JP2005207781A - 車両用画像表示装置、車両用画像表示方法及び車両用画像表示プログラム - Google Patents

車両用画像表示装置、車両用画像表示方法及び車両用画像表示プログラム Download PDF

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【課題】施設に関する画像を実風景に重畳させて表示する際に、運転の安全性を十分に確保すること。
【解決手段】車両の前方に存在する施設に関する情報を提供するため、車両の運転者からウィンドウ越しに視認可能な実風景と重畳されて見えるように、施設に関する施設関連画像を表示する車両用画像表示装置であって、施設が視認可能な時には、所定の施設関連画像を表示し、施設が視認不可能な時には所定の施設関連画像を表示しないという表示態様にて表示制御を行なう。その際、運転者の視線を中心とした所定範囲内では、所定の施設関連画像を表示し、所定範囲外では、所定の施設関連画像の表示を規制する。
【選択図】 図12

Description

本発明は、実風景と重畳されて見えるように画像を表示することによって、運転者に情報を伝達する車両用画像表示技術に関する。
従来から、車両の運転手に対し、様々な施設についての情報を提供するシステムが存在する。
特に、近年、交通網が発達し、ドライバが広範囲を自由に移動するようになるにつれて、複雑かつ変化する道路状況をドライバが常に把握することが困難になり、自動車等の車両で目的地に移動する際の誘導情報を提供するナビゲーションシステムが知られており現実に普及している。
そして、そのようなナビゲーションシステムの進化した形態として、フロントウィンドウ付近に、実風景と重なるように画像を表示するシステムが開発されている。例えば、特許文献1では、カメラで実風景を撮影し、実風景中の構造物に重畳するように、その構造物の属性情報を表わす画像を表示する装置が開示されている。
特開平11−065431号公報
しかしながら、上述したようなシステムでは、運転者の視線とは無関係に、施設に関する画像を表示していた。このため、運転者の視線からある程度離れた領域に、そのような画像が表示されると、その画像の表示に運転者の意識が向いてしまい、大きく視線が移動して、運転の安全性が損なわれる恐れがあった。
本発明は、上記従来技術の課題を解決するためになされたもので、その目的とするところは、施設に関する画像を実風景に重畳させて表示する際に、運転の安全性を十分に確保することにある。
上記目的を達成するため、本発明に係る装置は、
車両の前方に存在する施設に関する情報を提供するため、前記車両の運転者からウィンドウ越しに視認可能な実風景と重畳されて見えるように、前記施設に関する施設関連画像を表示する車両用画像表示装置であって、
前記施設が視認可能な時には、所定の施設関連画像を表示し、前記施設が視認不可能な時には前記所定の施設関連画像を表示しないという表示態様にて表示制御を行なう表示制御手段と、
前記運転者の視線を検出する検出手段と、
を備え、
前記表示制御手段は、前記検出手段によって検出された前記運転者の視線を中心とした所定範囲内では、前記所定の施設関連画像を表示し、前記所定範囲外では、前記所定の施設関連画像の表示を規制することを特徴とする。
前記表示制御手段は、前記所定範囲外の領域であっても、前記車両の進行方向付近の領域は前記施設関連画像の表示規制の対象外とすることを特徴とする。
前記表示制御手段は、前記所定範囲外の領域において、前記施設関連画像の表示開始を禁止することを特徴とする。
前記表示制御手段は、前記所定範囲外の領域であっても、前記運転者の視界の外であれば、前記施設関連画像の表示を開始することを特徴とする。
施設を指標として前記車両を案内する車両案内手段を更に備え、
前記表示制御手段は、前記車両案内手段により前記車両の案内の指標とされた施設の施設関連画像については、前記所定範囲外の領域であっても、前記施設関連画像の表示を規制しないことを特徴とする。
前記所定範囲は、前記施設の種類に応じた範囲であることを特徴とする。
前記所定範囲は、個々の前記運転者に応じた範囲であることを特徴とする。
前記所定範囲外の領域は、前記運転者の視線方向から、所定角度以上離れた領域であることを特徴とする。
前記表示制御手段は、前記車両が停止している場合、或いは、前記車両の走行を妨げる物が無い場合には、前記所定範囲外の領域においても、前記施設関連画像の表示を規制しないことを特徴とする。
上記目的を達成するため、本発明に係る方法は、
車両の前方に存在する施設に関する情報を提供するため、前記車両の運転者からウィンドウ越しに視認可能な実風景と重畳されて見えるように、前記施設に関する施設関連画像を表示する車両用画像表示方法であって、
前記施設が視認可能な時には、所定の施設関連画像を表示し、前記施設が視認不可能な時には前記所定の施設関連画像を表示しないという表示態様にて表示制御を行なう表示制御ステップと、
前記運転者の視線を検出する検出ステップと、
を備え、
前記表示制御ステップは、前記検出ステップによって検出された前記運転者の視線を中心とした所定範囲内では、前記所定の施設関連画像を表示し、前記所定範囲外では、前記所定の施設関連画像の表示を規制することを特徴とする。
上記目的を達成するため、本発明に係るプログラムは、
車両の前方に存在する施設に関する情報を提供するため、前記車両の運転者からウィンドウ越しに視認可能な実風景と重畳されて見えるように、前記施設に関する施設関連画像を表示する車両用画像表示装置に、
前記施設が視認可能な時には、所定の施設関連画像を表示し、前記施設が視認不可能な時には前記所定の施設関連画像を表示しないという表示態様にて表示制御を行なう表示制御ステップと、
前記運転者の視線を検出する検出ステップと、
を実行させる車両用画像表示プログラムであって、
前記表示制御ステップは、前記検出ステップによって検出された前記運転者の視線を中心とした所定範囲内では、前記所定の施設関連画像を表示し、前記所定範囲外では、前記所定の施設関連画像の表示を規制することを特徴とする。
本発明によれば、施設に関する画像を実風景と重畳されて見えるように表示するので、運転者は、運転中、少ない視線移動で施設の情報を取得することができ、安全性の向上を図ることができる。また、運転者の視線を中心とした所定範囲内では、所定の施設関連画像を表示し、所定範囲外では、運転者の意識を奪わないように施設関連画像の表示を規制するので、運転の安全性を確保できる。
特に、運転者の視線からずれた位置でも、車両の進行方向付近での施設関連画像の表示を規制しないこととすれば、運転の安全性を確保しつつ施設についての情報を運転者に提供できる。すなわち、運転者が車両進行方向とは全く異なる方向を向いている時に、進行方向近傍に施設関連画像が表示されても、運転者の意識を進行方向に向けるだけであって、運転の安全性は低下しない。
また、運転者の視線を中心とした所定範囲の外側の領域において、施設関連画像の表示開始を禁止すれば、より確実に運転の安全性を確保できる。ここで、表示されていない施設関連画像の表示を開始すると、運転者の視線をより引きつける可能性が高いが、既に表示されている施設関連画像については、運転者の視線を中心とした所定範囲の外側の領域に入ったとしても、運転者の視線をあまりひきつけないと考えられる。そこで、運転者が視線方向を移動させた場合などに、既に表示されていた施設関連画像が、表示を規制すべき領域に入ったとしても、その既に表示済の施設関連画像について表示を規制せず、その表示を継続すれば、運転者に十分な情報提供を行うことができる。
運転者の視線を中心とした所定範囲外の領域であっても、運転者の視界の外では、施設関連画像の表示を開始することとすれば、運転の安全を確保しつつも運転者に対して十分に施設に関する情報を提供できる。
車両の案内の指標とされた施設の施設関連画像については、施設関連画像の表示を規制しないこととすれば、目的地や中継地など、車両を案内するために必要な画像については、確実に表示を行ない、運転者に確実に案内情報を提供できる。
また、運転者の視線方向から、所定角度以上離れた領域において、施設関連画像の表示を規制すれば、運転者の視線方向と施設関連画像の表示位置とのずれを的確に判断し、その表示を規制して、運転の安全性を確保することができる。
所定範囲は、施設の種類に応じた範囲、或いは、個々の運転者に応じた範囲であるので、きめ細かく表示を規制でき、より確実に運転の安全性を確保できる。
車両が停止している場合、或いは、車両の走行を妨げる物が無い場合など、車両の安全性に問題が生じ得ない状況においては、運転者の視線からある程度離れた領域においても、施設関連画像の表示を規制しないとすれば、運転者に対して十分に施設に関する情報を提供することができる。
以下に、図面を参照して、この発明の好適な実施の形態を例示的に詳しく説明する。ただし、この実施の形態に記載されている構成要素の相対配置、表示画面等は、特に特定的な記載がない限りは、この発明の範囲をそれらのみに限定する趣旨のものではない。
本発明に係る車両用画像表示装置は、車両の前方に存在する施設に関する情報を提供するため、車両の運転者からウィンドウ越しに視認可能な実風景と重畳されて見えるように、施設に関する施設関連画像を表示するものである。以下には、本発明に係る車両用画像表示装置の実施形態として、カーナビゲーションシステムと連動し、運転者に対して、画像や音声などで様々な施設の情報を提供する車載システムについて説明する。なお、本明細書中、施設とは、建物や公園などに限定されるものではなく、道路や交差点などを含み、更には、山などの自然物をも含むものとする。
<システムの構成>
図1は、本実施形態に係る車載システムを搭載した車両1000の全体構成を示す図である。車両1000の運転席に座った運転者10の目(アイポイント)10aの位置は、その体型や姿勢に応じた位置となる。そして、図1のように、運転者10は、フロントウィンドウ1100を介して、車両1000の前方に広がる実風景を見ることができる。つまり、アイポイントからの視界10bは、フロントウィンドウ1100の一部の領域と、車両の前方に広がる実風景とを含むことになる。そこで、本実施形態では、表示ユニット110を用いて、フロントウィンドウ1100上(またはその付近)に、画像(コンピュータグラフィクス)を表示し、実風景と重ねて見せることによって、実風景中の施設の情報を提供する。このため、車両1000は、運転者10のアイポイント10aの位置を検知するためのアイポイントカメラ120と、運転者10のアイポイント10aの位置や、車両位置及び3D地図データなどに応じて、画像を生成し、表示ユニット110に表示させるための、制御ユニット100とを備えている。
図2は、本実施形態に係る車載システムによって表示された画像の1例を示す図である。便宜上、図2には運転者は示されていない。
運転者からは、図2に示すように、フロントウィンドウ1100越しに、実風景として山や道路や建物などが視認可能である。そして、そのような実風景に重畳されて見えるように、画像200が表示されている。この画像200は、実風景中の施設210に関連する情報を示す施設関連画像であり、ここでは、少なくとも施設210の位置を示す簡易画像としての矢印201と、施設210について説明するための詳細画像としてのコメント203とを含んでいる。ここでは、施設210がガソリンスタンドであるため、コメント203には「ガソリンスタンド」と示されている。コメントとしては、施設の種類や名称の他、施設の業務内容や広告などを表示しても良い。また、簡易画像として、矢印以外に、星印などの特徴的な画像を用いても良い。更には、施設に重畳されて見えるようにコメントを表示することによって、コメントがどの施設を示すものなのかを明確にできれば、簡易画像を省略することも可能である。また、矢印の後端に付加された丸印202は、施設210がカーナビゲーションシステムにおいて目的地として設定されていることを示す画像である。もちろん、その施設が目的地や経由地や登録地などであることを示す情報を、他の形態で画像表示することも考えられ、例えば、コメント部分に「目的地」などの文字を表示してもよい。
<システムのハードウェア構成>
次に、図3及び図4を用いて、本システムの内部構成について説明する。図3Aは、本実施形態に係る車載システムのハードウェア構成を示すブロック図である。
図3Aに示すように、本システムは、システム全体を制御する制御ユニット100と、フロントウィンドウに画像を表示する表示ユニット110と、運転者を撮影しアイポイント位置を検出するアイポイントカメラ120と、車両外部の情報センターに設置されたサーバとネットワークを介して通信する通信ユニット130と、運転者の指示を受けるマイク140、運転者に音声で情報を提供するスピーカ150と、運転者からの指示を入力する操作ユニット160と、車両の挙動や位置を検出する各種センサ170とを含む。
表示ユニット110として、ホログラムを利用したヘッドアップディスプレイを用いれば、運転者の目の焦点を、実風景を見る場合とほぼ同じにできる。しかし、ここでの表示ユニット110はこれに限定されるものではなく、運転者から見て実風景と重畳されて見えるように画像を表示できるユニットであれば如何なるものも採用することが可能である。例えば、フロントウィンドウに貼付した半透過スクリーンにプロジェクタで画像を投影する構成でも良いし、フロントウィンドウに半透過液晶ディスプレイを貼付し、液晶ディスプレイを駆動して所望の画像を表示する構成でも良い。かかる表示方法については、過去の様々な文献(例えば、特開平1−219883号公報や特開平4−125679号公報)にその詳細が開示されているので説明を省略する。
アイポイントカメラ120は、運転者の頭部を撮影するカメラであり、撮影した画像中から運転者の目の部分を特定し、その位置を算出する。
通信ユニット130は、車両に最も近い基地局に電波をとばすことにより、通信ネットワークにアクセスし、特定のサーバから最新の地図データをダウンロードすることができる。ダウンロードされた地図データは、制御ユニット100に格納される。サーバには、運転者の自宅などから施設関連画像の表示や車両の誘導地点(お気に入りなど)に関する設定データをアップロードでき、通信ユニット130でそれらの設定データをダウンロードすることもできる。更には、サーバ側で地図データにそれらの設定データを組み込んで通信ユニット130にダウンロードすることも可能である。
操作ユニット160は、例えばテンキーや各種のタッチスイッチなどの入力操作キーとそのインターフェイス回路からなり、運転者などの乗員からの操作入力を受け入れる。なお、操作ユニット160は、各種の設定内容を表示するためのディスプレイを有しても良い。
各種センサ170には、アンテナ、GPS受信ユニット、速度センサ、加速度センサ、方位センサなどが含まれる。アンテナとは、例えば平面アンテナやヘリカルアンテナなどの小型高利得アンテナであり、複数のGPS衛星からの電波を受信してこれをGPS受信ユニットに送信する。GPS受信ユニットは、主に、DS(Direct Sequence)方式を用いたスペクトラム拡散通信を行ない、GPS衛星からの受信電波を検波・復調して、測位データを求め、それに基づいてGPS航法による車両の現在位置及び進行方位を算出する。
速度センサ、加速度センサ及び方位センサは、自立航法に必要とする各種の自立航法パラメータを検出する為のセンサとそのインターフェイス回路から構成されている。速度センサは、例えば回転エンコーダ等のセンサであり、車速パルスを取り込んで車両の速度を検出する。加速度センサは、例えばダイヤフラム等の慣性を利用して、圧力変化情報を取り込んで車両に加わる加速度を検出する。方位センサは、例えばジンバル等のジャイロ機構を用いて車両の方位を検出する。なお、現在位置の測位や進行方位の決定は、GPS航法からのデータと自立航法からのデータとを混合修正することによって行なうが、かかる処理方法については、過去の様々な文献(例えば、特開平8−11170号公報や特開平10−307036号公報)にその詳細が開示されているので説明を省略する。
制御ユニット100は、種々のプログラムを実行する過程において所定の期間毎に、アイポイントカメラ120や通信ユニット130やマイク140や操作ユニット160や各種センサ170から所定の情報を取り込み、かかる情報を総合的に判断して、表示ユニット110に出力すべき画像やスピーカ150から出力すべき音声を導き出す。
また、図3Aに示すように、制御ユニット100は、内部に演算制御用のCPU(詳しくはマイクロプロセッサ)101と、固定値や各種プログラムモジュールを記憶するROM(Read Only Memory)102と、各種データやプログラムを一時的に記憶するRAM(Random Access Memory)103と、3D地図データ104及び各種設定データ104bを記憶するHDD(Hard Disk Drive)104を含み、更に、外部ユニットとの入出力ポート(I/O)106を備えている。なお、ここではHDD104に3D地図データや設定データを格納することとしたが、これを、DVDやCD−ROM等の記録媒体のドライブや、フラッシュメモリなどの不揮発性半導体メモリに置き換えることも可能である。
CPU101は、ROMに記憶されているメインルーチンプログラムや、各種のプログラムモジュールを実行することにより、本車載システム全体を制御する。
ROM102は、3D地図データ104aから視認可能な施設を抽出したり、施設関連画像を生成するための表示制御モジュール102aと、車両位置と車両走行情報と3D地図データ104aと目的地設定情報などに基づいて、車両を誘導すべきルートを生成するナビゲーションモジュール102bと、操作ユニット160に対する操作に基づいて設定データ104bを生成したり修正したりする設定モジュール102cと、アイポイントカメラ140で撮像した画像に基づいてアイポイント位置や視線方向を検出するアイポイント検出モジュール102dと、マイク140から入力された音声を解析する音声解析モジュール102eと、スピーカ150から出力するべき音声を生成する音声合成モジュール102fと、を記憶している。
RAM103は、各種のプログラムを実行するためのプログラム実行領域103aと、HDD104から読出した3D地図データ104aを一時的に記憶する地図データ格納領域103bと、設定モジュール102cによって入力した設定データ104bを一時的に記憶する設定データ格納領域103cと、各種センサ160によって入力した車両の挙動や位置に関するデータを一時的に記憶する車両データ格納領域103dとを含む。
3D地図データ104aには、建物や公園、道路や交差点など、更には、山などの自然物を含む、施設の形状及び位置データが含まれ、更に、道路のルートや道路の幅員などに関する道路情報や道路交差点の位置情報などのデータが含まれている。
HDD104に格納される設定内容としては、以下のA及びBようなものが挙げられ、操作ユニット150や、サーバにネットワーク接続されたパーソナルコンピュータなどで設定可能である。また、これらの項目は、地域ごと、乗員ごと、時間帯ごと、曜日ごとなどに分けて設定することも可能である。図3B、図3Cに設定画面の1例を示す。
A.基本項目
A−1.施設関連画像を表示するか否か、誘導情報画像を表示するか否か、広告を表示するか否か、これらを表示する場合の表示の優先順位、施設関連画像
A−2.施設関連画像の大きさ(標準、2倍、3倍、距離に応じて自動設定などから選択)
A−3.同時に表示できる施設関連画像の数(標準、極小、少なめ、多め、最大などから選択)
A−4.視認される施設と施設関連画像が重なって見えても良いか否か。重なった場合に、表示を禁止するか、表示位置をずらすか
A−5.音声案内の有無、アイコン表示の有無
B.詳細項目
B−1.施設関連画像として、何を表示するか、即ち、目的地を表示するか、施設名を表示するかなど。車両を誘導する矢印を表示するか、車両の誘導の際の目印を表示するか
B−2.施設関連画像の表示の対象となる施設の選択(登録施設、コンビニエンスストア(更に詳細に指定することも可能)、道の駅、ガソリンスタンド(更に詳細に指定することも可能)、アミューズメント施設(更に詳細に指定することも可能)、食事施設(更に詳細に指定することも可能)、イベント開催施設(更に詳細に指定することも可能)、名所(更に詳細に指定することも可能)などである)
B−3.どの程度の領域に存在する施設を施設関連画像の表示対象とするか(標準、狭い、広め、最大などから選択)
B−4.施設関連画像の表示時間、すなわち、連続して表示される時間を所定時間(例えば15秒)に限定するか否か、そして、合計の表示時間を所定時間(例えば3分)に限定するか否か
B−5.目的地設定機能(音声による目的地設定を有効にするか否か、指さしによる目的地設定を有効にするか否か)
その他、施設関連画像ごと、或いは施設関連画像の種類単位で、表示色や表示の大きさを設定可能となっている。表示色については、複数の候補色(黒、赤、青、緑、白など)を選択できる。そして、背景色などとの兼ね合いでここで選択した候補色から1色が選択される。候補色は、テーマによってまとめて選択可能であってもよい。例えば、季節ごとにテーマを有しており、運転者が「秋」というテーマを選択すれば、赤や黄に対して映える色が候補色として選択されてもよい。
<システムの機能構成>
図4は、本実施形態に係る車載システムの機能構成を示すブロック図である。図3のROM102に格納されたプログラムモジュールをCPU101が読出して実行することにより、図4に示す、表示制御部401、ナビゲーション部402、設定部403、アイポイント検出部404、音声解析部405、音声合成部406、の各機能を実現する。
ナビゲーション部402は、各種センサ106から得た車両データに基づいて、誘導ルートなどを導きだし、表示制御部401に渡す。アイポイント検出部404は、アイポイントカメラ120からの撮像画像を用いてアイポイント位置を抽出し、表示制御部401に渡す。音声解析部405は、マイク140から入力された音声を解析し、その結果、運転者の指示を抽出して表示制御部401に渡す。
表示制御部401は、記憶部410から読出した地図データを解析して、視認可能な施設を特定し、施設関連画像や車両誘導画像を、アイポイント位置に応じた位置に表示するように画像を生成し、表示ユニット110に送信する。この際、記憶部410から読出した設定データや、音声解析部405での音声解析結果や、ナビゲーション部402での誘導情報などを参照して施設関連画像をどのような表示態様とするか或いは非表示とするか、そして音声合成部406にどのような音声を出力させるかを決定する。
ナビゲーション部402は、施設を指標として車両を案内する車両案内手段として機能する。
また、設定部403では、操作ユニット150から入力された運転者からの指示を、施設関連画像の表示に反映させつつ、記憶部410に記憶する。更に記憶部410は、記憶している地図データを、通信ユニット130を通じてサーバからダウンロードしたデータによって更新する。
<本システムの処理>
本システムで行なわれる大まかな処理について、図5のフローチャートを用いて説明する。
まず、車両のエンジンが始動すると、ステップS501において、地図データ104a及び設定データ104bをHDD104から読出す。
次にステップS502において、施設関連画像を表示することが可能な施設を地図データから抽出する。ここで抽出される施設は、運転者から視認できるか否かを問わず、車両の前方に存在するすべての施設である。この時点で所定距離(例えば1000km)以内のものに限定して抽出しても良い。また、その場合、レストランやガソリンスタンドなどの小さな施設であれば比較的近い距離もののみを抽出し、山や高層ビルなどの非常に大きな施設であれば、比較的遠い距離のものまで、或いは、距離によらずに抽出する処理を行なっても良い。更に、ステップS502では、地図データを用いて、運転者から視認可能な施設と、視認不可能な施設に分類する。ここでは、施設が視認可能か否かを、その施設と車両内の運転者のアイポイントとを結ぶ線上に他の施設が存在しないか否かによって判定するが、その他、様々な方法で視認の可否を判定できる。例えば、車両に搭載したカメラを用いて判定しても良い。設定データ104bに、施設関連画像の表示対象としない施設の種類などが設定されている場合には、この時点で、表示対象として設定されている種類の施設に絞り込んでも良い。
ステップS502で施設が抽出されると、次にステップS503において、施設関連画像の表示制御を行ない、表示ユニット110に転送すべき画像データを生成する。もちろん、ここでの表示制御処理により、施設関連画像を全く表示しないとの決定がなされた場合には、画像データの生成は行なわれない。
最後に、ステップS504では、ステップS503の表示制御処理で生成された画像データを表示ユニット110に転送する。
なお、ステップS503では、基本的に、施設が視認可能な時には、所定の施設関連画像を表示し、施設が視認不可能な時には所定の施設関連画像を表示しないという表示態様にて表示制御を行なうが、更に、所定条件が成立したか否かを判定し、所定条件が成立した場合には、所定の施設関連画像の表示態様を変更する。具体的には、以下の1〜4に示すような表示態様で制御する。
1.表示位置
アイポイントの位置を検出し、実際に施設が視認される位置の周辺に施設関連画像が表示されるように演算する。その際、施設の視認の障害となるものが車両と施設との間にある場合には、その障害物を避けた位置を演算する。
2.表示方法
目的地や経由地や登録地などであることを示すランドマーク表示の有無を判定する。背景を考慮して施設関連画像の表示色を演算する。施設関連画像の大きさを演算する。
3.表示禁止条件
施設関連画像の数が所定数以上であるか否かを判定し、優先的に表示すべきと設定された施設関連画像を表示対象として選択する。優先度が低い施設関連画像については、表示を規制(例えば禁止)する。施設関連画像の表示を禁止する条件(車両が旋回中である場合や交通量が多い場合、または施設関連画像を表示すると標識が見えなくなる場合)に該当するか否かを判定する。
4.表示終了条件
施設関連画像の表示を終了する条件(視認不可能となった場合、所定回数以上表示した場合、所定時間以上継続してまたは断続的に表示した場合、表示すべき領域の外に位置する場合など)に該当するか否かを判定する。
<詳細な表示制御処理>
ここでは、ステップS503の表示制御処理の一部として行なわれる処理について、図6のフローチャートを用いて詳細に説明する。図6のフローチャートは、ステップS503において、どのような所定条件が成立した場合に、所定の施設関連画像の表示態様をどのように変更するかについて詳しく示したものである。このフローチャートで示される一連の処理は、特に施設関連画像の点滅を防止することによって、運転者の利便性を向上し、運転者に不快感を与えないことを目的とするものである。
まず、ステップS601で、施設が視認可能か否かを判定する。施設が視認不可能な場合には、ステップS602に進み、施設関連画像が表示されているか否か判定する。施設関連画像が表示されていなければ、次に、ステップS603に進み、その視認不可能な施設が一時的に視認可能となる視認可能時間を予測する。そして、ステップS604に進み、予測された視認可能時間が所定時間以下か否か判定する。予測された視認可能時間が所定時間以下の場合には、所定条件が成立したものとして、ステップS605に進んで、その後、施設が視認可能となっても施設関連画像を規制するように制御する。
ステップS601で施設が視認可能であれば、次に、ステップS606に進み、施設関連画像が通常表示されている(規制されていない)か否か判定する。施設関連画像が通常表示されていれば、次に、ステップS607に進み、視認可能な施設が一時的に視認不可能となる視認不可能時間を予測する。そして、ステップS608に進み、予測された視認不可能時間が所定時間以下か否かを判定する。予測された視認不可能時間が所定時間以下の場合には、所定条件が成立したものとして、ステップS609に進み、その後、施設が視認不可能となっても、施設関連画像の表示を継続するように制御する。
次に、ステップS602で、施設関連画像が表示されていれば、ステップS609における表示継続の処理が行なわれたと判断し、ステップS610に進んで、視認不可能となっている施設が視認可能となるまでの視認不可能継続時間を予測する。そして、ステップS611において、予測された視認不可能継続時間が所定時間以上か否か判定し、予測された視認不可能継続時間が所定時間以上の場合には、ステップS612に進んで、施設関連画像の表示を規制する。
ステップS606で通常表示でないと判断された場合、施設関連画像の表示の規制中と考えられるため、ステップS613に進み、視認可能となっている施設が視認不可能となるまでの視認可能継続時間を予測し、ステップS614において、予測された視認可能継続時間が所定時間以上か否か判定し、予測された視認可能継続時間が所定時間以上の場合には、ステップS615に進んで、施設関連画像の表示規制を解除する。
なお、ステップS603、S607、S610、S613では、視認可能時間または視認不可能時間を、車両の走行状態及び地図上の車両の位置に基づいて予測する。また、ステップS604、S608、S611、S614で閾値となる所定時間は、車両から見た施設の位置に応じて異なるものとしても良い。
また、ステップS605及びステップS612で、施設関連画像を規制する方法としては、例えば、施設関連画像を非表示とすることが挙げられるが、本発明はこれに限定されるものではなく、施設関連画像の表示を規制すればよく、例えば、非表示の他に、目立たないように表示したり、小さく表示したり、表示時間を制限したりすることが考えられる。なお、運転者の操作に基づいて施設関連画像の表示の規制を解除できる構成となっていることが望ましい。
次に、ステップS503の一部として行なわれる他の処理について図7を用いて説明する。ステップS503においては、所定条件が成立した場合に、視認可能な施設についての所定の施設関連画像の表示を規制するが、図7のフローチャートは、更に、どのような所定条件が成立した場合に、視認可能な施設について所定の施設関連画像の表示をどのように規制するかについて詳しく示したものである。このフローチャートで示される一連の処理は、特に、視認可能となった時点で無条件で所定の施設関連画像を表示することが、運転の障害になったり、運転者を不快にさせたりすることを考慮したものである。
まず、ステップS701において、車両の安全性を判定し、所定限度以上の安全性が確保されていないと判定された場合には、ステップS702に進んで施設関連画像の表示を規制する。ここで、車両の安全性は、例えば、車両の走行速度が所定値以下か否か、高速道路を走行中か否か、見通しの悪いカーブを走行中か否かなどによって判断することが可能である。また、車両の速度などに応じて段階的に表示を規制しても良い。例えば、車両の速度が上がるにつれて、表示される施設関連画像の数を減らしてもよい。
次に、ステップS701において、安全性に問題がないと判定すると、次に、ステップS703において、視認可能な施設の数をカウントし、表示される施設関連画像が所定数以下か否か判定する。表示される施設関連画像が所定数以上となる場合には、ステップS704に進む。安全性に問題が無く、表示される全施設関連画像数が所定数以下の場合には、特別な規制を加えなくても、運転の障害になったり運転者を不快にさせたりすることがないと考えられるため、本フローにおける規制を加えることなく処理を終了する。
ステップS704においては、視認可能な複数の施設のうち、1つを抽出する。そして、抽出された視認可能な施設について、ステップS705において、車両からの距離を判定する。判定された施設までの距離が所定値以上であれば、ステップS706に進む。なお、図5で説明したステップS502において、所定距離以内の施設のみが抽出されている場合には、このステップS705を省略することが可能である。
次に、ステップS707において、アイポイントカメラ140により検出した運転者の視線の位置履歴を読出し、一旦、運転者の視線の先に位置したと判定された施設であれば、ステップS706に進む。
次に、ステップS708において、他の施設が近接して視認可能か否か判定する。運転者から見て、所定の範囲内に他の施設が視認されると判定した場合には、ステップS709に進み、その他の施設に比べて表示重要度が高いか否か判定する。
この表示重要度は、運転者からの指示に基づいて、操作ユニット160や、運転者の自宅のパーソナルコンピュータなどから設定され、HDD104に設定データ104bの一部として記憶されている。もちろん、運転者からの指示を待つことなく、デフォルトで、施設の種類ごとに表示重要度が設定されいても良い。
近接して視認可能な他の施設よりも表示重要度が低い場合には、ステップS706に進む。
ステップS706では、施設関連画像の表示を規制する。ただし、ナビゲーション部402により、車両を案内するための指標とされた施設については、施設関連画像の表示規制の対象外とする。
ステップS710では、視認可能な全施設についてステップS705〜S709の処理を終えたか判断し、判定を終えていない場合には、ステップS704に戻る。全施設について、ステップS705〜S708の処理を終えた場合には、本フローに係る処理を終了する。なお、処理を終了する前に、再度、視認可能な施設の数をカウントし、表示される施設関連画像が所定数以上となる場合には、更に表示重要度が低く設定されている種類の施設について、施設関連画像の表示対象外としてもよい。
ステップS706での施設関連画像の表示規制方法については、ステップS605と同様であり、非表示に限定するものではない。
次に、ステップS503の一部として行なわれる、さらに他の処理について図8を用いて説明する。図8のフローチャートは、どのような所定条件が成立した場合に、視認可能な施設について所定の施設関連画像の表示をどのように規制するかについて詳しく示したものである。このフローチャートで示される一連の処理は、特に、運転者が既に認識済で、なんら新たな情報を提供しない画像が何度も表示されることを防止し、運転の安全性を確保し、運転者を不快にさせないことを目的とするものである。
図8のフローチャートは、各施設関連画像が表示されたことをトリガーにして開始される。施設関連画像が表示されると、ステップS801において、その施設についての施設関連画像の表示量を累積する。ここでは、所定期間(例えば一ヶ月)内に施設関連画像が表示された回数または時間を累積し、更に、過去の通算表示時間も累積する。また、車両の走行経路ごと、走行方向ごとに表示量を累積する。つまり、異なる走行経路、走行方向に車両が位置する状態で、同じ施設関連画像を表示したとしても、それらは合算されない。
次に、ステップS802において、累積された表示量が所定量以上か否かを判定する。表示量が所定量以上の場合には、ステップS803に進み、運転者による確認操作を要求し、確認操作があった場合に、ステップS804に進み、その視認可能な施設について施設関連画像の表示を規制する設定とし、処理を終了する。
ステップS802において、累積した表示量が所定量以下の場合には、ステップS805に進む。ステップS805では、施設周辺の道路を所定回数(または所定距離)以上走行したか否かを判定する。このような走行履歴は、ナビゲーション部402によってHDD104に格納されている。ステップS805で、その施設周辺の道路を所定回数(または所定距離)以上走行したと判定された場合には、ステップS803に進み、運転者による確認操作があれば、ステップS804で、その視認可能な施設について施設関連画像の表示を規制する設定とし、処理を終了する。つまり、実際の表示量が所定値を超えていなくても、表示量が所定量以上であると判定して、施設関連画像の表示を規制する。
次に、ステップS503の一部として行なわれる、さらに他の処理について図9を用いて説明する。図4において、表示制御部401が施設関連画像として、施設の位置を示す簡易画像と、施設の属性を説明する詳細画像と、を表示ユニット110に表示させることは既に述べたが、図9では、どのような条件の下で簡易画像のみ表示させ、或いは詳細画像をも表示させるのかを説明する。視認可能となったすべての施設について、施設名などの詳細な説明を表示するのでは、全体としての表示が煩雑となり、運転者に不快感を与えたり、運転の妨げになったりする可能性がある。かといって、そのような画像の表示を1部に制限して、他を非表示にしてしまうと、運転者が望む情報を得ることができない場合がある。そこで、図9(a)に示すフローチャートに従った処理を行なうことによって施設関連画像全体をすっきりと表示し、運転者に不快感を与えることを防止し、運転の安全性を確保し、かつ運転者に対して所望の情報を提供する。
まずステップS901において、視認可能な複数の施設のうち、一部の施設について、簡易画像表示(矢印などの簡易画像のみを表示)するか、全施設関連画像について、詳細画像表示(矢印などの簡易画像とコメントなどの詳細画像の組合せ)を判定する。
ここでは、単位領域内(例えば、10cm×10cm)及び全画像領域に表示される詳細画像の数を所定数に制限する。つまり、単位領域内に所定数(例えば2個)を超える施設関連画像を表示する場合、または、全画像領域中に所定数(例えば20個)を超える施設関連画像を表示する場合には、一部を簡易画像表示にする。所定時間(例えば5秒)以内に視認不可能な状態から視認可能となる複数の施設のうち、所定数(例えば5個)の施設については、詳細画像を表示し、残りの施設については、簡易画像を表示する。これは、ほぼ同時に表示が開始される詳細画像の数を制限するためであり、あまり多くの画像が一気に表示されて運転者を驚かせることのないように制御している。
ステップS901で簡易画像のみを表示すると判定した場合には、次に、ステップS902に進み、どの施設について簡易画像のみの表示とするかを決定する。つまり、簡易画像表示する施設を選択する。ここでは、施設の種類や車両から施設までの距離に応じて、簡易画像のみを表示する施設を選択する。特に、施設が、車両から第1距離(例えば、10km)以上離れている場合には、施設関連画像の表示対象とせず、第1距離以内であって第2距離(例えば5km)以上の場合には、簡易画像のみの表示対象とし、第2距離以内の場合には、詳細画像の表示対象とする。また、詳細画像の数を所定数以内に制限する場合には、表示重要度の高いものから順番に詳細画像の表示対象とし、所定数を超えた部分の表示重要度の低い施設については簡易画像のみを表示する対象とする。そして、ステップS903では、ステップS902で選択された施設については、簡易画像のみを表示し、残りについては、詳細画像表示とする。
また、ステップS901で、簡易画像のみを表示する条件に適応しなかった場合、つまり、表示される施設関連画像がまばらで、かつ少ない場合などは、ステップS904に進み、すべての施設関連画像を詳細画像と簡易画像の組合せによって表示する。
次に、図9(b)のフローチャートを用いて、運転者の操作に基づいて簡易画像が指定された場合に、指定された簡易画像に対応する施設の詳細画像を表示する処理について説明する。まず、ステップS911で、運転者から簡易画像表示から詳細画像表示への切換指示があったか否かを判定する。切換指示があれば、ステップS912に進み、運転者は、簡易画像を1つ1つ選択指定されたか、表示されている全簡易画像が、一括して指定されたかを判定する。更にステップS913に進み、指定された簡易画像を、対応する詳細画像の表示に切り替える。運転者が簡易画像を指定する方法としては、表示ユニット110のディスプレイをタッチパネルにして運転者が簡易画像の表示部分に触れる方法の他、リモコンに設けられたポインティングデバイスで指定する方法などが考えられる。また、リモコンやコントロールパネルなどの操作ユニット150に、非表示、簡易画像表示、詳細画像表示を切り替えるボタンを設けることも有効である。
次に、ステップS503の一部として行なわれる、さらに他の処理について図10を用いて説明する。ステップS503においては、視認不可能な施設であっても、所定の条件下で施設関連画像の表示を行なう。図10は、どのような条件の下で、視認不可能な施設について、どのように施設関連画像を表示するのかについて、詳しく示すフローチャートである。視認不可能な施設について、全く施設関連画像を表示しないこととすると、運転者が所望の情報を所望のタイミングで得ることができず、利便性が悪い。そこで、図10(a)に示すフローチャートに従った処理を行なうことによって施設に関する画像を実風景に重畳させて表示する際に、運転者にとって利便性の高い形態で表示し、運転者に対してより効果的に施設についての情報を提供する。
ステップS1001では、図5のステップS502で抽出された施設のうち、更に、視認不可能な施設を抽出する。
次に、ステップS1002において、ステップS1001で抽出された施設が、ナビゲーション部402において、目的地や中継地や登録地などの指標となっていないか否か判定する。つまり、その施設がナビゲーション関連施設か否かの判定を行なう。
ステップS1002において、視認不可能な施設であってもナビゲーション部402の指標となっていると判定された場合には、ステップS1003に進み、その施設を施設関連画像の表示対象とする。この時、視認可能な施設の施設関連画像と、視認不可能な施設の施設関連画像とを識別可能に表示すれば、運転者はその施設関連画像が視認不可能な施設、つまり運転者から見えていない施設の情報を示すものであることを簡単に認識できる。例えば、視認不可能な施設の施設関連画像は、薄い色で表示したり、矢印を破線で表示したり、異なるフォントで文字を表示したりすればよい。また、視認不可能な施設の施設関連画像を、施設の方向を示す簡易画像(矢印など)のみとすることも有効である。更には、視認不可能な施設については、その施設までの距離に応じて施設関連画像の表示態様(例えば大きさ)を変更すれば、運転者から見えないその施設がどれぐらいの距離に位置しているのかを容易に認識可能となる。また、施設が視認不可能な場合に、その施設を隠している障害物を避けた位置に、その障害物の裏側に施設が存在することを示す態様で、施設関連画像を表示すれば、その施設関連画像が示す施設の位置を容易に認識することができる。
ステップS1002において、ナビゲーション部402の指標となっていないと判定した場合には、ステップS1004に進み、運転者による設定データ104bを参照して、その施設が施設関連画像の表示対象として設定されていないか判定し、設定されている場合には、ステップS1003に進む。ここでは、施設の種類(ジャンル)ごとに、視認不可能な施設についての施設関連画像の表示について設定可能であり、例えば、表示重要度の高い種類の施設については、視認不可能であっても施設関連画像が表示されるが、表示重要度の低い種類の施設については、視認不可能であれば施設関連画像を非表示とする設定が可能である。
ナビゲーション関連施設でもなく、特別な表示設定の対象ともなっていない施設については、本フローの処理を終了し、通常どおり、施設関連画像の表示を行なわない。
また、ある施設が視認可能となって、施設関連画像の表示が開始したのち、その施設がその施設が何か他の施設などの裏に隠れた場合には、図10(b)の処理を行なう。
即ち、まず、ステップS1011において、施設関連画像の表示開始と同時にCPU101等に含まれるタイマーを動作させる。次に、ステップS1012では、施設が視認不可能になったことを検知して、ステップS1013に進み、タイマーが示す時間が所定時間以上か否かを判定する。つまり、施設関連画像が表示されてから、その施設が視認不可能になるまでの時間をカウントし、所定時間と比較する。
所定時間以上経過している場合には、本フローの処理を終了し、図10(a)の処理を行なう。つまり、図10(a)の処理により、ステップ102、ステップS1004の判定でYESの場合には、結果的に施設関連画像の表示は継続される。
ステップS1013で所定時間以上経過していないと判定された場合には、ステップS1014に進み、所定時間以上経過するまで、施設関連画像の表示を継続させる。つまり、一旦表示された施設関連画像については、対応する施設が視認不可能となっても、継続表示時間が所定時間以上となるように表示を継続する。これにより、運転者が施設関連画像を認識する時間が確保され、運転者は、より確実に施設についての情報を得ることができる。
次に、ステップS503の一部として行なわれる、さらに他の処理について図11を用いて説明する。ステップS503においては、施設の種類に応じた様々な表示態様で、施設関連画像の表示を行なう。図11は、どのような種類の施設について、どのような態様で施設関連画像を表示するのかについて、詳しく示すフローチャートである。
まず、ステップS1101において、図5のステップS502で抽出された施設が、どの種類(ジャンル)に属するかを判定する。施設の種類としては、例えば、駅、コンビニエンスストア、ガソリンスタンド、レストラン、デパート、イベント会場、アミューズメントパークなどがあり、各種類について、最大表示距離L、表示許可画像数N、視認不可で表示するか否か、などを設定可能である。また、ここで、表示される施設関連画像の数が多い種類の施設については、施設関連画像を表示しないように設定されている。
次にステップS1102において、その種類の施設の最大表示距離LをHDD104内の設定データ104bから読出し、車両からその施設までの距離と比較する。たとえば、ガソリンスタンドであれば10km、駅であれば5km、コンビニエンスストアであれば1kmなどと決められている。
最大表示距離Lよりも遠方であれば、ステップS1103に進み、その施設の施設関連画像の表示を規制する。ここでの表示規制方法も、ステップS605と同様であり、非表示に限定するものではない。なお、車両の案内の指標とされた施設については、施設関連画像の表示を規制しない。
施設が最大表示距離よりも近い場合には、ステップS1104に進み、その種類に属する施設のうち、車両からの距離が最も近い施設から数えて、表示許可画像数N番目以下であるか否かを判定する。つまり、判定の対象となる施設と同じ種類の施設が、その施設よりも車両に近い位置にいくつ存在するかをカウントし、その数が表示許可画像数未満か否かを判定する。表示許可画像数N番目以下であれば、本フローを終了し、施設関連画像を通常どおり表示する。表示許可画像数N番目を超えていれば、ステップS1103に進み施設関連画像の表示を規制する。
次に、ステップS503の一部として行なわれる、さらに他の処理について図12を用いて説明する。ステップS503では、運転者の視線を中心とした所定範囲の外側領域において、施設関連画像の表示を規制するが、図12は、そのような処理について詳しく示すフローチャートである。図12の処理により、運転者の視線からある程度離れた領域に、施設関連画像が表示されて、その画像の表示に運転者の意識が向いてしまうことによる、運転の安全性低下を防止する。
まず、ステップS1201では、アイポイントカメラ140によって、運転者の視線(目の位置から眼球の向いている方向へ延びる直線)を検出する。
次に、ステップS1202において、アイポイントを通り、アイポイントカメラ140によって検出された視線を中心とする所定範囲として、視線に対して所定角度(例えば30°)をなす直線群(全体としてアイポイントを頂点とした円錐形を描く)を演算によって求める。この円錐形によって囲まれた範囲は、施設の種類に応じた範囲である。また、この範囲は、個々の運転者に応じた範囲である。つまり、所定範囲を定めるための所定角度(視線とのなす角度)は、施設ごと、運転者ごとに違った値が設定されている。
更にステップS1203において、演算によって求められた円錐形領域外部における施設関連画像の表示を規制する。具体的には、円錐形の内部は、運転者が少ない視線移動によって見ることのできる範囲であるが、その範囲外では、運転者の視線移動が比較的大きくなるため、施設関連画像を非表示とするか、或いは目立たなく表示する。また、その範囲外の領域において、施設関連画像の表示開始を禁止する。
ただし、所定範囲外の領域であっても、車両の進行方向付近の領域は施設関連画像の表示規制の対象外とする。車両の進行方向を中心とした所定範囲の領域は、運転者が視線を向けるべき領域と考えられるため、そのような領域に対して運転者が視線移動を行なうことを防止する必要はない。そこで、車両の操舵方向をハンドル位置などから検知し、その方向を中心とした所定範囲の領域と、視線を中心とした所定範囲の領域とにおいては、本フローにおいては規制の対象としない。ただし、車両の進行方向であって、運転者の視認性が確保されるべき領域については、施設関連画像を表示しない。
また、所定範囲外の領域であっても、運転者の視界の外であれば、施設関連画像の表示開始を規制しない。ここで、視界とは、運転者の視線に対して、所定角度(例えば60°)をなす直線群の描く円錐形を指す。運転者の視界は、ステップS1202で求めた範囲よりも大きい。逆に言えば、ステップS1202で規定する所定角度は、運転者の視界よりも小さくなるように設定された角度である。
運転者の視界の外であれば、施設関連画像の表示開始によって、運転者の意識がその方向に向くとは考えにくいためである。従って、運転者の視線に対し、所定範囲の角度(例えば30°〜60°)の範囲において、施設関連画像の表示開始を禁止する。
なお、車両が停止している場合、或いは、車両の走行を妨げる物が無い場合には、運転者の視線移動に伴う安全性低下が起こらないため、所定範囲外の領域においても、施設関連画像の表示を規制しない。車両の走行を妨げる物が車両前方に存在するか否かは、車両に設けられた前方撮影用カメラなどを用いて判定できる。更に、ナビゲーション部402において車両の案内の指標とされた施設の施設関連画像については、所定範囲外の領域であっても、施設関連画像の表示を規制しない。
ステップS1202では、運転者の視線を中心とした所定範囲を求めるのに、視線となす角度を用いているが、フロントウィンドウ上での距離に基づいて所定の範囲を決めても良い。所定範囲を、運転者のフロントウィンドウ上での視点位置から所定距離以下の範囲として定義する場合、ここでの所定距離は、運転者の視点位置によって異なる。
例えば、運転席の前方のウィンドウガラス上で50cm離間した2点とアイポイントとを結ぶ線のなす角度はほぼ45°になるが、助手席前方のウィンドウガラス上で50cm離間した2点とアイポイントとを結ぶ線のなす角度は約20°になる。つまり、助手席側のフロントウィンドウ上では、運転席側に比べて同じ距離だけフロントウィンドウ上で視線移動するにしても、角度の変化が少ない。従って、フロントウィンドウの運転席前方から離れるにつれて、所定距離が大きくなる。例えば、フロントウィンドウの運転席前方では、運転者の視点位置を中心として半径15cmの円を、ステップS1202での所定範囲として設定し、助手席前方では、運転者の視点位置を中心として、半径30cmの円を、ステップS1202での所定範囲として設定すればよい。
(実施形態の効果)
本実施形態によれば、施設に関する画像を実風景と重畳されて見えるように表示するので、運転者は、運転中、少ない視線移動で施設の情報を取得することができ、安全性の向上を図ることができる。また、運転者の視線を中心とした所定範囲内では、所定の施設関連画像を表示し、所定範囲外では、運転者の意識を奪わないように施設関連画像の表示を規制するので、運転の安全性を確保できる。
<他の実施形態>
なお、上記実施形態では、上述したCPU101が、図6〜図12で説明した各処理を実現可能なプログラムを何らかの記憶媒体から読み出して実行することによってその効果が達成されるが、この場合、記憶媒体としては読み書き可能な半導体メモリや、ハードディスクの他、光ディスクや磁気ディスクや光磁気ディスク等のあらゆる記憶デバイスを採用することができ、そのような記憶媒体や、プログラムそのものも本発明の範疇に含まれる。従って、インターネット等を利用することにより電気通信回線を通じて伝達されるデータも本発明の範疇に含まれうる。また、本発明に係る車両用画像表示装置は、上記実施形態に示したような車載システムの一部であっても良いし、単体の専用ユニットであっても良い。
本発明の実施形態に係る車載システムを搭載した車両の全体構成を示す図である。 本発明の実施形態に係る車載システムによって表示された画像の1例を示す図である。 本発明の実施形態に係る車載システムのハードウェア構成を示すブロック図である。 本発明の実施形態に係る車載システムによって表示される設定画面の1例を示す図である。 本発明の実施形態に係る車載システムによって表示される設定画面の1例を示す図である。 本発明の実施形態に係る車載システムの機能構成を示すブロック図である。 本発明の実施形態に係る車載システムの動作について簡単に説明するためのフローチャートである。 本発明の実施形態に係る車載システムの動作について詳細に説明するためのフローチャートである。 本発明の実施形態に係る車載システムの動作について詳細に説明するためのフローチャートである。 本発明の実施形態に係る車載システムの動作について詳細に説明するためのフローチャートである。 本発明の実施形態に係る車載システムの動作について詳細に説明するためのフローチャートである。 本発明の実施形態に係る車載システムの動作について詳細に説明するためのフローチャートである。 本発明の実施形態に係る車載システムの動作について詳細に説明するためのフローチャートである。 本発明の実施形態に係る車載システムの動作について詳細に説明するためのフローチャートである。

Claims (11)

  1. 車両の前方に存在する施設に関する情報を提供するため、前記車両の運転者からウィンドウ越しに視認可能な実風景と重畳されて見えるように、前記施設に関する施設関連画像を表示する車両用画像表示装置であって、
    前記施設が視認可能な時には、所定の施設関連画像を表示し、前記施設が視認不可能な時には前記所定の施設関連画像を表示しないという表示態様にて表示制御を行なう表示制御手段と、
    前記運転者の視線を検出する検出手段と、
    を備え、
    前記表示制御手段は、前記検出手段によって検出された前記運転者の視線を中心とした所定範囲内では、前記所定の施設関連画像を表示し、前記所定範囲外では、前記所定の施設関連画像の表示を規制することを特徴とする車両用画像表示装置。
  2. 前記表示制御手段は、前記所定範囲外の領域であっても、前記車両の進行方向付近の領域は前記施設関連画像の表示規制の対象外とすることを特徴とする請求項1に記載の車両用画像表示装置。
  3. 前記表示制御手段は、前記所定範囲外の領域において、前記施設関連画像の表示開始を禁止することを特徴とする請求項1に記載の車両用画像表示装置。
  4. 前記表示制御手段は、前記所定範囲外の領域であっても、前記運転者の視界の外であれば、前記施設関連画像の表示を開始することを特徴とする請求項3に記載の車両用画像表示装置。
  5. 施設を指標として前記車両を案内する車両案内手段を更に備え、
    前記表示制御手段は、前記車両案内手段により前記車両の案内の指標とされた施設の施設関連画像については、前記所定範囲外の領域であっても、前記施設関連画像の表示を規制しないことを特徴とする請求項1に記載の車両用画像表示装置。
  6. 前記所定範囲は、前記施設の種類に応じた範囲であることを特徴とする請求項1に記載の車両用画像表示装置。
  7. 前記所定範囲は、個々の前記運転者に応じた範囲であることを特徴とする請求項1に記載の車両用画像表示装置。
  8. 前記所定範囲外の領域は、前記運転者の視線方向から、所定角度以上離れた領域であることを特徴とする請求項1に記載の車両用画像表示装置。
  9. 前記表示制御手段は、前記車両が停止している場合、或いは、前記車両の走行を妨げる物が無い場合には、前記所定範囲外の領域においても、前記施設関連画像の表示を規制しないことを特徴とする請求項1に記載の車両用画像表示装置。
  10. 車両の前方に存在する施設に関する情報を提供するため、前記車両の運転者からウィンドウ越しに視認可能な実風景と重畳されて見えるように、前記施設に関する施設関連画像を表示する車両用画像表示方法であって、
    前記施設が視認可能な時には、所定の施設関連画像を表示し、前記施設が視認不可能な時には前記所定の施設関連画像を表示しないという表示態様にて表示制御を行なう表示制御ステップと、
    前記運転者の視線を検出する検出ステップと、
    を備え、
    前記表示制御ステップは、前記検出ステップによって検出された前記運転者の視線を中心とした所定範囲内では、前記所定の施設関連画像を表示し、前記所定範囲外では、前記所定の施設関連画像の表示を規制することを特徴とする車両用画像表示方法。
  11. 車両の前方に存在する施設に関する情報を提供するため、前記車両の運転者からウィンドウ越しに視認可能な実風景と重畳されて見えるように、前記施設に関する施設関連画像を表示する車両用画像表示装置に、
    前記施設が視認可能な時には、所定の施設関連画像を表示し、前記施設が視認不可能な時には前記所定の施設関連画像を表示しないという表示態様にて表示制御を行なう表示制御ステップと、
    前記運転者の視線を検出する検出ステップと、
    を実行させる車両用画像表示プログラムであって、
    前記表示制御ステップは、前記検出ステップによって検出された前記運転者の視線を中心とした所定範囲内では、前記所定の施設関連画像を表示し、前記所定範囲外では、前記所定の施設関連画像の表示を規制することを特徴とする車両用画像表示プログラム。
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