JP2005207705A - 天井埋込型空気調和装置及びその制御方法 - Google Patents

天井埋込型空気調和装置及びその制御方法 Download PDF

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Abstract

【課題】 天井埋込型空気調和装置において、ドアや窓が開く等の空調空間の気流分布に対する外乱により吹出口から吹き出される空調空気の流れが天井面に張り付いてしまうのを防ぐ。
【解決手段】 天井埋込型空気調和装置1は、天井面Uに埋め込まれ、室内空間に向かって空調空気を吹き出す吹出口32を備えるとともに、吹出口32に空調空気の吹き出し上下方向を変更可能なルーバ35を備えており、ルーバ35の風向位置が、風向位置P0になるように設定された状態が第1所定時間T1以上継続する場合に、一旦、風向位置P0よりも下向きの風向位置P4に変更し、再び、風向位置P0に変更することを特徴としている。
【選択図】 図6

Description

本発明は、空気調和装置及びその制御方法、特に、天井面に埋め込まれ、室内空間に向かって空調空気を吹き出す吹出口を備えるとともに、吹出口に空調空気の吹き出し上下方向を変更可能な案内手段を備えた天井埋込型空気調和装置及びその制御方法に関する。
従来の天井面に埋め込まれるように配置される天井埋込型空気調和装置は、室内空間に向かって空調空気を吹き出す吹出口に空調空気の吹き出し上下方向を変更可能な案内手段としてのルーバが設けられている。そして、このルーバを、連続的にスイングさせて空調空気の吹き出し上下方向を連続的に上下方向に変更させたり、暖房運転時には空調空気の吹き出し上下方向が下向きになるように設定したり、冷房運転時には空調空気の吹き出し上下方向が天井面に対して略水平方向近傍(以下、水平吹き出し状態とする)になるように設定する制御を行うことで、空調空気の吹き出し上下方向を変更して室内空間の温度分布を均一にしたり、室内空間の気流分布が良好になるようにしている。
ここで、ルーバが水平吹き出し状態に設定されている場合、コアンダ現象により吹出口から吹き出された空調空気が天井面に張り付くように流れるため、ルーバを空調空気が天井面に張り付いた状態から少し下向きになるように変更しても、天井面に張り付いた空調空気の流れを天井面から剥離させることができず、空調空気の吹き出し上下方向を変更することができないという問題がある。そして、吹出口から吹き出される空調空気中に含まれる微粒子状の塵埃が天井面に付着して、天井面が部分的に汚損されやすくなるという問題がある。
これに対して、ルーバを他の風向位置(以下、目標風向位置とする)に変更する際に、目標風向位置よりも下向きの位置に調節された風向位置に変更して、空調空気の吹き出し上下方向を下向きに調整する制御を行うようにして、コアンダ現象により天井面に張り付いた空調空気の流れを天井面から剥離させて空調空気の吹き出し上下方向を変更できるようにしているものがある。また、この際の風向位置の調節幅は、空調空気の風量が小さい場合には大きくなるように(すなわち、空調空気の吹き出し上下方向がより下向きになるように)設定されており、室内に居るユーザーにドラフト感を与えないようになっている(特許文献1参照。)。
特開2003−269776号公報
ところで、ドアや窓が開く、室内に居るユーザーが歩く等の事象によって、空調空間の気流分布に影響を与えることがある。そして、ルーバが水平吹き出し状態に設定されている場合、上記のような事象が空調空間の気流分布に対する外乱となって、吹出口から吹き出される空調空気の流れが天井に張り付いてしまう現象(以下、天井気流張付現象とする)を生じさせることがある。
しかし、上記の天井埋込型空気調和装置では、ルーバを他の上下位置に変更する際だけ、目標風向位置よりも下向きの位置に調節された風向位置に変更しているため、ルーバの風向位置が固定された状態においても生じ得る上記のような天井気流張付現象を防ぐことはできない。このため、吹出口から吹き出される空調空気中に含まれる微粒子状の塵埃が天井面に付着して、天井面が部分的に汚損されやすくなるという問題が依然として残ってしまう。
また、上記の天井空気調和装置では、ルーバの風向位置が目標風向位置よりも下向きの位置に調節された風向位置に変更されてしまうため、結果的に、ユーザーが設定した風向位置よりも下向きに設定されることになり、ユーザーが設定した風向位置、すなわち、空調空気の吹き出し上下方向を維持することができない。しかも、風量が少なくなると風向位置がさらに下向きに調節されるようになっているため、風量が少ない運転条件下においては、さらに、ユーザーが設定した風向位置からずれが生じてしまう。
本発明の課題は、天井埋込型空気調和装置において、ドアや窓が開く等の空調空間の気流分布に対する外乱により吹出口から吹き出される空調空気の流れが天井面に張り付いてしまうのを防ぐことにある。
請求項1に記載の天井埋込型空気調和装置は、天井面に埋め込まれ、室内空間に向かって空調空気を吹き出す吹出口を備えるとともに、吹出口に空調空気の吹き出し上下方向を変更可能な案内手段を備えた天井埋込型空気調和装置であって、案内手段が、空調空気の吹き出し上下方向が第1吹き出し方向になるように設定された状態が第1所定時間以上継続する場合に、一旦、第1吹き出し方向よりも下向きの第2吹き出し方向に向かって吹き出されるように、空調空気の吹き出し上下方向を変更し、再び、第1吹き出し方向に吹き出されるように、空調空気の吹き出し上下方向を変更することを特徴としている。
この天井埋込型空気調和装置では、吹出口に設けられた案内手段が、空調空気の吹き出し上下方向が第1吹き出し方向になるように設定された状態が第1所定時間以上継続した場合に、空調空気の吹き出し上下方向を第1吹き出し方向よりも下向きの第2吹き出し方向に向かって吹き出されるように、空調空気の吹き出し上下方向を変更するようにしているため、ドアや窓が開く等の空調空間の気流分布に対する外乱により吹出口から吹き出される空調空気の流れが天井に張り付いてしまった場合であっても、それを天井面から剥離させることができる。これにより、吹出口から吹き出される空調空気の流れが天井に張り付いた状態となる時間を減らすことができ、天井面の汚損を軽減することができる。
しかも、空調空気の吹き出し上下方向を第2吹き出し方向に向かって吹き出すのは、一時的であって、空調空気の吹き出し上下方向を第1吹き出し方向から第2吹き出し方向に変更した後、再び、第1吹き出し方向に向かって吹き出すように戻されるため、空調空気の吹き出し上下方向をユーザーが設定した第1吹き出し方向に最大限維持することができる。
請求項2に記載の天井埋込型の空気調和装置は、請求項1において、案内手段によって空調空気の吹き出し上下方向が第1吹き出し方向から、一旦、第2吹き出し方向に変更される際に、空調空気の風量を、案内手段が空調空気の吹き出し上下方向が第1吹き出し方向になるように設定された状態における第1風量から第1風量よりも小さい第2風量に一時的に変更し、案内手段によって空調空気の吹き出し上下方向が第2吹き出し方向から、再び、第1吹き出し方向に変更される際に、空調空気の風量を、第2風量から、再び、第1風量に変更することを特徴としている。
この天井埋込型空気調和装置では、空調空気の吹き出し上下方向が第1吹き出し方向から、一旦、第2吹き出し方向に変更され、再び、第1吹き出し方向に変更される際、すなわち、空調空気の吹き出し上下方向を一時的に下向きにする際に、空調空気の風量を第1風量から第2風量に一時的に減少させているため、室内に居るユーザーにドラフト感を与えないようにできる。
請求項3に記載の天井埋込型空気調和装置は、請求項2において、空調空気の風量を第1風量から第2風量に変更する指令がされた後第2所定時間が経過した際に、案内手段によって空調空気の吹き出し上下方向を第1吹き出し方向から第2吹き出し方向に変更することを特徴としている。
この天井埋込型空気調和装置では、案内手段によって空調空気の吹き出し上下方向を第1吹き出し方向から第2吹き出し方向に変更するのに先だって、空調空気の風量を第1風量から第2風量に変更する指令を行うとともに第2所定時間だけ経過させることによって、少なくとも風量を減少させ始めることができるため、室内に居るユーザーにドラフト感を確実に与えないようにできる。
請求項4に記載の天井埋込型空気調和装置は、請求項3において、案内手段によって空調空気の吹き出し上下方向が第2吹き出し方向から第1吹き出し方向に変更された後に、空調空気の風量を第2風量から第1風量に変更することを特徴としている。
この天井埋込型空気調和装置では、案内手段によって空調空気の吹き出し上下方向を第2吹き出し方向から第1吹き出し方向に戻した後に、空調空気の風量を第2風量から第1風量に戻すようにしているため、室内に居るユーザーにドラフト感を確実に与えないようにできる。
請求項5に記載の天井埋込型空気調和装置は、請求項1〜4のいずれかにおいて、第1吹き出し方向は、案内手段によって、吹出口から室内空間に吹き出される空調空気の吹き出し上下方向を変更することが可能な上限に対応する方向であることを特徴としている。
この天井埋込型空気調和装置では、第1吹き出し方向が空調空気の吹き出し上下方向を変更することが可能な上限に対応する方向であるため、ドアや窓が開く等の空調空間の気流分布に対する外乱により吹出口から吹き出される空調空気の流れが天井面に張り付く現象が最も生じやすい条件において、吹出口から吹き出される空調空気の流れが天井に張り付いた状態となる時間を減らすことができ、天井面の汚損を軽減することができる。
請求項6に記載の天井埋込型空気調和装置は、請求項1〜5のいずれかにおいて、第2吹き出し方向は、案内手段によって、吹出口から室内空間に吹き出される空調空気の吹き出し上下方向を変更することが可能な下限に対応する方向であることを特徴としている。
この天井埋込型空気調和装置では、第2吹き出し方向が空調空気の吹き出し上下方向を変更することが可能な下限に対応する方向であるため、ドアや窓が開く等の空調空間の気流分布に対する外乱により吹出口から吹き出される空調空気の流れが天井面に張り付いてしまった場合であっても、それを天井面から確実に剥離させることができる。
請求項7に記載の天井埋込型空気調和装置は、請求項2〜6のいずれかにおいて、第2風量は、空調空気の可変風量範囲の下限に対応する風量であることを特徴としている。
この天井埋込型空気調和装置では、第2風量が空調空気の可変風量範囲の下限に対応する風量であるため、空調空気の吹き出し上下方向を下向きに変更した際に、十分に風量を減少させることができて、室内に居るユーザーにドラフト感を確実に与えないようにできる。ここで、空調空気の可変風量範囲の下限とは、ユーザーが設定可能な風量の下限又は天井埋込型空気調和装置に内蔵された空調空気を送風するための送風機等の運転可能な風量の下限を意味している。
請求項8に記載の天井埋込型空気調和装置は、請求項1〜7のいずれかにおいて、案内手段によって、空調空気の吹き出し上下方向が第1吹き出し方向から、一旦、第2吹き出し方向に変更され、再び、第1吹き出し方向に変更されるまでの間に、空調空気の吹き出し上下方向を第3吹き出し方向に変更する指令がされた場合に、案内手段によって、空調空気の吹き出し上下方向を第1吹き出し方向から、一旦、第2吹き出し方向に変更した後、第1吹き出し方向に変更することなく、第3吹き出し方向に変更することを特徴としている。
この天井埋込型空気調和装置では、案内手段によって、空調空気の吹き出し上下方向が第1吹き出し方向から、一旦、第2吹き出し方向に変更され、再び、第1吹き出し方向に変更されるまでの間に、空調空気の吹き出し上下方向の設定変更が指令された場合においても、第1吹き出し方向から第2吹き出し方向への変更を経由するようにしているため、ドアや窓が開く等の空調空間の気流分布に対する外乱により吹出口から吹き出される空調空気の流れが天井に張り付いてしまった場合であっても、それを天井面から確実に剥離させることができる。
しかも、第2吹き出し方向から第1吹き出し方向に戻すことなく、空調空気の吹き出し上下方向の設定変更先である第3吹き出し方向に直接変更されるため、空調空気の吹き出し上下方向の設定変更についての応答性を向上させることができる。
請求項9に記載の天井埋込型空気調和装置は、請求項2〜7のいずれかにおいて、案内手段によって、空調空気の吹き出し上下方向が第1吹き出し方向から、一旦、第2吹き出し方向に変更され、再び、第1吹き出し方向に変更されるまでの間に、空調空気の風量を吹き出し上下方向を第3風量に変更する指令がされた場合に、案内手段によって、第2吹き出し方向から第1吹き出し方向に変更された後に、空調空気の風量を、第2風量から第1風量に変更することなく第3風量に変更することを特徴としている。
この天井埋込型空気調和装置では、案内手段によって、空調空気の吹き出し上下方向が第1吹き出し方向から、一旦、第2吹き出し方向に変更され、再び、第1吹き出し方向に変更されるまでの間に、空調空気の風量の設定変更が指令された場合においても、第1風量から第2風量への変更を経由するようにしているため、室内に居るユーザーに確実にドラフト感を与えないようにできる。
しかも、第2風量から第1風量に戻すことなく、空調空気の風量の設定変更先である第3風量に直接変更されるため、空調空気の風量の設定変更についての応答性を向上させることができる。
請求項10に記載の天井埋込型空気調和装置の制御方法は、天井面に埋め込まれ、室内空間に向かって空調空気を吹き出す吹出口を備えるとともに、吹出口に空調空気の吹き出し上下方向を変更可能な案内手段を備えた天井埋込型空気調和装置の制御方法であって、案内手段が、空調空気の吹き出し上下方向が第1吹き出し方向になるように設定された状態が第1所定時間以上継続する場合に、一旦、第1吹き出し方向よりも下向きの第2吹き出し方向に向かって吹き出されるように、空調空気の吹き出し上下方向を変更し、再び、第1吹き出し方向に吹き出されるように、空調空気の吹き出し上下方向を変更する。
この天井埋込型空気調和装置の制御方法では、吹出口に設けられた案内手段が、空調空気の吹き出し上下方向が第1吹き出し方向になるように設定された状態が第1所定時間以上継続した場合に、空調空気の吹き出し上下方向を第1吹き出し方向よりも下向きの第2吹き出し方向に向かって吹き出されるように、空調空気の吹き出し上下方向を変更するようにしているため、ドアや窓が開く等の空調空間の気流分布に対する外乱により吹出口から吹き出される空調空気の流れが天井に張り付いてしまった場合であっても、それを天井面から剥離させることができる。これにより、吹出口から吹き出される空調空気の流れが天井に張り付いた状態となる時間を減らすことができ、天井面の汚損を軽減することができる。
しかも、空調空気の吹き出し上下方向を第2吹き出し方向に向かって吹き出すのは、一時的であって、空調空気の吹き出し上下方向を第1吹き出し方向から第2吹き出し方向に変更した後、再び、第1吹き出し方向に向かって吹き出すように戻されるため、空調空気の吹き出し上下方向をユーザーが設定した第1吹き出し方向に最大限維持することができる。
以上の説明に述べたように、本発明によれば、以下の効果が得られる。
請求項1にかかる発明では、ドアや窓が開く等の空調空間の気流分布に対する外乱により吹出口から吹き出される空調空気の流れが天井に張り付いてしまった場合であっても、それを天井面から剥離させることができ、吹出口から吹き出される空調空気の流れが天井に張り付いた状態となる時間を減らすことができ、天井面の汚損を軽減することができる。しかも、空調空気の吹き出し上下方向をユーザーが設定した第1吹き出し方向に最大限維持することができる。
請求項2にかかる発明では、室内に居るユーザーにドラフト感を与えないようにできる。
請求項3にかかる発明では、室内に居るユーザーにドラフト感を確実に与えないようにできる。
請求項4にかかる発明では、室内に居るユーザーにドラフト感を確実に与えないようにできる。
請求項5にかかる発明では、ドアや窓が開く等の空調空間の気流分布に対する外乱により吹出口から吹き出される空調空気の流れが天井面に張り付く現象が最も生じやすい条件において、吹出口から吹き出される空調空気の流れが天井に張り付いた状態となる時間を減らすことができ、天井面の汚損を軽減することができる。
請求項6にかかる発明では、ドアや窓が開く等の空調空間の気流分布に対する外乱により吹出口から吹き出される空調空気の流れが天井面に張り付いてしまった場合であっても、それを天井面から確実に剥離させることができる。
請求項7にかかる発明では、室内に居るユーザーにドラフト感を確実に与えないようにできる。
請求項8にかかる発明では、ドアや窓が開く等の空調空間の気流分布に対する外乱により吹出口から吹き出される空調空気の流れが天井に張り付いてしまった場合であっても、それを天井面から確実に剥離させることができる。しかも、空調空気の吹き出し上下方向の設定変更についての応答性を向上させることができる。
請求項9にかかる発明では、室内に居るユーザーに確実にドラフト感を与えないようにできる。しかも、空調空気の風量の設定変更についての応答性を向上させることができる。
請求項10にかかる発明では、ドアや窓が開く等の空調空間の気流分布に対する外乱により吹出口から吹き出される空調空気の流れが天井に張り付いてしまった場合であっても、それを天井面から剥離させることができ、吹出口から吹き出される空調空気の流れが天井に張り付いた状態となる時間を減らすことができ、天井面の汚損を軽減することができる。しかも、空調空気の吹き出し上下方向をユーザーが設定した第1吹き出し方向に最大限維持することができる。
以下、本発明にかかる天井埋込型空気調和装置の実施形態について、図面に基づいて説明する。
(1)空気調和装置の構成
図1に本発明の一実施形態にかかる空気調和装置1の外観斜視図(天井面は省略)を示す。空気調和装置1は、天井埋込型空気調和装置であり、内部に各種構成機器を収納するケーシング2と、ケーシング2の下側に配置された化粧パネル3とから構成されている。ケーシング2は、図2に示されるように、空調室内の天井面Uに形成された開口に挿入されて配置されている。そして、化粧パネル3は、天井面Uの開口に嵌め込まれるように配置されている。ここで、図2は、空気調和装置1の概略側面断面図である。
ケーシング2は、図2に示されるように、下面が開口した箱状体であり、天板21と、天板21の周縁部から下方に延びる側板22とを有している。
化粧パネル3は、図1及び図3に示されるように、ケーシング2の下端部に固定された平面視が略4角形状の板状体であり、主として、その略中央に室内空気をケーシング2内に吸入する吸入口31と、ケーシング2内から室内空間に向かって空調空気を吹き出す複数個(本実施形態では、4個)の吹出口32とを有している。ここで、図3は、空気調和装置1の化粧パネル3を室内空間側から見た平面図である。吸入口31は、本実施形態において、略正方形状の開口である。吹出口32は、化粧パネル3の周縁部に沿うように細長く延びる略長方形状の開口である。吸入口31には、吸入グリル33と、吸入口31から吸入された室内空気中の塵埃を除去するためのフィルタ34とが設けられている。
ケーシング2の内部には、主に、室内空気を化粧パネル3の吸入口31を通じてケーシング2内に吸入して外周方向に吹き出す送風機4と、送風機4の外周を囲むように配置された熱交換器6とが配置されている。
送風機4は、本実施形態において、ターボファンであり、ケーシング2の天板21の中央に設けられたファンモータ41と、ファンモータ41に連結されて回転駆動される羽根車42とを有している。羽根車42は、ファンモータ41に連結される円板状のエンドプレート43と、エンドプレート43の下面の外周部に設けられた複数のブレード44と、ブレード44の下側に設けられた中央に開口を有する円板状のエンドリング45とを有している。送風機4は、ブレード44の回転によって、エンドリング45の開口を通じて羽根車42の内部に室内空気を吸入し、羽根車42の外周側に吹き出すことができる。
熱交換器6は、本実施形態において、送風機4の外周を囲むように曲げられて形成されたクロスフィンチューブ型の熱交換器パネルであり、屋外等に設置された室外ユニット(図示せず)に冷媒配管を介して接続されている。熱交換器6は、冷房運転時には内部を流れる冷媒の蒸発器として、暖房運転時には内部を流れる冷媒の凝縮器として機能できるようになっている。これにより、熱交換器6は、吸入口31を通じてケーシング2内に吸入され送風機4の羽根車42の外周側に吹き出された室内空気を、冷房運転時には冷却し、暖房運転時には加熱することができる。
熱交換器6の下側には、熱交換器6において室内空気を冷却する際に室内空気中の水分が凝縮されて生じるドレン水を受けるためのドレンパン7が配置されている。ドレンパン7は、ケーシング2の下部に装着されている。
ドレンパン7は、本実施形態において、化粧パネル3の吸入口31に連通するように形成された吸入孔71と、化粧パネル3の吹出口32に連通するように形成された4つの吹出孔72と、熱交換器6の下側に形成されドレン水を受けるドレン水受け溝73とを有している。そして、吸入孔71は、化粧パネル3の吸入口31とともに、室内空気をケーシング2内に吸入するための吸入流路を構成している。また、吹出孔72は、化粧パネル3の吹出口32とともに、熱交換器6において冷却や加熱等された空調空気を室内空間に吹き出すための吹出流路を構成している。また、ドレンパン7の吸入孔71には、吸入口31から吸入される室内空気を送風機4の羽根車42に案内するためのベルマウス5が配置されている。
吹出口32には、図1〜図4に示されるように、空調空気の吹き出し上下方向を変更可能な案内手段としてのルーバ35が設けられている。ここで、図4は、図2の拡大図であって、吹出口32付近を示す図である。
ルーバ35は、本実施形態において、吹出口32の長手方向に細長く延びる略長方形状の羽根部材である。ルーバ35の長手方向の両端部には、連結ピン36が設けられており、吹出口32の長手方向の軸周りに揺動可能になるように化粧パネル3に支持されている。そして、隣り合う連結ピン36同士は、リンク機構としての連結軸37を介して連結されている。また、連結軸37の1つには、ルーバモータ38の回転軸が連結されている。これにより、ルーバモータ38を駆動すると、ルーバモータ38の回転軸から連結軸37に回転が伝達され、さらに、連結軸37から連結ピン36に回転が伝達されることで、4つのルーバ35の全てが同期して揺動するようになっている。
そして、このルーバ35の揺動により、吹出口32から室内空間に吹き出される空調空気の吹き出し上下方向を変更することができるようになっている。具体的には、ルーバ35は、ルーバモータ38の連続駆動によるスイング状態と、空調空気の吹き出し上下方向を固定する固定状態とに設定可能となっている。すなわち、ルーバ35は、スイング状態に設定された場合には、連続的に揺動して空調空気の吹き出し上下方向を変更し、固定状態に設定された場合には、後述のリモコン84等の操作によって所望の風向位置に揺動して固定され、空調空気の吹き出し上下方向を一定の方向に設定することができる。ルーバモータ38は、本実施形態において、ギヤードモータであり、通電時間に応じてルーバ35の固定角度及び揺動範囲を設定できるようになっている。
尚、本実施形態においては、4つのルーバ35が連結軸37を介して連結されることによって同期して揺動するように構成されているが、これに限定されず、4つのルーバ35のそれぞれにルーバモータの回転軸を連結する等のように、各ルーバ35が別々に揺動するように構成されていてもよい。
空気調和装置1は、図5に示されるように、送風機4の回転数やルーバ35の風向位置等を制御するための制御装置81をさらに備えている。ここで、図5は、空気調和装置1の概略制御ブロック図である。
制御装置81は、主として、CPU82と、メモリ83とを有するマイクロコンピュータを備えている。制御装置81には、リモコン84を介して制御信号が入力され、この信号により、メモリ83に記憶された制御プログラムをCPU82に実行させることによって、送風機4のファンモータ41やルーバ35のルーバモータ38の作動させて、送風機4の回転数やルーバ35の風向位置等が制御されるようになっている。
具体的には、本実施形態において、固定状態におけるルーバ35の風向位置は、図4に示されるように、天井面Uに対して略水平方向近傍の風向位置P0(第1吹き出し方向)と風向位置P0よりも下向きの風向位置P4(第2吹き出し方向)との間で5段階(すなわち、風向位置P0、風向位置P1、風向位置P2、風向位置P3、及び、風向位置P4)に変更可能になっている。また、本実施形態において、ファンモータ41の回転数、すなわち、送風機4の風量は、最も回転数が高く大風量の風量H、風量Hの回転数よりもやや低く中程度の風量の風量M、及び、最も回転数が低く小風量の風量L(第2風量)の3段階に変更可能になっている。尚、固定状態におけるルーバ35の風向位置及び送風機4の風量について変更可能な段階の数については、上記の変更可能な段階の数よりも多くても少なくてもよい。また、送風機4の風量については、リモコン84を介して設定することができないが、空気調和装置1が待機運転等の場合に制御的に設定される風量Lよりも小風量の風量LLも存在する。
(2)空気調和装置の動作
まず、空気調和装置1の基本動作について説明する。
運転を開始すると、ファンモータ41が駆動されて、送風機4の羽根車42が回転する。また、ファンモータ41の駆動とともに、熱交換器6内には、室外ユニット(図示せず)から冷媒が供給される。ここで、熱交換器6は、冷房運転時には蒸発器として、暖房運転時には凝縮器として機能する。そして、羽根車42の回転に伴って、室内空気は、化粧パネル3の吸入口31からフィルタ34及びベルマウス5を通じて送風機4の下側からケーシング2内に吸入される。この吸入された室内空気は、羽根車42によって外周側に吹き出されて熱交換器6に達し、熱交換器6において冷却又は加熱された後、吹出孔72及び吹出口32を通じて室内空間に向かって吹き出される。このようにして、空調室内の冷房又は暖房が行われる。
ところで、本実施形態のような天井埋込型の空気調和装置1においては、ルーバ35の風向位置が風向位置P0のような天井面Uに対して略水平方向近傍の位置に設定された状態で運転していると、ドアや窓が開く、室内に居るユーザーが歩く等の事象が空調空間の気流分布に対する外乱となって、吹出口32から吹き出される空調空気の流れが天井面Uに張り付いてしまう現象(以下、天井気流張付現象とする)を生じることがある。そこで、本実施形態の空気調和装置1の制御装置81には、このような天井気流張付現象を防ぐことが可能な天井気流張り付き防止制御が組み込まれている。
次に、この天井気流張付防止制御の動作について、図6を用いて説明する。ここで、図6は、天井気流張付防止制御のフローチャートである。尚、本実施形態では、吹出口32から吹き出される空調空気の流れが天井面Uに張り付いてしまう現象が最も生じやすいルーバ35の風向位置が風向位置P0(第1吹き出し方向)に設定された状態においてのみ、天井気流張付防止制御を作動させる場合について説明する。
ステップS1において、送風機4が運転中であるかどうかを判断する。
送風機4が運転中の場合には、ステップS2において、ルーバ35の風向位置が風向位置P0であるかどうかを判断する。
ルーバ35の風向位置が風向位置P0である場合には、ステップS3において、ルーバ35の風向位置が風向位置P0である状態が第1所定時間T1以上継続しているかかどうかを判断する。ここで、ルーバ35の風向位置が風向位置P0である状態が第1所定時間T1以上継続しているかどうかを判断するのは、ルーバ35の風向位置を風向位置P0よりも下向きの風向位置に変更した場合に、天井気流張付現象が生じていない場合があり得るためである。また、本実施形態において、第1所定時間T1を30分に設定しているが、このように設定しているのは、時間を長くしすぎると、天井気流張付現象が生じた状態で長時間運転が継続されてしまうおそれがあり、また、時間を短くしすぎると、天井気流張付現象が生じにくくなるが、ユーザーがルーバ35の風向位置を風向位置P0に設定しているにもかかわらず、後述のように、頻繁に、ルーバ35の風向位置が風向位置P0よりも下向きに変更されることになるためであり、経験的に30分程度と設定するのが妥当だからである。
次に、ルーバ35の風向位置が風向位置P0である状態が第1所定時間T1以上継続している場合には、ステップS4において、送風機4の設定風量(第1風量)が風量L以下であるかどうかを判断する。ここで、送風機4の風量が風量L以下であるかどうかを判断するのは、後述のように、ルーバ35の風向位置を下向きに変更する際に室内に居るユーザーにドラフト感を与えないようにすることを目的として、送風機4の風量を下げる制御を行っており、このような送風機4の風量を下げる制御を必要とする設定風量の条件になっているかどうか判断するためである。したがって、ステップS4において、送風機4の設定風量が風量L以下になっているのであれば、後述のステップS5、S6がスキップされて、ステップS7に移行することになる。
次に、送風機4の風量が風量Lよりも大きい場合(例えば、設定風量が風量Mや風量Hの場合)には、ステップS5において、送風機4の風量を風量L(第2風量)に変更する指令を行う。これにより、後述のルーバ35の風向位置を下向きに変更する制御に先立って、あらかじめ送風機4の風量を風量Lに向けて減少させ始めることができるようになっている。ここで、風量Lとは、ユーザーがリモコン84を介して設定可能な送風機4の風量の下限であり、室内に居るユーザーにドラフト感を与えにくい風量である。
そして、送風機4の風量を風量Lに変更する指令の後、ステップS6において、第2所定時間T2が経過したかどうかを判断する。ここで、送風機4の風量を風量Lに変更する指令の後第2所定時間T2が経過したかどうかを判断するのは、送風機4の風量を風量Lになるのを待つためである。また、本実施形態において、第2所定時間T2を10秒に設定しているが、このように設定しているのは、送風機4の風量が最大の風量である風量Hの状態から風量Lに減少させる場合に、その風量の変更指令を行ってから送風機4の回転数が低下して風量Lまで減少するまで時間を考慮しているからである。このため、送風機4の風量を風量Lに変更する指令の後、第2所定時間T2が経過した後には、送風機4の風量が風量Lまで確実に減少されることになる。
次に、第2所定時間T2が経過した場合には、ステップS7において、ルーバ35の風向位置を風向位置P4(第2吹き出し方向)に変更する。すると、ルーバ35の風向位置が風向位置P0に設定された状態において運転されて天井気流張付現象が生じた場合であっても、その吹出口32から吹き出される空調空気の流れを下向きに案内して天井面Uから剥離させることができる。これにより、ユーザーが手動で操作することなく、自動的に天井気流張付現象が生じている時間を減らすことができ、天井面Uの汚損を軽減することができる。ここで、風向位置P4は、ユーザーがリモコン84を介して設定可能なルーバ35の風向位置の下限であり、天井気流張付現象が生じた空調空気の流れを天井面Uから剥離させることができる風向位置である。
しかも、ステップS5、S6において、あらかじめ送風機4の風量を風量Lまで減少させているため、ルーバ35の風向位置を風向位置P0から風向位置P4に変更する際に、室内に居るユーザーにドラフト感を与えにくくなっている。
そして、ルーバ35の風向位置が風向位置P4に変更された場合には、ステップS8において、ルーバ35の風向位置を、再び、風向位置P0(第1吹き出し方向)に変更する。つまり、ルーバ35の風向位置は、ステップS7において、一旦、風向位置P0から風向位置P4に変更された後、再び、風向位置P0に戻されることとなり、吹出口32から吹き出される空調空気がルーバ35の風向位置が風向位置P4になった状態で吹き出される時間が最小限となっている。このため、ユーザーが設定したルーバ35の風向位置を風向位置P0に最大限第1吹き出し方向に最大限維持しつつ、天井気流張付現象を防ぐことができるようになっている。
次に、ルーバ35の風向位置が風向位置P4から風向位置P0に変更された後、ステップS9において、送風機4の風量を風量Lからルーバ35の風向位置が風向位置P0の場合の設定風量(第1風量)に変更する。つまり、送風機4の風量は、ステップS5、S6において、一旦、ルーバ35の風向位置が風向位置P0から風向位置P4に変更されるに先立って風量Lに変更された後、再び、ルーバ35の風向位置が風向位置P4から風向位置P0に戻された後にルーバ35の風向位置が風向位置P0の場合の設定風量(例えば、風量Mや風量H)に変更されることとなり、風向位置P0から風向位置P4に戻されるまでの間に送風機4の風量が大きくならないようになっている。このため、室内に居るユーザーにドラフト感を与えないようになっている。
尚、ルーバ35の風向位置が風向位置P0の場合における送風機4の設定風量が風量Lである場合には、このステップS9において、形式的に風量Lから風量Lに変更されることになるが、実質的には、送風機4の風量は変化しない。
次に、ステップS4からステップS9の処理が行われている際に、ユーザーがリモコン84を介してルーバ35の風向位置の設定を変更した場合の処理について説明する。例えば、ステップS7において、ルーバ35の風向位置を風向位置P0(第1吹き出し方向)から風向位置P4(第2吹き出し方向)に変更する制御を行っている最中に、ルーバ35の風向位置の設定を風向P2(第3吹き出し方向)に変更する指令がされた場合、ルーバ35の風向位置を風向位置P0から風向位置P4に変更する制御についてはそのまま実行し、ステップS8において、ルーバ35の風向位置を風向位置P4から風向位置P0に変更することなく、風向位置P4から風向位置P2に変更するように処理することができるようになっている。
つまり、ルーバ35の風向位置を、一旦、風向位置P0から風向位置P4に変更し、再び、風向位置P4から風向位置P0に変更するまでの間に、ルーバ35の風向位置の設定を変更する指令がされたとしても、風向位置P0から風向位置P4に変更する処理を経由するようになっているため、ルーバ35の風向位置が風向位置P0に設定された状態で運転されて天井気流張付現象が生じた場合であっても、その吹出口32から吹き出される空調空気の流れを下向きに案内して天井面Uから剥離させることができる。
しかも、ルーバ35の風向位置が、風向位置P0から風向位置P4に変更された後に、ルーバ35の風向位置を風向位置P4から風向位置P0に変更することなく、風向位置P4から風向位置P2に直接変更するようになっているため、ルーバ35の風向位置の設定変更についての応答性を向上させることができる。
また、ステップS4からステップS9の処理が行われている際に、ユーザーがリモコン84を介して送風機4の風量の設定を変更した場合についても、上記のルーバ35の風向位置の設定を変更した場合の処理と同様な処理が行われる。例えば、ステップS5、S6において、送風機4の風量をルーバ35の風向位置が風向位置P0における設定風量(第1風量、例えば、風量Hとする)から風量L(第2風量)に変更する制御を行っている最中に、送風機4の風量の設定を風量M(第3風量)に変更する指令がされた場合、送風機4の風量を風量Hから風量Lに変更する制御についてはそのまま実行し、ステップS9において、送風機4の風量の設定を風量Lから風量Hに変更することなく、風量Lから風量Mに変更するように処理することができるようになっている。
つまり、ルーバ35の風向位置を、一旦、風向位置P0から風向位置P4に変更し、再び、風向位置P4から風向位置P0に変更するまでの間に、送風機4の風量の設定を変更する指令がされたとしても、風量Hから風量Lに変更する処理を経由するようになっているため、室内に居るユーザーに確実にドラフト感を与えないようにできる。
しかも、送風機4の風量が、風量Hから風量Lに変更された後に、風量Lから風量Hに変更することなく、風量Lから風量Mに直接変更するようになっているため、送風機4の風量の設定変更についての応答性を向上させることができる。
このように、ステップS4からステップS9の処理が行われている際に、ユーザーがリモコン84を介してルーバ35の風向位置の設定を変更したり、送風機4の風量の設定を変更しても、その吹出口32から吹き出される空調空気の流れを下向きに案内して天井面Uから剥離させる動作及び室内に居るユーザーにドラフト感を与えないための送風機4の風量の低減の動作を行うことができるようになっている。
(3)他の実施形態
以上、本発明の実施形態について図面に基づいて説明したが、具体的な構成は、これらの実施形態に限られるものではなく、発明の要旨を逸脱しない範囲で変更可能である。
(A)
前記実施形態においては、ルーバ35の風向位置を風向位置P0から風向位置P4に変更する際に、ステップS4、S5において、ユーザーがリモコン84を介して設定可能な風量の下限である風量Lに変更しているが、空気調和装置1が待機運転等の場合に制御的に設定される風量Lよりも小風量の風量LLに変更するようにしてもよい。
(B)
前記実施形態においては、ステップS6において、送風機4の風量を変更する指令後に、第2所定時間T2の経過を待つようにしているが、送風機4の回転数制御の応答が速いような場合には、第2所定時間T2の経過を待つ必要がないため、ステップS6を省略してもよい。
(C)
前記実施形態においては、天井気流張付防止制御を作動させるルーバ35の風向位置の条件を風向位置P0の状態が第1所定時間以上継続する場合のみとしたが、天井気流張付現象をさらに確実に防ぐために、風向位置P0及びP1の状態が第1所定時間以上継続する場合を条件としてもよい。
(D)
前記実施形態においては、ステップS7において、ルーバ35の風向位置を風向位置P0から風向位置P4まで下向きにしているが、天井気流張付現象を防ぐことができるのであれば、風向位置P0から風向位置P4よりも上向きの風向位置P3まで下向きにするようにしてもよい。
(E)
前記実施形態では、本発明を4方向吹き出しタイプの天井埋込型空気調和装置に適用したが、2方向吹き出しタイプ等の他の天井埋込型空気調和装置に適用してもよい。
本発明を利用すれば、天井埋込型空気調和装置において、ドアや窓が開く等の空調空間の気流分布に対する外乱により吹出口から吹き出される空調空気の流れが天井面に張り付いてしまうのを防ぐことができる。
本発明の一実施形態にかかる空気調和装置の外観斜視図である。 空気調和装置の概略側面断面図である。 空気調和装置の化粧パネルを室内空間側から見た平面図である。 図2の拡大図であって、吹出口付近を示す図である。 空気調和装置の概略制御ブロック図である。 天井気流張付防止制御のフローチャートである。
符号の説明
1 空気調和装置(天井埋込型空気調和装置)
32 吹出口
35 ルーバ(案内手段)

Claims (10)

  1. 天井面(U)に埋め込まれ、室内空間に向かって空調空気を吹き出す吹出口(32)を備えるとともに、前記吹出口に空調空気の吹き出し上下方向を変更可能な案内手段(35)を備えた天井埋込型空気調和装置であって、
    前記案内手段が、空調空気の吹き出し上下方向が第1吹き出し方向になるように設定された状態が第1所定時間以上継続する場合に、
    一旦、前記第1吹き出し方向よりも下向きの第2吹き出し方向に向かって吹き出されるように、空調空気の吹き出し上下方向を変更し、
    再び、前記第1吹き出し方向に吹き出されるように、空調空気の吹き出し上下方向を変更することを特徴とする、
    天井埋込型空気調和装置(1)。
  2. 前記案内手段(35)によって空調空気の吹き出し上下方向が前記第1吹き出し方向から、一旦、前記第2吹き出し方向に変更される際に、空調空気の風量を、前記案内手段が空調空気の吹き出し上下方向が前記第1吹き出し方向になるように設定された状態における第1風量から前記第1風量よりも小さい第2風量に一時的に変更し、
    前記案内手段によって空調空気の吹き出し上下方向が前記第2吹き出し方向から、再び、前記第1吹き出し方向に変更される際に、空調空気の風量を、前記第2風量から、再び、前記第1風量に変更することを特徴とする、
    請求項1に記載の天井埋込型空気調和装置(1)。
  3. 空調空気の風量を前記第1風量から前記第2風量に変更する指令がされた後第2所定時間が経過した際に、前記案内手段(35)によって空調空気の吹き出し上下方向を前記第1吹き出し方向から前記第2吹き出し方向に変更することを特徴とする、請求項2に記載の天井埋込型空気調和装置(1)。
  4. 前記案内手段(35)によって空調空気の吹き出し上下方向が前記第2吹き出し方向から前記第1吹き出し方向に変更された後に、空調空気の風量を前記第2風量から前記第1風量に変更することを特徴とする、請求項3に記載の天井埋込型空気調和装置(1)。
  5. 前記第1吹き出し方向は、前記案内手段(35)によって、前記吹出口(32)から前記室内空間に吹き出される空調空気の吹き出し上下方向を変更することが可能な上限に対応する方向であることを特徴とする、請求項1〜4のいずれかに記載の天井埋込型空気調和装置。
  6. 前記第2吹き出し方向は、前記案内手段(35)によって、前記吹出口(32)から前記室内空間に吹き出される空調空気の吹き出し上下方向を変更することが可能な下限に対応する方向であることを特徴とする、請求項1〜5のいずれかに記載の天井埋込型空気調和装置。
  7. 前記第2風量は、前記空調空気の可変風量範囲の下限に対応する風量であることを特徴とする、請求項2〜6のいずれかに記載の天井埋込型空気調和装置(1)。
  8. 前記案内手段(35)によって、空調空気の吹き出し上下方向が前記第1吹き出し方向から、一旦、前記第2吹き出し方向に変更され、再び、前記第1吹き出し方向に変更されるまでの間に、空調空気の吹き出し上下方向を第3吹き出し方向に変更する指令がされた場合に、
    前記案内手段によって、空調空気の吹き出し上下方向を前記第1吹き出し方向から、一旦、前記第2吹き出し方向に変更した後、前記第1吹き出し方向に変更することなく、前記第3吹き出し方向に変更することを特徴とする、
    請求項1〜7のいずれかに記載の天井埋込型空気調和装置(1)。
  9. 前記案内手段(35)によって、空調空気の吹き出し上下方向が前記第1吹き出し方向から、一旦、前記第2吹き出し方向に変更され、再び、前記第1吹き出し方向に変更されるまでの間に、空調空気の風量を吹き出し上下方向を第3風量に変更する指令がされた場合に、
    前記案内手段によって、前記第2吹き出し方向から前記第1吹き出し方向に変更された後に、空調空気の風量を、前記第2風量から前記第1風量に変更することなく前記第3風量に変更することを特徴とする、
    請求項2〜7のいずれかに記載の天井埋込型空気調和装置(1)。
  10. 天井面(U)に埋め込まれ、室内空間に向かって空調空気を吹き出す吹出口(32)を備えるとともに、前記吹出口に空調空気の吹き出し上下方向を変更可能な案内手段(35)を備えた天井埋込型空気調和装置の制御方法であって、
    前記案内手段が、空調空気の吹き出し上下方向が第1吹き出し方向になるように設定された状態が第1所定時間以上継続する場合に、
    一旦、前記第1吹き出し方向よりも下向きの第2吹き出し方向に向かって吹き出されるように、空調空気の吹き出し上下方向を変更し、
    再び、前記第1吹き出し方向に吹き出されるように、空調空気の吹き出し上下方向を変更する、
    天井埋込型空気調和装置の制御方法。
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