JP2005215788A - Rfタグによる保守用情報の取得方法およびその取得システム - Google Patents

Rfタグによる保守用情報の取得方法およびその取得システム Download PDF

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Abstract

【課題】 保守対象物の保守用情報を記憶するメモリの紛失と保守対象物の筐体内部への流体の侵入とを防止すること、また保守対象物による電波障害対策を講じること、更に落雷対策が可能となる。
【解決手段】 メモリ素子としてRFタグ20のICメモリ25を制御機器10の筐体に備えることでその紛失をなくし、RFタグ20のアンテナ21を利用することで筐体を密閉できる。アンテナ21が筐体外部と無線電波を授受できるように筐体外部に貼り付けられ、内部を密封する筐体と絶縁された導線で内部と接続さる。または、金属性筐体の一部を蓋状態に形成し金属性蓋を外して保守用情報の授受を行うことでVCCI規格に対処する。更に、制御機器10側にREタグ対応14のアンテナ16を設け、REタグ20を制御機器10の制御回路と電気的に絶縁状態とすることができる。
【選択図】 図1

Description

本発明は、コンピュータ、コンピュータユニットを含む装置およびシステムなど、保守対象物となる制御機器における内部状態を監視しその確認が容易な保守用情報の取得方法およびその構造に関するものである。すなわち、運用中の制御機器において、必要とする保守用情報に関する取得データに応じて、プログラムの実行状態を採取して記憶手段に記憶しておき、必要に応じて記憶データの保守用情報を取出して確認するものである。特に、保守対象機器の構造上の制約、故障の状態、設置環境などに左右されずに、保守員等が保守対象機器内部の状況を容易に判断できる保守用情報の取得方法およびその取得システムに関するものである。
従来の保守用情報の取得方法およびその取得システムは、マイクロコンピュータ制御機器の監視システムにおけるIC(集積回路)カード(特許文献1参照)または電気制御システムの監視診断装置におけるカードメモリ(特許文献2参照)として実用に供されている。
例えば、図8に示されるコンピュータのような制御機器110では、プログラムを駆使して所定の機能を実行処理する機能実行処理部111が、機能を実行処理する際に、その履歴データすなわちログデータを順次、履歴データメモリ112に記録する。この処理状態は監視されており、制御機器110が故障の場合、警報表示部113が可視可聴の警報を発して使用者または保守員に通知する。
この場合、制御機器110が稼動できて、履歴データメモリ112に記録されているログデータが読み出しできればよいが、電源断、または機能実行処理部111の故障により読み出しできない場合が想定される。
このような問題を解決するため、図8に示されるシステムでは、ICメモリを内蔵するICカード100を用いている。すなわち、履歴データメモリ112に記録されたログデータをICカード100へ書き込み、及びICカード100のメモリ情報を読み出して履歴データメモリ112に書き込む読取り書込み部(以後、R/W部と略称する)114、並びに、挿入されるICカード100を装着してR/W部114と電気的に接続するICカード装着部115を、制御機器110に更に備えている。R/W部114は、例えば履歴データメモリ112にデータが記録される都度、同一データをICカード装着部115に装着されているICカード100に書込みしている。
このようなICカードによる保守用情報の取得方法およびその取得システムは実用上有効ではあった。しかし、情報を得るためにICカードを装着する必要がある。すなわち、プログラムの実行データのような履歴データはある一定の期間またはデータ量で、上書きなどによる処置がICカードの記憶容量を節約することが可能であるが、運用状況の監視のためには、ICカードを制御機器から取り出す必要がある。従って、ICカードの差し替えを忘れると、上述したような方法またはシステムでは、保守用情報を失う可能性があるという欠点があった。
制御機器の故障の際に運転状況を把握するために常時監視する保守用情報の取得に関して、この欠点は大きな障害である。
この改善策として、ICカードの代わりにRF(無線:Radio Frequency)タグを用いる方法(特許文献3,4参照)がある。
RFタグは、例えば物品に取り付けて外部からの無線電波により非接触でその物品の識別が可能となるRF−ID(無線電波識別)機能を有している。
例えば図9に示されるRFタグ20は保守の対象商品210に取り付けられ、内部にアンテナ21とICチップ22とを有している。ICチップ22にはアンテナ21と接続する送受信部23、制御部24、およびメモリ25を含む。RFタグ20に対応してメモリ25にデータを書き込み、またはメモリ25に書き込まれたデータを読み取るための読取り書込み器30が用意される。
このような構成で、アンテナ21は、近づいた読取り書込み器30から無線電波を受けて誘導電力を発生し、この誘導電力によりICチップ22が駆動され、読取り書込み器30の読取り要求に対して、送受信部23が制御部24の制御によりメモリ25に記憶されたデータを送信する。また読取り書込み器30の書込み要求に対して、送受信部23が制御部24の制御により受信したデータをメモリ25に書込みする。
特許文献3では、RFタグを用いた情報取得支援方法が開示されており、RFタグは情報取得の対象物となる部品に搭載され、RFタグのメモリに対する読取り書込みは携帯端末により行なっている。この方法では、RFタグを取り付けた対象物に関する専門家の知識を含む必要な情報が対象物のある現場で容易に取得できる。
また、特許文献4では、上述したICカードで生じたメモリ情報の紛失を防止し、タグを製品に取り付けたまま、タグの情報を読み出すことを目的として、タグに内蔵されるICチップに、製品の固有情報およびこの製品の購入者に固有の情報が書き込まれている。
特許文献3,4の両者とも、RFタグへの書込みは外部からのライター(書込み器)であり、RFタグからの読取りは外部のリーダー(読取り器)である。読み取られたデータは別に設けられているコンピュータに送られて、RFタグから読み取られた固有情報に対応する多くの情報をコンピュータから受け取ることができる。
更に、最近では、VCCI(情報処理装置等電波障害自主規制協議会)によって定められた規格を電気製品における制御機器に広く適用することが義務付けられている。
特開平1−310451号公報 特開平2−220597号公報 特開2002−124891号公報 特開2002−37414号公報
上述したように、保守対象物の保守用情報を記憶するメモリがカード状のICメモリの場合、メモリを紛失、またはカード装着用の挿入口から塵埃または汚水などの流体の進入による故障を発生する恐れがある。一方、上述したICカードによる欠点を解決するRFタグを用いる場合、このRFタグは、保守対象物の外部と対象物固有情報を授受する機能を有するのみで、対象物内部の情報を取り込む機能を有していない。更に、別の条件として、VCCIの規格適用が重要視されていることが挙げられている。
従って、解決しようとする課題は、保守対象物の保守用情報を保守対象物の筐体外部で取得する方法およびシステムにおいて、保守対象物の保守用情報を記憶するメモリの紛失と保守対象物の筐体内部への流体の侵入とを防止することであり、更に保守対象物による電波障害対策を講じることである。
本発明による保守用情報の取得方法は、保守対象とする制御機器の保守用情報を記憶するメモリが紛失せず、保守対象とする制御機器が流体の進入を防ぐために密閉された筐体構造を有する場合でも、外部から内部のメモリに記憶された保守用情報を読取るため、第1のアンテナを有しかつ保守用情報を書き込み記憶するRF(無線)タグを上記メモリとして備え、前記制御機器の外部から読取り器を用いて、所定の時期に、無線電波により、前記RFタグの第1のアンテナを介してこのRFタグに記憶された保守用情報を読み取り取得することを主要な特徴とする。
更に、本発明による保守用情報の取得方法は、RFタグと前記制御機器の機能実行処理回路との間の導線による接続を避けるため、前記制御機器が第2のアンテナを備えて前記保守用情報を、無線電波によりこの第2のアンテナを介して前記第1のアンテナに送り、前記RFタグがこの第1のアンテナから受ける前記保守用情報を書き込み記憶することを特徴とする。
また、本発明による保守用情報の取得システムは、制御機器の保守用情報を前記制御機器の内部で記憶すると共に所定の時期に記憶された前記保守用情報を前記制御機器の外部の読取り器により取得するシステムであって、前記制御機器は、第1のアンテナとICメモリとを内蔵し前記第1のアンテナを介して前記ICメモリにデータの書込み読取りが可能なRF(無線)タグと、第2のアンテナと、前記保守用情報を記憶する履歴データメモリと、記憶されている前記保守用情報を所定の時期に前記履歴データメモリから読み取って前記第2のアンテナから前記第1のアンテナに無線電波で送出するRFタグ対応送受信部とを備えている。
前記RFタグは、前記第1のアンテナを介して前記第2のアンテナから書込み要求を受けた際、受けた無線電波により誘導電力を発生して駆動し、次いで受ける前記保守用情報を前記ICメモリに書き込み記憶する一方、前記読取り器から読取りの要求を受けた際、受けた無線電波により誘導電力を発生して駆動し、前記ICメモリに記憶されている保守用情報を読み取って前記第1のアンテナを介して前記読取り器に無線電波により送信する送受信制御部を送受信部および制御部として備えており、かつ、前記読取り器は、第3のアンテナと、当該第3のアンテナを用い、無線電波により読取り要求を送出して前記第1のアンテナから前記保守用情報を取得する送受信制御部(送受信部および制御部)とを備えることを特徴としている。
この保守用情報の取得システムは、前記第2のアンテナと前記RFタグとを前記筐体の外面に備えてもよい。
更に、前記制御機器の筐体が無線電波遮蔽構造の、例えば金属で外部への電波障害を抑制する場合、この無線電波遮蔽構造の筐体は、少なくとも前記第1のアンテナ部分で無線電波の授受を可能とする着脱可能な無線電波遮蔽構造蓋を設けることができる。また、筐体が無線電波遮蔽構造で外部への無線電波を遮断する場合、前記RFタグは、前記第1のアンテナを前記無線電波遮蔽構造の筐体外面に備え、前記第2のアンテナとデータを送受する第4のアンテナを前記無線電波遮蔽構造の筐体内部に更に備えることもできる。
本発明の保守用情報の取得方法およびその取得システムは、第1のアンテナを有しかつ保守用情報を書き込み記憶するRF(無線)タグを上記メモリとして備え、前記制御機器の外部から読取り器を用いて、所定の時期に、無線電波により、前記RFタグの第1のアンテナを介してこのRFタグに記憶された保守用情報を読み取り取得するため、RFタグが密閉された制御機器の筐体に内蔵されるので、対象とする制御機器の保守用情報を記憶するメモリ媒体を紛失することなく、かつ、制御機器へ流体の進入を防ぐことができると共に、保守用情報が機能動作の実行処理の履歴の場合、故障になっても制御機器を分解せずにその状態がメモリから読取れるという利点がある。また、RFタグによるメモリが小型で軽量であるという利点もある。
更に、本発明による保守用情報の取得方法およびその取得システムは、前記制御機器が第2のアンテナを備えて前記保守用情報を、無線電波によりこの第2のアンテナを介して前記第1のアンテナに送り、前記RFタグがこの第1のアンテナから受ける前記保守用情報を書き込み記憶する場合、RFタグと前記制御機器の機能実行処理回路との間の導線による接続がなく、電気的に絶縁されているので、商用電源を用いて稼働する制御機器に落雷があってもRFタグのメモリが破壊されることを回避できるという利点がある。
また、筐体が少なくとも前記第1のアンテナ部分で無線電波の授受を可能とする着脱可能な無線電波遮蔽構造蓋を備えているため、制御機器の筐体が例えば金属で外部への電波障害を抑制する場合であっても蓋を外すことによりRFタグに記憶された保守用情報を読取ることができる。また、RFタグが前記第1のアンテナを前記筐体の外面に備えられかつ前記第2のアンテナとデータを送受する第4のアンテナを前記筐体の内部に備えているため、筐体が金属で外部への無線電波を遮断する場合であってもRFタグに記憶された保守用情報を読取ることができるという利点もある。
保守対象物の保守用情報を保守対象物の筐体外部で取得する方法およびシステムにおいて、保守対象物の保守用情報を記憶するメモリの紛失と保守対象物の筐体内部への流体の侵入とを防止するという目的を、制御機器は、第1のアンテナとICメモリとを内蔵し第1のアンテナを介してICメモリにデータの書込み読取りが可能なRF(無線)タグと、第2のアンテナと、保守用情報を記憶する履歴データメモリと、記憶されている保守用情報を所定の時期に履歴データメモリから読み取って第2のアンテナから第1のアンテナに無線電波で送出するRFタグ対応送受信部とを備えることにより実現した。この構成は、更に電気製品としての制御機器が落雷に遭遇しても、保守用情報を記憶するメモリを破壊されることがない。
RFタグは、第1のアンテナを介して第2のアンテナから書込み要求を受けた際、受けた無線電波により誘導電力を発生して駆動し、次いで受ける保守用情報をICメモリに書き込み記憶する一方、読取り器から読取りの要求を受けた際、受けた無線電波により誘導電力を発生して駆動し、ICメモリに記憶されている保守用情報を読み取って第1のアンテナを介して読取り器に無線電波により送出する送受信部を備えている。
読取り器は、第3のアンテナと、第3のアンテナを用い、無線電波により読取り要求を送出して第1のアンテナから保守用情報を取得する送受信部とを備えている。
更に保守対象物による電波障害対策を講じるという目的を、筐体を無線電波遮蔽構造で形成し、第1のアンテナ部分で無線電波の授受を可能とする着脱可能な無線電波遮蔽構造蓋を備えること、または、RFタグが第1のアンテナを無線電波遮蔽構造の筐体外面に備え、第2のアンテナとデータを送受する第4のアンテナを無線電波遮蔽構造の筐体内部に備えることにより、上記機能を損なわずに実現した。
本発明の実施例1について図1を参照して説明する。
図1は、本発明によるシステムの一実施例における機能ブロック図であって、保守対象物となる制御機器10が制御機器10の保守用情報を書込み読取り可能なRF(無線)タグ20を有し、RFタグ20に記憶された保守用情報は読取り書込み器30により書込み読取りが可能である。
制御機器10はRFタグ20以外に機能実行処理部11、履歴データメモリ12、警報表示部13、およびREタグ対応14を含むものとし、REタグ対応14には送受信部15およびアンテナ16が含まれる。
まず、図2を参照して制御機器10がREタグ20に保守用情報を書き込ませるため送出するまでの手順を説明する。制御機器10は、機能実行処理部11が機能を実行(手順S1)する際、処理の履歴(ログ)データを履歴データメモリ12に記録(手順S2)する。
定期的、所定時期、または所定条件に未到達(手順S3のNO)の際には、上記手順S1に戻って、次の機能処理を実行する手順を繰り返す。
上記手順S3が「YES」で、定期的、所定時期、または所定条件に到達の際には、REタグ対応14の送受信部15はアンテナ16からRFタグ20を駆動(手順S4)して受信準備の完了を受付け(手順S5)の後、履歴データメモリ12に記憶されている保守用情報をRFタグ20へ無線電波で送出(手順S6)し、RFタグ20に書き込ませたのち、上記手順S1に戻ってこれに続く手順を繰り返す。
上記所定条件が機能処理ごとであれば、上記手順S3は省略され、機能処理ごとに、RFタグ20へのいわゆる垂れ流し的の書込みを実行することができる。
RFタグ20は、アンテナ21およびICチップ22を有し、ICチップ22は送受信部23、制御部24およびICメモリ25を含んでいる。アンテナ21が制御機器10のアンテナ16から無線電波を受けた際、RFタグ20は、誘導電力を発生し、この誘導電力によりICチップ22が駆動される。送受信部23は、RFタグ対応14の送受信部15から書込み要求を受けて、送受信部23が制御部24の制御によりアンテナ16を介してアンテナ21から受けた保守用情報をICメモリ23に書き込む。また、RFタグ20は、アンテナ21は読取り書込み器30から無線電波を受けて誘導電力を発生し、この誘導電力によりICチップ22が駆動される。送受信部23は、読取り書込み器30の読取り要求に対して、送受信部23が制御部24の制御によりメモリ25に記憶された保守用情報を、アンテナ21を介して読取り書込み器30へ送出する。
上述した送受信部23は、アンテナ21から受けた要求に基づいて書込みまたは読取りできるので、RFタグ対応14の送受信部15または読取り書込み器30の何れからも、書込み要求および読取り要求それぞれに対して応じることができる。
また、読取り書込み器30はRFタグ20と無線電波の授受ができるものであれば汎用の携帯型のものでよく、従来同様、履歴情報をRFタグ20に対象機器の外部から書き込むことが可能である。更に、図1に示される読取り書込み器30は、上述したアンテナ16からアンテナ21に送られる無線電波を、アンテナ31を介して送受信部32から制御部33で傍受してメモリ34に書き込むことができる。
次に、図3を参照してRFタグ20の主要手順について説明する。
RFタグ20では、送受信部23が、アンテナ21を介した駆動信号の受付け(手順S11)の場合、その無線電波により誘導電力を発生して制御部24を駆動する。制御部24は、送受信部23を介してREタグ対応14または読取り書込み器30から処理要求を受付け(手順S12)する。REタグ対応14からの書込み処理要求は機能実行の履歴データである。読取り書込み器30からの読取り処理要求は上述した保守用情報であり、また書込み処理要求は例えば制御機器10に製造段階で書き込まれる機器固有情報である。
上記手順S12が「YES」で送受信部23を介して書込み処理要求を受付けの場合、制御部24は、ICメモリ25の書込み準備を完了してその通知(手順S13)を行う。この結果、制御部24は、書込みデータとして保守用情報または機器固有情報を受け取るので、該当するメモリ領域の余裕あり(手順S14のYES)の場合には受けたデータを書き込み保存(手順S15)する一方、上記手順S14が「NO」で余裕のない場合には受けたデータを上書き保存(手順S16)する。
上記手順S12が「NO」で書込み処理でない場合、所定の読取り処理(手順S20)が実行される。この処理も従来同様、RFタグにおけるICメモリからの通常の読取り手順であり、詳細は省略する。
上述したように、制御機器の履歴データを保守用情報としてRFタグに記憶でき、RFタグは、小型軽量で、制御機器の筐体に内蔵または固着できるので、RFタグに記憶された保守用情報を紛失することがなく、また筐体に流体、例えば塵埃または汚水が進入することによる故障もなく、RFタグに記憶された保守用情報を無線電波により読取り器が読取ることができる。従って、例えば、人体に埋め込まれる人体機能の補助機器もしくは人体情報の収集機器、または潜水機器のように履歴データを得るための制御機器に応用することができる。
上記構成では、RFタグのICメモリに保守用情報を記憶させるので、制御機器が故障して電源が投入できない場合でも、分解することもなく、記憶する保守用情報を読取ることができるというRFタグの特徴を活用できる。
更に、制御機器の履歴データを、導線でなくアンテナを介して無線電波でRFタグに書込むので、例えば商用電源を接続する制御機器が落雷による被害を受けてもRFタグの破損はなく、RFタグに記憶されたデータを確保し続けることができる効果がある。
本発明の実施例2について図4を参照して説明する。
図4の実施例2は、図1のRFタグ対応14の代わりに読取り書込み(以後、R/Wと略称する)部14Aが導線により電気的にRFタグ20Aの制御部24Aと接続した機能ブロック構成を示している。
このRFタグ20AはR/W部14Aと導線により直結しているので、図2の手順では手順S3が省略できると共に、図3での保守用情報書込み処理では、手順S11および手順S12が省略される。従って、その手順は、図2の手順S4から図3の手順S13に続き、機能処理にしたがって順次、垂れ流し的に保守用情報を書込みすることができる。
上述したように、実施例2は、上記実施例1に対して落雷の被害が避けられないことを除き、上記実施例1と同様の利点を有する。
本発明の実施例3について図5(A)を参照して説明する。
実施例3は、実施例2を示す図4の機能ブロック構成で、R/W部14Aと共にR/W部14Aと導線で接続されるRFタグ20Aが制御機器10Aの筐体内部に搭載されている場合である。従って、上記実施例2と同一の利点を有している。
しかし、この実施例3では、筐体が金属性構造の場合、読取り書込み器30での読み書きができない欠点を有する。
本発明の実施例4について図5(B)を参照して説明する。実施例4は筐体がVCCI規格を満たすための金属性構造を有する場合に適合している。
実施例4は、図4の機能ブロック構成で、R/W部14Aと共にRFタグ20AのICチップ22Aが制御機器10AMの筐体内部に搭載されており、アンテナ21は内部を密封する筐体と絶縁された導線で内部と接続され筐体外部に貼り付けられている。R/W部14Aは所定の条件でのみRFタグ20AのICチップ22Aとアクセスし、しかも微電力のため、VCCI規格を満たすことができる。従って、上記実施例2と同一の利点を有している。また、RFタグ20Aのアンテナ21は薄型に形成されるので、筐体外面に浮き上がることがなく、例えば上側から筐体表面と共に塗装を施すことができる。
本発明の実施例5について図5(C)を参照して説明する。実施例5は筐体がVCCI規格を満たすための金属性構造を有する場合に適合している。
実施例5は、図4の機能ブロック構成で、薄型軽量なRFタグ20A全体が筐体外部に貼り付けられ、内部を密封する筐体と絶縁された導線で内部と接続されている。R/W部14Aは所定の条件でのみRFタグ20AのICチップ22Aとアクセスし、しかも微電力のため、VCCI規格を満たすことができる。従って、上記実施例2と同一の利点を有している。また、RFタグ20Aは薄型に形成できるので、実施例4同様に、筐体外面に浮き上がることがなく、例えば上側から筐体表面と共に塗装を施すことができる。
本発明の実施例6について図6(A)を参照して説明する。
実施例6は、実施例1を示す図1の機能ブロック構成で、RFタグ20が制御機器10の筐体内部に搭載されている場合である。従って、上記実施例1と同一の利点を有している。
しかし、この実施例6では、筐体が金属性構造の場合、読取り書込み器30での読み書きができない欠点を有する。
本発明の実施例7について図6(B)を参照して説明する。実施例7は筐体がVCCI規格を満たすための金属性構造を有する場合に適合している。
図示されるように、制御機器10MCの筐体は金属性構造を有するが、RFタグ20のアンテナ21の部分は、無線電波を透過する例えばモールド構造の窓17を有している。この窓17に適合して着脱可能な金属製蓋18が、読取り器によりRFタグ20から保守用情報を読み取る場合以外、窓17を塞ぐ。従って、上記実施例1と同一の利点を発揮することができる。
本発明の実施例8について図6(C)を参照して説明する。実施例8は筐体がVCCI規格を満たすための金属性構造を有する場合に適合している。
図示されるように、RFタグ20Mは二つのアンテナ21A,21Bを有しており、アンテナ21Aは制御機器10Mの金属製筐体の外部に貼り付けられ、内部を密封する筐体と絶縁された導線で内部と接続されている。他方のアンテナ21Bは金属製筐体の内部に設けられ、制御機器側のアンテナ16と無線電波の授受を行なう。従って、上記実施例1と同一の利点を発揮することは勿論である。また、RFタグ20Mのアンテナ21Aは薄型に形成されるので、筐体外面に浮き上がることがなく、例えば上側から筐体表面と共に塗装を施すことができる。
本発明の実施例9について図6(D)を参照して説明する。実施例9は筐体がVCCI規格を満たすための金属性構造を有する場合に適合している。
実施例9は、図1の機能ブロック構成で、薄型軽量なRFタグ20全体が筐体外部に貼り付けられる。更に、制御機器10MO側のアンテナ16も筐体外部に貼り付けられ、内部を密封する筐体と絶縁された導線で内部と接続されている。RFタグ20のアンテナ21とアンテナ16とは電気的に絶縁されており、無線電波の授受ができる。従って、上記実施例1と同一の利点を有している。また、RFタグ20およびアンテナ16は薄型に形成できるので、実施例5同様に、筐体外面に浮き上がることがなく、例えば上側から筐体表面と共に塗装を施すことができる。
本発明の実施例10について図7を参照して説明する。図7は、実施例6として図6(A)に示された構造を有する携帯端末における一実施例を模式的に示す分解斜視図である。
実施例10では、通信用アンテナ41を支持するモールド筐体42にRFタグ43が貼り付けられている。このモールド筐体42の内部に、携帯端末機器側のRFタグ書込み用アンテナ44を印刷したプリント基板45が収納される。この結果、RFタグ43のアンテナとRFタグ書込み用アンテナ44とが対向して配置される。プリント基板45はフラットプリントケーブル46によりLCD(液晶表示)パネル47と接続する。表面のモールド筐体48はLCDパネル47を表面が見えるようにして裏面側からはめ込み、裏面側を構成するモールド筐体42の表面に固定される。
上述したように、保守用情報の取得に、無線電波によりデータの授受を行なうRFタグを採用しているので、密閉筐体内部に収納された制御機器での実動処理履歴データを含む保守用情報のみならず、修理データなどの保守用情報を保守対象物外部から、容易に書込み保存し、従来同様容易に読み出すことができる用途に適用できる。更に、制御機器の電気回路側にアンテナを設けて電気的に絶縁されたRFタグと無線電波でデータを授受する場合、商用電源を接続する大型電気機器、または通信アンテナを有する小型の携帯端末機器などのように落雷の危険性のある機器全般に適用できる。更に、RFタグを駆動する無線電波を受けた際のみ稼動するRFタグを用いるので、無線電波遮蔽構造の筐体が不可欠なVCCI規格に対応する用途にも適用できる。
本発明によるRFタグによる保守用情報の取得システムにおける機能ブロックの実施の一形態を示した図である。(実施例1) 図1により履歴データを書き込む際の機器側における手順の実施の一形態を示すフローチャートである。 図1によりRFタグにおける主要動作手順の実施の一形態を示すフローチャートである。 本発明によるRFタグによる保守用情報の取得システムにおける機能ブロックの図1とは別の実施の一形態を示した図である。(実施例2) 図4のブロック構成における制御機器筐体とRFタグとの位置関係を示した図5(A)、図5(B)、および図5(C)である。(実施例3、4、5) 図1のブロック構成に基づく制御機器筐体とRFタグとの位置関係を示した図6(A)、図6(B)、図6(C)、および図6(D)である。(実施例6、7、8、9) 図6(A)による構造を有する携帯端末の実施の一形態を模式的に示す分解斜視図である。(実施例10) 従来の履歴データのような保守用情報の取得システムにおける機能ブロックの一例を示した図である。(従来例1) 従来のRFタグを用いた保守用情報の取得システムにおける機能ブロックの一例を示した図である。(従来例2)
符号の説明
10、10A、10AM、10M、10MC、10MO 制御機器(保守対象物)
11、11A 機能実行処理部
12 履歴データメモリ
13 警報表示部
14 RFタグ対応
14A 読取り書込み(R/W)部
15 送受信部(RFタグ対応)
16 アンテナ(RFタグ対応)
20、20A、20M、43 RFタグ
21、21A、21B アンテナ
22、22A ICチップ
23 送受信部
24、24A 制御部
25 ICメモリ
30 読取り書込み器
41 通信アンテナ
42、48 モールド筐体
44 RFタグ書込み用アンテナ
45 プリント基板
46 フラットプリントケーブル
47 LCD(液晶表示)パネル

Claims (10)

  1. 保守対象物となる制御機器の保守用情報を前記制御機器で記憶すると共に、所定の時期に前記保守用情報を外部に取得する方法であって、第1のアンテナを有しかつ前記保守用情報を書き込み記憶するRF(無線)タグを備え、前記制御機器の外部から読取り器を用いて、所定の時期に、無線電波により、前記RFタグの第1のアンテナを介して当該RFタグに記憶された前記保守用情報を読み取り取得することを特徴とする保守用情報の取得方法。
  2. 請求項1に記載の保守用情報の取得方法において、前記制御機器が第2のアンテナを備えて前記保守用情報を、無線電波により当該第2のアンテナを介して前記第1のアンテナへ送り、前記RFタグが当該第1のアンテナから受ける前記保守用情報を書き込み記憶することを特徴とする保守用情報の取得方法。
  3. 請求項2に記載の保守用情報の取得方法において、前記第2のアンテナを介して前記第1のアンテナへ無線電波により送る前記保守用情報を、制御機器外部の前記読取り器を用い傍受して取得することを特徴とする保守用情報の取得方法。
  4. 保守対象物となる制御機器の保守用情報を前記制御機器の内部で記憶すると共に所定の時期に記憶された前記保守用情報を前記制御機器の外部の読取り器により取得するシステムであって、
    前記制御機器は、第1のアンテナとICメモリとを内蔵し前記第1のアンテナを介して前記ICメモリにデータの書込み読取りが可能なRF(無線)タグと、第2のアンテナと、前記保守用情報を記憶する履歴データメモリと、当該履歴データメモリに記憶されている前記保守用情報を所定の時期に前記履歴データメモリから読み取って前記第2のアンテナから前記第1のアンテナに無線電波で送出するRFタグ対応送受信部とを備え、
    前記RFタグは、前記第1のアンテナを介して前記第2のアンテナから書込み要求を受けた際、受けた無線電波により誘導電力を発生して駆動し、次いで受ける前記保守用情報を前記ICメモリに書き込み記憶する一方、前記読取り器から読取りの要求を受けた際、受けた無線電波により誘導電力を発生して駆動し、前記ICメモリに記憶されている保守用情報を読み取って前記第1のアンテナを介して前記読取り器に無線電波により送出する送受信制御部を備え、かつ、
    前記読取り器は、第3のアンテナと、当該第3のアンテナを用い、無線電波により読取り要求を送出して前記第1のアンテナから前記保守用情報を取得する送受信制御部とを備える
    ことを特徴とする保守用情報の取得システム。
  5. 請求項4に記載の保守用情報の取得システムにおいて、前記制御機器の筐体が無線電波遮蔽構造の場合、前記無線電波遮蔽構造の筐体は、少なくとも前記第1のアンテナ部分で無線電波の授受を可能とする着脱可能な無線電波遮蔽構造蓋を有することを特徴とする保守用情報の取得システム。
  6. 請求項4に記載の保守用情報の取得システムにおいて、前記制御機器の筐体が無線電波遮蔽構造の場合、前記RFタグは、前記第1のアンテナを前記無線電波遮蔽構造の筐体外面に備え、前記第2のアンテナとデータを送受する第4のアンテナを前記無線電波遮蔽構造の筐体内部に更に備えることを特徴とする保守用情報の取得システム。
  7. 請求項4に記載の保守用情報の取得システムにおいて、前記制御機器の第2のアンテナと前記RFタグとを前記筐体の外面に備えることを特徴とする保守用情報の取得システム。
  8. 請求項4に記載の保守用情報の取得システムにおいて、前記読取り器は、前記第3のアンテナを用いて前記第2のアンテナから第1のアンテナへ送出される無線電波を傍受して前記保守用情報を取得する送受信制御部を備えることを特徴とする保守用情報の取得システム。
  9. 保守対象物となる制御機器の保守用情報を前記制御機器の内部で記憶すると共に所定の時期に記憶された前記保守用情報を前記制御機器の外部の読取り器により取得するシステムであって、
    前記制御機器は、第1のアンテナとICメモリとを内蔵し前記第1のアンテナを介して前記ICメモリにデータの書込み読取りが可能なRF(無線)タグと、前記保守用情報を記憶する履歴データメモリと、当該履歴データメモリに記憶されている前記保守用情報を所定の時期に前記履歴データメモリから読み取って前記RFタグの前記ICメモリに書き込む書込み部とを備え、
    前記RFタグは、前記第1のアンテナを介して前記読取り器から読取りの要求を受けた際、受けた無線電波により誘導電力を発生して駆動し、前記ICメモリに記憶されている保守用情報を読み取って前記第1のアンテナを介して前記読取り器に無線電波により送出する送受信制御部を備え、かつ、
    前記読取り器は、第3のアンテナと、当該第3のアンテナを用い、無線電波により読取り要求を送出して前記第1のアンテナから前記保守用情報を取得する送受信制御部とを備える
    ことを特徴とする保守用情報の取得システム。
  10. 請求項9に記載の保守用情報の取得システムにおいて、前記第1のアンテナが前記制御機器の筐体外面に装備されることを特徴とする保守用情報の取得システム。

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