JP4553598B2 - 内視鏡装置 - Google Patents

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Description

本発明は、管腔内に挿入される挿入部の先端に照明用等の発光ダイオード(LED)を備えている工業用及び医療用等の内視鏡装置に関するものである。
一般に、工業用や医療用として使用されている内視鏡装置は、管腔内に挿入される長尺の挿入部を備えている。また、このような内視鏡装置においては、管腔内の観察対象を照明して観察や撮像を容易にするため、挿入部の先端に照明手段を備えている。
近年においては、このような照明手段として、発光ダイオード(以下、LED)を採用したものが提案されている。また、それぞれにLED照明を備えた光学系の異なるアダプタを挿入部の先端に着脱自在とし、観察対象や用途に応じて予め用意された複数種類の中から最適のアダプタを選択して交換使用を可能に構成した内視鏡装置も提案されている。(たとえば、特許文献1参照)
特開平10−216085号公報
ところで、LED照明を備えたアダプタが着脱自在に構成されている内視鏡装置においては、主電源からLED照明に電源供給を行う電源回路についても分離可能とした接続部が必要となる。
このような接続部を備えている内視鏡装置では、誤って主電源がONになっている通電状態のままアダプタの接続作業を行った場合には、LED照明に急激な通電が行われることとなる。また、LED照明に通電されたままの状態でアダプタの分離操作を行った場合には、通電が急激に停止されることとなる。
このようにして、通電状態のままアダプタを着脱するという誤操作を行うと、LED照明にサージ電圧が作用するなどして通電状態に急激な変動(電源のON/OFF)を生じるので、LED自体の劣化や破損の原因となって好ましくない。なお、主電源のON/OFFを行う電源スイッチを備えている場合であっても、同スイッチの適切な操作を怠ったままで着脱操作を行うという誤操作の可能性もあるので、より確実なLED保護の観点から誤操作対策が望まれる。
また、上述した着脱操作時の誤操作でLEDが破損しなかった場合であっても、その後の急激な電流増加によってLEDの温度は急上昇することになり、このため、急激な温度変化がLEDの劣化を促進したり、あるいは、LEDの破損を誘発するという可能性もある。
本発明は、上記の事情に鑑みてなされたものであり、その目的とするところは、LED照明を備えたアダプタ等の着脱によりLEDへの電源供給回路が接続または断続されるとき、LEDに通電される電流が急激に変動するのを防止することにある。
本発明の内視鏡装置は、挿入部の先端部に発光ダイオードからなる照明部を備え、前記照明部と主電源との間で前記照明部に着脱可能な電源供給回路が主電源と接続されている内視鏡装置であって、
前記電源供給回路が、着脱部に設けられ着脱操作時に時間差をもって接触及び離脱する第1及び第2の電極を具備し、前記主電源と前記照明部との装着操作時に前記照明部への電流値を段階的に増加させ、かつ離脱操作時に前記照明部への電流値を段階的に減少させる電流変化手段を備えていることを特徴とするものである。
このような内視鏡装置によれば、電源供給回路が主電源と発光ダイオードからなる照明部と装着操作又は離脱操作時に該照明部への段階的な通電を行う電流変化手段を備えているので、主電源から照明部に通電される電流の急激な変化を防止することができる。
また、上記の内視鏡装置において、前記挿入部の先端部に有する主電源につながる主電源電極と、前記照明部側の電極基板と、前記主電源電極と前記電極基板とが接触してから所定時間経過後に前記照明部への通電が開始されるスイッチング素子からなることが好ましく、これにより、主電源から発光ダイオードへの通電を制御して電流の急激な変化を防止することができる。
上述した本発明の内視鏡装置によれば、主電源との着脱操作時に動作する発光ダイオードの通電制御手段が電源供給回路に設けられているので、発光ダイオードに通電される電流の急激な変化を防止することができ、この結果、発光ダイオードの急激な温度変化を原因とする劣化や破損が抑制または防止されて寿命や信頼性を向上させるという顕著な効果が得られる。
以下、本発明に係る内視鏡装置の一実施形態について、図面を参照して説明する。
<第1の実施形態>
最初に、図1ないし図5に基づいて本発明の第1の実施形態を説明する。
図5は、本実施形態に係る内視鏡装置の全体構成例を示す外観斜視図であり、(a)は内視鏡装置本体をケース内に格納する前の状態、(b)は内視鏡装置本体をケース内に格納した状態を示している。
この内視鏡装置1は、細長な挿入部2を備えている内視鏡本体3と、この内視鏡本体3の挿入部2を巻回して収納するドラム部4とを主な構成要素としている。
内視鏡本体3は、ドラム部4に挿入部2を巻き回した状態でクッション材等よりなる収納部5の凹部収納位置5aに嵌め込むようにして保持され、収納部5とともにケース6内に格納して保管及び搬送される。なお、図中の符号5bはアダプタケース7の収納凹部、6aはケース6にヒンジを介して取り付けられた開閉蓋、6bは口金、6cは取っ手である。
ドラム部4はたとえばボビン形状とされ、挿入部2が巻回される円筒状とした挿入部巻回部4a(図5参照)の上下に円盤状のフランジを取り付けた構成となっている。このドラム部4は、適所(たとえばフランジ等)に配置されたLCDモニタ(図示省略)等の画像表示手段を備えている。さらに、挿入部巻回部4aの内部には、電源用バッテリを収納するバッテリ収納部(図示省略)、後述する流体アクチュエータFAの作動流体を充填したボンベを収納するボンベ収納部(図示省略)、及び各種制御を行う制御部等が設けられている。なお、ボンベ内に充填して使用される作動流体には、たとえば二酸化炭素、フロン、窒素、ヘリウム、アルゴン及び窒素等の不燃性ガスがある。
また、このドラム部4には、後述する挿入部2の湾曲操作を行うためのジョイスティック等を備えた操作部のリモートコントローラ(図示省略)が操作ケーブルを介して接続されている。
内視鏡本体3の挿入部2は、図2に示すように、観察対象の管腔内に挿入される先端部側から順に、アダプタ30と可撓管部20とを着脱自在に連結した構成とされる。
一方のアダプタ30は、LED照明32等の電気機器を備え、挿入部2の先端部に着脱自在に設けられている先端部材である。また、このアダプタ30を着脱する相手方の部材は、可撓管部20の先端部に形成された先端硬質部21となる。可撓管部20は、上述した先端硬質部21と、アダプタ30の先端面を所望の観察方向に向けるための湾曲部22と、これらに連接する柔軟で長尺な可撓性部材23とを具備して構成される。湾曲部22は、先端硬質部21のやや後方となる位置に設けられ、たとえば図4に基づいて後述するように、湾曲操作用として複数の流体圧アクチュエータFAを備えている。
また、先端硬質部21の先端面21aには、通電制御手段を構成するため、アダプタ30の着脱操作時に相手方の電極と時間差をもって接触及び離脱するように、異なる突出高さに設定された2組の電極が突設されている。
一方のメイン電極(第1の電極)26は、図3に示すように、接続時には先に接触し、かつ、分離時には遅れて離脱する突出高さの大きい電極である。このメイン電極26は、挿入部2の内部を通る電線28と電気的に接続され、この電線28を介してドラム部4内の主電源回路10に接続されている。この主電源回路10は、バッテリ等の電源からアダプタ30に設けられているLED照明32に電源供給を行うためのものであり、通電のON/OFF用として図示しないリレー(スイッチ)を備えている。この場合、先端硬質部21は、ステンレス等の金属部材であるので、円柱、角柱及び中空円柱等の柱状としたメイン電極26の周面部分を絶縁部材(図示省略)で覆うことにより、メイン電極26は、少なくとも先端面の一部がアダプタ20側の電極と接触することによって、通電可能となる。
他方のスイッチ電極(第2の電極)27は、接続時には遅れて接触し、かつ、分離時には先に離脱するように、突出高さが上述したメイン電極26より小さく設定された電極である。このスイッチ電極27は、挿入部2の内部を通る電線29と電気的に接続され、この電線29を介してスイッチング回路11に接続されている。このスイッチング回路11は、一対のスイッチ電極27間が導通状態とされた場合に主電源回路10をONとし、主電源回路10からアダプタ30への通電を可能とするためのスイッチ機能を有するものである。換言すれば、スイッチ電極27間を導通させてスイッチング回路11が通電可能な閉回路に形成されると、同回路を流れる電流によって主電源回路10のリレーが動作してONとなるので、主電源回路10からアダプタ30への通電が可能となる。
アダプタ30は、たとえば先端面の中央部に観察窓31が設けられ、この観察窓31の周囲に複数のLED照明(電気機器)32を配置した構成とされる。
LED照明32は、円板の中央部に貫通孔を設けてドーナツ形状としたLED基板33の一面(前面)に周方向へ複数配列されている。このLED基板33は、図1及び図2に示すように、略中空円筒状とした外枠部材34の前端に挿入され、LED照明32を配設した前端面側が外枠部材34の前端部を内側に折曲して形成した係止部34aに当接して位置決めされる。
LED基板33を挿入した外枠部材34には、後端面側の開口部からLED固定部35及びLED押さえ36が挿入される。
LED押さえ36の軸中心に沿って形成された空間部36aには、光学レンズ系となる対物レンズ群37が設けられている。図示の例では、観察窓31が開口する先端面側から順に、第1レンズ37a、スペーサ37b、第2レンズ37c、スペーサ37d、絞り37e及び第3レンズ37fを軸方向に並べた構成のレンズ群37とされる。
空間部36aを形成するLED押さえ36の内筒部36bには、その外周面側に電極基板38及び異方導電性の弾性部材(以下、「導電ゴム」と呼ぶ)42が先端面側から順に挿入されている。
電極基板38は、たとえば図1(b)に示すように、第1基板39、第2基板40及び第3基板41の3枚よりなる積層体とされる。この電極基板38は、図1(c)に示すように、円形とした樹脂基板(以下、円板)の中心部に貫通孔38aを設けて位置決めを容易にしたドーナツ形状とされ、同貫通孔38aの外側には、内周面に導電体を被覆した上下一対のスルーホール38bが形成されている。このスルーホール38bには、それぞれLED基板33にLED照明32用の電源を供給するための電線43が、半田付け等により電気的に接続されている。
また、電極基板38の後端面には、スルーホール38bの内周面に被覆した導電体と導通させた上下一対のメイン電極パターン38cと、基板内部で導通状態となる左右一対のスイッチ電極パターン38dとが、それぞれ独立して設けられている。
一方のメイン電極パターン38cは、一対のスルーホール38b毎に独立して、換言すれば一対のメイン電極パターン38cが互いに短絡しないよう分離されて、それぞれが円弧状に形成されている。また、他方のスイッチ電極パターン38dは、一対のスルーホール38e毎に独立して、それぞれが円弧状に形成されている。この場合のスルーホール38eは、電極基板38を貫通するものではなく、基板内部で導電体を介して互いに電気的に接続されている。
上述した円弧状のメイン電極パターン38c及びスイッチ電極パターン38dについては、これをなくして単にスルーホール38bの両端部及びスルーホール38eの一端部に露出する導体等よりなる電極のみを設けた構成としてもよい。
なお、上述した電線43の他端は、LED基板33とLED押さえ36との間に形成されている電線通路を通り、LED基板33の先端面に設けられた電極部33aに接続される。
上述した電極基板38を構成する3枚の基板のうち、LED基板33側の表面層(前端面)として積層された第1基板39は、上下一対のスルーホール38bに電線43が接続されたものである。また、中間層として積層された第2基板40は、上下一対のスルーホール38bと、導電体により一体的に形成され、かつ、左右一対のスルーホール38eと電気的に接続されている導体パターン部40aとを備えたものである。さらに、LED基板33と反対側の表面層(後端面)となる第3基板41は、それぞれにメイン電極パターン38cを備えた上下一対のスルーホール38bと、それぞれにスイッチ電極パターン38dを備えたスルーホール38eとを備えたものである。
導電ゴム42は、絶縁部材である弾性体42aに多数の導電部材42bをドット状に配置したものであり、たとえばドットタイプの異方導電性ゴムとも呼ばれている。
この導電ゴム42は、たとえばシリコンゴム等をシート状とした弾性体42aの厚さ方向に、たとえば金メッキを施した金属粒子やニッケル粒子等の導電部材42bが配列された構成のものである。従って、弾性体である導電ゴム42を厚さ方向に軽く押圧することにより、高密度化した導電部材42a間の導電性が向上し、厚さ方向への良好な導通が可能になる。しかし、弾性体42aが絶縁部材であることから、導電ゴム42の厚さ方向以外(たとえば周方向)については絶縁状態となる。この場合、ドット状(両表面の露出形状がドット状)に配置された各導電部材42bは、互いに絶縁部材に分離されて非導通の独立した状態とされる。
また、この導電ゴム42についても、上述した電極基板38と同様に、中心部に貫通孔42cを設けて位置決めを容易にしたドーナツ形状とされる。
ところで、上述した実施形態では導電部材42bをドット状に配置したドットタイプの導電ゴム42を採用していたが、この他にも、たとえばストライプタイプの導電ゴムを使用することも可能である。
ストライプタイプの導電ゴムは、厚さ方向に配列された導電部材が絶縁部材である弾性体にストライプ状に配置されたものである。この場合、ストライプ状(両表面及び各断面の露出形状がストライプ状)に配置された各導電部材は、互いに絶縁部材に分離されて独立した状態とされる。なお、ストライプ状の導電部材については、互いに分離されていればその配列方向や配列形状(たとえば平行配列など)が特に限定されることはない。
LED押さえ36の外周後端側には、接続リング44が回動可能に配設されている。この接続リング44は、後述する挿入部2の外周面に設けられた外ネジ部21bと螺合する内ネジ部44aを内周面に備えている略円筒状の部材である。LED押さえ36は接続リング44を貫通し、先端に設けた係止部44bとLED押さえ36の段差部36cとの係合により、接続リング44が軸方向に抜け止めされている。
なお、接続リング44の内周面には、その後端部側に挿入部2からの脱落防止用となる内ネジ部44a′が設けられている。
このように、先端面にLED照明32を備えているアダプタ30は、接続リング44及びLED押さえ36の後端部側開口を通して、導電ゴム42が内部に露出した構成とされる。換言すれば、連結状態で挿入部2の先端面21aと対向するアダプタ30の内面に、導電ゴム42が露出して配設された構成とされる。
なお、このようなアダプタ30は、上述したように先端面に観察窓31やLED照明32が配設された直視用の他にも、たとえば図5に示すように、側面(円周面)に観察窓やLED照明を備えた側視用のアダプタ30Aや対物レンズ群37の構成を変えて光学的な仕様の異なっているアダプタもある。
ところで、挿入部2の先端硬質部21内には、アダプタ30の観察窓31から対物レンズ群37を介して取り込んだ画像を撮像するため、観察手段としてたとえばCCD8が内蔵されている。このCCD8は、挿入部2の内部空間を通るケーブル8aを介して内視鏡本体3に接続され、ドラム部4内から電源の供給を受けるとともに撮像した画像信号を送信している。なお、上記の観察手段はCCD8に限定されるものではなく、C−MOSやイメージガイドファイバ等であってもよい。
流体アクチュエータFAは、図4に示すように、先端硬質部21に連結された前口金24と可撓性部材23に連結される後口金25との間に設けられている。
この流体アクチュエータFAは、両端部側で前口金24及び後口金25を挟持するようにして連結された外コイル管50及び外チューブ51の内部に内チューブ52及び内コイル管53を挿入し、内チューブ52と外チューブ51との間にマルチルーメンチューブ54を配置した構成とされる。
マルチルーメンチューブ54は柔軟なシリコン材で形成した略円形断面の部材であり、円周方向に等ピッチで空気室が複数(たとえば90度ピッチで4ヶ所)設けられている。このマルチルーメンチューブ54は、空気室の一端が作動流体供給管55に連結され、他端が接続チューブ56と連結されている。一方の作動流体供給管55は、内視鏡本体3のボンベと連結されてマルチルーメンチューブ54の空気室に作動流体を供給する。なお、接続チューブ56の他端側は、たとえば作動流体の圧力を検出してフィードバック制御を行う圧力検出手段(図示省略)に連結されている。
上述した外コイル管50及び内コイル管53は、容易に湾曲するたとえばステンレス製の管状部材であり、また、外チューブ51及び内チューブ52は、マルチルーメンチューブ54が外コイル管50及び内コイル管53の線間に挟まれて破損することを防止するたとえばフッ素製の薄肉チューブである。なお、図中の符号57は固定用の巻糸である。
上述したように構成された流体アクチュエータFAは、作動流体の供給を受けて膨張したマルチルーメンチューブ54側が伸びて湾曲するので、実質的には湾曲させたい方向と反対側(180度の方向)のマルチルーメンチューブ54に作動流体を供給して膨張させればよい。
なお、湾曲部22を湾曲させる手段については、上述した流体アクチュエータFAに限定されることはなく、たとえばワイヤ式など他の公知の手段を採用可能であることはいうまでもない。
このような構成の内視鏡装置1では、所望のアダプタ30を選択して挿入部2の先端を接続リング44の後端部側開口から挿入した後、接続リング44を回転させて連結する。このとき、最初は先端硬質部21の外ネジ部21bが接続リング44の内ネジ部44a′と螺合するが、さらに接続リング44の回転を継続することにより、外ネジ部21bは内ネジ部44a′を乗り越えて先端部側へ進むため螺合から解放される。この結果、外ネジ部21bは所定の間隔を有する一対の内ネジ部44a,44a′間に位置してフリー状態となるので、内ネジ部44a′は、外ネジ部21bを内ネジ部44a′に係止してアダプタ30が可撓管部20から脱落するのを防止する抜け止めとして機能する。
このような抜け止め位置の状態から、さらに挿入部2を押し込むようにして接続リング44を回転させると、こんどは外ネジ部21bが内ネジ部44aと螺合するので、挿入部2の先端部に対してアダプタ30が所定位置に固定された状態で連結される。なお、図中の符号21cは周方向の位置決め用に設けた凹溝部であり、LED押さえ36の内周面に設けた図示しない凸部と係合して位置決めするようになっている。
上述した所定位置で連結されると、最初に先端面21aから突出するメイン電極26が導電ゴム42に接触して先端部方向へ押圧する。このため、先端部側への移動がLED押さえ36によって阻止されている電極基板38との間に挟持された弾性体の導電ゴム42が圧縮され、厚さ方向に配列されている導電部材42bが高密度化することによって導電性が向上して通電状態となる。しかし、この状態では突出高さの小さいスイッチ電極27が導電ゴム42に到達していないため、二つのスイッチ電極27は非導通状態にあってスイッチング回路11が主電源回路10のリレーを動作させることはない。
この後、導電ゴム42が圧縮されて弾性変形するので、メイン電極26にわずかに遅れてスイッチ電極27が導電ゴム42に接触し、二つのスイッチ電極27間は導電ゴム42及び電極基板38の導体パターン部40aを介して導通状態となる。このため、スイッチング回路11に通電可能な閉回路が形成されるので、スイッチング回路11のスイッチ機能により主電源回路10のリレーが動作してONとなり、主電源からLED基板33への通電がゆっくりと開始される。
また、アダプタ30を挿入部2から取り外す場合には、上述した動作とは逆に、最初にスイッチ電極27が導電ゴム42から離脱してスイッチ回路11への通電が停止される。このため、主電源回路10のリレーが動作してOFFとなり、わずかに遅れてメイン電極26が導電ゴム42から離脱するので、主電源からLED基板33への通電はゆっくりと停止される。
上述したように、本実施形態の通電制御手段は、着脱時に時間差をもって相手方の導電部材と接触及び導電部材から離脱するように、突出高さの異なる主電極26及びスイッチ電極27を設けてあるので、着脱方向に弾性変形する弾性部材の導電ゴム42を介在させることにより、遅れて接触しかつ先に離脱する突出高さの小さいスイッチ電極27側に設けたスイッチング回路11を主電源回路10のリレー動作用として使用し、主電源の通電を制御することができる。
従って、着脱操作時においては、メイン電極26とスイッチ電極27とが時間差をもって接触及び離脱するので、主電源回路10からLED基板33に突然通電されたり、あるいは、通電されていた電流が突然停止されるようなことはなく、LED照明32に急激な電流変化が生じるようなことはない。すなわち、急激な電流変化によりLED照明32に急激な温度変化が生じることはないので、これを原因とする劣化や破損を抑制及び防止することができる。
ところで、上述した実施形態では、着脱方向に弾性変形する弾性部材として導電ゴム42を採用していたが、これと併用あるいは単独で、たとえばメイン電極26及びスイッチ電極27の内部(後端部)に突出方向の付勢を与える弾性部材(コイルバネのようなバネ部材やゴムなど)を配設してもよい。
なお、板状部材である導電ゴム42の採用は、電極の内部に弾性部材を配設する構成と比較して、挿入部2を細径化する上で有利になる。また、導電ゴム42が弾性体であるため、メイン電極26及びスイッチ電極27との接触、さらには電極基板38のメイン電極パターン38c及びスイッチ電極パターン38dとの間において良好な密着性が得られるので、導電性の向上した導電ゴム42を介して確実に通電させることができる。
<第2の実施形態>
続いて、本発明の第2の実施形態を図6及び図7に基づいて説明する。なお、上述した第1の実施形態と同様の部分には同じ符号を付し、その詳細な説明は省略する。
この実施形態に示す通電制御手段では、挿入部2の先端面21aに突出高さの異なる二組の電極、すなわち主電源電極(第2の電極)27A及び予備電源電極(第1の電極)26Aを設けてある。一方の主電源電極27Aは突出高さが予備電源電極26Aより低く設定され、電線29Aを介して電源電圧の高い(たとえば12V程度)主電源回路10Aと接続されている。また、他方の予備電源電極26Aは、電線28Aを介して電源電圧を低く(たとえば5V程度)設定した予備電源回路12と接続されている。
アダプタ30側の電極基板38Aは、前端面側に電線43を接続したスルーホール38bが一対設けられ、後端面側にはスルーホール38bとそれぞれ独立して電気的に接続された電極パターン38fが設けられている。なお、電極パターン38fには、予備電源電極27A及び主電源電極26Aがそれぞれ1つずつ接触するようになっている。
このような構成とすれば、最初に先端面21aから突出する予備電源電極26Aが導電ゴム42に接触して先端部方向へ押圧する。このため、先端部側への移動が制限されている電極基板38との間に挟持された弾性体の導電ゴム42が圧縮され、厚さ方向に配列されている導電部材42bが高密度化することによって導電性が向上して通電状態となる。従って、最初に電源電圧の低い予備電源回路12からLED基板33に通電が開始されることとなる。しかし、この状態では突出高さの小さい主電源電極27Aが導電ゴム42に到達していないため、電源電圧の高い主電源回路10AからLED基板33に通電されることはない。
この後、導電ゴム42が圧縮されて弾性変形するので、予備電源電極26Aにわずかに遅れて主電源電極27Aが導電ゴム42に接触し、主電源回路10AからLED基板33への通電が開始される。従って、最初に電圧の低い予備電源からLED基板33に通電された後、時間差をもって電圧の高い主電源からの通電が開始されるので、急激な電圧の変動を緩和することができる。
また、アダプタ30を挿入部2から取り外す場合には、上述した動作とは逆に、最初に主電源電極27Aが導電ゴム42から離脱し、続いて予備電源電極26Aが導電ゴム42から離脱するので、LED基板33に通電される電圧変動が緩和されて急激に低下するようなことはない。
このように、着脱時に時間差をもって相手方の導電部材と接触及び離脱するように、突出高さの異なる予備電源電極26A及び主電源電極27Aを設けてあるので、着脱方向に弾性変形する弾性部材の導電ゴム42を介在させることにより、遅れて接触しかつ先に離脱する突出高さの小さい主電源電極27A側に接続された高電圧の主電源回路10Aからの通電は、低電圧の予備電源回路12による通電を経て開始または終了する。
従って、主電源回路10AからLED基板33に対して突然高電圧が通電されたり、あるいは、主電源回路10AからLED基板33に通電されていた電流が突然停止されるようなことはないので、LED照明32に急激な電流変化が生じるようなことはない。すなわち、急激な電流変化によりLED照明32に急激な温度変化が生じることはないので、これを原因とする劣化や破損を抑制及び防止することができる。
<第3の実施形態>
続いて、本発明の第3の実施形態を図8及び図9に基づいて説明する。なお、上述した各実施形態と同様の部分には同じ符号を付し、その詳細な説明は省略する。
この実施形態の通電制御手段では、上述した第2の実施形態と同様に、挿入部2の先端面21aに突出高さの異なる二組の電極、すなわち主電極(第2の電極)27B及び補助電極(第1の電極)26Bを設けてある。一方の主電極27Bは突出高さが補助電極26Bより低く設定され、先端面21aからわずかに突出するように設定されている。また、他方の補助電極26Bは、導電ゴム42′の厚さを貫通して突出する高さに設定されている。なお、補助電極26B及び主電極27Bは、それぞれが電線28B,29Bを介して主電源回路10Bと接続されている。
ここで使用する導電ゴム42′は、上述したものと基本的に同様であるが、補助電極26Bを通す一対の貫通孔42dが設けられている。この導電ゴム42′は、その一端面が先端面21aにから突出する主電極27Bと密着するように取り付けられる。
さて、この実施形態では、補助電極26Bと主電源回路10Bとを接続する電線28Bの適所に、電気抵抗Rが配設されている。
また、アダプタ30側の電極基板38Bは、前端面側に電線43を接続したスルーホール38bが一対設けられ、後端面側にはスルーホール38bとそれぞれ独立して電気的に接続された電極パターン38fが設けられている。なお、電極パターン38fには、補助電極27B及び主電極26Bがそれぞれ1つずつ接触するようになっている。
このような構成とすれば、最初に導電ゴム42′の先端面から突出する補助電極26Bが導電ゴム42に接触して先端部方向へ押圧する。このため、先端部側への移動が制限されている電極基板38との間に挟持された弾性体の導電ゴム42が圧縮され、厚さ方向に配列されている導電部材42bが高密度化することによって導電性が向上して通電状態となる。従って、最初に電気抵抗Rを通る小さな電流値の電圧が、主電源回路10BからLED基板33に通電されることとなる。しかし、この状態では導電ゴム42′が導電ゴム42と接触する位置に到達していないため、主電源回路10Bから直接LED基板33に大きな電流が通電されることはない。
この後、導電ゴム42が補助電極26Bに圧縮されて弾性変形するので、補助電極26Bからわずかに遅れて導電ゴム42′が導電ゴム42に接触し、主電源回路10Bから電線29Bを介してLED基板33への通電が開始される。従って、最初に電気抵抗Rを通過した小さな電流が主電源回路10BからLED基板33に通電された後、時間差をもって通常の電流値となる電流が主電源回路10Bから通電されるので、急激な電流の変動を緩和することができる。
また、アダプタ30Bを挿入部2から取り外す場合には、上述した動作とは逆に、最初に導電ゴム42′が導電ゴム42から離脱し、続いて補助電極26Bが導電ゴム42から離脱するので、LED基板33に通電される電流変動が緩和されて急激に低下するようなことはない。
このように、着脱時に時間差をもって相手方の導電部材と接触及び離脱するように、突出高さの異なる補助電極26B及び主電極27Bを設けてあるので、着脱方向に弾性変形する弾性部材の導電ゴム42を介在させることにより、遅れて接触しかつ先に離脱する突出高さの小さい主電極27B側では、電気抵抗Rを設けることなく直接接続された主電源回路10Bからの通電は、電気抵抗Rの作用で電流値を小さくできる補助電極26Bを介した通電を経て開始または終了する。
従って、主電源回路10BからLED基板33に対して突然高電圧(大電流)が通電されたり、あるいは、主電源回路10BからLED基板33に通電されていた電流が突然停止されるようなことはないので、LED照明32に急激な電流変化が生じるようなことはない。すなわち、急激な電流変化によりLED照明32に急激な温度変化が生じることはないので、これを原因とする劣化や破損を抑制及び防止することができる。
<第4の実施形態>
続いて、本発明の第4の実施形態を図10ないし図12に基づいて説明する。なお、上述した各実施形態と同様の部分には同じ符号を付し、その詳細な説明は省略する。
この実施形態の通電制御手段では、通電制御手段としてスイッチング素子60が設けられている。このスイッチング素子60は、たとえば図12に示すように、通電開始から所定時間t 経過後に実際の通電を開始する(すなわち、通電開始を遅らせる)通電遅延機能を有するものであり、挿入部2から分離される先端部側のアダプタ30内に、LED照明32とともに設けられる電極基板38Aに配設されている。
スイッチング素子60は、図11に示すように、トランジスタ61と、電気抵抗62,63と、コンデンサ64とを具備して構成される。
スイッチング素子60を配設した電極基板38Aの後端面側には、スルーホール38bに接続された一対の主電源電極パターン38cと、主電源接続電極パターン38gとが設けられている。
主電源電極パターン38cは、それぞれがスルーホール38bを介して電線43と電気的に接続されている。また、主電源接続電極パターン38gは、主電源電極パターン38cの一方とスイッチング素子60を介して直列に接続されている。
従って、一方の電線43は、主電源接続電極パターン38g、スイッチング素子60及び一方の主電源電極パターン38cと電気的に接続され、他方の電線43は、他方の主電源電極パターン38cと直接、電気的に接続された構成とされる。
上述した主電源電極パターン38c及び主電源接続電極パターン38gは、導電ゴム42の前端面と密着した構成とされ、先端面21aから突出する一対の主電源電極27Cが導電ゴム42の後端面と接触するようになっている。図示の実施形態では、先端面21aに密着させて、一対の貫通孔42dを穿設した導電ゴム42″が配設されており、貫通孔42dを通り抜けた主電源電極27Cが導電ゴム42と接触するようになっている。
このような構成とすれば、一方の主電源電極27Cが主電源接続電極パターン38gに接触し、スイッチング素子60、主電源電極パターン38c及び電線43を介してLED照明32と電気的に接続される。また、他方の主電源電極27Cは、主電源電極パターン38c及び電線43を介して、LED照明32に接続される。
この結果、電源の通電回路中にスイッチング素子60を設けた回路となるので、主電源電極27Cが導電ゴム42に接触してから所定時間t を経過した後に実際の通電が開始されることとなる。従って、主電源からLED基板33に対して突然大電流が通電されたり、あるいは、主電源回路10BからLED基板33に通電されていた電流が突然停止されるようなことはないので、LED照明32に急激な電流変化が生じるようなことはない。すなわち、急激な電流変化によりLED照明32に急激な温度変化が生じることはないので、これを原因とする劣化や破損を抑制及び防止することができる。
なお、上述した構成例では導電ゴム42″に貫通孔42dを穿設してあるが、主電源電極27Cが先端面21aから突出する高さを最小にして、貫通孔42dのない導電ゴムを介在させるようにしてもよい。
ところで、LED照明32は、急激な温度変化(温度上昇)により破損することが懸念される。そこで、このような温度変化を防止するため、保管時等に加温及び保温することが望ましい。このような加温及び保温の具体例としては、複数種類のアダプタ30,30A・・・を保管するアダプタ収納箱70にヒータ等の加熱手段を設ければよい。
図13に示した実施例では、アダプタケース70が本体収納部71及び開閉蓋72を備えて構成される。本体収納部71には、複数のアダプタ30等を並べて収納するアダプタ収納部73と、加熱手段の電源となるバッテリ74とが配設されている。なお、バッテリ74には、一対のバッテリ電極74a,74bが上面を向いて設けられている。
一方、開閉蓋72の内側には、加熱手段としてヒータ部75が配設されている。このヒータ部75は、ヒータ76を開閉蓋72の前面に略均等に配設したものである。また、ヒータ76の両端にはヒータ電極76a,76bが設けられ、開閉蓋72を所定位置に閉じた状態で、ヒータ電極76a、76bと上述したバッテリ電極74a,74bとが自動的に接触して通電加熱されるようになっている。
このようなヒータ部75よりなる加熱手段を設けることにより、保管中のアダプタ30は所定の温度に加熱したまま保温されるので、使用時に通電を受けた場合の急激な温度変化を緩和することができる。
また、アダプタ30の加温及び保温については、上述した実施例のアダプタ収納箱70の他にも、たとえば図5に示した収納部5の適所に、好適にはアダプタ30の収納位置近傍にヒータ等の加熱手段を設けて加温及び保温するなど、種々の変形例が可能である。
なお、本発明は上述した各実施の形態に限定されるものではなく、アダプタ30と挿入部2との間に存在する着脱部における主電源回路の接続及び断続の他にも、たとえば内視鏡本体3と挿入部2との着脱部等にも適用可能であるなど、本発明の要旨を逸脱しない範囲内において適宜変更することができる。
本発明に係る内視鏡装置の第1の実施形態を示しており、(a)は挿入部の先端部構成例を示す要部断面図、(b)は(a)の電極基板を示す分解斜視図、(c)は電極基板及び導電ゴムを後端面側から見て示す分解斜視図である。 図1に示した内視鏡装置の挿入部について、先端部の概略構成例を示す斜視図である。 図1及び図2に示した挿入部の電源系統図である。 挿入部先端の湾曲部について、流体アクチュエータを用いた構成例を示す要部断面図である。 内視鏡装置の全体構成例を示す外観斜視図であり、(a)は内視鏡本体をケース内に格納する前の状態、(b)は内視鏡装置本体をケース内に格納した状態である。 本発明に係る内視鏡装置の第2の実施形態を示す挿入部の電源系統図である。 図6に示した挿入部の電気系統構成例を示す分解斜視図である。 本発明に係る内視鏡装置の第3の実施形態を示す挿入部の電源系統図である。 図8に示した挿入部について先端面近傍の構成例を示す図で、(a)は分解斜視図、(b)は組立完了状態を示す斜視図である。 本発明に係る内視鏡装置の第4の実施形態を示す挿入部の電源系統構成例を示す図である。 図10に示したスイッチング素子の構成例を示す回路図である。 図11に示したスイッチング素子について、時間と電流との関係を示す特性図である。 加温及び保温機能を備えているアダプタケースの構成例を示す斜視図である。
符号の説明
1 内視鏡装置
2 挿入部
3 内視鏡本体
10,10A,10B 主電源部
11 スイッチング回路
12 予備電源回路
20,20A,20B 可撓管部
21 先端硬質部
21a 先端面
22 湾曲部
23 可撓性部材
26 メイン電極(第1の電極)
26A 予備電源電極(第1の電極)
26B 補助電極(第1の電極)
27 スイッチ電極(第2の電極)
27A 主電源電極(第2の電極)
27B 主電極(第2の電極)
27C 主電源電極
30,30A,30B アダプタ(先端部材)
31 観察窓
32 LED照明(電気機器)
33 LED基板
33a 電極部
34 外枠部材
34a 係止部
35 LED固定部
36 LED押さえ
36a 空間部
36b 内筒部
36c 段差部
37 対物レンズ群(光学レンズ系)
38,38A 電極基板
38b,38e スルーホール
38c メイン電極パターン
38d スイッチ電極パターン
39 第1基板
40 第2基板
40a 導体パターン部
41 第3基板
42,42′ 導電ゴム(異方導電性の弾性部材)
44 接続リング
60 スイッチング素子(通電制御手段)
FA 流体アクチュエータ
R 電気抵抗

Claims (2)

  1. 挿入部の先端部に発光ダイオードからなる照明部を備え、前記照明部と主電源との間で前記照明部に着脱可能な電源供給回路が主電源と接続されている内視鏡装置であって、
    前記電源供給回路が、着脱部に設けられ着脱操作時に時間差をもって接触及び離脱する第1及び第2の電極を具備し、
    前記主電源と前記照明部との装着操作時に前記照明部への電流値を段階的に増加させ、かつ離脱操作時に前記照明部への電流値を段階的に減少させる電流変化手段を備えていることを特徴とする内視鏡装置。
  2. 前記挿入部の先端部に有する主電源につながる主電源電極と、
    前記照明部側の電極基板と、
    前記主電源電極と前記電極基板とが接触してから所定時間経過後に前記照明部への通電が開始されるスイッチング素子とからなることを特徴とする請求項1に記載の内視鏡装置。
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