JP2005208766A - 環境負荷評価システム、環境負荷評価方法、および環境負荷評価プログラム - Google Patents

環境負荷評価システム、環境負荷評価方法、および環境負荷評価プログラム Download PDF

Info

Publication number
JP2005208766A
JP2005208766A JP2004012407A JP2004012407A JP2005208766A JP 2005208766 A JP2005208766 A JP 2005208766A JP 2004012407 A JP2004012407 A JP 2004012407A JP 2004012407 A JP2004012407 A JP 2004012407A JP 2005208766 A JP2005208766 A JP 2005208766A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
environmental load
information
evaluation
model number
load information
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2004012407A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2005208766A5 (ja
JP4265974B2 (ja
Inventor
Yoshiaki Ichikawa
芳明 市川
Takeo Koishi
剛夫 小石
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Hitachi Ltd
Original Assignee
Hitachi Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Hitachi Ltd filed Critical Hitachi Ltd
Priority to JP2004012407A priority Critical patent/JP4265974B2/ja
Priority to EP04015910A priority patent/EP1564665A1/en
Priority to US10/887,859 priority patent/US7003437B2/en
Publication of JP2005208766A publication Critical patent/JP2005208766A/ja
Priority to US11/325,522 priority patent/US7092851B2/en
Publication of JP2005208766A5 publication Critical patent/JP2005208766A5/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4265974B2 publication Critical patent/JP4265974B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Images

Classifications

    • GPHYSICS
    • G06COMPUTING; CALCULATING OR COUNTING
    • G06QINFORMATION AND COMMUNICATION TECHNOLOGY [ICT] SPECIALLY ADAPTED FOR ADMINISTRATIVE, COMMERCIAL, FINANCIAL, MANAGERIAL OR SUPERVISORY PURPOSES; SYSTEMS OR METHODS SPECIALLY ADAPTED FOR ADMINISTRATIVE, COMMERCIAL, FINANCIAL, MANAGERIAL OR SUPERVISORY PURPOSES, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • G06Q10/00Administration; Management
    • G06Q10/06Resources, workflows, human or project management; Enterprise or organisation planning; Enterprise or organisation modelling
    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y10TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC
    • Y10STECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y10S707/00Data processing: database and file management or data structures
    • Y10S707/99931Database or file accessing
    • Y10S707/99933Query processing, i.e. searching

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Business, Economics & Management (AREA)
  • Human Resources & Organizations (AREA)
  • Strategic Management (AREA)
  • Economics (AREA)
  • Entrepreneurship & Innovation (AREA)
  • Educational Administration (AREA)
  • Game Theory and Decision Science (AREA)
  • Development Economics (AREA)
  • Marketing (AREA)
  • Operations Research (AREA)
  • Quality & Reliability (AREA)
  • Tourism & Hospitality (AREA)
  • Physics & Mathematics (AREA)
  • General Business, Economics & Management (AREA)
  • General Physics & Mathematics (AREA)
  • Theoretical Computer Science (AREA)
  • Management, Administration, Business Operations System, And Electronic Commerce (AREA)

Abstract

【課題】 製品の環境負荷情報を評価するに好適な情報管理技術を提供する。
【解決手段】 部品の部品番号と型番情報と部品の各部品番号間における親子関係の情報とを関連づけて格納する部品構成データベース101と、部品の環境負荷情報を型番情報毎に記憶する環境負荷情報データベース102と、環境負荷の評価ルールを格納した評価ルール記憶部1041と、一つの部品番号に関連付けされた1または複数の型番情報に関する環境負荷情報を環境負荷情報データベース102より抽出すると共に評価ルール記憶部1041における評価ルールに適用して対応する型番情報が環境負荷の評価対象型番となりうるか否かを判定する評価処理部104と、評価対象型番の環境負荷情報を環境負荷情報データベース102より抽出すると共にこの環境負荷情報を親部品毎または製品毎に集計して環境負荷情報の集計情報を生成する部品集計処理部106と、環境負荷情報の集計情報を出力インターフェイス107に出力する出力処理部108とからシステム100を構成する。
【選択図】 図1

Description

本発明は、環境負荷評価システム、環境負荷評価方法、および環境負荷評価プログラムに関し、特に、環境影響物質の含有量評価や環境負荷インベントリ評価に好適な、製品の情報管理技術に関する。
ある製品の製造から処分にいたる総合環境負荷を定量的に評価するLCA(Life Cycle Assessment:ライフサイクルアセスメント)とよばれる手法が研究されている。このLCAを実施するに当たっては、対象製品をまず部品に分解する。一般に製品は部品からなっており、その部品はさらに子部品からなっている。子部品を孫部品へと、親子関係で順次わけていくと、最後にはこれ以上分けられない末端部品が残る。この末端部品の環境負荷情報が製品毎の環境負荷情報算出の原点となる。末端部品から親部品の階層へと順次上に遡って質量を積み上げれば製品の質量が算出できるし、重金属などの環境負荷物質の含有量を積みあげれば製品全体の環境負荷物質含有量が得られる。
従来よりこのような考えに基づき、例えば、製品の部品構成と取引先などから収集した情報を元に、部品の環境負荷情報を積算して、製品の環境負荷情報の積算を実施する技術が開示されている。
この技術は、製品の使用原材料、製造工程時、製品使用時、製品廃棄時、製品のリサイクル、を含む複数の段階の中から選択された段階で生じる環境への影響を把握し、多様な環境評価・管理に有用な各種の環境情報を管理する環境情報管理システムにおいて、各種の環境情報を保存した複数の環境データベースを統一的に管理して、環境評価・管理を実施するユーザの要求に応じて複数の環境データベースの中から必要なデータの格納場所を判別してデータを取得し、取得したデータを統一フォーマットの統合された情報に変換して要求元のユーザに提供する環境情報統一管理部、を有することを特徴とする環境情報管理システム(特許文献1参照)などとして提案されている。
特開2003−196430号公報
上述したような従来技術においては、末端の部品から前記階層の上位レベルの部品に至るまで、部品が一意に特定できることを前提としている。しかし現実には、強度や、性能、寸法といった仕様が同一であれば、例えば環境負荷物質の含有量など環境に与える負荷の特性が異なるものであっても同じ部品番号が設定されていた。
例えば、製品設計時などに設計者が部品指定を行う際にも、前記の部品番号での部品指定を行っていた。一方、この部品番号に基づく部品指定に応じて部品調達を行う際には、前記部品番号に対応する仕様と同じ仕様の部品について、複数の調達先から調達を行うことが少なくない。従って、設計上は一種類の部品(すなわち同一の部品番号を持つ部品)であっても、実体としては異なる環境負荷の特性を有する部品が複数存在する状況が生じるケースが存在した。
つまり、製品の環境負荷情報を評価するに当たっては、製品を構成する部品の環境負荷情報を部品番号に従って積み上げる必要があるにもかかわらず、同じ部品番号でありつつも異なる環境負荷情報を有する複数の部品が存在するために、いずれの部品に基づいて製品の環境負荷情報を算出すればよいか的確に判断する手法が無いという課題が存在したのである。
そこで本発明の目的は、製品の環境負荷情報を評価するに好適な情報管理技術を提供することにある。具体的には、同一部品番号でありながら異なる環境負荷の特性を有する部品の、環境負荷評価における適切な取り扱いを可能とすることである。
上記課題を解決する本発明の環境負荷評価システムは、前記製品を構成する部品の仕様毎に定められた部品番号と、前記製品を構成する部品毎に定められた型番情報と、前記部品の各部品番号間における親部品と当該親部品を構成する子部品との親子関係の情報と、を関連づけて格納する部品構成データベースと、前記製品を構成する部品の環境負荷情報を、前記型番情報毎に記憶する環境負荷情報データベースと、環境負荷の評価ルールを格納した評価ルール記憶部と、一つの部品番号に関連付けされた1または複数の型番情報に関する環境負荷情報を、前記部品構成データベースにおける部品番号と型番情報との関連づけに基づき前記環境負荷情報データベースより抽出すると共に、ここで抽出した環境負荷情報を前記評価ルール記憶部における評価ルールに適用して、対応する型番情報が部品番号を代表して環境負荷の評価対象型番となりうるか否かを判定する、評価処理部と、前記評価対象型番の環境負荷情報を前記環境負荷情報データベースより抽出すると共に、この評価対象型番毎の環境負荷情報を前記部品構成データベースに基づいて親部品毎または製品毎に集計して環境負荷情報の集計情報を生成する部品集計処理部と、前記環境負荷情報の集計情報を出力インターフェイスに出力する出力処理部と、を備える。
また、本発明の環境負荷評価方法は、情報処理装置が、前記製品を構成する部品の仕様毎に定められた部品番号と、前記製品を構成する部品毎に定められた型番情報と、前記部品の各部品番号間における親部品と当該親部品を構成する子部品との親子関係の情報と、を関連づけて格納する部品構成データベースと、前記製品を構成する部品の環境負荷情報を、前記型番情報毎に記憶する環境負荷情報データベースと、環境負荷の評価ルールを格納した評価ルール記憶部と、を備えて、一つの部品番号に関連付けされた1または複数の型番情報に関する環境負荷情報を、前記部品構成データベースにおける部品番号と型番情報との関連づけに基づき前記環境負荷情報データベースより抽出すると共に、ここで抽出した環境負荷情報を前記評価ルール記憶部における評価ルールに適用して、対応する型番情報が部品番号を代表して環境負荷の評価対象型番となりうるか否かを判定し、前記評価対象型番の環境負荷情報を前記環境負荷情報データベースより抽出すると共に、この評価対象型番毎の環境負荷情報を前記部品構成データベースに基づいて親部品毎または製品毎に集計して環境負荷情報の集計情報を生成し、前記環境負荷情報の集計情報を出力インターフェイスに出力する。
また、本発明の環境負荷評価プログラムは、製品を構成する部品の仕様毎に定められた部品番号と、前記製品を構成する部品毎に定められた型番情報と、前記部品の各部品番号間における親部品と当該親部品を構成する子部品との親子関係の情報と、を関連づけて格納する部品構成データベースと、前記製品を構成する部品の環境負荷情報を、前記型番情報毎に記憶する環境負荷情報データベースと、環境負荷の評価ルールを格納した評価ルール記憶部と、を備えた情報処理装置に、製品の環境負荷の評価を実行させるプログラムであって、一つの部品番号に関連付けされた1または複数の型番情報に関する環境負荷情報を、前記部品構成データベースにおける部品番号と型番情報との関連づけに基づき前記環境負荷情報データベースより抽出すると共に、ここで抽出した環境負荷情報を前記評価ルール記憶部における評価ルールに適用して、対応する型番情報が部品番号を代表して環境負荷の評価対象型番となりうるか否かを判定するステップと、前記評価対象型番の環境負荷情報を前記環境負荷情報データベースより抽出すると共に、この評価対象型番毎の環境負荷情報を前記部品構成データベースに基づいて親部品毎または製品毎に集計して環境負荷情報の集計情報を生成するステップと、前記環境負荷情報の集計情報を出力インターフェイスに出力するステップと、を備える。このプログラムは、前記各処理の動作を行うためのコードから構成されている。
その他、本願が開示する課題、及びその解決方法は、発明の実施の形態の欄、及び図面により明らかにされる。
本発明によれば、製品の環境負荷情報を評価するに好適な情報管理技術を提供することができる。具体的には、同一部品番号でありながら異なる環境負荷の特性を有する部品の、環境負荷評価における適切な取り扱いが可能となる。
以下に本発明の実施形態について図面を用いて詳細に説明する。図1は本実施形態における環境負荷評価システムの概略図である。本実施形態の環境負荷評価システム100は、部品構成データベース101と、環境負荷情報データベースたる調達部品情報データベース102と、データ選択フィルタ103と、評価処理部104と、評価ルール編集処理部105と、部品集計処理部106と、出力処理部108とを有する。 また、当該システム100は、適宜なインターフェイスやネットワークを通じて出力インターフェイス107と接続することができる。
以下に、前記システム100を構成する各構成部につき説明を行う。図2は本実施形態における部品構成データベースのツリー構造例を示す図である。部品構成データベース101は、製品を構成する部品の仕様毎に定められた部品番号と、前記製品を構成する部品毎に定められた型番情報と、前記部品の各部品番号間における親部品と当該親部品を構成する子部品との親子関係の情報と、を関連づけて格納するものである。つまり、ある製品を構成する部品の木構造を部品番号間の親子関係情報として記憶する。
ある製品(例:全自動洗濯機)の部品構成が図2に示すような木構造200となっていたとする。この製品自体を含む全ての部品には部品番号が設定されている。また、各部品番号と名称との関係を表すデータレコードをPN(Parts Name)レコードと呼び、当該PNレコードを格納するテーブルを部品名称テーブル201とする。図3は本実施形態における部品構成データベースの部品名称(パーツネーム)テーブル例を示す図である。この部品名称テーブル201は、部品番号フィールドをキーとして、部品名称のフィールドを有する。
一方、図2に示す木構造200を構成する各データレコードをPS(Parts Strucure)レコードと呼び、当該PSレコードを格納するテーブルを部品関係テーブル202とする。図4は本実施形態における部品構成データベースの部品関係(パーツストラクチャ)テーブル例を示す図である。この部品関係テーブル202は、部品番号の親子関係と子部品の員数とを示すテーブルであり、このテーブルにより前記木構造200が完全に表現できるテーブル構造としては、親部品に関する部品番号フィールドをキーとして、子部品の部品番号と員数(数量)のフィールドを有する。なお、子部品が存在しない末端部品については、その部品番号を親部品番号(つまり前記キー)としたレコードは存在しないこととなる。
また、システム100が備える調達部品データベース102(環境負荷情報データベース)は、製品を構成する部品(前記末端部品)の環境負荷情報を、前記部品の型番情報毎に記憶するデータベースである。このデータベース102は、例えば、前記末端部品の製造メーカのID、製造メーカにおける当該末端部品の型番情報、仕様が一致する部品番号、部品名称、使用する原材料の識別情報および質量といった末端部品毎のレコードを格納している。なお、製品に用いる末端部品のほとんどは一般的に他社からの調達部品であることが多いが、例えば自社内で製造した末端部品であっても、調達部品としてこの情報データベースに記憶することができる。
こうした調達部品データベース102について、図を用いて詳細に説明する。図5は本実施形態における調達部品データベース102の全体構造を示す図である。このデータベース102が格納している末端部品、つまり調達部品として部品C1とC2とを想定した。また、この部品C1とC2とには、当該部品らを構成する材料や含有物質の情報といった、環境負荷情報が付加されることが特徴的である。
ここで、前記調達部品に対するPNテーブル301には、図6に示すように、メーカの識別子やメーカーの型番、部品番号、部品名称、および部品の質量がフィールドとして存在している。一方、このPNテーブル301のほかに、環境負荷情報の起源となる例えば環境負荷物質などに関する情報を記憶するSN(Substance Name)テーブル302が存在している。図7の例では環境負荷情報の一例として、部品が含む含有物質の情報を想定する。当該テーブル302では、物質番号をキーに含有物質の名称を定義している。
また、図8に示すように、この調達部品データベース102におけるPSテーブル303は、メーカIDとメーカ型番とをキー(型番情報)として、その部品の中に含まれている物質番号と、その含有率とをフィールドとして有する。また、環境負荷情報として、前記した環境負荷が生じる物質の部品毎の含有量の情報だけでなく、例えば、部品製造時に要したエネルギー量や、部品製造時に排出した排出物の量といった情報を想定することもできる。従って、図8の例では含有物質の含有率のフィールドに加えて、消費エネルギーおよび排出量のフィールドも設定している。ここでの例では、質量0.1kgの部品C1には、物質N1が1%、物質N2が3%、物質N3が10%含有され、また製造時に5kwのエネルギーを消費し、A物質を10kg排出していることを示す。
また、前記システム100が備えるデータ選択フィルタ103は、一つの部品番号に関連付けされた1または複数の型番情報に関する環境負荷情報を、前記部品構成データベース101における部品番号と型番情報との関連づけに基づき前記調達部品データベース102より抽出する。そのため、部品構成データベース101の最上位の親部品(=製品)から親子関係を子部品に向かってたどり、もはやその下に子供の部品が存在しない部品にたどり着くことによって末端部品の番号を抽出する。そしてその各々の末端部品の部品番号に対して、同じ部品番号をキーとした調達部品データベース102の全レコードを抽出する。また、抽出したレコードより、同一部品番号に複数の型番情報が関連づけできるレコードを抽出し、当該レコードを評価部1042に転送する。また一方で、抽出したレコードより、同一部品番号に1つの型番情報のみ関連づけできるレコードを抽出し、当該レコードを部品集計処理部106に転送する(図中破線の流れ)。
前記評価処理部104は、前記データ選択フィルタ103の他、環境負荷の評価ルールを格納した評価ルール記憶部1041と、評価部1042とを備えている。評価部1042は、前記データ選択フィルタ103により、一つの部品番号に関連付けされた1または複数の型番情報に関する環境負荷情報(のレコード)を受け取って、この環境負荷情報を前記評価ルール記憶部1041における評価ルールに適用する。そして、対応する型番情報が部品番号を代表して環境負荷の評価対象型番となりうるか否かを判定する。
また、前記データ選択フィルタ103から受け取ったレコードが、前記部品構成データベース101において一つの部品番号に一つのみ関連付けされた型番情報であった際には、この型番情報をもって部品番号を代表した環境負荷の評価対象型番と判定することもできる。この場合、データ選択フィルタ103から部品集計処理部106へ環境負荷情報のレコードを直接送る(図中破線の流れ)のではなく、一旦、評価部1042での評価ルールへの適用と評価対象型番か否かの判定とを行った上で、部品集計処理部106へレコードを転送することとなる。
上述のごとく、評価処理部1042は、前記データ選択フィルタ103により、一つの部品番号に関連付けされた1または複数の型番情報に関する環境負荷情報を、前記部品構成データベース101における部品番号と型番情報との関連づけに基づき前記調達部品データベース102より抽出すると共に、ここで抽出した環境負荷情報を前記評価部1042が前記評価ルール記憶部1041における評価ルールに適用して、対応する型番情報が部品番号を代表して環境負荷の評価対象型番となりうるか否かを判定する。
また、前記部品集計処理部106は、評価処理部104より送られてきたレコード、つまり1部品番号につき1つの型番情報の関係となった部品の環境負荷情報(評価対象型番の環境負荷情報)を受信する。或いは、対象型番情報だけを受信して前記調達部品データベース102より抽出するとしてもよい。部品集計処理部106は、この評価対象型番毎の環境負荷情報を、前記部品構成データベース101に基づいて親部品毎または製品毎に集計し、環境負荷情報の集計情報を生成する。
またシステム100は、この部品集計処理部106が生成した集計情報を出力インターフェイス107に出力する出力処理部108を備えている。この出力処理部108は、例えば、前記集計情報をディスプレイ上で表示するために画面情報として構成する機能を有するものである。或いは前記集計情報を単にHDDなど記憶資源上に格納するためのファイル形式に変換するものである。
他にも、システム100は、前記評価ルール記憶部1041における評価ルールの編集を受付ける入力インターフェイスを出力インターフェイスに出力すると共に、前記入力インターフェイスを通じて受け付けた編集情報に基づいて前記評価ルール記憶部1041における該当評価ルールを更新する評価ルール編集処理部105を備えるものとできる。なお、前記入力インターフェイスとしては、GUI(Graphical User Interface)などが想定できる。
なお、これまで示した構成各部103、104、1041、1042、105、106、108らは、システム100においてハードウェアとして実現してもよいし、HDDやメモリなどの適宜な記憶装置に格納したプログラムとして実現するとしてもよい。この場合、前記システム100の演算装置がプログラム実行に合わせて記憶装置より該当プログラムをメモリに読み出して、これを実行することとなる。
なお、本実施形態におけるシステム100は、部品構成データベース101、調達部品データベース102、データ選択フィルタ103、評価処理部104、評価ルール編集処理部105、部品集計処理部106、および出力処理部108とが、システム100において全て具備された例を想定したが、この形態に限定されることない。例えば、前記構成部の一部や組み合わせがネットワーク上で別個の装置に配置され、適宜な管理サーバもしくは前記評価処理部104が前記構成部の稼働管理を行って、本発明を実現するといった例も想定できる。更に、このネットワークに関しては、LANやインターネットの他、専用回線やWAN(Wide Area Network)、電灯線ネットワーク、無線ネットワーク、公衆回線網、携帯電話網など様々なネットワークを採用することも出来る。また、VPNなど仮想専用ネットワーク技術を用いれば、インターネットを採用した際にセキュリティ性を高めた通信が確立され好適である。或いは、同じ情報処理装置内に各機能部が配置されている場合など、当該情報処理装置内のバス配線などをネットワークと想定することもできる。
次に、本実施形態の環境負荷評価方法の実際手順について図を参照しつつ説明する。なお、以下で説明する環境負荷評価方法に対応する各種動作は、前記システム100におけるメモリやHDD等の記憶手段が前記各構成部103、104、105、106、108の機能を実現すべく備えるプログラムによって実現される。そして、このプログラムは、以下に説明される各種の動作を行うためのコードから構成されており、前記構成各部の機能を実装したものとなる。
まず、本実施形態における環境負荷評価方法のメインフローについて説明しておく。図9は本実施形態における環境負荷評価方法のメインフロー例を示す図である。システム100における前記評価処理部104は、一つの部品番号に関連付けされた1または複数の型番情報に関する環境負荷情報を、前記部品構成データベース101における部品番号と型番情報との関連づけに基づき前記調達部品データベース102より抽出する(s1000)。
次に、ステップs1000にて抽出した環境負荷情報が、1つの部品番号に1つのみ関連づけされた型番情報のものであるか判定する(s1001)。ここで、1つの部品番号に1つのみ関連づけされた型番情報のものであると判定されたら(s1001:YES)、処理をステップs1005に進める。一方、1つの部品番号に1つのみ関連づけされた型番情報のものでないと判定されたら(s1001:NO)、一つの部品番号に関連づけされた複数の型番情報のうちより、環境負荷評価の対象となりうるものを特定する処理が必要となる。
この処理に当たって、まずは前記評価ルール記憶部1041における評価ルールが、環境負荷毎に定めた遵守すべき環境負荷情報の閾値を含むものであるか、或いは環境負荷情報の属性に応じて設定した環境負荷情報毎の重み付け値と当該重み付け値を含む負荷算定式とを含むものであるか、判定する(s1002)。
例えば、この判定により、前記評価ルール記憶部1041における評価ルールが、環境負荷毎に定めた遵守すべき環境負荷情報の閾値を含むものであったと判定された場合(s1002:閾値)、前記評価処理部104が、前記ステップs1000において調達部品データベース102より抽出した環境負荷情報を、前記評価ルール記憶部1041における評価ルールに定めた前記閾値と型番情報毎に照合する(s1003)。
そして、前記複数の型番情報のうち、環境負荷情報が前記閾値を越えて最大のもの或いは前記閾値に最も近似のものを特定する(s1004)。ここで特定した型番情報をもって部品番号を代表した環境負荷の評価対象型番と判定する(s1005)。
他方、前記ステップs1002において、前記評価ルール記憶部1041における評価ルールが、環境負荷情報の属性に応じて設定した環境負荷情報毎の重み付け値と当該重み付け値を含む負荷算定式とを含むものであると判定された場合(s1002:算定式)、前記評価処理部104が、前記ステップs1000において前記調達部品データベース102より抽出した型番情報毎の環境負荷情報を、前記評価ルール記憶部1041における評価ルールに定めた前記負荷算定式に代入する(s1006)。そして、前記複数の型番情報のうち、前記負荷算定式の算定値が最大のものを特定する(s1007)。ここで特定した型番情報をもって部品番号を代表した環境負荷の評価対象型番と判定する(s1005)。
部品集計処理部は、前記評価対象型番の環境負荷情報を前記調達部品データベース102より抽出する(s1008)。或いは前記評価処理部104より取得する。そして、この評価対象型番毎の環境負荷情報を前記部品構成データベース101に基づいて親部品毎または製品毎に集計して環境負荷情報の集計情報を生成する(s1009)。生成した環境負荷情報の集計情報は出力処理部108により出力インターフェイスに出力し(s1010)、フローは終了する。
また上記フローとは別に、前記評価ルール編集処理部105は、評価ルールの編集要望を入力インターフェイスより受け付けた際に(s1100)、前記評価ルール記憶部1041における評価ルールの編集を受付ける入力インターフェイスを出力インターフェイスに出力する(s1101)。そして、前記入力インターフェイスを通じて受け付けた編集情報に基づいて前記評価ルール記憶部1041における該当評価ルールを更新し(s1102)、終了するフローも存在する。
次に、システム100における詳細な処理内容について説明する。ここではまず、部品構成データベース101における末端部品の部品番号が一対一で型番情報と対応する場合を想定する。そこで、上述した通り、評価部1042での判定を経ずとも、データ選択フィルタ103での処理を経て、環境負荷情報が部品集計処理部106に直接送られる状況をここでは想定する。
図10は本実施形態における部品構成情報の一例を説明するための図である。図10に示した部品構成の例に対して、図5〜8に例示した調達部品情報があると想定する。この場合データ選択フィルタ103から部品集計処理部106へは、図1中の「1部品番号1部品」の流れ(図中:破線)に沿って、部品C1とC2のレコード(図6のテーブル301が含むもの)が転送される。その結果、図11のような製品全体の構成情報が得られる。図11は本実施形態における製品全体の構成情報の一例を説明するための図である。
図11に示すように、部品構成情報として表現されている木構造1100と、末端部品に関する調達部品情報1110(環境負荷情報を含む)が結合されて一つの大きな木構造1120を構成する。
こうして得られた木構造1120に基づき、部品集計処理部106においては図12に示すようなフローで、環境負荷情報の集計処理が実行される。まず、末端部品の前記PNテーブル301の質量フィールドの値と前記PSテーブル303の物質毎の含有率物質質量とを乗算した値を物質毎に集計して、各末端部品に含まれる物質の各々の質量を算出する(s601)。
次に、部品構成データベース101における前記PSテーブル202に従い、末端部品に含まれる物質の質量から、親部品に含まれる各々の物質の質量を算出する(s602)。このとき、複数の末端部品に含まれる同一の物質を合計するものとする。続いて、部品構成データベース101のPSテーブル202に従って、前記ステップs602で物質の質量を算定した親部品の更に親部品に含まれる物質の質量を算出する(s603)。
そして最上位の部品、すなわち製品までこの算出処理(s602、s603)がたどり着いたかどうかを判定する(s604)。最上位部品まで辿り着かない場合には(s604:NO)、ステップs603を繰り返し実行する。
他方、最上位部品まで辿り着いた場合には(s604:YES)、最上位部品の部品番号と、その中に含まれる各々の物質の物質番号毎の質量とを集計し、これを例えばファイル形式で出力インターフェイスに出力する(s605)。この出力ファイルには、各々の物質毎の製品中のトータル含有量が数値として書き込まれている。
上述のように、1つの部品番号に1つの型番情報が関連づけされた、つまり部品番号により末端部品を一意に特定できる状況ではなく、一つの部品番号に複数の末端部品(調達部品)が割り当てられた状況について図13〜15を用いて説明する。
図13〜15に示すように、同じ部品番号である「部品C1」を供給するメーカーが、「COMPANY1」と「COMPANY2」の二社あり、部品C1という同じ仕様を備える2つの末端部品「Y100101」、「Z0AB001」が存在している。この二つの末端部品は、質量が若干違うだけで仕様的には同一であるが、図15のPSテーブル703に示すように物質の含有情報、製造時の消費エネルギー、製造時の排出物の排出量など、環境負荷情報が異なっている。
このような場合、評価処理部104におけるデータ選択フィルタ103は、二つの末端部品に関するレコード群701を調達部品データベース102より抽出して、評価部1042に引き渡すことになる。 図16を用いて、この評価部1042の動作を説明する。評価部1042は、データ選択フィルタ103から引き渡されたレコード群701とPSテーブル703とを照合して、テーブル801に示す形式のレコード群を生成する。
前記レコード群における各レコードはメーカ型番は異なるが、部品番号フィールドは同一である。これらのレコード群に対して、評価部1042がメーカ型番が異なるレコードについての比較評価を行う。比較評価の動作は、あらかじめ評価ルール記憶部1041に格納されたルールに従って実施される。
ここにはハザードデータベース10411と評価式10412(負荷算定式)が備えられており、各々は評価ルール編集処理部105のGUIの機能によってユーザからの定義や編集を受付可能としている。この図の例では、ハザードデータベース10411に物質番号毎のハザードスコア10413と、消費エネルギー毎のハザードスコア10414と、排出物の排出量毎のハザードスコア10415とが記憶されている。このハザードスコアが高いほど環境に与える負荷が大きいと判断される。
このようなハザードスコアデータベース10411に基づき、1部品に関する環境影響評価度yを評価する式の一例として、例えば物質iの含有率wiと該当ハザードスコアHiとを乗算し、当該部品に含まれる全ての含有物質(環境に負荷を与えるもの)について合計する式を、評価式記憶部10412に示した。勿論、物質の含有率wiだけでなく、前記消費エネルギーや排出物の排出量を前記式の第1項とすることができる。
評価部1042では、前記の式を用いて部品の環境影響評価度yを算定し、1部品番号に複数ある末端部品同士を比較する。図16の例では、「COMPANY1」が提供する末端部品「Y100101」について、評価式記憶部10412の式を適用し、「部品質量0.1×(物質N1含有率0.01×ハザードスコア100+物質N2含有率0.03×ハザードスコア60+物質N3含有率0.1×ハザードスコア10)=0.38」なる環境影響評価度y1を得ることができる。
また、更に、「COMPANY1」が提供する末端部品「Y100101」について、評価式記憶部10412の式を適用し、「部品質量0.1×(消費エネルギー5×ハザードスコア5+排出物の排出量10×ハザードスコア10)=12.5」なる環境影響評価度y2を得ることができる。このy1とy2との和は、0.38+12.5=12.88となる。これが、「COMPANY1」が提供する末端部品「Y100101」の環境影響評価度yとなる。
一方、これに対し、「COMPANY2」が提供する末端部品「Z0AB001」について、評価式記憶部10412の式を適用し、「部品質量0.11×(物質N1含有率0.05×ハザードスコア100+物質N3含有率0.1×ハザードスコア10)=0.66」なる環境影響評価度y1を得ることができる。
また、更に、「COMPANY2」が提供する末端部品「Z0AB001」について、評価式記憶部10412の式を適用し、「部品質量0.11×(消費エネルギー7×ハザードスコア10+排出物の排出量7×ハザードスコア15)=19.25」なる環境影響評価度y2を得ることができる。このy1とy2との和は、0.66+19.25=19.91となる。これが、「COMPANY2」が提供する末端部品「Z0AB001」の環境影響評価度yとなる。
したがって、前記「COMPANY1」が提供する末端部品「Y100101」の環境影響評価度yと、「COMPANY2」が提供する末端部品「Z0AB001」の環境影響評価度yとを比較し、環境影響評価度の高い後者、つまり「COMPANY2」が提供する末端部品「Z0AB001」を、評価対象の型番として特定する。
その結果、評価部1042は、図17に示すように部品番号0000C1として末端部品Z0AB001の環境負荷情報が割り当てられたレコード802を抽出する。なお、前記の環境影響評価度yが、末端部品同士で同点の場合は、あらかじめ定めたルール(たとえば最初に評価した部品を選定するルールなど)に従って一つの末端部品を抽出する。
こうして評価処理部104によって1部品番号に1部品(末端部品)が割り当てられたレコード802は、部品集計処理部106に引き渡され、既に説明した図12のフローに従った同様の集計処理に供される。
更に、他の実施形態も想定できる。 図17は本実施形態における環境影響度評価選択処理部の動作例2を示した図であり、図18は本実施形態における動作例2の一部フローを示す図である。本実施形態では、評価ルール記憶部1041における評価ルールが環境負荷毎に定めた遵守すべき環境負荷情報の閾値を含む場合について想定する。
具体的には、評価ルール記憶部1041のハザードデータベース901において、例えば物質毎に含有率の閾値をあらかじめ記憶させておき、この値を考慮した評価式を902に記憶させておく。その評価式の詳細を図18に示す。ここでは、ハザードスコアHiを含有率の多少に応じて設定せず、ある閾値を超えた含有率に対しては、一律1000という高いハザードスコアを付与することとし(1001)、その結果を用いて環境影響評価度を計算処理する(1002)。なお、Wiが閾値以下の場合は図16で示した処理内容と同様とできる。
上記のルールを適用して評価部1042が処理を行う場合、例えば物質番号0000N2の閾値0.2を超えている末端部品Y100101のレコードが、評価対象として抽出されることとなる。
なお、これまでの説明では、例えば製品中に含まれる化学物質を集計することを主たる例として説明したが、製品の環境負荷情報を部品から積み上げるLCAでも同様に適用できる。さらに物質だけでなく、材料成分を積算する際にも全く同様に適用できることは明らかである。
本発明によれば、機能同一で同じ部品番号であっても環境影響負荷が懸念される物質等の含有量などが異なる複数の部品が存在しても、いずれの部品に基づいて製品の環境負荷情報を評価すればよいか的確に判断することができる。
従って、例えば、電気機器の新製品への鉛、水銀、カドミウム、六価クロムの重金属と、臭化物難燃剤pbbとpbdeの使用を原則として非含有とするといったことを基本概念とする欧州のRoHS指令(The Restriction of Hazardous Substances Directive:RoHS Directive)に則して、製品に含まれるカドミウム、水銀、六価クロム、鉛が所定量以内となるべく的確な設計や部品調達あるいは生産を行うことが可能となる。つまり、環境影響物質の含有量評価や環境負荷インベントリ評価に好適な情報管理を行える。
従って、製品の環境負荷情報を評価するに好適な情報管理技術を提供することができる。具体的には、同一部品番号でありながら異なる環境負荷の特性を有する部品の、環境負荷評価における適切な取り扱いが可能となる。
以上、本発明の実施の形態について、その実施の形態に基づき具体的に説明したが、これに限定されるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲で種々変更可能である。
本実施形態における環境負荷評価システムの概略図である。 本実施形態における部品構成データベースのツリー構造例を示す図である。 本実施形態における部品構成データベースの部品名称(パーツネーム)テーブル例を示す図である。 本実施形態における部品構成データベースの部品関係(パーツストラクチャ)テーブル例を示す図である。 本実施形態における調達部品データベースの全体構造を示す図である。 本実施形態における調達部品データベースの部品名称(パーツネーム)テーブル例を示す図である。 本実施形態における調達部品データベースの物質名称(サブスタンスネーム)テーブル例を示す図である。 本実施形態における調達部品データベースの部品関係(パーツストラクチャ)テーブル例を示す図である。 本実施形態における環境負荷評価方法のメインフロー例を示す図である。 本実施形態における部品構成情報の一例を説明するための図である。 本実施形態における製品全体の構成情報の一例を説明するための図である。 本実施形態における部品部品集計処理部の動作を説明するフロー図である。 1部品番号に複数の型番が関連づけされた状況における、調達部品情報の全体構造を示す図である。 1部品番号に複数の型番が関連づけされた状況における、調達部品情報の部品名称(パーツネーム)レコード例を示す図である。 1部品番号に複数の型番が関連づけされた状況における、調達部品情報の部品関係(パーツストラクチャ)レコード例を示す図である。 本実施形態における環境影響度評価選択処理部の動作例1を示した図である。 本実施形態における環境影響度評価選択処理部の動作例2を示した図である。 本実施形態における動作例2の一部フローを示す図である。
符号の説明
100 環境負荷評価システム
101 部品構成データベース
102 調達部品データベース、環境負荷情報データベース
103 データ選択フィルタ
104 評価処理部
1041 評価ルール記憶部
1042 評価部
105 評価ルール編集処理部
106 部品部品集計処理部
107 出力インターフェイス
108 出力処理部

Claims (8)

  1. 製品の環境負荷を評価するシステムであって、
    前記製品を構成する部品の仕様毎に定められた部品番号と、前記製品を構成する部品毎に定められた型番情報と、前記部品の各部品番号間における親部品と当該親部品を構成する子部品との親子関係の情報と、を関連づけて格納する部品構成データベースと、
    前記製品を構成する部品の環境負荷情報を、前記型番情報毎に記憶する環境負荷情報データベースと、
    環境負荷の評価ルールを格納した評価ルール記憶部と、
    一つの部品番号に関連付けされた1または複数の型番情報に関する環境負荷情報を、前記部品構成データベースにおける部品番号と型番情報との関連づけに基づき前記環境負荷情報データベースより抽出すると共に、ここで抽出した環境負荷情報を前記評価ルール記憶部における評価ルールに適用して、対応する型番情報が部品番号を代表して環境負荷の評価対象型番となりうるか否かを判定する、評価処理部と、
    前記評価対象型番の環境負荷情報を前記環境負荷情報データベースより抽出すると共に、この評価対象型番毎の環境負荷情報を前記部品構成データベースに基づいて親部品毎または製品毎に集計して環境負荷情報の集計情報を生成する部品集計処理部と、
    前記環境負荷情報の集計情報を出力インターフェイスに出力する出力処理部と、
    を備える環境負荷評価システム。
  2. 請求項1において、
    前記評価ルール記憶部における評価ルールの編集を受付ける入力インターフェイスを出力インターフェイスに出力すると共に、前記入力インターフェイスを通じて受け付けた編集情報に基づいて前記評価ルール記憶部における該当評価ルールを更新する評価ルール編集処理部を備える環境負荷評価システム。
  3. 請求項1における前記評価処理部が、
    前記部品構成データベースにおいて、一つの部品番号に一つのみ関連付けされた型番情報を検索し、この型番情報をもって部品番号を代表した環境負荷の評価対象型番と判定する環境負荷評価システム。
  4. 請求項1において、前記評価ルール記憶部における評価ルールが、環境負荷毎に定めた遵守すべき環境負荷情報の閾値を含むものであって、
    前記評価処理部が、一つの部品番号に関連付けされた複数の各型番情報に関する環境負荷情報を、前記部品構成データベースにおける部品番号と型番情報との関連づけに基づき前記環境負荷情報データベースより抽出すると共に、ここで抽出した環境負荷情報を、前記評価ルール記憶部における評価ルールに定めた前記閾値と型番情報毎に照合し、前記複数の型番情報のうち、環境負荷情報が前記閾値を越えて最大のもの或いは前記閾値に最も近似のものを特定して、ここで特定した型番情報をもって部品番号を代表した環境負荷の評価対象型番と判定する環境負荷評価システム。
  5. 請求項1において、前記評価ルール記憶部における評価ルールが、環境負荷情報の属性に応じて設定した環境負荷情報毎の重み付け値と、当該重み付け値を含む負荷算定式とを含むものであって、
    前記評価処理部が、一つの部品番号に関連付けされた複数の各型番情報に関する環境負荷情報を、前記部品構成データベースにおける部品番号と型番情報との関連づけに基づき前記環境負荷情報データベースより抽出すると共に、ここで抽出した型番情報毎の環境負荷情報を、前記評価ルール記憶部における評価ルールに定めた前記負荷算定式に代入し、前記複数の型番情報のうち、前記負荷算定式の算定値が最大のものを特定して、ここで特定した型番情報をもって部品番号を代表した環境負荷の評価対象型番と判定する環境負荷評価システム。
  6. 請求項1において、前記環境負荷情報は、環境負荷が生じる物質の部品毎の含有量、部品製造時に要したエネルギー量、および部品製造時に排出した排出物の量のいずれかである環境負荷評価システム。
  7. 製品の環境負荷の評価を情報処理装置により行う方法であって、
    前記情報処理装置が、前記製品を構成する部品の仕様毎に定められた部品番号と、前記製品を構成する部品毎に定められた型番情報と、前記部品の各部品番号間における親部品と当該親部品を構成する子部品との親子関係の情報と、を関連づけて格納する部品構成データベースと、
    前記製品を構成する部品の環境負荷情報を、前記型番情報毎に記憶する環境負荷情報データベースと、
    環境負荷の評価ルールを格納した評価ルール記憶部と、を備えて、
    一つの部品番号に関連付けされた1または複数の型番情報に関する環境負荷情報を、前記部品構成データベースにおける部品番号と型番情報との関連づけに基づき前記環境負荷情報データベースより抽出すると共に、ここで抽出した環境負荷情報を前記評価ルール記憶部における評価ルールに適用して、対応する型番情報が部品番号を代表して環境負荷の評価対象型番となりうるか否かを判定し、
    前記評価対象型番の環境負荷情報を前記環境負荷情報データベースより抽出すると共に、この評価対象型番毎の環境負荷情報を前記部品構成データベースに基づいて親部品毎または製品毎に集計して環境負荷情報の集計情報を生成し、
    前記環境負荷情報の集計情報を出力インターフェイスに出力する環境負荷評価方法。
  8. 製品を構成する部品の仕様毎に定められた部品番号と、前記製品を構成する部品毎に定められた型番情報と、前記部品の各部品番号間における親部品と当該親部品を構成する子部品との親子関係の情報と、を関連づけて格納する部品構成データベースと、
    前記製品を構成する部品の環境負荷情報を、前記型番情報毎に記憶する環境負荷情報データベースと、
    環境負荷の評価ルールを格納した評価ルール記憶部と、を備えた情報処理装置に、製品の環境負荷の評価を実行させるプログラムであって、
    一つの部品番号に関連付けされた1または複数の型番情報に関する環境負荷情報を、前記部品構成データベースにおける部品番号と型番情報との関連づけに基づき前記環境負荷情報データベースより抽出すると共に、ここで抽出した環境負荷情報を前記評価ルール記憶部における評価ルールに適用して、対応する型番情報が部品番号を代表して環境負荷の評価対象型番となりうるか否かを判定するステップと、
    前記評価対象型番の環境負荷情報を前記環境負荷情報データベースより抽出すると共に、この評価対象型番毎の環境負荷情報を前記部品構成データベースに基づいて親部品毎または製品毎に集計して環境負荷情報の集計情報を生成するステップと、
    前記環境負荷情報の集計情報を出力インターフェイスに出力するステップと、
    を備える環境負荷評価プログラム。
JP2004012407A 2004-01-20 2004-01-20 情報処理装置 Expired - Lifetime JP4265974B2 (ja)

Priority Applications (4)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2004012407A JP4265974B2 (ja) 2004-01-20 2004-01-20 情報処理装置
EP04015910A EP1564665A1 (en) 2004-01-20 2004-07-06 System, method and program for evaluating environmental load
US10/887,859 US7003437B2 (en) 2004-01-20 2004-07-12 System, method and program for evaluating environmental load
US11/325,522 US7092851B2 (en) 2004-01-20 2006-01-05 System, method and program for evaluating environmental load

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2004012407A JP4265974B2 (ja) 2004-01-20 2004-01-20 情報処理装置

Publications (3)

Publication Number Publication Date
JP2005208766A true JP2005208766A (ja) 2005-08-04
JP2005208766A5 JP2005208766A5 (ja) 2006-10-05
JP4265974B2 JP4265974B2 (ja) 2009-05-20

Family

ID=34697851

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2004012407A Expired - Lifetime JP4265974B2 (ja) 2004-01-20 2004-01-20 情報処理装置

Country Status (3)

Country Link
US (2) US7003437B2 (ja)
EP (1) EP1564665A1 (ja)
JP (1) JP4265974B2 (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008146320A (ja) * 2006-12-08 2008-06-26 Hitachi Ltd 集計値算出方法、集計値算出プログラムおよび処理装置
US7398189B2 (en) 2006-10-30 2008-07-08 Fujitsu Limited Report management device, report management program, and report management method
JP2011128727A (ja) * 2009-12-15 2011-06-30 Nisshin Engineering Co Ltd 電池評価システム

Families Citing this family (10)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US20050288979A1 (en) * 2004-06-15 2005-12-29 Lucent Technologies Inc. System and method for mitigating inventory risk in an electronic manufacturing services-based supply chain management and manufacturing execution system
JP4917413B2 (ja) 2006-11-24 2012-04-18 株式会社日立製作所 環境負荷算出方法及び環境負荷算出システム
US20080319812A1 (en) * 2007-05-18 2008-12-25 Sustainable Minds, Llc Sustainable design decision support system
EP2085920A1 (en) * 2008-02-04 2009-08-05 Hitachi, Ltd. Method and program for calculating environmental load, and unit conversion method
DE202008017686U1 (de) * 2008-04-02 2010-08-12 It-Designers Gmbh Vorrichtung zur Klassifikation von Produkten
US8429036B2 (en) 2008-12-12 2013-04-23 International Business Machines Corporation Digital media usage in response to impact data
KR101106220B1 (ko) * 2011-01-17 2012-01-19 롯데건설 주식회사 목적지향형 건축물 전생애 환경부하 평가시스템
EP3076302B1 (en) * 2013-11-25 2020-04-29 NEC Corporation Information collection system, control method, and program
US11477280B1 (en) * 2017-07-26 2022-10-18 Pure Storage, Inc. Integrating cloud storage services
CN112667237A (zh) * 2020-12-30 2021-04-16 长沙市到家悠享网络科技有限公司 页面生成方法、装置、电子设备及存储介质

Family Cites Families (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2001056708A (ja) 1999-08-19 2001-02-27 Fujitsu Ltd グリーン調達装置および記録媒体
JP2001310179A (ja) 2000-04-28 2001-11-06 Fujitsu Ten Ltd 製品環境アセスメント管理方法
CN1296858C (zh) * 2001-04-11 2007-01-24 索尼株式会社 信息处理系统
JP2003167877A (ja) * 2001-12-04 2003-06-13 Mitsubishi Electric Corp 情報提供システム
JP2003196430A (ja) 2001-12-27 2003-07-11 Toshiba Corp 環境情報管理システムとその方法、そのためのプログラム
DE10329071A1 (de) * 2002-06-28 2004-01-22 Kabushiki Kaisha Toshiba Evaluierungsunterstützungsgerät und Verfahren für eine Evaluierung von Wiederverwertbarkeit/Umweltbelastung

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7398189B2 (en) 2006-10-30 2008-07-08 Fujitsu Limited Report management device, report management program, and report management method
JP2008146320A (ja) * 2006-12-08 2008-06-26 Hitachi Ltd 集計値算出方法、集計値算出プログラムおよび処理装置
JP2011128727A (ja) * 2009-12-15 2011-06-30 Nisshin Engineering Co Ltd 電池評価システム

Also Published As

Publication number Publication date
US7092851B2 (en) 2006-08-15
US7003437B2 (en) 2006-02-21
US20050159930A1 (en) 2005-07-21
JP4265974B2 (ja) 2009-05-20
EP1564665A1 (en) 2005-08-17
US20060111876A1 (en) 2006-05-25

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US7092851B2 (en) System, method and program for evaluating environmental load
US8776009B2 (en) Method and system for task modeling of mobile phone applications
US20070162324A1 (en) Workflow management system
JP5001614B2 (ja) 設計変更範囲検索方法、設計変更範囲検索装置および設計変更範囲検索システム
KR101283019B1 (ko) SaaS 어플리케이션 생성 방법 및 이를 실행하는 어플리케이션 생성 서버
US20130073969A1 (en) Systems and methods for web based application modeling and generation
US20130117319A1 (en) Objects in a storage environment for connected applications
JP4736713B2 (ja) プロジェクトメンバーの選定を支援するシステムと方法
CN106933837A (zh) 一种数据库表模型及创建方法
US20130159909A1 (en) Virtual business object node associations
CN104484467A (zh) 电气元件选型方法及装置
CN111145011B (zh) 一种银行业务系统搭建方法及装置
JP2009116733A (ja) アプリケーション検索システム、アプリケーション検索方法、モニタ端末、検索サーバおよびプログラム
JP2005234814A (ja) プログラム、プログラム構築方法、記憶媒体、プログラム構築システム、端末装置
JP2006127482A (ja) 環境負荷集計装置および方法
CN110704924A (zh) Bim预设模型创建系统与bim预设模型创建方法
US20110179397A1 (en) Systems and methods for metamodel transformation
US8239371B2 (en) Fast search views over business objects
JP3709352B2 (ja) 環境情報シミュレーションシステムと装置及び方法並びに記録媒体
WO2009111141A1 (en) Computer-implemented method for planning a manufacturing process
CN104267967A (zh) 软件的程序代码的生成方法及装置
CN114117597A (zh) 一种桥梁设计管理方法及装置
JP7298208B2 (ja) 情報処理装置及びプログラム
US20100169387A1 (en) Analytics enablement objects
JP4265994B2 (ja) 環境影響評価装置

Legal Events

Date Code Title Description
A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20060822

A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20060822

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20090127

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20090210

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20090212

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 4265974

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120227

Year of fee payment: 3

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120227

Year of fee payment: 3

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130227

Year of fee payment: 4

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130227

Year of fee payment: 4

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20140227

Year of fee payment: 5

EXPY Cancellation because of completion of term