JP2002092569A - 無線カード内容表示器 - Google Patents

無線カード内容表示器

Info

Publication number
JP2002092569A
JP2002092569A JP2000281985A JP2000281985A JP2002092569A JP 2002092569 A JP2002092569 A JP 2002092569A JP 2000281985 A JP2000281985 A JP 2000281985A JP 2000281985 A JP2000281985 A JP 2000281985A JP 2002092569 A JP2002092569 A JP 2002092569A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
display
antenna
wireless card
data
power
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2000281985A
Other languages
English (en)
Inventor
Mamoru Mizuguchi
衞 水口
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toshiba Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Toshiba Corp filed Critical Toshiba Corp
Priority to JP2000281985A priority Critical patent/JP2002092569A/ja
Publication of JP2002092569A publication Critical patent/JP2002092569A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • Y02B60/50

Landscapes

  • Credit Cards Or The Like (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 この発明は、無線カードとリーダ/ライタの
交信内容の最新データを表示でき、しかも視認性が高め
られ、小型化が容易である。 【解決手段】 この発明は、無線カード内容表示器1は
無線カード2と重ねてリーダ/ライタ3に窮すことで動
作させる。すなわち、リーダ/ライタ3と無線カード内
容表示器1の電磁結合状態は無線カード1の場合と同じ
程度にあり、無線カード2とリーダ/ライタ3の交信内
容を傍受でき、その最新データを取り込むことができ
る。この取り込んだ最新データを無線電力を利用して表
示器14に表示する。受信するのみで送信機能はないた
め消費電力は少なく、その一部はコンデンサ15に蓄積
される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、リーダ/ライタ
のアンテナとバッテリレスで表示器なしの無線カードの
アンテナとが電磁結合によりデータの送受信を行ってい
るものに用いられ、無線カードに記録されたデータ等の
上記リーダ/ライタと無線カードの更新データを表示す
る無線カード内容表示器に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、無線カードとしては、リーダ/ラ
イタからの無線電力を利用して内蔵するメモリに各種デ
ータを記憶する、バッテリレスのものが実用化されてい
る。このような、無線カードは、バッテリが不要である
ため、小型で携帯に便利であり、キャッシュカードやプ
リペードカードヘの利用が考えられている。
【0003】しかし、このような無線カードには、表示
機能がないため、このカード自体では無線カードに記憶
されたデータ、例えばプリペートカードとして使う場合
の残金などのデータを簡単に見ることができず不便であ
る。
【0004】上記無線カードでは、リーダ/ライタとの
電磁結合状態にあるときにのみ電力が供給されるもので
ある。このため、たとえ表示器を搭載したとしても、そ
の表示時間は瞬時に終わり視認性に欠けるものとなって
いる。
【0005】また、特開平11−259613号公報
に、無線カードを収納してメモリ内の情報を表示する携
帯可能な電子装置が開示されている。
【0006】しかし、この場合には、電子装置から無線
カードの回路を作動させるための無線エネルギーを供給
しなければならず、電子装置内に内蔵するバッテリは容
量が大きくなり、電子装置もカード状に小型化すること
は困難であり、バッテリの寿命の問題を抱えている。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】この発明は、バッテリ
レスで表示器なしの無線カードに記録されたデータを表
示することができ、小型化、高寿命化が図れ、しかも無
線カードの表示データの視認性も高い無線カード内容表
示器を提供することを目的としている。
【0008】
【課題を解決するための手段】この発明の無線カード内
容表示器は、リーダ/ライタのアンテナとバッテリレス
で表示器なしの無線カードのアンテナとが電磁結合によ
りデータの送受信を行っているものに用いられ、上記リ
ーダ/ライタのアンテナと電磁結合するアンテナと、こ
のアンテナからのデータに基づいて電力を発生する発生
手段と、この発生手段からの電力が供給され、上記アン
テナより受信したデータを表示する表示手段と、上記発
生手段からの電力の一部を充電し、上記発生手段からの
電力が低下した際に、充電電力を上記表示手段に供給す
るコンデンサとを有する。
【0009】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照してこの発明の
第1の実施形態について説明する。
【0010】図1はこの発明の無線カード内容表示器1
の動作時の説明図である。
【0011】すなわち、無線カード内容表示器1は無線
カード2と重ね合わせ、リーダ/ライタ3上に翳して使
用するようになっている。
【0012】このとき無線カード内容表示器1と無線カ
ード2の各々に内蔵されるアンテナ1a、2aはリーダ
/ライタ3に内蔵されるアンテナ3aに関し、ほぼ同等
の電磁結合状態にある。
【0013】すなわち、リーダ/ライタ3と無線カード
2の交信データは無線カード内容表示器1によって傍受
できる状態になっている。
【0014】図2は、無線カード内容表示器1の概略構
成を説明する図である。
【0015】すなわち、10はこの発明の無線カード内
容表示器1の本体であり、上記無線カード2とほぼ同じ
寸法のカード状形態をしている。
【0016】この本体10内には、上記リーダ/ライタ
3の交信データを受信するアンテナ11、このアンテナ
11からのデータを受信しかつ電力を生成し表示データ
を送出する無線情報制御部12、取り込んだ(受信し
た)データを表示するための表示駆動制御部13、表示
器14、および無線情報制御部12で生成した電力の一
部を蓄積するコンデンサ15が実装されている。無線情
報制御部12のアプリケーションは無線カード2で用い
ているものと同じであり、リーダ/ライタ3と無線カー
ド2との交信データを全て受信して必要なものだけを選
択して表示データに変換しているものである。たとえ
ば、あらかじめ決められたプロトコルにおいて、何番目
のデータ、たとえば、残額、日時を抜き出して表示す
る。 図3は無線情報制御部12の一例を示す構成図である。
【0017】すなわち、電源生成部20、復調回路2
1、制御ロジック回路22、メモリ23、クロック発生
回路24により構成されている。 この無線情報制御部12は、上記無線カード2に使用さ
れている回路構成とほぼ同等であり、ただ送信機能がな
く(変調回路が不要である)、メモリ23は不揮発メモ
リであってもRAMであっても良い。
【0018】上記電源生成部20は、リーダ/ライタ3
から受信した無線電力を整流・安定化して、無線カード
内容表示器1を構成する各回路に電力を供給し、その一
部をコンデンサ15にも供給するものである。
【0019】上記復調回路21はアンテナ11で受信さ
れた変調データ信号を復調するものである。この復調さ
れたデータは、制御ロジック回路22により、メモリ2
3へ書き込まれるか、あるいは読み出されて表示駆動制
御部13へ送出されるようになっている。
【0020】上記クロック発生回路24は、アンテナ1
1で受信された信号に基づき、上記復調回路21、制御
ロジック回路22に同期信号(クロック)を供給する回
路である。
【0021】上記アンテナ11がリーダ/ライタ3のア
ンテナ3aとの電磁結合状態からはずれた場合には、電
源生成部20の代りにコンデンサ15に蓄えられた電力
が供給される。これにより、表示器14の表示が数秒間
維持されるようになっている。 上記表示器14は、できるだけ消費電力の少ない表示素
子からなることが好ましく、例えば反射型液晶表示素子
または有機EL素子からなる表示器から選ばれる。表示
駆動制御部13は、これら素子特性に適合したものが選
ばれる。
【0022】たとえば今、リーダ/ライタ3から無線カ
ード2に対して、プリペイドの残高データ、日時が送信
された際に、無線カード内容表示器1のアンテナ11に
も同じデータが送信される。これにより、このアンテナ
11からのデータは、無線情報制御部12により受信さ
れ表示データに変換され、表示器14により最新データ
としてのプリペイドの残高データ、日時が表示される。 以上の構成により、上記無線カード内容表示器1は、無
線カード2と重ね合わせてリーダ/ライタ3上に翳され
たとき、リーダ/ライタ3と無線カード2の交信するデ
ータを傍受することができる。 これにより、無線カード内容表示器1は、その更新され
た最新データを傍受し表示器14上に表示することが可
能となる。
【0023】また、無線カード内容表示器1自身にはバ
ッテリを搭載することなく、リーダ/ライタ3の無線電
力を利用するので、無線カード2と同等のカード状に形
成することができ、小型化が可能となり、携帯するのに
都合がよい。
【0024】たとえば定期券ケースのごとき収納物の上
面にこの発明の無線カード内容表示器1を挿入し、その
裏側に無線カード2を収納すれば両者は一体となって使
い勝手のよいものとなる。
【0025】また、無線カード2が鉄道用のプリペード
カードである場合、無線カード2をリーダ/ライタ3上
に翳す時間は一瞬であるが、この発明の無線カード内容
表示器1は内蔵するコンデンサ15に蓄えられた電力に
より、継続して数秒間表示機能が持続するので視認性が
向上する。
【0026】上記したように、無線カード内容表示器は
無線カードと重ねてリーダ/ライタに窮すことで動作さ
せる。すなわち、リーダ/ライタと無線カード内容表示
器の電磁結合状態は無線カードのそれと同じ程度にあ
り、無線カードとリーダ/ライタの交信内容を傍受で
き、その最新データを取り込むことができる。この取り
込んだ最新データを無線電力を利用して表示器に表示す
る。受信するのみで送信機能はないため消費電力は少な
く、その一部はコンデンサに蓄積される。
【0027】したがって、無線カードとリーダ/ライタ
の交信内容の最新データを表示することができる。リー
ダ/ライタとの電磁結合状態からはずれた場合にもコン
デンサに蓄えられた電力が供給されるので、表示はしば
らくの間継続し視認性が高められる。またバッテリを積
まないので寿命の問題から解放され、装置の小型化が容
易である。
【0028】すなわち、無線カードの内容を目視するこ
とが可能になり、またバッテリが不要であるため寿命に
よるバッテリ交換の必要もなくなり、装置は小型になっ
て携帯に都合がよい無線カード内容表示器を提供でき
る。 図4はこの発明の第2の実施形態における無線カード内
容表示器30の概略構成を示す図である。
【0029】すなわち、無線カード内容表示器30は、
図4に示すように、プラスティックの基板31の片面
に、上記図2で説明したアンテナ11、無線情報制御部
12、表示駆動制御部13、表示器14およびコンデン
サ15を実装・封止した回路部32があり、反対側に無
線カード2を収納可能な収納部33を備えている。
【0030】この様な形態にすることで無線カード内容
表示器30が無線カード2と一体になることで両者の電
磁結合はより確実になり、また携帯にも便利となり先の
例で述べた定期券ケースのような他の収納用器具を必要
としない。
【0031】
【発明の効果】以上詳述したように、この発明によれ
ば、バッテリレスで表示器なしの無線カードに記録され
たデータを表示することができ、小型化、高寿命化が図
れ、しかも無線カードの表示データの視認性も高い無線
カード内容表示器を提供できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の第1の実施形態における無線カード
内容表示器の動作時の説明図。
【図2】第1の実施形態における無線カード内容表示器
の概略構成を示す図。
【図3】無線情報制御部の一例を示す構成図。
【図4】第2の実施形態における無線カード内容表示器
の概略構成を示す図。
【符号の説明】
1…無線カード内容表示器 2a、3a…アンテナ 2…無線カード 3…リーダ/ライタ 2a、3a、11…アンテナ 12…無線情報制御部 13…表示駆動制御部 14…表示器 15…コンデンサ 20…電源生成部 21…復調回路 22…制御ロジック回路 23…メモリ 24…クロック生成回路

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 リーダ/ライタのアンテナとバッテリレ
    スで表示器なしの無線カードのアンテナとが電磁結合に
    よりデータの送受信を行っているものに用いられ、 上記リーダ/ライタのアンテナと電磁結合するアンテナ
    と、 このアンテナからのデータに基づいて電力を発生する発
    生手段と、 この発生手段からの電力が供給され、上記アンテナより
    受信したデータを表示する表示手段と、 上記発生手段からの電力の一部を充電し、上記発生手段
    からの電力が低下した際に、充電電力を上記表示手段に
    供給するコンデンサと、 からなることを特徴とする無線カード内容表示器。
  2. 【請求項2】 上記アンテナと、発生手段と、表示手段
    と、コンデンサとが、カード状支持体内に実装されてい
    ることを特徴とする請求項1に記載の無線カード内容表
    示器。
  3. 【請求項3】 上記表示手段が、上記アンテナより受信
    したデータのうちあらかじめ決められたものだけ選択し
    て表示するものであることを特徴とする請求項1に記載
    の無線カード内容表示器。
  4. 【請求項4】 上記アンテナと、発生手段と、表示手段
    と、コンデンサとが、板状支持体の片面に実装され、そ
    の反対側の面に無線カードを収納する収納部を設けたこ
    とを特徴とする請求項1に記載の無線カード内容表示
    器。
  5. 【請求項5】 上記表示手段が、データを表示する表示
    器と、この表示器での表示用のデータが書き込まれるメ
    モリと、上記リーダ/ライタから受信した無線電力を整
    流・安定化して電力を供給し、その一部をコンデンサに
    供給する電源生成部と、上記アンテナで受信された変調
    データ信号を復調する復調回路と、この復調回路により
    復調されたデータを上記メモリに書き込んだりあるいは
    上記メモリのデータが読み出される制御ロジック回路
    と、この制御ロジック回路により読み出されるデータを
    上記表示器に表示させる表示駆動制御部と、上記アンテ
    ナで受信された信号に同期したクロックを上記復調回路
    と制御ロジック回路に出力するクロック発生回路とによ
    り構成されていることを特徴とする請求項1に記載の無
    線カード内容表示器。
JP2000281985A 2000-09-18 2000-09-18 無線カード内容表示器 Pending JP2002092569A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2000281985A JP2002092569A (ja) 2000-09-18 2000-09-18 無線カード内容表示器

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2000281985A JP2002092569A (ja) 2000-09-18 2000-09-18 無線カード内容表示器

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2002092569A true JP2002092569A (ja) 2002-03-29

Family

ID=18766564

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2000281985A Pending JP2002092569A (ja) 2000-09-18 2000-09-18 無線カード内容表示器

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2002092569A (ja)

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2006040844A1 (ja) * 2004-10-13 2006-04-20 Msa Co., Ltd. カード型コンピュータ
US7683762B2 (en) 2004-01-27 2010-03-23 Nec Infrontia Corporation Method and system for acquiring maintenance information by an RFID tag
WO2012035816A1 (ja) * 2010-09-14 2012-03-22 株式会社エクスプロア 無電源データ表示装置
JP2016146175A (ja) * 2015-02-02 2016-08-12 コバン株式会社 表示カード及びカードケース

Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7683762B2 (en) 2004-01-27 2010-03-23 Nec Infrontia Corporation Method and system for acquiring maintenance information by an RFID tag
WO2006040844A1 (ja) * 2004-10-13 2006-04-20 Msa Co., Ltd. カード型コンピュータ
WO2012035816A1 (ja) * 2010-09-14 2012-03-22 株式会社エクスプロア 無電源データ表示装置
JPWO2012035816A1 (ja) * 2010-09-14 2014-02-03 株式会社エクスプロア 無電源データ表示装置
JP2016146175A (ja) * 2015-02-02 2016-08-12 コバン株式会社 表示カード及びカードケース

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP4501416B2 (ja) Icカード用充電装置及びパスケース
KR200225019Y1 (ko) 이동통신 단말기를 이용하는 카드체크기
US7181179B2 (en) Hand-held electronic device
JP3963536B2 (ja) Icカードの記録内容を表示する機能を有するカード入れ
WO1996036937A1 (en) Radio frequency identification label
GB2412153A (en) Digital pen with a memory tag reader/writer
US20050189425A1 (en) Electronic apparatus
JP2002092569A (ja) 無線カード内容表示器
WO2007015169A2 (en) A self-display rfid tag device with a display unit or bluetooth technology to send / receive data
EP1168267B1 (en) Paging device
JP2006227678A (ja) 2ウェイicカード用リーダライタ
WO2008050312A2 (en) A self-display rfid tag device with a display unit or bluetooth technology
JP2006101542A (ja) 携帯電話端末
WO2012035816A1 (ja) 無電源データ表示装置
JP2010257159A (ja) 表示付き非接触icカード
JP2003067684A (ja) Icカード、及びicカード機能を具備した通信端末
JP4390106B2 (ja) 通信装置
JP2001101353A (ja) Rfタグ用情報端末装置
JP2005250545A (ja) 充電式の無線タグ
KR20050069733A (ko) 무선인식장치-태그를 내장한 명함.
JP4766070B2 (ja) 非接触型データキャリアのアクセスシステム
JP2003271902A (ja) リーダライタ、icカードシステムおよび外部機器
JPH09311920A (ja) 非接触データキャリア
JPH11272822A (ja) 接触式及び非接触式インターフェイスを有する複合icカード及び複合icカード用icモジュール
JP2011060121A (ja) 非接触icカード及び非接触通信装置