JPH068579Y2 - 内視鏡の接眼装置 - Google Patents

内視鏡の接眼装置

Info

Publication number
JPH068579Y2
JPH068579Y2 JP5588288U JP5588288U JPH068579Y2 JP H068579 Y2 JPH068579 Y2 JP H068579Y2 JP 5588288 U JP5588288 U JP 5588288U JP 5588288 U JP5588288 U JP 5588288U JP H068579 Y2 JPH068579 Y2 JP H068579Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
eyepiece
click
unit
eyepiece unit
mount
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP5588288U
Other languages
English (en)
Other versions
JPH01162320U (ja
Inventor
陽一 瀬川
Original Assignee
富士写真光機株式会社
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by 富士写真光機株式会社 filed Critical 富士写真光機株式会社
Priority to JP5588288U priority Critical patent/JPH068579Y2/ja
Publication of JPH01162320U publication Critical patent/JPH01162320U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JPH068579Y2 publication Critical patent/JPH068579Y2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Instruments For Viewing The Inside Of Hollow Bodies (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本考案は、接眼ユニットを本体操作部の接眼マウント部
に着脱可能に連結するようにした内視鏡の接眼装置に関
するものである。
[従来の技術] 内視鏡には、観察対象部の像を結像させるための接眼部
が設けられるが、例えば倍率の異なる接眼レンズを用い
ることができるようにするために、接眼ユニットを本体
操作部の接眼マウント部に着脱可能に装着するようにし
たものは従来から知られている。かかる接眼部が着脱可
能なタイプのものにおいては、バヨネット機構を用いて
接眼ユニットを接眼マウント部に連結した状態に固定す
るようにしている。また、このようにして接眼ユニット
を装着した状態で、該接眼ユニットにカメラが連結され
るが、このカメラを駆動する電源を供給したり、信号の
伝達を行ったりするために、接眼ユニットのカメラとの
当接面には複数の電極が設けられている。そして、この
電極を本体操作部に内蔵したリード線と接続するため
に、接眼ユニットと接眼マウント部との間には、それぞ
れ接点が設けられるようになっている。この接点として
は、接眼ユニット側にピンを設け、該ピンと接触する板
ばねを接眼マウント部に取り付けるようにしたものが用
いられている。
[考案が解決しようとする問題点] ところで、内視鏡は、その操作を行う者が本体操作部を
把持して操作するものであり、長時間にわたって操作を
行う場合における疲労の軽減等を図るためには、本体操
作部をできるだけ軽量化する必要がある。特に、接眼部
は本体操作部における把持位置から離れているために、
操作性の観点から、その構造の簡略化及びそれに伴なう
小型化、軽量化の要請は極めて大きい。然るに、前述し
た従来技術のものにあっては、バヨネット機構によっ
て、接眼ユニットを接眼マウント部に固定するように構
成するようになし、しかも両者間の電気的な接続を行う
ために、それぞれ接点を設けるようにすると、部品点数
が多くなると共に、構造が複雑となって、接眼部が大型
化、重量化することになる。
また、この接眼ユニットの着脱を行うには、まず接眼ユ
ニットを接眼マウント部に対して所定の位置関係となる
ように接合し、この状態から接眼ユニットを所定角度回
動させるようにする必要があり、また該接眼ユニットを
脱着するには、前述とは反対の操作を行わなければなら
ず、このために操作性が悪いという欠点があるだけでな
く、接眼ユニットを回動させる関係から、該接眼ユニッ
トの着脱時に、それに設けたピンが摩耗するという問題
点もある。
本考案は叙上の点に鑑みてなされたものであって、その
目的とするところは、部品点数が少なく、コンパクトな
構造で、しかも接眼ユニットの着脱が容易な内視鏡の接
眼装置を提供することにある。
[問題点を解決するための手段] 前述した目的を達成するために、本考案は、接眼ユニッ
トと接眼マウント部との間をクリック機構を介して連結
するようになし、該クリック機構を構成するクリック突
起とクリック受けとを電気接点となす構成としたことを
その特徴とするものである。
[作用] このように、接眼ユニットと接眼マウント部と接続した
状態に固定するために、クリック機構を用い、このクリ
ック機構に電気接点としての機能を持たせるようにする
ことによって、部品点数が少なく、構造の簡略化及び小
型化、軽量化を図ることができるようになる。また、接
眼ユニットを接眼マウント部に嵌合させるだけの簡単な
操作で、両者は連結した状態に固定されるようになる。
これと共に、クリック突起とクリック受けとの間が接続
された状態となるので、接点部の摩耗を最小限に抑制す
ることができる。
[実施例] 以下、本考案の実施例を図面に基づいて詳細に説明す
る。
まず、第1図に示したように、内視鏡の本体操作部1の
先端部には、挿入部2が連設されており、また後端側に
は観察対象部の像を結像させるための接眼部3が設けら
れている。この接眼部3には、接眼レンズを内装した接
眼ユニット10と、本体操作部1に連設した接眼マウント
部11とから構成され、接眼ユニット10は接眼マウント部
11に着脱可能に装着されるようになっている。また、該
接眼マウント部11に接眼ユニット10を装着した状態で、
接眼ユニット10にカメラ4を連結させることができるよ
うになっている。
次に、この接眼ユニット10と接眼マウント部11との間の
連結部分の構成を第2図乃至第5図に示す。第2図及び
第3図から明らかなように、接眼マウント部11は、本体
操作部1から後方に突出する状態に設けられており、該
接眼マウント部11の端面部分は防塵ガラスで覆われた透
孔12が形成されて、挿入部2の先端から延在させた光学
繊維束からなるイメージガイド13の出射端13aがこの透
孔12に臨むように配設されている。そして、該接眼マウ
ント部11の周胴部には位置合せ用の突条14が設けられ、
該突条14の一部には切り欠き15が形設されている。
また、接眼マウント部11の周胴部における突条14の形設
位置より端部側の位置には、クリック受けとして複数
(本実施例においては4個)のクリック溝体16が設けら
れており、該クリック溝体16にはクリック凹部16aが形
設されている。ここで、このクリック溝体16は、後述す
るクリック突起としてのクリックボールと共に接眼ユニ
ット10を接眼マウント部11に固定する機能を果たすが、
これと同時に、電気接点としても利用されるようになっ
ている。このために、クリック溝体16は導電性の部材か
らなり、また接眼マウント部11の本体部11aが電気絶縁
性の部材から構成されており、該本体部11aにはリード
線挿通孔17が形成されて、該リード線挿通孔17内にはリ
ード線18が挿通されており、該リード線18の端部はクリ
ック溝体16に接続されるようになっている。
一方、接眼ユニット10には、第4図及び第5図に示した
ように、接眼レンズ19を装着した鏡胴20に筒体21を装着
することにより形成され、該筒体21の端面には接眼マウ
ント部11における突条14に形設した切り欠き15に係合す
る突起22が設けられており、該突起22を切り欠き15に係
合させることによって、接眼ユニット10と接眼マウント
部11との間が回転方向に位置ずれしないようにして接続
させることができるようになっている。
そして、この筒部21には、前記クリック溝体16のクリッ
ク溝16aに嵌合するクリック突起としてクリックボール
23が、該クリック溝体16と同数設けられている。このク
リックボール23は、筒体21の板厚方向に設けた透孔24に
内装せしめられており、また透孔24には、筒体21の外周
側の位置にばね受けねじ25が螺挿されており、該ばね受
けねじ25とクリックボール23との間にはばね26が弾装せ
しめられている。従って、このばね26によってクリック
ボール23は透孔24の筒体21の内周側に形成した鍔部27か
ら内側に所定寸法だけ突出せしめられている。
そして、このクリックボール23は、接眼ユニット10側の
接点を構成するものであって、このために、筒体21は電
気絶縁部材で形成されており、またクリックボール23及
びこれを付勢するばね26、さらにばね受けねじ25は導電
部材で形成されており、このばね受けねじ25には一端が
接眼ユニット10のカメラ4との接合部に設けた電極を構
成する板ばね(図示せず)に接続されたリード線28の他
端が接続されている。
なお、図中において、29,30はシール部材をそれぞれ示
す。
本実施例は前述のように構成されるもので、この内視鏡
を用いて人体における体内の観察や治療を行ったりする
場合においては、接眼ユニット10を接眼マウント部11に
連結した状態となす。そして、挿入部2を体内に挿入す
れば、接眼部3を介して観察対象部の観察を行うことが
できるようになる。
ここで、接眼部3における接眼ユニット10は交換可能と
なっており、これによって内視鏡の操作を行う者に最適
な倍率の接眼レンズを選択することができるようになさ
れている。この接眼ユニット10の交換は、接眼ユニット
10を接眼マウント部11から引き抜くだけで、極めて容易
に該接眼ユニット10の取り外しを行うことができ、また
新たな接眼ユニットを装着するには、この接眼ユニット
10における筒部21に設けた突起22を接眼マウント部11の
本体部11aに設けた突条14の切り欠き15に合わせた状態
にして押し込むようにすればよい。この結果、接眼ユニ
ット10側に設けたクリックボール23がそれぞれ接眼マウ
ント部11におけるクリック溝体16のクリック溝16aに係
合することになって、該接眼ユニット10が固定されるこ
とになり、操作中において、接眼ユニット10がみだりに
位置ずれを起したり、接眼マウント部11から逸脱したり
する不都合を生じることはない。
そして、クリックボール23とクリック溝体16とをカメラ
4の電源供給及び信号伝達を行うための電気接点として
構成しているので、接眼ユニット10が接眼マウント部11
に連結されると、接眼ユニット10のカメラ装着側に設け
られた電極が電源部及びカメラの制御回路(通常は光源
装置に設けられる)と確実に接続されることになる。し
かも、接眼ユニット10を接眼マウント部11の軸線方向に
向けて押し込んだり、引き出したりするだけで、その着
脱を行うことができるようになっているので、接点を構
成するクリックボール23及びクリック溝体16の摩耗を著
しく低減することができ、長時間使用しても接点間が接
続不能となることはない。
前述した如く、クリックボール23とクリック溝体16とか
らなるクリック機構によって、接眼ユニット10と接眼マ
ウント部11との間を連結状態に固定するための機構と両
者の間を電気的に接続するための機構との2つの機能を
持たせるようにしているので、この連結部分における部
品点数が少なくなると共に構造も簡略化されるようにな
り、接眼部3の構成を小型化、コンパクト化することが
でき、軽量化を図ることができる。
さらに接眼ユニット10及び接眼マウント部11の相互に接
合される端面部分に板ばねとピンとからなる接点を設け
る必要がなくなるので、この端面部分を平坦なものとす
ることができるようになり、この結果、この端面部分の
洗浄が容易になり、また水滴等が滞留して短絡事故等を
起すおそれもなく、安全性の確保も図ることができるよ
うになる。
なお、前述した実施例においては、クリック機構部を4
箇所設けるようにしたものを示したが、接点を4箇所以
上設ける必要があれば、さらに多くのクリック機構部を
設けるようにすればよい。而して、このクリック機構部
は接眼マウント部11と接眼ユニット10とにおける周壁部
に設けるようにしているので、多数のクリック機構部を
設ける余地は十分にある。また、必ずしもすべてのクリ
ック機構部を電気接点とする必要はない。さらに、クリ
ック機構をクリックボールとクリック溝とにより構成す
るようにしたが、これ以外の構造のクリック機構を用い
ることもできることはいうまでもない。
[考案の効果] 以上説明したように、本考案による内視鏡の接眼装置
は、接眼ユニットをクリック機構を用いて接眼マウント
部に接続した状態で固定するようになし、このクリック
機構を電気接点となすようにしたので、接眼装置の構成
が著しく簡単となり、小型化、軽量化を図ることができ
るようになると共に、接眼ユニットの着脱も容易になる
等の諸効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
図面は本考案の一実施例を示すもので、第1図は内視鏡
の接眼部の外観図、第2図及び第3図は接眼マウント部
の要部構成を示すもので、第2図は外観図、第3図は半
断面図、第4図及び第5図は接眼ユニットの要部構成を
示すもので、第4図は接眼ユニットの筒体の外観図、第
5図は半断面図である。 1:本体操作部、2:挿入部、3:接眼部、4:カメ
ラ、10:接眼ユニット、11:接眼マウント部、16:クリ
ック溝体、16a:クリック溝、19:接眼レンズ、20:鏡
胴、21:筒体、23:クリックボール、24:透孔、25:ば
ね受けねじ、24:ばね。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】接眼レンズを装着した接眼ユニットを内視
    鏡の本体操作部の接眼マウント部に着脱可能に装着する
    ようにしたものにおいて、前記接眼ユニットと接眼マウ
    ント部との間をクリック機構を介して連結するようにな
    し、該クリック機構を構成するクリック突起とクリック
    受けとを電気接点となす構成としたことを特徴とする内
    視鏡の接眼装置。
JP5588288U 1988-04-27 1988-04-27 内視鏡の接眼装置 Expired - Lifetime JPH068579Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP5588288U JPH068579Y2 (ja) 1988-04-27 1988-04-27 内視鏡の接眼装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP5588288U JPH068579Y2 (ja) 1988-04-27 1988-04-27 内視鏡の接眼装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH01162320U JPH01162320U (ja) 1989-11-13
JPH068579Y2 true JPH068579Y2 (ja) 1994-03-02

Family

ID=31281772

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP5588288U Expired - Lifetime JPH068579Y2 (ja) 1988-04-27 1988-04-27 内視鏡の接眼装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH068579Y2 (ja)

Also Published As

Publication number Publication date
JPH01162320U (ja) 1989-11-13

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US4414608A (en) Endoscope with adapter
JP4505222B2 (ja) 固体光源付き内視鏡システム
US5239983A (en) Connector apparatus for endoscope
EP0076937B1 (en) A connecting device for an endoscopic television camera
JP2997801B2 (ja) 内視鏡装置
KR20040049844A (ko) 복합케이블용 커넥터
US4416268A (en) Endoscope having two detachable armour tubes
US5865727A (en) Portable endoscope system
JP2004130126A (ja) 電子内視鏡装置
US5735794A (en) Endoscope having external battery connected to battery casing
US7087014B2 (en) Endoscope system having an auxiliary lighting device
JPH068579Y2 (ja) 内視鏡の接眼装置
US6007255A (en) Adapter assembly for light source
JPH11258522A (ja) 内視鏡装置
US20230000320A1 (en) Endoscope processor and endoscope system
JP3544410B2 (ja) 簡易型内視鏡装置
JP3012343B2 (ja) 内視鏡システム
JP3569356B2 (ja) 簡易型内視鏡装置
JP3439133B2 (ja) 内視鏡装置
JPS63276885A (ja) コネクタ装置
JP3841676B2 (ja) 電気コネクタ
JP3708387B2 (ja) 内視鏡
JP3798828B2 (ja) 内視鏡
JP3462618B2 (ja) 内視鏡の照明装置
JP2000107125A (ja) 内視鏡