JP2005207004A - ロールのドクタリング方法、セルフクリーニング式ドクター装置および抄紙機の運転方法 - Google Patents

ロールのドクタリング方法、セルフクリーニング式ドクター装置および抄紙機の運転方法 Download PDF

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Abstract

【課題】移動式ドクターブレードによるドクタリングを効率良く行うことのできる、構造が簡単で操作性の良いセルフクリーニング式ドクター装置を提案すること。
【解決手段】セルフクリーニング式ドクター装置1は、ロール面長の1.5〜4倍の長さの移動式ドクターブレード31を往復移動させながらロール表面のドクタリングが行われ、同時に、移動式ドクターブレード31の表面に付着した異物がブレード用ドクター装置7、8によって掻き取られる。移動式ドクターブレード31を常にクリーニングされたきれいな状態を維持でき、一方向の移動による使い切りではないため、交換頻度を小さくして、効率的運転が可能である。また、移動式ドクターブレード31の巻出し装置、巻取り装置などが不要であるので、構造が簡単になり、操作性も改善される。
【選択図】図1

Description

本発明は抄紙機や塗工機などのロール表面に付着した紙かすなどを掻き取るロールのドクタリング方法およびドクター装置に関し、特に、長尺状のドクターブレードをロール面長方向に移動させながらロール表面のドクタリングを行うロールのドクタリング方法およびドクター装置に関するものである。
ドクター装置は、ドクターブレードの刃先を抄紙機ロール等のロールの表面に圧接して、その表面に付着している異物を掻き落とすように構成されている。ドクターブレードを支持している支持機構は、通常はロール表面の軸長(ロール面長)と同程度の長さを有するドクターブレードを着脱可能、且つ、ロール表面に対して接近および離れる方向に旋回可能に支持している。ドクタリングにおいては、支持機構によってドクターブレードをロール表面の側に旋回させてその刃先をロール表面に対して所定の力で圧接させる。ロールが回転すると、その表面に圧接されているドクターブレードの刃先によって、表面に付着している紙滓等が掻き落とされる。ドクターブレードの刃先はロール表面に圧接しているので摩耗する。したがって、一定の期間使用した後は、ドクターブレードを新たなものと交換する必要がある。
ドクタリング対象のロールと同程度の長さのドクターブレードの代わりに、テープ状あるいは長尺状のドクターブレードを用いたドクター装置が提案されている。例えば、特許文献1、2には、この形式のドクター装置が開示されている。これらの特許文献に開示されているように、テープ状のドクターブレードは、渦巻き状に巻き取られており、ここからロール表面に沿った移動経路に沿って引き出されて、再び渦巻き状に巻き取られるようになっている。ロール表面の両端には、繰り出されたドクターブレードが移動しないように固定するためのクランプ機構が設置されている。
ドクタリングにおいては、これらのクランプ機構によってドクターブレードが移動しないようにクランプされて、ロール表面に圧接される。所定の使用期間後は、クランプ機構を開放して、新たなドクターブレードの刃先部分がロール表面に対峙するまで、ドクターブレードをその長さ方向に移動させる。そしてクランプ機構によって再びドクターブレードを固定して、ドクタリングが行なわれる。このような移動式ドクターブレードを備えたドクター装置においては、渦巻き状に巻き取られている移動式ドクターブレードを使い終わるまでは、当該移動式ドクターブレードをその支持機構から取り外して新たなものに交換する作業が不要である。したがって、作業効率、装置の稼働率が向上する等の利点がある。
ここで、使用済の移動式ドクターブレードは、その一方の縁に形成されている刃先が摩耗していると共に、その刃先あるいは表面部分にロール表面から掻き取った異物が付着している。従って、使用済の移動式ドクターブレードを再生するためには、摩耗した刃先を研磨して新たな刃先を付ける作業と、付着している異物を除去する作業が必要である。特許文献3には、移動式ドクターブレードに付着した異物を掻き落とすためのブレード用ドクター手段を備えたドクター装置が提案されている。移動式ドクターブレードから異物を除去するためのブレード用ドクター手段を備えたセルフクリーニング式ドクター装置を用いれば、異物の除去作業を簡略化あるいは省略できる。
米国特許第4,528,067号公報 米国特許第4,691,406号公報 特開平10−325094号公報
上記従来の移動式ドクターブレードを備えたドクター装置においては、移動式ドクターブレードを、一方の側に配置されている巻出し装置から繰り出してロール表面に供給して使用した後に、他方の側に配置されている巻取り装置で巻取り、巻き取られた使用済み品を交換するようになっている。このため、移動式ドクターブレードを出来るだけきれいな状態に保つためには、短時間の使用で巻き取る必要があり、交換頻度が高くなって効率的でないという問題点がある。
また、従来の移動式ドクターブレードは、巻取り装置などの複雑な機構を有すると共に、移動式ドクターブレードを移動させるための安全面の問題もあるために、操作性が良いとは言えない。
本発明の課題は、移動式ドクターブレードを常時きれいな状態に保ちつつ、移動式ドクターブレードの交換頻度を低く押えて効率の良い運転を可能にするロールのドクタリング方法およびセルフクリーニング式ドクター装置を提案することにある。
また、本発明の課題は、構造が簡単で、操作性に優れたロールのドクタリング方法およびセルフクリーニング式ドクター装置を提案することにある。
上記の課題を解決するために、本発明のロールのドクタリング方法は、ドクタリング対象のロールの面長の1.5〜4倍の長さの移動式ドクターブレードを、その刃先が当該ロールの表面に圧接状態に保持される保持位置を経由させて、その長さ方向に往復移動させながら、前記ロールの表面のドクタリングを行い、前記保持位置から外れた位置において、前記移動式ドクターブレードの表面に付着している異物を掻き落とすことを特徴としている。
本発明の方法では、移動式ドクターブレードを往復移動させながらロール表面のドクタリングを行わせると共に、当該移動式ドクターブレードの表面に付着している異物も同時に掻き落とすようにしている。したがって、移動式ドクターブレードは一方向の移動による使いきりでなく、しかも、常にクリーニングされたきれいな状態に維持される。よって、交換頻度(移動式ドクターブレード全体の取替え頻度)を小さくして、運転効率を高めることができる。また、移動式ドクターブレードの長さはロール面長の1.5〜4倍であるので、巻出し装置、巻取り装置などを必要としない。よって、構造を簡単にでき、また、操作性も改善される。これに加えて、ブレード材質は巻き取る場合と比べて柔軟性を要求されないので、移動式ドクターブレードの材質、厚さなどの制約が少なくなる。
ここで、本発明の方法において、前記保持位置から送り出された前記移動式ドクターブレードの部分を、巻き取ることなく、少なくとも一箇所において曲線を描く移動経路に沿って移動させ、当該移動経路に沿って前記保持位置に送り込むことが望ましい。
移動式ドクターブレードをこのような移動経路に沿って移動させるようにすると、保持位置の両側から引き出されている移動式ドクターブレードの両側部分が作業員通路などを遮断するなどの障害となることを防止できる。
また、本発明の方法において、前記移動経路の少なくとも一部を保護筒によって規定し、当該保護筒を通して前記移動式ドクターブレードの前記部分を移動させることが望ましい。露出状態で移動式ドクターブレードが移動すると、作業員などが移動式ドクターブレードの刃先などに当って怪我をする危険性が高い。保護筒によって移動式ドクターブレードを覆うことにより、安全な作業環境を実現できる。
次に、本発明のセルフクリーニング式ドクター装置は、ドクタリング対象のロールの面長の1.5倍〜4倍の長さを備え、幅方向の一方の縁端にロール表面に圧接される刃先が形成されている移動式ドクターブレードと、前記ロールに対峙する位置において、前記移動式ドクターブレードをその長さ方向に移動可能に保持すると共に、当該移動式ドクターブレードの前記刃先を前記ロール表面に圧接させるためのブレード保持手段と、前記ブレード保持手段による保持位置を経由して、前記移動式ドクターブレードをその長さ方向に往復移動させるブレード移動手段と、前記保持位置を経由して移動する前記移動式ドクターブレードの表面に付着している異物を掻き取るためのブレード用ドクター手段とを有していることを特徴としている。
ここで、前記保持位置の両側から引き出されている前記移動式ドクターブレードの両側部分は、それぞれ、渦巻き状態になることなく、少なくとも一箇所において曲線を描く移動経路に沿って往復移動するように配置されていることが望ましい。
また、前記保持位置の両側に配置された保護筒を有しており、前記移動式ドクターブレードの前記両側部分が各保護筒内を往復移動するように構成されていることが望ましい。
さらに、前記移動式ドクターブレードが前記ブレード保持手段による前記保持位置から当該移動式ドクターブレードの幅方向に外れることを防止するための抜け止めが、当該移動式ドクターブレードの表面に形成されていることが望ましい。このようにすれば、移動式ドクターブレードを移動させている間に、当該移動式ドクターブレードが幅方向に移動してブレード保持手段による保持位置から外れることを防止できる。
また、前記移動式ドクターブレードが幅方向に移動しないように、当該移動式ドクターブレードを幅方向の両側から挟持するガイドローラ対を有していれば、移動式ドクターブレードの幅方向の移動を確実に阻止できる。
次に、前記ブレード保持手段は、前記移動式ドクターブレードを前記ロール表面に圧接するためのステンレススチール製の部材と、当該移動式ドクターブレードを摺動可能な状態で支持している銅合金製の部材と、これらの部材の間に形成された移動式ドクターブレード差込溝とを備えていることが望ましい。移動式ドクターブレードをロール表面に圧接しているステンレススチール製の部材は耐摩耗性が高いので、当該部材が摩耗して移動式ドクターブレードの圧接力が低減することを防止でき、同時に、銅合金製の部材は摺動性に優れているので、当該部材に沿って移動式ドクターブレードの摺動がスムーズに行われる。
次に、前記ブレード移動手段は、前記保持位置の両側に配置された2組のローラ対を備えたものとすることができる。この場合には、前記保持手段による保持位置の両端と各ローラ対との間に、前記ブレード用ドクター手段をそれぞれ配置すればよい。また、前記の各ローラ対から前記保持位置とは反対側に引き出されている前記移動式ドクターブレードの両側部分は、少なくとも一箇所において曲線状に形成された保護筒によって移動経路が規定されることにより、それらの移動軌跡が少なくとも一箇所において曲線を描くようにすればよい。
一方、本発明は、上記構成のセルフクリーニング式ドクター装置を用いて、抄紙機のいずれかのロールをドクタリングして運転することを特徴としている。尚、本発明のドクター装置は抄紙機のロールにおける使用に限定されず、塗工機など回転ロールを有する機械であれば適用可能である。
以上説明したように、本発明においては、移動式ドクターブレードを往復移動させながらロール表面のドクタリングを行い、同時に、移動式ドクターブレードの表面に付着した異物を掻き取るようにしている。したがって、移動式ドクターブレードは常にクリーニングされたきれいな状態を維持できると共に、移動式ドクターブレードは一方向の移動による使い切りではないため、交換頻度を小さくして、効率的運転が可能である。
また、本発明の移動式ドクターブレードは、その巻出し装置と巻取り装置を必要としない長さであるので、これらが不要となり、構造が簡単になると共に操作性も改善され、さらには、ブレード材質は巻き取る場合と比べて柔軟性を要求されないため、材質、厚さなどの制約が少ない。
さらに、移動式ドクターブレードは、ロール表面に圧接状態に保持されている保持位置から両側に引き出されている部分を、少なくとも一箇所において曲線を描く移動経路によって移動させるようにすれば、巻取り装置などがなくても、はみ出している部分が通路を遮断したりすることがなく邪魔にならない。
これに加えて、移動式ドクターブレードにおけるロール表面に圧接状態に保持されている保持位置から外れて両側にはみ出しているブレード部分が保護筒によって覆われているので、安全な作業環境を実現できる。
次に、本発明のセルフクリーニング式ドクター装置では、上記の各効果に加えて、移動式ドクターブレードに抜け止めを設けて、ブレード保持手段の保持位置から抜け出てしまうことを防止し、ガイドローラ対によって移動式ドクターブレードが幅方向にずれないようにしている。したがって、移動式ドクターブレードを、適切な移動経路に沿って移動させることができる。
また、ブレード保持手段は、移動式ドクターブレードをロール表面に圧接するためのステンレススチール製の部材と、当該移動式ドクターブレードを摺動可能な状態で支持している銅合金製の部材と、これらの部材の間に形成された移動式ドクターブレード差込溝とを備えている。ステンレススチール製の部材は耐摩耗性が高いので、当該部材が摩耗して移動式ドクターブレードの圧接力が低減することを防止でき、同時に、銅合金製の部材は摺動性に優れているので、当該部材に沿って移動式ドクターブレードの摺動がスムーズに行われる。
以下に、図面を参照して、本発明を適用したセルフクリーニング式ドクター装置の実施の形態を説明する。
(全体構成)
図1は本発明を適用したセルフクリーニング式ドクター装置の全体構成図であり、図2はその概略断面図である。これらの図において、1はセルフクリーニング式ドクター装置であり、2は、セルフクリーニング式ドクター装置1によって表面がドクタリングされる抄紙機ロール等のロールである。例えば、抄紙機のシリンダードライヤー等に使用できる。セルフクリーニング式ドクター装置1は、ドクターブレード3と、これを保持しているブレードホルダー4と、このブレードホルダー4を支持しているドクターバック5を備えており、ドクターバック5は、その両端のジャーナルを介して、固定した位置に配置されているブラケット61、62によって旋回可能に支持されている。
ドクターブレード3は、ロール表面2aに圧接される刃先31aが幅方向の一方の縁に形成された一定幅の長尺状の移動式ドクターブレード31と、この移動式ドクターブレード31の幅方向の他方の縁部分が摺動可能に差し込まれる移動式ドクターブレード差込溝32が先端に形成された保持用ブレード33から構成されている。保持用ブレード33の基端は、ブレードホルダー4の先端に形成した差込部41に着脱可能に差し込まれている。したがって、本例では、移動式ドクターブレード31を保持しているブレード保持手段が、保持用ブレード33とブレードホルダー4から構成されている。
また、保持用ブレード33の先端部分の裏面には、その長さ方向に沿って一定の間隔でフィンガ36が取付けられており、保持用ブレード33の先端部分と各フィンガ36の間に形成された隙間が、移動式ドクターブレード31が差し込まれる移動式ドクターブレード差込溝32とされている。保持用ブレード33は耐摩耗性の高いステンレススチール製とされ、フィンガ36は摺動性の良い銅合金製とされている。
保持用ブレード33の元端側33bは、ブレードホルダー4の先端に形成した差込部41に差し込まれて、この差込部41を構成する部分によって上下から挟まれた状態で保持されていると共に、ばね部材34によって付勢されている。移動式ドクターブレード31はロール面長の1.5倍〜4倍の長さの極薄板であり、保持用ブレード33は、その長さがロール面長よりも僅かに長く、その幅が移動式ドクターブレード31よりも広く、また、十分な剛性が備わっている。
ブレードホルダー4は、トッププレート42と、この裏面側に一定の間隔で取り付けたフィンガプレート43と、各フィンガプレート43を貫通して延びる連結ロッド44とを備えている。連結ロッド44の両端は、ドクターバック5の上面に固着したブラケット(図示せず)によって回転自在に支持されている。差込部41は、トッププレート42の先端部分とフィンガプレート43の先端部分の間に形成されている。ドクターバック5の上面にはボトムプレート45が取付けられており、このボトムプレート45とブレードホルダー4のフィンガプレート43の間には、連結ロッド44を挟み加圧用チューブ46および開放用チューブ47が配置されている。これらのチューブ46、47は、切り換え弁(図示せず)を介して、圧縮空気供給源(図示せず)の側に繋がっている。
加圧チューブ46に圧縮空気を供給して膨張させ、開放チューブ47の側を大気開放すれば、連結ロッド44を中心として、ブレードホルダー4はドクターブレード3をロール2の側に押し付ける方向に旋回して、ドクターブレード3がロール表面2aに圧接状態になる。逆に、加圧チューブ46を大気開放し、開放チューブ47の側に圧縮空気を供給すれば、連結ロッド44を中心として、ブレードホルダー4はドクターブレード3をロール2から離す方向に旋回して開放状態になる。
次に、移動式ドクターブレード31は、ロール面長よりも僅かに長い中央部分31Aが保持用ブレード33の移動式ドクターブレード差込溝32に差し込まれて、ロール表面と平行となる状態に保持されている。かかる保持用ブレード33による保持位置(差込溝32に差し込まれている移動式ドクターブレード31の中央部分31A)から両側に引き出されている移動式ドクターブレード31の両側部分31B、31Cは、それぞれ、左右に引き出された後に、円弧状に上側あるいは下側に湾曲する移動経路に沿って延びている。
移動式ドクターブレード31の両側部分31B、31Cは、それぞれ、ブレード用ドクター装置7、8および移動用のローラ対11、12をそれぞれ経由して、保護筒13、14の中に案内されている。本例では、左右の保護筒13、14が円弧状に90度湾曲しており、これらにより、移動式ドクターブレード31の両側部分31B、31Cの少なくとも一箇所において曲線を描く移動経路が規定されている。尚、移動経路を規定するために、ローラーを配置してローラーにより経路を決めることも可能であり、保護筒とローラーの両方を配置することも可能である。
ここで、図2に示すように、移動式ドクターブレード31における保持用ブレード33の差込溝32に差し込まれる縁端部分の裏面には抜け防止用の突起31bが長さ方向に沿って一定の間隔で取付けられている。したがって、移動式ドクターブレード31がその幅方向に移動して、保持用ブレード33の差込溝32から外れてしまうことを防止できる。また、保持用ブレード33の差込溝32から左右に引き出された移動式ドクターブレードの部分は、図1において想像線で示すように、その幅方向の両側からガイドローラ対18、19によってガイドされるようになっている。したがって、ガイドローラ対18、19によって、移動式ドクターブレード31が移動中に幅方向にずれてしまうことが防止される。
各ローラ対11、12は、それぞれ駆動モータ15、16を備えており、各駆動モータ15、16が制御装置17によって駆動制御される。これらのローラ対11、12を適切に駆動することにより、移動式ドクターブレード31を、たるみを生じさせることなく、往復移動させることができる。
次に、各ブレード用ドクター装置7、8は、往復移動する移動式ドクターブレード31の両面に刃先を圧接可能な一対のブレード71、72、81、82を備えている。これらのブレード71、72、81、82は、移動式ドクターブレード31よりも広幅であり、移動式ドクターブレード31に圧接した圧接位置および、そこから離れた開放位置に移動可能となっている。ブレード71、72、81、82の移動機構としては上記の加圧用チューブおよび開放用チューブを備えた構成を採用できる。これらブレード用ドクター装置7、8によって、往復移動する移動式ドクターブレード31の表面に付いた異物が掻き落とされる。
(ドクタリング動作)
このように構成したセルフクリーニング式ドクター装置1の動作例を説明する。ブレードホルダー4を旋回して、ドクターブレード3の移動式ドクターブレード31における保持用ブレード33によって保持されている中央部分31Aの刃先31aをロール表面2aに圧接させた状態にする。この状態で、モータ15、16を駆動して、移動式ドクターブレード31をローラ対11、12によって一定の速度でその長さ方向への移動を開始させる。回転しているロール2の表面2aに圧接している移動式ドクターブレード31の刃先31aによって、ロール表面2aの異物が掻き落とされる。移動式ドクターブレード31はその長さ方向に移動しながらドクタリングを行う。
移動式ドクターブレード31の一方の端31dがロール対11のニップ位置近傍に至ると、ローラ対11、12が逆回転して、移動式ドクターブレード31が逆方向に移動しながらドクタリングを行う。移動式ドクターブレード31の他方の端31eがロール対12のニップ位置近傍に至ると、逆方向に移動式ドクターブレード31が移動する。このようにして、移動式ドクターブレード31が往復移動を繰り返しながらロール表面2aのドクタリングを行う。
移動式ドクターブレード31における保持用ブレード33の差込溝32に差し込まれる縁端部分の裏面には抜け防止用の突起31bが長さ方向に沿って一定の間隔で取付けられているので、移動式ドクターブレード31がその幅方向に移動して、保持用ブレード33の差込溝32から外れてしまうことがない。また、保持用ブレード33の差込溝32から左右に引き出された移動式ドクターブレードの部分が、その幅方向の両側からガイドローラ対18、19によってガイドされている。よって、移動式ドクターブレード31が移動中に幅方向にずれてしまうこともない。
さらに、移動式ドクターブレード31における差込溝32から露出している両側部分31B、31Cは、保護筒(鞘)13、14の内部を移動する。したがって、移動している移動式ドクターブレード31の刃先31aに、作業員が当ってけがをしてしまうことがなく、安全である。
さらには、移動式ドクターブレード31は左右のブレード用ドクター装置7、8を経由して移動し、これらを通過する間に、表面に付着している異物が掻き落とされる。
以上説明したように、本例のセルフクリーニング式ドクター装置では、移動式ドクターブレード31を往復移動させながらロール表面のドクタリングを行い、ドクタリングを行いながら、移動式ドクターブレードの表面に付着した異物がブレード用ドクター装置7、8によって掻き取られる。したがって、移動式ドクターブレード31は常にクリーニングされたきれいな状態を維持できると共に、移動式ドクターブレード31は一方向の移動による使い切りではないため、交換頻度を小さくして、効率的な運転が可能になる。
また、移動式ドクターブレード31は、その巻出し装置と巻取り装置を必要としない長さであるので、これらが不要となり、構造が簡単になると共に操作性も改善され、さらには、ブレード材質は巻き取る場合と比べて柔軟性を要求されないため、材質、厚さなどの制約が少ない。ブレード材質としては、銅合金(リン青銅等)、カーボン製、樹脂製などを用いることができるが、これらに限定されるものではない。また、ブレード厚さは例えばリン青銅の場合、1.2mm程度とすることができるが、厚さも限定するものではない。
ここで、本例では移動式ドクターブレード31の長さをロール面長の1.5〜4倍としてある。移動式ドクターブレード31が短かすぎると、その往復移動における方向転換の回数が増えると共に、移動式ドクターブレード31の刃先が摩耗しやすくなり、取り替え頻度が高くなってしまうので、好ましくない。逆に、移動式ドクターブレード31が長すぎると、その取り扱いが難しくなると共に保持用ブレード33による保持位置から両側にはみ出している両側部分31B、31Cが邪魔になり、巻出し装置、巻取り装置などが必要になるので好ましくない。かかる観点から、移動式ドクターブレード31の長さは、ロール面長の1.5倍〜4倍であることが好ましく、とくに、2〜3倍であることがより好ましい。
次に、本例の移動式ドクターブレード31は、ロール表面に圧接状態に保持されている保持位置から両側に引き出されている両側部分31B、31Cを、少なくとも一箇所において曲線を描く移動経路によって移動させるようにしている。したがって、はみ出している部分が通路を遮断したりすることがなく邪魔にならない。また、移動式ドクターブレード31の両側部分31B、31Cが保護筒13、14によって覆われているので、安全な作業環境を実現できる。
さらに、移動式ドクターブレード31に抜け止め31bを設けて、保持用ブレード33の保持位置から抜け出てしまうことを防止し、ガイドローラ対15、16によって移動式ドクターブレード31が幅方向にずれないようにしている。したがって、移動式ドクターブレード31を、所定の移動経路に沿って確実に移動させることができる。
さらにまた、本例では、移動式ドクターブレード31が摺動するフィンガ36を摺動性に優れた銅合金製としてあるので、移動式ドクターブレード31の移動をスムーズに行わせることができる。また、移動式ドクターブレード31を押さえ付けるための保持用ブレード33を耐摩耗性の高いステンレススチール製としてあるので、摩耗に起因する圧接力の低下を防止でき、移動式ドクターブレード31の刃先31aを常に適切な圧接力でロール表面に押し付けることができる。
本発明を適用したセルフクリーニング式ドクター装置の概略構成図である。 図1のセルフクリーニング式ドクター装置の概略断面図である。
符号の説明
1 セルフクリーニング式ドクター装置
2 ロール
2a ロール表面
3 ドクターブレード
4 ブレードホルダー
5 ドクターバック
7、8 ブレード用ドクター装置
11、12 ロール対
13、14 保護筒
15、16 モータ
17 制御装置
18、19 ガイドローラ対
31 移動式ドクターブレード
31a 刃先
31b 抜け止め用の突起
31A 中央部分
31B、31C 両側部分
32 移動式ドクターブレード差込溝
33 保持用ブレード
36 フィンガ
71、72、81、82 ブレード

Claims (13)

  1. ドクタリング対象のロールの面長の1.5〜4倍の長さの移動式ドクターブレードを、その刃先が当該ロールの表面に圧接状態に保持される保持位置を経由させて、その長さ方向に往復移動させながら、前記ロールの表面のドクタリングを行い、
    前記保持位置から外れた位置において、前記移動式ドクターブレードの表面に付着している異物を掻き落とすロールのドクタリング方法。
  2. 請求項1において、
    前記保持位置から送り出された前記移動式ドクターブレードの部分を、巻き取ることなく、少なくとも一箇所において曲線を描く移動経路に沿って移動させ、当該移動経路に沿って前記保持位置に送り込むロールのドクタリング方法。
  3. 請求項1または2において、
    前記移動経路の少なくとも一部を保護筒によって規定し、
    当該保護筒を通して前記移動式ドクターブレードの前記部分を移動させるロールのドクタリング方法。
  4. ドクタリング対象のロールの面長の1.5倍〜4倍の長さを備え、幅方向の一方の縁端に、ロール表面に圧接される刃先が形成されている移動式ドクターブレードと、
    前記ロールに対峙する位置において、前記移動式ドクターブレードをその長さ方向に移動可能に保持すると共に、当該移動式ドクターブレードの前記刃先を前記ロール表面に圧接させるためのブレード保持手段と、
    前記ブレード保持手段による保持位置を経由して、前記移動式ドクターブレードをその長さ方向に往復移動させるブレード移動手段と、
    前記保持位置を経由して移動する前記移動式ドクターブレードの表面に付着している異物を掻き取るためのブレード用ドクター手段とを有しているセルフクリーニング式ドクター装置。
  5. 請求項4において、
    前記保持位置の両側から引き出されている前記移動式ドクターブレードの両側部分は、それぞれ、渦巻き状態になることなく、少なくとも一箇所において曲線を描く移動経路に沿って往復移動するように配置されているセルフクリーニング式ドクター装置。
  6. 請求項4または5において、
    前記保持位置の両側に配置された保護筒を有しており、
    前記移動式ドクターブレードの前記両側部分は各保護筒内を往復移動するセルフクリーニング式ドクター装置。
  7. 請求項4ないし6のいずれかの項において、
    前記移動式ドクターブレードが前記ブレード保持手段による前記保持位置から当該移動式ドクターブレードの幅方向に外れることを防止するための抜け止めが、当該移動式ドクターブレードの表面に形成されているセルフクリーニング式ドクター装置。
  8. 請求項4ないし7のいずれかの項において、
    前記移動式ドクターブレードが幅方向に移動しないように、当該移動式ドクターブレードを幅方向の両側から挟持するガイドローラ対を有しているセルフクリーニング式ドクター装置。
  9. 請求項4ないし8のいずれかの項において、
    前記ブレード保持手段は、前記移動式ドクターブレードを前記ロール表面に圧接するためのステンレススチール製の部材と、当該移動式ドクターブレードを摺動可能な状態で支持している銅合金製の部材と、これらの部材の間に形成された移動式ドクターブレード差込溝とを備えているセルフクリーニング式ドクター装置。
  10. 請求項4ないし9のいずれかの項において、
    前記ブレード移動手段は、前記保持位置の両側に配置された2組のローラ対を備えているセルフクリーニング式ドクター装置。
  11. 請求項10において、
    前記保持位置と各ローラ対との間に、前記ブレード用ドクター手段がそれぞれ配置されているセルフクリーニング式ドクター装置。
  12. 請求項11において、
    前記の各ローラ対から前記保持位置とは反対側に引き出されている前記移動式ドクターブレードの両側部分は、少なくとも一箇所において曲線状に形成された保護筒により覆われて移動経路が規定されることにより、移動軌跡が少なくとも一箇所において曲線を描くことを特徴とするセルフクリーニング式ドクター装置。
  13. 請求項4ないし12のいずれかの項に記載のセルフクリーニング式ドクター装置を用いて、抄紙機のいずれかのロールをドクタリングすることを特徴とする抄紙機の運転方法。
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