JP2005215382A - 画像形成装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】 新たなハードウェアを付加することなく分離チャージャーの異常を検知することができる画像形成装置を提供する。
【解決手段】 トナーを用いて画像を形成する画像形成装置1において、感光体41から記録紙を分離する分離手段46と、感光体41に現像されたトナーの濃度を測定する第1の測定手段61と、記録紙に転写されたトナーの濃度を測定する第2の測定手段62と、第1の測定手段61により測定されたトナーの濃度が正常であるか否かを判定する第1の判定手段83と、第2の測定手段62により測定されたトナーの濃度が正常より濃いか否かを判定する第2の判定手段84と、第1の判定手段83によりトナーの濃度が正常であると判定され、第2の判定手段84によりトナーの濃度が正常より濃いと判定された場合に、分離手段46の異常であると判定する異常判定手段82とを備える。
【選択図】 図1

Description

本発明は、トナーを用いて画像を形成する画像形成装置に関する。
従来、電子写真方式を用いた複写機、プリンタ、ファクシミリ等の画像形成装置では、帯電、露光、現像、転写、分離、定着、クリーニング、除電等のプロセスを順に行うことにより画像形成を行っている。ここで、帯電プロセスは感光体(像担持体)表面に静電荷を付与して帯電させるプロセス、露光プロセスはレーザ又はLED等を光源とした光を使用して、原稿に対応した光像を感光体上に照射し静電潜像(電荷密度パターン)を形成するプロセス、現像プロセスは感光体上の電荷密度パターンによる電界を利用してトナーを感光体表面に付着させ静電潜像を可視化するプロセス、転写プロセスは記録紙(転写材)の裏面よりコロナ電荷等によって電界を形成し、感光体上のトナー像を記録紙に転写するプロセス、分離プロセスはコロナ放電等により紙電荷を除去する等により記録紙を感光体より剥離するプロセス、定着プロセスは記録紙上のトナー像を熱又は圧力等を利用して記録紙に固着するプロセス、クリーニングプロセスは感光体表面の転写されなかった残留トナーを機械的に除去するプロセス、除電プロセスは感光体上に残った電荷分布(残留電荷)を光やコロナ放電によって消去し、感光体を初期状態に戻すプロセスである。
異常のあるプロセスが存在すると印刷における品質が低下する。例えば分離プロセスで使用される分離チャージャーに異常があると、画像が濃くなることが知られている。転写プロセスと分離プロセスでは逆の極性を使用して転写又は分離を行うが、このとき転写と逆極性を使用する分離が転写に影響し転写を弱くする作用が働く。分離チャージャーが断線等の異常を有する場合には分離の極性が転写に与える影響が弱くなり転写が通常より強くなるため、分離チャージャーに異常があると画像が濃くなる。
従来、分離チャージャーの異常を検知する方法として、分離チャージャーに流れ込む電流を検知し、電流値が通常より少ないときは断線と判断し異常を報知するものが知られている。
また、従来の電子写真方式を用いた複写機には濃度補正等のために、感光体に現像されたトナーの濃度を検知する濃度センサー、及び記録紙に印刷されたトナーの濃度を検知する濃度センサーを備えるものがある。
しかしながら、上述した分離チャージャーに流れ込む電流値を検知し分離チャージャーの異常を検知する方法の場合、電流値を検知するための専用回路が必要となるため装置のコストがアップするという問題がある。
本発明は、上記の問題に鑑みて成されたもので、新たなハードウェア資源を付け加えることなく分離チャージャーの異常を検知することを可能とする画像形成装置を提供することを目的とする。
請求項1に係る画像形成装置は、トナーを用いて画像を形成する画像形成装置において、感光体から記録紙を分離する分離手段と、前記感光体に現像されたトナーの濃度を測定する第1の測定手段と、前記記録紙に転写されたトナーの濃度を測定する第2の測定手段と、前記第1の測定手段により測定されたトナーの濃度が正常であるか否かを判定する第1の判定手段と、前記第2の測定手段により測定されたトナーの濃度が正常より濃いか否かを判定する第2の判定手段と、前記第1の判定手段によりトナーの濃度が正常であると判定され、前記第2の判定手段によりトナーの濃度が正常より濃いと判定された場合に、前記分離手段の異常であると判定する異常判定手段とを備えることを特徴とする。
請求項2に係る画像形成装置は、請求項1に記載の画像形成装置であって、前記第1の判定手段は前記第1の測定手段により測定されたトナーの濃度が予め定められた第1の正常範囲内にある場合に、前記第1の測定手段により測定されたトナーの濃度が正常であると判定し、前記第2の判定手段は前記第2の測定手段により測定されたトナーの濃度が予め定められた第2の正常範囲内にある場合に、前記第2の測定手段により測定されたトナーの濃度が正常であると判定することを特徴とする。
請求項3に係る画像形成装置は、請求項1又は2に記載の画像形成装置であって、前記異常判定手段が前記分離手段の異常であると判定した場合に当該異常をユーザに報知する報知手段を更に備えることを特徴とする。
請求項4に係る画像形成装置は、請求項1〜3のいずれかに記載の画像形成装置であって、前記異常判定手段の作動を指示する旨のユーザによる入力を受け付ける指示入力手段と、前記記録紙の予め定められた位置に予め定められた濃度で形成されるテスト画像を印刷するテスト画像印刷手段とを更に備え、前記指示入力手段により前記ユーザによる入力を受け付けた場合に、前記テスト画像印刷手段が作動されることを特徴とする。
請求項1に記載の発明によれば、第1の測定手段により感光体に現像されたトナーの濃度が測定され、第1の測定手段により測定されたトナーの濃度が正常であるか否かが第1の判定手段により判定されると共に、第2の測定手段により記録紙に転写されたトナーの濃度が測定され、第2の測定手段により測定されたトナーの濃度が正常より濃いか否かが第2の判定手段により判定される。そして、第1の判定手段によりトナーの濃度が正常であると判定され、第2の判定手段によりトナーの濃度が正常より濃いと判定された場合に、異常判定手段により分離手段の異常であると判定される。
従って、例えば濃度補正を行う等の目的により既に第1の測定手段及び第2の測定手段を備える画像形成装置において、新たなハードウェアを付加することなく分離手段の異常を検知することができ、分離手段の異常検知を安価に行うことができる。
請求項2に記載の発明によれば、第1の測定手段により測定されたトナーの濃度が予め定められた第1の正常範囲内である場合に、第1の測定手段により測定されたトナーの濃度が正常であると第1の判定手段により判定され、第2の測定手段により測定されたトナーの濃度が予め定められた第2の正常範囲内である場合に、第2の測定手段により測定されたトナーの濃度が正常であると第2の判定手段により判定される。
従って、判定基準となる濃度を保持しておき、測定濃度と比較することにより測定濃度が正常か否かが判定されるので、簡単にかつ明確に測定装置が正常か否かの判定を行うことができる。
請求項3に記載の発明によれば、異常判定手段が分離手段の異常であると判定した場合に、報知手段により分離手段の異常である旨がユーザに報知されるので、ユーザは分離手段に異常があることを容易に知ることができる。
請求項4に記載の発明によれば、指示入力手段により異常判定手段の作動を指示する旨のユーザによる入力が受け付けられ、この入力が指示入力手段により受け付けられた場合にテスト画像印刷手段が作動されるので、ユーザが望むときに分離手段の異常をチェックすることができる。
以下、本発明の一実施形態による画像形成装置としての複写機について図面を参照しながら説明する。
図1は本発明に係るプリンタ1の主な機能の構成を示すブロック図である。プリンタ1は通信部2、画像データ記憶部3、画像形成部4、給紙部5、濃度測定部6、操作パネル部7、制御部8及び不揮発性記憶部9を備える。濃度測定部6は感光体濃度センサー61及び記録紙濃度センサー62を備える。制御部8は印刷制御部81、異常検出部82、感光体濃度判定部83及び記録紙濃度判定部84を備える。不揮発性記憶部9はテストパターン情報記憶部91、感光体濃度判定基準値記憶部92及び記録紙濃度判定基準値記憶部93を備える。
通信部2はネットワーク等によりPC等のプリンタ1を制御する装置に接続され、PC等からのプリント指示及びプリントデータ等を受信する。通信部2はプリントデータを受信した場合、プリントデータをプリント形式の画像データに変換し画像データ記憶部3に格納する。また、通信部2はプリント指示を受信した場合、印刷制御部81に印刷指示を送信する。
画像データ記憶部3は通信部2が受信したプリントデータ、又はテストパターン情報記憶部91に記憶されているテストパターン情報をそれぞれ通信部2又は異常検出部82の制御により画像データとして記憶する。また、画像データ記憶部3は記憶している画像データを画像形成部4の制御により画像形成部4に渡す。
画像形成部4は画像データ記憶部3に記憶された画像データを記録紙に印刷するものである。画像形成部4は印刷制御部81の制御により動作する。画像形成に関する詳細は後述する。
給紙部5は給紙部5の備える、記録紙を積載した給紙ユニット等から記録紙を画像形成部4に給紙するものである。給紙部5は印刷制御部81の制御により動作する。
濃度測定部6は印刷に係るトナーの濃度を測定するための感光体濃度センサー61及び記録紙濃度センサー62を備えるものである。感光体濃度センサー61は感光体ドラム41(図2参照)に現像されたトナーの濃度を測定するものである。感光体濃度センサー61は印刷に係る濃度補正に使用することを主目的としてプリンタ1に備えられるものである。感光体濃度センサー61は画像形成部4の制御により動作し、測定結果を感光体濃度判定部83に送信する。記録紙濃度センサー62は記録紙に定着されたトナーの濃度を測定するものである。記録紙濃度センサー62は印刷に係る濃度補正に使用することを主目的としてプリンタ1に備えられるものである。記録紙濃度センサー62は画像形成部4の制御により動作し、測定結果を記録紙濃度判定部84に送信する。
操作パネル部7は入力キー及びタッチパネルディスプレイ等を備え、プリンタ1に対するプリント条件の設定等のユーザによる入力、及びプリンタ1からのユーザへのメッセージの表示に使用される。操作パネル部7は特に本発明に係り、画像形成プロセス異常の検出指示の入力をユーザにより受け付け、これを受け付けた場合に異常検出部82に画像形成プロセス異常検出を実行するよう指示する。
不揮発性記憶部9は不揮発性の記憶装置、例えばHDD(ハードディスクドライブ)で構成され、プリンタ1の電源を切った後にも引き続き保持する必要のある情報を記憶するためのものである。
テストパターン情報記憶部91は画像形成部4の装置の異常を検出するために印刷されるテストパターン画像の画像データ(テストパターン情報)を記憶するものである。テストパターン情報記憶部91のテストパターン情報は異常検出部82の制御により画像データ記憶部3に格納される。ここで、テストパターン画像は例えば、記録紙の右上の所定の領域、例えば上端及び右端それぞれから1cmずつ離れた位置から始まる2cm角の正方領域を所定の濃度のグレー色で塗りつぶした画像である。
感光体濃度判定基準値記憶部92は画像形成部4が正常なときに上記のテストパターンを印刷したときの感光体ドラム41に現像されたトナーの濃度の情報を感光体濃度判定基準値として記憶するものである。感光体濃度判定基準値記憶部92の感光体濃度判定基準値は感光体濃度判定部83により取得され使用される。
記録紙濃度判定基準値記憶部93は画像形成部4が正常なときに上記のテストパターンを印刷したときの記録紙に定着されたトナーの濃度の情報を記録紙濃度判定基準値として記憶するものである。記録紙濃度判定基準値記憶部93の記録紙濃度判定基準値は記録紙濃度判定部84により取得され使用される。
制御部8は画像形成装置1全体の制御を行うもので、CPU(中央処理装置)及びRAM(ランダムアクセスメモリ)等により構成される。
印刷制御部81は印刷の制御を行うもので、通信部2又は異常検出部82から印刷指示を受信した場合に画像形成部4及び給紙部5を制御して印刷を行う。印刷制御部81は通信部2又は異常検出部82から印刷指示を受信した場合に、画像形成部4に記録紙を給紙するよう給紙部5に対して給紙指示を送信し、給紙部5から給紙された記録紙に画像データ記憶部3に記憶された画像データの画像を形成するよう画像形成部4に画像形成指示を送信する。
異常検出部82は操作パネル部7から画像形成プロセス異常検出指示を受信した場合に、画像形成部4の備える装置の異常の検出を行うものである。異常検出部82は画像形成プロセス異常検出指示を受信した場合に、まず感光体濃度判定部83及び記録紙濃度判定部84に作動指示を送信し、感光体濃度判定部83及び記録紙濃度判定部84を作動させ、次にテストパターン情報記憶部91に格納されたテストパターン情報を画像データ記憶部3に格納する。その後、異常検出部82は感光体濃度判定部83から感光体濃度が異常である旨を受信した場合には操作パネル部7に「印刷プロセスに異常が発見されました。」というメッセージを表示する。また、異常検出部82は感光体濃度判定部83から感光体濃度が正常である旨を受信し、更にその後、記録紙濃度判定部84から記録紙濃度が正常範囲より薄い旨を受信した場合には操作パネル部7に「転写チャージャーに異常が発見されました。」というメッセージを表示する。また、異常検出部82は感光体濃度判定部83から感光体濃度が正常である旨を受信し、更にその後、記録紙濃度判定部84から記録紙濃度が正常範囲より濃い旨を受信した場合には操作パネル部7に「分離チャージャーに異常が発見されました。」というメッセージを表示する。また、異常検出部82は感光体濃度判定部83から感光体濃度が正常である旨を受信し、記録紙濃度判定部84からも記録紙濃度が正常である旨を受信した場合には操作パネル部7に「画像形成プロセスは正常に動作しています。」というメッセージを表示する。加えて、異常検出部82は上記のメッセージを表示した後に、感光体濃度判定部83及び記録紙濃度判定部84に停止指示を送信し、感光体濃度判定部83及び記録紙濃度判定部84を停止させる。
感光体濃度判定部83は異常検出部82から作動指示を受信した場合、感光体ドラムに現像されたテストパターンの濃度情報を感光体濃度センサー61から取得し、その濃度情報を一時的に記憶する。また、感光体濃度判定部83は感光体濃度判定基準値を感光体濃度判定基準値記憶部92から取得する。感光体濃度判定部83は感光体濃度センサー61から取得した濃度情報と感光体濃度判定基準値を比較し、所定の許容範囲、例えば2%の誤差範囲で一致したか否かの判定結果を異常検出部82に送信する。
記録紙濃度判定部84は異常検出部82から作動指示を受信した場合、記録紙に定着されたテストパターンの濃度情報を記録紙濃度センサー62から取得し、その濃度情報を一時的に記憶する。また、記録紙濃度判定部84は記録紙濃度判定基準値を記録紙濃度判定基準値記憶部93から取得する。記録紙濃度判定部84は記録紙濃度センサー62から取得した濃度情報と記録紙濃度判定基準値を比較し、所定の許容範囲、例えば2%の誤差範囲で一致したか、或いは所定の許容範囲を超えて濃度情報が記録紙濃度判定基準値より薄いか又は濃いかの判定結果を異常検出部82に送信する。
図2は画像形成部4に備えられる主な装置群及び感光体濃度センサー61及び記録紙濃度センサー62の配置構成を示す側面断面図である。画像形成部4は画像形成プロセスに係る装置群として、像担持体としての感光体ドラム41、帯電器42、光学伝送機構43、現像器44、転写ローラ45、分離チャージャー46、クリーニングブレード47及び除電器48を主に備える。
感光体ドラム41は表面に感光体を有するドラム状の装置で像坦持体として使用される。帯電器42は帯電プロセスにおいて使用される装置で、感光体ドラム41を帯電させる。光学伝送機構43は露光プロセスにおいて使用される装置で、感光体ドラム41の表面に画像のドットを形成する。光学伝送機構43は例えばレーザ光源からのレーザ光をポリゴンミラーにより反射し反射ミラーを介して感光体表面に画像ドットを結像する光学系を有して構成される。現像器44は現像プロセスにおいて使用される装置で、感光体ドラム41の表面と若干の距離を有して設置される現像ローラを有する。現像器44にはトナーコンテナ(図示せず)から適宜トナーが供給される。
感光体濃度センサー61は感光体ドラム41に現像されたトナーの濃度を測定する装置である。転写ローラ45は転写プロセスで使用される装置で、記録紙を感光体ドラム41に密着させ、感光体ドラム41に現像されたトナーを記録紙に転写させる。分離チャージャー46は分離プロセスで使用される装置で、感光体ドラム41に密着された記録紙を感光体ドラム41から分離する。クリーニングブレード47はクリーニングプロセスで使用される装置で、感光体ドラム41に現像されたトナーをブレードにより排除し、感光体ドラム41を清掃するものである。除電器48は除電プロセスにより使用される装置で、帯電プロセスで帯電された感光体ドラム41を除電する。記録紙濃度センサー62は記録紙に定着されたトナーの濃度を測定する装置である。
記録紙は図2の右側から実線Aに沿って挿入され、転写ローラ45と感光体ドラム41に挟まれ、トナーを転写された後、分離チャージャー46により感光体ドラム41から分離され、トナー定着後に記録紙濃度センサー62により濃度が測定された後、排出される。
図3は分離異常検出に係る処理の流れを示すフローチャートである。ステップS1では、操作パネル部7はユーザによる画像形成プロセスの異常検出指示の入力を受け付けたか否かを受け付けるまでチェックし(ステップS1でNO)、異常検出指示の入力を受け付けた場合には(ステップS1でYES)、ステップS3へ進む。ステップS3では、操作パネル部7は異常検出部82に画像形成プロセス異常検出の実行指示を送信し、異常検出部82は画像形成プロセス異常検出の実行を開始する。ステップS5では、異常検出部82はテストパターンを印刷するために、テストパターン情報記憶部91に記憶されたテストパターン情報を画像データ記憶部3に格納し、印刷制御部81を作動する。ステップ7では、印刷制御部81は給紙部5を作動して画像形成部4に記録紙を給紙させ、画像形成部4を作動して帯電、露光、現像までのプロセスを行わせる。ステップ9では、画像形成部4は現像プロセスが終了したら感光体濃度センサー61を作動する。感光体濃度センサー61は感光体ドラム上に現像されたテストパターンの濃度を測定し、感光体濃度判定部83に送信する。ステップ11では、感光体濃度判定部83は感光体濃度センサー61から感光体上のトナー濃度の測定値(感光体濃度測定値)を受信すると共に、感光体濃度判定基準値記憶部92から感光体濃度判定基準値を取得し、感光体濃度測定値と感光体濃度判定基準値を比較して所定の許容範囲内、例えば2%の誤差範囲で一致するか否かを判定し、その結果を異常検出部82に送信する。ステップ13では、異常検出部82は感光体濃度判定部83から感光体濃度測定値と感光体濃度判定基準値が一致しない旨を受信した場合には感光体ドラム41上のテストパターンの濃度異常であるとして(ステップS13でNO)、ステップS25へ進む。ステップS25では、異常検出部82は操作パネル部7に印刷プロセス異常である旨を送信し、操作パネル部7は印刷プロセス異常である旨をタッチパネルディスプレイに表示することによりユーザに報知する。
ステップS13の分岐において、異常検出部82は感光体濃度判定部83から感光体濃度測定値と感光体濃度判定基準値が一致した旨を受信した場合には感光体ドラム41上のテストパターンの濃度が正常であるとして(ステップS13でYES)、ステップS15へ進む。ステップS15では、異常検出部82は印刷制御部81に対して残りの転写、分離、クリーニング、定着、除電等のプロセスを行うように指示する。これを受け印刷制御部81は画像形成部4にこれらのプロセスを行うよう指示し、画像形成部4はこれらを行う。ステップS17では、画像形成部4は定着プロセスが終了すると記録紙濃度センサー62を作動する。記録紙濃度センサー62は記録紙上に印刷されたテストパターンの濃度を測定し、記録紙濃度判定部84に送信する。ステップS19では、記録紙濃度判定部84は記録紙濃度センサー62から記録紙の濃度の測定値(記録紙濃度測定値)を受信すると共に、記録紙濃度判定基準値記憶部93から記録紙濃度判定基準値を取得し、記録紙濃度測定値と記録紙濃度判定基準値を比較して所定の許容範囲内、例えば2%の誤差範囲で一致するか否かを判定し、その結果を異常検出部82に送信する。
ステップS21では、異常検出部82は記録紙濃度判定部84から記録紙濃度測定値と記録紙濃度判定基準値が一致した旨を受信したか否かをチェックし、一致しない旨を受信した場合には記録紙上のテストパターンの濃度異常であるとして(ステップS21でNO)、ステップS27へ進む。ステップS27では、異常検出部82は記録紙濃度判定部84から記録紙濃度測定値が記録紙濃度判定基準値より薄い旨を受信したか否かをチェックし、薄い旨を受信した場合には(ステップS27でYES)、ステップS29へ進む。ステップS29では、異常検出部82は操作パネル部7に転写チャージャーが異常である旨を送信し、操作パネル部7は転写チャージャー異常である旨をタッチパネルディスプレイに表示することによりユーザに報知する。
ステップS27の分岐において、記録紙濃度測定値が記録紙濃度判定基準値より薄い旨を受信しなかった場合には(ステップS27でNO)、記録紙濃度測定値が記録紙濃度判定基準値より濃い場合であるので、ステップS31へ進む。ステップS31では、異常検出部82は操作パネル部7に分離チャージャーが異常である旨を送信し、操作パネル部7は分離チャージャー異常である旨をタッチパネルディスプレイに表示することによりユーザに報知する。
ステップS21の分岐において、異常検出部82は記録紙濃度判定部84から記録紙濃度測定値と記録紙濃度判定基準値が一致した旨を受信した場合には記録紙上のテストパターンの濃度が正常であるとして(ステップS21でYES)、ステップS23へ進む。ステップS23では、異常検出部82は操作パネル部7に画像形成プロセスが正常である旨を送信し、操作パネル部7は画像形成プロセスが正常である旨をタッチパネルディスプレイに表示することによりユーザに報知する。
このように本実施形態によれば、ユーザによる画像形成プロセス異常検出の指示により、濃度をチェックするためのテストパターン画像を印刷し、濃度補正等のために既にプリンタ1に備えられている感光体濃度センサー61及び記録紙濃度センサー62を使用して感光体上及び記録紙上におけるテストパターン画像の濃度を測定した。そして、その測定結果がそれぞれ感光体濃度判定基準値及び記録紙濃度判定基準値と一致するか否かにより感光体上及び記録紙上における濃度異常を検出し、感光体上の濃度が正常で記録紙上の濃度が異常であることが検出された場合に、分離チャージャーの異常であると判定して、その旨を操作パネル部7に表示して報知するようにした。
従って、例えば濃度補正を行う等の目的により既に第1の測定手段及び第2の測定手段を備える画像形成装置において、新たなハードウェアを付加することなく分離手段の異常を検知することができ、分離手段の異常検知を安価に行うことができる。また、ユーザは分離手段に異常があることを容易に知ることができる。
なお、本発明は、上記実施形態のものに限定されるものではなく、以下に述べる態様を採用することができる。例えば本実施形態においては、画像形成装置としてプリンタにおける例を説明したが、トナーを用いて画像を形成する画像形成装置であれば、例えば、複写機、ファクシミリ装置等何であってもよい。また、複数の基本色に対応する画像形成部を備えるカラープリンタ等のカラー画像形成装置でもよい。
本実施形態においては、テストパターンとして中間濃度の1種類のマークを使用したが、例えば色又は濃度の異なる複数のマークや連続的に濃度又は色の変化するマークをテストパターンとして使用してもよい。
また、本実施形態においては、感光体上における濃度が正常で、記録紙濃度測定値と記録紙濃度判定基準値が所定の許容範囲で一致しない場合を分離チャージャーの異常と判定するようにしたが、例えば記録紙濃度測定値が記録紙濃度判定基準値より許容範囲を超えて濃い場合に分離チャージャーの異常と判定するようにしてもよい。この判定方法は、例えば分離チャージャー内で断線等が発生した異常に対して特に有効となる。
本発明の一実施形態による画像形成装置としてのプリンタの機能構成を示すブロック図である。 本発明の一実施形態による画像形成部及び濃度測定部の備える装置の配置位置関係を示す側面段面図である。 本発明の一実施形態による異常検出の処理の流れを示すフローチャートである。
符号の説明
1 プリンタ(画像形成装置)
2 通信部
3 画像データ記憶部
4 画像形成部
41 感光体ドラム(感光体)
42 帯電器
43 光学伝送機構
44 現像器
45 転写ローラ
46 分離チャージャー(分離手段)
47 クリーニングブレード
48 除電器
5 給紙部
6 濃度測定部
61 感光体濃度センサー(第1の測定手段)
62 記録紙濃度センサー(第2の測定手段)
7 操作パネル部(報知手段、指示入力手段)
8 制御部
81 印刷制御部(テスト画像印刷手段)
82 異常検出部(異常判定手段)
83 感光体濃度判定部(第1の判定手段)
84 記録紙濃度判定部(第2の判定手段)
9 不揮発性記憶部
91 テストパターン情報記憶部
92 感光体濃度判定基準値記憶部(第1の記憶手段)
93 記録紙濃度判定基準値記憶部(第2の記憶手段)

Claims (4)

  1. トナーを用いて画像を形成する画像形成装置において、
    感光体から記録紙を分離する分離手段と、
    前記感光体に現像されたトナーの濃度を測定する第1の測定手段と、
    前記記録紙に転写されたトナーの濃度を測定する第2の測定手段と、
    前記第1の測定手段により測定されたトナーの濃度が正常であるか否かを判定する第1の判定手段と、
    前記第2の測定手段により測定されたトナーの濃度が正常より濃いか否かを判定する第2の判定手段と、
    前記第1の判定手段によりトナーの濃度が正常であると判定され、前記第2の判定手段によりトナーの濃度が正常より濃いと判定された場合に、前記分離手段の異常であると判定する異常判定手段とを備えることを特徴とする画像形成装置。
  2. 前記第1の判定手段は、前記第1の測定手段により測定されたトナーの濃度が予め定められた第1の正常範囲内にある場合に、前記第1の測定手段により測定されたトナーの濃度が正常であると判定し、
    前記第2の判定手段は、前記第2の測定手段により測定されたトナーの濃度が予め定められた第2の正常範囲内にある場合に、前記第2の測定手段により測定されたトナーの濃度が正常であると判定することを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
  3. 前記異常判定手段が前記分離手段の異常であると判定した場合に当該異常をユーザに報知する報知手段を更に備えることを特徴とする請求項1又は2に記載の画像形成装置。
  4. 前記異常判定手段の作動を指示する旨のユーザによる入力を受け付ける指示入力手段と、
    前記記録紙の予め定められた位置に予め定められた濃度で形成するテスト画像を印刷するテスト画像印刷手段とを更に備え、
    前記指示入力手段により前記ユーザによる入力を受け付けた場合に、前記テスト画像印刷手段が作動されることを特徴とする請求項1〜3のいずれかに記載の画像形成装置。
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JP2010134366A (ja) * 2008-12-08 2010-06-17 Ricoh Co Ltd 画像形成装置、画像形成方法、プログラムおよび記録媒体

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