JPH09223148A - 設計事例データベース装置 - Google Patents
設計事例データベース装置Info
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- JPH09223148A JPH09223148A JP8027887A JP2788796A JPH09223148A JP H09223148 A JPH09223148 A JP H09223148A JP 8027887 A JP8027887 A JP 8027887A JP 2788796 A JP2788796 A JP 2788796A JP H09223148 A JPH09223148 A JP H09223148A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- case database
- design case
- design
- data
- database device
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 異機種間ネットワークによる分散環境おい
て、業務中に使用するアプリケーションを用いてデータ
ベースの入出力を行えるようにして、種々の形式のデー
タを扱うことを可能にする。 【解決手段】 入力端末1-3から検索端末1-2に対して、
データ検索・表示を行うモジュールを必要に応じて転送
するようにして、ユーザは端末とアプリケーションの種
類を問わず業務を遂行できる。アプリケーションおよび
データ形式を共通化することを不要にして、ユーザが新
たな端末を使い覚えることを不要にし、データベース装
置の設計期間を短縮する。他方、オブジェクトデータ間
の重み付けを類似例の検索ごとに見直し、必要があれば
重み付け修正部1-7で修正して重みデータベース1-1に格
納し、類似例間の類似度を類似度計算部1-6により数値
化して適合度を高めてゆく。データベース装置の設計か
ら運用に至る全過程の効率を格段に向上できる。
て、業務中に使用するアプリケーションを用いてデータ
ベースの入出力を行えるようにして、種々の形式のデー
タを扱うことを可能にする。 【解決手段】 入力端末1-3から検索端末1-2に対して、
データ検索・表示を行うモジュールを必要に応じて転送
するようにして、ユーザは端末とアプリケーションの種
類を問わず業務を遂行できる。アプリケーションおよび
データ形式を共通化することを不要にして、ユーザが新
たな端末を使い覚えることを不要にし、データベース装
置の設計期間を短縮する。他方、オブジェクトデータ間
の重み付けを類似例の検索ごとに見直し、必要があれば
重み付け修正部1-7で修正して重みデータベース1-1に格
納し、類似例間の類似度を類似度計算部1-6により数値
化して適合度を高めてゆく。データベース装置の設計か
ら運用に至る全過程の効率を格段に向上できる。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は、設計事例データベ
ース装置、より具体的には分散型データベース、または
インターネット、またはオブジェクト指向技術を含むク
ライアントサーバコンピューティングまたは知的生産支
援システムに関するものである。
ース装置、より具体的には分散型データベース、または
インターネット、またはオブジェクト指向技術を含むク
ライアントサーバコンピューティングまたは知的生産支
援システムに関するものである。
【０００２】
【従来の技術】特開平6-161845号公報に記載の「設計情
報データベース装置」においては、入力フォーム、デー
タ項目表を用いて、設計計算実行システムで使用される
入力データのバージョン管理を行っている。特開平6-18
7352号公報に記載の「事例を用いた業務支援方法及びそ
の装置」においては、過去に設計した機器の設計事例
を、特徴を表すキーワードのマッチングから類似事例を
選択するようにしている。また、特開平7-73224号公報
に記載の「設計生産支援方法及び装置」においては、機
械構造物または建築構造物の配置設計または配管設計を
するための支援方法と装置を提案している。
報データベース装置」においては、入力フォーム、デー
タ項目表を用いて、設計計算実行システムで使用される
入力データのバージョン管理を行っている。特開平6-18
7352号公報に記載の「事例を用いた業務支援方法及びそ
の装置」においては、過去に設計した機器の設計事例
を、特徴を表すキーワードのマッチングから類似事例を
選択するようにしている。また、特開平7-73224号公報
に記載の「設計生産支援方法及び装置」においては、機
械構造物または建築構造物の配置設計または配管設計を
するための支援方法と装置を提案している。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】従来のデータベースで
は、テキストデータに対しての検索が主流であったが、
技術情報など、多種多様なデータを扱う必要がますます
増えている。これにともない、端末は多様化を余儀なく
され、かつ、データベースへのアクセス方法も多種多様
で複雑になりつつあり、定型の書式におさまらないよう
な柔軟なオブジェクトデータの入出力および検索の方法
が求められている。
は、テキストデータに対しての検索が主流であったが、
技術情報など、多種多様なデータを扱う必要がますます
増えている。これにともない、端末は多様化を余儀なく
され、かつ、データベースへのアクセス方法も多種多様
で複雑になりつつあり、定型の書式におさまらないよう
な柔軟なオブジェクトデータの入出力および検索の方法
が求められている。
【０００４】データベースにデータを入力し、そのデー
タの検索および再利用により業務の効率化を図るために
は、まず、業務の見直しを行ってデータのフォーマット
を共通化し、ＣＡＤ、ドローイングツール、ワープロな
どのアプリケーションを共通化するのが理想的である。
しかし、実際には各部門ごとにデータのフォーマットは
異なり、用いるハードウェア、ツール、アプリケーショ
オンも異なり、更に、各個人により、データのフォーマ
ットが異なっているのが現状である。
タの検索および再利用により業務の効率化を図るために
は、まず、業務の見直しを行ってデータのフォーマット
を共通化し、ＣＡＤ、ドローイングツール、ワープロな
どのアプリケーションを共通化するのが理想的である。
しかし、実際には各部門ごとにデータのフォーマットは
異なり、用いるハードウェア、ツール、アプリケーショ
オンも異なり、更に、各個人により、データのフォーマ
ットが異なっているのが現状である。
【０００５】本発明は、上述のごとき実情に鑑みてなさ
れたもので、業務中に使用するアプリケーションを用い
てデータベースの入出力を行えるようにして、種々の形
式のデータを扱うことを可能にしたデータベースに対し
て、柔軟なアクセス環境を構築すること、さらには、ユ
ーザの検索意図を反映した過去の類似事例の検索を行う
ことを目的としてなされたものである。
れたもので、業務中に使用するアプリケーションを用い
てデータベースの入出力を行えるようにして、種々の形
式のデータを扱うことを可能にしたデータベースに対し
て、柔軟なアクセス環境を構築すること、さらには、ユ
ーザの検索意図を反映した過去の類似事例の検索を行う
ことを目的としてなされたものである。
【０００６】
【課題を解決するための手段】請求項１の発明は、複雑
な関連を有する種々の形式のデータを含む事例をデータ
ベース化し、過去の類似事例を検索して利用することに
より設計業務を支援する設計事例データべース装置にお
いて、異機種間ネットワークによる分散環境のもとで設
計業務に用いられる各種のアプリケーションにより入力
する手段と、二つの事例の間の類似度を算出する機能を
備えることにより、各種端末によるデータの操作を、よ
り柔軟にして、過去の類似例を検索して利用することを
可能にし、もって、データベースの開発期間を短縮する
ようにしたものである。
な関連を有する種々の形式のデータを含む事例をデータ
ベース化し、過去の類似事例を検索して利用することに
より設計業務を支援する設計事例データべース装置にお
いて、異機種間ネットワークによる分散環境のもとで設
計業務に用いられる各種のアプリケーションにより入力
する手段と、二つの事例の間の類似度を算出する機能を
備えることにより、各種端末によるデータの操作を、よ
り柔軟にして、過去の類似例を検索して利用することを
可能にし、もって、データベースの開発期間を短縮する
ようにしたものである。
【０００７】請求項２の発明は、請求項１に記載の設計
事例データべース装置において、同じクラスに属する二
つのオブジェクト間の類似度を定義し、あるオブジェク
トに関連を持つオブジェクトに関系付けて検索時におけ
る重要度の重み付けを行い、さらに該重み付けの和によ
り得られる類似度を算出して検索する機能を持つことに
より、前記類似度を定義する効果として、オブジェクト
指向データベースシステムの設計の際に、対象データの
モデリングに容易に取り込めるようにし、さらに、複雑
な関連を有する種々の形式の設計事例のデータについて
も類似比較することを可能にしたものである。
事例データべース装置において、同じクラスに属する二
つのオブジェクト間の類似度を定義し、あるオブジェク
トに関連を持つオブジェクトに関系付けて検索時におけ
る重要度の重み付けを行い、さらに該重み付けの和によ
り得られる類似度を算出して検索する機能を持つことに
より、前記類似度を定義する効果として、オブジェクト
指向データベースシステムの設計の際に、対象データの
モデリングに容易に取り込めるようにし、さらに、複雑
な関連を有する種々の形式の設計事例のデータについて
も類似比較することを可能にしたものである。
【０００８】請求項３の発明は、請求項２に記載の設計
事例データべース装置において、業務内容に応じて関連
するオブジェクトの重み付けを行い、事例の間の類似度
により類似事例を検索することができるよして、設計情
報データベースに格納された過去の設計事例の中から、
各利用者の担当する業務内容に適合した類似例を取り出
すことができるようにしたものである。
事例データべース装置において、業務内容に応じて関連
するオブジェクトの重み付けを行い、事例の間の類似度
により類似事例を検索することができるよして、設計情
報データベースに格納された過去の設計事例の中から、
各利用者の担当する業務内容に適合した類似例を取り出
すことができるようにしたものである。
【０００９】請求項４の発明は、請求項３に記載の設計
事例データべース装置において、検索された複数の類似
事例からデータベース利用者が選択した結果を用いて関
連オブジェクトの重み付けを修正できるようにし、次回
の事例検索から、各利用者の検索意図が、より正確に、
反映されるようにしたものである。
事例データべース装置において、検索された複数の類似
事例からデータベース利用者が選択した結果を用いて関
連オブジェクトの重み付けを修正できるようにし、次回
の事例検索から、各利用者の検索意図が、より正確に、
反映されるようにしたものである。
【００１０】請求項５の発明は、請求項１に記載の設計
事例データべース装置において、業務担当者の端末上に
おいて、ＣＡＤ、ワープロ、表計算などの業務中に使用
する各アプレケーションを用いて、データベースへの入
力を行い、検索された類似事例のデータを表示すること
により、個々のデータベースの利用者は日常業務で使用
している、ハードウェア、ツール、アプリケーションな
どを用いてデータベースへの入出力ができるようにし、
もって、各利用者には、データを利用するために新たな
端末の操作方法を覚えることを不要にし、設計事例デー
タベースシステムの開発者には、データベースの開発の
期間を短縮させるようにしたものである。
事例データべース装置において、業務担当者の端末上に
おいて、ＣＡＤ、ワープロ、表計算などの業務中に使用
する各アプレケーションを用いて、データベースへの入
力を行い、検索された類似事例のデータを表示すること
により、個々のデータベースの利用者は日常業務で使用
している、ハードウェア、ツール、アプリケーションな
どを用いてデータベースへの入出力ができるようにし、
もって、各利用者には、データを利用するために新たな
端末の操作方法を覚えることを不要にし、設計事例デー
タベースシステムの開発者には、データベースの開発の
期間を短縮させるようにしたものである。
【００１１】請求項６の発明は、業務担当者の端末が、
設計事例データベースに対して入出力および表示する手
段を有さない場合に、オブジェクトデータと共に前記設
計事例データベースに対して前記類似例のデータの入出
力および表示を行う手段を、通信ネットワークを介して
該端末に転送して、該端末で利用することにより、ある
オブジェクトに対するデータベースへの入出力および表
示をする手段を持たない端末でも、データベースの操作
ができるようにしたものである。
設計事例データベースに対して入出力および表示する手
段を有さない場合に、オブジェクトデータと共に前記設
計事例データベースに対して前記類似例のデータの入出
力および表示を行う手段を、通信ネットワークを介して
該端末に転送して、該端末で利用することにより、ある
オブジェクトに対するデータベースへの入出力および表
示をする手段を持たない端末でも、データベースの操作
ができるようにしたものである。
【００１２】
【発明の実施の形態】図１は、本発明の一実施例を説明
するための構成図で、設計情報を格納する設計情報デー
タベース1-9に対して、通信ネットワーク1-4を介して、
入力端末1-3のアプリケーションからオブジェクトデー
タを入力する。ＤＢ管理サーバ1-8は、ユーザまたは事
例検索部1-5からの要求に応じて、前記設計情報データ
ベース1-9対する入出力または問い合わせを行う。ユー
ザが事例検索をする際には、検索条件を検索端末1-2か
らオブジェクトデータとして入力し、重みデータベース
1-1から得られる重み付け（関連するオブジェクトの重
要度）の情報とともに通信ネットワークを介して前記Ｄ
Ｂ管理サーバ1-8に送る。類似度計算部1-6において、ユ
ーザが検索時に入力したオブジェクトデータと、前記設
計情報データベース1-9内のオブジェクトデータと、前
記重み付けの情報とから類似度を計算して、類似度の大
きい順に検索された事例を前記検索端末1-2に表示す
る。該検索端末1-2において設計者が有用とみなす事例
を選択することにより、重み付け修正部1-7において重
み付けを修正し、該修正内容を前記重みデータベース1-
1に格納して、次回の検索時の支援に備える。
するための構成図で、設計情報を格納する設計情報デー
タベース1-9に対して、通信ネットワーク1-4を介して、
入力端末1-3のアプリケーションからオブジェクトデー
タを入力する。ＤＢ管理サーバ1-8は、ユーザまたは事
例検索部1-5からの要求に応じて、前記設計情報データ
ベース1-9対する入出力または問い合わせを行う。ユー
ザが事例検索をする際には、検索条件を検索端末1-2か
らオブジェクトデータとして入力し、重みデータベース
1-1から得られる重み付け（関連するオブジェクトの重
要度）の情報とともに通信ネットワークを介して前記Ｄ
Ｂ管理サーバ1-8に送る。類似度計算部1-6において、ユ
ーザが検索時に入力したオブジェクトデータと、前記設
計情報データベース1-9内のオブジェクトデータと、前
記重み付けの情報とから類似度を計算して、類似度の大
きい順に検索された事例を前記検索端末1-2に表示す
る。該検索端末1-2において設計者が有用とみなす事例
を選択することにより、重み付け修正部1-7において重
み付けを修正し、該修正内容を前記重みデータベース1-
1に格納して、次回の検索時の支援に備える。
【００１３】
【実施例】金型設計においては、過去の類似した設計事
例を参照することが設計期間を短縮する上で重要でる。
一般的な流れとしては、製品図面に合わせて金型の仕様
を決定し、金型の図面設計、成形、加工を行う。ここで
云う金型設計事例は、主として製品図面に適合する金型
図面、成形機、成形条件、加工条件を決定して、その結
果がどうであったか、どのような不具合が生じたか、不
具合が生じた場合の対策はどのように行ったか、と云う
ような項目を含んでいる。
例を参照することが設計期間を短縮する上で重要でる。
一般的な流れとしては、製品図面に合わせて金型の仕様
を決定し、金型の図面設計、成形、加工を行う。ここで
云う金型設計事例は、主として製品図面に適合する金型
図面、成形機、成形条件、加工条件を決定して、その結
果がどうであったか、どのような不具合が生じたか、不
具合が生じた場合の対策はどのように行ったか、と云う
ような項目を含んでいる。
【００１４】図２は、金型2-1と関連するデータ、例え
ば、製品図面2-11、ＣＡＤデータ2-11a、仕様書2-11b
…、を示す。枠で囲まれた部分はオブジェクトデータで
階層的に関連を持っていることを表している。事例のデ
ータは、上記の関連を示す階層構造および各オブジェク
トデータの検索における重要度（重み付け）から構成さ
れる。類似した事例Ｃ1、Ｃ2の間の類似度Ｓ(Ｃ1,Ｃ2）
は、 Ｓ(Ｃ1,Ｃ2) = ΣＷi・Ｓi(OBJi1,OBJi2) と表すことができる。Σは注目している事例に関連を持
つオブジェクトすべてについての和をとることを意味す
る。Ｗiは関連するオブジェクトの重み付けである。OBJ
ijは事例Ｃjに関連するオブジェクトを表し、Ｓi(OBJa,
OBJb)は２つのオブジェクトOBJa、OBJbの間の類似度を
表す。
ば、製品図面2-11、ＣＡＤデータ2-11a、仕様書2-11b
…、を示す。枠で囲まれた部分はオブジェクトデータで
階層的に関連を持っていることを表している。事例のデ
ータは、上記の関連を示す階層構造および各オブジェク
トデータの検索における重要度（重み付け）から構成さ
れる。類似した事例Ｃ1、Ｃ2の間の類似度Ｓ(Ｃ1,Ｃ2）
は、 Ｓ(Ｃ1,Ｃ2) = ΣＷi・Ｓi(OBJi1,OBJi2) と表すことができる。Σは注目している事例に関連を持
つオブジェクトすべてについての和をとることを意味す
る。Ｗiは関連するオブジェクトの重み付けである。OBJ
ijは事例Ｃjに関連するオブジェクトを表し、Ｓi(OBJa,
OBJb)は２つのオブジェクトOBJa、OBJbの間の類似度を
表す。
【００１５】図３は、成形条件を例を示す図で、成形条
件3-2の類似度は、成形機3-3、圧力3-4、温度3-5…、の
類似度に重み付けをしたものの和である。さらに前記成
形機3-3の類似度は、ノズル3-6、スクリュー3-7…、の
類似度に重み付けをしたものの和である。さらに前記ノ
ズル3-6の類似度は、外径3-8、突込量3-9…、の類似度
に重み付けをしたものの和である。このように、ある事
例クラス（ここでは成形条件）に属するオブジェクト間
の類似度を、該オブジェクトと関連を持つオブジェクト
の類似度および重み付けによって階層的に定義する。こ
れによって、複雑なデータを柔軟に類似比較することが
可能になり、関連オブジェクトの重要度に従って、ユー
ザの検索意図を反映することが可能になっている。
件3-2の類似度は、成形機3-3、圧力3-4、温度3-5…、の
類似度に重み付けをしたものの和である。さらに前記成
形機3-3の類似度は、ノズル3-6、スクリュー3-7…、の
類似度に重み付けをしたものの和である。さらに前記ノ
ズル3-6の類似度は、外径3-8、突込量3-9…、の類似度
に重み付けをしたものの和である。このように、ある事
例クラス（ここでは成形条件）に属するオブジェクト間
の類似度を、該オブジェクトと関連を持つオブジェクト
の類似度および重み付けによって階層的に定義する。こ
れによって、複雑なデータを柔軟に類似比較することが
可能になり、関連オブジェクトの重要度に従って、ユー
ザの検索意図を反映することが可能になっている。
【００１６】図４は、請求項５および６の実施例を説明
する図で、設計情報データベース4-3にデータを入力す
る際には、通信ネットワーク4-1に接続されたパソコ
ン、ワークステーションなどの入力端末4-6を用いて、
ＣＡＤ、ワープロ、表計算などのアプリケーション上で
データを作成し、該データをＤＢ管理サーバ4-2に送っ
て前記設計情報データベース4-3に格納する。例えば、
あるユーザが前記入力端末4-6上においてＣＡＤシステ
ムにより作成した図面を前記設計情報データベース4-3
に保存する。別のユーザがデータ検索時に該図面を参照
する際、同じＣＡＤシステムを使用することが可能な表
示端末4-4を用いる場合には、自動的にＣＡＤを起動し
て前記設計情報データベース4-3から前記図面データを
読み込んで表示する。同じＣＡＤシステムを使用するこ
とができない表示端末4-5で前記図面を参照する場合に
は、オブジェクトデータの表示手段として、前記入力端
末4-6から前記図面データの表示モジュールを前記通信
ネットワーク4-1を介して、該表示端末4-5にロードして
表示できるようにする。このようにして、あるオブジェ
クトのデータベースに対する入出力の手段を持たない端
末上でも、データベースの操作が可能となる。
する図で、設計情報データベース4-3にデータを入力す
る際には、通信ネットワーク4-1に接続されたパソコ
ン、ワークステーションなどの入力端末4-6を用いて、
ＣＡＤ、ワープロ、表計算などのアプリケーション上で
データを作成し、該データをＤＢ管理サーバ4-2に送っ
て前記設計情報データベース4-3に格納する。例えば、
あるユーザが前記入力端末4-6上においてＣＡＤシステ
ムにより作成した図面を前記設計情報データベース4-3
に保存する。別のユーザがデータ検索時に該図面を参照
する際、同じＣＡＤシステムを使用することが可能な表
示端末4-4を用いる場合には、自動的にＣＡＤを起動し
て前記設計情報データベース4-3から前記図面データを
読み込んで表示する。同じＣＡＤシステムを使用するこ
とができない表示端末4-5で前記図面を参照する場合に
は、オブジェクトデータの表示手段として、前記入力端
末4-6から前記図面データの表示モジュールを前記通信
ネットワーク4-1を介して、該表示端末4-5にロードして
表示できるようにする。このようにして、あるオブジェ
クトのデータベースに対する入出力の手段を持たない端
末上でも、データベースの操作が可能となる。
【００１７】
【発明の効果】本発明により、まず、異機種間ネットワ
ークによる分散環境のもとの設計事例データベース装置
を使用する各種端末ユーザに対して、オブジェクトデー
タと共に、必要に応じて該データを操作できるプログラ
ムモジュールを転送することにより、データ検索用の端
末の操作を新たに覚える必要もなく、使い慣れた端末に
より類似例の検索表示ができる。このようにして、デー
タベースの設計をより柔軟にして、設計期間を飛躍的に
短縮可能にする。また、オブジェクト間の関係により重
み付けを行って類似例の類似度を算出記憶することによ
り、さらに類似例検索の都度、重み付けを見直して、必
要があれば、修正を施すことにより、類似例検索の適合
性を高めることができる。その結果として、設計・構築
から運用に至る全過程で該設計事例データベース装置の
効率を大幅に高めることができる。
ークによる分散環境のもとの設計事例データベース装置
を使用する各種端末ユーザに対して、オブジェクトデー
タと共に、必要に応じて該データを操作できるプログラ
ムモジュールを転送することにより、データ検索用の端
末の操作を新たに覚える必要もなく、使い慣れた端末に
より類似例の検索表示ができる。このようにして、デー
タベースの設計をより柔軟にして、設計期間を飛躍的に
短縮可能にする。また、オブジェクト間の関係により重
み付けを行って類似例の類似度を算出記憶することによ
り、さらに類似例検索の都度、重み付けを見直して、必
要があれば、修正を施すことにより、類似例検索の適合
性を高めることができる。その結果として、設計・構築
から運用に至る全過程で該設計事例データベース装置の
効率を大幅に高めることができる。
【図１】 本発明の一実施例を説明するための構成図で
ある。
ある。
【図２】 金型設計を例として、各オブジェクトデータ
間の関係を階層的に示した図である。
間の関係を階層的に示した図である。
【図３】 成形条件を例として、各オブジェクトデータ
間の類似度と重み付けを階層的に示した図である。
間の類似度と重み付けを階層的に示した図である。
【図４】 請求項５および６の実施例を説明するための
図である。
図である。
1-1…重みデータベース、1-2…検索端末、1-3…入力端
末、1-4…通信ネットワーク、1-5…事例検索部、1-6…
類似度計算部、1-7…重み付け修正部、1-8…ＤＢ管理サ
ーバ、1-9…設計情報データベース、2-1…金型、2-11…
製品図面、2-11a…ＣＡＤデータ、2-11b…仕様書、2-12
…成形条件、2-12a…成形機、2-13…加工条件、2-13a…
マシニングセンタ、2-14…金型図面、3-1…金型、3-2…
成形条件、3-3…成形機、3-4…圧力、3-5…温度、3-6…
ノズル、3-7…スクリュー、3-8…外径、3-9…突込量、3
-10…回転数、3-11…直径、4-1…通信ネットワーク、4-
2…ＤＢ管理サーバ、4-3…設計情報データベース、4-4
…表示端末、4-5…表示端末、4-6…入力端末。
末、1-4…通信ネットワーク、1-5…事例検索部、1-6…
類似度計算部、1-7…重み付け修正部、1-8…ＤＢ管理サ
ーバ、1-9…設計情報データベース、2-1…金型、2-11…
製品図面、2-11a…ＣＡＤデータ、2-11b…仕様書、2-12
…成形条件、2-12a…成形機、2-13…加工条件、2-13a…
マシニングセンタ、2-14…金型図面、3-1…金型、3-2…
成形条件、3-3…成形機、3-4…圧力、3-5…温度、3-6…
ノズル、3-7…スクリュー、3-8…外径、3-9…突込量、3
-10…回転数、3-11…直径、4-1…通信ネットワーク、4-
2…ＤＢ管理サーバ、4-3…設計情報データベース、4-4
…表示端末、4-5…表示端末、4-6…入力端末。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 ＦＩ 技術表示箇所 Ｇ０６Ｆ 15/60 ６１４Ａ
Claims (6)
- 【請求項１】 複雑な関連を有する種々の形式のデータ
を含む事例をデータベース化し、過去の類似事例を検索
して利用することにより設計業務を支援する設計事例デ
ータべース装置において、異機種間ネットワークによる
分散環境のもとで設計業務に用いられる各種のアプリケ
ーションにより入力する手段と、二つの事例の間の類似
度を算出する機能を備えることを特徴とする設計事例デ
ータベース装置。 - 【請求項２】 請求項１に記載の設計事例データベース
装置において、同じクラスに属する二つのオブジェクト
間の類似度を定義し、あるオブジェクトに関連を持つオ
ブジェクトに関系付けて、検索時における重要度の重み
付けを行い、該重み付けの和により得られる類似度を算
出して検索する機能を持つことを特徴とする設計事例デ
ータベース装置。 - 【請求項３】 請求項２に記載の設計事例データベース
装置において、業務内容に応じて関連するオブジェクト
の重み付けを行い、事例の間の類似度により類似事例を
検索することを特徴とする設計事例データベース装置。 - 【請求項４】 請求項３に記載の設計事例データベース
装置において、検索された複数の類似事例から前記設計
事例データベースの利用者が選択した結果を用いて関連
オブジェクトの重み付けを修正し、利用者の検索意図を
反映することを特徴とする設計事例データベース装置。 - 【請求項５】 請求項１に記載の設計事例データベース
装置において、業務担当者の端末上において、ＣＡＤ、
ワープロ、表計算などの業務中に使用する各アプリケー
ションを用いて、前記設計事例データベースへの入力を
行い、検索された類似事例のデータを表示することを特
徴とする設計事例データベース装置。 - 【請求項６】 請求項１に記載の設計事例データベース
装置において、業務担当者の端末が、設計事例データベ
ースに対して入出力および表示する手段を有さない場合
に、オブジェクトデータと共に前記設計事例データベー
スに対して前記類似例のデータの入出力および表示を行
う手段を、通信ネットワークを介して該端末に転送し
て、該端末で利用することを特徴とする設計事例データ
ベース装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8027887A JPH09223148A (ja) | 1996-02-15 | 1996-02-15 | 設計事例データベース装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8027887A JPH09223148A (ja) | 1996-02-15 | 1996-02-15 | 設計事例データベース装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH09223148A true JPH09223148A (ja) | 1997-08-26 |
Family
ID=12233411
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP8027887A Pending JPH09223148A (ja) | 1996-02-15 | 1996-02-15 | 設計事例データベース装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH09223148A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2008083798A (ja) * | 2006-09-26 | 2008-04-10 | Hitachi Ltd | 設計変更範囲検索方法、設計変更範囲検索装置および設計変更範囲検索システム |
| KR20170087460A (ko) * | 2014-11-24 | 2017-07-28 | 바이엘 악티엔게젤샤프트 | 적어도 하나의 화학 반응을 수행하도록 설계된 생산 플랜트 구성 방법 |
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1996
- 1996-02-15 JP JP8027887A patent/JPH09223148A/ja active Pending
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| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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| JP2018503170A (ja) * | 2014-11-24 | 2018-02-01 | バイエル、アクチエンゲゼルシャフトＢａｙｅｒ Ａｋｔｉｅｎｇｅｓｅｌｌｓｃｈａｆｔ | 少なくとも１つの化学反応を行うように設計された生産プラントを構成する方法 |
| JP2021140797A (ja) * | 2014-11-24 | 2021-09-16 | バイエル、アクチエンゲゼルシャフトBayer Aktiengesellschaft | 少なくとも１つの化学反応を行うように設計された生産プラントを構成する方法 |
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