JP2005323893A - 内視鏡処置システム - Google Patents

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Abstract

【課題】 処置具挿入部をコンパクトに収納するとともに処置具挿入部の内視鏡への自動挿脱操作、処置具先端部の自動操作をコンパクトな構成で可能として、手技の短時間化及び容易化を図ることができる内視鏡用処置具システムを提供すること。
【解決手段】 内視鏡処置システム1は、チャンネル2内に挿通可能な鉗子挿入部(処置具挿入部)7と、鉗子挿入部7の基端側が接続されてこれを巻回可能な巻取り部8を有し、内視鏡3に着脱自在に配された収納装置10と、進退駆動力を供給する開閉用モータ(伝達部用回動駆動源)11と、開閉用モータ11が供給する回転駆動力を進退駆動力に変換する変換機構12と、開閉用モータ11からの回転駆動力を変換機構12に伝達する伝達軸(伝達部)と、巻取り部8の回動中心軸回りに巻取り部8を回動可能な回動駆動部15を有して、鉗子挿入部7をチャンネル2に対して挿抜する挿抜手段16とを備えている。
【選択図】 図1

Description

本発明は、内視鏡処置システムに関する。
内視鏡用処置具は、内視鏡のチャンネルを介して体腔内に挿入する際、処置具挿入部が長く、その取扱いが煩わしい。そこで、内視鏡の処置具挿入口から挿入された処置具を自動的に挿抜する挿抜装置を配した内視鏡が提案されている(例えば、特許文献1参照。)。
また、処置具の操作を内視鏡の操作者が自動で行うことを目的とするものとして、内視鏡本体及び処置具とは別に処置具駆動ユニットを配し、これに処置具の操作部を係合後、フットスイッチによって作動させるもの(例えば、特許文献2参照。)が提案されている。
さらに、内視鏡に着脱自在に配された電源ユニットに内視鏡とは別部材の電源部及びフットスイッチを接続して操作するもの(例えば、特許文献3参照。)が提案されている。
特開昭57−117823号公報 (第1図) 特開2003−111769号公報 (第1図) 特開2000−207号公報 (第6、8図)
しかしながら、上記特許文献1の技術は、挿抜装置が処置具を挿抜する間、術者等が処置具挿入口から外に出ている処置具の基部を保持して支えていなければならない。
また、特許文献2に記載の技術では、処置具駆動ユニットの構造が大掛かりとなるため、広い設置スペースが必要となる問題がある。
さらに、特許文献3に記載の技術では、開閉ユニットに電力を供給する電源ユニットとフットスイッチとが内視鏡から離れて配されているため、開閉ユニットへの接続のための配線が外部に露出して床面を這わせる必要があり、足元が煩わしくなるという問題がある。
本発明は、上記事情に鑑みて成されたもので、処置具挿入部をコンパクトに収納するとともに処置具挿入部の内視鏡への自動挿脱操作、処置具先端部の自動操作をコンパクトな構成で可能として、手技の短時間化及び容易化を図ることができる内視鏡用処置具システムを提供することを目的とする。
本発明は、上記課題を解決するため、以下の手段を採用する。
本発明に係る内視鏡処置システムは、チャンネルを備える内視鏡と、所定の進退駆動力を供給されて処置を行う処置具先端部を有して前記チャンネル内に挿通可能な処置具挿入部と、該処置具挿入部の基端側が接続されてこれを巻回可能な巻取り部を有し、前記内視鏡に着脱自在に配された収納装置と、前記進退駆動力の駆動力源と、該駆動力源が供給する駆動力を前記進退駆動力に変換する変換機構と、軸方向に延びて前記駆動力源からの駆動力を前記変換機構に伝達する伝達部と、前記巻取り部と接続可能とされ、前記巻取り部の回動中心軸回りに前記巻取り部を回動可能な回動駆動部を有して、前記処置具挿入部を前記チャンネルに対して挿抜する挿抜手段とを備えていることを特徴とする。
この内視鏡処置システムは、回動駆動部と巻取り部とを接続することによって、処置具先端部に所定の進退駆動力を供給してこれを操作することができ、挿抜手段を駆動することによって収納装置の巻取り部に巻回されて収納された処置具挿入部をチャンネルに対して自動挿抜させることができる。
また、本発明に係る内視鏡処置システムは、前記内視鏡処置システムであって、前記回動駆動部が、回動駆動力を供給する巻取り部用回動駆動源と、該巻取り部用回動駆動源と接続されて前記巻取り部と接続可能な回動軸とを備え、前記伝達部が、前記巻取り部用回動駆動源と前記回動軸とに対して移動可能に配されていることを特徴とする。
この内視鏡処置システムは、巻取り部用回動駆動源を回動させることによって、回動軸を回動して巻取り部を回動させることができ、処置具挿入部をチャンネルに対して挿脱することができる。また、回動軸と伝達部とを同軸上に配しても互いに干渉することなく動作させることができ、巻取り部用回動駆動源と駆動力源とを内視鏡にコンパクトに配することができる。
また、本発明に係る内視鏡処置システムは、前記内視鏡処置システムであって、前記駆動力源が前記伝達部を軸回りに回動させる伝達部用回動駆動源とされていることを特徴とする。
この内視鏡処置システムは、回動軸と伝達部とを同軸上に配しても互いに独立して回動させることができる。そして、伝達部用回動駆動源を回動させることによって、変換機構部を介して進退駆動力を処置具先端部に供給することができる。
また、本発明に係る内視鏡処置システムは、前記内視鏡処置システムであって、前記駆動力源が前記伝達部を軸方向に進退させる伝達部用進退駆動源とされていることを特徴とする。
この内視鏡処置システムは、回動軸と伝達部とを同軸上に配しても、伝達部用進退駆動源を駆動させることによって、伝達部を回動軸に対して軸方向に進退させることができ、変換機構部を介して処置具先端部に進退駆動力を供給することができる。
また、本発明に係る内視鏡処置システムは、前記内視鏡処置システムであって、前記処置具挿入部が、可撓性を有し、基端側が前記巻取り部に接続されたシース管と、該シース管と前記巻取り部とに対して進退自在とされて、前記処置具先端部に駆動力を伝達する駆動力伝達手段とを備え、前記巻取り部が、前記回動駆動部との接続を可能とする第1の接続部と、前記駆動力伝達手段が接続され、前記第1の接続部に対して相対移動可能な第2の接続部とを備えていることを特徴とする。
この内視鏡処置システムは、第1の接続部に対して第2の接続部を相対移動することによって、駆動力伝達手段を巻取り部及びシース管に対して相対移動させることができ、処置具先端部を操作することができる。
また、本発明に係る内視鏡処置システムは、前記内視鏡処置システムであって、前記回動駆動部が、前記第1の接続部と接続可能な第1の操作部を備え、前記変換機構が、前記第2の接続部と接続可能とされ前記第1の操作部に対して相対移動可能な第2の操作部を備えていることを特徴とする。
この内視鏡処置システムは、第1の操作部と第1の接続部とを接続して回動駆動部と巻取り部と接続し、第2の操作部と第2の接続部とを接続して変換機構と駆動力伝達手段と接続することができ、第1の操作部に対して第2の操作部を相対移動させることによって、シース管に対して駆動力伝達手段を進退させることができ、処置具先端部の操作を行うことができる。
本発明によれば、処置具挿入部の内視鏡への自動挿抜と、処置具先端部の自動操作の両方の操作をコンパクトな構成で行うことができる。
本発明に係る第1の実施形態について、図1及び図2を参照して説明する。
本実施形態に係る内視鏡処置システム1は、チャンネル2を備える内視鏡3と、所定の進退駆動力を供給されて処置を行う鉗子先端部(処置具先端部)5を有してチャンネル2内に挿通可能な鉗子挿入部(処置具挿入部)7と、鉗子挿入部7の基端側が接続されてこれを巻回可能な巻取り部8を有し、内視鏡3に着脱自在に配された収納装置10と、進退駆動力を供給する開閉用モータ(伝達部用回動駆動源)11と、開閉用モータ11が供給する回転駆動力を進退駆動力に変換する変換機構12と、軸方向に延びて開閉用モータ11からの回転駆動力を変換機構12に伝達する伝達軸(伝達部)13と、巻取り部8と接続可能とされ、巻取り部8の回動中心軸C回りに巻取り部8を回動可能な回動駆動部15を有して、鉗子挿入部7をチャンネル2に対して挿抜する挿抜手段16とを備えている。
鉗子挿入部7は、可撓性を有し、基端側が巻取り部8に接続されたシース管17と、シース管17と巻取り部8とに対して進退自在とされて、鉗子先端部5に駆動力を伝達する操作ワイヤ(駆動力伝達手段)18とを備えている。
収納装置10は、巻取り部8を回動中心軸C回りに回動自在に枢支するケース部20と、ケース部20の端部に配されて内視鏡3の鉗子口21近傍の操作部22に着脱可能とされる取付部23とを備えている。ケース部20には開口部20Aが配されており、鉗子挿入部7は開口部20Aを介して巻取り部8から送り出される。
巻取り部8は、回動駆動部15と接続可能に凹状に形成された第1の接続部25と、凹状に形成され、操作ワイヤ18の基端に接続されて操作ワイヤ18と変換機構12とを接続して第1の接続部25に対して相対移動可能な第2の接続部26とを備えている。
変換機構12は、第2の接続部26と接続可能に凸状に形成され後述する第1の操作部27に対して相対移動可能な第2の操作部28と、伝達軸13の先端側に連結されたピニオン部材30と、第2の操作部28と接続されてピニオン部材30の外周面と係合可能なラック部材31と、これらを収納する筐体32とを備えている。
回動駆動部15は、筐体32に配されて第1の接続部25と接続可能に凸状に形成された第1の操作部27と、回動駆動力を供給する挿抜用モータ(巻取り部用回動駆動源)33と、一端35aが挿抜用モータ33に接続され、他端35bが変換機構12の筐体32に接続されこれを介して巻取り部8と接続可能な回動軸35とを備えている。この挿抜用モータ33は中空モータとされており、回動軸35も中空軸状に形成されている。
伝達軸13は、挿抜用モータ33と回動軸35との中空内部をそれぞれ貫通して同軸上に配され、これらに対して回動自在とされている。
内視鏡3の操作部22には、挿抜用モータ33及び開閉用モータ11に駆動指示を与える挿抜スイッチ36と、開閉用モータ11に駆動指示を与える開閉スイッチ37と、鉗子口21を挟んで操作部22に対向する位置に支持部38とが配されている。開閉用モータ11及び回動駆動部15は、支持部38の先端側に配されている。
そして、内視鏡3は、ユニバーサルコード40を介して挿抜用モータ33と開閉用モータ11とに電源を供給するとともに回転制御を行う電源制御部41と、電源制御部41と各スイッチ36、37とを電気的につなぐ配線部42とを備えている。
次に、本実施形態に係る内視鏡処置システム1の操作方法、及び、作用・効果について説明する。
まず、鉗子挿入部7の基端側が巻取り部8に巻回され、鉗子先端部5がケース部20の開口部20Aから突出した状態の収納装置10の取付部23を内視鏡3に装着し、第1の接続部25と第1の操作部27とを接続し、第2の接続部26と第2の操作部28とを接続する。
続いて、内視鏡3の先端側を体腔内に挿入する。
生検を行う際は、ケース部20の開口部20Aから突出した鉗子挿入部7を把持して鉗子先端部5を鉗子口21に向けた状態で挿抜スイッチ36を操作する。このとき、挿抜用モータ33が駆動して回動軸35を回転し、鉗子挿入部7を収納装置10から送り出す方向に変換機構12の筐体32を回転させる。この回転が第1の接続部25及び第2の接続部26を介して巻取り部8に伝達されて巻取り部8がケース部20に対して回転し、鉗子挿入部7がチャンネル2内に送り出される。
このとき、開閉用モータ11も駆動して伝達軸13を回動軸35と同一の方向に回転させる。これによって、ピニオン部材30とラック部材31とが相対的に静止状態となって、鉗子先端部5への進退駆動力の発生が抑えられる。
鉗子先端部5を内視鏡3の先端から所望の位置まで突出させた後、挿抜スイッチ36を操作して挿抜用モータ33及び開閉用モータ11の駆動を停止して巻取り部8の回転を停止する。
続いて、開閉スイッチ37を操作して開閉用モータ11のみを回転させる。このとき、回動軸35に対して伝達軸13が回転するとともにピニオン部材30が回転し、これと係合されたラック部材31が第2の操作部28を第1の操作部27側に移動させる。この際、操作ワイヤ18がシース管17に対して前進移動して鉗子先端部5が開く。
組織を掴む際には、開閉スイッチ37を操作して、上記とは逆方向に開閉用モータ11を回転させてラック部材31を上述とは逆の方向に移動させ、第2の操作部28を第1の操作部27から離間する方向に移動して、シース管17に対して操作ワイヤ18を基端側に後退移動させて鉗子先端部5を閉じる。
組織を採取する際には、鉗子先端部5を閉じた状態で挿抜スイッチ36を操作して上述とは逆方向に挿抜用モータ33及び開閉用モータ11を回転して、鉗子挿入部7を収納装置10に押し込む方向に変換機構12の筐体32を回転させる。
このとき、鉗子先端部5の移動に伴って鉗子先端部5に挟まれた組織がちぎられて採取され、鉗子挿入部7が巻取り部8に巻回されながらチャンネル2から引き出され、収納装置10に収納される。
この内視鏡処置システム1によれば、第1の操作部27と第1の接続部25とを接続して回動駆動部15と巻取り部8とを接続し、第2の操作部28と第2の接続部26とを接続して変換機構12と操作ワイヤ18とを接続することができる。そして、挿抜用モータ33と開閉用モータ11とをともに回動させることによって、ケース部20に対して巻取り部8を回転させることができ、鉗子挿入部7をチャンネル2に対して進退移動することができる。
また、開閉用モータ11のみを回動させることによって、第1の操作部27に対して第2の操作部28を相対移動させ、第1の接続部25に対して第2の接続部26を相対移動させることができる。そして、操作ワイヤ18を巻取り部8及びシース管17に対して相対移動させて所定の進退駆動力を鉗子先端部5に供給してこれを開閉操作することができる。
この際、回動軸35と挿抜用モータ33とがともに中空状とされているので、伝達軸13をそれぞれに貫通して配することによって、回動軸35と伝達軸13、及び、挿抜用モータ33と開閉用モータ11とを同軸上に配することができ、挿抜用モータ33と開閉用モータ11とを内視鏡3にコンパクトに配することができる。したがって、収納装置10に駆動力源を配する必要がなく、また、収納装置10の構成を簡単にすることができる。
次に、第2の実施形態について図3を参照しながら説明する。
なお、上述した第1の実施形態と同様の構成要素には同一符号を付すとともに説明を省略する。
第2の実施形態と第1の実施形態との異なる点は、本実施形態に係る内視鏡処置システム45の駆動力源が、伝達軸13を軸方向に進退させるリニアアクチュエータ(伝達部用進退駆動源)46とされているとした点である。
回動軸35の先端には、第1の操作部27が配された接合部47が配されている。
伝達軸13は、接合部47を貫通して巻取り部48の回動中心軸C上を移動可能とされている。
第2の接続部50は、回動中心軸Cに沿って湾曲して配された操作ワイヤ18の基端に接続され、伝達軸13が当接可能な板状の当接部51を備えている。この当接部51は、変換機構52の構成部材ともされている。そして、変換機構52は、操作ワイヤ18の基端からシース管17の基端までの部分を覆うバネ53を備えている。バネ53は、シース管17の基端と当接部51とを接近させる方向に付勢されている。すなわち、通常時には鉗子先端部5は開いた状態とされている。
次に、本実施形態に係る内視鏡処置システム45の操作方法、及び、作用・効果について説明する。
まず、第1の接続部25と第1の操作部27とを接続し、取付部23を介して収納装置55を内視鏡3の操作部22に装着する。
生検を行う際は、開閉スイッチ37を操作してリニアアクチュエータ46を駆動する。このとき、伝達軸13が巻取り部48に向かって移動して当接部51に当接する。そして、さらに移動させることによって当接部51が移動する。この際、バネ53が伸びながら操作ワイヤ18がシース管17に対して基端側に相対移動する。これによって、進退駆動力を操作ワイヤ18に伝達して鉗子先端部5を閉じる。そして、開閉スイッチ37を操作してリニアアクチュエータ46を停止して、伝達軸13の移動を停止する。
続いて、鉗子先端部5を鉗子口21に向けた状態で挿抜スイッチ36を操作する。このとき、挿抜用モータ33が駆動して回動軸35を回転し、鉗子挿入部7を収納装置55から送り出す方向に接合部47を回転させる。この回転が第1の操作部27及び第1の接続部25を介して巻取り部48に伝達されて巻取り部48がケース部20に対して回転し、鉗子挿入部7がチャンネル2内に送り出される。
鉗子先端部5を内視鏡3の先端から所望の位置まで突出させた後、挿抜スイッチ36を操作して挿抜用モータ33の駆動を停止して巻取り部48の回転を停止する。そして、開閉スイッチ37を操作して、リニアアクチュエータ46を駆動して上記とは逆方向に伝達軸13を移動させ、伝達軸13を当接部51から離間する方向に移動する。これによって、バネ53がもとの長さに戻るのにともない、シース管17に対して操作ワイヤ18が先端側に移動して鉗子先端部5を開く。
組織を掴む際には、上述した鉗子先端部5を閉じる操作を繰り返す。
組織を採取する際には、鉗子先端部5を閉じた状態で挿抜スイッチ36を操作して上述とは逆方向に挿抜用モータ33を回転して、鉗子挿入部7を収納装置55に押し込む方向に接合部47を回転させる。
このとき、鉗子先端部5の移動に伴って鉗子先端部5に挟まれた組織がちぎられて採取され、鉗子挿入部7が巻取り部48に巻回されながらチャンネル2から引き出され、収納装置55に収納される。
この内視鏡処置システム45によれば、第1の実施形態と同様の作用・効果を得ることができるが、リニアアクチュエータ46を駆動させることによって、伝達軸13を回動軸35に対して軸方向に進退させることができ、変換機構52を介して鉗子先端部5に進退駆動力を供給することができる。また、鉗子挿入部7の挿抜時に挿抜用モータ33のみ駆動すればよいので、より低振動化及び省力化を図ることができる。
次に、第3の実施形態について図4を参照しながら説明する。
なお、上述した他の実施形態と同様の構成要素には同一符号を付すとともに説明を省略する。
第3の実施形態と第2の実施形態との異なる点は、本実施形態に係る内視鏡処置システム56の収納装置57が、操作ワイヤ18を手動で進退操作する手動操作部58を備えているとした点である。
手動操作部58は、伝達軸13が当接可能な板状の受け部60と、受け部60の中心部に接続され、当接部51に向かって巻取り部63の回動中心軸C上を貫通して延びる軸部材61とを備えている。
受け部60の側面には、軸部材61の延びる方向に突出して凸部60Aが配されており、バネ部材62を介して巻取り部63に支持されている。
巻取り部63には、手動操作部58を収納可能な凹部65が形成されている。凹部65の開口端には、凹部65の中心方向に向かって突出した掛部66が配されており、受け部60は、凹部65の底部67と掛部66との間を移動可能に配されている。底部67には、凸部60Aと係合可能とされて内部にバネ部材62が配された溝部68が設けられている。
次に、本実施形態に係る内視鏡処置システム56の操作方法、及び、作用・効果について説明する。
本実施形態の場合、収納装置57を内視鏡3に装着する前に、事前に鉗子先端部5の機能を確認する。
すなわち、受け部60を手で押すことによって、軸部材61を当接部51の方向に移動して当接させてこれを移動し、バネ53を伸ばしながら操作ワイヤ18をシース管17に対して基端側に移動させて鉗子先端部5を閉じる。受け部60を離すと、バネ部材62の復元力によって受け部60が元の位置に戻される。これにともなって、軸部材61が移動して当接部51から離間し、バネ53の復元力によって操作ワイヤ18がシース管17に対して先端側に移動して鉗子先端部5を開く。
こうして事前に開閉機能を確認した後は、上記第2の実施形態と同様の操作を行う。
これによって、本実施形態に係る内視鏡処置システム56においても、上記第2の実施形態と同様の作用・効果を得ることができる。
なお、本発明の技術範囲は上記実施の形態に限定されるものではなく、本発明の趣旨を逸脱しない範囲において種々の変更を加えることが可能である。
例えば、図5に示すように、内視鏡処置システム70の収納装置71のケース部72に、取付部23の代わりに鉗子挿入部7が挿通可能な通路73を有して鉗子口21と接続可能な連結部75が配されているとしても構わない。連結部75は、鉗子口21に固定可能なスライド部材76を備えており、このスライド部材76を移動調整することによって、通路73とチャンネル2とを連通した状態で接続する構成とされている。
この収納装置71を内視鏡77に装着する際には、連結部75を鉗子口21に係合させてスライド部材76を移動調整する。
この内視鏡処置システム70によっても、他の実施形態と同様の作用・効果を得ることができるが、鉗子挿入部7をチャンネル2に挿抜する際に、鉗子挿入部7が撓んでも通路73内で撓みが規制されるので、鉗子口21との間で鉗子挿入部7の座屈を抑えて挿抜させることができる。
また、図6に示すように、取付部23の代わりに、内視鏡処置システム80が、収納装置81を支持部82に装着する係合装置83を備えているとしても構わない。
この係合装置83は、ケース部20の側面に立設された筒部85と、筒部85の先端に接続された一端面86aから反対側の他端面86bに向かって断面積が厚さ方向に漸次拡張されて構成される板状の張出部86と、支持部38に配されて張出部86を支持する係止部87とを備えている。
係止部87は、図7に示すように、張出部86の他端面86bの面積よりも広い面積の底部88Aを有する第1の凹部88と、張出部86の側面と係合可能な内側面を有する第2の凹部90と、第2の凹部90と係合された張出部86を第2の凹部90内に押圧して固定するレバー91とを備えている。
この内視鏡処置システム80において、収納装置81を係合装置83によって支持部82に装着する場合、まず、張出部86を第1の凹部88内に挿入して底部88Aに載置する。そして、張出部86を第1の凹部88から第2の凹部90に移動するとともに、レバー91を回転して張出部86を押圧する。
この内視鏡処置システム80によれば、簡単な機構で支持部82に収納装置81を着脱させることができる。
本発明の第1の実施形態に係る内視鏡処置システムを示す斜視図である。 本発明の第1の実施形態に係る内視鏡処置システムの要部を示す一部断面を含む側面図である。 本発明の第2の実施形態に係る内視鏡処置システムの(a)要部を示す一部断面を含む側面図(b)巻取り部の一部を示す断面図である。 本発明の第3の実施形態に係る内視鏡処置システムの巻取り部を示す断面図である。 本発明の他の実施形態に係る内視鏡処置システムを示す側面図である。 本発明の他の実施形態に係る内視鏡処置システムの要部を示す側面図である。 本発明の他の実施形態に係る内視鏡処置システムの要部を示す(a)平面図(b)(a)のA−A断面図(c)(a)のB−B断面図である。
符号の説明
1、45、56、70、80 内視鏡処置システム
2 チャンネル
3、77 内視鏡
5 鉗子先端部(処置具先端部)
7 鉗子挿入部(処置具挿入部)
8 巻取り部
10、55、57、71、81 収納装置
11 開閉用モータ(伝達部用回動駆動源)
12、52 変換機構
13 伝達軸(伝達部)
15 回動駆動部
16 挿抜手段
18 操作ワイヤ(駆動力伝達手段)
25 第1の接続部
26、50 第2の接続部
27 第1の操作部
28 第2の操作部
33 挿抜用モータ(巻取り部用回動駆動源)
35 回動軸
46 リニアアクチュエータ(伝達部用進退駆動源)



Claims (6)

  1. チャンネルを備える内視鏡と、
    所定の進退駆動力を供給されて処置を行う処置具先端部を有して前記チャンネル内に挿通可能な処置具挿入部と、
    該処置具挿入部の基端側が接続されてこれを巻回可能な巻取り部を有し、前記内視鏡に着脱自在に配された収納装置と、
    前記進退駆動力の駆動力源と、
    該駆動力源が供給する駆動力を前記進退駆動力に変換する変換機構と、
    軸方向に延びて前記駆動力源からの駆動力を前記変換機構に伝達する伝達部と、
    前記巻取り部と接続可能とされ、前記巻取り部の回動中心軸回りに前記巻取り部を回動可能な回動駆動部を有して、前記処置具挿入部を前記チャンネルに対して挿抜する挿抜手段とを備えていることを特徴とする内視鏡処置システム。
  2. 前記回動駆動部が、回動駆動力を供給する巻取り部用回動駆動源と、
    該巻取り部用回動駆動源と接続されて前記巻取り部と接続可能な回動軸とを備え、
    前記伝達部が、前記巻取り部用回動駆動源と前記回動軸とに対して移動可能に配されていることを特徴とする請求項1に記載の内視鏡処置システム。
  3. 前記駆動力源が前記伝達部を軸回りに回動させる伝達部用回動駆動源とされていることを特徴とする請求項2に記載の内視鏡処置システム。
  4. 前記駆動力源が前記伝達部を軸方向に進退させる伝達部用進退駆動源とされていることを特徴とする請求項2に記載の内視鏡処置システム。
  5. 前記処置具挿入部が、可撓性を有し、基端側が前記巻取り部に接続されたシース管と、
    該シース管と前記巻取り部とに対して進退自在とされて、前記処置具先端部に駆動力を伝達する駆動力伝達手段とを備え、
    前記巻取り部が、前記回動駆動部との接続を可能とする第1の接続部と、
    前記駆動力伝達手段が接続され、前記第1の接続部に対して相対移動可能な第2の接続部とを備えていることを特徴とする請求項1から4の何れか一つに記載の内視鏡処置システム。
  6. 前記回動駆動部が、前記第1の接続部と接続可能な第1の操作部を備え、
    前記変換機構が、前記第2の接続部と接続可能とされ前記第1の操作部に対して相対移動可能な第2の操作部を備えていることを特徴とする請求項5に記載の内視鏡処置システム。

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JP2007117394A (ja) * 2005-10-27 2007-05-17 Olympus Medical Systems Corp 内視鏡用操作補助装置
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