JP2005208566A - ズームレンズ及び撮像装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】 良好な光学性能を有しながら、小型で量産性に優れたズームレンズ及び該ズームレンズを使用した撮像装置を提供することを課題とする。
【解決手段】 物体側より順に配列された、負の屈折力を有する第1レンズ群GR1と正の屈折力を有する第2レンズ群GR2とから構成され、上記2つのレンズ群の間の間隔を変えることで変倍を行い、上記第1レンズ群を、物体側より順に配列された、負の屈折力を有する第1レンズG1と、正の屈折力を有する第2レンズG2とで構成し、上記第2レンズ群を、物体側より順に配列された、正の屈折力を有する第3レンズG3と、負の屈折力を有する第4レンズG4と、正の屈折力を有する第5レンズG5とで構成し、特定の条件式を満足することを特徴とする。
【選択図】 図1

Description

本発明は撮影用のズームレンズ及びズームレンズを備えた撮像装置に関する。詳しくは、デジタルスチルカメラやカメラ付き携帯電話などの小型撮像装置に好適なズームレンズ及びそのようなズームレンズを備えた撮像装置に関する。
従来から、CCD(Charge Coupled Device)やCMOS(Complementary Metal-Oxide Semiconductor)等の固体撮像素子を用いたビデオカメラやデジタルスチルカメラが知られている。このような撮像装置においては、より一層の小型化が要求されており、そこに搭載される撮影用のレンズにおいても小型で全長の短いものが要求されている。
一方では、カメラ機能が付加された携帯電話,カメラ付きPDA(Personal Digital Assistant)等の小型撮像機器が普及しているが、このような小型撮像機器においては、小型化と共に撮像素子の高画素化が進んでおり、このような高画素化に対応できるようにレンズ性能の向上も求められている。
上記した要求の一環として、カメラ付き携帯電話やカメラ付きPDAのような小型撮像機器においても光学式のズームレンズに対する要求が高まっている。
高画素の固体撮像素子に対応したズームレンズとして、例えば、特許文献1に記載されたものが知られている。
また、特許文献2には、負正2群で5枚構成のズームレンズが提案されている。
特開2002−350726号公報 特開2003−131128号公報
ところで、上記した特許文献1に示されたズームレンズでは、その全レンズの構成枚数が7枚と多く、大型化を避けることができない。
また、特許文献2に示されたズームレンズでは、高屈折率の非球面ガラスレンズを使用しており、材料コスト及び製造コスト共に上昇せざるを得ず、また、量産性に問題がある。
本発明は、上記した問題に鑑みて為されたものであり、良好な光学性能を有しながら、小型で量産性に優れたズームレンズ及び該ズームレンズを使用した撮像装置を提供することを課題とする。
本発明ズームレンズは、上記した課題を解決するために、物体側より順に配列された、負の屈折力を有する第1レンズ群と正の屈折力を有する第2レンズ群とから構成され、上記2つのレンズ群の間の間隔を変えることで変倍を行うズームレンズにおいて、上記第1レンズ群を、物体側より順に配列された、負の屈折力を有する第1レンズと、正の屈折力を有する第2レンズとで構成し、上記第2レンズ群を、物体側より順に配列された、正の屈折力を有する第3レンズと、負の屈折力を有する第4レンズと、正の屈折力を有する第5レンズとで構成し、ν1を第1レンズのd線におけるアッベ数、ν2を第2レンズのd線におけるアッベ数、n(GR1)を第1レンズ群を構成するレンズのd線における屈折率の平均値、n(GR2)を第2レンズ群を構成するレンズのd線における屈折率の平均値として、条件式(1)|ν1−ν2|>24、(2)1.53<n(GR1)<1.65及び(3)1.51<n(GR2)<1.61を満足するものである。
また、本発明撮像装置は、上記した課題を解決するために、物体側より順に配列された、負の屈折力を有する第1レンズ群と正の屈折力を有する第2レンズ群とから構成され、上記2つのレンズ群の間の間隔を変えることで変倍を行うズームレンズと、上記ズームレンズにより形成された光学像を電気的な信号に変換する撮像素子とを備えた撮像装置であって、上記ズームレンズは、上記第1レンズ群が、物体側より順に配列された、負の屈折力を有する第1レンズと、正の屈折力を有する第2レンズとで構成され、上記第2レンズ群が、物体側より順に配列された、正の屈折力を有する第3レンズと、負の屈折力を有する第4レンズと、正の屈折力を有する第5レンズとで構成され、ν1を第1レンズのd線におけるアッベ数、ν2を第2レンズのd線におけるアッベ数、n(GR1)を第1レンズ群を構成するレンズのd線における屈折率の平均値、n(GR2)を第2レンズ群を構成するレンズのd線における屈折率の平均値として、条件式(1)|ν1−ν2|>24、(2)1.53<n(GR1)<1.65及び(3)1.51<n(GR2)<1.61を満足するものである。
従って、本発明にあっては、5枚という少ないレンズ枚数でズーミングに際しての色収差の変動を抑えた良好な性能を備えると共に、小型で量産性に優れたズームレンズを提供することができ、且つ、該ズームレンズを使用することにより、小型で高性能の撮像装置を低コストで提供することができる。
別の本発明ズームレンズは、上記した課題を解決するために、物体側より順に配列された、負の屈折力を有する第1レンズ群と正の屈折力を有する第2レンズ群とから構成され、上記2つのレンズ群の間隔を変えることで変倍を行うズームレンズにおいて、上記第1レンズ群を、物体側より順に配列された、負の屈折力を有する第1レンズと、正の屈折力を有する第2レンズとで構成し、上記第2レンズ群を、物体側より順に配列された、正の屈折力を有する第3レンズと、負の屈折力を有する第4レンズと、正の屈折力を有する第5レンズとで構成し、条件式(1)|ν1−ν2|>24、(6)ν2<32、(7)1.53<n(GR1)<1.58及び(8)1.51<n(GR2)<1.57を満足するものである。
また、別の本発明撮像装置は、上記した課題を解決するために、物体側より順に配列された、負の屈折力を有する第1レンズ群と正の屈折力を有する第2レンズ群とから構成され、上記2つのレンズ群の間隔を変えることで変倍を行うズームレンズと、上記ズームレンズにより形成された光学像を電気的な信号に変換する撮像素子とを備えた撮像装置であって、上記ズームレンズは、上記第1レンズ群が、物体側より順に配列された、負の屈折力を有する第1レンズと、正の屈折力を有する第2レンズとで構成され、上記第2レンズ群が、物体側より順に配列された、正の屈折力を有する第3レンズと、負の屈折力を有する第4レンズと、正の屈折力を有する第5レンズとで構成され、条件式(1)|ν1−ν2|>24、(6)ν2<32、(7)1.53<n(GR1)<1.58及び(8)1.51<n(GR2)<1.57を満足するものである。
従って、別の本発明にあっては、5枚という少ないレンズ枚数でズーミングに際しての色収差の変動を抑えた良好な性能を備えると共に、全長を短縮化することができ、さらに、量産性に優れたズームレンズを提供することができる。そして、該ズームレンズを使用することにより、小型で高性能の撮像装置を低コストで提供することができる。
本発明ズームレンズは、物体側より順に配列された、負の屈折力を有する第1レンズ群と正の屈折力を有する第2レンズ群とから構成され、上記2つのレンズ群の間の間隔を変えることで変倍を行うズームレンズにおいて、上記第1レンズ群を、物体側より順に配列された、負の屈折力を有する第1レンズと、正の屈折力を有する第2レンズとで構成し、上記第2レンズ群を、物体側より順に配列された、正の屈折力を有する第3レンズと、負の屈折力を有する第4レンズと、正の屈折力を有する第5レンズとで構成し、ν1を第1レンズのd線におけるアッベ数、ν2を第2レンズのd線におけるアッベ数、n(GR1)を第1レンズ群を構成するレンズのd線における屈折率の平均値、n(GR2)を第2レンズ群を構成するレンズのd線における屈折率の平均値として、条件式(1)|ν1−ν2|>24、(2)1.53<n(GR1)<1.65及び(3)1.51<n(GR2)<1.61を満足することを特徴とする。
また、本発明撮像装置は、物体側より順に配列された、負の屈折力を有する第1レンズ群と正の屈折力を有する第2レンズ群とから構成され、上記2つのレンズ群の間の間隔を変えることで変倍を行うズームレンズと、上記ズームレンズにより形成された光学像を電気的な信号に変換する撮像素子とを備えた撮像装置であって、上記ズームレンズは、上記第1レンズ群が、物体側より順に配列された、負の屈折力を有する第1レンズと、正の屈折力を有する第2レンズとで構成され、上記第2レンズ群が、物体側より順に配列された、正の屈折力を有する第3レンズと、負の屈折力を有する第4レンズと、正の屈折力を有する第5レンズとで構成され、ν1を第1レンズのd線におけるアッベ数、ν2を第2レンズのd線におけるアッベ数、n(GR1)を第1レンズ群を構成するレンズのd線における屈折率の平均値、n(GR2)を第2レンズ群を構成するレンズのd線における屈折率の平均値として、条件式(1)|ν1−ν2|>24、(2)1.53<n(GR1)<1.65及び(3)1.51<n(GR2)<1.61を満足することを特徴とする。
従って、本発明にあっては、5枚という少ないレンズ枚数で、ズーミングに際しての色収差の変動を抑えた良好な性能を備えると共に、小型で量産性に優れたズームレンズを提供することができ、且つ、該ズームレンズを使用することにより、小型で高性能の撮像装置を低コストで提供することができる。
すなわち、5枚のレンズのうちの多くを樹脂材料によって形成することによって、高屈折率のガラスレンズを使用する場合に比較して、ズームレンズを安価に構成することができ、また、量産性に優れたものとすることができる。
別の本発明ズームレンズは、物体側より順に配列された、負の屈折力を有する第1レンズ群と正の屈折力を有する第2レンズ群とから構成され、上記2つのレンズ群の間隔を変えることで変倍を行うズームレンズにおいて、上記第1レンズ群を、物体側より順に配列された、負の屈折力を有する第1レンズと、正の屈折力を有する第2レンズとで構成し、上記第2レンズ群を、物体側より順に配列された、正の屈折力を有する第3レンズと、負の屈折力を有する第4レンズと、正の屈折力を有する第5レンズとで構成し、以下の条件式(1)|ν1−ν2|>24、(6)ν2<32、(7)1.53<n(GR1)<1.58及び(8)1.51<n(GR2)<1.57を満足することを特徴とする。
また、別の本発明撮像装置は、物体側より順に配列された、負の屈折力を有する第1レンズ群と正の屈折力を有する第2レンズ群とから構成され、上記2つのレンズ群の間隔を変えることで変倍を行うズームレンズと、上記ズームレンズにより形成された光学像を電気的な信号に変換する撮像素子とを備えた撮像装置であって、上記ズームレンズは、上記第1レンズ群が、物体側より順に配列された、負の屈折力を有する第1レンズと、正の屈折力を有する第2レンズとで構成され、上記第2レンズ群が、物体側より順に配列された、正の屈折力を有する第3レンズと、負の屈折力を有する第4レンズと、正の屈折力を有する第5レンズとで構成され、以下の条件式(1)|ν1−ν2|>24、(6)ν2<32、(7)1.53<n(GR1)<1.58及び(8)1.51<n(GR2)<1.57を満足することを特徴とする。
従って、別の本発明にあっては、5枚という少ないレンズ枚数で、ズーミングに際しての色収差の変動を抑えた良好な性能を備えると共に、全長の短縮化を可能にし、且つ、量産性に優れたズームレンズを提供することができ、さらに、該ズームレンズを使用することにより、小型で高性能の撮像装置を低コストで提供することができる。
すなわち、5枚のレンズの全てをを樹脂材料によって形成することによって、高屈折率のガラスレンズを使用する場合に比較して、ズームレンズを安価に構成することができ、また、非球面の形成も容易となり、性能の向上と量産性を両立させることができる。
請求項2及び請求項26に記載した発明にあっては、fwを広角端におけるレンズ全系での焦点距離、ftを望遠端におけるレンズ全系での焦点距離、Lを広角端における第1レンズの物体側の面からズームレンズの無限遠物体に対する予定結像面までの光軸上での距離として、条件式(4)L/fw>3.3及び(5)L/(fw+ft)<1.5を満足するので、良好な光学性能を有しながら全長の短いズームレンズ及び該ズームレンズを搭載した小型の撮像装置が得られる。
請求項4及び請求項28に記載した発明にあっては、fwを広角端におけるレンズ全系での焦点距離、ftを望遠端におけるレンズ全系での焦点距離、Lを広角端における第1レンズの物体側の面からズームレンズの無限遠物体に対する予定結像面までの光軸上での距離として、条件式(9)2.7<L/fw<4.0及び(10)0.75<L/(fw+ft)<1.40を満足するので、良好な光学性能を有しながら全長の短いズームレンズ及び該ズームレンズを搭載した小型の撮像装置が得られる。
請求項5乃至請求項8及び請求項29乃至請求項32に記載した発明にあっては、上記第3レンズは両面が非球面形状で構成されているので、コマ収差と歪曲収差を良好に補正することができ、低屈折率の材料、例えば、樹脂材料のみを使用しながらも、レンズ系の全長を短縮して小型化を図ることができる。
請求項9乃至請求項12及び請求項33乃至請求項36に記載した発明にあっては、上記第1レンズ群内の各レンズ面のうち少なくとも3つの面が非球面形状で構成され、上記第2レンズ群内の各レンズ面のうち少なくとも3つの面が非球面形状で構成されているので、コマ収差と歪曲収差を良好に補正することができ、低屈折率の材料、例えば、樹脂材料のみを使用しながらも、レンズ系の全長を短縮して小型化を図ることができる。
請求項13乃至請求項24及び請求項37乃至請求項48に記載した発明にあっては、全てのレンズが樹脂材料で形成されているので、低コストで量産性に優れたズームレンズ及び撮像装置を得ることができる。
以下に、本発明ズームレンズ及び撮像装置を実施するための最良の形態を添付図面を参照して説明する。
始めに、ズームレンズについて説明する。
本発明にかかるズームレンズは、図1、図4及び図7に示すように、物体側より順に配列された、負の屈折力を有する第1レンズ群GR1と正の屈折力を有する第2レンズ群GR2とから構成され、上記2つのレンズ群GR1、GR2間の間隔を変えることで変倍を行う。また、上記第1レンズ群GR1は、物体側より順に配列された、負の屈折力を有する第1レンズG1と、正の屈折力を有する第2レンズG2とで構成され、上記第2レンズ群GR2は、物体側より順に配列された、正の屈折力を有する第3レンズG3と、負の屈折力を有する第4レンズG4と、正の屈折力を有する第5レンズG5とで構成される。
そして、ν1を第1レンズG1のd線におけるアッベ数、ν2を第2レンズG2のd線におけるアッベ数、n(GR1)を第1レンズ群GR1を構成するレンズのd線における屈折率の平均値、n(GR2)を第2レンズ群GR2を構成するレンズのd線における屈折率の平均値として、次の条件式
(1)|ν1−ν2|>24
(2)1.53<n(GR1)<1.65
(3)1.51<n(GR2)<1.61
を満足することで、5枚という少ないレンズ枚数で、小型で量産性に優れたズームレンズとしている。
上記条件式(1)は、第1レンズ群GR1を構成する第1レンズG1と第2レンズG2のd線におけるアッベ数の差を設定するものであり、第1レンズ群GR1内で発生する色収差を良好に補正するための条件である。この条件式(1)を満足することで、ズーミングに際しての色収差の変動を抑制している。
上記条件式(2)及び(3)は各群を構成するレンズのd線における屈折率の平均値を規定するものであり、使用するレンズの屈折率の範囲を制限している。この条件式の範囲には比較的入手しやすい樹脂材料が含まれており、量産性に優れたズームレンズを得ることが可能になる。
次に、fwを広角端におけるレンズ全系での焦点距離、ftを望遠端におけるレンズ全系での焦点距離、Lを広角端における第1レンズの物体側の面からズームレンズの無限遠物体に対する予定結像面までの光軸上での距離(但し、バックフォーカスに挿入するガラス、フィルタ等はその厚みを空気に換算している)として、次の条件式
(4)L/fw>3.3
(5)L/(fw+ft)<1.5
を満足することで、良好な光学性能を有しながら全長が短いズームレンズを得ることができる。
上記条件式(4)はレンズ系全体の広角端における焦点距離と、広角端におけるレンズ系の全長の比を設定するものであり、レンズ系の大きさとレンズ系で発生する収差量のバランスを規定している。
条件式(4)で規定した範囲を外れると、小型化には有利になるが、各レンズ群の屈折力が増大し、軸外収差の補正、特に、コマ収差と像面湾曲の補正が困難になる。また、広角端での負の歪曲収差を抑えることも困難になる。
上記条件式(5)はレンズ系全体の広角端及び望遠端における焦点距離と、広角端におけるレンズ系の全長の比を規定するものである。
この条件式(5)で規定した範囲を外れると、収差補正上は有利になるが、レンズ全長が大きくなり、小型化の実現ができなくなる。
さらに、上記第3レンズG3の両面を非球面形状で構成することにより、コマ収差と歪曲収差を良好に補正することができ、低屈折率の材料、例えば、樹脂材料のみを使用しながらもレンズ系の全長を短縮して小型化を図ることが可能になる。
また、上記第1レンズ群GR1内の各レンズ面のうちの少なくとも3面を非球面形状で構成し、かつ、上記第2レンズ群GR2内の各レンズ面のうち少なくとも3面を非球面形状で構成することにより、コマ収差と歪曲収差を良好に補正することができ、低屈折率の材料、例えば、樹脂材料のみを使用しながらもレンズ系の全長を短縮して小型化を図ることが可能になる。
さらにまた、ズームレンズを構成する全てのレンズを樹脂材料により形成することが可能であり、これにより、量産性に優れ低コストのズームレンズを得ることができる。
なお、図1、図4及び図7では開口絞りについて特に示していないが、これは、例えば、上記第3レンズG3を支持する鏡枠に開口絞りの役割を果たさせることができる。これにより、開口絞りを別途設ける必要が無くなり、その分小型化を図ることができる。しかしながら、専用の開口絞りを第2レンズ群GR2の物体側に近接させて、又は、第3レンズG3と第4レンズG4との間の位置に配置することによって、光学性能の向上を図ることも考えられる。
次に、別の本発明ズームレンズについて説明する。
別の本発明にかかるズームレンズは、図10及び図13に示すように、物体側より順に配列された、負の屈折力を有する第1レンズ群GR1と正の屈折力を有する第2レンズ群GR2とから構成され、上記2つのレンズ群GR1、GR2間の間隔を変えることで変倍を行う。また、上記第1レンズ群GR1は、物体側より順に配列された、負の屈折力を有する第1レンズG1と、正の屈折力を有する第2レンズG2とで構成され、上記第2レンズ群GR2は、物体側より順に配列された、正の屈折力を有する第3レンズG3と、負の屈折力を有する第4レンズG4と、正の屈折力を有する第5レンズG5とで構成される。
そして、ν1を第1レンズのd線におけるアッベ数、ν2を第2レンズのd線におけるアッベ数、n(GR1)を第1レンズ群を構成するレンズのd線における屈折率の平均値、n(GR2)を第2レンズ群を構成するレンズのd線における屈折率の平均値として、次の条件式
(1)|ν1−ν2|>24
(6)ν2<32
(7)1.53<n(GR1)<1.58
(8)1.51<n(GR2)<1.57
を満足することで、良好な光学性能を有しながら全長が短いズームレンズを得ることができる。特に、色収差を良好に補正しながら全長の短縮化を図ることが出来る。また、比較的低価格の樹脂材料のみを使用することとなり、低コスト化を図ることが出来ると共に、成形性が良好になるため、非球面の採用が容易、且つ、低コストになって、性能の一層の向上を図ることが可能になり、また、量産性に優れ、この点でも低コスト化が可能になる。
上記条件式(1)は、第1レンズ群GR1を構成する第1レンズG1と第2レンズG2のd線におけるアッベ数の差を、上記条件式(6)は、第2レンズG2のd線におけるアッベ数を、それぞれ規定するものであり、第1レンズ群GR1内で発生する色収差を良好に補正するための条件である。これら条件式(1)及び(6)を満足することで、ズーミングに際しての色収差の変動を抑制することが出来る。
上記条件式(7)及び(8)は第1レンズ群GR1及び第2レンズ群GR2を構成するレンズのd線における屈折率の平均値を規定するものであり、使用するレンズの屈折率の範囲を制限している。これら条件式(7)、(8)で規定する範囲には比較的入手しやすい樹脂材料が含まれており、量産性に優れたズームレンズを得ることが出来る。
次に、fwを広角端におけるレンズ全系での焦点距離、ftを望遠端におけるレンズ全系での焦点距離、Lを広角端における第1レンズの物体側の面からズームレンズの無限遠物体に対する予定結像面までの光軸上での距離(但し、バックフォーカスに挿入するガラス、フィルタ等はその厚みを空気に換算している)として、次の条件式
(9)2.7<L/fw<4.0
(10)0.75<L/(fw+ft)<1.40
を満足することで、良好な光学性能を有しながら全長が短いズームレンズを得ることができる。
上記条件式(9)はレンズ全系の広角端における焦点距離と、広角端におけるレンズ系の全長の比を規定するものであり、レンズ系の大きさとレンズ系で発生する収差量のバランスを規定している。
条件式(9)で規定した下限値を下回ると、小型化には有利になるが、各レンズ群の屈折率が増大し、軸外収差の補正、特に、コマ収差と像面湾曲の補正が困難になる。一方、条件式(9)で規定した上限値を超えると、収差補正上は有利になるが、広角端でのレンズ全長が大きくなり、小型化が困難になる。
上記条件式(10)はレンズ系全体の広角端及び望遠端における焦点距離と、広角端におけるレンズ系の全長の比を規定するものである。
条件式(10)で規定した下限値を下回ると、小型化には有利になるが、各レンズ群の屈折力が増大し、軸外収差の補正、特に、コマ収差と像面湾曲の補正が困難になる。一方、条件式(10)で規定した上限値を超えると、収差補正上は有利になるが、レンズ全長が大きくなり、小型化が困難になる。
さらに、上記第3レンズG3の両面を非球面形状で構成することにより、コマ収差と歪曲収差を良好に補正することができ、低屈折率の材料、例えば、樹脂材料のみを使用しながらもレンズ系の全長を短縮して小型化を図ることが可能になる。
また、上記第1レンズ群GR1内の各レンズ面のうちの少なくとも3面を非球面形状で構成し、かつ、上記第2レンズ群GR2内の各レンズ面のうち少なくとも3面を非球面形状で構成することにより、コマ収差と歪曲収差を良好に補正することができ、低屈折率の材料、例えば、樹脂材料のみを使用しながらもレンズ系の全長を短縮して小型化を図ることが可能になる。
さらにまた、ズームレンズを構成する全てのレンズを樹脂材料により形成することが可能であり、これにより、量産性に優れ低コストのズームレンズを得ることができる。
なお、図10及び図13では開口絞りについて特に示していないが、これは、例えば、上記第3レンズG3を支持する鏡枠に開口絞りの役割を果たさせることができる。これにより、開口絞りを別途設ける必要が無くなり、その分小型化を図ることができる。しかしながら、専用の開口絞りを第2レンズ群GR2の物体側に近接させて、又は、第3レンズG3と第4レンズG4との間の位置に配置することによって、光学性能の向上を図ることも考えられる。
以下に、本発明ズームレンズの実施の形態を具体化した数値実施例について説明する。
図1に本発明ズームレンズの第1の実施の形態にかかるレンズ構成を示す。この第1の実施の形態のズームレンズは、物体側より順に配列された、負の屈折力を有する第1レンズ群GR1と正の屈折力を有する第2レンズ群GR2とから構成され、上記2つのレンズ群の間の間隔を変えることで変倍を行う。例えば、図1の上側に示した広角端状態から下側に示した望遠端状態へは各レンズ群GR1、GR2が矢印で示すように光軸上を移動する。上記第1レンズ群GR1は、物体側より順に配列された、両面が非球面形状で構成され物体側に凸面を向けた負の屈折力を有する第1レンズG1と、物体側の面が非球面形状で構成され像側に凹面を向けた正の屈折力を有する第2レンズG2とで構成される。上記第2レンズ群GR2は、物体側より順に配列された、両面が非球面形状で構成された正の屈折力を有する第3レンズG3と、像側の面が像側に凹の非球面形状で構成された負の屈折力を有する第4レンズG4と、正の屈折力を有する第5レンズG5とで構成される。なお、図1中IMGは予定結像面を示し、また、LPFは第2レンズ群GR2と予定結像面IMGとの間に介挿された光学ローパスフィルタである。
表1に第1の実施の形態にかかるズームレンズに具体的数値を当て嵌めた数値実施例1における各値を示す。なお、この明細書において、「si」は物体側からi番目の面を、「di」は物体側からi番目とi+1番目の面との間の軸上面間隔を、「ni」は物体側からi番目の面を有する媒質のd線における屈折率を、「νi」は物体側からi番目の面を有する媒質のアッベ数を、それぞれ示す。また、「∞」は平面であることを、「ASP」は非球面であることを、それぞれ示す。
Figure 2005208566
第1の実施の形態にかかるズームレンズにおいて、ズーミング中、第1レンズ群GR1と第2レンズ群GR2との間の軸上面間隔(空気間隔)d4及び第2レンズ群GR2と光学ローパスフィルタLPFとの間の軸上面間隔(空気間隔)d10が、それぞれ変化する。そこで、表2に、広角端及び望遠端それぞれにおける上記各軸上面間隔(空気間隔)をFナンバーFNO、画角2ωと共に示す。なお、fはレンズ全系の焦点距離である。
Figure 2005208566
第1の実施の形態において、第1レンズ群GR1の第1レンズG1の両面s1、s2、第2レンズG2の物体側の面s3、第2レンズ群GR2の第3レンズG3の両面s5、s6及び第4レンズの像側の面s8は非球面形状で構成されている。
なお、この明細書において、非球面形状は、非球面の深さをX、光軸からの高さをHとして以下の数1式で表される。なお、A、B、C及びDは、それぞれ4次、6次、8次及び10次の非球面係数である。
Figure 2005208566
そこで、表3に数値実施例1における上記各面の4次、6次、8次、10次の各非球面係数A、B、C、Dを示す。
Figure 2005208566
図2に広角端での、図3に望遠端での、上記数値実施例1における各球面収差、非点収差、歪曲収差を示す。なお、球面収差において、実線はd線、破線はC線、一点鎖線はg線での球面収差を表し、非点収差では、実線はサジタル像面、破線はメリジオナル像面を表す。
図4に本発明ズームレンズの第2の実施の形態にかかるレンズ構成を示す。この第2の実施の形態のズームレンズは、物体側より順に配列された、負の屈折力を有する第1レンズ群GR1と正の屈折力を有する第2レンズ群GR2とから構成され、上記2つのレンズ群の間の間隔を変えることで変倍を行う。例えば、図4の上側に示した広角端状態から下側に示した望遠端状態へは各レンズ群GR1、GR2が矢印で示すように光軸上を移動する。上記第1レンズ群GR1は、物体側より順に配列された、両面が非球面形状で構成され物体側に凸面を向けた負の屈折力を有する第1レンズG1と、物体側の面が非球面形状で構成され像側に凹面を向けた正の屈折力を有する第2レンズG2とで構成される。上記第2レンズ群GR2は、物体側より順に配列された、両面が非球面形状で構成された正の屈折力を有する第3レンズG3と、像側の面が非球面形状で構成された負の屈折力を有する第4レンズG4と、物体側の面が非球面形状で構成され像側に凹面を向けた正の屈折力を有する第5レンズG5とで構成される。なお、図4中IMGは予定結像面を示し、また、LPFは第2レンズ群GR2と予定結像面IMGとの間に介挿された光学ローパスフィルタである。
表4に第2の実施の形態にかかるズームレンズに具体的数値を当て嵌めた数値実施例2における各値を示す。
Figure 2005208566
第2の実施の形態にかかるズームレンズにおいて、ズーミング中、第1レンズ群GR1と第2レンズ群GR2との間の軸上面間隔(空気間隔)d4及び第2レンズ群GR2と光学ローパスフィルタLPFとの間の軸上面間隔(空気間隔)d10が、それぞれ変化する。そこで、表5に、広角端及び望遠端それぞれにおける上記各軸上面間隔(空気間隔)をFナンバーFNO、画角2ωと共に示す。なお、fはレンズ全系の焦点距離である。
Figure 2005208566
第2の実施の形態において、第1レンズ群GR1の第1レンズG1の両面s1、s2、第2レンズG2の物体側の面s3、第2レンズ群GR2の第3レンズG3の両面s5、s6、第4レンズの像側の面s8及び第5レンズG5の物体側の面s9は非球面形状で構成されている。
そこで、表6に数値実施例2における上記各面の4次、6次、8次、10次の各非球面係数A、B、C、Dを示す。
Figure 2005208566
図5に広角端での、図6に望遠端での、上記数値実施例2における各球面収差、非点収差、歪曲収差を示す。なお、球面収差において、実線はd線、破線はC線、一点鎖線はg線での球面収差を表し、非点収差では、実線はサジタル像面、破線はメリジオナル像面を表す。
図7に本発明ズームレンズの第3の実施の形態にかかるレンズ構成を示す。この第3の実施の形態のズームレンズは、物体側より順に配列された、負の屈折力を有する第1レンズ群GR1と正の屈折力を有する第2レンズ群GR2とから構成され、上記2つのレンズ群の間の間隔を変えることで変倍を行う。例えば、図7の上側に示した広角端状態から下側に示した望遠端状態へは各レンズ群GR1、GR2が矢印で示すように光軸上を移動する。上記第1レンズ群GR1は、物体側より順に配列された、両面が非球面形状で構成され物体側に凸面を向けた負の屈折力を有する第1レンズG1と、物体側の面が非球面形状で構成され像側に凹面を向けた正の屈折力を有する第2レンズG2とで構成される。上記第2レンズ群GR2は、物体側より順に配列された、両面が非球面形状で構成された正の屈折力を有する第3レンズG3と、像側の面が非球面形状で構成された負の屈折力を有する第4レンズG4と、物体側の面が非球面形状で構成された正の屈折力を有する第5レンズG5とで構成される。なお、図7中IMGは予定結像面を示し、また、LPFは第2レンズ群GR2と予定結像面IMGとの間に介挿された光学ローパスフィルタである。
表7に第3の実施の形態にかかるズームレンズに具体的数値を当て嵌めた数値実施例3における各値を示す。
Figure 2005208566
第3の実施の形態にかかるズームレンズにおいて、ズーミング中、第1レンズ群GR1と第2レンズ群GR2との間の軸上面間隔(空気間隔)d4及び第2レンズ群GR2と光学ローパスフィルタLPFとの間の軸上面間隔(空気間隔)d10が、それぞれ変化する。そこで、表8に、広角端及び望遠端それぞれにおける上記各軸上面間隔(空気間隔)をFナンバーFNO、画角2ωと共に示す。なお、fはレンズ全系の焦点距離である。
Figure 2005208566
第3の実施の形態において、第1レンズ群GR1の第1レンズG1の両面s1、s2、第2レンズG2の物体側の面s3、第2レンズ群GR2の第3レンズG3の両面s5、s6、第4レンズの像側の面s8及び第5レンズG5の物体側の面s9は非球面形状で構成されている。
そこで、表9に数値実施例3における上記各面の4次、6次、8次、10次の各非球面係数A、B、C、Dを示す。
Figure 2005208566
図8に広角端での、図9に望遠端での、上記数値実施例3における各球面収差、非点収差、歪曲収差を示す。なお、球面収差において、実線はd線、破線はC線、一点鎖線はg線での球面収差を表し、非点収差では、実線はサジタル像面、破線はメリジオナル像面を表す。
図10に本発明ズームレンズの第4の実施の形態にかかるレンズ構成を示す。この第4の実施の形態のズームレンズは、物体側より順に配列された、負の屈折力を有する第1レンズ群GR1と正の屈折力を有する第2レンズ群GR2とから構成され、上記2つのレンズ群の間隔を変えることで変倍を行う。例えば、図10の上側に示した広角端状態から下側に示した望遠端状態へは各レンズ群GR1、GR2が矢印で示すように光軸上を移動する。上記第1レンズ群GR1は、物体側より順に配列された、像側の面が非球面形状で構成され物体側に凸面を向けた負の屈折力を有する第1レンズG1と、両面が非球面形状で構成され像側に凹面を向けた正の屈折力を有する第2レンズG2とで構成される。上記第2レンズ群GR2は、物体側より順に配列された、両面が非球面形状で構成された正の屈折力を有する第3レンズG3と、像側の面が非球面形状で構成された負の屈折力を有する第4レンズG4と、物体側の面が非球面形状で構成され像側に凹面を向けた正の屈折力を有する第5レンズG5とで構成される。なお、図10中IMGは予定結像面を示し、また、LPFは第2レンズ群GR2と予定結像面IMGとの間に介挿された光学ローパスフィルタである。
表10に第4の実施の形態にかかるズームレンズに具体的数値を当て嵌めた数値実施例4における各値を示す。
Figure 2005208566
第4の実施の形態にかかるズームレンズにおいて、ズーミング中、第1レンズ群GR1と第2レンズ群GR2との間の軸上面間隔(空気間隔)d4及び第2レンズ群GR2と光学ローパスフィルタLPFとの間の軸上面間隔(空気間隔)d10が、それぞれ変化する。そこで、表11に、広角端及び望遠端それぞれにおける上記各軸上面間隔(空気間隔)をFナンバーFNO、画角2ωと共に示す。なお、fはレンズ全系の焦点距離である。
Figure 2005208566
第4の実施の形態において、第1レンズ群GR1の第1レンズG1の像側の面s2、第2レンズG2の両面s3、s4、第2レンズ群GR2の第3レンズG3の両面s5、s6、第4レンズの像側の面s8及び第5レンズG5の物体側の面s9は非球面形状で構成されている。
そこで、表12に数値実施例4における上記各面の4次、6次、8次、10次の各非球面係数A、B、C、Dを示す。
Figure 2005208566
図11に広角端での、図12に望遠端での、上記数値実施例4における各球面収差、非点収差、歪曲収差を示す。なお、球面収差において、実線はd線、破線はC線、一点鎖線はg線での球面収差を表し、非点収差では、実線はサジタル像面、破線はメリジオナル像面を表す。
図13に本発明ズームレンズの第5の実施の形態にかかるレンズ構成を示す。この第5の実施の形態のズームレンズは、物体側より順に配列された、負の屈折力を有する第1レンズ群GR1と正の屈折力を有する第2レンズ群GR2とから構成され、上記2つのレンズ群の間隔を変えることで変倍を行う。例えば、図13の上側に示した広角端状態から下側に示した望遠端状態へは各レンズ群GR1、GR2が矢印で示すように光軸上を移動する。上記第1レンズ群GR1は、物体側より順に配列された、両面が非球面形状で構成され物体側に凸面を向けた負の屈折力を有する第1レンズG1と、両面が非球面形状で構成され像側に凹面を向けた正の屈折力を有する第2レンズG2とで構成される。上記第2レンズ群GR2は、物体側より順に配列された、両面が非球面形状で構成された正の屈折力を有する第3レンズG3と、像側の面が非球面形状で構成された負の屈折力を有する第4レンズG4と、物体側の面が非球面形状で構成され像側に凹面を向けた正の屈折力を有する第5レンズG5とで構成される。なお、図13中IMGは予定結像面を示し、また、LPFは第2レンズ群GR2と予定結像面IMGとの間に介挿された光学ローパスフィルタである。
表13に第5の実施の形態にかかるズームレンズに具体的数値を当て嵌めた数値実施例5における各値を示す。
Figure 2005208566
第5の実施の形態にかかるズームレンズにおいて、ズーミング中、第1レンズ群GR1と第2レンズ群GR2との間の軸上面間隔(空気間隔)d4及び第2レンズ群GR2と光学ローパスフィルタLPFとの間の軸上面間隔(空気間隔)d10が、それぞれ変化する。そこで、表14に、広角端及び望遠端それぞれにおける上記各軸上面間隔(空気間隔)をFナンバーFNO、画角2ωと共に示す。なお、fはレンズ全系の焦点距離である。
Figure 2005208566
第5の実施の形態において、第1レンズ群GR1の第1レンズG1の両面s1、s2、第2レンズG2の両面s3、s4、第2レンズ群GR2の第3レンズG3の両面s5、s6、第4レンズの像側の面s8及び第5レンズG5の物体側の面s9は非球面形状で構成されている。
そこで、表15に数値実施例5における上記各面の4次、6次、8次、10次の各非球面係数A、B、C、Dを示す。
Figure 2005208566
図14に広角端での、図15に望遠端での、上記数値実施例5における各球面収差、非点収差、歪曲収差を示す。なお、球面収差において、実線はd線、破線はC線、一点鎖線はg線での球面収差を表し、非点収差では、実線はサジタル像面、破線はメリジオナル像面を表す。
表16に上記各条件式(1)、(2)、(3)、(4)、(5)、(6)、(7)、(8)、(9)及び(10)における各値を、上記各数値実施例1乃至5毎に示す。
Figure 2005208566
図16に本発明撮像装置の実施の形態1を示す。
撮像装置1はズームレンズ2を備え、ズームレンズ2によって形成した光学像を電気信号に変換する撮像素子3を有する。なお、撮像素子としては、例えば、CCD(Charge Coupled Device)やCMOS(Complementary Metal-Oxide Semiconductor)等の光電変換素子を使用したものが適用可能である。上記ズームレンズ2には本発明及び別の本発明にかかるズームレンズを適用することができる。
上記撮像素子3によって形成された電気信号は映像分離回路4によってフォーカス制御用の信号が制御回路5に送られ、映像用の信号は映像処理回路へと送られる。映像処理回路へ送られた信号は、その後の処理に適した形態に加工されて、表示装置による表示、記録媒体への記録、通信手段による転送等々種々の処理に供される。
制御回路5には、例えば、ズームボタンの操作等、外部からの操作信号が入力され、該操作信号に応じて種々の処理が為される。例えば、ズームボタンによるズーミング指令が入力されると、指令に基づく焦点距離状態とすべく、ドライバ回路6、7を介して駆動部8、9を動作させて、第1レンズ群GR1、第2レンズ群GR2を所定の位置へと移動させる。各センサ10、11によって得られた第1レンズ群GR1、第2レンズ群GR2の位置情報は制御回路5に入力されて、ドライバ回路6、7へ指令信号を出力する際に参照される。また、制御回路5は上記映像分離回路4から送られた信号に基づいてフォーカス状態をチェックし、最適なフォーカス状態が得られるように、各レンズ群GR1、GR2の位置の微調整するための信号をドライバ回路6、7に出力する。
上記した撮像装置1は、具体的製品としては、各種の形態を採りうる。例えば、デジタルスチルカメラ、デジタルビデオカメラ、カメラが組み込まれた携帯電話、カメラが組み込まれたPDA(Personal Digital Assistant)等々のデジタル入出力機器のカメラ部等として、広く適用することができる。特に、携帯電話やPDA等にあってはますます薄型化しているが、本発明ズームレンズはこれら携帯型機器の薄型化されている厚みの範囲内で配置することが可能である。
なお、上記した各実施の形態及び各数値実施例において示した各部の具体的な形状や構造並びに数値は、本発明を実施するに際して行う具体化のほんの一例を示したものに過ぎず、これらによって、本発明の技術的範囲が限定的に解釈されることがあってはならないものである。
デジタルスチルカメラ、デジタルビデオカメラ、カメラが組み込まれた携帯電話、カメラが組み込まれたPDA(Personal Digital Assistant)等々のデジタル入出力機器のカメラ部等として、また、これらに使用するズームレンズとして利用可能である。
図2及び図3と共に本発明ズームレンズにかかる第1の実施の形態を示すものであり、本図はレンズ構成を示す概略図である。 広角端における球面収差、非点収差及び歪曲収差を示す図である。 望遠端における球面収差、非点収差及び歪曲収差を示す図である。 図5及び図6と共に本発明ズームレンズにかかる第2の実施の形態を示すものであり、本図はレンズ構成を示す概略図である。 広角端における球面収差、非点収差及び歪曲収差を示す図である。 望遠端における球面収差、非点収差及び歪曲収差を示す図である。 図8及び至図9と共に本発明ズームレンズにかかる第3の実施の形態を示すものであり、本図はレンズ構成を示す概略図である。 広角端における球面収差、非点収差及び歪曲収差を示す図である。 望遠端における球面収差、非点収差及び歪曲収差を示す図である。 図11及び至図12と共に別の本発明ズームレンズにかかる第4の実施の形態を示すものであり、本図はレンズ構成を示す概略図である。 広角端における球面収差、非点収差及び歪曲収差を示す図である。 望遠端における球面収差、非点収差及び歪曲収差を示す図である。 図14及び至図15と共に別の本発明ズームレンズにかかる第5の実施の形態を示すものであり、本図はレンズ構成を示す概略図である。 広角端における球面収差、非点収差及び歪曲収差を示す図である。 望遠端における球面収差、非点収差及び歪曲収差を示す図である。 本発明撮像装置の実施の形態を示す要部のブロック図である。
符号の説明
GR1…第1レンズ群、GR2…第2レンズ群、G1…第1レンズ、G2…第2レンズ、G3…第3レンズ、G4…第4レンズ、G5…第5レンズ、1…撮像装置、2…ズームレンズ、3…撮像素子

Claims (48)

  1. 物体側より順に配列された、負の屈折力を有する第1レンズ群と正の屈折力を有する第2レンズ群とから構成され、上記2つのレンズ群の間の間隔を変えることで変倍を行うズームレンズにおいて、
    上記第1レンズ群を、物体側より順に配列された、負の屈折力を有する第1レンズと、正の屈折力を有する第2レンズとで構成し、
    上記第2レンズ群を、物体側より順に配列された、正の屈折力を有する第3レンズと、負の屈折力を有する第4レンズと、正の屈折力を有する第5レンズとで構成し、以下の条件式(1)、(2)及び(3)を満足することを特徴とするズームレンズ。
    (1)|ν1−ν2|>24
    (2)1.53<n(GR1)<1.65
    (3)1.51<n(GR2)<1.61
    但し、
    ν1:第1レンズのd線におけるアッベ数
    ν2:第2レンズのd線におけるアッベ数
    n(GR1):第1レンズ群を構成するレンズのd線における屈折率の平均値
    n(GR2):第2レンズ群を構成するレンズのd線における屈折率の平均値
    とする。
  2. 以下の条件式(4)及び(5)を満足することを特徴とする請求項1に記載のズームレンズ。
    (4)L/fw>3.3
    (5)L/(fw+ft)<1.5
    ただし、
    fw:広角端におけるレンズ全系での焦点距離
    ft:望遠端におけるレンズ全系での焦点距離
    L:広角端における第1レンズの物体側の面からズームレンズの無限遠物体に対する予定結像面までの光軸上での距離
    とする。
  3. 物体側より順に配列された、負の屈折力を有する第1レンズ群と正の屈折力を有する第2レンズ群とから構成され、上記2つのレンズ群の間隔を変えることで変倍を行うズームレンズにおいて、
    上記第1レンズ群を、物体側より順に配列された、負の屈折力を有する第1レンズと、正の屈折力を有する第2レンズとで構成し、
    上記第2レンズ群を、物体側より順に配列された、正の屈折力を有する第3レンズと、負の屈折力を有する第4レンズと、正の屈折力を有する第5レンズとで構成し、以下の条件式(1)、(6)、(7)及び(8)を満足することを特徴とするズームレンズ。
    (1)|ν1−ν2|>24
    (6)ν2<32
    (7)1.53<n(GR1)<1.58
    (8)1.51<n(GR2)<1.57
  4. 以下の条件式(9)及び(10)を満足することを特徴とする請求項3に記載のズームレンズ。
    (9)2.7<L/fw<4.0
    (10)0.75<L/(fw+ft)<1.40
  5. 上記第3レンズは両面が非球面形状で構成されている
    ことを特徴とする請求項1に記載のズームレンズ。
  6. 上記第3レンズは両面が非球面形状で構成されている
    ことを特徴とする請求項2に記載のズームレンズ。
  7. 上記第3レンズは両面が非球面形状で構成されている
    ことを特徴とする請求項3に記載のズームレンズ。
  8. 上記第3レンズは両面が非球面形状で構成されている
    ことを特徴とする請求項4に記載のズームレンズ。
  9. 上記第1レンズ群内の各レンズ面のうち少なくとも3つの面が非球面形状で構成され、
    上記第2レンズ群内の各レンズ面のうち少なくとも3つの面が非球面形状で構成されている
    ことを特徴とする請求項1に記載のズームレンズ。
  10. 上記第1レンズ群内の各レンズ面のうち少なくとも3つの面が非球面形状で構成され、
    上記第2レンズ群内の各レンズ面のうち少なくとも3つの面が非球面形状で構成されている
    ことを特徴とする請求項2に記載のズームレンズ。
  11. 上記第1レンズ群内の各レンズ面のうち少なくとも3つの面が非球面形状で構成され、
    上記第2レンズ群内の各レンズ面のうち少なくとも3つの面が非球面形状で構成されている
    ことを特徴とする請求項3に記載のズームレンズ。
  12. 上記第1レンズ群内の各レンズ面のうち少なくとも3つの面が非球面形状で構成され、
    上記第2レンズ群内の各レンズ面のうち少なくとも3つの面が非球面形状で構成されている
    ことを特徴とする請求項4に記載のズームレンズ。
  13. 全てのレンズが樹脂材料で形成されている
    ことを特徴とする請求項1に記載のズームレンズ。
  14. 全てのレンズが樹脂材料で形成されている
    ことを特徴とする請求項2に記載のズームレンズ。
  15. 全てのレンズが樹脂材料で形成されている
    ことを特徴とする請求項3に記載のズームレンズ。
  16. 全てのレンズが樹脂材料で形成されている
    ことを特徴とする請求項4に記載のズームレンズ。
  17. 全てのレンズが樹脂材料で形成されている
    ことを特徴とする請求項5に記載のズームレンズ。
  18. 全てのレンズが樹脂材料で形成されている
    ことを特徴とする請求項6に記載のズームレンズ。
  19. 全てのレンズが樹脂材料で形成されている
    ことを特徴とする請求項7に記載のズームレンズ。
  20. 全てのレンズが樹脂材料で形成されている
    ことを特徴とする請求項8に記載のズームレンズ。
  21. 全てのレンズが樹脂材料で形成されている
    ことを特徴とする請求項9に記載のズームレンズ。
  22. 全てのレンズが樹脂材料で形成されている
    ことを特徴とする請求項10に記載のズームレンズ。
  23. 全てのレンズが樹脂材料で形成されている
    ことを特徴とする請求項11に記載のズームレンズ。
  24. 全てのレンズが樹脂材料で形成されている
    ことを特徴とする請求項12に記載のズームレンズ。
  25. 物体側より順に配列された、負の屈折力を有する第1レンズ群と正の屈折力を有する第2レンズ群とから構成され、上記2つのレンズ群の間の間隔を変えることで変倍を行うズームレンズと、上記ズームレンズにより形成された光学像を電気的な信号に変換する撮像素子とを備えた撮像装置であって、
    上記ズームレンズは、上記第1レンズ群が、物体側より順に配列された、負の屈折力を有する第1レンズと、正の屈折力を有する第2レンズとで構成され、
    上記第2レンズ群が、物体側より順に配列された、正の屈折力を有する第3レンズと、負の屈折力を有する第4レンズと、正の屈折力を有する第5レンズとで構成され、以下の条件式(1)、(2)及び(3)を満足することを特徴とする撮像装置。
    (1)|ν1−ν2|>24
    (2)1.53<n(GR1)<1.65
    (3)1.51<n(GR2)<1.61
    但し、
    ν1:第1レンズのd線におけるアッベ数
    ν2:第2レンズのd線におけるアッベ数
    n(GR1):第1レンズ群を構成するレンズのd線における屈折率の平均値
    n(GR2):第2レンズ群を構成するレンズのd線における屈折率の平均値
    とする。
  26. 上記ズームレンズが、以下の条件式(4)及び(5)を満足することを特徴とする請求項25に記載の撮像装置。
    (4)L/fw>3.3
    (5)L/(fw+ft)<1.5
    ただし、
    fw:広角端におけるレンズ全系での焦点距離
    ft:望遠端におけるレンズ全系での焦点距離
    L:広角端における第1レンズの物体側の面からズームレンズの無限遠物体に対する予定結像面までの光軸上での距離
    とする。
  27. 物体側より順に配列された、負の屈折力を有する第1レンズ群と正の屈折力を有する第2レンズ群とから構成され、上記2つのレンズ群の間隔を変えることで変倍を行うズームレンズと、上記ズームレンズにより形成された光学像を電気的な信号に変換する撮像素子とを備えた撮像装置であって、
    上記ズームレンズは、上記第1レンズ群が、物体側より順に配列された、負の屈折力を有する第1レンズと、正の屈折力を有する第2レンズとで構成され、
    上記第2レンズ群が、物体側より順に配列された、正の屈折力を有する第3レンズと、負の屈折力を有する第4レンズと、正の屈折力を有する第5レンズとで構成され、以下の条件式(1)、(6)、(7)及び(8)を満足することを特徴とする撮像装置。
    (1)|ν1−ν2|>24
    (6)ν2<32
    (7)1.53<n(GR1)<1.58
    (8)1.51<n(GR2)<1.57
  28. 上記ズームレンズが、以下の条件式(9)及び(10)を満足することを特徴とする請求項27に記載の撮像装置。
    (9)2.7<L/fw<4.0
    (10)0.75<L/(fw+ft)<1.40
  29. 上記第3レンズは両面が非球面形状で構成されている
    ことを特徴とする請求項25に記載の撮像装置。
  30. 上記第3レンズは両面が非球面形状で構成されている
    ことを特徴とする請求項26に記載の撮像装置。
  31. 上記第3レンズは両面が非球面形状で構成されている
    ことを特徴とする請求項27に記載の撮像装置。
  32. 上記第3レンズは両面が非球面形状で構成されている
    ことを特徴とする請求項28に記載の撮像装置。
  33. 上記第1レンズ群内の各レンズ面のうち少なくとも3つの面が非球面形状で構成され、
    上記第2レンズ群内の各レンズ面のうち少なくとも3つの面が非球面形状で構成されている
    ことを特徴とする請求項25に記載の撮像装置。
  34. 上記第1レンズ群内の各レンズ面のうち少なくとも3つの面が非球面形状で構成され、
    上記第2レンズ群内の各レンズ面のうち少なくとも3つの面が非球面形状で構成されている
    ことを特徴とする請求項26に記載の撮像装置。
  35. 上記第1レンズ群内の各レンズ面のうち少なくとも3つの面が非球面形状で構成され、
    上記第2レンズ群内の各レンズ面のうち少なくとも3つの面が非球面形状で構成されている
    ことを特徴とする請求項27に記載の撮像装置。
  36. 上記第1レンズ群内の各レンズ面のうち少なくとも3つの面が非球面形状で構成され、
    上記第2レンズ群内の各レンズ面のうち少なくとも3つの面が非球面形状で構成されている
    ことを特徴とする請求項28に記載の撮像装置。
  37. 上記ズームレンズを構成している全てのレンズが樹脂材料で形成されている
    ことを特徴とする請求項25に記載の撮像装置。
  38. 上記ズームレンズを構成している全てのレンズが樹脂材料で形成されている
    ことを特徴とする請求項26に記載の撮像装置。
  39. 上記ズームレンズを構成している全てのレンズが樹脂材料で形成されている
    ことを特徴とする請求項27に記載の撮像装置。
  40. 上記ズームレンズを構成している全てのレンズが樹脂材料で形成されている
    ことを特徴とする請求項28に記載の撮像装置。
  41. 上記ズームレンズを構成している全てのレンズが樹脂材料で形成されている
    ことを特徴とする請求項29に記載の撮像装置。
  42. 上記ズームレンズを構成している全てのレンズが樹脂材料で形成されている
    ことを特徴とする請求項30に記載の撮像装置。
  43. 上記ズームレンズを構成している全てのレンズが樹脂材料で形成されている
    ことを特徴とする請求項31に記載の撮像装置。
  44. 上記ズームレンズを構成している全てのレンズが樹脂材料で形成されている
    ことを特徴とする請求項32に記載の撮像装置。
  45. 上記ズームレンズを構成している全てのレンズが樹脂材料で形成されている
    ことを特徴とする請求項33に記載の撮像装置。
  46. 上記ズームレンズを構成している全てのレンズが樹脂材料で形成されている
    ことを特徴とする請求項34に記載の撮像装置。
  47. 上記ズームレンズを構成している全てのレンズが樹脂材料で形成されている
    ことを特徴とする請求項35に記載の撮像装置。
  48. 上記ズームレンズを構成している全てのレンズが樹脂材料で形成されている
    ことを特徴とする請求項36に記載の撮像装置。
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