JP2002323254A - 天井埋込型空気調和機 - Google Patents

天井埋込型空気調和機

Info

Publication number
JP2002323254A
JP2002323254A JP2001126365A JP2001126365A JP2002323254A JP 2002323254 A JP2002323254 A JP 2002323254A JP 2001126365 A JP2001126365 A JP 2001126365A JP 2001126365 A JP2001126365 A JP 2001126365A JP 2002323254 A JP2002323254 A JP 2002323254A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
air
louver
ceiling
air conditioner
airflow
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Withdrawn
Application number
JP2001126365A
Other languages
English (en)
Inventor
Atsushi Shiotani
篤 塩谷
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsubishi Heavy Industries Ltd
Original Assignee
Mitsubishi Heavy Industries Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Mitsubishi Heavy Industries Ltd filed Critical Mitsubishi Heavy Industries Ltd
Priority to JP2001126365A priority Critical patent/JP2002323254A/ja
Publication of JP2002323254A publication Critical patent/JP2002323254A/ja
Withdrawn legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Air-Flow Control Members (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 天井埋込型空気調和機の冷房運転時におい
て、塵埃の付着やカビの発生による天井面の汚れを防止
する。 【解決手段】 吹き出し気流の風向きを制御するルーバ
8を、中央部から長手方向両端部に向かって、下方に3
0°以上のねじれを有する形状に形成することで、冷房
運転時でも、ルーバ8の両端部からの吹き出し気流が3
0°以上下方に吹き出し、この吹き出し気流にルーバ8
の中央部からの吹き出し気流を下方に案内させ、空調気
流が天井面に張り付くことを抑える。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、吸い込み口より空
気を吸い込み、熱交換器を通して熱交換させた後、吹き
出し口より空調空気を室内空間に吹き出して空調を行う
天井埋込型空気調和機に関するものである。
【0002】
【従来の技術】図4は、従来の天井埋込型空気調和機の
断面図を示している。図に示すように、ケース本体11
は、天井の内側に埋め込まれている。このケース本体1
1の中央部には、空気を吸い込む吸い込み口12が設け
られ、この吸い込み口12の周辺には、図5にも示すよ
うに、コーナーを介して4つの吹き出し口13が設けら
れている。そして、前記吸い込み口12には、空気中の
塵埃を除去するためのエアフィルタ17が備えられてい
る。また、前記吹き出し口3には、図6に示すような空
調空気の吹き出し方向を変更自在とする風向き制御用の
ルーバ18が設けられており、このルーバ18は、長手
方向にわたって断面形状が同一な2次元的な形状を有し
ている。
【0003】そして、上記天井埋込型空気調和機によれ
ば、前記吸い込み口12から吸い込まれた空気は、モー
タ14を駆動源として回転するターボファン15によっ
て熱交換器16に流され、この熱交換器16において熱
交換が行われる。熱交換された空調空気は、前記ルーバ
18によって風向きを制御され、前記吹き出し口13よ
り室内空間に吹き出されて、空気調和を行う。なお、空
調暖房運転時には、前記ルーバ18を天井面Oに対して
ほぼ直角を成すようにし、冷房運転時には、ルーバ18
を天井面Oに対してほぼ平行にすることにより、空気の
到達性をよくして室内空間を満遍なく空調し、かつ冷風
が人に直接当たることをさけ、快適性及び空調効率の向
上を図っている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところで、冷房運転時
に、吹き出し口13からの空調気流が天井面Oに対して
角度30°以下で吹き出された場合、コアンダ効果によ
り吹き出し気流が天井面Oに沿って付着して流れる。こ
のため、天井面Oが冷気で冷やされて結露が生じ、そこ
に、吹き出し気流または吹き出し風によって誘引される
周囲の空気中に含まれる塵埃が付着することにより、天
井面Oが薄黒く汚れたり、更にはカビが発生し、美観を
損ねる恐れがあった。
【0005】なお、コアンダ効果とは、図7に示すよう
に、ノズル出口下流の壁面が凸面の場合(図では円筒
面)に、噴流が直進することなく凸面の長い範囲にわた
って、壁面に沿って流れる現象である。
【0006】この発明は、上記事情に鑑みてなされたも
ので、冷風が人に直接当たることなく、また、天井面の
美観を損ねるなどの不具合なく、快適な空調を行うこと
が可能な天井埋込型空気調和機を提供することを目的と
している。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、請求項1記載の天井埋込型空気調和機は、ルーバ
が、中央部から長手方向両端部に向かうに従い、徐々に
下方へ傾斜していることを特徴としている。すなわち、
ルーバ両端部側からの吹き出し気流が、ルーバ中央部か
らの吹き出し気流よりも下方に案内される。この下方に
案内された吹き出し気流は、ルーバ中央部からの吹き出
し気流を下方に誘引し、その結果、空調気流の天井面へ
の張り付きが抑えられ、天井面に塵埃が付着したりカビ
が生じて汚れるという問題を防止することができる。特
に、ルーバが徐々に傾斜しているため、ルーバ中央部か
らの吹き出し気流の誘引効果を高めることができる。ま
た、ルーバ中央部からの水平方向への吹き出し気流を維
持することができるため、空気の到 達性を保ちながら
室内空間を満遍なく冷やし、かつ冷風が人に直接当たる
ことを避け、快適性及び空調効率を保持することができ
る。
【0008】請求項2記載の天井埋込型空気調和機は、
ルーバが中央部から長手方向両端部に向かって、下方に
30°以上のねじれを有する形状に形成されていること
を特徴としている。つまり、ルーバ中央部からの吹き出
し気流が水平方向へ吹き出す場合でも、ルーバ両端から
の吹き出し気流は水平方向から30°以上下方へ案内さ
れる。その結果、吹き出し角度が30°以下の場合に起
こりやすかったコアンダ効果を抑え、天井面に塵埃が付
着したりカビが生じて汚れるという問題を防止すること
ができる。また、ルーバ中央部からの水平方向への吹き
出し気流を維持することができるため、空気の到達性を
保ちながら室内空間を満遍なく冷やし、かつ冷風が人に
直接当たることを避け、快適性及び空調効率を保持する
ことができる。
【0009】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施形態例の天井
埋込型空気調和機を図面を参照して説明する。図1に示
すように、ケース本体1は、天井の内側に埋め込まれて
おり、このケース本体1の中央部には、室内の空気を吸
い込む吸い込み口2が設けられ、この吸い込み口2の周
辺には、図2にも示すように、コーナーを介して4つの
吹き出し口3が設けられている。前記吸い込み口2に
は、空気中の塵埃を除去するためのエアフィルタ7が備
えられている。また、前記吹き出し口3には、図3に示
すような空調空気の吹き出し方向を変更自在とする風向
き制御用のルーバ8が設けられており、このルーバ8
は、中央部から長手方向両端部に向かうに従い、徐々に
下方へ傾斜している。具体的には、ルーバは中央部から
長手方向両端部に向かって、下方に30°以上のねじれ
を有する形状をしている。
【0010】そして、上記天井埋込型空気調和機によれ
ば、前記吸い込み口2より吸い込まれた空気は、モータ
4を駆動源とするターボファン5の回転によって、熱交
換機6に流され、この熱交換機6において熱交換が行わ
れ、前記吹き出し口3より室内空間に吹き出されて空気
調和を行う。
【0011】ところで、吸い込み口2から吸い込まれた
空気は、前記ケース本体1内を180°旋回した後、前
記吹き出し口3からルーバ8により風向制御されて吹き
出される。そして、空調暖房運転時には、前記ルーバ8
の中央部を前記天井面Oに対してほぼ直角を成すように
し、一方、冷房運転時には、ルーバ8の中央部を天井面
Oに対してほぼ平行にすることにより、空気の到達性を
よくして室内空間を満遍なく空調し、かつ冷風が人に直
接当たることをさけ、快適性及び空調効率の向上を図っ
ている。
【0012】ここで、上記実施形態例の天井埋込型空気
調和機によれば、ルーバ8の中央部からの吹き出し気流
が水平方向へ吹き出す場合でも、ルーバ8の両端部側か
らの吹き出し気流は水平方向から30°以上下方へ案内
され、吹き出し角度が30°以下の場合に起こりやすか
ったコアンダ効果を抑えることができ、天井面に塵埃が
付着したりカビが発生して汚れるという問題を防止する
ことができる。また、ルーバ8の中央部からの水平方向
への吹き出し気流を維持することができるため、空気の
到達性を保ちながら室内空間を満遍なく冷やし、かつ冷
風が人に直接当たることを避け、快適性及び空調効率を
保持することができる。特に、ルーバ8が徐々に傾斜し
ているため、ルーバ8の中央部からの吹き出し気流の誘
引効果を高めることができる。また、ルーバ8の中央部
からの水平方向への吹き出し気流を維持することができ
るため、空気の到達性を保ちながら室内空間を満遍なく
冷やし、かつ冷風が人に直接当たることを避け、快適性
及び空調効率を保持することができる。
【0013】
【発明の効果】以上、説明したように、本発明の天井埋
込型空気調和機によれば、以下の効果を得ることができ
る。請求項1記載の天井埋込型空気調和機によれば、ル
ーバ両端部側からの吹き出し気流が、ルーバ中央部から
の吹き出し気流よりも下方に案内され、この下方に案内
された吹き出し気流によって、ルーバ中央部からの吹き
出し気流を下方に誘引されるので、空調気流の流れ全体
が天井面に張り付くことがなくなり、天井面に塵埃が付
着したりカビが生じて汚れるという問題を防止すること
ができる。特に、ルーバが徐々に傾斜しているため、ル
ーバ中央部からの吹き出し気流の誘引効果を高めること
ができる。また、ルーバ中央部からの水平方向への吹き
出し気流を維持することができるため、空気の到達性を
保ちながら室内空間を満遍なく冷やし、かつ冷風が人に
直接当たることを避け、快適性及び空調効率を保持する
ことができる。
【0014】請求項2記載の天井埋込型空気調和機によ
れば、ルーバ中央部からの吹き出し気流が水平方向へ吹
き出す場合でも、ルーバ両端からの吹き出し気流は水平
方向から30°以上下方へ案内されるので、従来の吹き
出し角度が30°以下の場合起こりやすかったコアンダ
効果を抑え、天井面に塵埃が付着したりカビが生じて汚
れるという問題を防止することができる。また、ルーバ
中央部からの水平方向への吹き出し気流を維持すること
ができるため、空気の到達性を保ちながら室内空間を満
遍なく冷やし、かつ冷風が人に直接当たることを避け、
快適性及び空調効率を保持することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の実施形態例の天井埋込型空気調和機
を示す断面図である。
【図2】 本発明の実施形態例の天井埋込型空気調和機
の吹き出し口周辺を示す斜視図である。
【図3】 本発明の実施形態例の天井埋込型空気調和機
のルーバを示す斜視図である。
【図4】 従来の天井埋込型空気調和機を示す断面図で
ある。
【図5】 従来の天井埋込型空気調和機の吹き出し口周
辺を示す斜視図である。
【図6】 従来の天井埋込型空気調和機のルーバを示す
斜視図である。
【図7】 コアンダ効果を説明する図である。
【符号の説明】
1 ケース本体 2 吸い込み口 3 吹き出し口 4 モータ 5 ファン 6 熱交換器 8 ルーバ

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ケース本体に設けられた吸い込み口から
    空気を吸い込み、この空気をケース本体内のファンによ
    って熱交換器に流して熱交換させた後、風向を制御する
    ルーバを介して、吹き出し口から室内空間に空調空気を
    吹き出して空調を行う天井埋込型空気調和機において、
    前記ルーバは、中央部から長手方向両端部に向かうに従
    い、徐々に下方へ傾斜していることを特徴とする天井埋
    込型空気調和機。
  2. 【請求項2】 前記ルーバは、中央部から長手方向両端
    部に向かって、下方に30°以上のねじれを有する形状
    に形成されていることを特徴とする請求項1記載の天井
    埋込型空気調和機。
JP2001126365A 2001-04-24 2001-04-24 天井埋込型空気調和機 Withdrawn JP2002323254A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2001126365A JP2002323254A (ja) 2001-04-24 2001-04-24 天井埋込型空気調和機

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2001126365A JP2002323254A (ja) 2001-04-24 2001-04-24 天井埋込型空気調和機

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2002323254A true JP2002323254A (ja) 2002-11-08

Family

ID=18975417

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2001126365A Withdrawn JP2002323254A (ja) 2001-04-24 2001-04-24 天井埋込型空気調和機

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2002323254A (ja)

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007322114A (ja) * 2006-05-31 2007-12-13 Samsung Electronics Co Ltd 空気調和装置
CN100380061C (zh) * 2004-01-26 2008-04-09 大金工业株式会社 天花板嵌入型空调装置及其控制方法
JP2010085075A (ja) * 2008-12-08 2010-04-15 Hitachi Appliances Inc 天井埋込型空気調和機
JP2011058793A (ja) * 2009-08-11 2011-03-24 Daikin Industries Ltd 空気調和機

Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN100380061C (zh) * 2004-01-26 2008-04-09 大金工业株式会社 天花板嵌入型空调装置及其控制方法
JP2007322114A (ja) * 2006-05-31 2007-12-13 Samsung Electronics Co Ltd 空気調和装置
JP4519811B2 (ja) * 2006-05-31 2010-08-04 三星電子株式会社 空気調和装置
JP2010085075A (ja) * 2008-12-08 2010-04-15 Hitachi Appliances Inc 天井埋込型空気調和機
JP2011058793A (ja) * 2009-08-11 2011-03-24 Daikin Industries Ltd 空気調和機

Similar Documents

Publication Publication Date Title
WO2021036405A1 (zh) 室内机、空调器及空调器控制的方法
JP3282616B2 (ja) 天井埋込型空気調和装置
JP2001194000A (ja) 天井埋込型空気調和装置
JP2002081733A (ja) 空気調和装置の化粧パネル、吹出口ユニット、及び空気調和装置
JPWO2004040204A1 (ja) 空気調和装置の室内機
CN105864899A (zh) 空调室内机和空调器
JP2002061944A (ja) 空気調和装置の化粧パネル、吹出口ユニット、及び空気調和装置
JP2007120895A (ja) 空気調和機
JP3052949B1 (ja) 空気調和装置の室内機
JP3285023B2 (ja) 天井埋込型空気調和装置
JPH10160238A (ja) 埋め込み形空気調和装置
JP2017116146A (ja) 空気調和装置の室内ユニット
JP2007285533A (ja) 空気調和機の室内ユニット
JP2007322114A (ja) 空気調和装置
JP4331157B2 (ja) 吹出口の風向制御装置及び空気調和機の室内機
JPH09166353A (ja) 空気調和機
JP2002323254A (ja) 天井埋込型空気調和機
JP3900950B2 (ja) 天井カセット型空気調和機の化粧パネル
JP2007078285A (ja) 空気調和機の室内機
JP6233398B2 (ja) 空気調和装置の室内ユニット
JPH07167487A (ja) 天井埋込形空気調和機の空気吹出口
JP2000283493A (ja) 天井埋込型空気調和機
JPH0886504A (ja) 空気調和機
JP3784488B2 (ja) 空気調和装置及び天井埋め込み形空気調和装置
JP7157366B1 (ja) パーティション

Legal Events

Date Code Title Description
A300 Withdrawal of application because of no request for examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300

Effective date: 20080701