JP5001614B2 - 設計変更範囲検索方法、設計変更範囲検索装置および設計変更範囲検索システム - Google Patents
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Description
複数の部署で協調しながら製品開発を進める場合の設計変更管理方法として、製品の仕様値などの設計パラメータ、および設計の制約条件を予め当システムに登録することで、ある設計部署のローカルな設計パラメータの変更が連鎖的に波及し、全設計パラメータの連携修正が複数部署で協調して実現可能となる方法が開示されている(例えば、特許文献1参照)。
図1は、本実施形態における設計変更範囲検索装置の構成例を示すブロック図である。
設計変更範囲検索装置1は、以下に記述する各構成を有してなる。
処理部2は、後記して説明するリンク情報テーブル作成処理、リンク情報テーブル編集処理および設計変更範囲検索処理の各処理を行う機能を有する。リンク情報記憶部3は、リンク情報テーブル31と、要素ID対応リスト32とを有してなる。要素については、後記して説明する。また、リンク情報テーブル31および要素ID対応リスト32の説明は、図3を参照して後記する。CADデータ記憶部4は、CADシステム11で作成されたCADデータが記憶される。BOMデータ記憶部5には、PDMシステム12で作成されたBOMデータおよび部品の属性データが記憶される。解析フローデータ記憶部6には、シミュレータなどの解析プログラム群の実行制御を行う解析システム13によって解析される過程である解析フローデータが記憶される。機能データ記憶部7には、製品の機能を分解してモデル化(機能モデリング)する機能モデリングシステム14によって作成された機能データおよび機能の属性データが記憶されている。
辞書記憶部10は、同義語に関する情報を有する同義語辞書を有してなる。
なお、各記憶部3〜7,10は、請求項における記憶部である。
また、請求項における設計データとは、CADデータ、BOMデータ、BOMデータの属性データ、解析フローデータ、機能データおよび機能データの属性データのことである。
リンク情報収集処理部21は、各記憶部4〜7から各データを取得して、リンク要素間関係生成処理部22へ送る機能を有する。リンク要素間関係生成処理部22は、要素ID対応リスト32を作成し、さらにリンク情報テーブル31を作成する機能を有する。リンク強度編集処理部23は、図6を参照して後記するリンク情報テーブル編集処理を行う機能を有する。変更範囲検索処理部24は、図8を参照して後記する設計変更範囲検索処理を行う機能を有する。
図2は、本実施形態に係る設計変更範囲検索結果の画面例を示す図である。
図2の画面例では、画面101に、BOMの設計変更範囲検索結果を表示するエリア102と、解析フローデータの設計変更範囲検索結果を表示するエリア103とが表示されている。
画面101には、ノード104〜113が表示されており、各ノードには、対応する要素が表示されている。各ノード104〜113間は、リンクで結ばれている。画面左方にあるノードは、親ノードであり、画面右方にあるノードは、その親ノードの子ノードである。例えば、ノード105は、ノード104の子ノードであると同時に、ノード106,107の親ノードでもある。
ここでは、例えばシミュレータなどである解析プログラムに対する入力値c1,c2が、解析プログラムのノード112に対する親ノード110,111として表示されており、これらを入力値として解析プログラムに入力した結果、出力される出力値dが解析プログラムの子ノード113として表示されている。
図3は、本実施形態に係るリンク情報記憶部に記憶されている情報の構成例を示す図であり、(a)は、リンク情報テーブルの構成例を示し、(b)は、要素ID対応リストの構成例を示す図である。
図3(a)に示すように、リンク情報テーブル31は、以下に記載するフィールドで構成されている。
リンクIDは、リンクに対し一意に付与されたIDである。リンク種は、該当するリンクの種類である。親ノードIDは、親ノード対応する要素の要素IDが記憶されている。子ノードIDは、子ノードに対応する要素の要素IDが記憶されている。親ノードIDおよび子ノードIDには、それぞれフラグが付されており、設計変更範囲検索処理の結果、検索されたノードには、それぞれフラグが立てられる。リンク強度は、該当するリンクの強度を示す値が記憶されている。そして、属性データは、部品や、機能の属性が記憶されている。
図3(a)では、要素と要素との対応(リンク関係)を一つのテーブルとして表現したが、図4のように各要素と要素との対応ごとに、個別のテーブルを作成してもよい。図4における符号201〜207は、それぞれ対応する各要素間のリンク関係を示すテーブルである。
テーブル201は、機能と部品とが対応付けられたテーブルである。同様に、テーブル202は、機能と解析データフロー項目とが対応付けられたテーブルである。テーブル203は、形状要素と部品とが対応付けられたテーブルである。テーブル204は、形状要素と解析データフロー項目とが対応付けられたテーブルである。テーブル205は、形状要素同士が対応付けられたテーブルである。テーブル206は、部品同士が対応付けられたテーブルである。テーブル207は、解析データフロー項目同士が対応付けられたテーブルである。
次に、図1および図3を参照しつつ、図5から図8に沿って設計変更範囲検索装置1が行う各処理の説明を行う。
図5は、本実施形態におけるリンク情報テーブル作成処理の流れを示すフローチャートである。
本実施形態に係る設計支援方法の処理に先立って、以下の処理が行われる。
まず、CADシステム11で作成されたCADデータが、CADデータ記憶部4に記憶される。そして、PDMシステム12で作成されたBOMデータが、BOMデータ記憶部5に記憶される。また、解析システム13で解析された解析結果が、解析フローデータ記憶部6に記憶される。さらに、機能モデリングシステム14で作成された機能データが機能データ記憶部7に記憶される。
まず、リンク情報収集処理部21は、CADデータ記憶部4から、各部品の形状要素を取得する(S101)。
また、リンク情報収集処理部21は、BOMデータ記憶部5からBOMデータの部品間の関係情報や、部品の属性データを取得する(S102)。
さらに、リンク情報収集処理部21は、解析フローデータ記憶部6から、解析フローデータを取得する(S103)。
そして、リンク情報収集処理部21は、機能データ記憶部7から機能データを取得する(S104)。
このステップS101からステップS104の処理は、順番を問われるわけではない。また、行いたい解析においては、ステップS101からステップS104で取得したすべてのデータを必要とするわけではない場合がある。このような場合、ステップS101からステップS104の処理におけるすべての処理が必須というわけではなく、ステップS101からステップS104の処理のうち、少なくとも二つ以上の必要な処理が実行されればよい。
そして、リンク要素間関係生成処理部22は、ステップS101からステップS104で取得した各データ間にリンクを付与し(S106)、リンク情報テーブル31を作成し(S107)、作成したリンク情報テーブル31をリンク情報記憶部3に記憶する。
部品と部品との間のリンクは、BOMデータを参照して各要素IDをリンク情報テーブル31の親ノードと子ノードとに対応させることで、リンク要素間関係生成処理部22によって付与される。機能と機能との間のリンクは、機能データを参照してリンク要素間関係生成処理部22によって付与される。同様に、解析データ項目(入力データ種と、解析プログラムと、出力データ種)と解析データ項目との間のリンクは、解析フローデータを参照してリンク要素間関係生成処理部22によって付与される。形状要素と形状要素との間のリンク(寸法拘束)は、CADデータを参照して、リンク要素間関係生成処理部22によって付与される。
それ以外のリンク、例えば部品と機能との間などの異種の要素間のリンクは、部品名などをキーとして、同義語辞書を用いて類似名称を含む機能を機能データから検索することによって、リンク要素間関係生成処理部22が、この部品と機能との間に付与する。
例えば、部品と部品との間のリンクなど同種の要素間のリンクであれば最大値(例えば1.0)のリンク強度を設定し、部品と機能との間のリンクなど異種の要素間のリンクであれば最大値よりも少ない数値(例えば0.5)をリンク強度の初期値とする。また、リンク強度の初期値は、部品名と機能の中の部品名とが、完全一致するか、部分一致するかに応じてリンク強度を変えるなど、リンク種毎にリンク強度の初期値を変えるように予めルールを決めておいてもよい。
図6は、本実施形態に係るリンク情報テーブル編集処理の流れを示すフローチャートである。
まず、リンク強度編集処理部23が、リンク情報記憶部3からリンク情報テーブル31を取得し(S201)、取得したリンク情報テーブル31を基にリンク情報テーブル編集画面を表示部9に表示させる(S202)。
次に、管理者が、入力部8を介してリンク強度を入力することによってリンク情報テーブル31を編集する(S203)。リンク情報テーブル編集画面およびリンク情報テーブル31の編集については、図7を参照して後記する。
そして、ステップS203における編集結果を新たなリンク情報テーブル31としてリンク情報記憶部3に記憶することによって、リンク情報テーブル31を更新する(S204)。
その際、従来のリンク情報テーブル31に上書き保存してもよいし、あるいは従来のリンク情報テーブル31を残し、別のバージョンとして記憶してもよい。
図7は、本実施形態に係るリンク情報テーブル編集画面例を示す図である。
図7において、画面301上に、リンク強度を編集するエリア302と、互いにリンク付けされた二つの要素の詳細情報を表示するエリア303,304を表示する。
エリア302のボックス305,306において、管理者が編集したい二つの設計パラメータの名称を選択する。図7の例では「部品」と「機能」とが選択されている。
ボックス305,306の名称選択後、該当するリンク情報テーブル31のリンク強度が関係マトリクス307として表示される。関係マトリクス307は、要素IDと要素IDとが対応する形で表示される。図7の例では、部品の要素IDと、機能の要素IDとが対応する形で表示されている。
エリア303およびエリア304は、選択されたリンク強度に対応する要素の詳細な情報を表示するエリアである。図7の例では、部品の要素IDがP003、機能の要素IDがF004のリンク強度を選択したので、要素IDがP003である部品(モータ(製品番号など))の詳細な情報がエリア303に表示され、要素IDがF004である機能(「電気エネルギを回転エネルギに変換する」)といった詳細情報がエリア304に表示される。
図8は、本実施形態に係る設計変更範囲検索処理の流れを示すフローチャートである。
図8において、ユーザが設計変更する対象を指定する(S301)。具体的には、入力部8を介して、設計パラメータの変更を行う部品の名称、部品の要素ID、機能、機能の要素IDなどが入力部8を介して入力される。機能は、「回転機能」などの機能名が入力部8を介して入力されるが、「電気エネルギを回転エネルギに変換する」などの自然文を入力してもよい。この場合は、自然文入力検索を用いて機能が特定される。また、入力データ種の名称や、入力データ種の要素IDを指定し、さらに変更する入力データの入力値を入力してもよい。なお、ここで入力値が入力された場合、図示しない以下の処理が実行される。変更範囲検索処理部24は、入力された入力値を解析システム13に送る。そして、解析システム13は、送られた入力値を基に、出力値を算出し、算出した出力値を変更範囲検索処理部24に送る。そして、変更範囲検索処理部24が、送られた出力値を表示部9に表示させる。
次に、変更範囲検索処理部24は、リンク情報テーブル31を検索して、入力または取得した要素IDをもつ親ノードを検索し、該当する親ノードIDを取得し(S303)、検索した親ノードにフラグをたてる(S304)。
次に、変更範囲検索処理部24は、取得した子ノードIDをキーとしてリンク情報テーブル31を検索し、取得した子ノードIDを親ノードIDとして持つ子ノードIDを取得し(S307)、該当する子ノードにフラグをたてる(S308)。そして、変更範囲検索処理部24は、ステップS307およびステップS308の処理を、リンク付けされたノードがなくなるまで繰り返す。リンク付けされたノードがなくなったとき、変更範囲検索処理部24は、関連子ノード取得ループを終了し、ステップS309の処理へ進む。
さらに必要に応じて、ステップS304にて検索結果として取得した設計パラメータのノードに対応する実際のコンテンツを表示部9に表示させてもよい。ここで、コンテンツとは、CADデータ、BOMデータ、解析フローデータおよび機能データの実体のことである。例えば、CADデータであればCADシステム11において、対応する形状要素を強調表示する。
図9は、本実施形態における設計変更範囲検索装置の他の構成例を示すブロック図である。図9において、図1と同様の構成要素に関しては、同一の符号を付し、説明を省略する。
図9の設計変更範囲検索装置1’が、図1と異なる点は、CADデータと、機能データとが排されている点である。
これは、少なくともBOMデータ、属性データおよび解析フローデータがあれば、設計変更範囲検索処理が可能であることから、CADデータと、機能データとを排して、最小構成のシステムで設計変更範囲検索装置1’を実現したものである。
図10は、本実施形態における設計変更範囲検索システムの構成例を示す図である。
設計変更範囲検索システム406は、以下の構成を有してなる。
設計変更範囲検索サーバ401は、図1および図9の設計変更範囲検索装置1,1’であり、ネットワーク405を介して接続している検索クライアント404の指示に応じて、図5に示したリンク情報テーブル作成処理や、図6に示したリンク情報テーブル編集処理や、図8に示した設計変更範囲検索処理を行う機能を有する。リンク情報DB402は、図1および図9におけるリンク情報記憶部3であり、設計変更範囲検索サーバ401とLAN(Local Area Network)などを介して接続している。ユーザ管理情報DB403は、設計変更範囲検索サーバ401とLANなどを介して接続しており、検索クライアント404を使用するユーザに関する情報(アカウント名、パスワードなど)が記憶されている。検索クライアント404は、WAN(Wide Area Network)などのネットワーク405を介して設計変更範囲検索サーバ401と接続しており、図5に示したリンク情報テーブル作成処理の指示や、図6に示したリンク情報テーブル編集処理の指示や編集するリンク強度の設計変更範囲検索サーバへの入力や、図8に示した設計変更範囲検索処理の指示、あるいは各処理の結果を表示する機能を有する。
なお、図10では、リンク情報DB402と、ユーザ管理情報DB403は、設計変更範囲検索サーバ401とは、別の装置としたが一体としてもよい。
さらに、図10の例では、設計変更範囲検索サーバ401は、1台のコンピュータで構成されているが、これに限らず複数の設計変更範囲検索サーバ401を設置し、互いにLANなどで接続した上、図5に示したリンク情報テーブル作成処理や、図6に示したリンク情報テーブル編集処理や、図8に示した設計変更範囲検索処理を並列処理させてもよい。
本実施形態によれば、製品開発において、設計パラメータ間の関係情報を収集、管理することで、製品開発時の設計変更の影響範囲を短時間で確実に確認でき、設計期間の短縮、設計品質の向上も期待できる。また、製品データ管理、設計知識管理の観点からも、様々な設計支援システムを連携して扱えることにより、システムの柔軟性、拡張性が期待できる。
2 処理部
3 リンク情報記憶部
4 CADデータ記憶部
5 BOMデータ記憶部
6 解析フローデータ記憶部
7 機能データ記憶部
8 入力部
9 表示部
10 辞書記憶部
11 CADシステム
12 PDMシステム
13 解析システム
14 機能モデリングシステム
21 リンク情報収集処理部
22 リンク要素間関係生成処理部
23 リンク強度編集処理部
24 変更範囲検索処理部
31 リンク情報テーブル
32 要素ID対応リスト
401 設計変更範囲検索サーバ
402 リンク情報DB
403 ユーザ管理情報DB
404 検索クライアント
405 ネットワーク
406 設計変更範囲検索システム
Claims (15)
- 記憶部に記憶されている複数の要素を含んでなる設計データにおける前記要素の設計パラメータの変更の影響が及ぶ範囲を検索する設計変更範囲検索装置における設計変更範囲検索方法であって、
前記設計データは、前記要素間の関係に関する情報を含んでおり、
前記要素には、各要素における属性値、前記属性値を入力値として解析を行う解析プログラムに関する情報、前記解析プログラムの入力値、前記解析プログラムによる解析の結果であり、前記要素の属性値である出力値が、存在しており、
前記設計変更範囲検索装置は、
前記記憶部の設計データを取得し、
前記取得した設計データにおける前記要素間の関係に関する情報を基に、前記要素を親ノードまたは子ノードに対応させることで、前記要素間にリンクを付与し、前記付与したリンクに関する情報であるリンク情報を作成し、前記作成したリンク情報を前記記憶部に格納し、
入力部を介して、前記要素が指定されると、
前記記憶部のリンク情報を検索して、前記指定された要素に対応する親ノードを取得し、
前記取得した親ノードに対応する子ノードを取得し、
前記取得した子ノードを親ノードとして有する子ノードをさらに取得し、
前記取得した親ノードおよび子ノードを表示部に表示することを特徴とする設計変更範囲検索方法。 - 前記設計データには、CADデータ、BOMデータ、前記解析プログラムに関する情報を有する解析フローデータおよび前記要素の属性値を有する機能データが含まれることを特徴とする請求項1に記載の設計変更範囲検索方法。
- 前記設計変更範囲検索装置は、
前記入力部を介して入力された値または予め設定された値に従って、前記リンクごとに、前記要素間の関係の強さを示すリンク強度を設定することを特徴とする請求項1に記載の設計変更範囲検索方法。 - 前記設計変更範囲検索装置は、
前記取得した親ノードおよび子ノードを前記表示部に表示する際に、前記取得した親ノードおよび子ノードを強調表示することを特徴とする請求項1に記載の設計変更範囲検索方法。 - 前記設計変更範囲検索装置は、
前記取得した親ノードおよび子ノードを前記表示部に表示する際に、前記取得した親ノードと子ノードとの間、または前記取得した子ノードと、該子ノードとは別の子ノードとの間のリンクを表示することを特徴とする請求項1に記載の設計変更範囲検索方法。 - 記憶部に記憶されている複数の要素を含んでなる設計データにおける前記要素の設計パラメータの変更の影響が及ぶ範囲を検索する設計変更範囲検索装置であって、
前記設計データは、前記要素間の関係に関する情報を含んでおり、
前記記憶部の設計データを取得するリンク情報収集処理部、
前記取得した設計データにおける前記要素間の関係に関する情報を基に、前記要素を親ノードまたは子ノードに対応させることで、前記要素間にリンクを付与し、前記付与したリンクに関する情報であるリンク情報を作成して、前記作成したリンク情報を前記記憶部に格納するリンク要素間関係生成処理部、
および入力部を介して、前記要素が指定されると、前記記憶部のリンク情報を検索して、前記指定された要素に対応する親ノードを取得し、前記取得した親ノードに対応する子ノードを取得し、前記取得した子ノードを親ノードとして有する子ノードをさらに取得し、前記取得した親ノードおよび子ノードを表示部に表示する変更範囲検索処理部を有し、
前記要素には、各要素における属性値、前記属性値を入力値として解析を行う解析プログラムに関する情報、前記解析プログラムの入力値、前記解析プログラムによる解析の結果であり、前記要素の属性値である出力値が、存在しており、
前記要素間のリンクは、
前記属性値と前記入力値との間、前記入力値と前記解析プログラムに関する情報との間、前記解析プログラムに関する情報と前記出力値との間、および前記出力値と関係し、前記入力値となっている属性値とは別の属性値と前記出力値との間のそれぞれが付与されることを特徴とする設計変更範囲検索装置。 - 前記設計データには、CADデータ、BOMデータ、前記解析プログラムに関する情報を有する解析フローデータおよび前記要素の属性値を有する機能データが含まれることを特徴とする請求項6に記載の設計変更範囲検索装置。
- 前記設計変更範囲検索装置は、
前記入力部を介して入力された値または予め設定された値に従って、前記リンクごとに、前記要素間の関係の強さを示すリンク強度を設定するリンク強度編集処理部をさらに含むことを特徴とする請求項6に記載の設計変更範囲検索装置。 - 前記変更範囲検索処理部は、
前記取得した親ノードおよび子ノードを前記表示部に表示する際に、前記取得した親ノードおよび子ノードを強調表示することを特徴とする請求項6に記載の設計変更範囲検索装置。 - 前記変更範囲検索処理部は、
前記取得した親ノードおよび子ノードを前記表示部に表示する際に、前記取得した親ノードと子ノードとの間、または子ノードと、該子ノードとは別の子ノードとの間のリンクを表示することを特徴とする請求項6に記載の設計変更範囲検索装置。 - 記憶部に記憶されている複数の要素を含んでなる設計データにおける前記要素の設計パラメータの変更の影響が及ぶ範囲を検索する設計変更範囲検索サーバと、前記設計変更範囲検索サーバに、設計パラメータの変更を行う要素を送信する検索クライアントと、を含む設計変更範囲検索システムであって、
前記設計データは、前記要素間の関係に関する情報を含んでおり、
前記要素には、各要素における属性値、前記属性値を入力値として解析を行う解析プログラムに関する情報、前記解析プログラムの入力値、前記解析プログラムによる解析の結果であり、前記要素の属性値である出力値が、存在しており、
前記設計変更範囲検索サーバは、
前記記憶部の設計データを取得し、前記取得した設計データにおける前記要素間の関係に関する情報を基に、前記要素を親ノードまたは子ノードに対応させることで、前記要素間にリンクを付与し、前記付与したリンクに関する情報であるリンク情報を作成して、作成したリンク情報を記憶装置に格納し、前記検索クライアントを介して、前記要素が指定されると、前記記憶装置のリンク情報を検索して、前記指定された要素に対応する親ノードを取得し、前記取得した親ノードに対応する子ノードを取得し、前記取得した子ノードを親ノードとして有する子ノードをさらに取得し、前記取得した親ノードおよび子ノードを表示部に表示することを特徴とする設計変更範囲検索システム。 - 前記設計データには、CADデータ、BOMデータ、前記解析プログラムに関する情報を有する解析フローデータおよび前記要素の属性値を有する機能データが含まれることを特徴とする請求項11に記載の設計変更範囲検索システム。
- 前記設計変更範囲検索サーバは、
前記検索クライアントまたは前記設計変更範囲検索サーバの入力部を介して入力された値または予め設定された値に従って、前記リンクごとに、要素間の関係の強さを示すリンク強度を設定することを特徴とする請求項11に記載の設計変更範囲検索システム。 - 前記設計変更範囲検索サーバは、
前記取得した親ノードおよび子ノードを前記表示部に表示する際に、前記取得した親ノードおよび子ノードを強調表示することを特徴とする請求項11に記載の設計変更範囲検索システム。 - 前記設計変更範囲検索サーバは、
前記取得した親ノードおよび子ノードを前記表示部に表示する際に、前記取得した親ノードと子ノードと間、または子ノードと、該子ノードとは別の子ノードとの間のリンクを表示することを特徴とする請求項11に記載の設計変更範囲検索システム。
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