JP2005215777A - 座席予約システム - Google Patents

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隆 川野
Daisuke Takeuchi
大助 竹内
Yutaka Asano
裕 浅野
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Abstract

【課題】 列車の発車直前又は発車後に乗務員と交渉することなく空席を確認し、座席指定券を購入することができる座席予約システムを提供することである。
【解決手段】 座席予約システムは、端末装置から空席確認を依頼したとき、入場装置から入場実績情報を受信し、座席指定券を購入した者が発車時刻を過ぎても入場していない場合には、その者は乗車していないと判定し、その座席を空席と判断する。
【選択図】 図1

Description

本発明は、列車等の座席予約システムに関し、特に、携帯端末を使用して列車等の座席を予約する座席予約システムに関する。
通常、車掌等の乗務員は現在乗務している列車の空席状況及び座席の予約状況を把握していない。従って、乗客は、乗務員に対して、列車の発車直前又は発車後に新規又は乗越し区間の座席予約を行うことができなかった。これを実現するために例えば、特開平8−101870号公報には、列車内に列車座席予約管理装置を設置することが記載されている。
更に、特開2001-155092号公報には、非接触式ICカードを各座席に装着し、携帯端末を使用して列車の座席の予約を行うシステムが記載されている。
特開平8−101870号公報 特開2001-155092号公報
しかしながら、特開平8−101870号公報に記載された例では、各列車に列車座席予約管理装置を設置する必要があるばかりでなく、予約希望者が列車座席予約管理装置に行かなければ、希望の座席を予約できない等の制約がある。
また、特開2001-155092号公報には記載された例では、非接触式ICカードを各座席に装着しなければならない欠点がある。
本発明はこのような事情に鑑みてなされたものであり、その目的とするものは、列車内に列車座席予約管理装置を設置することなく、希望とする座席の空席状況を確認し、予約できる座席予約システムを提供することである。
本発明によると、座席予約システムは、端末装置との間で通信を行い、該端末装置から空席状況の確認依頼を受付け、その結果を該端末装置に送信する第1の通信手段と、入場装置との間で通信を行い、該入場装置から乗客の入場実績情報を受信する第2の通信手段と、座席の予約状況、列車の発車状況及び入場装置からの入場実績情報を管理する予約座席管理テーブルと、上記端末装置からの依頼に基づいて空席状況の確認を行い、更に、上記端末装置に対して電子商取引にて座席指定券の販売を行う制御手段と、を有し、該制御手段は、上記端末装置から空席状況の確認の依頼を受信すると、上記予約座席管理テーブルを検索することによって空席状況を確認する。
本発明によると、利用者は、乗車した後に空席の有無の確認を行うことができるばかりでなく、座席指定券を購入しないで乗車した場合でも、空席がある場合には座席指定券を購入することができる。
また、本発明によると、利用者は、直接、座席予約システムより座席指定券を購入するから、駅員や乗務員の作業を軽減することができる。
以下に本発明の座席予約システムの実施形態を図面を用いて説明する。図1は、鉄道会社が運営し空席管理、利用者管理、座席予約を行う座席予約システム10と、利用者が使用する電子商取引が可能な端末装置20と、鉄道会社が運営する駅に設けられた入場装置30の概略構成を示す。座席予約システム10、端末装置20、及び、入場装置30は、通信網40によって互いに接続されている。本例では、以下に、座席予約システム10を鉄道会社が運営するものとして説明するが、鉄道会社以外に、バス会社、航空会社等が運営してもよい。端末装置20は、座席予約システム10及び入場装置30との間で通信を行い、電子商取引が可能なものであればどのようなものであってよく、携帯通信端末、コンピュータ、携帯情報端末、等でよい。尚、端末装置20は、以下に、利用者が所持するものとして説明するが、駅や旅行代理店の窓口等に設置されたものであってもよい。
利用者は、端末装置20を介して座席予約システム10と交信し、電子商取引により座席指定券を購入する。ここで、座席指定券とは、利用者が所定の列車の座席に座る権利を持つことを証明する手段のことを言う。本例では、座席指定券は紙ではなく、端末装置20又は座席予約システム10に格納された電子データである。電子商取引とは、電子マネーとも称され、周知であり、様々な形態が知られている。ここでは、詳細な説明を省略する。
座席予約システム10は、端末装置通信手段11、入場装置通信手段12、予約座席管理テーブル13、重み付けテーブル14、座席情報テーブル15、及び、制御手段16を有する。端末装置通信手段11は、端末装置20との間で通信を行い、端末装置20から空席状況の確認依頼を受付け、その結果を送信する。入場装置通信手段12は、入場装置30との間で通信を行い、入場装置30へ入場実績情報の確認依頼を送信し、又は自動的に、入場装置30から入場実績情報を受信する。予約座席管理テーブル13は、予約状況、発車状況及び入場装置からの入場実績情報を管理する。予約座席管理テーブル13の例は図3を参照して説明する。重み付けテーブル14は、利用者優先順位と重み付けの関係を管理する。重み付けテーブル14の例は図5を参照して説明する。座席情報テーブル15は、所定の列車の座席タイプとそれに対する利用者の重み情報を管理する。座席情報テーブル15の例は図7を参照して説明する。制御手段16は、予約座席管理テーブル13を検索することによって空席状況の確認を行い、更に、端末装置20に対して電子商取引にて座席指定券の販売を行う。
端末装置20は、座席予約システム通信手段21、入場装置通信手段22、座席指定券購入情報テーブル23、及び、利用者優先情報テーブル24を有する。座席予約システム通信手段21は、座席予約システム10との間で通信を行い、座席予約システム10に対して空席状況の確認依頼を送信し、その結果を受信し、更に、座席予約システム10から電子商取引にて座席指定券の購入を行う。入場装置通信手段22は、入場装置30との間で通信を行い、入場装置30に対して入場の依頼を行い、その結果を受信する。
座席指定券購入情報テーブル23は、利用者が購入した座席指定券に関する情報を格納する。即ち、座席指定券購入情報テーブル23に格納されたデータは、紙の座席指定券に相当する。例えば、乗務員より座席指定券の提示を求められたとき、利用者は、紙の座席指定券を提示する代わりに、座席指定券購入情報テーブル23のデータを提示する。尚、利用者が座席指定券を購入する場合、直接、座席予約システム10に購入を依頼してもよいが、先ず、座席指定券購入情報テーブル23に購入希望の座席番号を格納し、それを座席予約システム10に送信してもよい。この場合、座席指定券購入情報テーブル23に格納された購入希望の座席番号は、購入後は、購入済みの座席指定券となる。座席指定券購入情報テーブル23の例は図2を参照して説明する。
利用者優先情報テーブル24は、利用者が希望する座席タイプなどの優先度の情報を格納する。尚、利用者優先情報テーブル24は、端末装置20以外に、例えば座席予約システム10に設けられてよい。利用者優先情報テーブル24の例は図4を参照して説明する。
入場装置30は、座席予約システム通信手段31及び端末装置通信手段32を有する。座席予約システム通信手段31は、座席予約システム10との間で通信を行い、座席予約システム10から入場実績情報の確認依頼を受信し、又は自動的に、座席予約システム10へ入場実績情報を送信する。端末装置通信手段32は、端末装置20との間で通信を行い、端末装置20からの入場の依頼を受付け、その結果を送信する。以下に説明するように、利用者は、座席指定券を購入しないで、入場し、乗車後に、座席指定券を購入した場合には、入場装置30に入場の依頼を送信する。入場装置30は、このように、端末装置20からの入場の依頼を受付けた場合に、入場実績を送信する。
利用者が所定列車に空席があるか否かを確認し、空席がある場合には座席指定券を購入する場合の手順の概略を説明する。まず、利用者は、端末装置20から座席予約システム10へ、希望する列車の所定の乗車区間における空席状況の確認の依頼を送信する。空席がある場合、座席予約システム10は、その旨を利用者の端末装置20に送信する。利用者は、端末装置20より、座席指定券を、電子商取引の形態にて、購入する。
空席がない場合、座席予約システム10は、依頼を受信した時点にて、その列車の発車時刻が過ぎているか否かを判定する。既に発車時刻を過ぎている場合には、座席予約システム10は、入場装置30から入場実績情報を受信し、座席指定券を購入した全ての者が入場装置30を通過したか否かを判定する。未だ入場装置30を通過していない者がいる場合には、入場装置30を通過していない者の座席を空席と判断し、空席確認結果を端末装置20に送信する。利用者は、端末装置20より、座席指定券を、電子商取引の形態にて、購入する。
購入した座席指定券に関する情報は、端末装置20の座席指定券購入情報テーブル23及び座席予約システム10の予約座席管理テーブル13に格納される。本例では、座席指定券を購入した者が入場した場合に、乗車したと判定し、入場していない場合に、乗車していないと判定する。
空席がない場合であって、未だ発車時刻を過ぎていない場合、座席予約システム10は、空席なしの回答を利用者の端末装置20に送信する。空席がない場合であって、既に発車時刻を過ぎており、且つ、座席指定券を購入した全ての者が入場装置30を通過した場合も同様に、座席予約システム10は、空席なしの回答を利用者の端末装置20に送信する。
上述の例では、列車に空席があるか否かを確認したが、所定の座席が空席であるか否かの確認も同様に可能である。本例によると、利用者が座席指定券を購入しないで列車に乗車した場合でも、空席があるか否か、所定の座席が空席であるか否かを確認することができる。空席がある場合には、電子商取引の形態にて、座席指定券を購入することができるから、駅員、乗務員等と直接交渉する必要がない。
更に、利用者が所定の列車の座席指定券を購入した後に、乗車区間を変更する場合も同様である。この場合、利用者は、端末装置20を用いて、購入済みの座席番号と変更する乗車区間を座席予約システム10に送信し、購入済みの座席番号に対する変更したい区間の空席状況を確認する。変更したい区間が空席である場合には、利用者は、端末装置20を用いて、電子商取引の形態にて、座席指定券を購入することができる。
尚、乗車区間の変更には、既に購入済みの乗車区間を延長する場合、行き先変更により乗車区間を変更する場合等があるが、いずれの場合でも上述の手順により座席指定券を購入することができる。
図2は、端末装置20に設けられた座席指定券購入情報テーブル23の例を示す。座席指定券購入情報テーブル23は、予約番号202、発車日時203、列車番号204、座席番号205、区間206、及び、入場フラッグ207を含む。予約番号202は、座席の予約を管理する番号であり、予約毎に付される。発車日時203、列車番号204、座席番号205、及び、区間206は、利用者が予約した列車の発車日時、列車番号、座席願号、及び、乗車区間を示す。入場フラグ206は、入場装置30から送信された入場実績を表し、入場フラグが“1”は、利用者が既に入場したことを表し、入場フラグが“0”は、利用者が未だ入場していないことを表す。尚、上述のように、利用者が入場した場合に、乗車したと判定し、利用者が入場していない場合に、乗車していないと判定する。
図3は、座席予約システム10に設けられた予約座席管理テーブル13の例を示す。予約座席管理テーブル13は、予約番号302、発車日時303、列車番号304、座席番号305、区間306、入場フラッグ307、及び、発車フラグ308を含む。予約番号302、発車日時303、列車番号304、座席番号305、区間306、及び、入場フラッグ307は、座席指定券購入情報テーブル23の予約番号202、発車日時203、列車番号204、座席番号205、区間206、及び、入場フラッグ207と同一である。ここでは、発車フラグ308を説明する。発車フラグ308は、列車が発車したか否かを示し、発車フラグが“1”は、発車後を表し、発車フラグが“0”は、発車前を表す。
上述の図2及び図3の例を使用して、以下に、利用者Aが座席指定券を購入する手順の様々な例を説明する。
先ず、利用者が列車に乗車した後に空席確認を行い、座席指定券を購入する場合を説明する。利用者Aが、10月1日の13時05分発の列車番号“10号”の列車で東京から名古屋に行く予定で、座席予約をしないまま乗車し、列車が発車したと仮定する。利用者Aは、端末装置20を用いて、座席予約システム10に対して、空席確認依頼を行う。座席予約システム10は、予約座席管理テーブル13にて空席状況を確認する。図3の予約座席管理テーブル13の行309は、利用者Bの予約番号123を表す。利用者Bは、10月1日の13時05分発の列車番号“10号”の列車で東京から名古屋まで座席番号1Aの座席予約を行った。発車フラグが“1”となっているため、この列車は既に発車済みである。しかしながら、入場フラグは“0”であるため、利用者Bは未だ乗車していないと判定される。座席予約システム10は、予約番号123の座席番号1Aは空席であると判定し、利用者Aに座席番号1Aが空席であることを通知する。利用者Aは座席番号1Aの座席指定券を購入することができる。座席予約システム10は、端末装置20に、購入した座席指定券の情報を送信する。図2に示すように、購入した座席指定券の情報は、端末装置20の座席指定券購入情報テーブル23に格納される。
上述の例では、利用者Aが、座席予約をしないまま乗車し、列車が発車してから、空席があるか否かを確認したが、所定の座席が空席であるか否かを確認する場合も同様である。例えば、利用者Aが、10月1日の13時05分発の列車番号“10号”の列車で東京から名古屋まで座席予約をしないまま乗車し、列車が発車したと仮定する。利用者Aは、座席番号1Aの座席が空席であったため、その座席に座った。利用者Aは、端末装置20を用いて、座席予約システム10に対して、その座席が、行き先の名古屋まで空席であるか否かの確認依頼を行う。
座席予約システム10は、利用者Aからの確認依頼を受信し、利用者Bの予約番号123を検索する。予約番号123の入場フラグは“0”であるため、利用者Bは未だ乗車していないと判定する。従って、予約番号123の座席番号1Aは空席であると判定し、利用者Aに座席番号1Aが空席であることを通知する。
利用者Aが、同一の列車で東京から大阪に行く予定の場合には、座席予約システム10は、予約座席管理テーブル13の行309の利用者Bの予約番号123と行310の利用者Cの予約番号124の両者を検索する。予約番号124の発車フラグは“0”であり、未だ発車していない。従って、東京から名古屋までは上述のように空席であると判定するが、名古屋から大阪までは空席なしと判定する。
次に、利用者が列車に乗車した後に行き先変更のため、空席確認を行い、座席指定券を購入する場合を説明する。図2の座席指定券購入情報テーブル23には2つの予約番号123、456が格納されている。即ち、利用者Aは、10月1日の13時05分発の列車番号“10号”の列車の座席番号1Aを東京から名古屋まで予約し、10月2日の18時10分発の列車番号“20号”の列車の座席番号2Aを大阪から名古屋まで予約した。予約番号123は上述のように、利用者Aが、座席予約をしないまま乗車し、列車が発車してから、座席予約システム10から座席指定券を購入した結果を示す。予約番号456は、図3の行列311に示すように、利用者Aが、例えば正規のルートで、即ち、乗車前に、座席指定券を購入した結果を示す。
図示のように、2つの予約番号123、456に関して、入場フラグは共に“1”であり、利用者Aは既に乗車済みである。従って、利用者Aは、予約番号456の10月2日の18時10分発の列車番号“20号”の列車の座席番号2Aにて大阪から乗車し、現在、その列車に乗車中である。
しかしながら、予定が変更となり、10月2日の18時10分発の列車番号“20号”の列車で大阪から東京に帰ることとなった。利用者Aは、端末装置20を用いて、座席予約システム10に対して、10月2日の18時10分発の列車番号“20号”の列車の座席番号2Aが、名古屋から東京まで空席か否かの確認依頼を行う。座席予約システム10は、図3の予約座席管理テーブル13にて空席状況を確認する。図3の予約座席管理テーブル13の行312は、10月2日の18時10分発の列車番号“20号”の列車の座席番号2Aの名古屋から東京までの座席予約情報を示すが、予約番号が空欄である。従って、座席予約システム10は、10月2日の18時10分発の列車番号“20号”の列車の座席番号2Aの名古屋から東京まで空席であると判定し、利用者Aに座席番号2Aが空席であることを通知する。利用者Aが名古屋から東京まで座席番号2Aの座席指定券を購入すると、座席予約システム10は、端末装置20に、購入した座席指定券の情報を送信する。購入した座席指定券の情報は、端末装置20の座席指定券購入情報テーブル23に格納される。
以上が所定の列車の空席の有無の確認と予約の流れである。更に、利用者は、空席状況の確認を行う場合に、禁煙/喫煙、窓側/通路側等の希望タイプを座席予約システム10に送信することにより、以下に詳細に説明するように、希望するタイプの座席が空席か否かを確認することができる。
図4は、端末装置20に設けられた利用者優先情報テーブル24の例を示す。利用者優先情報テーブル24は、利用者優先順位402及び座席タイプ403を含む。利用者優先順位402は、利用者が座席を選ぶときに希望する条件の優先度を表す。座席タイプ403は、利用者が座席を選ぶときの条件を表し、図示のように、禁煙、グリーン車、駅の階段付近、窓側、通路側等がある。
図5は、座席予約システム10に設けられた重み付けテーブル14の例を示す。重み付けテーブル14は、利用者優先順位502及び重み503を含む。利用者優先順位502は、利用者優先情報テーブル24の利用者優先順位402と同一である。重み503は、優先順位を数値によって表したものであり、図示のように、0から50までの数字である。数字が大きいのは、優先度が高いことを示し、数字が小さいのは優先度が低いことを示す。
図6、座席予約システム10によって生成された利用者座席タイプ重み付けテーブルの例である。利用者座席タイプ重み付けテーブルは、利用者優先順位602、座席タイプ603及び重み604を含み、端末装置20から送信された利用者優先情報テーブル24と重み付けテーブル14を合成して生成され、利用者毎に生成される。図6に示すように、利用者が優先順位が高いと考える座席タイプは重み付けの数値が大きく、利用者が優先順位が低いと考える座席タイプは重み付けの数値が小さい。
図7は、座席予約システム10によって生成された座席情報テーブル15の例を示す。座席情報テーブル15は、各列車毎に生成される。図7は、10月1日の13時05分発の列車番号“10号”の列車の座席情報を示す。座席情報テーブル15は、車両番号701、座席番号702、座席タイプ708、及び、重み709を含む。座席タイプ708は、グリーン車/普通車703、禁煙車/喫煙車704、駅別階段付近705、窓側/通路側706、合計707を含む。座席情報テーブル15は、重み709の列に、図6の利用者座席タイプ重み付けテーブルに示されている利用者の優先順位に従って、座席タイプ708毎に、重み付けの数値を記入することにより生成される。合計707は、座席タイプに割り当てられた重み付けの数値の合計値である。この合計707の値が大きい座席は、利用者の希望に近いことを表し、逆に、この合計707の値が小さい座席は、利用者の希望に遠いことを表す。例えば、1号車の座席番号2Aと12号車の座席番号20Aは、重み付け合計値が100であり、利用者の希望に一致する。一方、1号車の座席番号10Cと12号車の座席番号20Bは、重み付け合計値が80、50であり、利用者の希望に沿わない。
図8を参照して利用者Aが希望する座席の空席情報を確認し、希望する座席が空席でない場合に、利用者Aに、希望する座席に最も近い他の座席を提示する処理を説明する。ここでは、利用者Aは、列車番号“10号”の1号車の座席番号“1A”を希望する場合を説明する。ステップ801にて、座席予約システム10は、端末装置20から送信された空席確認の依頼を受信する。即ち、利用者Aの希望する座席番号1Aと利用者優先情報テーブル24に格納されている優先順位と座席タイプを受信する。利用者は空席確認の依頼を送信する場合、先ず、座席指定券購入情報テーブル23に、希望する座席番号を格納し、それを座席予約システム10へ送信してもよいが、端末装置20に設けられている音声入力部、キーボードなどから直接入力し、それを座席予約システム10へ送信してもよい。
ステップ802にて、座席予約システム10は、図3の予約座席管理テーブル13を検索し、希望の座席番号1Aが空席か否かの確認を行う。上述のように、予約座席管理テーブル13の予約番号が空欄であるか否かにより、空席か否かを確認する。
ステップ803にて、希望する座席が空席か否かの判定を行う。空席の場合には、ステップ809に進み、空席でない場合にはステップ804に進む。ステップ804にて、座席予約システム10は、予約座席管理テーブル13を検索し、他に空席があるか否かを検索する。他に空席がある場合には、ステップ805に進み、他に空席がない場合にはステップ809に進む。ステップ805にて、検索した空席に対して、図6の利用者座席タイプ重み付けテーブルを使用して、重み付けを行う。それによって、図7の座席情報テーブル15が生成される。ステップ806にて、ステップ805にて実行された重み付けの順に、空席の座席を並べる。
ステップ807にて、生成した座席情報テーブル15の座席番号の重み付けの合計707のうち、希望する座席の重み付けの合計と同一となるものがあるか否かを判定する。図7の例では、1号車の座席番号2Aと12号車の座席番号20Aは、重み付けの合計値が100である。従って、この2つの座席2A、20Aは、利用者Aが希望する座席番号“1A”の重み付けの合計と同一となる。
重み付けの合計が同一となるものがある場合には、ステップ808に進み、同一となるものがない場合には、ステップ809に進む。
ステップス808にて、希望する座席の重み付けの合計と同一の重み付けの合計を有する座席を利用者Aの希望する座席番号に近い順に並びかえる。利用者Aが希望する1号車の座席番号“1A”に最も近いのは、列710の1号車の座席番号2Aであり、二番目は、列712の12号車の座席番号20Aである。
ステップ809にて、空席確認の結果を利用者の端末装置105に送信する。ステップ803にて希望する座席が空席であった場合には、希望する座席が空席であることを送信し、ステップ804にて他に空席がない場合には、他に空席がない旨を送信し、ステップ807にて、希望する座席の重み付けの合計と同一の重み付けの合計を有する座席がない場合には、ステップ806にて得られた座席の順を利用して、希望する座席の重み付けの合計に近い重み付けの合計を有する座席を送信する。
ステップ807にて、希望する座席の重み付けの合計と同一の重み付けの合計を有する座席があった場合には、ステップ808にて得られた座席の順を利用して、利用者Aの希望する座席に近い順に、座席番号を送信する。一番目は、列710の1号車の座席番号2Aであり、二番目は、列712の12号車の座席番号20Aである。利用者Aは、座席予約システム10から送信された座席より、希望する座席があった場合には、座席指定券の購入を依頼し、希望する座席がなかった場合には、購入を断念する。
以上が希望する座席番号がない場合に利用者にとって最適な座席を通知する流れである。本例では、利用者Aが希望する座席が空席でない場合でも他に空席がある場合には必ずそれを利用者Aに提示する。
以上本発明の例を説明したが、本発明は上述の例に限定されるものではなく、特許請求の範囲に記載された発明の範囲にて様々な変形が可能であることは当業者に理解されよう。
本発明の座席予約システムを含むシステムの全体像を示す図である。 端末装置の座席指定券購入情報テーブルの内容を示す図である。 座席予約システムの予約座席管理テーブルの内容を示す図である。 端末装置の利用者優先情報テーブルの内容を示す図である。 座席予約システムの重み付けテーブルの内容を示す図である。 利用者優先情報テーブルと重み付けテーブルを合成したテーブルの内容を示す図である。 座席予約システムの座席情報テーブルの内容を示す図である。 本発明の座席予約システムにより利用者に応じた最適な座席を通知する処理の流れを示す図である。
符号の説明
10…座席予約システム、11…端末装置通信手段、12…入場装置通信手段、13…予約座席管理テーブル、14…重み付けテーブル、15…座席情報テーブル、20…端末装置、21…座席予約システム通信手段、22…入場装置通信手段、23…座席指定券購入情報テーブル、24…利用者優先情報テーブル、30…入場装置、31…座席予約システム通信手段、32…端末装置通信手段、40…通信網

Claims (7)

  1. 端末装置との間で通信を行い、該端末装置から空席状況の確認依頼を受付け、その結果を該端末装置に送信する第1の通信手段と、入場装置との間で通信を行い、該入場装置から乗客の入場実績情報を受信する第2の通信手段と、座席の予約状況、列車の発車状況及び入場装置からの入場実績情報を管理する予約座席管理テーブルと、上記端末装置からの依頼に基づいて空席状況の確認を行い、更に、上記端末装置に対して電子商取引にて座席指定券の販売を行う制御手段と、を有し、該制御手段は、上記端末装置から空席状況の確認の依頼を受信すると、上記予約座席管理テーブルを検索することによって空席状況を確認することを特徴とする座席予約システム。
  2. 請求項1記載の座席予約システムにおいて、上記制御手段は、上記端末装置から所定の座席の空席状況の確認依頼を受信すると、上記予約座席管理テーブルを検索することによって該所定の座席が空席であるか否かを確認することを特徴とする座席予約システム。
  3. 請求項1又は2記載の座席予約システムにおいて、上記制御手段は、上記端末装置から空席状況の確認の依頼を受信すると、発車時刻が過ぎており且つ入場実績が無い場合に、該入場実績が無い者の座席を空席と判断することを特徴とする座席予約システム。
  4. 請求項1記載の座席予約システムにおいて、上記制御手段は、上記端末装置から所定の座席の乗車区間を変更することが可能か否かの確認の依頼を受信すると、上記予約座席管理テーブルを検索することによって該所定の座席の乗車区間を変更が可能であるか否かを確認することを特徴とする座席予約システム。
  5. 請求項1記載の座席予約システムにおいて、上記制御手段は、上記端末装置から希望する座席の空席状況の確認依頼を受信し、該希望する座席が空席でないと判断したとき、利用者が希望する座席タイプの情報に基づいて、利用者に最適な他の空席を検索することを特徴とする座席予約システム。
  6. 請求項5の座席予約システムにおいて、上記制御手段は、複数の空席の候補より、上記利用者が希望する座席番号に位置が最も近い座席を抽出することを特徴とする座席予約システム。
  7. 請求項5記載の座席予約システムにおいて、上記制御手段は、上記端末装置から希望する座席の空席状況の確認依頼を受信し、該希望する座席が空席でないと判断したとき、グリーン車/普通車、禁煙車/喫煙車、窓側/通路側を含む座席タイプの各々に対して利用者の優先度を表す数値を割り当て、該数値の合計値が高いものを利用者が希望する座席として提示することを特徴とする座席予約システム。
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