JP2005211127A - 内視鏡処置システム - Google Patents

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Abstract

【課題】 一方向の連続する動作によって処置ユニットを接続してこれを操作可能とし、手技の短時間化及び容易化を可能とする内視鏡処置システムを提供すること。
【解決手段】 挿入部2を有する内視鏡3と、挿入部2に沿って備えられたチャンネル5と、チャンネル5に挿通可能とされて処置部6を先端に有する処置ユニット7と、チャンネル5と平行方向に進退自在とされて処置ユニット7をチャンネル5内に前進させる前進駆動手段8とを備えている。チャンネル5の先端には、処置ユニット7を前進させたときに処置ユニット7を係止して処置ユニット7の前進を阻止する前進阻止部10が配されている。
【選択図】 図1

Description

本発明は、処置具の挿抜及び処置ユニットの操作を行うことができる内視鏡処置システムに関する。
一般に、内視鏡を用いて体外からの操作で体内の所要部位の処置や生体組織の検査等を行う際に、例えば、針状メスや生検鉗子等の複数の処置具を連続して使用することがある。このような場合、従来は、内視鏡の挿入部内に設けられたチャンネルを通じて選択した処置具を体内に挿入し、所定の処置を行った後は処置具を体外に引き出し、再度処置具をチャンネルに挿入する等の操作を行っていた。
このような処置具をチャンネル内に挿入する際、内視鏡に設けられた鉗子口から狭いチャンネル内に長い処置具を注意深く挿入させなければならず、手間がかかる上に高度の注意力を要する。そのため、チャンネル内への挿抜操作を自動的に行う挿抜装置を備える内視鏡が提案されている(例えば、特許文献1参照。)。
ただし、処置具は従来の処置具をそのまま使用するので、処置具を内視鏡内に挿入する際に手で支えながら操作を補助する必要があるため、依然として十分な手技の短時間化や容易化を図ることができなかった。
一方、処置具挿入部と処置ユニットとを着脱可能な硬性の鉗子(例えば、特許文献2参照。)、或いは、処置具挿入部同士を着脱可能とする接続部が設けられた処置具が提案されている(例えば、特許文献3参照。)。
特に、特許文献3に記載の処置具によれば、着脱可能とされた処置ユニットを処置具挿入部に取付けて短時間にチャンネル内に挿入することができる。
特開昭57−117823号公報(第1図) 米国特許第5368606号明細書(第3図) 米国特許第5782748号明細書(第7、8、9図)
しかしながら、処置部を有する処置ユニットを処置具挿入部に装着する場合、特許文献2、3に記載の技術では、処置ユニットと処置具挿入部の接続及び処置部と処置具挿入部の接続との2回の接続をそれぞれ異なる方向から別々の動作によって行う必要があるため、迅速な装着には未だ不十分であった。
本発明は、上記事情に鑑みて成されたもので、一方向の連続する動作によって処置ユニットを接続してこれを操作可能とし、手技の短時間化及び容易化を可能とする内視鏡処置システムを提供することを目的とする。
本発明は、上記課題を解決するため、以下の手段を採用する。
本発明に係る内視鏡処置システムは、挿入部を有する内視鏡と、前記挿入部に沿って備えられたチャンネルと、該チャンネルに挿通可能とされて処置部を先端に有する処置ユニットと、前記チャンネルと平行方向に進退自在とされて前記処置ユニットを前記チャンネル内に前進させる前進駆動手段と、前記処置ユニットを前進させたとき前記処置ユニットを係止して前記処置ユニットの前進を阻止する前記チャンネルに備えられた前進阻止部とを備えていることを特徴とする。
この内視鏡処置システムは、チャンネル内に挿入した処置ユニットを前進駆動手段にて前進させることによって、チャンネル内を挿通して先端側に移動させることができる。また、処置ユニットを前進阻止部に係止させることによって、処置ユニットがチャンネル先端から放出されてしまうことを抑えることができる。
また、本発明に係る内視鏡処置システムは、前記内視鏡処置システムであって、前記処置ユニットが、進退駆動力を受けて前記処置部を駆動する処置部駆動機構を備え、前記前進阻止部に前記処置ユニットを係止した状態で前記前進駆動手段を前進させて該前進駆動手段の先端と前記処置部駆動機構の基端側とを接続する接続手段とを備えていることを特徴とする。
この内視鏡処置システムは、前進駆動手段にて前進阻止部に処置ユニットを係止した状態で前進駆動手段を前進させると前進駆動手段の先端と処置部駆動機構の基端側とを接続手段にて接続させることができる。
また、本発明に係る内視鏡処置システムは、前記内視鏡処置システムであって、前記前進駆動手段が、管状の操作管部と、該操作管部内の軸方向に進退可能に配されて前記接続手段にて前記処置部駆動機構と接続される操作線部とを備え、前記処置ユニットが、前記操作管部を係止する操作管係止部を備えていることを特徴とする。
この内視鏡処置システムは、前進阻止部に操作管係止部が係止するまでチャンネルの先端側に向かって処置ユニットとともに操作管部及び操作線部を移動させると、操作管部も操作管係止部によってチャンネルに対して係止状態にすることができる。したがって、操作線部を操作管部に対して相対移動させることによって、接続手段にて処置部駆動機構と操作線部とを接続することができる。
また、本発明に係る内視鏡処置システムは、前記内視鏡処置システムであって、前記接続手段が、前記処置ユニット基端側から棒状に突出して形成される連結本体と、該連結本体の前記操作管部側端部に配され該連結本体の外径よりも大きい径を有する丸型部材と、
前記操作線部の先端に配されて前記丸型部材と嵌合可能な凹部と、前記丸型部材を凹部に誘導して開口幅が前記丸型部材の径よりも小さくされるとともに前記丸型部材が挿通可能に弾性変形されるスリットとを備えていることを特徴とする。
この内視鏡処置システムは、凹部を丸型部材に押し当てると、丸型部材がスリットを広げながら凹部側に入りこみ、凹部に嵌合されるとスリットの開口幅が丸型部材よりも小さい開口幅に戻るため、凹部がスリットから脱落するのが抑えられて処置ユニットと操作線部とを連結させることができる。
また、本発明に係る内視鏡処置システムは、前記内視鏡処置システムであって、前記前進阻止部が、前記チャンネル先端に着脱可能とされていることを特徴とする。
この内視鏡処置システムは、従来の内視鏡のチャンネルにも前進阻止部を取り付けることができ、処置ユニットと前進駆動手段とをチャンネル内で容易に接続することができる。
また、本発明に係る内視鏡処置システムは、前記内視鏡処置システムであって、前記操作管係止部と前記前進阻止部との間に、軸方向に伸縮自在な弾性部材が配されていることが好ましい。
この内視鏡処置システムは、上記の構成を備えているので、操作管係止部が前進阻止部に弾性部材を介して係止されることになり、操作管部及び操作線部をさらにチャンネルの先端側に移動させて弾性部材を軸方向に縮めることができる。したがって、処置ユニットの長さを予め好適な長さに設定しておくことによって、弾性部材の弾性変形範囲内でチャンネル先端から処置ユニットを外方に突出させることができ、挿入部先端から離れた場所の処置も通常の処置具と同様に行うことができる。
また、本発明に係る内視鏡処置システムは、前記内視鏡処置システムであって、前記操作管部の先端に管側凹部又は管側凸部の少なくとも一方が配設され、前記操作管係止部に前記管側凹部又は前記管側凸部の少なくとも一方と嵌合可能な係止側凸部又は係止側凹部の少なくとも一方が配設されていることを特徴とする。
この内視鏡処置システムは、管側凹部と係止側凸部と、及び管側凸部と係止側凹部との少なくとも一方を嵌合させることによって、操作管部と操作管係止部とが軸方向に係止されるだけでなく、軸回りの回転に対しても係止されるので、両者を共に回転させることができ、処置ユニットの回転操作を容易に行うことができる。
本発明によれば、一方向の連続する動作によって処置ユニットと操作管部及び操作線部とを接続できるとともに処置部を操作可能とし、手技の短時間化及び容易化を図ることができる。
本発明に係る第1の実施形態について、図1から図5を参照しながら説明する。
本実施形態に係る内視鏡処置システム1は、挿入部2を有する内視鏡3と、挿入部2に沿って備えられたチャンネル5と、チャンネル5に挿通可能とされて処置部6を先端に有する処置ユニット7と、チャンネル5と平行方向に進退自在とされて処置ユニット7をチャンネル5内に前進させる前進駆動手段8とを備えている。チャンネル5の先端には、処置ユニット7を前進させたときに処置ユニット7を係止して処置ユニット7の前進を阻止する前進阻止部10が配されている。
挿入部2の基端には、操作部11が接続されており、操作部11の基端には、後述する操作管部12及び操作ワイヤ(操作線部)13の基端側を収納可能な収納部15が接続されている。チャンネル5は挿入部2と操作部11との内部を連通して配され、収納部15の開口端と接続されている。
操作部11には、送気・送水ボタン16、吸引ボタン17、操作ノブ18が配されるとともに、チャンネル5途中に連通され処置ユニット7をチャンネル5内に挿入可能な開口部11Aが形成されている。
収納部15は、中心部分に操作管部12及び操作ワイヤ13を巻回して収納する筒状、かつ、中心軸回りに回転可能な芯部材20を備えている。
前進阻止部10は、挿入部2先端のチャンネル5の内周面から径方向内方に向かって突出して形成されている。
前進駆動手段8は、コイル状に巻回された管状の操作管部12と、操作管部12内の軸方向に進退可能に配されて操作ワイヤ13と、操作管部12および操作ワイヤ13を前進駆動する駆動機構21とを備えている。
操作管部12の先端には、操作管部12と同径の口金22が配設されている。
処置ユニット7は、筒状に形成された本体であるカバー部材23と、操作ワイヤ13から進退駆動力を受けて処置部6を駆動する処置部駆動機構25と、前進阻止部10に処置ユニット7を係止した状態で操作ワイヤ13を前進させて操作ワイヤ13の先端と処置部駆動機構25の基端側とを接続する接続手段26とを備えている。
処置部6は、カバー部材23の先端側に配されて処置を行う一対の鉗子片27、28を備えている。
一対の鉗子片27、28は、図示しない処置部操作部にて操作管部12に対して操作ワイヤ13を相対的に進退させることによって開閉可能とされている。
カバー部材23の基端には、口金22と当接可能な径を有して操作管部12を係止するフランジ状の操作管係止部30が設けられている。
接続手段26は、処置ユニット7の処置部駆動機構25の基端から棒状に突出して形成される連結本体31と、連結本体31の操作管部12側端部に配され連結本体31の外径よりも大きい径を有する丸型部材32と、操作ワイヤ13の先端に配されて丸型部材32と嵌合可能な凹部33と、丸型部材32を凹部33に誘導して開口幅が丸型部材32の径よりも小さくされるとともに丸型部材32が挿通可能に弾性変形されるスリット35とを備えている。
駆動機構21は、内視鏡3の操作部11の基端側に着脱可能に接続されており、互いに対向して回転自在に枢着され操作管部12を径方向から圧接する一対のローラ36、37と、これら一対のローラ36、37を同時に同速度で回転させるモータ等からなる駆動部38と、駆動部38の駆動を制御する図示しない制御部とを備えている。
制御部は、操作部11に設けられたスイッチ40と連動されており、スイッチ40の操作によって駆動制御が行われる。
スイッチ40は、操作部11に配され、例えば、押すと操作管部12及び操作ワイヤ13をともにチャンネル5の先端側に移動させる前進スイッチ40Aと、押すとこれらを基端側に移動させる後退スイッチ40Bとを備えている。各スイッチ40A、40Bを離すと駆動部38は停止される。
次に、以上の構成からなる本実施形態の内視鏡処置システム1による操作方法について、以下、説明する。
まず、処置ユニット7を開口部11A内に挿入して図1に示す状態に組立てられた内視鏡3の挿入部2を体腔内に挿入する。そして、前進スイッチ40Aを押して駆動部38を駆動して、操作管部12および操作ワイヤ13を挿入部2に送り出す方向に一対のローラ36、37を回転させる。これによって、一対のローラ36、37間に挟まれて圧接されている操作管部12及び操作ワイヤ13が収納部15内からチャンネル5内へ送り出される。
操作管部12及び操作ワイヤ13の先端が処置ユニット7位置まで移動すると、操作管部12の先端の口金22が処置ユニット7の操作管係止部30に突き当たる。
さらに、操作管部12及び操作ワイヤ13とともに処置ユニット7をチャンネル5の先端側に移動させると、図4に示すように、やがてチャンネル5の先端の前進阻止部10に操作管係止部30が係止され、処置ユニット7が停止する。
前進スイッチ40Aを離して操作管部12及び操作ワイヤ13の移動を停止させた後、操作ワイヤ13を図示しない処置部操作部によって、図2に示すように、チャンネル5先端側へ前進させる。このとき、カバー部材23に対して操作ワイヤ13が相対的に前進するため、接続手段26の連結本体31の基端の丸型部材32が、操作ワイヤ13先端の凹部33のスリット35を弾性変形させこの開口幅を広げながらスリット35内に押し込まれ、スリット35の開口幅が再び丸型部材32の径よりも小さい開口幅に縮まり連結本体31と嵌合される。
こうして、丸型部材32が凹部33から離間するのが抑えられて処置部駆動機構25と操作ワイヤ13とが連結される。
なお、予め、処置ユニット7を開口部11A内に挿入する際に、例えば、処置部駆動機構25と操作ワイヤ13とを操作者が手で直接接続した後、処置ユニット7をチャンネル5内に挿入してチャンネル5の先端側に移動させても構わない。
処置部6による処置を行う場合は、図示しない処置部操作部を操作して操作ワイヤ13をチャンネル5に沿って進退させる。この動きが接続手段26を介して処置部駆動機構25に伝達され、ここで一対の鉗子片27、28の開閉動作に変換されて、図5に示すように、一対の鉗子片27、28が開く。患部を把持する際には、操作ワイヤ13を後退させると一対の鉗子片27、28が閉じられることによって患部が把持される。
処置部6による処置の終了後、後退スイッチ40Bを押して駆動部38を駆動して挿入時とは逆方向に一対のローラ36、37を回転させる。このとき、処置ユニット7が操作管部12及び操作ワイヤ13とともにチャンネル5内を挿入部2の基端側に移動する。この際、操作管部12及び操作ワイヤ13に押されて収納部15の芯部材20が回転し、芯部材20まわりに操作管部12及び操作ワイヤ13を巻き取る。
処置ユニット7が、開口部11A位置にきたとき後退スイッチ40Bを離して駆動部38を停止する。そして、凹部33と丸型部材32とを分離して、処置ユニット7を操作ワイヤ13から取り外して回収する。
ここで、他の処置具による処置を行う場合には、別の処置ユニットを処置ユニット7の場合と同様にチャンネル5内に挿入し、上述と同様に駆動部38を駆動して操作管部12及び操作ワイヤ13をチャンネル5の先端まで移動して両者を接続後、新たな処置を行う。
処置を終了する場合には、駆動部38を駆動して操作管部12及び操作ワイヤ13を収納部15内に収納する。
この内視鏡処置システム1によれば、前進阻止部10に操作管係止部30が係止するまでチャンネル5の先端側に向かって処置ユニット7とともに操作管部12及び操作ワイヤ13を移動させると、操作管部12も操作管係止部30によってチャンネル5に対して係止状態にすることができる。このとき、操作ワイヤ13を操作管部12に対して相対移動させることによって、操作ワイヤ13の凹部33に丸型部材が押し当てられて、丸型部材32がスリット35を広げながら凹部33側に入りこみ、処置ユニット7と操作ワイヤ13とを好適に連結させることができる。
また、前進阻止部10に操作管部12が係止されることによって、処置ユニット7がチャンネル5先端から放出されてしまうことを抑えることができる。
次に、本発明に係る第2の実施形態について図6から図8を参照しながら説明する。
なお、上述した第1の実施形態と同様の構成要素には同一符号を付すとともに説明を省略する。
第2の実施形態と第1の実施形態との異なる点は、第2の実施形態に係る内視鏡処置システム41では、処置ユニット42の操作管係止部30と前進阻止部10との間に相当する位置に、軸方向に伸縮自在なバネ(弾性部材)45が配されているとした点である。
バネ45の基端45aは、操作管係止部30の先端側の側面と接続されている。バネ45の先端45bには円筒状のバネ短管46が配設されている。
バネ45の通常状態における軸方向長さは、内視鏡3の挿入部2先端から処置すべき患部までの距離に基づき決められる。
処置ユニット42のカバー部材23の基端には、湾曲可能なコイル状のシース47が接続されており、操作管係止部30とシース47の基端とが接続されている。このシース47の長さはバネ45の通常状態における長さに基づいて形成されている。
接続手段26の連結本体31の長さもシース47の長さに基づいて延長されて形成されている。
次に、以上の構成からなる本実施形態の内視鏡処置システム41による操作方法について、以下、説明する。
まず、図6に示す状態に組立てられた内視鏡3の挿入部2を体腔内に挿入する。そして、第1の実施形態と同様に、処置ユニット42を開口部11A内に挿入し、操作管部12及び操作ワイヤ13を収納部15内からチャンネル5内へ送り出す。
操作管部12及び操作ワイヤ13とともに処置ユニット42をチャンネル5の先端側に移動させると、やがてチャンネル5の先端の前進阻止部10にバネ短管46が係止され、この制止力がバネ45を介して操作管係止部30に伝達されて処置ユニット42が停止する。
前進スイッチ40Aを離して操作管部12及び操作ワイヤ13の移動を停止させた後、操作ワイヤ13を図示しない操作ワイヤ進退操作部によってチャンネル5の先端側へ前進させる。このとき、第1の実施形態と同様の作用によって、処置ユニット42と操作管部12及び操作ワイヤ13とが連結される。
処置ユニット42による処置を行う場合、再度、前進スイッチ40Aを押して駆動部38を駆動し、操作管部12及び操作ワイヤ13を前進させる。
このとき、操作管部12によって操作管係止部30が先端側に押され、バネ45が縮まるとともに処置ユニット42がチャンネル5の先端から外方に突出される。
そして、患部に至る所望の長さ分突出されたことを内視鏡3にて確認後、前進スイッチ40Aを離して駆動部38とともに操作管部12及び操作ワイヤ13の移動を停止する。
一対の鉗子片27、28の開閉操作は、第1の実施形態と同様の操作によって行う。
処置ユニット42による処置の終了後、後退スイッチ40Bを押して駆動部38を駆動して挿入時と逆方向に一対のローラ36、37を回転させる。このとき、操作管部12及び操作ワイヤ13がチャンネル5の基端側へ移動するのに伴ってバネ45が伸び始める。バネ45が元の長さまで復元されると、バネ短管46が前進阻止部10から離れ、処置ユニット42を操作管部12及び操作ワイヤ13とともにチャンネル5内を挿入部2の基端側に移動する。
その後、第1の実施形態と同様の操作によって操作管部12及び操作ワイヤ13を芯部材20に巻き取り、処置ユニット42が開口部11Aの位置まで移動されたときに後退スイッチ40Bを離して駆動部38を停止する。そして、凹部33と丸型部材32とを分離して、処置ユニット42を操作管部12及び操作ワイヤ13から取り外して回収する。
この内視鏡処置システム41によれば、上記第1の実施形態と同様の作用・効果を得ることができるが、操作管係止部30が前進阻止部10にバネ45を介して係止させた後、操作管部12及び操作ワイヤ13をさらにチャンネル5の先端側に移動させることによってバネ45を軸方向に縮めることができ、シース47によって処置ユニット42の長さを予め好適な長さに設定しておくことによって、バネ45の弾性変形範囲内でチャンネル先端から処置ユニット42を外方に突出させることができ、挿入部2の先端から離れた場所の処置も通常の処置具と同様に行うことができる。
また、チャンネル5内を移動させている間、一対の鉗子片27、28がバネ45内に収納されているので、移動時に一対の鉗子片27、28が開いてしまうのを抑えることができる。
次に、本発明に係る第3の実施形態について図9及び図10を参照しながら説明する。
なお、上述した実施形態と同様の構成要素には同一符号を付すとともに説明を省略する。
第3の実施形態と第1の実施形態との異なる点は、第3の実施形態に係る内視鏡処置システム48では、操作管部50の先端の口金51の端面に管側凹部51Aと管側凸部51Bとが周方向に沿って交互に配設され、操作管係止部52の端面に管側凹部51Aと管側凸部51Bとのそれぞれに嵌合可能な係止側凸部52Aと係止側凹部52Bとが設けられているとした点である。
以上の構成からなる本実施形態の内視鏡処置システム48による操作方法について、以下、説明する。
まず、第1の実施形態と同様に、処置ユニット53を開口部11A内に挿入し、操作管部50及び操作ワイヤ13を収納部15内からチャンネル5内へ送り出す。
操作管部50及び操作ワイヤ13が操作管係止部52によって係止された際、前進スイッチ40Aを離して操作管部50及び操作ワイヤ13の移動を停止し、操作ワイヤ13を軸回りに回転して管側凹部51Aと管側凸部51Bとに、係止側凸部52Aと係止側凹部52Bとをそれぞれ嵌合させる。
その後、第1の実施形態と同様の操作によって、処置ユニット53と操作管部50及び操作ワイヤ13とを連結する。
この内視鏡処置システム48によれば、管側凹部51Aと係止側凸部52Aと、及び管側凸部51Bと係止側凹部52Bとを嵌合させることによって、操作管部50と操作管係止部52とが軸方向に係止されるだけでなく、軸回りの回転に対しても係止されるので、処置ユニット53と操作管部50及び操作ワイヤ13とを共に回転させることができ、処置ユニット53の回転操作を容易に行うことができる。
次に、本発明に係る第4の実施形態について図11を参照しながら説明する。
なお、上述した実施形態と同様の構成要素には同一符号を付すとともに説明を省略する。
第4の実施形態と第1の実施形態との異なる点は、第4の実施形態に係る内視鏡処置システム55では、前進阻止部56が、チャンネル57の先端に着脱自在に取付可能とした点である。
この前進阻止部56は、内視鏡58の挿入部60先端の外周面に着脱可能な筒状の先端フード61に設けられている。
先端フード61の先端には底部61Aが設けられ、基端には挿入部60の外周面に被嵌される形状に形成された取付部61Bが配されている。
底部61Aにはチャンネル57の口径よりも小さい孔部61Cが形成されており、この孔部61Cの周縁部とチャンネル57の開口端とで前進阻止部56を形成している
なお、底部61Aは、挿入部60の先端面の観察窓等がある部分を避けて、先端フード61の軸線方向に対して垂直方向に形成されている。
次に、以上の構成からなる本実施形態の内視鏡処置システム55による操作方法について、以下、説明する。
まず、内視鏡58を体腔内に挿入する前に、挿入部60の先端に先端フード61を取り付ける。このとき、孔部61Cとチャンネル57とが同一軸上に配されるように調整しながら取り付ける。
その後、第1の実施形態と同様に、処置ユニット7を開口部11A内に挿入し、操作管部12及び操作ワイヤ13を収納部15内からチャンネル57内へ送り出して先端側に移動して処置ユニット7と操作管部12及び操作ワイヤ13とを連結する。
この内視鏡処置システム55によれば、従来の内視鏡のチャンネル57にも先端係止部30を取り付けることができ、処置ユニット7と操作ワイヤ13とをチャンネル57内で接続することができる。
なお、本発明の技術範囲は上記実施の形態に限定されるものではなく、本発明の趣旨を逸脱しない範囲において種々の変更を加えることが可能である。
例えば、上記実施形態では、バネ45が処置ユニット42の操作管係止部43に接続されているとしているが、前進阻止部の基端側にバネ45の先端が接続され、バネ45の基端にバネ短管が接続されているものとしてもよい。
この場合も、上記第2の実施形態と同様の作用・効果を得ることができる。
また、弾性部材はバネ45に限らず、ゴム等の弾性部材であっても構わない。
さらに、操作管部材の先端に管側凹部又は管側凸部の何れか一方が配設され、操作管係止部に管側凹部又は前記管側凸部の何れか一方と嵌合可能な係止側凸部又は係止側凹部が設けられているとしても構わない。
本発明の第1の実施形態に係る内視鏡処置システムを示す一部断面を含む側面図である。 本発明の第1の実施形態に係る内視鏡処置システムを示す一部断面を含む要部側面図である。 本発明の第1の実施形態に係る内視鏡処置システムの操作管部及び操作ワイヤの先端を示す断面図である。 本発明の第1の実施形態に係る内視鏡処置システムを示す一部断面を含む要部側面図である。 本発明の第1の実施形態に係る内視鏡処置システムを示す一部断面を含む側面図である。 本発明の第2の実施形態に係る内視鏡処置システムの処置ユニットを示す断面図である。 本発明の第2の実施形態に係る内視鏡処置システムの処置ユニットを示す一部断面を含む要部側面図である。 本発明の第2の実施形態に係る内視鏡処置システムを示す一部断面を含む側面図である。 本発明の第3の実施形態に係る内視鏡処置システムを示す一部断面を含む要部側面図である。 図9のA方向矢視図である。 本発明の第4の実施形態に係る内視鏡処置システムを示す一部断面を含む側面図である。
符号の説明
1、41、48、55 内視鏡処置システム
2、60 挿入部
3、58 内視鏡
5、57 チャンネル
6 処置部
7、42、53 処置ユニット
8 前進駆動手段
10、56 前進阻止部
12、50 操作管部
13 操作ワイヤ(操作線部)
25 処置部駆動機構
26 接続手段
30、52 操作管係止部
31 連結本体
32 丸型部材
33 凹部
35 スリット
45 バネ(弾性部材)
51A 管側凹部
51B 管側凸部
52A 係止側凸部
52B 係止側凹部

Claims (7)

  1. 挿入部を有する内視鏡と、
    前記挿入部に沿って備えられたチャンネルと、
    該チャンネルに挿通可能とされて処置部を先端に有する処置ユニットと、
    前記チャンネルと平行方向に進退自在とされて前記処置ユニットを前記チャンネル内に前進させる前進駆動手段と、
    前記処置ユニットを前進させたとき前記処置ユニットを係止して前記処置ユニットの前進を阻止する前記チャンネルに備えられた前進阻止部とを備えていることを特徴とする内視鏡処置システム。
  2. 前記処置ユニットが、進退駆動力を受けて前記処置部を駆動する処置部駆動機構を備え、
    前記前進阻止部に前記処置ユニットを係止した状態で前記前進駆動手段を前進させて該前進駆動手段の先端と前記処置部駆動機構の基端側とを接続する接続手段を備えていることを特徴とする請求項1に記載の内視鏡処置システム。
  3. 前記前進駆動手段が、管状の操作管部と、
    該操作管部内の軸方向に進退可能に配されて前記接続手段にて前記処置部駆動機構と接続される操作線部とを備え、
    前記処置ユニットが、前記操作管部を係止する操作管係止部を備えていることを特徴とする請求項2に記載の内視鏡処置システム。
  4. 前記接続手段が、前記処置ユニット基端側から棒状に突出して形成される連結本体と、
    該連結本体の前記操作管部側端部に配され該連結本体の外径よりも大きい径を有する丸型部材と、
    前記操作線部の先端に配されて前記丸型部材と嵌合可能な凹部と、
    前記丸型部材を凹部に誘導して開口幅が前記丸型部材の径よりも小さくされるとともに前記丸型部材が挿通可能に弾性変形されるスリットとを備えていることを特徴とする請求項3に記載の内視鏡処置システム。
  5. 前記前進阻止部が、前記チャンネル先端に着脱可能とされていることを特徴とする請求項1から4の何れか一つに記載の内視鏡処置システム。
  6. 前記操作管係止部と前記前進阻止部との間に、軸方向に伸縮自在な弾性部材が配されていることを特徴とする請求項3から5の何れか一つに記載の内視鏡処置システム。
  7. 前記操作管部の先端に管側凹部又は管側凸部の少なくとも一方が配設され、
    前記操作管係止部に前記管側凹部又は前記管側凸部の少なくとも一方と嵌合可能な係止側凸部又は係止側凹部の少なくとも一方が配設されていることを特徴とする請求項3から6の何れか一つに記載の内視鏡処置システム。

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