JP2005217953A - 画像読取装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】
透過原稿用照明光源と反射原稿用照明光源とを利用して、フィルム原稿のゴミ・キズ情報を検出する場合に、検出精度を高く保つことが困難となっている。
【解決手段】
原稿に対して第1の側に位置する第1の光源と、前記原稿に対して前記第1の側とは逆の第2の側に位置する第2の光源と、前記第1の光源から照射され前記原稿を透過した光、及び、前記第2の光源から照射され前記原稿で反射した光を受光し、電子的な画像データを取得するデータ取得手段とを備え、透過原稿と反射原稿の両方を読み取り可能な画像読取装置であって、前記第2の光源から照射され前記透過原稿で反射した光に基づいて前記データ取得手段により取得された画像データから前記透過原稿上に形成された非画像情報を検出する際に、前記透過原稿に対して前記第1の側に位置し、前記第2の光源から照射され透過原稿を透過した光を反射する光反射手段を備えることを特徴とする。
【選択図】図1

Description

この発明は写真フィルムを読み取ることによって得られる画像データの画像読み取り方法並びに装置に関する。
近年、通信ネットワークの発達、コンピュータの高速化及び記憶媒体の大容量化に伴い、カラー画像情報を取り扱う上で、より高画質化が望まれるようになってきており、中でもスキャナなどで取りこんだカラー画像情報をより正確に高速、高画質で読み取りたいという要求が高まってきている。
また、写真フィルムの画像読み取りに対する要求も、複数コマを有するスリーブ形態の写真フィルム画像情報をより正確に、かつ高速及び高画質で読み取りたいという要求も高まってきている。より高画質にフィルムを読み取る方法として、フィルム上のゴミ・キズ除去処理を行う提案がなされている(例えば、特許文献1を参照。)。同提案によれば、ゴミ・キズ情報を検出するための赤外LEDと画像情報読取のための光源を有する面光源として構成されており、ゴミ・キズ情報を除去された画像を読み取ることが可能となっている。
同提案による読取形態を簡単に図2を用いて説明する。図2は、書類原稿等と写真フィルムをそれぞれ読み取り可能とする従来の画像読取装置の構成を示す図である。
画像読取装置1には、写真フィルム20を読み取る際に必要な透過原稿用照明装置2が設置され、画像読取装置制御基板3から制御可能なように透過原稿用照明光源点灯インバータ4とI/Fケーブル5によって電気的に接続されている。図2では、被読み取り透過原稿を可視光、及び赤外光で照射するための透過原稿用照明光源6を有していることを示している。
また、被読み取り原稿とCCDイメージセンサ7を光学的に結像するために必要な第1反射ミラー8、第2反射ミラー9、第3反射ミラー10、第4反射ミラー11、第5反射ミラー12とレンズ13、可視光用光路長補正ガラス21、さらに書類原稿等を照射するための反射原稿用照明光源14を一体の移動部材とする光学ユニット15は、画像読取装置制御基板3と信号ケーブル16に電気的に接続されているモータ17によって、図示された走査方向矢印の向きに走査しながら画像を読み取る構成となっている。
また、可視光用光路長補補正ガラス21は、倒すことによって、光路から外したり、入れたりすることが可能となっている。CCDイメージセンサ7と画像読取装置制御基板3は、信号ケーブル18によって電気的に接続されており、モータ17によって、光学ユニット15を主走査方向に動かす。画像入力制御制御基板3は、外部インターフェース19に接続されており、このインターフェースを介して外部から画像入力制御基板を制御し、CCDイメージセンサ7により光電変換された電気信号を画像データとして、外部へ出力する。
フィルム原稿20のゴミ・キズ情報を検出するために、透過原稿用照明光源6から赤外光を照射し、可視光用光路長補正ガラス21をずらして、フィルム原稿表面で、赤外光のピントが合うように、光路長を調整する。この状態で、画像装置制御基板3を用いて、光学ユニット15を制御することで、赤外光を照射してフィルム原稿を走査した画像データが得られる。一般的に、フィルム原稿は赤外光を透過し、ゴミ・キズ領域のみ赤外光を遮蔽するため、画像データ上の輝度を調べることで、ゴミ・キズ情報の検出が可能となる。
しかしながら、上記の画像読取装置では、透過原稿用照明ユニットに可視光光源のほか、赤外光光源が必要となり、さらに、可視光と赤外光の光路長を補正する手段が必要となり、画像読取装置の構造及び制御が複雑化してしまうという問題がある。
そこで、フィルム原稿に対し、反射原稿用照明光源を使用して、画像データを読み込み、この画像データを用いて、ゴミ・キズ情報を検出する方式が出願人によって提案されている。反射原稿用照明光源は、フィルム原稿部分は高い透過性を示すが、ゴミ・キズ領域では光が乱反射を起こし、その一部の光がCCDイメージセンサに入射することになる。この性質を利用して、フィルム原稿上のゴミ・キズ情報の検出が可能となり、赤外光光源や、光路長を補正する手段が必要なくなり、画像読取装置を安価にすることが可能となる。
特開平2001−298593号公報
しかしながら、反射原稿用照明光源を使用してゴミ・キズ情報を検出する場合には、図3を参照して説明するように、ゴミ・キズ情報の検出精度の問題が生ずる。図3において、反射原稿用照明光源1から放射されフィルム原稿2を透過した光は、別の場所、例えば透過原稿用照明光源3の光源面で乱反射を起こす。この場合、反射原稿用照明光源1から放射され、フィルム原稿2を透過した光のうち乱反射した光がCCDイメージセンサ5に入射する。従って、フィルム原稿のうちゴミ・キズが存在しない領域においても一定の輝度が得られることとなり、結果としてゴミ・キズ情報の輝度値と、それ以外の領域の輝度値との差が小さくなってしまいゴミ・キズの検知精度が落ちてしまう。
このように、反射原稿用照明光源を利用して、フィルム原稿のゴミ・キズ情報を検出する場合に、検出精度を高く保つことが困難となっている。
そこで本発明は、反射原稿用照明光源を利用してフィルム原稿のゴミ・キズ情報を検出する場合であっても、検出精度を高く保つことを目的とする。
上記課題を解決するための本発明は、原稿に対して第1の側に位置する第1の光源と、前記原稿に対して前記第1の側とは逆の第2の側に位置する第2の光源と、前記第1の光源から照射され前記原稿を透過した光、及び、前記第2の光源から照射され前記原稿で反射した光を受光し、電子的な画像データを取得するデータ取得手段とを備え、透過原稿と反射原稿の両方を読み取り可能な画像読取装置であって、前記第2の光源から照射され前記透過原稿で反射した光に基づいて前記データ取得手段により取得された画像データから前記透過原稿上に形成された非画像情報を検出する際に前記透過原稿に対して前記第1の側に位置し、前記第2の光源から照射され透過原稿を透過した光を反射する光反射手段を備えることを特徴とする。
また、本発明は、原稿に対して第1の側に位置する第1の光源と、前記原稿に対して前記第1の側とは逆の第2の側に位置する第2の光源と、前記第1の光源から照射され前記原稿を透過した光、及び、前記第2の光源から照射され前記原稿で反射した光を受光し、電子的な画像データを取得するデータ取得手段とを備え、透過原稿と反射原稿の両方を読み取り可能な画像読取装置であって、前記第2の光源から照射され前記透過原稿で反射した光に基づいて前記データ取得手段により取得された画像データから、前記透過原稿上に形成された非画像情報を検出する際に前記透過原稿に対して前記第1の側に位置し、前記第2の光源から照射され透過原稿を透過した光を吸収する光吸収手段を備えることを特徴とする。
さらに、本発明は、原稿に対して第1の側に位置する第1の光源と、前記原稿に対して前記第1の側とは逆の第2の側に位置する第2の光源と、前記第1の光源から照射され前記原稿を透過した光、及び、前記第2の光源から照射され前記原稿で反射した光を受光し、電子的な画像データを取得するデータ取得手段とを備え、透過原稿と反射原稿の両方を読み取り可能な画像読取装置であって、前記第1の光源は、前記原稿との間に一定の距離をおいて配置され、前記一定の距離は、前記第2の光源から照射され前記透過原稿で反射した光に基づいて前記データ取得手段により取得された画像データから前記透過原稿上に形成された非画像情報を検出する際に前記第2の光源から照射され前記透過原稿を透過し、前記第1の光源で乱反射することにより発生した乱反射光が、前記データ取得手段において画像データを取得するのに必要な輝度を下回る程度まで減衰する光となる距離であることを特徴とする。
本発明により反射原稿用照明光源を用いて、透過原稿上に付着しているゴミ・キズ等の非画像情報を検出する手法において、反射原稿用光源から照射され透過原稿を透過した光の非画像情報検出への影響を軽減することができ、ゴミ・キズ等非画像情報の検出を高精度に行うことが可能となる。
以下、添付図面を参照して本発明の実施形態を詳細に説明する。
[第1の実施形態]
図1は、本実施形態の画像処理方法を実現する画像読取装置の構成例である。
画像読取装置100には、写真フィルム120を読み取る際に必要な透過原稿用照明装置102が設置され、画像読取装置制御基板103から制御可能なように透過原稿用照明光源点灯インバータ104とI/Fケーブル105によって電気的に接続されている。同図では、被読み取り透過原稿を可視光のみを照射するための透過原稿用照明光源106を有していることを示している。また、透過原稿用照明光源106の下部に、光反射手段としてのハーフミラー121が設置されており、透過原稿用照明光源6側からの光は透過し、反射原稿用照明光源114側からの光は反射するようになっている。ハーフミラー121は、透過原稿用光源106全体を覆うように配置される。
画像読取装置制御基板103は、CPU、ROM、RAM等で構成される。ここでCPUはROMに格納された画像読取装置制御用のプログラムに基づいて、画像読取装置全体の制御を行う。RAMは、CPUのワークエリア、CCDイメージセンサ107で取得された画像データの一次格納領域として利用される。
被読み取り原稿とCCDイメージセンサ107を光学的に結像するために必要な第1反射ミラー108、第2反射ミラー109、第3反射ミラー110、第4反射ミラー111、第5反射ミラー112とレンズ113、さらに書類原稿等を照射するための反射原稿用照明光源114を一体の移動部材とする光学ユニット115は、画像読取装置制御基板103と信号ケーブル116に電気的に接続されているモータ117によって、図示された走査方向矢印の向きに走査しながら画像を読み取る構成となっている。CCDイメージセンサ107と画像読取装置制御基板103は、信号ケーブル118によって電気的に接続されており、モータ117によって、光学ユニット115を主走査方向に動かす。画像読取装置制御基板103は、外部インターフェース119に接続されており、このインターフェースを介して、CCDイメージセンサ107により光電変換された電気信号を画像データとして外部へ出力する。
図4は、本実施形態の画像処理方法を実現する画像読取装置の電気的な構成を示すブロック図である。フィルム原稿を照射するための透過原稿用照明光源ユニット401は、透過原稿用照明光源である冷陰極蛍光ランプ402と、光源からの光をフィルム原稿に垂直に照射するためのライトガイド403が含まれる。冷陰極蛍光ランプ402は、冷陰極蛍光ランプ点灯回路404と接続されており、冷陰極蛍光ランプ点灯回路404はシステムコントローラ405によって制御される。
光学ユニット406は、反射原稿用照明光源である冷陰極蛍光ランプ407と、CCDイメージセンサ408が含まれる。冷陰極蛍光ランプ407は、冷陰極蛍光ランプ点灯回路409と接続されており、冷陰極蛍光ランプ点灯回路409はシステムコントローラ405によって制御される。CCDイメージセンサ408は、システムコントローラ405によって制御され、CCDイメージセンサ408から出力された信号は、アナログ処理回路410を通り、A/D変換回路411を通り、画像処理回路412を通りバッファ413にたまる。システムコントローラ405、バッファ413、インターフェース414はバス415によって接続されており、相互のデータ通信が可能となっている。また、バッファ413にたまった信号は、画像データとしてインターフェース414を通り、外部機器416に送られる。外部機器416には、例えば、汎用パーソナルコンピュータが含まれる。
なお、図4において、システムコントローラ405、アナログ信号処理回路410、A/D変換回路411、画像処理回路412、バッファ413は、図1における画像読取装置制御基板103内に構成される。
図5は、フィルム原稿120を読み取る際、反射原稿用照明光源114を点灯させて、CCDイメージセンサ107によって画像データとして取得した場合の一例を示している。この位置の状態で、反射原稿用照明114から放射され、フィルム原稿120を透過した光は、ハーフミラー121で正反射を起こす。このときの光の軌道は502に示すようになる。よって、ハーフミラー121で正反射した光はCCDイメージセンサ107には入射しない。反射原稿用照明114の光が、ゴミ・キズ501の位置に入射し乱反射を起こした場合のみ、CCDイメージセンサ2に入射すため、ゴミ・キズ情報を検出するための画像データを得ることができる。
このようにして、反射原稿用照明光源114を用いてフィルム原稿120を読み取った場合の画像データの一例は図6に示すようになる。図6に示すように、反射原稿用照明光源114から放射された光のうち、フィルム原稿120表面のゴミ・キズ部分に照射された光が反射して、CCDイメージセンサ107へ入射するので、ゴミ・キズ部分のみが有意な画素値が検出される。一方、ゴミ・キズがない他の領域は、ハーフミラー121で反射されてCCDイメージセンサ107へは入射しないので有意な画素値が検出されないだけでなく、全体の輝度をも抑えることができる。
図7は、フィルム原稿120を読み取る際、透過原稿用照明光源106を点灯させて、CCDイメージセンサ107によって画像データとして取得した場合の一例を示している。この位置の状態で、透過原稿用照明光源106から放射された光は、ハーフミラー121を透過し、更にフィルム原稿120を透過してCCDイメージセンサ107に入射する。一方、透過原稿用照明光源106の光がゴミ・キズ501の位置に入射した場合には、当該ゴミ・キズ501により乱反射が生ずるので、透過原稿用照明光源106からの光はCCDイメージセンサ107に入射しない。
このように、ハーフミラー121は、フィルム原稿120に対して反射原稿用照明光源114が存在する方向からの入射光を反射するが、透過原稿用照明光源106が存在する方向からの入射光は透過するので、透過原稿用照明光源106を使用して画像データを取得することができる。
このようにして、透過原稿用照明光源106を用いてフィルム原稿120を読み取った場合に取得される画像データの一例は、図8に示すようになる。図8に示すように、透過原稿用照明光源106から放射された光のうち、フィルム原稿120表面のゴミ・キズ部分に照射された光は遮蔽されて、CCDイメージセンサ107へ入射しないので、ゴミ・キズがない他の領域のみが有意な画素値として検出される。よって、画像データにはゴミ・キズ部分が残存している。
図9は、画像読取装置100から出力される画像データに対し、ゴミ・キズ補正を行うゴミ・キズ除去部900の構成の一例を示すブロック図である。当該ゴミ・キズ除去部900は、図4に示す外部機器416としてのパーソナルコンピュータにおいて構成されることが好ましいが、画像読取装置100内に構成されても良い。
画像読取装置100から透過原稿用照明光源106で読み込まれた画像データは、インターフェース901を通り、透過原稿用照明光源画像メモリ902に蓄積される。画像読取装置100から反射原稿用照明光源114で読み込まれた画像データは、インターフェース901を通り、反射原稿用照明光源画像メモリ903に蓄積される。ゴミ・キズ検出処理部904において、各画像メモリに蓄えられた画像データから、ゴミ・キズ情報を検出し、ゴミ・キズ補正処理部905によって、検出されたゴミ・キズ情報から、画像メモリに蓄えられた画像データに補正を行う。
図6に示すような反射原稿用照明光源画像メモリ903に蓄積される画像データは、ゴミ・キズ領域の場所のみに反射した光の輝度が記録されており、他の場所への入射光はハーフミラー121により正反射してCCDイメージセンサに光が入射しないため、その輝度は記録されていない。この記録されている情報を元に、ゴミ・キズ情報の検出を行うことができる。
また、図8に示すような透過原稿用照明光源画像メモリ902に蓄積される画像データに対し、ゴミ・キズ情報からゴミ・キズの位置・大きさが特定できるため、その個所の画像データを他の場所の画像データから補間することで、ゴミ・キズが含まれない画像データ、図10を得ることができる。なお、ここで用いられる補間技術は公知の技術ゆえ、詳細についての説明は省略する。
図11を用いて、以上の動作シーケンスをフローチャートを用いて説明する。図11のフローチャートに対応するプログラムは、画像読取装置制御基板103内のROMに格納され、同じく画像読取装置制御基板103内のCPUによって実行されることにより、画像読取装置100が図11に示す動作シーケンスにおいて制御される。
ステップS1101において、反射原稿用照明光源114を点灯させる。ある種の冷陰極蛍光ランプでは、十分な輝度が得られるまで、多少の時間がかかるため、このステップSにおいて、十分な輝度が得られるまで待機する。ステップS1102において、フィルム原稿120の読取先端位置へ光学ユニット115を移動させる。ステップS1103において、反射原稿用照明光源114を用いて、ゴミ・キズ情報の読み取りを行う。ここで取得された画像データは、反射原稿用照明光源画像メモリ903に格納される。
ステップS1104において、光学ユニット115を所定の待機位置へ移動させる。ステップS1105において、反射原稿用照明光源114を消灯させる。ステップS1106において、透過原稿用照明光源106を点灯させる。ある種の冷陰極蛍光ランプでは、十分な輝度が得られるまで、多少の時間がかかるため、このステップSにおいて、十分な輝度が得られるまで待機する。ステップS1107において、フィルム原稿120の読取先端位置へ光学ユニット115を移動する。
ステップS1108において、透過原稿用照明光源106を用いて、フィルム原稿120の画像情報を読み取る。取得された画像データは、透過原稿用照明光源画像メモリ902に格納される。ステップS1109において、光学ユニット115を所定の待機位置へ移動させる。ステップS1110において、透過原稿用照明光源106を消灯させる。ステップS1111では、読み取った画像データをもとにゴミ・キズ検出処理部904においてゴミ・キズ情報を検出する処理を行う。ステップS1112では、ステップS1111で得られたゴミ・キズ情報を元に、ゴミ・キズ補正処理部905において画像データを補正する。
なお、図11のシーケンスでは、最初に反射原稿用照明光源114を用い、次に透過原稿用照明光源106を用いているが、この順序は重要でなく、最初に透過原稿用照明光源106を用いて、次に反射原稿用照明光源114を用いてもよい。
以上のように、反射原稿用照明光源を用いて、フィルム原稿を読み取ることでゴミ・キズ情報を検知し、ゴミ・キズ画像が含まれていない画像を得る画像読取装置において、ハーフミラーを用いて反射原稿用照明光源114から入射する光を正反射させることにより、透過原稿用照明光源106における乱反射を効果的に防止して、フィルム原稿120におけるゴミ・キズ情報の検出を高精度に実現することが可能となる。
[第2の実施形態]
本実施形態における画像読取装置100の構成は図12に示すとおりである。図12中の各構成部分に付した参照番号のうち図1と共通するものは、図1に示す第1の実施形態に対応する画像読取装置100と同様の機能、構成を有するものであり、即ち、本実施形態における画像読取装置100の構成は基本的に第1の実施形態における画像読取装置100と同様である。
但し、第1の実施形態と第2の実施形態とでは、透過原稿用照明光源106の構成が異なる。第1の実施形態では、透過原稿用照明光源106は、副走査方向に移動せず、フィルム原稿120全体を一括して照明するように配置される。これに対し本実施形態では、モータ121によって透過原稿用照明光源106が副走査方向に移動する。
また、第1の実施形態ではハーフミラー121を利用して、透過原稿用照明光源106側からの光は透過し、反射原稿用照明光源114側からの光は反射するようにしていたが、本実施形態では、光反射手段としてミラー1202を用いて反射原稿用照明光源114からの光を反射するようにしている。
なお、本実施形態におけるミラー1202は、反射原稿用照明光源114からの光がCCDイメージセンサ107に入射することを防止するために用いられるものであるので、反射原稿用照明光源114からの光の入射を防止できれば、光正反射するミラーのような材料だけでなく、黒体のように光を吸収する性質を有する材料を用いても良い。但し、以下では説明の簡単のためにミラー1202を用いた場合について説明する。
より具体的に、本実施形態における画像読取装置100では、モータ1201によって透過原稿用照明光源106とミラー1202が副走査方向に移動する。このモータ1201は、画像読取制御装置基板103と信号ケーブル1203によって接続され、画像読取制御装置基板103によって制御される。
その際、透過原稿用照明光源106から放射された光がCCDイメージセンサ107に入射するように同期を取って移動することが可能であり、また、反射原稿用照明光源114から放射された光がミラー1202で正反射するように同期を取って移動することも可能である。
図13は、反射原稿用照明光源114を用いて、フィルム原稿120上のゴミ・キズ501の情報を読み取る場合の、画像読取装置100の各構成要素の配置の一例を示している。ここで、反射原稿用照明光源114を点灯させ、ミラー1202を反射原稿用照明光源114から出た光が正反射する位置に移動する。図13の場合の光学ユニット115とミラー1202との配置関係では、反射原稿用照明光源114から放射されフィルム原稿120を透過した光はミラー1202で正反射するので、CCDイメージセンサ107に入射しない。
この配置状態を保ちながら、光学ユニット115及び、ミラー1202を移動させて、フィルム原稿120を走査することで画像データを得ることができる。反射原稿用照明光源114の光は、ゴミ・キズ501の位置に入射し乱反射を起こした場合のみCCDイメージセンサ107に入射するので、ゴミ・キズ情報に対応する画像データを得ることができる。このとき得られる画像データの一例は、図6に示すようになる。
図14は、透過原稿用照明光源106を用いて、フィルム原稿120の画像データを読み取る場合の、画像読取装置100の各構成要素の配置の一例を示している。ここで、反射原稿用照明光源114を消灯させ、透過光源用照明光源106のみを点灯させておく。また、透過原稿用照明光源106から放射された光が光学ユニット115内のCCDイメージセンサ107に入射する位置に透過原稿用照明光源106を移動させる。
この配置状態を保ちながら、光学ユニット115及び、透過原稿用照明光源106を移動させて、フィルム原稿120を走査することで画像データを得ることができる。透過原稿用照明光源106の光は、ゴミ・キズ501が存在しないフィルム領域ではフィルム原稿120を透過してCCDイメージセンサ107に入射する。しかし、ゴミ・キズ501の位置に入射し遮蔽された場合にはCCDイメージセンサ107に入射しないので、ゴミ・キズ情報を含んだフィルム原稿120の画像データを得ることができる。このとき得られる画像データの一例は、図8に示すようになる。
このように、本実施形態においても、図6に対応する画像データには、ゴミ・キズ領域の場所のみ、反射した光の輝度が記録されている。この記録されている情報を元にして、ゴミ・キズ情報の検出を行う。図8に対応する画像データに対し、ゴミ・キズ情報からゴミ・キズの位置・大きさが特定できるため、その個所の画像データを他の場所の画像データから補間することで、ゴミ・キズが含まれない例えば図10に示すような画像データを得ることができる。
次に、本実施形態における画像読取装置100における動作シーケンスを、図15のフローチャートを参照して説明する。図15に示すフローチャートに対応するプログラムは、画像読取装置制御基板103内のROMに格納され、同じく画像読取装置制御基板103内のCPUによって実行されることにより、画像読取装置100が図15に示す動作シーケンスにおいて制御される。
ステップS1501において、反射原稿用照明光源114が点灯される。ある種の冷陰極蛍光ランプでは、十分な輝度が得られるまで、多少の時間がかかるため、このステップにおいて、十分な輝度が得られるまで待機する。ステップS1502において、反射原稿用照明光源114から放射された光が正反射する位置にミラー1202を移動する。ステップS1503において、光学ユニット115を読み取るフィルム原稿120が置いてある読取先端位置へ、ミラー1202を同期させながら移動する。
ステップS1504において、反射原稿用照明光源114を用いて画像を読み取る。ステップS1505において、光学ユニット115及びミラー1202を所定の待機位置へ移動させておく。ステップS1506において、反射原稿用照明光源114を消灯させる。ステップS1507において、透過原稿用照明光源106を点灯させ、光学ユニット115に光が入射する位置に移動する。ある種の冷陰極蛍光ランプでは、十分な輝度が得られるまで、多少の時間がかかるため、ここにおいて、十分な輝度が得られるまで待機する。
ステップS1508において、光学ユニット115を読み取るフィルム原稿120が置いてある読取先端位置へ、透過原稿用照明光源106を同期させながら移動する。ステップS1509において、透過原稿用照明光源106を用いてフィルム原稿120の画像データを読み取る。ステップS1510において、光学ユニット115及び透過原稿用照明光源106を所定の待機位置へ移動させておく。
ステップS1511において、透過原稿用照明光源106を消灯させる。ステップS1512において、読み取った画像データをもとにゴミ・キズ情報を検出する処理を、ゴミ・キズ検出処理部904にて行う。ステップS1513において、ステップS1510で得られたゴミ・キズ情報を元に、ゴミ・キズ補正処理部905にて画像データを補正する。
なお、以上のシーケンスでは、最初に反射原稿用照明光源114を用いて、次に透過原稿用照明光源106を用いているが、この順序は重要でなく、最初に透過原稿用照明光源106を用いて、次に反射原稿用照明光源114を用いてもよい。
以上のように、本実施形態では、反射原稿用照明光源114を用いてフィルム原稿120を読み取ることでゴミ・キズ情報を検知し、ゴミ・キズ画像が含まれていない画像を得る画像読取装置において、ミラー又は黒体を用いて反射原稿用照明光源114からの光がCCDイメージセンサに入射しないようにして、高精度にゴミ・キズ情報を検出することが可能となる。
[第3の実施形態]
本実施形態における画像読取装置100の構成は図1に示すものとほぼ同様であるので、図を省略する。
但し、第1の実施形態と第3の実施形態とでは、反射原稿用照明光源114からの光が透過原稿用照明光源106において反射してCCDイメージセンサ107へ入射することを防止するための構成が異なる。
第1の実施形態ではハーフミラー121を利用して、透過原稿用照明光源106側からの光は透過し、反射原稿用照明光源114側からの光は反射するようにしていたが、本実施形態では、図16に示すようにミラー1601を用いて反射原稿用照明光源114からの光を反射させるようにしている。ミラー1601は、透過原稿用光源106全体を覆うようことができるサイズで構成される。
なお、本実施形態におけるミラー1601は、反射原稿用照明光源114からの光がCCDイメージセンサ107に入射することを防止するために用いられるものであるので、反射原稿用照明光源114からの光の入射を防止できれば、光を正反射するミラーのような材料だけでなく、黒体のように光を吸収する性質を有する材料を用いても良い。但し、以下では説明の簡単のためにミラー1601を用いた場合について説明する。
図16は、本実施形態に対応する透過原稿用照明装置102を、画像読取装置100の上方から見た場合の一例を示した図である。ここにおいて、透過原稿用照明光源106は、透過原稿用光源点灯インバータ104に接続され、透過原稿用照明光源106からの光を正反射するためのミラー1601を、モータ1602の駆動によって移動させることができる。モータ1602は、配線1603により、画像読取装置制御基板103と接続され、その動作が制御される。
即ち、モータ1602は、画像読取装置制御基板103からの制御により図16に示すように時計回り又は反時計回りに回転し、ミラー1601を透過原稿用照明光源106とフィルム原稿120との間に挿入したり、引き抜いたりするように動作する。
図17は、反射原稿用照明光源114を用いて、フィルム原稿を読み取るときの、各構成要素の配置の一例を示している。このときミラー1601は、反射原稿用照明光源114からの光を正反射する位置に配置される。この状態を保ちながら、光学ユニット115を用いて、フィルム原稿120を走査することで画像データを得ることができる。反射原稿用照明光源114の光が、ゴミ・キズ501の位置に入射し乱反射を起こした場合のみ、光学ユニット115の中に入射してCCDイメージセンサ107に入射するが、ゴミ・キズの位置以外はミラー1601で正反射を起こすため、光学ユニット115に入射せずCCDイメージセンサ107にも入射しない。この時取得される画像データは、例えば、図6に示すようになる。
図18は、透過原稿用照明光源106を用いて、フィルム原稿120を読み取るときの各構成要素の配置の一例を示している。このときミラー1601は、透過原稿用照明光源106を遮光しない位置に配置される。この場合、フィルム原稿120を透過した光が、光学ユニット115の中を通り、CCDイメージセンサ107に入射する。この状態を保ちながら、光学ユニット115を用いて、フィルム原稿120を走査することでフィルム原稿120の画像データを得ることができる。この時取得される画像データは、例えば、図8に示すようになる。
このように、本実施形態においても、図6に対応する画像データには、ゴミ・キズ領域の場所のみ、反射した光の輝度が記録されている。この記録されている情報を元にして、ゴミ・キズ情報の検出を行う。図8に対応する画像データに対し、ゴミ・キズ情報からゴミ・キズの位置・大きさが特定できるため、その個所の画像データを他の場所の画像データから補間することで、ゴミ・キズが含まれない例えば図10に示すような画像データを得ることができる。
次に、本実施形態に対応する画像読取装置100の動作シーケンスを図19のフローチャートを参照して説明する。図19に示すフローチャートに対応するプログラムは、画像読取装置制御基板103内のROMに格納され、同じく画像読取装置制御基板103内のCPUによって実行されることにより、画像読取装置100が図19に示す動作シーケンスにおいて制御される。
ステップS1901において、反射原稿用照明光源114を点灯させる。ある種の冷陰極蛍光ランプでは、十分な輝度が得られるまで、多少の時間がかかるため、このステップにおいて、十分な輝度が得られるまで待機する。
ステップS1902において、反射原稿用照明光源114から放射された光が正反射する位置にミラー1601を移動する。ステップS1903において、光学ユニット115を、フィルム原稿120の読取先端位置へ移動する。ステップS1904において、反射原稿用照明光源114を用いて画像を読み取る。ステップS1905において、光学ユニット115を所定の待機位置へ移動させておく。ステップS1906において、反射原稿用照明光源114を消灯させる。
ステップS1907において、透過原稿用照明光源106から放射された光が、光学ユニット115に入射するように、ミラー1601を移動する。ステップS1908において、透過原稿用照明光源106を点灯させる。ある種の冷陰極蛍光ランプでは、十分な輝度が得られるまで、多少の時間がかかるため、このステップにおいて、十分な輝度が得られるまで待機する。ステップS1909において、光学ユニット115を、フィルム原稿の読取先端位置へ移動する。
ステップS1910において、透過原稿用照明光源106を用いて、画像を読み取る。ステップS1911において、光学ユニット115を所定の待機位置へ移動させておく。ステップS1912において、透過原稿用照明光源106を消灯させる。ステップS1913において、読み取った画像データをもとにゴミ・キズ情報をゴミ・キズ検出処理部904において検出する処理を行う。ステップS1914において、ステップS1911で得られたゴミ・キズ情報を元に、ゴミ・キズ補正処理部905において画像データを補正する。
なお、このシーケンスでは、最初に反射原稿用照明光源114を用いて、次に透過原稿用照明光源106を用いているが、この順序は重要でなく、最初に透過原稿用照明光源106を用いて、次に反射原稿用照明光源114を用いてもよい。
以上のように、反射原稿用照明光源114を用いて、フィルム原稿120を読み取ることでゴミ・キズ情報を検知し、ゴミ・キズ画像が含まれていない画像を得る画像読取装置において、ミラーや黒体を用いて反射原稿用照明光源114からの光を正反射させることで、高精度にゴミ・キズ情報を検出することが可能となる。
[第4の実施形態]
本実施形態における画像読取装置100の構成は図1に示すものとほぼ同様であるので、図を省略する。
但し、第1の実施形態と本第4の実施形態とでは、反射原稿用照明光源114からの光が透過原稿用照明光源106において反射してCCDイメージセンサ107へ入射することを防止するための構成が異なる。
第1の実施形態ではハーフミラー121を利用して、透過原稿用照明光源106側からの光は透過し、反射原稿用照明光源114側からの光は反射するようにしていたが、本実施形態では、図20に示すように透過原稿用照明光源106自体の配置位置を調節することにより、反射原稿用照明光源114からの光がCCDイメージセンサ107へ入射しないようにしている。
図20は、本実施形態に対応する画像読取装置における各構成要素の配置の一例を示す図である。
ここにおいて、透過原稿用照明光源106は、フィルム原稿120から距離Dだけ離れて配置される。この距離Dは、反射原稿用照明光源114から放射され、フィルム原稿120を透過し、透過原稿用照明光源106で乱反射することにより発生した乱反射光が、再度フィルム120を透過し、光学ユニット115に入射し、CCDイメージセンサ107に入射するまでに、CCDイメージセンサ107において検知されるレベルまで達しない輝度に減衰するために十分な距離として特定される。
よって、図20に示す配置関係では、フィルム原稿120を透過して光学ユニット115に入射した乱反射光は、CCDイメージセンサ107に入射する際には、センサ107の感度を下回る輝度しか有していないため、乱反射光自体が画像データとして検出されることはない。一方、フィルム原稿120上のゴミ・キズ501で反射された光は、直接光学ユニット115に入射し、CCDイメージセンサ107が検知可能な輝度レベルでセンサ107へ入射するので、ゴミ・キズ情報として検知される。この場合に取得される画像データの一例は、図6に示すようになる。
図21は、フィルム原稿120を読み取る際、透過原稿用照明光源106を点灯させて、CCDイメージセンサ107によって、フィルム原稿120の画像データを取得する場合の、各構成要素の配置の一例を示す図である。ここでは、透過原稿用照明光源106から放射された光は、図20における乱反射光とは異なり十分な輝度を持ってフィルム原稿120へ照射されるので、照射された光はフィルム原稿120を透過し、CCDイメージセンサ107に入射する。この場合に取得される画像データの一例は、図8に示すようになる。
このように、本実施形態においても、図6に対応する画像データには、ゴミ・キズ領域の場所のみ、反射した光の輝度が記録されている。この記録されている情報を元にして、ゴミ・キズ情報の検出を行う。図8に対応する画像データに対し、ゴミ・キズ情報からゴミ・キズの位置・大きさが特定できるため、その個所の画像データを他の場所の画像データから補間することで、ゴミ・キズが含まれない例えば図10に示すような画像データを得ることができる。
なお、本実施形態に対応する画像読取装置100における動作シーケンスは、第1の実施形態で説明した動作シーケンスと同様である。即ち、図11に示すフローチャートに対応するプログラムが、画像読取装置制御基板103内のROMに格納され、同じく画像読取装置制御基板103内のCPUによって実行されることにより、画像読取装置100が図11に示す動作シーケンスにおいて制御される。
以上のように、反射原稿用照明光源114を用いて、フィルム原稿120を読み取ることでゴミ・キズ情報を検知し、ゴミ・キズ画像が含まれていない画像を得る画像読取装置100において、乱反射を起こす物体との距離を作り乱反射光を減衰させることで、高精度にゴミ・キズ情報を検出することが可能となる。
[その他の実施形態]
本発明の目的は、前記した実地形態の機能を実現するソフトウェアのプログラムコードを記録した記憶媒体、または記録媒体が、システム、または装置に付随し、そのシステム、または装置のコンピュータ(処理演算装置を含む)が記憶媒体、または記録媒体に記録されたソフトウェアのプログラムコードを読み出し、実行することによっても達成される。この場合、記憶媒体、または記憶媒体から読み出されたソフトウェアのプログラムコードが前記した実施形態の機能を実現することになる。そして、そのソフトウェアのプログラムコードを記録された記憶媒体、または記録媒体は、本発明を構成する。
また、システム、または装置のコンピュータが読み出したソフトウェアのプログラムコードを実行することにより、前記した実施形態の機能が実現するだけでなく、そのソフトウェアのプログラムコードの内容にもとづき、コンピュータ上で稼動しているオペレーションシステムが実際の処理の一部、または全部を担い、その処理によって前記した実施形態の機能が実現することになる。
記憶媒体、または記録媒体から読み出されたソフトウェアのプログラムコードが、システム、または装置のコンピュータに付随する機能を拡張するためのハードウェアに備わる記憶媒体、または記録媒体に移された後、そのソフトウェアのプログラムコードの内容にもとづき、システム、または装置のコンピュータに付随する機能を拡張するためのハードウェアに備わる処理演算装置などが、実際の処理の一部、または全部を担い、その処理によって前記した実施形態の機能が実現することになる。
本発明の第1の実施形態に対応する画像読取装置100の構成の一例を示す図である。 従来の画像読取装置の構成を示す図である。 従来の画像読取装置の一部の構成要素の配置を示す図である。 本発明の第1の実施形態に対応する画像読取装置100の電気的な構成の一例を示すブロック図である。 本発明の第1の実施形態に対応する、反射原稿用照明光源114を用いてフィルム原稿120を読み取る場合を説明するための図である。 本発明の実施形態に対応する、反射原稿用照明光源114を用いて取得された画像データの一例を示す図である。 本発明の第1の実施形態に対応する、透過原稿用照明光源106を用いてフィルム原稿120を読み取る場合を説明するための図である。 本発明の実施形態に対応する、透過原稿用照明光源106を用いて取得された画像データの一例を示す図である。 本発明の実施形態に対応する、ゴミ・キズ補正を行うゴミ・キズ除去部900の機能構成の一例を示すブロック図である。 本発明の実施形態に対応する、ゴミ・キズ除去部900においてゴミ・キズ情報が除去された画像データの一例を示す図である。 本発明の第1の実施形態に対応する画像読取装置100の動作シーケンスに対応するフローチャートの一例である。 本発明の第2の実施形態に対応する画像読取装置100の構成の一例を示す図である。 本発明の第2の実施形態に対応する、反射原稿用照明光源114を用いてフィルム原稿120を読み取る場合を説明するための図である。 本発明の第2の実施形態に対応する、透過原稿用照明光源106を用いてフィルム原稿120を読み取る場合を説明するための図である。 本発明の第2の実施形態に対応する画像読取装置100の動作シーケンスに対応するフローチャートの一例である。 本発明の第3の実施形態に対応する、透過原稿用照明装置102の構成の一例を示す図である。 本発明の第3の実施形態に対応する、反射原稿用照明光源114を用いてフィルム原稿120を読み取る場合を説明するための図である。 本発明の第3の実施形態に対応する、透過原稿用照明光源106を用いてフィルム原稿120を読み取る場合を説明するための図である。 本発明の第3の実施形態に対応する画像読取装置100の動作シーケンスに対応するフローチャートの一例である。 本発明の第4の実施形態に対応する、反射原稿用照明光源114を用いてフィルム原稿120を読み取る場合を説明するための図である。 本発明の第4の実施形態に対応する、透過原稿用照明光源106を用いてフィルム原稿120を読み取る場合を説明するための図である。

Claims (16)

  1. 原稿に対して第1の側に位置する第1の光源と、前記原稿に対して前記第1の側とは逆の第2の側に位置する第2の光源と、前記第1の光源から照射され前記原稿を透過した光、及び、前記第2の光源から照射され前記原稿で反射した光を受光し、電子的な画像データを取得するデータ取得手段とを備え、透過原稿と反射原稿の両方を読み取り可能な画像読取装置であって、
    前記第2の光源から照射され前記透過原稿で反射した光に基づいて前記データ取得手段により取得された画像データから前記透過原稿上に形成された非画像情報を検出する際に、前記透過原稿に対して前記第1の側に位置し、前記第2の光源から照射され透過原稿を透過した光を反射する光反射手段を備えることを特徴とする画像読取装置。
  2. 前記第1の光源から照射され前記透過原稿を透過した光に基づいて前記データ取得手段により取得された画像データを、前記非画像情報に基づいて補正することを特徴とする請求項1に記載の画像読取装置。
  3. 前記第2の光源から照射され前記透過原稿で反射した光に基づいて前記データ取得手段により取得された画像データから前記透過原稿上に形成された非画像情報を検出する検出手段と、前記第1の光源から照射され前記透過原稿を透過した光に基づいて前記データ取得手段により取得された画像データを、前記検出手段により検出された前記非画像情報に基づいて補正する補正手段とを備えることを特徴とする請求項2に記載の画像読取装置。
  4. 前記第2の光源から照射され前記光反射手段により反射された光が前記データ取得手段へ入射しないことを特徴とする請求項1乃至3のいずれか1項に記載の画像読取装置。
  5. 前記光反射手段は、前記第1の光源からの光を遮蔽しないことを特徴とする請求項1乃至4のいずれか1項に記載の画像読取装置。
  6. 前記光反射手段は、前記第1の光源からの光を透過し前記第2の光源からの光を反射するハーフミラーであり、前記第1の光源全体を覆うように配置されることを特徴とする請求項1乃至4のいずれか1項に記載の画像読取装置。
  7. 前記光反射手段を移動させる移動手段を備えたことを特徴とする請求項1乃至5のいずれか1項に記載の画像読取装置。
  8. 原稿に対して第1の側に位置する第1の光源と、前記原稿に対して前記第1の側とは逆の第2の側に位置する第2の光源と、前記第1の光源から照射され前記原稿を透過した光、及び、前記第2の光源から照射され前記原稿で反射した光を受光し、電子的な画像データを取得するデータ取得手段とを備え、透過原稿と反射原稿の両方を読み取り可能な画像読取装置であって、
    前記第2の光源から照射され前記透過原稿で反射した光に基づいて前記データ取得手段により取得された画像データから、前記透過原稿上に形成された非画像情報を検出する際に、前記透過原稿に対して前記第1の側に位置し、前記第2の光源から照射され透過原稿を透過した光を吸収する光吸収手段を備えることを特徴とする画像読取装置。
  9. 前記第1の光源から照射され前記透過原稿を透過した光に基づいて前記データ取得手段により取得された画像データを、前記非画像情報に基づいて補正することを特徴とする請求項8に記載の画像読取装置。
  10. 前記第2の光源から照射され前記透過原稿で反射した光に基づいて前記データ取得手段により取得された画像データから前記透過原稿上に形成された非画像情報を検出する検出手段と、前記第1の光源から照射され前記透過原稿を透過した光に基づいて前記データ取得手段により取得された画像データを、前記検出手段により検出された前記非画像情報に基づいて補正する補正手段とを備えることを特徴とする請求項9に記載の画像読取装置。
  11. 前記光吸収手段は、前記第2の光源を用いて前記データ取得手段により画像データが取得される場合に、前記第1の光源全体を覆うように配置されることを特徴とする請求項8乃至10のいずれか1項に記載の画像読取装置。
  12. 前記光吸収手段は、前記第1の光源からの光を遮蔽しないことを特徴とする請求項8乃至11のいずれか1項に記載の画像読取装置。
  13. 前記光反射手段を移動させる移動手段を備えたことを特徴とする請求項8乃至12のいずれか1項に記載の画像読取装置。
  14. 原稿に対して第1の側に位置する第1の光源と、前記原稿に対して前記第1の側とは逆の第2の側に位置する第2の光源と、前記第1の光源から照射され前記原稿を透過した光、及び、前記第2の光源から照射され前記原稿で反射した光を受光し、電子的な画像データを取得するデータ取得手段とを備え、透過原稿と反射原稿の両方を読み取り可能な画像読取装置であって、
    前記第1の光源は、前記原稿との間に一定の距離をおいて配置され、前記一定の距離は、前記第2の光源から照射され前記透過原稿で反射した光に基づいて前記データ取得手段により取得された画像データから前記透過原稿上に形成された非画像情報を検出する際に前記第2の光源から照射され前記透過原稿を透過し、前記第1の光源で乱反射することにより発生した乱反射光が、前記データ取得手段において画像データを取得するのに必要な輝度を下回る程度まで減衰する光となる距離であることを特徴とする画像読取装置。
  15. 前記第1の光源から照射され前記透過原稿を透過した光に基づいて前記データ取得手段により取得された画像データを、前記非画像情報に基づいて補正することを特徴とする請求項14に記載の画像読取装置。
  16. 前記第2の光源から照射され前記透過原稿で反射した光に基づいて前記データ取得手段により取得された画像データから前記透過原稿上に形成された非画像情報を検出する検出手段と、前記第1の光源から照射され前記透過原稿を透過した光に基づいて前記データ取得手段により取得された画像データを、前記検出手段により検出された前記非画像情報に基づいて補正する補正手段とを備えることを特徴とする請求項15に記載の画像読取装置。
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