JP2002267470A - 情報提示システム及び情報提示方法 - Google Patents

情報提示システム及び情報提示方法

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JP2002267470A
JP2002267470A JP2001072539A JP2001072539A JP2002267470A JP 2002267470 A JP2002267470 A JP 2002267470A JP 2001072539 A JP2001072539 A JP 2001072539A JP 2001072539 A JP2001072539 A JP 2001072539A JP 2002267470 A JP2002267470 A JP 2002267470A
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Toshihiro Wakita
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武朗 本郷
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哲 品田
Katsuhiko Nunokawa
克彦 布川
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寛明 岡島
Makoto Sasaki
信 佐々木
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 特定の位置と関連づけて提示すべき情報を自
動車のドライバーに対してわかりやすく提示することが
できる情報提示システムを提供する。 【解決手段】 情報提示システム10は、特定位置の緯
度及び経度と、当該特定位置と関連づけて提示すべき情
報(例えば店舗の広告)とを受信する提示情報受信部1
4と、特定位置の緯度及び経度と、当該特定位置と関連
づけて提示すべき情報を格納する格納部12と、自動車
の位置と向きに関する情報を取得する自車情報取得部1
6と、自動車のドライバーが上記特定位置を見る視線と
当該自動車のフロントガラスとの交差位置を算出する交
差位置算出部18と、当該交差位置に重なるフロントガ
ラス上の位置に、上記特定位置と関連づけて提示すべき
情報を表示する表示情報出力部20とを備えて構成され
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、特定の位置と関連
づけて提示すべき情報を移動体の乗員に対して提示する
情報提示システム及び情報提示方法に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】自動車に搭載されるナビゲーションシス
テムは、当該自動車の現在位置を地図とともにディスプ
レイに表示し、自動車を目的地までナビゲートしてくれ
るシステムとして広く利用されている。また、昨今のナ
ビゲーションシステムは、さらに高機能化しており、特
定の位置に存在する建物の名称や当該建物に入居するテ
ナントの情報など、特定の位置と関連づけて提示すべき
種々の情報を地図とともにディスプレイに表示する。す
なわち、昨今のナビゲーションシステムは、一種の情報
提示システムとして機能している。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上記従来の技
術にかかる情報提示システムは、以下に示すような問題
点があった。すなわち、上記従来の技術にかかる情報提
示システムにおいては、特定の位置と関連づけて提示す
べき種々の情報(例えば特定の位置に存在する建物の名
称や当該建物に入居するテナントの情報など)を地図と
ともにディスプレイに表示する。しかし、ディスプレイ
に表示された地図上で特定の位置と関連づけられて情報
が表示されたとしても、車窓から広がる実世界において
かかる情報を特定の位置と結びつけることは、自動車の
ドライバーにとって困難な場合が多い。
【0004】そこで、本発明は、上記問題点を解決し、
特定の位置と関連づけて提示すべき情報を移動体の乗員
に対してわかりやすく提示することができる情報提示シ
ステム及び情報提示方法を提供することを課題とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、本発明の情報提示システムは、特定の位置と関連づ
けて提示すべき情報を移動体の乗員に対して提示する情
報提示システムであって、上記移動体の位置と向きに関
する情報を取得する情報取得手段と、上記情報取得手段
によって取得された上記移動体の位置と向きに関する情
報に基づいて、上記移動体の乗員が上記特定の位置を見
る視線と上記移動体のウィンドウとの交差位置を算出す
る位置算出手段と、上記位置算出手段によって算出され
た上記交差位置に基づいて定められる上記ウィンドウ上
の位置に、上記特定の位置と関連づけて提示すべき情報
を表示する情報表示手段とを備えたことを特徴としてい
る。
【0006】移動体の乗員が特定の位置を見る視線と移
動体のウィンドウとの交差位置を算出し、当該交差位置
に基づいて定められるウィンドウ上の位置に、上記特定
の位置と関連づけて提示すべき情報を表示することで、
上記特定の位置と関連づけて提示すべき情報を、車窓か
ら拡がる実世界の景色に重畳させて、移動体の乗員に対
して提示することができる。
【0007】また、本発明の情報提示システムにおいて
は、上記特定の位置に関する情報と、上記特定の位置と
関連づけて提示すべき情報とを格納する格納手段をさら
に備え、上記位置算出手段は、上記情報取得手段によっ
て取得された上記移動体の位置と向きに関する情報と、
上記格納手段に格納された上記特定の位置に関する情報
とに基づいて、上記移動体の乗員が上記特定の位置を見
る視線と上記移動体のウィンドウとの交差位置を算出
し、上記情報表示手段は、上記位置算出手段によって算
出された上記交差位置に基づいて定められる上記ウィン
ドウ上の位置に、上記格納手段に格納されている上記特
定の位置と関連づけて提示すべき情報を表示することを
特徴とすることが好適である。
【0008】上記特定の位置と関連づけて提示すべき情
報を格納手段に格納しておき、当該格納手段に格納され
た情報を読み出して提示することで、上記特定の位置と
関連づけて提示すべき情報を簡易かつ迅速に提示するこ
とができる。
【0009】また、本発明の情報提示システムにおいて
は、上記特定の位置に関する情報と、上記特定の位置と
関連づけて提示すべき情報とを受信する受信手段をさら
に備え、上記位置算出手段は、上記情報取得手段によっ
て取得された上記移動体の位置と向きに関する情報と、
上記受信手段によって受信された上記特定の位置に関す
る情報とに基づいて、上記移動体の乗員が上記特定の位
置を見る視線と上記移動体のウィンドウとの交差位置を
算出し、上記情報表示手段は、上記位置算出手段によっ
て算出された上記交差位置に基づいて定められる上記ウ
ィンドウ上の位置に、上記受信手段によって受信された
上記特定の位置と関連づけて提示すべき情報を表示する
ことを特徴とすることが好適である。
【0010】上記特定の位置と関連づけて提示すべき情
報を受信し、受信された情報を提示することで、特定の
位置と関連づけて提示すべき情報を逐次更新することが
できる。
【0011】また、本発明の情報提示システムにおいて
は、上記情報表示手段は、上記位置算出手段によって算
出された上記交差位置と重なる位置に、上記特定の位置
と関連づけて提示すべき情報を表示することを特徴とす
ることが好適である。
【0012】移動体の乗員が特定の位置を見る視線と当
該移動体のウィンドウとの交差位置と重なる位置に、上
記特定の位置と関連づけて提示すべき情報を表示するこ
とで、移動体の乗員に、上記特定の位置と上記情報との
関連性を極めて容易に認識させることができる。
【0013】また、本発明の情報提示システムにおいて
は、上記情報表示手段は、上記移動体と上記特定の位置
との間の距離に応じて、上記特定の位置と関連づけて提
示すべき情報を、表示態様を変化させて表示することを
特徴とすることが好適である。
【0014】移動体と上記特定の位置との間の距離に応
じて、上記特定の位置と関連づけて提示すべき情報を、
表示態様を変化させて表示することで、移動体の乗員
に、移動体と上記特定の位置との間の距離感を容易に認
識させることができる。
【0015】また、本発明の情報提示システムにおいて
は、上記情報取得手段によって取得された上記移動体の
位置と向きに関する情報に基づいて、上記特定の位置と
関連づけて提示すべき情報を上記特定の位置を仮想音源
として音声出力した場合の上記移動体の乗員の近傍の音
場を再構成するために複数のスピーカそれぞれから出力
すべき音声信号を生成する音声信号生成手段と、上記音
声信号生成手段によって生成された上記複数のスピーカ
それぞれから出力すべき音声信号を、上記複数のスピー
カそれぞれを介して出力する音声信号出力手段とをさら
に備えたことを特徴とすることが好適である。
【0016】上記特定の位置を仮想音源として音声出力
した場合の移動体の乗員の近傍の音場を再構成するため
に複数のスピーカそれぞれから出力すべき音声信号を生
成し、当該音声信号を上記複数のスピーカそれぞれを介
して出力することで、移動体の乗員に、移動体と上記特
定の位置との間の距離感や移動体から上記特定の位置へ
の方向を容易に認識させることができる。
【0017】また、上記課題を解決するために、本発明
の情報提示方法は、特定の位置と関連づけて提示すべき
情報を移動体の乗員に対して提示する情報提示方法であ
って、上記移動体の位置と向きに関する情報を取得する
情報取得ステップと、上記情報取得ステップにおいて取
得された上記移動体の位置と向きに関する情報に基づい
て、上記移動体の乗員が上記特定の位置を見る視線と上
記移動体のウィンドウとの交差位置を算出する位置算出
ステップと、上記位置算出ステップにおいて算出された
上記交差位置に基づいて定められる上記ウィンドウ上の
位置に、上記特定の位置と関連づけて提示すべき情報を
表示する情報表示ステップとを備えたことを特徴として
いる。
【0018】移動体の乗員が特定の位置を見る視線と移
動体のウィンドウとの交差位置を算出し、当該交差位置
に基づいて定められるウィンドウ上の位置に、上記特定
の位置と関連づけて提示すべき情報を表示することで、
上記特定の位置と関連づけて提示すべき情報を、車窓か
ら拡がる実世界の景色に重畳させて、移動体の乗員に対
して提示することができる。
【0019】また、本発明の情報提示方法においては、
上記特定の位置に関する情報と、上記特定の位置と関連
づけて提示すべき情報とを格納手段に格納する格納ステ
ップをさらに備え、上記位置算出ステップは、上記情報
取得ステップにおいて取得された上記移動体の位置と向
きに関する情報と、上記格納ステップにおいて格納手段
に格納された上記特定の位置に関する情報とに基づい
て、上記移動体の乗員が上記特定の位置を見る視線と上
記移動体のウィンドウとの交差位置を算出し、上記情報
表示ステップは、上記位置算出ステップにおいて算出さ
れた上記交差位置に基づいて定められる上記ウィンドウ
上の位置に、上記格納ステップにおいて上記格納手段に
格納されている上記特定の位置と関連づけて提示すべき
情報を表示することを特徴とすることが好適である。
【0020】上記特定の位置と関連づけて提示すべき情
報を格納手段に格納しておき、当該格納手段に格納され
た情報を読み出して提示することで、上記特定の位置と
関連づけて提示すべき情報を簡易かつ迅速に提示するこ
とができる。
【0021】また、本発明の情報提示方法においては、
上記特定の位置に関する情報と、上記特定の位置と関連
づけて提示すべき情報とを受信する受信ステップをさら
に備え、上記位置算出ステップは、上記情報取得ステッ
プにおいて取得された上記移動体の位置と向きに関する
情報と、上記受信ステップにおいて受信された上記特定
の位置に関する情報とに基づいて、上記移動体の乗員が
上記特定の位置を見る視線と上記移動体のウィンドウと
の交差位置を算出し、上記情報表示ステップは、上記位
置算出ステップにおいて算出された上記交差位置に基づ
いて定められる上記ウィンドウ上の位置に、上記受信ス
テップにおいて受信された上記特定の位置と関連づけて
提示すべき情報を表示することを特徴とすることが好適
である。
【0022】上記特定の位置と関連づけて提示すべき情
報を受信し、受信された情報を提示することで、特定の
位置と関連づけて提示すべき情報を逐次更新することが
できる。
【0023】また、本発明の情報提示方法においては、
上記情報表示ステップは、上記位置算出ステップにおい
て算出された上記交差位置と重なる位置に、上記特定の
位置と関連づけて提示すべき情報を表示することを特徴
とすることが好適である。
【0024】移動体の乗員が特定の位置を見る視線と当
該移動体のウィンドウとの交差位置と重なる位置に、上
記特定の位置と関連づけて提示すべき情報を表示するこ
とで、移動体の乗員に、上記特定の位置と上記情報との
関連性を極めて容易に認識させることができる。
【0025】また、本発明の情報提示方法においては、
上記情報表示ステップは、上記移動体と上記特定の位置
との間の距離に応じて、上記特定の位置と関連づけて提
示すべき情報を、表示態様を変化させて表示することを
特徴とすることが好適である。
【0026】移動体と上記特定の位置との間の距離に応
じて、上記特定の位置と関連づけて提示すべき情報を、
表示態様を変化させて表示することで、移動体の乗員
に、移動体と上記特定の位置との間の距離感を容易に認
識させることができる。
【0027】また、本発明の情報提示方法においては、
上記情報取得ステップにおいて取得された上記移動体の
位置と向きに関する情報に基づいて、上記特定の位置と
関連づけて提示すべき情報を上記特定の位置を仮想音源
として音声出力した場合の上記移動体の乗員の近傍の音
場を再構成するために複数のスピーカそれぞれから出力
すべき音声信号を生成する音声信号生成ステップと、上
記音声信号生成ステップにおいて生成された上記複数の
スピーカそれぞれから出力すべき音声信号を、上記複数
のスピーカそれぞれを介して出力する音声信号出力ステ
ップとをさらに備えたことを特徴とすることが好適であ
る。
【0028】上記特定の位置を仮想音源として音声出力
した場合の移動体の乗員の近傍の音場を再構成するため
に複数のスピーカそれぞれから出力すべき音声信号を生
成し、当該音声信号を上記複数のスピーカそれぞれを介
して出力することで、移動体の乗員に、移動体と上記特
定の位置との間の距離感や移動体から上記特定の位置へ
の方向を容易に認識させることができる。
【0029】
【発明の実施の形態】本発明の第1の実施形態にかかる
情報提示システムについて図面を参照して説明する。ま
ず、本実施形態にかかる情報提示システムの構成につい
て説明する。図1は本実施形態にかかる情報提示システ
ムの構成図であり、図2は本実施形態にかかる情報提示
システムが自動車に載置される様子を自動車の側方から
見た図であり、図3は本実施形態にかかる情報提示シス
テムが自動車に載置される様子を自動車の上方から見た
図である。
【0030】本実施形態にかかる情報提示システム10
は、特定の位置と関連づけて提示すべき情報を自動車
(移動体)のドライバー(乗員)に対して提示する情報
提示システムであって、物理的には、例えばCPU(中
央処理装置)、メモリ、ハードディスクなどの格納装
置、送受信装置などを備えたユニットとして構成され
る。
【0031】情報提示システム10は、図2及び図3に
示すように、助手席側のダッシュボードの下に格納され
ており、プロジェクタ100とナビゲーションシステム
102と4つのスピーカ(右フロントスピーカ104、
左フロントスピーカ106、右リアスピーカ108及び
左リアスピーカ110)それぞれと接続されている。
【0032】プロジェクタ100は、ダッシュボード中
央部の下に格納されており、自動車のフロントガラスに
映像を投影することができるようになっている。ナビゲ
ーションシステム102は、助手席の下に格納されてい
る。また、ナビゲーションシステム102は、図示しな
いGPS受信機、車輪速センサ、ジャイロなどからの出
力信号に基づいて、自車の位置と向きとを算出する機能
を有している。右フロントスピーカ104、左フロント
スピーカ106、右リアスピーカ108及び左リアスピ
ーカ110はそれぞれ、右フロントドアパネル、左フロ
ントドアパネル、右リアドアパネル、左リアドアパネル
の下部に取り付けられている。尚、情報提示システム1
0、プロジェクタ100、ナビゲーションシステム10
2及び4つのスピーカ104,106,108,110
それぞれの格納位置あるいは取り付け位置は、上述の位
置に限定されるものではない。例えば、情報提示システ
ム10とナビゲーションシステム102とがトランクの
内部に格納されていても良いし、プロジェクタ100
が、ダッシュボード側部の下に格納されており、自動車
のフロントガラスに斜めから映像を投影するようになっ
ていてもよい。
【0033】情報提示システム10は、機能的な構成要
素として、図1に示すように、格納部12(格納手段)
と、提示情報受信部14(受信手段)と、自車情報取得
部16(情報取得手段)と、交差位置算出部18(位置
算出手段)と、表示情報出力部20(情報表示手段)
と、音声信号生成部22(音声信号生成手段)と、音声
情報出力部24(音声信号出力手段)とを備えて構成さ
れる。以下、各構成要素について詳細に説明する。
【0034】格納部12には、提示情報データベース1
2aが格納されている。図4は、提示情報データベース
12aの構成図である。提示情報データベース12aに
は、特定の位置に関連づけて提供すべき情報と、当該特
定の位置と関連づけて提示すべき情報の種別(映像情報
か音声情報か)と、当該特定の位置の緯度と経度(特定
の位置に関する情報)と、当該情報を提供する情報提供
者を示す情報とが含まれている。ここで、特定の位置に
関連づけて提供すべき情報としては、例えば、特定の位
置に存在する店舗の広告、特定の位置に存在する名所旧
跡の紹介などが該当する。図4に示す提示情報データベ
ース12aの例でいえば、北緯35°40′12″、東
経139°46′12″の位置に関連づけて提示すべき
映像情報として「牛丼300円」という文字の映像情報
があり、また、同じ位置に関連づけて提示すべき音声情
報として「ギュードンサンビャクエン」という音声情報
があることがわかる。また、これらの情報の提供者が
「牛丼屋A」であることもわかる。尚、ここでは映像情
報の例として文字をあげているが、これは静止画像や動
画像などであっても良い。
【0035】図1に戻って、提示情報受信部14は、特
定の位置と関連づけて提示すべき情報と、当該特定の位
置に関する情報とを受信する。より詳細には、提示情報
受信部14は、自動車外部の店舗等に配置された通信端
末装置112から無線ネットワーク114(例えば、携
帯電話網やFM波を用いたネットワーク)を介して送信
される、特定の位置に関連づけて提供すべき情報と、当
該特定の位置と関連づけて提示すべき情報の種別と、当
該特定の位置の緯度と経度と、当該情報を提供する情報
提供者を示す情報とを受信する。ここで、提示情報受信
部14によって受信された特定の位置に関連づけて提供
すべき情報と、当該特定の位置と関連づけて提示すべき
情報の種別と、当該特定の位置の緯度と経度と、当該情
報を提供する情報提供者を示す情報とは、格納部12の
提示情報データベース12aに格納される。例えば、北
緯35°41′14″、東経139°42′13″に位
置するB銀行が自店舗の位置と関連づけて「利息5%の
○○定期預金」という映像情報を提示したいと考え、B
銀行に配置された通信端末装置112から無線ネットワ
ーク114を介してこれらの情報(特定の位置と関連づ
けて提示すべき情報として「利息5%の○○定期預
金」、情報提供者として「B銀行」、緯度(北緯)とし
て「35°41′14″」、経度(東経)として「13
9°42′13″」、情報種別として「映像」)を送信
した場合、提示情報受信部14はこれらの情報を受信
し、提示情報受信部14によって受信されたこれらの情
報は、格納部12の提示情報データベース12aに格納
される。
【0036】自車情報取得部16は、自動車の位置と向
きに関する情報を取得する。より詳細には、自車情報取
得部16は、ナビゲーションシステム102によって算
出されて出力される自車の緯度と経度及び自車が向いて
いる角度(走っている場合は進行方向)との入力を受け
付ける。尚、ナビゲーションシステム102からの出力
によらず、自車情報取得部16が、図示しないGPS受
信機、車輪速センサ、ジャイロなどからの出力信号に基
づいて自車の位置と向きとを算出するようにしてもよ
い。
【0037】交差位置算出部18は、自車情報取得部1
6によって取得された自動車の位置と向きに関する情報
と、格納部12の提示情報データベース12aに格納さ
れた特定の位置に関する情報とに基づいて、自動車のド
ライバーが上記特定の位置を見る視線と自動車のフロン
トガラス(ウィンドウ)との交差位置を算出する。より
詳細には、交差位置算出部18は、まず、自車情報取得
部16によって取得された自車の緯度と経度及び自車が
向いている角度(走っている場合は進行方向)と、格納
部12の提示情報データベース12aに格納された緯度
と経度とに基づいて、格納部12の提示情報データベー
ス12aに格納された特定の位置に関連づけて提示すべ
き情報の中から、現時点で表示すべき映像情報を抽出す
る。例えば、交差位置算出部18は、現在の自車からみ
て一定範囲内に存在する特定の位置に関連づけて表示す
べき映像情報を、現時点で表示すべき映像情報として、
格納部12に格納された提示情報データベース12aか
ら抽出する。上記一定範囲としては、例えば、自車が向
いている角度(走っている場合は進行方向)から左右そ
れぞれ20°以内の角度であって自車の位置から1km
以内の距離などと定めればよい。また、映像情報か否か
は、格納部12に格納された提示情報データベース12
aの情報種別の欄を参照すればよい。
【0038】交差位置算出部18は、また、上記抽出さ
れた映像情報それぞれについて、図5に示すように、自
動車のドライバーの目の位置P1と映像情報が関連づけ
られている特定の位置P2とを結ぶ直線L1と、自動車
のフロントガラスF1との交差位置P3を算出する。こ
こで、ドライバーの目の位置P1のx座標、y座標、z
座標としては、それぞれ、自車の経度、自車の緯度、予
め定められたドライバーの標準的な目の高さなどを用い
ればよい。この場合、センサによって計測された目の位
置を用いたり、ドライバーの座高に応じた補正、GPS
受信機を含む位置計測センサとドライバーとの位置関係
に応じた補正を行うことにより、上記交差位置の算出精
度を高めることができる。また、上記特定の位置P2の
x座標、y座標、z座標としては、それぞれ、格納部1
2の提示情報データベース12aから読み出された上記
特定の位置の緯度、経度、0を用いればよい。
【0039】図1に戻って、表示情報出力部20は、交
差位置算出部18によって算出された上記交差位置に基
づいて定められるフロントガラス上の位置に、上記特定
の位置と関連づけて提示すべき情報を表示する。より詳
細には、表示情報出力部20は、交差位置算出部18よ
って算出された交差位置P3と重なる位置に、上記特定
の位置と関連づけて表示すべき映像情報をプロジェクタ
100を介して表示する。
【0040】以下、具体例を用いてより詳細に説明す
る。図6は、自動車のドライバーがフロントガラスを通
してみた外界の光景を示す図であり、図7は、表示情報
出力部20がプロジェクタ100を介してフロントガラ
スに表示する画像を示す図であり、図8は、自動車のド
ライバーが前方に見ることができる光景を示す図であ
る。すなわち、表示情報出力部20が上記交差位置P3
と重なる位置に上記特定の位置P2と関連づけて表示す
べき映像情報(例えば「牛丼300円」)をプロジェク
タ100を介して表示することで、自動車のドライバー
から見れば、図8に示すように、上記特定の位置P2と
関連づけて表示すべき映像情報が、実世界における上記
特定の位置P2と重なって見えることになる。
【0041】表示情報出力部20は、また、自動車と上
記特定の位置との間の距離に応じて、上記特定の位置と
関連づけて提示すべき情報を、表示態様を変化させて表
示する。より具体的には、表示情報出力部20は、自動
車と上記特定の位置との間の距離が大きい場合(上記特
定の位置が自車から遠い場合)には、図8に示すよう
に、上記特定の位置と関連づけて提示すべき情報を小さ
く表示出力するのに対して、自動車と上記特定の位置と
の間の距離が小さい場合(上記特定の位置が自車から近
い場合)には、図9に示すように、上記特定の位置と関
連づけて提示すべき情報を大きく表示出力するというよ
うに、自動車と上記特定の位置との間の距離に応じて、
上記特定の位置と関連づけて提示すべき情報を、大きさ
を変化させて表示する。尚、自動車と上記特定の位置と
の間の距離が予め定められた一定値より小さくなった場
合に、上記特定の位置と関連づけて提示すべき情報を点
滅表示したり、色を変えて表示したりするようにしても
良い。
【0042】音声信号生成部22は、自車情報取得部1
6によって取得された自動車の位置と向きに関する情報
に基づいて、上記特定の位置と関連づけて提示すべき情
報を上記特定の位置を仮想音源として音声出力した場合
の自動車のドライバーの近傍の音場を再構成するために
右フロントスピーカ104、左フロントスピーカ10
6、右リアスピーカ108及び左リアスピーカ110そ
れぞれから出力すべき音声信号を生成する。音声信号生
成部22は、まず、自車情報取得部16によって取得さ
れた自車の緯度と経度及び自車が向いている角度(走っ
ている場合は進行方向)と、格納部12の提示情報デー
タベース12aに格納された緯度と経度とに基づいて、
格納部12の提示情報データベース12aに格納された
特定の位置に関連づけて提示すべき情報の中から、現時
点で出力すべき音声情報を抽出する。例えば、音声信号
生成部22は、現在の自車からみて一定範囲内に存在す
る特定の位置に関連づけて出力すべき音声情報を、現時
点で出力すべき音声情報として、格納部12に格納され
た提示情報データベース12aから抽出する。上記一定
範囲としては、例えば、自車が向いている角度(走って
いる場合は進行方向)から左右それぞれ20°以内の角
度であって自車の位置から1km以内の距離などと定め
ればよい。また、音声情報か否かは、格納部12に格納
された提示情報データベース12aの情報種別の欄を参
照すればよい。
【0043】音声信号生成部22は、また、上記抽出さ
れた音声情報それぞれについて、上記特定の位置と関連
づけて提示すべき情報を上記特定の位置を仮想音源とし
て音声出力した場合の自動車のドライバーの近傍の音場
を再構成するために右フロントスピーカ104、左フロ
ントスピーカ106、右リアスピーカ108及び左リア
スピーカ110それぞれから出力すべき音声信号を生成
する。
【0044】最も簡単な例を示せば、音声信号生成部2
2は、例えば、上記特定の位置が右前方あるいは左前方
の遠い位置にある場合は、主として右フロントスピーカ
104と左フロントスピーカ106との双方から、小さ
な音声出力をするような音声信号を生成する。一方、音
声信号生成部22は、例えば、上記特定の位置が右前方
の近い位置にある場合は、主として右フロントスピーカ
104から大きな音声出力をするような音声信号を生成
する。ここで、さらに、右フロントスピーカ104、左
フロントスピーカ106、右リアスピーカ108及び左
リアスピーカ110それぞれから出力すべき音声信号の
位相を調節することにより、再構成される音場の精度を
高めることができる。
【0045】音声情報出力部24は、音声信号生成部2
2によって生成された右フロントスピーカ104、左フ
ロントスピーカ106、右リアスピーカ108及び左リ
アスピーカ110それぞれから出力すべき音声信号を、
当該右フロントスピーカ104、左フロントスピーカ1
06、右リアスピーカ108及び左リアスピーカ110
それぞれを介して出力する。
【0046】図10及び図11は、自動車のドライバー
による音声情報の聞こえ方を概念的に示す図である。例
えば、図10に示すように、提示すべき音声情報が関連
づけられている特定の位置が右前方の遠い位置にある場
合、上記音声信号生成部22及び音声情報出力部24の
処理により、自動車のドライバーには、当該音声情報が
あたかも右前方の遠い位置を音源としているかのように
聞こえる。一方、図11に示すように、提示すべき音声
情報が関連づけられている特定の位置が右前方の近い位
置にある場合、上記音声信号生成部22及び音声情報出
力部24の処理により、自動車のドライバーには、当該
音声情報があたかも右前方の近い位置を音源としている
かのように聞こえる。
【0047】続いて、本実施形態にかかる情報提示シス
テムの動作について説明し、併せて、本発明の実施形態
にかかる情報提示方法について説明する。図12は本実
施形態にかかる情報提示システム10において情報を表
示出力する手順を示すフローチャートであり、図13は
本実施形態にかかる情報提示システム10において情報
を音声出力する手順を示すフローチャートである。
【0048】情報提示システム10において情報を提示
するに先立って、格納部12に、提示情報データベース
12aが格納される。提示情報データベース12aに
は、図4に示すように、特定の位置に関連づけて提供す
べき情報と、当該特定の位置と関連づけて提示すべき情
報の種別(映像情報か音声情報か)と、当該特定の位置
の緯度と経度(特定の位置に関する情報)と、当該情報
を提供する情報提供者を示す情報とが含まれている。
【0049】また、自動車外部の店舗等に配置された通
信端末装置112から無線ネットワーク114(例え
ば、携帯電話網やFM波を用いたネットワーク)を介し
て、特定の位置に関連づけて提供すべき情報と、当該特
定の位置と関連づけて提示すべき情報の種別と、当該特
定の位置の緯度と経度と、当該情報を提供する情報提供
者を示す情報とが送信された場合、これらの情報が提示
情報受信部14によって受信される。また、提示情報受
信部14によって受信された特定の位置に関連づけて提
供すべき情報と、当該特定の位置と関連づけて提示すべ
き情報の種別と、当該特定の位置の緯度と経度と、当該
情報を提供する情報提供者を示す情報とは、格納部12
の提示情報データベース12aに格納される。
【0050】情報提示システム10において情報を表示
出力する場合は、図12に示すように、まず、自車情報
取得部16により、自動車の位置と向きに関する情報が
取得される(S12)。より詳細には、ナビゲーション
システム102によって算出されて出力される自車の緯
度と経度及び自車が向いている角度(走っている場合は
進行方向)との入力が受け付けられる。尚、ナビゲーシ
ョンシステム102からの出力によらず、自車情報取得
部16により、図示しないGPS受信機、車輪速セン
サ、ジャイロなどからの出力信号に基づいて自車の位置
と向きとが算出されてもよい。
【0051】続いて、交差位置算出部18により、自車
情報取得部16によって取得された自動車の位置と向き
に関する情報と、格納部12の提示情報データベース1
2aに格納された特定の位置に関する情報とに基づい
て、自動車のドライバーが上記特定の位置を見る視線と
自動車のフロントガラスとの交差位置が算出される(S
14)。より詳細には、まず、自車情報取得部16によ
って取得された自車の緯度と経度及び自車が向いている
角度(走っている場合は進行方向)と、格納部12の提
示情報データベース12aに格納された緯度と経度とに
基づいて、格納部12の提示情報データベース12aに
格納された特定の位置に関連づけて提示すべき情報の中
から、現時点で表示すべき映像情報が抽出される。例え
ば、現在の自車からみて一定範囲内に存在する特定の位
置に関連づけて表示すべき映像情報が、現時点で表示す
べき映像情報として、格納部12に格納された提示情報
データベース12aから抽出される。上記一定範囲とし
ては、例えば、自車が向いている角度(走っている場合
は進行方向)から左右それぞれ20°以内の角度であっ
て自車の位置から1km以内の距離などと定めればよ
い。また、映像情報か否かは、格納部12に格納された
提示情報データベース12aの情報種別の欄を参照すれ
ばよい。
【0052】その後、上記抽出された映像情報それぞれ
について、図5に示すように、自動車のドライバーの目
の位置P1と映像情報が関連づけられている特定の位置
P2とを結ぶ直線L1と、自動車のフロントガラスF1
との交差位置P3が算出される。ここで、ドライバーの
目の位置P1のx座標、y座標、z座標としては、それ
ぞれ、自車の経度、自車の緯度、予め定められたドライ
バーの標準的な目の高さなどを用いればよい。この場
合、センサによって計測された目の位置を用いたり、ド
ライバーの座高に応じた補正、GPS受信機を含む位置
計測センサとドライバーとの位置関係に応じた補正を行
うことにより、上記交差位置の算出精度を高めることが
できる。また、上記特定の位置P2のx座標、y座標、
z座標としては、それぞれ、格納部12の提示情報デー
タベース12aから読み出された上記特定の位置の緯
度、経度、0を用いればよい。
【0053】続いて、表示情報出力部20により、交差
位置算出部18によって算出された上記交差位置に基づ
いて定められるフロントガラス上の位置に、上記特定の
位置と関連づけて提示すべき情報が表示される(S1
6)。より詳細には、交差位置算出部18よって算出さ
れた交差位置P3と重なる位置に、上記特定の位置と関
連づけて表示すべき映像情報が、プロジェクタ100を
介して表示される。その結果、自動車のドライバーから
見れば、図8に示すように、上記特定の位置P2と関連
づけて表示すべき映像情報が、実世界における上記特定
の位置P2と重なって見えることになる。
【0054】この場合、自動車と上記特定の位置との間
の距離に応じて、上記特定の位置と関連づけて提示すべ
き情報が、表示態様を変化させて表示される。より具体
的には、自動車と上記特定の位置との間の距離が大きい
場合(上記特定の位置が自車から遠い場合)には、図8
に示すように、上記特定の位置と関連づけて提示すべき
情報が小さく表示出力されるのに対して、自動車と上記
特定の位置との間の距離が小さい場合(上記特定の位置
が自車から近い場合)には、図9に示すように、上記特
定の位置と関連づけて提示すべき情報が大きく表示出力
されるというように、自動車と上記特定の位置との間の
距離に応じて、上記特定の位置と関連づけて提示すべき
情報が、大きさを変化させて表示される。尚、自動車と
上記特定の位置との間の距離が予め定められた一定値よ
り小さくなった場合に、上記特定の位置と関連づけて提
示すべき情報が点滅表示されるようにしたり、色を変え
て表示されるようにしたりしても良い。
【0055】情報提示システム10において情報を音声
出力する場合においても、図13に示すように、まず、
自車情報取得部16によって、自動車の位置と向きに関
する情報が取得される(S22)。ここで、自動車の位
置と向きに関する情報を取得する手順は、情報提示シス
テム10において情報を表示出力する場合における手順
と同様である。
【0056】続いて、音声信号生成部22により、自車
情報取得部16によって取得された自動車の位置と向き
に関する情報に基づいて、上記特定の位置と関連づけて
提示すべき情報を上記特定の位置を仮想音源として音声
出力した場合の自動車のドライバーの近傍の音場を再構
成するために右フロントスピーカ104、左フロントス
ピーカ106、右リアスピーカ108及び左リアスピー
カ110それぞれから出力すべき音声信号が生成される
(S24)。
【0057】より詳細には、まず、自車情報取得部16
によって取得された自車の緯度と経度及び自車が向いて
いる角度(走っている場合は進行方向)と、格納部12
の提示情報データベース12aに格納された緯度と経度
とに基づいて、格納部12の提示情報データベース12
aに格納された特定の位置に関連づけて提示すべき情報
の中から、現時点で出力すべき音声情報が抽出される。
例えば、現在の自車からみて一定範囲内に存在する特定
の位置に関連づけて出力すべき音声情報が、現時点で出
力すべき音声情報として、格納部12に格納された提示
情報データベース12aから抽出される。上記一定範囲
としては、例えば、自車が向いている角度(走っている
場合は進行方向)から左右それぞれ20°以内の角度で
あって自車の位置から1km以内の距離などと定めれば
よい。また、音声情報か否かは、格納部12に格納され
た提示情報データベース12aの情報種別の欄を参照す
ればよい。
【0058】その後、上記抽出された音声情報それぞれ
について、上記特定の位置と関連づけて提示すべき情報
を上記特定の位置を仮想音源として音声出力した場合の
自動車のドライバーの近傍の音場を再構成するために右
フロントスピーカ104、左フロントスピーカ106、
右リアスピーカ108及び左リアスピーカ110それぞ
れから出力すべき音声信号が生成される。
【0059】最も簡単な例を示せば、例えば、上記特定
の位置が右前方あるいは左前方の遠い位置にある場合
は、主として右フロントスピーカ104と左フロントス
ピーカ106との双方から、小さな音声出力をするよう
な音声信号が生成される。一方、例えば、上記特定の位
置が右前方の近い位置にある場合は、主として右フロン
トスピーカ104から大きな音声出力をするような音声
信号が生成される。ここで、さらに、右フロントスピー
カ104、左フロントスピーカ106、右リアスピーカ
108及び左リアスピーカ110それぞれから出力すべ
き音声信号の位相が調節されることにより、再構成され
る音場の精度を高めることができる。
【0060】音声信号生成部22によって生成された右
フロントスピーカ104、左フロントスピーカ106、
右リアスピーカ108及び左リアスピーカ110それぞ
れから出力すべき音声信号は、音声信号出力部24の動
作により、当該右フロントスピーカ104、左フロント
スピーカ106、右リアスピーカ108及び左リアスピ
ーカ110それぞれを介して出力される(S26)。
【0061】その結果、例えば、図10に示すように、
提示すべき音声情報が関連づけられている特定の位置が
右前方の遠い位置にある場合、自動車のドライバーに
は、当該音声情報があたかも右前方の遠い位置を音源と
しているかのように聞こえる。一方、図11に示すよう
に、提示すべき音声情報が関連づけられている特定の位
置が右前方の近い位置にある場合、自動車のドライバー
には、当該音声情報があたかも右前方の近い位置を音源
としているかのように聞こえる。
【0062】続いて、本実施形態にかかる情報提示シス
テムの作用及び効果について説明する。本実施形態にか
かる情報提示システム10は、自動車のドライバーが特
定の位置を見る視線と自動車のフロントガラスとの交差
位置を算出し、当該交差位置に基づいて定められるフロ
ントガラス上の位置に、上記特定の位置と関連づけて提
示すべき情報を表示する。従って、上記特定の位置と関
連づけて提示すべき情報を、車窓から拡がる実世界の景
色に重畳させて、自動車のドライバーに対して提示する
ことができる。その結果、特定の位置に存在する店舗の
広告、特定の位置に存在する名所旧跡の紹介など、特定
の位置と関連づけて提示すべき情報を自動車のドライバ
ーに対してわかりやすく提示することが可能となる。
【0063】特に、本実施形態にかかる情報提示システ
ム10においては、自動車のドライバーが特定の位置を
見る視線と当該自動車のフロントガラスとの交差位置と
重なる位置に、上記特定の位置と関連づけて提示すべき
情報を表示する。従って、自動車のドライバーに、上記
特定の位置と上記情報との関連性を極めて容易に認識さ
せることができる。その結果、特定の位置と関連づけて
提示すべき情報を自動車のドライバーに対して極めてわ
かりやすく提示することが可能となる。
【0064】さらに、本実施形態にかかる情報提示シス
テム10においては、自動車と上記特定の位置との間の
距離に応じて、上記特定の位置と関連づけて提示すべき
情報を、大きさを変化させて表示する。従って、自動車
のドライバーに、自動車と上記特定の位置との間の距離
感を容易に認識させることができる。その結果、特定の
位置と関連づけて提示すべき情報を自動車のドライバー
に対してさらにわかりやすく提示することが可能とな
る。
【0065】また、本実施形態にかかる情報提示システ
ム10においては、上記特定の位置と関連づけて提示す
べき情報を格納部12の提示情報データベース12aに
格納しておき、当該格納された情報を読み出して提示す
る。従って、上記特定の位置と関連づけて提示すべき情
報を簡易かつ迅速に提示することができる。
【0066】また、本実施形態にかかる情報提示システ
ム10においては、上記特定の位置と関連づけて提示す
べき情報を提示情報受信部14によって受信し、受信さ
れた情報を格納部12の提示情報データベース12aに
一旦格納した後、これらの情報を提示する。従って、格
納部12の提示情報データベース12aに格納されてい
る特定の位置と関連づけて提示すべき情報を新しい情報
に逐次更新することができる。その結果、自動車のドラ
イバーに、逐次、新しい情報を提示することができる。
【0067】また、本実施形態にかかる情報提示システ
ム10においては、上記特定の位置を仮想音源として音
声出力した場合の自動車のドライバーの近傍の音場を再
構成するために右フロントスピーカ104、左フロント
スピーカ106、右リアスピーカ108及び左リアスピ
ーカ110それぞれから出力すべき音声信号を生成し、
当該音声信号を右フロントスピーカ104、左フロント
スピーカ106、右リアスピーカ108及び左リアスピ
ーカ110それぞれを介して出力する。従って、自動車
のドライバーに、自動車と上記特定の位置との間の距離
感や自動車から上記特定の位置への方向を容易に認識さ
せることができる。その結果、視覚を介してのみならず
聴覚を介しても特定の位置と関連づけて提示すべき情報
を自動車のドライバーに対して提示することができ、特
定の位置と関連づけて提示すべき情報を自動車のドライ
バーに対してさらにわかりやすく提示することが可能と
なる。
【0068】上記実施形態にかかる情報提示システム1
0においては、図8及び図9に示すように、自動車のド
ライバーが特定の位置を見る視線と当該自動車のフロン
トガラスとの交差位置と重なる位置に、上記特定の位置
と関連づけて提示すべき情報を表示していたが、これ
は、当該交差位置に基づいて定められる位置であれば、
必ずしも交差位置と重なる位置でなくてもよい。例え
ば、図14に示すように、上記交差位置からフロントガ
ラスの側方へ移動した位置に上記特定の位置と関連づけ
て提示すべき情報を提示するようにしても良い。この場
合、別途、上記交差位置を指し示す矢印などを表示する
ことにより、上記特定の位置と上記特定の位置と関連づ
けて提示すべき情報との関連性を明確化しても良い。
【0069】また、上記実施形態にかかる情報提示シス
テム10においては、自動車のドライバーによる指示の
有無によらず、自動的に上記特定の位置と関連づけて提
示すべき情報を表示していたが、これは、自動車のドラ
イバーの指示に基づいて、上記特定の位置と関連づけて
提示すべき情報を表示するようにしても良い。すなわ
ち、現在の自車からみて一定範囲内に存在する特定の位
置に関連づけて表示すべき情報がある場合、図15に示
すように、まず、上記交差位置に基づいて定められるフ
ロントガラスF1上の位置に、情報が存在する旨を示す
記号M1を表示する。ここで、ドライバーによって当該
記号M1の指定(タッチパネルなどの入力手段を介した
指定、音声による指定、動作による指定など)が行われ
た場合、図16に示すように、特定の位置に関連づけて
表示すべき情報W1を表示する。このような情報提示の
方法は、例えば、ウェブページを受信して表示する場合
などのように、提示すべき情報の量が多く、フロントガ
ラス上の比較的大きい領域を占有してしまう場合に極め
て効果的である。尚、ウェブエージを受信して表示する
場合は、当該ウェブページの内容を格納部12の提示情
報データベース12aに格納することなく、提示情報受
信部14によって受信した情報を直接表示するようにし
ても良い。
【0070】また、情報が関連づけられている特定の位
置は、必ずしも固定された位置でなくても良い。例え
ば、図17に示すように、逐次移動する携帯電話のユー
ザから送信される情報を、自動車のドライバーが当該ユ
ーザのいる位置を見る視線と自動車のフロントガラスと
の交差位置に重なるフロントガラス上の位置に表示する
ようにすることもできる。この場合、携帯電話のユーザ
から情報提示システム10に対して、当該ユーザの位置
情報が逐次送信される。
【0071】また、上記実施形態においては、情報が関
連づけられて提示される特定の位置を2次元的な位置
(緯度と経度とによって特定される位置)としたが、こ
れは、さらに高さを含めた3次元的な位置であってもよ
い。
【0072】また、上記実施形態においては、特定の位
置に関する情報、すなわち、特定の位置を規定する情報
として緯度と経度とを用いていたが、これは、緯度と経
度でなくても良い。例えば地図をメッシュにより分割
し、当該分割されたメッシュのナンバーなどによって上
記特定の位置を規定しても良い。
【0073】また、上記実施形態においては、4つのス
ピーカを用いる例について説明したが、これは、複数で
あれば4つでなくても良い。また、提示すべき情報を映
像情報のみに限れば、スピーカを用いない態様も考えら
れる。
【0074】また、上記実施形態においては、提示すべ
き情報をフロントガラスに表示しているが、これは、フ
ロントガラスのみならず、サイドウィンドウやリアガラ
スなどにも表示することも可能である。
【0075】また、上記実施形態にかかる情報提示シス
テム10は、特定の位置と関連づけて提示すべき情報を
自動車のドライバーに対して提示する情報提示システム
であったが、本発明の情報提示システムは、特定の位置
と関連づけて提示すべき情報を、ドライバー以外の自動
車の乗員(例えばタクシーや観光バスの客)に対して提
示する情報提示システムにも適用可能である。同様に、
本発明の情報提示システムは、特定の位置と関連づけて
提示すべき情報を、自動車以外の移動体(例えば船、電
車、飛行機)の乗員に対して提示する情報提示システム
にも適用可能である。
【0076】続いて、本発明の第2の実施形態にかかる
仮想先導車表示システム(情報提示システム)について
図面を参照して説明する。尚、上記第1の実施形態にか
かる情報提示システム10と同様の部分については、重
複する説明を省略する。
【0077】本実施形態にかかる仮想先導車表示システ
ム50は、特定の位置と関連づけて提示すべき情報を自
動車(移動体)のドライバー(乗員)に対して提示する
情報提示システムであって、物理的には、例えばCPU
(中央処理装置)、メモリ、ハードディスクなどの格納
装置、送受信装置などを備えたユニットとして構成され
る。ここで、上記特定の位置とは、自車の走行予定ルー
ト上であって、自車の位置よりも一定距離だけ進んだ位
置、換言すれば、自車が一定速度で進行すれば一定時間
経過後に存在すると予測される位置である。また、上記
特定の位置と関連づけて提示すべき情報とは、仮想先導
車の画像である。
【0078】図18は本実施形態にかかる仮想先導車表
示システムの構成図である。仮想先導車表示システム5
0は、機能的な構成要素として、図18に示すように、
自車情報取得部52(情報取得手段)と、仮想先導車位
置算出部54と、交差位置算出部56(位置算出手段)
と、仮想先導車表示部58(情報表示手段)とを備えて
構成される。以下、各構成要素について詳細に説明す
る。
【0079】自車情報取得部52は、自動車の位置と向
きに関する情報を取得する。ここで、自車情報取得部5
2の詳細な機能は、上記第1の実施形態にかかる情報提
示システム10の自車情報取得部16の機能と同様であ
る。
【0080】仮想先導車位置算出部54は、自車情報取
得部52によって取得された自動車の位置と、ナビゲー
ションシステム102から出力される自車の走行予定ル
ートに関する情報に基づいて、自車の走行予定ルート上
であって自車の位置よりも一定距離だけ進んだ位置、換
言すれば、自車が一定速度で進行すれば一定時間経過後
に存在すると予測される位置(以下、未来の自車位置と
いう)を算出する。
【0081】交差位置算出部56は、自車情報取得部5
2によって取得された自動車の位置と向きに関する情報
と、仮想先導車位置算出部54によって算出された未来
の自車位置とに基づいて、自動車のドライバーが上記未
来の自車位置を見る視線と自動車のフロントガラスとの
交差位置を算出する。尚、交差位置の算出手法は、上記
第1の実施形態にかかる情報提示システム10の交差位
置算出部18における交差位置の算出手法と同様であ
る。
【0082】仮想先導車表示部58は、交差位置算出部
56によって算出された上記交差位置と重なるフロント
ガラス上の位置に、予め定められている仮想先導車の画
像をプロジェクタ100を介して表示する。
【0083】以下、具体例を用いてより詳細に説明す
る。図19は、自動車のドライバーがフロントガラスを
通してみた外界の光景を示す図であり、図20は、仮想
先導車表示部58がプロジェクタ100を介してフロン
トガラスに表示する画像を示す図であり、図21は、自
動車のドライバーが前方に見ることができる光景を示す
図である。すなわち、仮想先導車位置算出部54によっ
て算出される未来の自車位置をP4とし、交差位置算出
部56によって算出される、自動車のドライバーが上記
未来の自車位置P4を見る視線と自動車のフロントガラ
スF1との交差位置をP5とすれば、仮想先導車表示部
58が上記交差位置P5と重なる位置に仮想先導車の画
像をプロジェクタ100を介して表示することで、自動
車のドライバーから見れば、図21に示すように、実世
界における上記未来の自車位置P4にあたかも先導車が
走っているかの如く見えることになる。この場合、例え
ばプロジェクタ100から両眼立体視用の画像を出力
し、自動車のドライバーが両眼立体視用の眼鏡を装着す
ることにより、立体的な仮想先導車を構成するようにし
ても良い。
【0084】また、図20及び図21において、仮想先
導車の画像は、自動車の形をしているが、これは、矢印
や四角形など単なるマークであっても良い。
【0085】
【発明の効果】本発明の情報提示システム及び情報提示
方法は、移動体の乗員が特定の位置を見る視線と移動体
のウィンドウとの交差位置を算出し、当該交差位置に基
づいて定められるウィンドウ上の位置(例えば当該交差
位置と重なる位置)に、上記特定の位置と関連づけて提
示すべき情報を表示する。従って、上記特定の位置と関
連づけて提示すべき情報を、車窓から拡がる実世界の景
色に重畳させて、移動体の乗員に対して提示することが
できる。その結果、特定の位置と関連づけて提示すべき
情報を移動体の乗員に対してわかりやすく提示すること
が可能となる。
【0086】また、本発明の情報提示システム及び情報
提示方法においては、上記特定の位置と関連づけて提示
すべき情報を格納手段に格納しておき、当該格納手段に
格納された情報を読み出して提示することで、上記特定
の位置と関連づけて提示すべき情報を簡易かつ迅速に提
示することができる。
【0087】また、本発明の情報提示システム及び情報
提示方法においては、上記特定の位置と関連づけて提示
すべき情報を受信し、受信された情報を提示すること
で、特定の位置と関連づけて提示すべき情報を逐次更新
することができる。その結果、移動体の乗員に、逐次、
新しい情報を提示することができる。
【0088】また、本発明の情報提示システム及び情報
提示方法においては、移動体の乗員が特定の位置を見る
視線と当該移動体のウィンドウとの交差位置と重なる位
置に、上記特定の位置と関連づけて提示すべき情報を表
示することで、移動体の乗員に、上記特定の位置と上記
情報との関連性を極めて容易に認識させることができ
る。その結果、特定の位置と関連づけて提示すべき情報
を移動体の乗員に対して極めてわかりやすく提示するこ
とが可能となる。
【0089】また、本発明の情報提示システム及び情報
提示方法においては、移動体と上記特定の位置との間の
距離に応じて、上記特定の位置と関連づけて提示すべき
情報を、表示態様を変化させて表示することで、移動体
の乗員に、移動体と上記特定の位置との間の距離感を容
易に認識させることができる。その結果、特定の位置と
関連づけて提示すべき情報を移動体の乗員に対してさら
にわかりやすく提示することが可能となる。
【0090】また、本発明の情報提示システム及び情報
提供方法においては、上記特定の位置を仮想音源として
音声出力した場合の移動体の乗員の近傍の音場を再構成
するために複数のスピーカそれぞれから出力すべき音声
信号を生成し、当該音声信号を上記複数のスピーカそれ
ぞれを介して出力することで、移動体の乗員に、移動体
と上記特定の位置との間の距離感や移動体から上記特定
の位置への方向を容易に認識させることができる。その
結果、視覚を介してのみならず聴覚を介しても特定の位
置と関連づけて提示すべき情報を移動体の乗員に対して
提示することができ、特定の位置と関連づけて提示すべ
き情報を移動体の乗員に対してさらにわかりやすく提示
することが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】情報提示システムの構成図である。
【図2】情報提示システムが自動車に載置される様子を
自動車の側方から見た図である。
【図3】情報提示システムが自動車に載置される様子を
自動車の上方から見た図である。
【図4】提示情報データベースの構成図である。
【図5】交差位置の算出手法を示す説明図である。
【図6】自動車のドライバーがフロントガラスを通して
みた外界の光景を示す図でる。
【図7】表示情報出力部がプロジェクタを介してフロン
トガラスに表示する画像を示す図である。
【図8】自動車のドライバーが前方に見ることができる
光景を示す図である。
【図9】自動車のドライバーが前方に見ることができる
光景を示す図である。
【図10】自動車のドライバーによる音声情報の聞こえ
方を概念的に示す図である。
【図11】自動車のドライバーによる音声情報の聞こえ
方を概念的に示す図である。
【図12】情報を表示出力する手順を示すフローチャー
トである。
【図13】情報を音声出力する手順を示すフローチャー
トである。
【図14】自動車のドライバーが前方に見ることができ
る光景を示す図である。
【図15】自動車のドライバーが前方に見ることができ
る光景を示す図である。
【図16】自動車のドライバーが前方に見ることができ
る光景を示す図である。
【図17】自動車のドライバーが前方に見ることができ
る光景を示す図である。
【図18】仮想先導車表示システムの構成図である。
【図19】自動車のドライバーがフロントガラスを通し
てみた外界の光景を示す図でる。
【図20】仮想先導車表示部がプロジェクタを介してフ
ロントガラスに表示する画像を示す図である。
【図21】自動車のドライバーが前方に見ることができ
る光景を示す図である。
【符号の説明】
10…情報提示システム、12…格納部、14…提示情
報受信部、16…自車情報取得部、18…交差位置算出
部、20…表示情報出力部、22…音声信号生成部、2
4…音声情報出力部、50…仮想先導車表示システム、
52…自車情報取得部、54…仮想先導車位置算出部、
56…交差位置算出部、58…仮想先導車表示部
【手続補正書】
【提出日】平成13年3月16日(2001.3.1
6)
【手続補正1】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図1
【補正方法】変更
【補正内容】
【図1】
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 根津 孝太 愛知県豊田市トヨタ町1番地 トヨタ自動 車株式会社内 (72)発明者 脇田 敏裕 愛知県愛知郡長久手町大字長湫字横道41番 地の1 株式会社豊田中央研究所内 (72)発明者 本郷 武朗 愛知県愛知郡長久手町大字長湫字横道41番 地の1 株式会社豊田中央研究所内 (72)発明者 品田 哲 東京都品川区北品川6丁目7番35号 ソニ ー株式会社内 (72)発明者 布川 克彦 東京都品川区北品川6丁目7番35号 ソニ ー株式会社内 (72)発明者 岡島 寛明 東京都品川区北品川6丁目7番35号 ソニ ー株式会社内 (72)発明者 佐々木 信 東京都品川区北品川6丁目7番35号 ソニ ー株式会社内 Fターム(参考) 2F029 AA02 AB01 AB07 AC05 AC13 AC18 AC19 5H180 AA01 CC12 FF04 FF23 FF25 FF33

Claims (12)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 特定の位置と関連づけて提示すべき情報
    を移動体の乗員に対して提示する情報提示システムにお
    いて、 前記移動体の位置と向きに関する情報を取得する情報取
    得手段と、 前記情報取得手段によって取得された前記移動体の位置
    と向きに関する情報に基づいて、前記移動体の乗員が前
    記特定の位置を見る視線と前記移動体のウィンドウとの
    交差位置を算出する位置算出手段と、 前記位置算出手段によって算出された前記交差位置に基
    づいて定められる前記ウィンドウ上の位置に、前記特定
    の位置と関連づけて提示すべき情報を表示する情報表示
    手段とを備えたことを特徴とする情報提示システム。
  2. 【請求項2】 前記特定の位置に関する情報と、前記特
    定の位置と関連づけて提示すべき情報とを格納する格納
    手段をさらに備え、 前記位置算出手段は、前記情報取得手段によって取得さ
    れた前記移動体の位置と向きに関する情報と、前記格納
    手段に格納された前記特定の位置に関する情報とに基づ
    いて、前記移動体の乗員が前記特定の位置を見る視線と
    前記移動体のウィンドウとの交差位置を算出し、 前記情報表示手段は、前記位置算出手段によって算出さ
    れた前記交差位置に基づいて定められる前記ウィンドウ
    上の位置に、前記格納手段に格納されている前記特定の
    位置と関連づけて提示すべき情報を表示することを特徴
    とする請求項1に記載の情報提示システム。
  3. 【請求項3】 前記特定の位置に関する情報と、前記特
    定の位置と関連づけて提示すべき情報とを受信する受信
    手段をさらに備え、 前記位置算出手段は、前記情報取得手段によって取得さ
    れた前記移動体の位置と向きに関する情報と、前記受信
    手段によって受信された前記特定の位置に関する情報と
    に基づいて、前記移動体の乗員が前記特定の位置を見る
    視線と前記移動体のウィンドウとの交差位置を算出し、 前記情報表示手段は、前記位置算出手段によって算出さ
    れた前記交差位置に基づいて定められる前記ウィンドウ
    上の位置に、前記受信手段によって受信された前記特定
    の位置と関連づけて提示すべき情報を表示することを特
    徴とする請求項1または2に記載の情報提示システム。
  4. 【請求項4】 前記情報表示手段は、前記位置算出手段
    によって算出された前記交差位置と重なる位置に、前記
    特定の位置と関連づけて提示すべき情報を表示すること
    を特徴とする請求項1〜3のいずれか1項に記載の情報
    提示システム。
  5. 【請求項5】 前記情報表示手段は、前記移動体と前記
    特定の位置との間の距離に応じて、前記特定の位置と関
    連づけて提示すべき情報を、表示態様を変化させて表示
    することを特徴とする請求項1〜4のいずれか1項に記
    載の情報提示システム。
  6. 【請求項6】 前記情報取得手段によって取得された前
    記移動体の位置と向きに関する情報に基づいて、前記特
    定の位置と関連づけて提示すべき情報を前記特定の位置
    を仮想音源として音声出力した場合の前記移動体の乗員
    の近傍の音場を再構成するために複数のスピーカそれぞ
    れから出力すべき音声信号を生成する音声信号生成手段
    と、 前記音声信号生成手段によって生成された前記複数のス
    ピーカそれぞれから出力すべき音声信号を、前記複数の
    スピーカそれぞれを介して出力する音声信号出力手段と をさらに備えたことを特徴とする請求項1〜5のいずれ
    か1項に記載の情報提示システム。
  7. 【請求項7】 特定の位置と関連づけて提示すべき情報
    を移動体の乗員に対して提示する情報提示方法におい
    て、 前記移動体の位置と向きに関する情報を取得する情報取
    得ステップと、 前記情報取得ステップにおいて取得された前記移動体の
    位置と向きに関する情報に基づいて、前記移動体の乗員
    が前記特定の位置を見る視線と前記移動体のウィンドウ
    との交差位置を算出する位置算出ステップと、 前記位置算出ステップにおいて算出された前記交差位置
    に基づいて定められる前記ウィンドウ上の位置に、前記
    特定の位置と関連づけて提示すべき情報を表示する情報
    表示ステップとを備えたことを特徴とする情報提示方
    法。
  8. 【請求項8】 前記特定の位置に関する情報と、前記特
    定の位置と関連づけて提示すべき情報とを格納手段に格
    納する格納ステップをさらに備え、 前記位置算出ステップは、前記情報取得ステップにおい
    て取得された前記移動体の位置と向きに関する情報と、
    前記格納ステップにおいて格納手段に格納された前記特
    定の位置に関する情報とに基づいて、前記移動体の乗員
    が前記特定の位置を見る視線と前記移動体のウィンドウ
    との交差位置を算出し、 前記情報表示ステップは、前記位置算出ステップにおい
    て算出された前記交差位置に基づいて定められる前記ウ
    ィンドウ上の位置に、前記格納ステップにおいて前記格
    納手段に格納されている前記特定の位置と関連づけて提
    示すべき情報を表示することを特徴とする請求項7に記
    載の情報提示方法。
  9. 【請求項9】 前記特定の位置に関する情報と、前記特
    定の位置と関連づけて提示すべき情報とを受信する受信
    ステップをさらに備え、 前記位置算出ステップは、前記情報取得ステップにおい
    て取得された前記移動体の位置と向きに関する情報と、
    前記受信ステップにおいて受信された前記特定の位置に
    関する情報とに基づいて、前記移動体の乗員が前記特定
    の位置を見る視線と前記移動体のウィンドウとの交差位
    置を算出し、 前記情報表示ステップは、前記位置算出ステップにおい
    て算出された前記交差位置に基づいて定められる前記ウ
    ィンドウ上の位置に、前記受信ステップにおいて受信さ
    れた前記特定の位置と関連づけて提示すべき情報を表示
    することを特徴とする請求項7または8に記載の情報提
    示方法。
  10. 【請求項10】 前記情報表示ステップは、前記位置算
    出ステップにおいて算出された前記交差位置と重なる位
    置に、前記特定の位置と関連づけて提示すべき情報を表
    示することを特徴とする請求項7〜9のいずれか1項に
    記載の情報提示方法。
  11. 【請求項11】 前記情報表示ステップは、前記移動体
    と前記特定の位置との間の距離に応じて、前記特定の位
    置と関連づけて提示すべき情報を、表示態様を変化させ
    て表示することを特徴とする請求項7〜10のいずれか
    1項に記載の情報提示方法。
  12. 【請求項12】 前記情報取得ステップにおいて取得さ
    れた前記移動体の位置と向きに関する情報に基づいて、
    前記特定の位置と関連づけて提示すべき情報を前記特定
    の位置を仮想音源として音声出力した場合の前記移動体
    の乗員の近傍の音場を再構成するために複数のスピーカ
    それぞれから出力すべき音声信号を生成する音声信号生
    成ステップと、 前記音声信号生成ステップにおいて生成された前記複数
    のスピーカそれぞれから出力すべき音声信号を、前記複
    数のスピーカそれぞれを介して出力する音声信号出力ス
    テップとをさらに備えたことを特徴とする請求項7〜1
    1のいずれか1項に記載の情報提示方法。
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