JP2005215499A - 表示装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】 興味を引くページが閲覧し難い表示態様となることを防止しつつ、コンテンツの全ページの切換表示に要する電力を小さくすること。
【解決手段】 表示対象であるコンテンツの各ページを電気泳動表示体に切換表示させる電池駆動型の表示装置であって、電気泳動表示体に表示させるコンテンツが選択されると、その選択されたコンテンツの各ページの表示モードを前記電池の残量に基づいて設定し(ステップS8〜S12)、その設定された表示モードに基づいて前記選択されたコンテンツの各ページを電気泳動表示体に切換表示させるようにした(ステップS13)。
【選択図】 図5
【解決手段】 表示対象であるコンテンツの各ページを電気泳動表示体に切換表示させる電池駆動型の表示装置であって、電気泳動表示体に表示させるコンテンツが選択されると、その選択されたコンテンツの各ページの表示モードを前記電池の残量に基づいて設定し(ステップS8〜S12)、その設定された表示モードに基づいて前記選択されたコンテンツの各ページを電気泳動表示体に切換表示させるようにした(ステップS13)。
【選択図】 図5
Description
本発明は、表示対象であるコンテンツの各ページを記憶性表示体、つまり電力の供給を止めてもそれまでの表示内容を保持可能な表示体に切換表示させる電池駆動型の表示装置に関する。
従来、この種の表示装置としては、例えば、書籍等のコンテンツの各ページをコレステリック液晶や電気泳動型表示体等の記憶性表示体に切換表示させ、その切換表示させたコンテンツの各ページを利用者に閲覧させる電子書籍の表示装置が知られている。
また、例えば、バックライトを備えた電池駆動型の液晶表示装置において、その電池の残量が所定値以下であるときにバックライトを消灯する、つまり電力消費量を小さくする技術が知られている(例えば、特許文献1参照。)。
ところで、これら従来の技術を組み合わせると、コンテンツの各ページを記憶性表示体に切換表示させる電池駆動型の表示装置においても、その電池の残量が所定値以下であるときに、前記切換表示に要する電力を小さくすることができる。例えば、切換表示に要する電力を小さくする方法としては、記憶性表示体にゲートドライバやソースドライバで印可する電圧を小さくする方法が挙げられる。
特開2001−154638号公報
しかしながら、上記従来の技術を組み合わせたものにあっては、例えば、記憶性表示体として電気泳動表示体を用い、その電気泳動表示体にソースドライバやゲートドライバで印可する電圧を小さくすると、コンテンツの画像を形成する着色された帯電粒子の移動量が小さくなり、コンテンツの画像がコントラストの小さい表示態様となってしまう。そのため、コンテンツをクライマックス部分のページに切換表示させるときに、電池の残量が所定閾値以下となると、クライマックス部分がコントラストの小さい表示態様、つまり閲覧し難い表示態様となってしまい、利用者に違和感を与えてしまう恐れがあった。
そこで、本発明は、上記従来技術の未解決の問題に着目してなされたものであって、興味を引くページが閲覧し難い表示態様となることを防止しつつ、コンテンツの全ページの切換表示に要する電力を小さくすることができる表示装置を提供することを課題とする。
上記課題を解決するために、第1の発明の表示装置は、表示対象であるコンテンツの各ページを記憶性表示体に切換表示させる電池駆動型の表示装置であって、前記電池の残量を検出する残量検出手段と、前記記憶性表示体に表示させるコンテンツが選択されると、その選択されたコンテンツの全ページを基準表示態様で切換表示するときに要する基準電力が前記残量以下であるか否かを判定する判定手段と、前記基準電力が前記残量以下でないと判定されると、前記選択されたコンテンツの全ページの切換表示に要する電力が前記基準電力より小さくなるように、当該コンテンツの少なくとも一部のページに低消費電力表示態様を設定する表示態様設定手段と、その設定状態に基づいて前記選択されたコンテンツの各ページを記憶性表示体に切換表示させる切換表示手段を備えたことを特徴とする。
この第1の発明によれば、例えば、興味を引くページに画質がよい基準表示態様を設定し、それ以外のページに切換表示に要する電力量が小さい低消費電力表示態様を設定することで、興味を引くページが閲覧し難い表示態様となることを防止しつつ、コンテンツの全ページの切換表示に要する電力を小さくすることができる。
また、第2の発明の表示装置では、前記表示態様設定手段は、前記基準電力が前記残量以下でないと判定されると、前記選択されたコンテンツの全ページの切換表示に要する電力が小さくなるように、当該コンテンツの少なくとも一部のページに所定の表示レイアウトを設定することを特徴とする。
さらに、第3の発明である表示装置では、前記所定の表示レイアウトは、基準表示態様より1ページ当たりの情報量が大きい表示レイアウトであることを特徴とする。
これら第2及び第3の発明によれば、コンテンツの総ページ数を少なくし、コンテンツの全ページの切換表示に要する電力を容易に小さくすることができる。
また、第4の発明である表示装置では、前記表示態様設定手段は、前記基準電力が前記残量以下でないと判定されると、前記選択されたコンテンツの全ページの切換表示に要する電力が前記残量以下となるように、当該コンテンツの各ページの表示態様の組み合わせパターンを複数生成する組み合わせパターン生成手段と、その生成された複数の組み合わせパターンのうち選択された組み合わせパターンに基づいて、前記選択されたコンテンツの少なくとも一部のページに低消費電力表示態様を設定する設定手段を備えたことを特徴とする。
さらに、第5の発明である表示装置では、前記複数の組み合わせパターンは、前記選択されたコンテンツの全ページのうち前段のページを低消費電力表示態様とし、且つ、前記選択されたコンテンツの全ページのうち後段のページを基準表示態様とする組み合わせパターンを含むことを特徴とする。
これら第4及び第5の発明によれば、例えば、コンテンツの全ページのうち後段のページに画質がよい表示態様を設定することができ、推理小説等のようにクライマックス部分が後段にあるコンテンツを表示させるときに、クライマックス部分が閲覧し難い表示態様となってしまうことを防止することができる。
また、第6の発明である表示装置では、前記複数の組み合わせパターンは、前記選択されたコンテンツの全ページのうち後段のページを低消費電力表示態様とし、且つ、前記選択されたコンテンツの全ページのうち前段のページを基準表示態様とする組み合わせパターンを含むことを特徴とする。
この第6の発明によれば、例えば、コンテンツの全ページのうち前段のページに画質がよい表示態様を設定することができ、コンテンツを表示させるときに、冒頭部分が閲覧し難い表示態様となってしまうことを防止することができる。
さらに、第7の発明である表示装置では、前記低消費電力表示態様は、1ページ当たりの切換表示に要する消費電力が異なる複数の表示態様を含むことを特徴とする。
この第7の発明によれば、コンテンツの各ページの表示態様を段階的に変化させることができ、コンテンツの閲覧中に表示態様が急激に変化してしまうことを防止できる。
また、第8の発明である表示装置では、前記複数の組み合わせパターンは、前記選択されたコンテンツの全ページを同じ低消費電力表示態様とする組み合わせパターンを含むことを特徴とする。
この第8の発明によれば、コンテンツの各ページを一様な表示態様で表示させることができ、コンテンツを閲覧している途中で表示態様が変化してしまうことを防止できる。
さらに、第9の発明である表示装置では、前記選択されたコンテンツのページのうち特定の表示態様で表示することを示すフラグがセットされているページを検出するフラグセットページ検出手段を備え、前記表示態様設定手段は、その検出されたページに前記特定の表示態様を設定することを特徴とする。
この第9の発明によれば、フラグをセットしておくことで、コンテンツの制作者はコンテンツ内の任意のページを画質がよい表示態様で表示させることができる。
以下、本発明に係る画像表示装置として、所定のページに区切られた電子ブックのコンテンツを閲覧するための電子ブックリーダの実施形態を図面に基づいて説明する。
図1は、本発明の一実施形態の外形を示す概略構成図であり、図2は、本発明の一実施形態の内部構成を示すブロック図である。この図2に示すように、電子ブックリーダ1は、CPU(Central Processing Unit)2、RAM(Random Access Memory)3、ROM4(Read Only Memory)、ページ送りボタン5、ページ戻しボタン6、連続送りボタン7及び決定ボタン8が接続されたI/O(Input Output)9、VRAM(Video RAM)10、ディスプレイコントローラ11、表示装置12、タッチパネル13が接続されたタッチパネルI/O14、電池残量検出回路15及び表示体用温度センサ16で構成され、ページ送りボタン5、ページ戻しボタン6、連続送りボタン7、決定ボタン8、表示装置12、タッチパネル13及び表示体用温度センサ16を除く各部はバス18で互いに信号を授受可能に接続されている。
これらのうちCPU2は、ROM4に格納された基本制御プログラムやアプリケーションプログラム等の各種プログラム及びデータを読み込み、それら各種プログラム及びデータをRAM3内に設けられるワークエリアに展開実行して、電子ブックリーダが備える各部の制御を実行する。
また、CPU2は、表示させるコンテンツを選択する操作がされるたびに、後述するコンテンツ表示処理を実行する。そして、その選択されたコンテンツの全ページの切換表示に要する消費電力を、電子ブックリーダ1の駆動用電池が出力可能な電力(以下、使用可能残量とも呼ぶ。)から減じた減算結果が所定閾値以下であるか否かを判定し、所定閾値以下であるときに、前記選択されたコンテンツの全ページの切換表示に要する電力が前記使用可能残量以下となるようにするための低消費電力処理を行うか否かを選択させる。低消費電力処理を行うことが選択されると、各ページの表示モード(基準表示モード、第1低消費電力表示モード、第2低消費電力表示モード)の組み合わせパターン(第1〜7の組み合わせパターン)を選択させ、その選択された組み合わせパターンに応じた表示モードでコンテンツの各ページを順番に表示させる。なお、低消費電力処理を行わないことが選択されると、I/O9から後述するページ送り信号、ページ戻し信号又は連続送り信号が出力されるたびに、その出力された信号に応じたコンテンツの画像のラスタデータを生成し、そのラスタデータをVRAM10に格納させる。
ここで、基準表示モードは、コンテンツの画像が電気泳動表示体19に適切なコントラストで表示されるように、後述するゲートドライバ20やソースドライバ21に電圧を印加させるモードである。
第1低消費電力表示モードは、基準表示モードにおいて印可させる電圧に比べ、後述するゲートドライバ20やソースドライバ21に小さい電圧を印可させるモードである。つまり、基準表示モードにおける表示態様より、コントラストが小さい表示態様でコンテンツを表示させるモードである。
第2低消費電力表示モードは、第1低消費電力表示モードにおいて印可させる電圧に比べ、後述するゲートドライバ20やソースドライバ21に小さい電圧を印可させるモードである。つまり、基準表示モードや第1低消費電力表示モードにおける表示態様より、コントラストが小さい表示態様でコンテンツを表示させるモードである。
また、第1の組み合わせパターンは、図3(a)に示すように、コンテンツの全ページを同じ低消費電力表示モードで表示させる組み合わせパターンである。具体的には、電池残量検出回路15で検出される電子ブックリーダ1の駆動用電池の使用可能残量を、電気泳動表示体19に表示させるコンテンツの総ページ数で除算し、その除算結果を、1ページ分のコンテンツの画像を電気泳動表示体19に切換表示させるのに利用できる電力(1ページ利用可能電力)とする。そして、その算出された1ページ利用可能電力以下で一番消費電力が大きい表示モードを選択し、その選択された表示モードでコンテンツの全ページを表示させる。
このように、本実施形態の電子ブックリーダ1によれば、組み合わせパターンとして、コンテンツの全ページを同じ表示モードとする組み合わせパターンを含むようにしたため、コンテンツの各ページを一様な表示態様で表示させることができ、コンテンツを閲覧している途中で表示態様が変化してしまうことを防止できる。
第2の組み合わせパターンは、図3(b)に示すように、コンテンツの全ページのうち前段のページを第2低消費電力表示モードで表示させると共に、後段のページを基準表示モードで表示させる組み合わせパターンである。その際、駆動用電池の使用可能残量Pと第2低消費電力表示モードの1ページ消費電力P2と基準表示モードの1ページ消費電力P0とコンテンツの総ページ数cとに基づき、下記(1)式に従って、第2低消費電力表示モードで表示するページ数bと基準表示モードで表示するページ数aとを算出する。
a×P0+b×P2=P
a+b=c ………(1)
このように、本実施形態の電子ブックリーダ1によれば、組み合わせパターンとして、コンテンツの全ページのうち前段のページを第2低消費電力表示モードとし、且つ、後段のページを基準表示モードとする組み合わせパターンを含むようにしたため、コンテンツの全ページのうち後段のページに画質がよい表示態様を設定することができ、推理小説等のようにクライマックス部分が後段にあるコンテンツを表示させるときに、クライマックス部分が閲覧し難い表示態様となってしまうことを防止することができる。
a+b=c ………(1)
このように、本実施形態の電子ブックリーダ1によれば、組み合わせパターンとして、コンテンツの全ページのうち前段のページを第2低消費電力表示モードとし、且つ、後段のページを基準表示モードとする組み合わせパターンを含むようにしたため、コンテンツの全ページのうち後段のページに画質がよい表示態様を設定することができ、推理小説等のようにクライマックス部分が後段にあるコンテンツを表示させるときに、クライマックス部分が閲覧し難い表示態様となってしまうことを防止することができる。
第3の組み合わせパターンは、図3(c)に示すように、コンテンツの全ページのうち前段のページを第2低消費電力表示モードで表示させ、中段のページを第1低消費電力表示モードで表示させ、後段のページを基準表示モードで表示させる組み合わせパターンである。その際、駆動用電池の使用可能残量Pと第2低消費電力表示モードの1ページ消費電力P2と第1低消費電力表示モードの1ページ消費電力P1と基準表示モードの1ページ消費電力P0とコンテンツの総ページ数cとに基づき、下記(2)式に従って、第2低消費電力表示モードで表示するページ数b2と第1低消費電力表示モードで表示するページ数b1と基準表示モードで表示するページ数aとを算出する。なお、ここでは第1低消費電力表示モードで表示するページ数b1と第2低消費電力表示モードで表示するページ数b2とを等しいものとする。
a×P0+b1×P1+b2×P2=P
a+b1+b2=c
b1=b2 ………(2)
このように、本実施形態の電子ブックリーダ1によれば、低消費電力表示モードとして、1ページ当たりの切換表示に要する消費電力が異なる2つの低消費電力表示モードを含むようにしたため、コンテンツの各ページの表示態様を段階的に変化させることができ、コンテンツの閲覧中に表示態様が急激に変化してしまうことを防止できる。
a+b1+b2=c
b1=b2 ………(2)
このように、本実施形態の電子ブックリーダ1によれば、低消費電力表示モードとして、1ページ当たりの切換表示に要する消費電力が異なる2つの低消費電力表示モードを含むようにしたため、コンテンツの各ページの表示態様を段階的に変化させることができ、コンテンツの閲覧中に表示態様が急激に変化してしまうことを防止できる。
なお、第1低消費電力表示モードで表示するページ数b1と第2低消費電力表示モードで表示するページ数b2とを等しいものとする例を示したが、これに限られるものではなく、例えば、第1低消費電力表示モードで表示するページ数b1を第2低消費電力表示モードで表示するページ数b2の2倍とするようにしてもよい。
第4の組み合わせパターンは、図3(d)に示すように、コンテンツの全ページのうち前段のページを基準表示モードで表示させると共に、後段のページを第2低消費電力表示モードで表示させる組み合わせパターンである。その際、第2低消費電力表示モードで表示するページ数b及び基準表示モードで表示するページ数aの算出方法は、第2の組み合わせパターンにおける算出方法と同様である。
このように、本実施形態の電子ブックリーダ1によれば、組み合わせパターンとして、コンテンツの全ページのうち後段のページを第2低消費電力表示モードとし、且つ、前段のページを基準表示モードとする組み合わせパターンを含むようにしたため、コンテンツの全ページのうち前段のページに画質がよい表示態様を設定することができ、コンテンツを表示させるときに、冒頭部分が閲覧し難い表示態様となってしまうことを防止することができる。
第5の組み合わせパターンは、図3(e)に示すように、コンテンツの全ページのうち前段のページを基準表示モードで表示させ、中段のページを第1低消費電力表示モードで表示させ、後段のページを第2低消費電力表示モードで表示させる組み合わせパターンである。その際、第2低消費電力表示モードで表示するページ数b2、第1低消費電力表示モードで表示するページ数b1及び基準表示モードで表示するページ数aの算出方法は、第3の組み合わせパターンにおける算出方法と同様である。
このように、本実施形態の電子ブックリーダ1によれば、低消費電力表示モードとして、1ページ当たりの切換表示に要する消費電力が異なる2つの低消費電力表示モードを含むようにしたため、コンテンツの各ページの表示態様を段階的に変化させることができ、コンテンツの閲覧中に表示態様が急激に変化してしまうことを防止できる。
第6の組み合わせパターンは、図3(f)に示すように、コンテンツの全ページのうち前段のページを基準表示モードで表示させ、中段のページを第2低消費電力表示モードで表示させ、後段のページを基準表示態様で表示させる組み合わせパターンである。その際、第2低消費電力表示モードで表示するページ数b及び基準表示モードで表示するページ数aの算出方法は、第2の組み合わせパターンにおける算出方法と同様である。
このように、本実施形態の電子ブックリーダ1によれば、コンテンツの全ページの内、前段のページと後段のページを基準表示モードとし、中段のページを第2低消費電力モードとしたため、コンテンツの全ページの内、冒頭部分とクライマックス部分が閲覧し難い表示態様となってしまうことを防止することができる。
第7の組み合わせパターンは、図3(g)に示すように、コンテンツの全ページのうち前段のページを基準表示モードで表示させ、中段のページを第1及び第2低消費電力表示モードで表示させ、後段のページを基準表示モードで表示させる組み合わせパターンである。また、コンテンツの中段のページは、前後両側のページを第1低消費電力表示モードで表示させ、内側のページを第2の低消費電力表示モードで表示させる。その際、第2低消費電力表示モードで表示するページ数b2、第1低消費電力表示モードで表示するページ数b1及び基準表示モードで表示するページ数aの算出方法は、第3の組み合わせパターンにおける算出方法と同様である。
このように、本実施形態の電子ブックリーダ1によれば、低消費電力表示モードとして、1ページ当たりの切換表示に要する消費電力が異なる2つの低消費電力表示モードを含むようにしたため、コンテンツの各ページの表示態様を段階的に変化させることができ、コンテンツの閲覧中に表示態様が急激に変化してしまうことを防止できる。
また、RAM3は、CPU2が各種プログラムに従って上記処理を実行するときに、各種プログラムを展開するワークエリアを形成するとともに、CPU2により実行される各種処理に係るデータを展開するためのメモリ領域を形成する。なお、RAM3としては、FeRAM(Ferroelectric Random Access Memory)やMRAM(Magnetoresistive random access memory)等の不揮発性メモリを使用する。
さらに、ROM4は、CPU2により実行される基本制御プログラム、各種アプリケーションプログラム及びこれら各プログラムに係るデータ等を格納する。そして、ROM4は、CPU2からの読み出し要求に従って、それら各種プログラムやデータをCPU2に出力する。なお、ROM4内の各種プログラム及びデータは、いずれもCPU2により読み取り及び実行可能な形式で格納されている。
また、I/O9は、表示装置12に表示されているコンテンツの次ページのコンテンツを表示装置12に切換表示させるためのページ送りボタン5、前ページのコンテンツを表示装置12に切換表示させるためのページ戻しボタン6、次ページのコンテンツを表示装置12に次々と切換表示させるための連続送りボタン7及び決定ボタン8が接続されている。そして、ページ送りボタン5が押下操作されるとページ送り信号をCPU2に出力する。また同様に、ページ戻しボタン6が押下操作されるとページ戻し信号をCPU2に出力し、連続送りボタン7が押下操作されると連続送り信号をCPU2に出力する。
さらに、VRAM10は、CPU2からの書き込み要求に従って、ラスタデータを格納するとともに、ディスプレイコントローラ11からの読み出し要求に従って、そのラスタデータをディスプレイコントローラ11に出力する。
また、ディスプレイコントローラ11は、VRAM10に新たなラスタデータが格納されるたびに、その格納されたラスタデータを読み出し、その読み出されたラスタデータに基づいてゲートドライバ駆動用データ及びソースドライバ駆動用データを生成する。そして、その生成されたゲートドライバ駆動用データ及びソースドライバ駆動用データを表示装置12の後述するゲートドライバ20及びソースドライバ21に分配出力する。
また、表示装置12は、複数の画素がアレイ状に形成された電気泳動表示体19、つまり電力の供給を止めてもそれまでの表示内容を保持可能な表示体を中央に有し、その電気泳動表示体19の平面視左側には、ゲートドライバ20が配され、平面視上側には、ソースドライバ21が配されている。そして、ディスプレイコントローラ11から出力されるゲートドライバ駆動用データ及びソースドライバ駆動用データに従って、任意の画素に所定電圧をゲートドライバ20及びソースドライバ21で印加し、コンテンツの画像を電気泳動表示体19に表示させる。なお、電気泳動表示体19の駆動方式としては、1走査線ずつ描画するシングルライン駆動方式や複数走査線を同時に描画するマルチライン駆動方式等を挙げることができる。
また、タッチパネルI/O14は、電気泳動表示体19の前面側を覆うタッチパネル13が接続されている。そして、タッチパネル13が押圧操作されると操作位置を示すタッチパネル信号をCPU2に出力する。
さらに、電池残量検出回路15は、図4に示すように、A/Dコンバータ22、電圧データラッチ23、電池用温度センサ24、内部ROM25、制御回路26及び演算器27を有する。
これらのうちA/Dコンバータ22は、電子ブックリーダ1の駆動用電池の電圧を検出し、その検出された電圧のデータをデジタル化して電圧データラッチ23に出力する。
また、電圧データラッチ23は、A/Dコンバータ22から出力されるデジタル化された電圧のデータをラッチし、そのラッチされた電圧のデータを演算器27に出力する。
さらに、電池用温度センサ24は、電子ブックリーダ1の駆動用電池の温度を検出し、その検出された温度を制御回路26に出力する。
また、内部ROM25は、電子ブックリーダ1の駆動用電池の温度特性を示す制御マップを格納する。そして、内部ROM25は、制御回路26からの読み出し要求に従って、その制御マップのデータを制御回路26に出力する。なお、内部ROM25内の制御マップのデータは、いずれも制御回路26により読み取り可能な形式で格納されている。
さらに、制御回路26は、内部ROM25に格納された制御マップを読み込み、その制御マップを参照し、電池用温度センサ24で検出された温度に基づいて電子ブックリーダ1の駆動用電池の閾値電圧を算出し、その算出された閾値電圧を演算器27に出力する。
また、演算器27は、電圧データラッチ23から出力される電圧のデータと制御回路26から出力される閾値電圧とに基づいて電子ブックリーダ1の駆動用電池の使用可能残量を算出し、その算出された駆動用電池の使用可能残量をCPU2に出力する。
また、表示体用温度センサ16は、電気泳動表示体19の温度のデータを検出し、その検出された温度のデータをCPU2及びディスプレイコントローラ11に出力する。なお、表示体用温度センサ16としては、温度変化に対して極めて大きな抵抗値変化を示すサーミスタを使用し、そのサーミスタの出力電圧を測定することによって、電気泳動表示体19の温度を検出する。
次に、CPU2で実行されるコンテンツ表示処理を、図5のフローチャートに従って説明する。このコンテンツ表示処理は、表示させるコンテンツを選択する操作がされると実行される処理であって、まずそのステップS1では、表示体用温度センサ16で検出された電気泳動表示体19の温度を読み込む。
次にステップS2に移行して、電池残量検出回路15で検出された電子ブックリーダ1の駆動用電池の使用可能残量を読み込む。
次にステップS3に移行して、図6のデータテーブルを参照し、前記ステップS1で読み込まれた温度に基づき、第1駆動方式で且つ基準表示モードによって1ページ分のコンテンツの画像を電気泳動表示体19に切換表示させるのに必要な電力(1ページ消費電力)を算出する。データテーブルは、図6に示すように、電気泳動表示体19の温度と駆動方式(第1駆動方式、第2駆動方式)と表示モード(基準表示モード、第1低消費電力表示モード、第2低消費電力表示モード)に基づいて1ページ消費電力が設定されている。
次にステップS4に移行して、電気泳動表示体19に表示させるコンテンツの総ページ数に前記ステップS3で検出された1ページ書き換え消費電力を乗算し、その乗算結果を前記総ページ数分のコンテンツの画像を電気泳動表示体19に切換表示させるのに必要な電力(総ページ数表示消費電力)とする。
次にステップS5に移行して、前記ステップS2で読み込まれた駆動用電池の使用可能残量から前記ステップS4で算出された総ページ数表示消費電力を減算し、その減算結果が所定閾値以下であるか否かを判定し、所定閾値以下である場合には(Yes)ステップS6に移行し、所定閾値より大きい場合には(No)ステップS14に移行する。
前記ステップS6では、図7(a)に示すように、低消費電力処理を行うか否かを選択させるメッセージの画像のラスタデータを生成し、そのラスタデータをVRAM10に格納させる。
次にステップS7に移行して、利用者が低消費電力処理を行うことを選択する操作をしたか否かを判定し、低消費電力処理を行うことを選択する操作をした場合には(Yes)ステップS8に移行し、行わないことを選択する操作をした場合には(No)前記ステップS14に移行する。
次にステップS8に移行して、図7(b)に示すように、コンテンツの全ページの切換表示に要する電力が前記ステップS2で読み込まれた使用可能残量以下となるように、コンテンツの各ページの表示モードの組み合わせパターンを複数生成し(第1〜7の組み合わせパターン)、その生成された第1〜7の組み合わせパターンのいずれか1つを利用者に選択させるメッセージの画像のラスタデータを生成し、そのラスタデータをVRAM20に格納させる。そして、利用者が任意の組み合わせパターンを選択する操作をしたときに、第1〜7の組み合わせパターンのいずれが選択されたかを検出する。
次にステップS9に移行して、コンテンツ内に図面を含むページや、基準表示モードで表示することを示す基準表示フラグがセットされているページが存在するか否かを判定し、存在する場合には(Yes)ステップS10に移行し、存在しない場合には(No)ステップS12に移行する。
前記ステップS10では、図面を含むページ及び基準表示フラグがセットされているページに基準表示モードを設定する。
このように、本実施形態の電子ブックリーダ1によれば、図面を含むページに基準表示モードを設定するようにしたため、図面をコントラストが適切な表示態様とすることができ、図面に書かれている小さな文字が読み難くなることを防ぐことができる。
また、基準表示フラグがセットされているページに基準表示モードを設定するようにしたため、所望のページに予め基準表示フラグをセットしておくことで、コンテンツの制作者はコンテンツ内の任意のページを画質がよい表示態様とすることができる。
前記ステップS11では、前記ステップS10で基準表示モードが設定されたページを除いたページ、つまり残ページに、前記ステップS8で設定された組み合わせパターンに応じた表示モードを設定してから、ステップS13に移行する。
一方、前記ステップS12では、コンテンツの各ページに前記ステップS8で設定された組み合わせパターンに応じた表示モードを設定してから、前記ステップS13に移行する。
前記ステップS13では、前記ステップS10〜S12で設定された表示モードに応じた電圧をゲートドライバ20やソースドライバ21に印可させ、コンテンツの各ページを順番に表示させてから、この演算処理を終了する。
一方、前記ステップS14では、I/O9からページ送り信号、ページ戻し信号又は連続送り信号が出力されるたびに、その出力された信号に応じたコンテンツの画像のラスタデータを生成し、そのラスタデータをVRAM10に格納させる。そして、コンテンツの最終ページが表示されると又は、新たなコンテンツの選択操作がされると、この演算処理を終了する。
次に、本実施形態の電子ブックリーダ1の動作を具体的状況に基づいて説明する。
まず、利用者がコンテンツを選択する操作をしたとする。すると、CPU2で、コンテンツ表示処理が実行され、図5に示すように、まずそのステップS1で、電気泳動表示体19の温度が読み込まれ、ステップS2で、電子ブックリーダ1の駆動用電池の使用可能残量が読み込まれる。また、ステップS3で、図6のデータテーブルが参照され、前記温度に基づき第1駆動方式で且つ基準表示モードにおける1ページ消費電力が算出され、ステップS4で、その算出された1ページ書き換え消費電力がコンテンツの総ページ数に乗算され、その乗算結果が総ページ数表示消費電力とされる。
その総ページ数表示消費電力に所定閾値を加算した値より使用可能残量が小さいとする。すると、ステップS5の判定が「Yes」となり、ステップS6で、メッセージの画像のラスタデータが生成され、そのラスタデータがVRAM10に格納され、図7(a)に示すように、低消費電力処理を行うか否かを選択させるメッセージが電気泳動表示体19に表示される。
また、利用者が低消費電力処理を行うことを選択する操作をしたとする。すると、ステップS7の判定が「Yes」となり、ステップS8で、コンテンツの全ページの切換表示に要する電力が使用可能残量以下となるように、コンテンツの各ページの表示モードの組み合わせパターン(第1〜7の組み合わせパターン)が生成される。そして、メッセージの画像のラスタデータが生成され、そのラスタデータがVRAM20に格納され、図7(b)に示すように、その生成された組み合わせパターンのいずれか1つを利用者に選択させるメッセージが電気泳動表示体19に表示される。
利用者が第2の組み合わせパターンを選択する操作をし、またコンテンツ内に図面を含むページや基準表示フラグがセットされているページが存在しないとする。すると、ステップS12で、コンテンツの全ページのうち前段のページに第2低消費電力表示モードが設定されると共に、後段のページに基準表示モードが設定され、ステップS13で、その設定された表示モードに応じた電圧をゲートドライバ20及びソースドライバ21に印可され、コンテンツの各ページが電気泳動表示体19に順番に表示される。
このように、本実施形態の電子ブックリーダ1によれば、例えば、興味を引くページにコントラストが適切な基準表示モードを設定し、それ以外のページに第1又は第2低消費電力表示モードを設定することで、興味を引くページが閲覧し難い表示態様となることを防止しつつ、コンテンツの全ページの切換表示に要する電力を小さくすることができる。
なお、上記実施形態によれば、図2及び図4の電池残量検出回路15及び図5のステップS2が残量検出手段を構成し、以下同様に、図2のCPU2及び図5のステップS4が判定手段を構成し、図2のCPU2及び図5のステップS8〜S12が表示態様設定手段を構成し、図2のCPU2及びディスプレイコントローラ11、図5のステップS13が切換表示手段を構成し、図5のステップS7が組み合わせパターン生成手段を構成し、図5のステップS8が選択要求手段を構成し、図5のステップS9〜S12が設定手段を構成し、図2のCPU2及び図5のステップS9がフラグセットページ検出手段を構成する。
また、本発明の表示装置は、上記実施の形態の内容に限定されるものではなく、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で適宜変更可能である。
例えば、上記実施形態では、電子ブックリーダ1の駆動用電池の電圧に基づいて当該駆動用電池の使用可能残量を算出する例を示したが、これに限られるものではなく、例えば、電流検出用の抵抗にかかる電圧をA/Dコンバータ22で定期的に検出し、その検出毎に得られる電流を逐次加算し、その逐次加算された電流量を駆動用電池の使用可能な総電流量から差し引いて、駆動用電池の使用可能残量を算出するようにしてもよい。
また、電気泳動表示体19を用いる例を示したが、これに限られるものではなく、例えば、コレステリック液晶等他の記憶性表示体を用いるようにしてもよい。
さらに、電子ブックリーダ1の駆動用電池とは別に、タッチパネル13、タッチパネルI/O14及び表示体用温度センサ16等といった、電子ブックリーダ1の使用時間に応じて電力消費量が変化する特定回路に電力を供給する特定回路用電池を設けてもよい。
また、RAM3として不揮発性メモリを使用する例を示したが、これに限られるものではなく、例えば、DRAM等の揮発性メモリを使用し、電子ブックリーダ1の駆動用電池とは別に、RAM3用に専用電池を用意してもよい。
さらに、予め定められたデータテーブルを参照して1ページ消費電力を算出する例を示したが、これに限られるものではなく、例えば、1ページ分のコンテンツの切換表示を行うたびに、その切換表示前の駆動用電池の使用可能残量から当該切換表示後の駆動用電池の使用可能残量を減じ、その減算結果を1ページ消費電力とするようにしてもよい。なお、1ページ分の切換表示前の駆動用電池の使用可能残量と当該切換表示後の駆動用電池の使用可能残量の算出方法としては、その切換表示前に電圧データラッチ23にラッチされていた電圧データに基づいて当該切換表示前の駆動用電池の使用可能残量を算出し、また当該切換表示後に電圧データラッチ23にラッチされている電圧データに基づいて当該切換表示後の駆動用電池の使用可能残量を算出する方法が挙げられる。
また、1ページ消費電力を算出する方法によれば、新たに算出された1ページ消費電力に基づいてデータテーブルを補正するようにしてもよく、そのようにすれば、電気泳動表示体19の消費電力のバラツキを適切に補正することができ、表示可能ページ数をより精度よく算出することができる。なお、データテーブルの補正時には、それまでデータテーブルに格納されていた1ページ消費電力と新たに算出された1ページ消費電力との間の平均値を補正結果としてもよく、それまでのデータテーブルに格納されていた1ページ消費電力に新たに算出された1ページ消費電力よりも大きい重みをつけて加算算出するようにしてもよい。
また、図6に電気泳動表示体19の温度を0℃〜60℃の範囲で10℃毎に区切ったデータテーブルを用意する例を示したが、これに限られるものではなく、5℃毎に区切ったテーブルを用意するようにしていてもよい。また、1ページ消費電力が電気泳動表示体19の温度変化に応じて線形的に変化する記憶性表示体でなく、所定温度より小さいときに一定となり、所定温度以上であるときに指数的に変化する記憶性表示体である場合には、電気泳動表示体19の温度変化が所定温度より小さいときに温度の区切りを粗くし、所定温度以上であるときに温度の区切りを細かくするようにしてもよい。
さらに、コンテンツの切換表示に要する消費電力が異なる2つの低消費電力表示モード(第1及び第2低消費電力表示モード)を含む組み合わせパターンを設定する例を示したが、これに限られるものではなく、例えば、3つ以上の低消費電力モードを含む組み合わせパターンを設定するようにしてもよい。
また、第1及び第2低消費電力表示モードにおいて、ゲートドライバ20及びソースドライバ21に印可させる電圧を小さく設定する例を示したが、これに限られるものではなく、例えば、動作クロック周波数を下げたり、電気泳動表示体19におけるコンテンツの表示領域を狭めたりし、各ページの切換表示に要する消費電力を小さくするようにしてもよい。
さらに、各ページの切換表示に要する消費電力を小さくする例を示したが、これに限られるものではなく、例えば、コンテンツの全ページの切換表示に要する電力が小さくなるように、コンテンツの少なくとも一部のページのレイアウトを変更するようにしてもよい。そのようにすれば、コンテンツの総ページ数を少なくし、コンテンツの全ページの切換表示に要する電力を容易に小さくすることができる。
コンテンツのレイアウトを変更する方法としては、文字サイズや行間サイズ、余白サイズ等を小さくし、1ページ当たりの情報量を大きくする方法を挙げることができる。具体的には、最も良好な表示を可能とする文字サイズ以下の文字サイズで、使用可能残電で表示可能な最大の文字サイズに変更する方法が挙げられる。そのようにすれば、コンテンツの各ページを一様なレイアウトで表示させることができ、コンテンツを閲覧している途中でレイアウトが変化してしまうことを防止できる。なおその際、コンテンツのヘッダ部分に任意の文字サイズで表示させたときの総ページ数のデータを予め保持させておき、その保持させておいた総ページ数のデータに基づいてレイアウトを変更するようにしてもよい。また、レイアウトを変更するタイミングは、コンテンツが選択された後であってもよいし、選択される前であってもよい。
1は電子ブックリーダ、2はCPU、3はRAM、4はROM、5はページ送りボタン、6はページ戻しボタン、7は連続送りボタン、8は決定ボタン、9はI/O、10はVRAM、11はディスプレイコントローラ、12は表示装置、13はタッチパネル、14はタッチパネルI/O、15は電池残量検出回路、16は表示体用温度センサ、18はバス、19は電気泳動表示体、20はゲートドライバ、21はソースドライバ、22はコンバータ、23は電圧データラッチ、24は電池用温度センサ、25は内部ROM、26は制御回路、27は演算器
Claims (9)
- 表示対象であるコンテンツの各ページを記憶性表示体に切換表示させる電池駆動型の表示装置であって、前記電池の残量を検出する残量検出手段と、前記記憶性表示体に表示させるコンテンツが選択されると、その選択されたコンテンツの全ページを基準表示態様で切換表示するときに要する基準電力が前記残量以下であるか否かを判定する判定手段と、前記基準電力が前記残量以下でないと判定されると、前記選択されたコンテンツの全ページの切換表示に要する電力が前記基準電力より小さくなるように、当該コンテンツの少なくとも一部のページに低消費電力表示態様を設定する表示態様設定手段と、その設定状態に基づいて前記選択されたコンテンツの各ページを記憶性表示体に切換表示させる切換表示手段を備えたことを特徴とする表示装置。
- 前記表示態様設定手段は、前記基準電力が前記残量以下でないと判定されると、前記選択されたコンテンツの全ページの切換表示に要する電力が小さくなるように、当該コンテンツの少なくとも一部のページに所定の表示レイアウトを設定することを特徴とする請求項1に記載の表示装置。
- 前記所定の表示レイアウトは、基準表示態様より1ページ当たりの情報量が大きい表示レイアウトであることを特徴とする請求項2に記載の表示装置。
- 前記表示態様設定手段は、前記基準電力が前記残量以下でないと判定されると、前記選択されたコンテンツの全ページの切換表示に要する電力が前記残量以下となるように、当該コンテンツの各ページの表示態様の組み合わせパターンを複数生成する組み合わせパターン生成手段と、その生成された複数の組み合わせパターンのうち選択された組み合わせパターンに基づいて、前記選択されたコンテンツの少なくとも一部のページに低消費電力表示態様を設定する設定手段を備えたことを特徴とする請求項1から3のいずれか1項に記載の表示装置。
- 前記複数の組み合わせパターンは、前記選択されたコンテンツの全ページのうち前段のページを低消費電力表示態様とし、且つ、前記選択されたコンテンツの全ページのうち後段のページを基準表示態様とする組み合わせパターンを含むことを特徴とする請求項4に記載の表示装置。
- 前記複数の組み合わせパターンは、前記選択されたコンテンツの全ページのうち後段のページを低消費電力表示態様とし、且つ、前記選択されたコンテンツの全ページのうち前段のページを基準表示態様とする組み合わせパターンを含むことを特徴とする請求項4に記載の表示装置。
- 前記低消費電力表示態様は、1ページ当たりの切換表示に要する消費電力が異なる複数の表示態様を含むことを特徴とする請求項5又は6に記載の表示装置。
- 前記複数の組み合わせパターンは、前記選択されたコンテンツの全ページを同じ低消費電力表示態様とする組み合わせパターンを含むことを特徴とする請求項1から7のいずれか1項に記載の表示装置。
- 前記選択されたコンテンツのページのうち特定の表示態様で表示することを示すフラグがセットされているページを検出するフラグセットページ検出手段を備え、前記表示態様設定手段は、その検出されたページに前記特定の表示態様を設定することを特徴とする請求項1から8のいずれか1項に記載の表示装置。
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-
2004
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