JPH08100942A - 天井埋込型空気調和機の風向制御装置 - Google Patents
天井埋込型空気調和機の風向制御装置Info
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- JPH08100942A JPH08100942A JP6236948A JP23694894A JPH08100942A JP H08100942 A JPH08100942 A JP H08100942A JP 6236948 A JP6236948 A JP 6236948A JP 23694894 A JP23694894 A JP 23694894A JP H08100942 A JPH08100942 A JP H08100942A
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- Japan
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- Air Filters, Heat-Exchange Apparatuses, And Housings Of Air-Conditioning Units (AREA)
- Air Conditioning Control Device (AREA)
Abstract
の固定または回動が可能な範囲を規制して天井面の汚れ
の発生を回避する。 【構成】 天井埋込型の空気調和装置1 の吹出口9bに備
えられる水平羽根13の吹出し可能範囲を設定する吹出し
モードとして、ドラフト防止モード、標準モード及び天
井汚れ防止モードを備えさせる。空気調和装置1 の据付
け時、空気調和装置1 が設置される室内の用途に応じ、
リモコン20の操作によってモードを選定する。天井汚れ
防止要求がある室内の場合には天井汚れ防止モードを選
定し、天井面に沿った空調空気の吹出しを禁止して天井
汚れを確実に防止する。
Description
の風向制御装置に係り、特に、空調空気中に含まれる微
粒子状の塵埃の付着によって発生する天井面の汚れを防
止する対策の改良に関する。
出口には、空調空気の吹出し上下方向を変更自在とする
水平羽根が設けられている。そして、この水平羽根を、
連続的に揺動(スイング)させたり、暖房運転時にはや
や下向きに、冷房運転時には天井面に対して略平行(所
謂水平吹出し状態)に設定したりして室内温度を均一に
し、空調効率の向上を図っている。
出し空気中に含まれる微粒子状の塵埃が天井面に付着し
て該天井面が部分的に汚れてしまうことがあり、特に、
室内の清潔感が要求されるレストランや病院の待合室な
どでは、この要求に応えられない。
−160266号公報に示されるように、水平羽根に、
吹出し方向を天井面側に移行させる補助フィンを着脱自
在に設け、天井面の汚れ防止要求に応じてこの補助フィ
ンを着脱する構成が提案されている。つまり、天井汚れ
を防止したい要求がある場合には補助フィンを外して水
平羽根を下向きにする一方、天井汚れの防止よりも空調
効率の向上を優先させたい要求がある場合には補助フィ
ンを取付けて水平吹出しを可能にしている。
補助フィンを設けたものにあっては、作業者が高所に登
って補助フィンの着脱作業を行う必要があり、その作業
が煩雑であった。
位置を設定して空調空気の吹出し方向を固定する空調機
にあっては、このリモコン操作によって空調空気が天井
面に接触しないように設定することで、天井汚れを防止
することができるが、その設定は難しく、確実に天井汚
れを防止できるとは限らない。
あって、水平羽根の固定または回動が可能な範囲を要求
に応じて設定し、天井汚れ防止要求がある場合に、天井
汚れの発生を回避する空気吹出し状態が確実且つ容易に
得られるようにすることを目的とする。
めに、本発明は、空調空気の吹出し可能範囲を設定する
複数の吹出しモードを備えさせ、これらモードの1つを
天井面(R) に沿った空調空気の吹出しを禁止する空調空
気の吹出し可能範囲を設定するようにし、天井面の汚れ
防止要求があるときには、このモードを選択するように
した。
示すように、天井面(R) に埋込まれた空調機本体(1a)
と、該空調機本体(1a)に設けられ、室内空間に向って空
調空気を吹出す吹出口(9b)と、該吹出口(9b)に回動自在
に設けられた水平羽根(13)と、空調空気の吹出し上下方
向を変更するように上記水平羽根(13)を回動させる駆動
手段(11)とを備えた天井埋込型空気調和機を前提として
いる。そして、天井面(R) に沿った空調空気の吹出しを
禁止するように空調空気の吹出し可能範囲を設定する水
平吹出し禁止モードを含む複数の吹出しモードを記憶し
た吹出しモード記憶手段(16)と、該吹出しモード記憶手
段(16)に記憶された複数の吹出しモードのうち要求され
る吹出し状態に応じた1つを選出するモード選出手段(1
8)と、該モード選出手段(18)により選出された吹出しモ
ードの固定可能範囲で水平羽根(13)が固定されるように
駆動手段(11)を制御する水平羽根制御手段(17)とを備え
させた構成としている。
まれた空調機本体(1a)と、該空調機本体(1a)に設けら
れ、室内空間に向って空調空気を吹出す吹出口(9b)と、
該吹出口(9b)に回動自在に設けられた水平羽根(13)と、
空調空気の吹出し上下方向を変更するように上記水平羽
根(13)を回動させる駆動手段(11)とを備えた天井埋込型
空気調和機を前提としている。そして、天井面(R) に沿
った空調空気の吹出しを禁止するように空調空気の吹出
し可能範囲を設定する水平吹出し禁止モードを含む複数
の吹出しモードを記憶した吹出しモード記憶手段(16)
と、該吹出しモード記憶手段(16)に記憶された複数の吹
出しモードのうち要求される吹出し状態に応じた1つを
選出するモード選出手段(18)と、該モード選出手段(18)
により選出された吹出しモードの回動可能範囲で水平羽
根(13)が回動されるように駆動手段(11)を制御する水平
羽根制御手段(17)とを備えさせた構成としている。
は2記載の天井埋込型空気調和機の風向制御装置におい
て、吹出しモード記憶手段(16)に、天井面(R) に沿った
空調空気の吹出しを許容するように空調空気の吹出し可
能範囲を設定する水平吹出し許容モードを記憶させた構
成としている。
または3記載の天井埋込型空気調和機の風向制御装置に
おいて、モード選出手段(18)を、空気調和機の運転状態
を操作するリモコン(20)に備えさせた構成としている。
うな作用が得られる。空気調和機が設置される室内の用
途に応じ、モード選出手段(18)により、吹出しモード記
憶手段(16)に記憶された複数の吹出しモードうちの1つ
を選出し、水平羽根制御手段(17)が、駆動手段(11)を制
御して水平羽根(13)の角度位置を吹出しモードに応じて
調整し、該吹出しモードの吹出し可能範囲で吹出し動作
を行わせる。この際、請求項1記載の発明では吹出しモ
ードの固定可能範囲で水平羽根(13)が固定され、一方、
請求項2記載の発明では吹出しモードの回動可能範囲で
水平羽根(13)が回動されることになる。そして、天井汚
れの防止要求がある室内では、モード選出手段(18)によ
り水平吹出し禁止モードが選出され、天井面(R) に沿っ
た空調空気の吹出しが禁止されて天井面の汚れが確実に
回避される。
(R) の汚れ防止よりも室内の空気調和を優先して行いた
い要求がある場合には、モード選出手段(18)により水平
吹出し許容モードが選出され、広範囲に亘る空調空気の
吹出しが可能とされて室内温度の均一化に伴って空調性
能が向上される。
(18)による吹出しモードの選出動作は、空気調和機の運
転状態を操作するリモコン(20)の操作によって行われ、
簡単な操作で所望の吹出しモードが選出される。
る。先ず、本例に係る空気調和装置の全体構成について
説明する。図2は天井埋込型空気調和装置(1) の断面図
を示している。本空気調和装置(1) は、天井(R) に形成
された開口(H) に挿入配置されており、下方に開放する
ケーシング(2) が天井裏空間(S) に据付けられている。
このケーシング(2) は天板(2a)と該天板(2a)の外縁部か
ら下方に延びる側板(2b)とを備えている。
ボファン(3) が配設されている。このターボファン(3)
は、シュラウド(3a)とハブ(3b)との間にブレード(3c)が
保持されてなっており、ハブ(3b)の中心部が、ケーシン
グ(2) 中央部に配置されたモータ(4) の駆動軸下端部に
直結されており、このモータ(4) の駆動に伴うブレード
(3c)の回転によって、下側から吸込んだ空気を径方向外
側に吹出すようになっている。また、このターボファン
(3) の下側には、該ターボファン(3) へ室内空気を案内
するためのベルマウス(5) が配設されている。
交換器(6) が配設されている。この熱交換器(6) は、図
示しない室外機に冷媒配管を介して連結され、冷房運転
時には蒸発器として、暖房運転時には凝縮器として機能
するようになっており、ターボファン(3) から導出され
た空気を温度調整する。また、熱交換器(6) の下側には
ドレンパン(8) が配設されている。
ネル(9) が取付けられている。この化粧パネル(9) は、
その中央部に空気吸込口(9a)が、側縁部の複数箇所(例
えば4箇所)に空気吹出口(9b),(9b), …が夫々形成さ
れている。また、化粧パネル(9) の空気吸込口(9a)に
は、吸込グリル(14)が配設されており、この吸込グリル
(14)の上側には空気吸込口(9a)から吸込まれた空気中の
塵埃を除去するためのエアフィルタ(9c)が備えられてい
る。これにより、上記ケーシング(2) 及び化粧パネル
(9) によって本発明でいう空調機本体(1a)が構成されて
いる。
込口(9a)と空気吹出口(9b)とに亘って空気流通路(10)が
形成され、この空気流通路(10)には、上流から下流に亘
って吸込グリル(14)、エアフィルタ(9c)、ベルマウス
(5) 、ターボファン(3) 、熱交換器(6) が順に配置され
ていることになる。
の吹出し上下方向を変更自在とする水平羽根(13)が設け
られている。この水平羽根(13)は、駆動手段としてのモ
ータ(11)を備えたスイング機構に連係されている。そし
て、この水平羽根(13)は、モータ(11)の連続駆動による
スイング状態と、空調空気の吹出し方向を固定する固定
状態とに設定可能となっている。つまり、スイング状態
に設定された場合には連続的に揺動して空調空気の吹出
し方向を変更し、固定状態に設定された場合には後述す
るリモコン(20)の操作等により所望の角度位置に回動し
て固定され、空調空気を一定の吹出し方向に設定する。
また、この固定状態では、水平羽根(13)の角度位置が上
下方向で5段階に切換え可能となっている。また、モー
タ(11)は、ギヤードモータであって通電時間に応じて水
平羽根(13)の固定角度または回動範囲を設定するように
なっている。
ラ(15)を備えており、該コントローラ(15)によってター
ボファン(3) の回転数や水平羽根(13)の回動位置が制御
されるようになっている。そして、このコントローラ(1
5)には、水平羽根(13)の固定または回動可能範囲を設定
する複数種類の吹出しモードを記憶した吹出しモード記
憶手段(16)と、該吹出しモード記憶手段(16)で記憶した
吹出しモードからモード選出手段(18)により選出された
吹出しモードに基き水平羽根(13)の固定位置は回動を制
御する水平羽根制御手段(17)とが備えられている。
3)の固定または回動可能範囲の設定モードとして、ドラ
フト防止モード、標準モード及び天井汚れ防止モードの
3つのモードを予め記憶している。夫々のモードについ
て説明すると、水平羽根(13)を固定する場合、ドラフト
防止モードでは、図3に示すように、水平吹出し状態で
ある第1吹出しポジション(P0)と下向き(本例では下向
き約60°)状態である第5吹出しポジション(P4)との
間で5段階(第1〜第5吹出しポジションP0〜P4)に固
定角度の切換えができるようなモードであって、特に、
水平羽根(13)が、水平吹出し状態の第1吹出しポジショ
ン(P0)や、この第1吹出しポジション(P0)から僅かに下
向き(約30°)とされた第2吹出しポジション(P1)に
ある場合には室内の人に対するドラフト感を抑制するこ
とができる。具体的には、室内に人が長時間在室するよ
うな事務所や会議室等に適したモードである。
(この図4では標準モードを実線、上記ドラフト防止モ
ードを破線で夫々示している)、上述したドラフト防止
モードの第2ポジション(P1)と第5ポジション(P4)との
間を等角度間隔で5段階(P0′〜P4′)に固定角度の切
換えができるようなモードであって、特に、天井汚れの
抑制と室内の空気調和とを両立させる要求がある場合に
有効なモードである。具体的には、一般店舗などに適し
たモードである。
ように(この図5では天井汚れ防止モードを実線、上記
ドラフト防止モードを破線で夫々示している)、上述し
たドラフト防止モードの第3ポジション(P2)と第5ポジ
ション(P4)との間を等角度間隔で5段階(P0″〜P4″)
に固定角度の切換えができるようなモードである。つま
り、このモードでは、ドラフト防止モードの第1ポジシ
ョン(P0)と第2ポジション(P1)とが禁止されており、空
調空気を天井面(R) からかなり離れた空間に吹出すこと
になるので、天井汚れを無くしたいような要求がある場
合に有効なモードである。具体的には、室内の清潔感が
要求されるレストランや病院の待合室などに適したモー
ドである。
(20)によって選定される。つまり、このリモコン(20)に
備えられたモード選出手段(18)によって吹出しモードが
選定されるようになっている。以下、リモコン(20)につ
いて説明する。図6に示すように、該リモコン(20)は、
液晶表示部(21a) と複数のボタン(21b),(22a) 〜(22i)
とを備えている。詳しくは、室内の壁面に固定され、中
央部に上記液晶表示部(21a) を備えたリモコン本体部分
(21)と、該リモコン本体部分(21)の下端縁にヒンジによ
り開閉自在に連結され、内面に複数のボタン(22a) 〜(2
2i) を備えたリモコン蓋部分(22)とを備えている。そし
て、リモコン本体部分(21)の液晶表示部(21a) の上側に
は運転ボタン(21b) が設けられている。一方、リモコン
蓋部分(22)には、タイマ設定ボタン(22a) 、予約ボタン
(22b) 、点検試運転ボタン(22c)、タイマ時間設定ボタ
ン(22d) 、温度設定ボタン(22e) 、風向調整ボタン(22
f)、運転切換ボタン(22g) 、風量調整ボタン(22h) 及び
フィルタサインリセットボタン(22i) が設けられてお
り、これらボタン(22a) 〜(22i) の操作によって所望の
空調運転状態が得られるようになっている。また、上記
液晶表示部分(21a) には、現在の運転モード、タイマ時
間、設定温度、風量、風向などの各種表示が行われる。
ードの選定動作について説明する。この風向モードは、
空気調和装置(1) が設置される室内の用途に応じて設定
されるため、通常では、空気調和装置(1) の据付け時に
選定される。
c) を数秒間(例えば4秒間)押し続けて現地設定状態
に切換える。そして、この状態から温度設定ボタン(22
e) の操作及びタイマ時間設定ボタン(22d) の操作によ
り吹出しモードを上記3モードのうちの1つを選択し、
予約ボタン(22b) を押して、その吹出しモードを確定、
更に点検試運転ボタン(22c) を押して通常状態に復帰さ
せる。この動作により、空気調和装置(1) の設置されて
いる空間の用途に応じた所望の吹出しモードに選定さ
れ、ドラフト防止モードに選定された場合には、図3に
示すように、水平吹出し状態である第1吹出しポジショ
ン(P0)と下向き状態である第5吹出しポジション(P4)と
の間の比較的広い範囲で水平羽根(13)の固定または回動
が可能とされる。また、標準モードに選定された場合に
は、図4に示すように、上述したドラフト防止モードの
第1ポジション(P0)が禁止されることになる。更に、天
井汚れ防止モードに選定された場合には、図5に示すよ
うに、上述したドラフト防止モードの第1ポジション(P
0)と第2ポジション(P1)とが禁止されることになる。
て説明する。モータ(4) の駆動に伴ってターボファン
(3) が回転し、空気吸込口(9a)からケーシング(2) 内に
吸込まれた室内空気は、エアフィルタ(9c)、ベルマウス
(5) 及びターボファン(3) を経て熱交換器(6) に流され
る。そして、この熱交換器(6) において冷媒との間で熱
交換を行って温度調整(冷房運転にあっては冷却、暖房
運転にあっては加熱)された後、空気吹出口(9b)から室
内空間に吹出されて該室内空間の空気調和を行う。
空調空気が空気吹出口(9b)から室内空間に吹出される際
の動作にある。この吹出し動作は、予めリモコン操作に
よって選定された吹出しモードに応じて行われる。つま
り、水平羽根(13)を固定状態で駆動させた場合、ドラフ
ト防止モードに選定されているときには図3に示す回動
範囲(PO 〜P4) の5段階、標準モードに選定されている
時には図4に示す回動範囲(PO ′〜P4′) の5段階、天
井汚れ防止モードに選定されている時には図5に示す回
動範囲(PO ″〜P4″) の5段階で夫々水平羽根(13)の固
定角度の設定が可能とされている。一方、水平羽根(13)
をスイング状態で駆動させた場合、ドラフト防止モード
に選定されているときには図3に示す回動範囲(PO 〜P
4) 、標準モードに選定されている時には図4に示す回
動範囲(PO ′〜P4′) 、天井汚れ防止モードに選定され
ている時には図5に示す回動範囲(PO ″〜P4″) におい
て夫々スイング動作が行われる。
されている場合には、空気吹出口(9b)から吹出される空
調空気が天井面(R) に接触することはないので、この空
調空気中に含まれる微粒子状の塵埃によって天井面(R)
が汚れることはない。
に、空調空気の吹出し方向を変更する補助フィンを、空
気調和装置の据付け時に着脱するといった作業が不要で
あり、また、リモコン操作によって水平羽根の位置を空
調空気が天井面に接触しないように設定するといった操
作も不要でありながら、天井面(R) を汚したくない要求
がある場合に、水平羽根(13)の回動可能な範囲を規制す
ることにより、天井面(R) の汚れの発生を確実且つ容易
に回避することができる。
モードを選定可能としたが、本発明はこれに限らず、天
井汚れ防止モードを含む2つの吹出しモードや、4つ以
上の吹出しモードを吹出しモード記憶手段(16)に記憶さ
せておいてリモコン操作により選択するようにしてもよ
い。
ば以下に述べるような効果が発揮される。請求項1及び
2記載の発明によれば、天井面に沿った空調空気の吹出
しを禁止するように空調空気の吹出し可能範囲を設定す
る水平吹出し禁止モードを含めた複数の吹出しモードの
うちの1つを選出可能とし、この選出された吹出しモー
ドに基いて水平羽根の固定可能範囲または回動可能範囲
を制御するようにしたために、従来のように、空調空気
の吹出し方向を変更する補助フィンを、空気調和装置の
据付け時に着脱するといった作業が不要であり、また、
リモコン操作によって水平羽根の位置を空調空気が天井
面に接触しないように設定するといった操作も不要であ
りながら、天井面を汚したくない要求がある場合に、水
平羽根の固定または回動可能な範囲を規制することによ
り、天井面の汚れの発生を確実且つ容易に回避すること
ができる。
しモードの1つを天井面に沿った空調空気の吹出しを許
容するように空調空気の吹出し可能範囲を設定する水平
吹出し許容モードとしたために、天井面の汚れ防止より
も室内の空気調和を優先して行いたい要求がある場合
に、この水平吹出し許容モードを選出することにより、
広範囲に亘る空調空気の吹出しが可能とされて室内温度
の均一化に伴う空調性能の向上を図ることができる。
手段を、空気調和機の運転状態を操作するリモコンに備
えさせたために、リモコン操作といった簡単な動作で所
望の吹出しモードを選出することができる。
示す図である。
ある。
示す図である。
Claims (4)
- 【請求項1】 天井面(R) に埋込まれた空調機本体(1a)
と、 該空調機本体(1a)に設けられ、室内空間に向って空調空
気を吹出す吹出口(9b)と、 該吹出口(9b)に回動自在に設けられた水平羽根(13)と、 空調空気の吹出し上下方向を変更するように上記水平羽
根(13)を回動させる駆動手段(11)とを備えた天井埋込型
空気調和機において、 天井面(R) に沿った空調空気の吹出しを禁止するように
空調空気の吹出し可能範囲を設定する水平吹出し禁止モ
ードを含む複数の吹出しモードを記憶した吹出しモード
記憶手段(16)と、 該吹出しモード記憶手段(16)に記憶された複数の吹出し
モードのうち要求される吹出し状態に応じた1つを選出
するモード選出手段(18)と、 該モード選出手段(18)により選出された吹出しモードの
固定可能範囲で水平羽根(13)が固定されるように駆動手
段(11)を制御する水平羽根制御手段(17)とを備えている
ことを特徴とする天井埋込型空気調和機の風向制御装
置。 - 【請求項2】 天井面(R) に埋込まれた空調機本体(1a)
と、 該空調機本体(1a)に設けられ、室内空間に向って空調空
気を吹出す吹出口(9b)と、 該吹出口(9b)に回動自在に設けられた水平羽根(13)と、 空調空気の吹出し上下方向を変更するように上記水平羽
根(13)を回動させる駆動手段(11)とを備えた天井埋込型
空気調和機において、 天井面(R) に沿った空調空気の吹出しを禁止するように
空調空気の吹出し可能範囲を設定する水平吹出し禁止モ
ードを含む複数の吹出しモードを記憶した吹出しモード
記憶手段(16)と、 該吹出しモード記憶手段(16)に記憶された複数の吹出し
モードのうち要求される吹出し状態に応じた1つを選出
するモード選出手段(18)と、 該モード選出手段(18)により選出された吹出しモードの
回動可能範囲で水平羽根(13)が回動されるように駆動手
段(11)を制御する水平羽根制御手段(17)とを備えている
ことを特徴とする天井埋込型空気調和機の風向制御装
置。 - 【請求項3】 吹出しモード記憶手段(16)は、天井面
(R) に沿った空調空気の吹出しを許容するように空調空
気の吹出し可能範囲を設定する水平吹出し許容モードを
記憶していることを特徴とする請求項1または2記載の
天井埋込型空気調和機の風向制御装置。 - 【請求項4】 モード選出手段(18)は、空気調和機の運
転状態を操作するリモコン(20)に備えられていることを
特徴とする請求項1、2または3記載の天井埋込型空気
調和機の風向制御装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP23694894A JP3269280B2 (ja) | 1994-09-30 | 1994-09-30 | 天井埋込型空気調和機 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP23694894A JP3269280B2 (ja) | 1994-09-30 | 1994-09-30 | 天井埋込型空気調和機 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH08100942A true JPH08100942A (ja) | 1996-04-16 |
JP3269280B2 JP3269280B2 (ja) | 2002-03-25 |
Family
ID=17008133
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP23694894A Expired - Lifetime JP3269280B2 (ja) | 1994-09-30 | 1994-09-30 | 天井埋込型空気調和機 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3269280B2 (ja) |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
EP0926451A1 (en) * | 1997-12-24 | 1999-06-30 | Carrier Corporation | Ceiling mounted apparatus for heating and cooling |
US6802361B2 (en) | 2000-06-22 | 2004-10-12 | Air Techno Company Limited | Ceiling panel structure for a ceiling-mounted air-conditioning apparatus or the like |
EP1589292A1 (en) * | 2004-04-23 | 2005-10-26 | Unico Consumer Products Co., Ltd. | Ceiling-recessed air treatment apparatus |
US11293656B2 (en) | 2015-02-24 | 2022-04-05 | Mitsubishi Electric Corporation | Air conditioner |
-
1994
- 1994-09-30 JP JP23694894A patent/JP3269280B2/ja not_active Expired - Lifetime
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Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP3269280B2 (ja) | 2002-03-25 |
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