JP2002037414A - Rfidタグによる製品及びその購入者の情報管理方法 - Google Patents

Rfidタグによる製品及びその購入者の情報管理方法

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JP2002037414A
JP2002037414A JP2000219972A JP2000219972A JP2002037414A JP 2002037414 A JP2002037414 A JP 2002037414A JP 2000219972 A JP2000219972 A JP 2000219972A JP 2000219972 A JP2000219972 A JP 2000219972A JP 2002037414 A JP2002037414 A JP 2002037414A
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Masa Yonezawa
政 米沢
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 タグの紛失を防止し、タグを製品から取外し
或いはタグを製品に取付けたまま、タグの情報を読出す
ことにより、的確に製品を修理等する。 【解決手段】 RFIDタグ11のケース12にはアン
テナコイル13とICチップ14が収容され、ICチッ
プにはコンピュータからの情報がアンテナコイルを介し
て書込まれる。このタグは製品17に係合手段16を介
して取外し可能に取付けられる。ICチップに書込まれ
た情報は製品に固有の情報及びこの製品の購入者に固有
の情報である。またICチップに書込まれた製品の情報
及び購入者の情報はコンピュータ又はこのコンピュータ
にネットワークを介して接続されたコンピュータにて読
出し可能に構成される。更にICチップには追加情報が
コンピュータ又はこのコンピュータにネットワークを介
して接続されたコンピュータにて書込み可能に構成され
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、RFIDタグを取
付けた製品がメーカから販売店等を経て或いは直接購入
者に至る流れを、購入者における種々の状況とともに管
理する方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、この種の管理方法として、衣料等
の製品に非接触で各種情報を書込みかつ読出し可能なメ
モリを有するタグが付され、上記製品が製造から流通及
び小売を経て消費者(購入者)に至るまでの製造流通過
程における各段階において、製品が上記各段階を経由す
ることによって得られる各情報をタグのメモリに順次書
加えられる製造流通管理方法が開示されている(特開平
11−144012号)。この製造流通管理方法では、
上記アンテナ及びメモリチップがシート状ベースに埋込
まれ、このベースの外縁近傍には取付け紐を挿通可能な
円形孔が形成される。またこの円形孔とベースの外縁と
の間には切込み部が形成される。
【0003】このように構成された製造流通管理方法で
は、タグの付された衣料等の製品が製造流通過程におけ
る各段階を経由した時点で各段階で必要な情報がメモリ
チップの各領域に順番に書込まれていくので、このメモ
リチップに書込まれた情報を読出せば、各段階における
製品の履歴を簡単に把握できる。また上記タグを製品に
付したまま購入者に渡した場合には、購入者は上記タグ
を製品とは別に保証書代りに保管する。購入者において
製品が破損した場合には、購入者がタグとともに修理依
頼すると、メーカはタグからその製品の情報を読出すの
で、その情報に基づいて生地を取寄せ、的確に修理でき
るようになっている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上記従来の特
開平11−144012号公報に示された製造流通管理
方法では、製品が購入者に渡ると、タグが製品から外さ
れるため、タグを紛失するおそれがあり、この場合には
製品を的確に修理できない不具合があった。本発明の目
的は、タグの紛失を防止でき、製品の修理時等の必要な
ときにタグを取外して或いはタグを製品に取付けたま
ま、タグの情報を読出すことにより、的確に製品を修理
等できる、RFIDタグによる製品及びその購入者の情
報管理方法を提供することにある。本発明の別の目的
は、タグを取付けた製品がメーカから販売店等を経て或
いは直接購入者に至る各段階とともに、購入者における
種々の段階を管理することができる、RFIDタグによ
る製品及びその購入者の情報管理方法を提供することに
ある。
【0005】
【課題を解決するための手段】請求項1に係る発明は、
図1〜図4に示すように、ケース12と、このケース1
2に収容されたアンテナコイル13と、ケース12に収
容されアンテナコイル13に電気的に接続されかつコン
ピュータ18からの情報がアンテナコイル13を介して
書込まれたICチップ14とを備えたRFIDタグの改
良である。その特徴ある構成は、タグ11が製品17に
係合手段16を介して取外し可能に取付けられ、ICチ
ップ14に書込まれた情報が製品17に固有の情報及び
この製品17の購入者に固有の情報であり、ICチップ
14に書込まれた製品17の情報及び購入者の情報がコ
ンピュータ18又はこのコンピュータ18にネットワー
クを介して接続されたコンピュータ18にて読出し可能
に構成されるとともに、ICチップ14に追加情報がコ
ンピュータ18又はこのコンピュータ18にネットワー
クを介して接続されたコンピュータ18にて書込み可能
に構成されたところにある。
【0006】この請求項1に記載された製品及びその購
入者の情報管理方法では、先ずメーカにて、製造予定の
製品17の情報をコンピュータ18によりRFIDタグ
11に書込み、このタグ11を組立前の製品17に取付
ける。次に製造ラインのコンピュータ18が上記タグ1
1に記憶された情報を読出し、この読出された情報に基
づいて上記製品17を製造する。このようにして製品1
7が完成すると、この製品17は販売店を介して購入者
に或いは直接購入者に販売される。このとき販売店のコ
ンピュータ18により購入者の情報がタグ11に書込ま
れるとともに、販売店のコンピュータ18のメモリ20
fに上記タグ11に書込まれた情報が記憶される。この
情報はネットワークを介してメーカのコンピュータ18
のメモリ20fにも記憶される。また購入者において製
品17が故障したり、製品17に欠陥があった場合に
は、その都度、タグ11に追加情報が書込まれるととも
に、その追加情報はネットワークを介してメーカのコン
ピュータ18のメモリ20fにも記憶される。更に購入
者が製品17を買換える場合には、上記タグ11に書込
まれた情報からメーカはその購入者に最適な製品17の
カタログを選んで購入者に送付するとともに、販売価格
(割引価格)を通知する。この結果、購入者は割安の価
格で所望の製品17を購入することができる。
【0007】請求項2に係る発明は、請求項1に係る発
明であって、更に図1及び図2に示すように、係合手段
16がRFIDタグ11に形成された係止部16aと、
製品17に係止部16aに対向して形成され係止部16
aが係合可能な被係止部16bとを有することを特徴と
する。この請求項2に記載された製品及びその購入者の
情報管理方法では、タグ11の係止部16aを被係止部
16bに係止すれば、購入者が製品17を購入した後
も、タグ11は製品17に取付けられたままであるの
で、タグ11を紛失することはない。請求項3に係る発
明は、請求項1又は2に係る発明であって、更に追加情
報が製品のメンテナンス情報であることを特徴とする。
この請求項3に記載された製品及びその購入者の情報管
理方法では、メンテナンス情報がタグに逐次書込まれる
ので、メーカはその製品における各部品の耐用年数を知
ることができる。
【0008】
【発明の実施の形態】次に本発明の実施の形態を図面に
基づいて説明する。図1〜図3に示すように、RFID
タグ11はケース12と、このケース12に収容された
アンテナコイル13と、ケース12に収容されアンテナ
コイル13に電気的に接続されかつコンピュータ18か
らの情報がアンテナコイル13を介して書込まれたIC
チップ14とを備える。ケース12は絶縁材料であって
非磁性材料(例えばプラスチック)により扁平な円筒状
に形成され、かつその両端面は閉止される。アンテナコ
イル13は磁芯部材13aと、この磁芯部材13aに巻
回されたコイル部13bとを有する(図1)。磁芯部材
13aとしては、アモルファス箔の積層体や、軟質フェ
ライトや、磁性材料の粉末又はフレーク及び絶縁材の複
合材等が用いられる。上記複合材の磁性材料としては
鉄,パーマロイ,鉄−コバルト合金,アモルファス磁性
材料,フェライト等が挙げられる。これらの磁性材料は
アトマイズ法や還元法等の化学的方法、又は粉砕法等に
より粉末にしたり、この粉末を更にボールミル等により
扁平化してフレークにしたり、或いは磁性材料の溶湯を
壁面に衝突させてフレークにすることが好ましい。
【0009】また磁芯部材13aの透磁率を高くするた
めに磁性材料の含有率を多くする場合には、磁性材料の
粉末同士又はフレーク同士の直接接触を防止するため、
磁性材料の粉末表面又はフレーク表面をリン酸化合物,
ガラス,樹脂等の絶縁材料で被覆しておくことが好まし
い。この絶縁材料としては、ナイロン,ポリエチレン,
アクリル,ABS等の熱可塑性樹脂や、エポキシ,フェ
ノール等の熱硬化性樹脂や、ゴム、ガラス、セラミック
等を用いることができる。更に上記複合材の成形法とし
ては、射出成形法,圧縮成形法,ロール法,注形法等が
挙げられる。
【0010】ICチップ14は図3に示すように、電源
回路14aと、無線周波数(RF)回路14bと、変調
回路14cと、復調回路14dと、CPU14eと、こ
のCPU14eに接続され製品に固有の情報及びこの製
品の購入者に固有の情報が書込まれるメモリ14fとを
有する。電源回路14aはコンデンサ(図示せず)を内
蔵し、このコンデンサはアンテナコイル13とともに共
振回路を形成する。このコンデンサにはアンテナコイル
13が特定の周波数の電波(上記共振回路が共振する周
波数)を受信したときにその相互誘導作用で生じる電力
が充電される。電源回路14aはこの電力を整流し安定
化してCPU14eに供給し、ICチップ13を活性化
する。メモリ14fはROM(read only memory)、R
AM(ramdom-access memory)及びEEPROM(elec
trically erasable programmableread only memory)を
含み、CPU14eの制御の下でコンピュータ18から
の電波のデータ通信による読出しコマンドに応じて記憶
されたデータの読出しを行うとともに、コンピュータ1
8からの書込みコマンドに応じてデータの書込みが行わ
れる。
【0011】上記タグ11は製品17に係合手段16を
介して取外し可能に取付けられる(図1及び図2)。製
品17はこの実施の形態ではテレビジョン、エアコンデ
ィショナ、股間洗浄装置付き便器、冷蔵庫等の耐久消費
財である。なお、製品17としてはタグ11を取外し可
能に取付けることができれば、洗濯機、電子レンジ、給
湯器、ステレオ装置等の製品でもよい。また係合手段1
6はタグ11に形成された係止部16aと、製品17に
係止部16aに対向して形成され係止部16aが係合可
能な被係止部16bとを有する。係止部16aはこの実
施の形態ではタグ11のケース12の外周面に形成され
た一対の突起である。また製品17のハウジング17a
には上記ケース12を収容可能な凹部17bが形成さ
れ、被係止部16bはこの実施の形態では上記凹部17
bの内周縁に形成された略L字状の一対の凹溝である。
更に図2の符号12aはケース12の表面に形成されコ
インを挿入可能なコイン挿入穴である。なお、係合手段
の係止部はケースの外周面に形成された雄ねじであり、
被係止部はハウジングの凹部内周面に形成され上記雄ね
じを螺合可能な雌ねじであってもよい。
【0012】一方、コンピュータ18はICチップ14
に記憶された情報を読出しかつICチップ14に情報を
書込むように構成され、アンテナコイル13と相互誘導
作用する送受信アンテナ19と、送受信アンテナ19か
ら電波を発信させかつ送受信アンテナ19の受けた電波
を処理する処理部20と、ICチップ14に記憶された
情報を表示する表示部21を有する(図3)。送受信ア
ンテナ19は製品17に取付けられたタグ11のアンテ
ナコイル13に電波を送信しかつそのアンテナコイル1
3からの電波を受信可能に構成される。また処理部20
は送受信アンテナ19に接続され、バッテリを内蔵する
電源回路20aと、無線周波数(RF)回路20bと、
変調回路20cと、復調回路20dと、CPU20e
と、このCPU20eに接続されICチップ14から読
取った情報を記憶するメモリ20fとを有する(図
3)。また処理部20のCPU20eには入力部20g
が接続され、この入力部20gにより入力された情報は
ICチップ14に書込み可能に構成される。上記コンピ
ュータ18はメーカ、販売店及び修理工場に配設され、
これらのコンピュータ18はネットワークを介して互い
に接続される。
【0013】このように構成された製品及びその購入者
の情報管理方法を図4の模式図に基づいて説明する。 製品17がメーカから販売店を経て購入者に至るま
で 先ずメーカにおいて、これから製造しようとする製品1
7の情報(製造工程、製造番号、製造年月日、製造場
所、販売場所等)をコンピュータ18によりRFIDタ
グ11に書込む。具体的にはコンピュータ18の送受信
アンテナ19からタグ11のアンテナコイル13に向け
て製品17固有の情報(製造工程等)を特定周波数の電
波により送信する。この情報は製品17毎に異なる。こ
の実施の形態における製品17固有の情報は2値化され
たデジタル信号としてコンピュータ18から発せられ
る。デジタル信号は、図示しない信号発生器から発せら
れ変調回路14cで変調され、RF回路14bではこの
変調した信号を増幅して送受信アンテナ19から送信す
る。この変調には例えばASK(振幅変調)、FSK
(周波数変調)又はPSK(位相変調)が挙げられる。
コンピュータ18から送信された電波はタグ11のアン
テナコイル13に受信され、この受信により、電源回路
14aのコンデンサには送受信アンテナ19とアンテナ
コイル13の相互誘導作用で生じる電力が充電される。
この結果、電源回路14aは電力を整流し安定化して、
CPU14eに供給し、ICチップ14を活性化する。
次いでICチップ14のRF回路14bでは復調に必要
な信号のみを取込み、復調回路14dで製品17固有の
情報のデジタル信号を再現させて、CPU14eにより
このデジタル信号をメモリ14fに書込む。
【0014】次いで上記タグ11を組立前の製品17の
ハウジング17aに取付ける(図2)。このときタグ1
1の一対の突起16a,16aを凹部17bの一対の凹
溝16b,16bに合せてタグ11を凹部17bに挿入
した後に(図2(b))、コイン挿入穴12aにコイン
又は所定の工具を挿入して図2(b)の実線矢印の方向
に回転する。次に製造ラインのコンピュータ18が上記
タグ11に記憶された情報を読出す。具体的にはコンピ
ュータ18の送受信アンテナ19からタグ11のアンテ
ナコイル13に向けて2値化されたデジタル信号の質問
信号を特定周波数の電波により送信する。コンピュータ
18から発せられるデジタル信号は、変調回路20cで
変調を受け、RF回路20bでこの変調した信号を増幅
して送受信アンテナ19から送信される。送信された質
問信号の電波はタグ11のアンテナコイル13に受信さ
れ、この受信により、電源回路14aのコンデンサに電
力が充電される。電源回路14aは電力をCPU14e
に供給し、ICチップ14を活性化し、RF回路14b
を介して復調回路14dで元のデジタル信号の質問信号
を再現させる。CPU14eはこの質問信号に基づいて
メモリ14fに書込まれていたその製品17に関する情
報を送信する。この情報の送信は2値化されたデータ信
号をICチップ14の変調回路14cで変調し、RF回
路14bで増幅してアンテナコイル13から送出するこ
とにより行われる。送信されたデータはコンピュータ1
8の送受信アンテナ19が受信し、処理部20はタグ1
1からの製品17固有の情報を表示部に表示する。
【0015】更に上記読出された情報に基づいて上記製
品17を製造するのに必要な部品が自動部品供給手段に
より製造ラインの各工程に自動的に配給される。上記配
給された部品は製造ラインの各工程に配置された作業者
が上記ハウジング17aに組込む。このようにして製品
17が完成すると、この製品17は上記タグ11から読
出された所定の販売店に出荷される。販売店に納入され
た製品17は購入者に販売される。このとき販売店のコ
ンピュータ18により購入者の情報(購入年月日、購入
者の氏名、電話番号、保証期限等)がタグに書込まれる
とともに、販売店のコンピュータ18のメモリ20fに
上記タグ11に書込まれた情報が記憶される。この情報
はネットワークを介してメーカのコンピュータ18のメ
モリ20fにも記憶される。
【0016】 購入者において製品17が故障した場
合 先ず購入者はタグ11のケース12の表面に形成された
コイン挿入穴12aにコイン等を挿入し、ケース12を
図2(b)の破線矢印の方向に回転して、タグ11を製
品17から取外す。次いでこのタグ11を販売店に持込
む。販売店のコンピュータ18により上記タグ11に書
込まれた情報が読出される。この情報はネットワークを
介してメーカのコンピュータ18に流される。このとき
販売店は製品17の故障状況を購入者から聴取してメー
カに流す。次にメーカは修理工場からサービスマンを購
入者宅に出向かせる。サービスマンは上記製品17を修
理した後に、メーカのコンピュータ18にネットワーク
を介して接続された端末機によりタグ11にメンテナン
ス情報(修理箇所、交換部品、修理年月日等)を書込む
とともに、そのメンテナンス情報をネットワークを介し
てメーカのコンピュータ18のメモリ20fにも記憶す
る。この結果、メーカはその製品17における各部品の
耐用年数を知ることができる。
【0017】 購入者において製品17に欠陥があっ
た場合 先ずメーカはコンピュータ18のメモリ20fに記憶さ
れた情報からその製品17の購入者を割出す。次にメー
カはサービスマンを購入者宅に出向かせる。サービスマ
ンは上記製品17の欠陥部品を正常な部品に交換した後
に、メーカのコンピュータ18にネットワークを介して
接続された端末機によりタグ11にメンテナンス情報
(交換部品、交換年月日等)を書込むとともに、そのメ
ンテナンス情報をネットワークを介してメーカのコンピ
ュータ18のメモリ20fにも記憶する。
【0018】 購入者が製品17を買換える場合 先ず購入者はコイン挿入穴12aにコイン等を挿入し、
ケース12を回転して、タグ11を製品から取外す。次
いでこのタグ11を販売店に持込む。販売店のコンピュ
ータ18により上記タグ11に書込まれた情報が読出さ
れる。この情報はネットワークを介してメーカのコンピ
ュータ18に流される。次にメーカは上記タグ11に書
込まれた情報から購入者に最適な製品のカタログを選ん
で購入者に送付するとともに、継続してそのメーカの製
品17を購入してくれることに対する謝礼として販売価
格(割引価格)を通知する。この結果、購入者は割安の
価格で所望の製品17を購入することができる。なお、
メーカで製造された製品は直接購入者宅に納入されて
も、或いは問屋及び販売店を介して納入されてもよい。
【0019】
【発明の効果】以上述べたように、本発明によれば、タ
グを製品に係合手段を介して取外し可能に取付け、製品
に固有の情報及びこの製品の購入者に固有の情報をIC
チップに書込み、これらの情報をコンピュータ又はこの
コンピュータにネットワークを介して接続されたコンピ
ュータにて読出し可能に構成し、更にICチップに追加
情報をコンピュータ又はこのコンピュータにネットワー
クを介して接続されたコンピュータにて書込み可能に構
成したので、タグを用いてメーカ及び購入者における製
品の情報管理を確実に行うことができる。
【0020】また購入者において製品が故障したり、製
品に欠陥があった場合には、その都度、タグに追加情報
(メンテナンス情報)が書込まれるとともに、その追加
情報はネットワークを介してメーカのコンピュータのメ
モリにも記憶されるので、購入者における製品の情報管
理を更に充実させることができる。また購入者が製品を
買換える場合には、上記タグに書込まれた情報からメー
カはその購入者に最適な製品のカタログを選んで購入者
に送付するとともに、その製品の割引価格を提示する。
この結果、購入者は割安の価格で所望の製品を購入する
ことができる。
【0021】またRFIDタグの係止部を製品の被係止
部に係止すれば、購入者が製品を購入した後も、タグは
製品に取付けられたままであるので、タグを紛失するこ
とはない。更に追加情報が製品のメンテナンス情報であ
れば、メンテナンス情報がタグに逐次書込まれるので、
メーカはその製品における各部品の耐用年数を知ること
ができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明実施形態のRFIDタグを製品に取付け
た状態を示す図2のA−A線断面図。
【図2】そのRFIDタグを製品に取付ける手順を示す
要部斜視図。
【図3】コンピュータがRFIDタグのICチップの情
報を読出している状態又はICチップに情報を書込んで
いる状態を示すブロック線図。
【図4】RFIDタグの取付けられた製品がメーカから
販売店を経て購入者に至る流れを、購入者における製品
の種々の状況と、ICチップに書込まれ又はICチップ
から読出される情報とともに示す模式図。
【符号の説明】
11 RFIDタグ 12 ケース 13 アンテナコイル 14 ICチップ 16 係合手段 16a 突起(係止部) 16b 凹溝(被係止部) 17 製品 18 コンピュータ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) G06F 17/60 138 G01S 13/80 510 G06K 19/00 H G06K 17/00 19/07

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ケース(12)と、前記ケース(12)に収容さ
    れたアンテナコイル(13)と、前記ケース(12)に収容され
    前記アンテナコイル(13)に電気的に接続されかつコンピ
    ュータ(18)からの情報が前記アンテナコイル(13)を介し
    て書込まれたICチップ(14)とを備えたRFIDタグに
    おいて、 前記タグ(11)が製品(17)に係合手段(16)を介して取外し
    可能に取付けられ、 前記ICチップ(14)に書込まれた情報が前記製品(17)に
    固有の情報及びこの製品(17)の購入者に固有の情報であ
    り、 前記ICチップ(14)に書込まれた前記製品(17)の情報及
    び前記購入者の情報が前記コンピュータ(18)又はこのコ
    ンピュータ(18)にネットワークを介して接続されたコン
    ピュータ(18)にて読出し可能に構成されるとともに、前
    記ICチップ(14)に追加情報が前記コンピュータ(18)又
    はこのコンピュータ(18)にネットワークを介して接続さ
    れたコンピュータ(18)にて書込み可能に構成されたこと
    を特徴とする製品及びその購入者の情報管理方法。
  2. 【請求項2】 係合手段(16)がRFIDタグ(11)に形成
    された係止部(16a)と、前記製品(17)に前記係止部(16a)
    に対向して形成され前記係止部(16a)が係合可能な被係
    止部(16b)とを有する請求項1記載の製品及びその購入
    者の情報管理方法。
  3. 【請求項3】 追加情報が製品のメンテナンス情報であ
    る請求項1又は2記載の製品及びその購入者の情報管理
    方法。
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