気機器)32を配置した構成とされる。
LED照明32は、円板の中央部に貫通孔33aを設けてドーナツ形状としたLED基板33の一面(前面)に周方向へ複数配列されている。このLED基板33は、図1及び図4に示すように、略中空円筒状とした外枠部材34の前端に挿入され、LED照明32を配設した前端面側が外枠部材34の前端部を内側に折曲して形成した係止部34aに当接して位置決めされる。
LED基板33を挿入した外枠部材34には、後端面側の開口部からLED固定部35及びLED押さえ36が挿入される。
LED押さえ36の軸中心に沿って形成された空間部36aには、光学レンズ系となる対物レンズ群37が設けられている。図示の例では、観察窓31が開口する先端面側から順に、第1レンズ37a、スペーサ37b、第2レンズ37c、スペーサ37d、絞り37e及び第3レンズ37fを軸方向に並べた構成のレンズ群37とされる。
空間部36aを形成するLED押さえ36の内筒部36bには、その外周面側に第1基板38、異方導電性の弾性部材(以下、「導電ゴム」と呼ぶ)39及び第2基板40が先端面側から順に挿入されている。
第1基板38は、円形とした樹脂基板(以下、円板)の中心部に貫通孔38aを設けて位置決めを容易にしたドーナツ形状とされ、同貫通孔38aの外側には、内周面に導電体を被覆した上下一対のスルーホール38bが形成されている。このスルーホール38bには、それぞれLED基板33にLED照明32用の電源を供給するための電線41が、半田付け等により電気的に接続されている。
また、第1基板38の後端面には、スルーホール38bの内周面に被覆した導電体と導通する電極パターン(第1の電極)38cが設けられている。この電極パターン38cは、一対のスルーホール38b毎に独立して、換言すれば両電極パターンが38cが互いに短絡しないよう分離されて、それぞれが円弧状に形成されている。なお、上述した円弧状の電極パターン38cについては、これをなくして単にスルーホール38bの両端部導体等よりなる電極のみを設けた構成としてもよい。
また、電線41の他端は、LED基板33とLED押さえ36との間に形成される電線通路を通り、LED基板33の先端面に設けられた電極部33aに接続される。
導電ゴム39は、絶縁部材である弾性体39aに多数の導電部材39bをドット状に配置したものであり、たとえばドットタイプの異方導電性ゴムとも呼ばれている。
この導電ゴム39は、たとえばシリコンゴム等をシート状とした弾性体39aの厚さ方向に、たとえばニッケルの金属粒子や、金メッキを施した金属粒子等の導電部材39bが配列された構成のものである。従って、弾性体である導電ゴム39を厚さ方向に軽く押圧することにより、高密度化した導電部材39a間の導電性が向上し、厚さ方向への良好な導通が可能になる。しかし、弾性体39aが絶縁部材であることから、導電ゴム39の厚さ方向以外(たとえば周方向)については絶縁状態となる。この場合、ドット状(両表面の露出形状がドット状)に配置された各導電部材39bは、互いに絶縁部材に分離されて非導通の独立した状態とされる。
また、この導電ゴム39についても、上述した第1基板38と同様に、中心部に貫通孔39cを設けて位置決めを容易にしたドーナツ形状とされる。
第2基板40は円板の中心部に貫通孔40aを設けたドーナツ形状とされ、同貫通孔40aの外側には、それぞれ円弧状とした一対の電極パターン40b,40cが前端面及び後端面の両面に設けられている。この場合、前端面の電極パターン40bと後端面の電極パターン40cとは、基板内の配線パターンやスルーホール等により電気的に接続されている。なお、この場合の電極パターン40b,40cについても、互いに短絡しないようそれぞれの円弧形状が分離されている。
ところで、上述した実施形態では導電部材39bをドット状に配置したドットタイプの導電ゴム39を採用していたが、この他にも、たとえば図1(d)に示すようなストライプタイプの導電ゴム39Aを使用することも可能である。ストライプタイプの導電ゴム39Aは、厚さ方向に配列された導電部材39b′が、絶縁部材である弾性体39aにストライプ状に配置されたものである。この場合、ストライプ状(両表面及び各断面の露出形状がストライプ状)に配置された各導電部材39b′は、互いに絶縁部材に分離されて独立した状態とされる。
なお、ストライプ状の導電部材39b′については、互いに分離されていればその配列方向や配列形状(たとえば平行配列など)が特に限定されることはない。
LED押さえ36の外周後端側には、接続リング42が回動可能に配設されている。この接続リング42は、後述する挿入部2の外周面に設けられた外ネジ部21bと螺合する内ネジ部42aを内周面に備えている略円筒状の部材である。LED押さえ36は接続リング42を貫通し、先端に設けた係止部42bとLED押さえ36の段差部36cとの係合により、接続リング42が軸方向に抜け止めされている。
なお、接続リング42の内周面には、その後端部側に挿入部2からの脱落防止用となる内ネジ部42a′が設けられている。
ここで、アダプタ30の組立方法について図4によって説明する。まず、第1基板38に電線41を接続し、導電ゴム39を基板38に対して固定ピン96で固定したユニットを作っておく。なお、このユニットについては、前記したように第1基板38と第2基板40との間に導電ゴム39を挟んだサンドイッチ構造のものでも良い。次に、位置決めピン97をLED押さえ36に差し込んで接着等で固定し、LED押さえ36に対して接続リング42を連結させる。このときLED押さえ36の外ネジ部36dに接続リング42の係止部42bがネジのオスメスで接続できるようになっており、最後までねじ込むと、係止部42bは段差部36cの位置となり、抜けなくなる。さらに、LED固定部35をLED押さえ36の外ネジ部36dに連結させる。この状態から前記の第1基板38、導電ゴム39、電線41のユニットを接続リング42の開口部から入れて、電線41を先端から出す。そして、LED照明33を先端側からLED押さえ36の先端に差し込んで電線41を適当な長さに切って、LED照明33の電線33bにハンダ等で接続する。最後に、外枠部材34を図示しないネジ等でLED固定部35に固定する。
このように、先端面にLED照明32を備えているアダプタ30は、接続リング42及びLED押さえ36の後端部側開口を通して、LED照明32に電源の供給を行う第2電極基板40が内部に露出した構成とされる。換言すれば、連結状態で挿入部2の先端面21aと対向するアダプタ30の内面に、第2電極基板40が露出して配設された構成とされる。
なお、このようなアダプタ30は、上述したように先端面に観察窓31やLED照明32が配設された直視用の他にも、たとえば図2に示すように、側面(円周面)に観察窓やLED照明を備えた側視用のアダプタ30Aや対物レンズ群37の構成を変えて光学的な仕様の異なっているアダプタもある。
ところで、挿入部2の先端硬質部21内には、アダプタ30の観察窓31から対物レンズ群37を介して取り込んだ画像を撮像するため、観察手段としてたとえばCCD8が内蔵されている。このCCD8は、挿入部2の内部空間を通るケーブル8aを介して内視鏡本体3に接続され、ドラム部4内から電源の供給を受けるとともに撮像した画像信号を送信している。なお、上記の観察手段はCCD8に限定されるものではなく、C−MOSやイメージガイドファイバ等であってもよい。
流体アクチュエータFAは、図5に示すように先端硬質部21に連結された前口金24と可撓性部材23に連結される後口金25との間に設けられている。
この流体アクチュエータFAは、両端部側で前口金24及び後口金25を挟持するようにして連結された外コイル管50及び外チューブ51の内部に内チューブ52及び内コイル管53を挿入し、内チューブ52と外チューブ51との間にマルチルーメンチューブ54を配置した構成とされる。
マルチルーメンチューブ54は柔軟なシリコン材で形成した略円形断面の部材であり、円周方向に等ピッチで空気室が複数(たとえば90度ピッチで4ヶ所)設けられている。このマルチルーメンチューブ54は、空気室の一端が作動流体供給管55に連結され、他端が接続チューブ56と連結されている。一方の作動流体供給管55は、内視鏡本体3のボンベと連結されてマルチルーメンチューブ54の空気室に作動流体を供給する。なお、接続チューブ56の他端側は、たとえば作動流体の圧力を検出してフィードバック制御を行う圧力検出手段(図示省略)に連結されている。
上述した外コイル管50及び内コイル管53は、容易に湾曲するたとえばステンレス製の管状部材(密着コイル)であり、また、外チューブ51及び内チューブ52は、マルチルーメンチューブ54が外コイル管50及び内コイル管53の線間に挟まれて破損することを防止するたとえばフッ素製の薄肉チューブである。なお、図中の符号57は固定用の巻糸である。
上述したように構成された流体アクチュエータFAは、作動流体の供給を受けて膨張したマルチルーメンチューブ54側が伸びて湾曲するので、実質的には湾曲させたい方向と反対側(180度の方向)のマルチルーメンチューブ54に作動流体を供給して膨張させればよい。
なお、湾曲部22を湾曲させる手段については、上述した流体アクチュエータFAに限定されることはなく、たとえばワイヤ式など他の公知の手段を採用可能であることはいうまでもない。
このような構成の内視鏡装置1では、所望のアダプタ30を選択して挿入部2の先端を接続リング42の後端部側開口から挿入した後、接続リング42を回転させて連結する。このとき、最初は先端硬質部21の外ネジ部21bが接続リング42の内ネジ部42a′と螺合するが、さらに接続リング42の回転を継続することにより、外ネジ部21bは内ネジ部42a′を乗り越えて先端部側へ進むため螺合から解放される。この結果、外ネジ部21bは所定の間隔を有する一対の内ネジ部42a,42a′間に位置してフリー状態となるので、内ネジ部42a′は、外ネジ部21bを内ネジ部42a′に係止してアダプタ30が可撓管部20から脱落するのを防止する抜け止めとして機能する。
このような抜け止め位置の状態から、さらに挿入部2を押し込むようにして接続リング42を回転させると、こんどは外ネジ部21bが内ネジ部42aと螺合するので、挿入部2の先端部に対してアダプタ30が所定位置に固定された状態で連結される。なお、図中の符号21dは周方向の位置決め用に設けた凹溝部であり、LED押さえ36の内周面に設けた図示しない凸部と係合して位置決めするようになっている。
上述した所定位置で連結されると、先端面21aから突出する電極26が第2基板40の電極パターン40cに当接して先端部方向へ押圧する。このため、先端部側への移動がLED押さえ36によって阻止されている第1基板8との間に挟持された弾性体の導電ゴム39が圧縮され、厚さ方向に配列されている導電部材39bが高密度化することによって導電性が向上する。
また、第1基板38及び第2基板40の間に挟持された導電ゴム39が弾性体であるため、第1基板38の電極パターン38bと導電ゴム39との間及び第2基板40の電極パターン40bと導電ゴム39との間において良好な密着性が得られるので、導電性の向上した導電ゴム39を介して電極26から電線41へ確実に通電させることができる。
そして、このような導通状態は、導電ゴム39の特性により厚さ方向の一方向のみとなるから、たとえば円周方向が導通状態になることはない。従って、導電ゴム39の周囲に絶縁部材を配置する必要がないので、絶縁部材のスペース確保が不要になって電極構造を小型化することができる。
ところで、上述した実施形態においては、収納部5の側面に凹部収納位置5aを設けて内視鏡本体3を格納し、収納部5とともにケース6の内部に出し入れする構成としたが、収納部の上面に凹部収納位置等を設けてもよい。また、ケース6内にクッション材等よりなる収納部を形成しておき、同収納部の上面に開口させた凹部収納部に対して、内視鏡本体3等を上方から出し入れする構成としてもよい。
さらに、図6に示した第1変形例のように、上面及び一側面が開口し取っ手5cを設けた収納部5′に内視鏡本体3を収納し、開閉蓋6aを開いたケース6の上面から収納部5′とともに出し入れする構成としてもよい。
また、上述した実施形態では、第2基板40をアダプタ30側に配設していたが、図7及び図8に示す第2変形例のように、可撓管部20側に配設してもよい。
この第2変形例では、一対のスルーホール40dを設けて電線41を電気的に接続した第2基板40′を採用し、この第2基板40′を可撓管部20Aの先端面に凹部21cを形成して取り付ける構成とされる。すなわち、上述した第1の実施形態における電極26に代わるものとして、第2基板40′の先端面から電線41の導電体部41aを突出させて電極の機能を持たせている。この導電体部41aはスルーホール41dを貫通し、半田43を介してスルーホール41dの導電層44と電気的に接続された状態で固定されている。また、スルーホール41dの導電層44は、電極パターン40bと電気的に接続されている。なお、図中の符号41bは電線41の被覆層である。
一方、アダプタ30側においては、先端部側から順に並んで第1基板38及び導電ゴム39が残っているので、挿入部2をアダプタ30の所定位置まで挿入して連結することにより、第1基板38及び第2基板40′の間に導電ゴム39が挟持されて圧縮されることとなる。このため、上述した第1の実施形態と同様に、導電ゴム39の導電性が増すとともに電極との良好な密着性が得られるようになるので、第2基板40′側の導電体部41aから導電ゴム39を介して、第1基板38側の電線41へ確実に通電させることができる。
また、図9に示す第3変形例のように、導電ゴム39を可撓管部20の先端面に形成した凹部21c′に配置してもよく、このような構成としても導電ゴム39を挟持して圧縮することができる。従って、所定の連結状態において、導電ゴム39の導電性が増すとともに電極26との良好な密着性が得られるので、導電ゴム39を介して確実に通電させることができる。なお、図中の符号27は、電極26と先端硬質部21との間に配設された絶縁体である。
また、図10及び図11に示す第4変形例及び第5変形例では、導電ゴム39の弾性を補うため、別体の弾性体28を適所に介在させている。
図10に示す第4変形例では、可撓管部20の先端面21aから突出する電極26の後方に弾性体28を配設し、所定の連結状態で弾性体28を圧縮するような構成とされる。このような構成とすれば、弾性体28が保有する弾性を導電ゴム39が保有する弾性に加えることができるので、より一層密着性を増すことができる。換言すれば、導電ゴム39を薄く製造し、弾性体28により弾性を確保することができる。なお、導電ゴム39は、厚さを抑制する程製造が容易になる。
また、図11に示す第5変形例では、別体として軸方向の移動が可能な先端部材29Aと先端部材受け29Bとの間に弾性体28Aを配設した構成とされる。このような構成としても、弾性体28Aが保有する弾性を導電ゴム39に加えることができるので、より一層密着性を増すことができる。
<第2の実施形態>
続いて、本発明に係る内視鏡装置の第2の実施形態を図12及び図13に基づいて説明する。なお、上述した実施形態と同様の部分には同じ符号を付し、その詳細な説明は省略する。
さて、上述した第1の実施形態では、本発明を直視用のアダプタ30に適用した場合について説明したが、以下の実施形態においては、側視用のアダプタ30Aへの適用例を示して説明する。
図12及び図13に示す側視用のアダプタ30Aは、先端枠部材60と、接続リング42を係止するための段差部67aを有する中間リング部材67と、上述した接続リング42とを一体化した構成とされる。
先端枠部材60には、先端部近傍の適所に軸方向と直交する略円筒状の貫通孔61が設けられている。この貫通孔61には段差部61aが設けられ、一方の入口開口からLED照明32Aが外側(側面)を向くようにしてLED基板33Aを挿入する。このLED基板33Aは、外周部分が段差部61aに当接することで位置決めされ、この後適当な手段により固定される。こうしてLED基板33Aを所定位置に固定した後には、入口開口に封止部材62を螺合して閉じられる。
また、先端部材60には、貫通孔61と直交する軸方向に電線通路63が形成されている。この電線通路63は、内視鏡本体3から供給される電源をLED基板33Aに供給するための電線41を通す通路(空間)である。この電線41は、一端がLED基板33Aに接続され、他端が後述する第1基板38Aに接続されている。
さらに、先端部材60には、対物レンズ群64を設置するための空間部65が略L字状に折曲するように設けられており、軸方向と直交するように設けた側面方向の開口部が観察窓となる。なお、図示した対物レンズ群64は、先端部材60の側面開口(観察窓)側から順に、第1レンズ64a、スペーサ64b、第2レンズ64c、第3レンズ64d、第4レンズ64e、絞り64f及び第5レンズ64gを具備して構成される。
先端部材60の内部には、対物レンズ群64を収納する空間部65が軸方向に向けて延在する内筒部66の外周に、先端部側から順に第1基板38A及び導電ゴム39Bが挿入されている。この場合の第1基板38A及び導電ゴム39Bは、実質的には上述した第1の実施形態と同様の構成となるが、貫通孔38a,39aの位置を偏心させている点が異なっている。これは、細径となる先端部材60の側面にLED照明32Aや観察窓が配設されているため、光学レンズ群64や電線41の軸方向配置が軸中心からずれることに起因しており、従って、スペース確保等の事情によっては中心に配設してもよい。
このような構成とすれば、挿入部2を所定位置まで挿入して連結することにより、挿入部2側の図示しない電極基板や電極が、弾性体である導電ゴム39Bを圧縮するようにして押圧する。このため、導電性の向上した導電ゴム39Bの両側には、挿入部2側の電極と第1基板38Aの電極パターン38cが挟持するようにして密着するので、アダプタ30Aに設けた電気機器であるLED基板33Aに対し、アダプタ30A及び挿入部2の細径化とともに内視鏡本体3側からの確実な通電を可能にする。
なお、図示の例では第2基板に相当する電極基板が挿入部側に設けられているものとしたが、第1の実施形態と同様にアダプタ30A側に設けるなど、第1の実施形態と同様に種々の変形例が可能であることはいうまでもない。また、第1の実施形態と第2の実施形態の電極を異なる形状としているが、たとえば、第1の実施形態の直視用アダプタ30の電極を側視用アダプタの電極と同じ形状にするようにしても良く、その場合、直視用アダプタと側視用アダプタを交換して使用可能とすることが可能となる。
<第3の実施形態>
続いて、本発明に係る内視鏡装置の第3の実施形態を図14及び図15に基づいて説明する。なお、上述した各実施形態と同様の部分には同じ符号を付し、その詳細な説明は省略する。
さて、上述した第1及び第2の実施形態では、挿入部2の先端部に対し先端部材のアダプタ30,30Aが着脱自在に構成された内視鏡装置について説明したが、以下に説明する実施形態では、電気機器を備えた先端部材がアダプタの先端部に対して着脱自在に構成されている場合について説明する。
図14及び図15に示す直視用のアダプタ30′は、電気機器であるLED照明32を備えている照明ユニット(先端部材)70が着脱自在の別体部品とされる。この照明ユニット70は、仕様の異なる多種類のアダプタ30′に共用可能な部品であり、各アダプタの先端部に着脱して交換使用される。すなわち、アダプタ30′は、アダプタ本体44と照明ユニット70とを一体化した構成とされる。
照明ユニット70は、円筒状の外枠部材71内にドーナツ形状としたLED基板33B及び導電ゴム39を挿入した構成とされる。外枠部材71には先端部を内側に折曲した係止部71aが設けられ、この係止部71aにLED基板33Bの前面外周端を当接させて位置決めしている。LED基板33Bの後面には一対の電極(第3の電極)33bが突設され、この電極33bと接触するようにして導電ゴム39が配設されている。
上述した照明ユニット70は、外枠部材71の後端部に設けた内ネジ部71bをLED押さえ36Aの外周面に設けた外ネジ部36bと螺合させることにより、アダプタ本体44に連結して一体化される。
アダプタ本体44は、上述した照明ユニット70及び第3基板45に関連する部分を除いて、実質的には図1(a)の構成と同じである。第3基板45は、一対の電極パターン(第4の電極)45aを備えた前面が露出するとともに、後面が電線41と電気的に接続されている。
このような構成のアダプタ30′とすれば、アダプタ本体44の所定位置に照明ユニット70を連結することにより、LED基板33Bと第3基板45との間に導電ゴム39が挟持されて押圧を受ける。このため、圧縮された導電ゴム39の導電性が向上するとともに、第3基板45の電極パターン45a及びLED基板33Bの電極33bが導電ゴム39に密着し、確実で良好な通電が可能となる。なお、アダプタ本体44と挿入部2との間についても、上述した第1の実施形態で説明したように、導電ゴム39を介在させたことにより確実で良好な通電が可能となっている。
続いて、第3の実施形態の第1変形例として、側視用のアダプタ30A′に適用した例を図16及び図17に基づいて説明する。なお、上述した各実施形態と同様の部分には同じ符号を付し、その詳細な説明は省略する。
この場合の照明ユニット80は、外枠部材81の後端部とアダプタ本体90の先端部とを嵌合させるとにより、一体化されたアダプタ30A′となる。図示の例では、外枠部材81の後端部に略矩形形状の連結凹部82が形成され、同連結凹部82の内周面には連結状態を保持するための係止凹部83が上下に一対設けられている。
また、連結凹部82の内部には、導電ゴム39Bの一面が開口部側を向くようにして設置されている。この導電ゴム39Bは、LED基板33Aと電線41を介して電気的に接続されている第1基板38Aと接触するように並べて配置されている。なお、LED基板33A及び封止部材62については、上述した第2の実施形態における先端部の構成と実質的に同じである。
アダプタ本体90側の先端部は、連結凹部82内に嵌合可能な突出形状の連結凸部91とされ、その先端面には一対の電極92が突設されている。そして、連結凸部91の外周面には、全周にわたってOリング93が取り付けられるとともに、上下一対の係止凸部94が設けられている。なお、電極92とアダプタ本体90側の第1基板38Aとの間は、一端に端子電極95が取り付けられた電線41により電気的に接続されている。
このような構成のアダプタ30A′とすれば、アダプタ本体90の所定位置に照明ユニット80を連結することにより、照明ユニット80側の第1基板38Aと電極92との間に導電ゴム39Bが挟持されて押圧を受ける。このため、圧縮された導電ゴム39Bの導電性が向上するとともに、第1基板38Aの電極パターン及び連結凸部91の電極92が導電ゴム39Bに密着するので、確実で良好な通電が可能となる。なお、アダプタ本体90と挿入部2との間についても、上述した第2の実施形態で説明したように、導電ゴム39Bを介在させたことにより確実で良好な通電が可能となっている。
なお、本発明は上述した各実施の形態に限定されるものではなく、たとえば各種センサなどLED照明以外の電気機器に適用したり、あるいは各種センサとLED照明とを組み合わせたものに適用することも可能であるなど、本発明の要旨を逸脱しない範囲内において適宜変更することができる。
本発明に係る内視鏡装置の第1の実施形態を示しており、(a)は挿入部の先端部を示す要部断面図、(b)は第1基板、導電ゴム及び第2基板を後端面側から見て示す分解斜視図、(c)は第1基板、導電ゴム及び第2基板を先端面側から見て示す分解斜視図、(d)は導電ゴムの他の構成例を示す斜視図である。 内視鏡装置の全体構成例を示す外観斜視図であり、(a)は内視鏡本体をケース内に格納する前の状態、(b)は内視鏡装置本体をケース内に格納した状態である。 図1に示した内視鏡装置の挿入部について、先端部の概略構成例を示す斜視図である。 図1に示したアダプタの分解組立図であり、(a)は第1基板の単独状態、(b)は第1基板とび導電ゴムと電線とを組み立てる状態、(c)はLED固定部と接続リングとLED押さえとを組み立てる状態、(d)は(c)の組立品に外枠部材及びLED基板を組み付ける状態、(e)は完成状態を示す斜視図である。 挿入部先端の湾曲部について、流体アクチュエータを用いた構成例を示す要部断面図である。 内視鏡装置の全体構成に係る第1変形例を示す外観斜視図であり、(a)は内視鏡本体を収納部に収納する前の状態、(b)は収納部とともに内視鏡装置本体をケース内に格納する状態である。 本発明の第1の実施形態に係る内視鏡装置について、第2変形例を示す要部の分解斜視図であり、(a)は挿入部の先端部、(b)は(a)の第2基板について反対側の面を示す図である。 図7(a)のA−A断面図である。 本発明の第1の実施形態に係る内視鏡装置について、第3変形例を示す斜視図である。 本発明の第1の実施形態に係る内視鏡装置について、第4変形例を示す要部断面図である。 本発明の第1の実施形態に係る内視鏡装置について第5変形例を示す図で、(a)は要部の分解斜視図、(b)は要部断面図である。 本発明に係る内視鏡装置の第2の実施形態を示す図で、(a)は側視用のアダプタを示す要部断面図、(b)は第1基板及び導電ゴムを先端面側から見て示す分解斜視図である。 図12に示した側視用のアダプタを示す図で、(a)はLED基板の分解組立図、(b)は組立完了状態を示す斜視図である。 本発明に係る第3の実施形態として、先端部材を着脱自在に構成した直視用のアダプタを示す分解組立図である。 図14の要部断面図である。 本発明に係る第3の実施形態の第1変形例であり、(a)は先端部材を着脱自在に構成した側視用のアダプタを示す斜視図、(b)は分解組立図である。 図16(b)の断面図である。
符号の説明
1 内視鏡装置
2 挿入部
3 内視鏡本体
20,20A 可撓管部
21 先端硬質部
21a 先端面
21b 外ネジ部
21c,21c′ 凹部
22 湾曲部
23 可撓性部材
26 電極
27 絶縁体
28,28A 弾性体
29A 先端部材
29B 先端部材受け
30,30′,30A,30A′ アダプタ(先端部材)
31 観察窓
32,32A LED照明(電気機器)
33,33A,33B LED基板
33a 貫通孔
33b 電極
34 外枠部材
34a 係止部
35 LED固定部
36a 空間部
36b 内筒部
36,36A LED押さえ
36d 外ネジ部
36c 段差部
37,64 対物レンズ群(光学レンズ系)
38,38A 第1基板
38a 貫通孔
38b スルーホール
38c 電極パターン
39,39A 導電ゴム(異方導電性の弾性部材)
39a 弾性体
39b,39b′ 導電部材
39c 貫通孔
40,40′ 第2基板
40a 貫通孔
40b,40c 電極パターン
40d スルーホール
41 電線
42 接続リング
42a,42a′ 内ネジ部
42b 係止部
45 第3基板
45a 電極パターン
60 先端枠部材
61 貫通孔
61a 段差部
62 封止部材
63 電線通路
65 空間部
65a 開口部
66 内筒部
67 中間リング部材
44,90 アダプタ本体
70,80 照明ユニット(先端部材)
71,81 外枠部材
71a 係止部
82 連結凹部
83 係止凹部
91 連結凸部
92 電極
94 係止凸部
95 端子電極
FA 流体アクチュエータ

Claims (12)

  1. 挿入部の先端部に着脱可能に設けられている先端部材が電気機器を備えている内視鏡装置であって、
    前記先端部材に設けた第1の電極と、前記先端部材を着脱する相手方の部材に設けた第2の電極との間に、異方導電性の弾性部材を配設したことを特徴とする内視鏡装置。
  2. 前記弾性部材は、絶縁部材に導電部材がドット状に配置されていることを特徴とする請求項1に記載の内視鏡装置。
  3. 前記弾性部材は、絶縁部材に導電部材がストライプ状に配置されていることを特徴とする請求項1に記載の内視鏡装置。
  4. 前記弾性部材は、シート状であることを特徴とする請求項1から3のいずれかに記載の内視鏡装置。
  5. 前記弾性部材は、前記第1の電極に接して設けられていることを特徴とする請求項1から4のいずれかに記載の内視鏡装置。
  6. 前記弾性部材は、前記第2の電極に接して設けられていることを特徴とする請求項1から4のいずれかに記載の内視鏡装置。
  7. 前記第1の電極は、樹脂基板の電極パターンで構成されることを特徴とする請求項1から6のいずれかに記載の内視鏡装置。
  8. 前記電極パターンを円弧状に形成したことを特徴とする請求項7に記載の内視鏡装置。
  9. 前記第2の電極は、柱状とした導電部材の外周部が絶縁部材で覆われていることを特徴とする請求項1から8のいずれかに記載の内視鏡装置。
  10. 前記弾性部材をドーナツ形状としたことを特徴とする請求項1から9のいずれかに記載の内視鏡装置。
  11. 前記電気機器を備えた先端部分が前記先端部材から着脱可能な別体部品であることを特徴とする請求項1から10のいずれかに記載の内視鏡装置。
  12. 前記先端部分側の第3の電極と、前記先端部材側の第4の電極とを備え、前記第3の電極と前記第4の電極との間に異方導電性の弾性部材を配設したことを特徴とする請求項11に記載の内視鏡装置。

JP2004032491A 2004-02-09 2004-02-09 内視鏡装置 Expired - Fee Related JP4511210B2 (ja)

Priority Applications (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2004032491A JP4511210B2 (ja) 2004-02-09 2004-02-09 内視鏡装置
US11/052,616 US7549958B2 (en) 2004-02-09 2005-02-07 Endoscope apparatus

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2004032491A JP4511210B2 (ja) 2004-02-09 2004-02-09 内視鏡装置

Publications (3)

Publication Number Publication Date
JP2005218782A true JP2005218782A (ja) 2005-08-18
JP2005218782A5 JP2005218782A5 (ja) 2007-03-22
JP4511210B2 JP4511210B2 (ja) 2010-07-28

Family

ID=34994874

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2004032491A Expired - Fee Related JP4511210B2 (ja) 2004-02-09 2004-02-09 内視鏡装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP4511210B2 (ja)

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008036032A (ja) * 2006-08-03 2008-02-21 Olympus Corp アダプタ式内視鏡
JP2011075670A (ja) * 2009-09-29 2011-04-14 Olympus Corp 内視鏡
JP2012094263A (ja) * 2010-10-25 2012-05-17 Yazaki Corp 機器接続用コネクタ構造
WO2023017730A1 (ja) * 2021-08-13 2023-02-16 Hoya株式会社 内視鏡

Citations (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6147920A (ja) * 1984-08-15 1986-03-08 Olympus Optical Co Ltd 内視鏡
JP2001061777A (ja) * 1999-08-26 2001-03-13 Olympus Optical Co Ltd 電子内視鏡
JP2001203030A (ja) * 2000-01-21 2001-07-27 Olympus Optical Co Ltd 電気的コネクター装置
JP2001299694A (ja) * 2000-04-19 2001-10-30 Olympus Optical Co Ltd 内視鏡撮像装置
JP2003151713A (ja) * 2001-11-13 2003-05-23 Sumitomo Rubber Ind Ltd 異方性導電フィルムの製造方法

Patent Citations (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6147920A (ja) * 1984-08-15 1986-03-08 Olympus Optical Co Ltd 内視鏡
JP2001061777A (ja) * 1999-08-26 2001-03-13 Olympus Optical Co Ltd 電子内視鏡
JP2001203030A (ja) * 2000-01-21 2001-07-27 Olympus Optical Co Ltd 電気的コネクター装置
JP2001299694A (ja) * 2000-04-19 2001-10-30 Olympus Optical Co Ltd 内視鏡撮像装置
JP2003151713A (ja) * 2001-11-13 2003-05-23 Sumitomo Rubber Ind Ltd 異方性導電フィルムの製造方法

Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008036032A (ja) * 2006-08-03 2008-02-21 Olympus Corp アダプタ式内視鏡
JP2011075670A (ja) * 2009-09-29 2011-04-14 Olympus Corp 内視鏡
JP2012094263A (ja) * 2010-10-25 2012-05-17 Yazaki Corp 機器接続用コネクタ構造
US9004928B2 (en) 2010-10-25 2015-04-14 Yazaki Corporation Connector structure for device connection
WO2023017730A1 (ja) * 2021-08-13 2023-02-16 Hoya株式会社 内視鏡

Also Published As

Publication number Publication date
JP4511210B2 (ja) 2010-07-28

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US7549958B2 (en) Endoscope apparatus
JP4987257B2 (ja) 内視鏡
US6582357B2 (en) Treating instrument erecting device for use in endoscope
EP2478825B1 (en) Connector for medical apparatus
JP5385483B1 (ja) 内視鏡
JP4511210B2 (ja) 内視鏡装置
WO2014171275A1 (ja) 基板接続構造
US20210338057A1 (en) Endoscope distal end portion and endoscope
US20240081625A1 (en) Chambered handle for a medical device
JP2007014488A (ja) 内視鏡
JP2009106697A (ja) 内視鏡装置
JP4884123B2 (ja) アダプタ式内視鏡
JP4553598B2 (ja) 内視鏡装置
JP6576098B2 (ja) 医療用カメラ装置
JP2009153776A (ja) 内視鏡および内視鏡の製造法ならびに内視鏡のコネクタ脱着用治具
JP4884122B2 (ja) アダプタ式内視鏡
JP4987353B2 (ja) 内視鏡用アダプタ、内視鏡用アダプタの製造方法及び内視鏡装置
JP4783077B2 (ja) 内視鏡装置
JP5820247B2 (ja) 多芯型コネクタ
JP4689995B2 (ja) 内視鏡装置
JP2006259054A (ja) 内視鏡の対物部
JP4921850B2 (ja) 絶縁ホルダ、内視鏡用アダプタ、内視鏡装置、及び、内視鏡システム
JP4996373B2 (ja) アダプタ方式内視鏡
WO2013080609A1 (ja) 内視鏡
JP5041676B2 (ja) 内視鏡装置及びその内視鏡用アダプタ

Legal Events

Date Code Title Description
A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20070205

A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20070205

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20090901

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20091027

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A821

Effective date: 20091028

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20100420

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20100506

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130514

Year of fee payment: 3

R151 Written notification of patent or utility model registration

Ref document number: 4511210

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R151

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130514

Year of fee payment: 3

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20140514

Year of fee payment: 4

S531 Written request for registration of change of domicile

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313531

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees