JP2005206523A - 外用鎮痒剤 - Google Patents
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Abstract
疾患の治療に有効な外用鎮痒剤の提供。
【解決手段】 多価アルコール類、エタノール類並びに抗ヒスタミン剤、局所麻酔剤、テ
ルペノイド類、ステロイド剤及び低水準消毒剤からなる群より選ばれる1種又は2種以上
を含有することを特徴とする外用鎮痒剤。
【選択図】 なし
Description
皮膚疾患の治療には、抗炎症剤、抗ヒスタミン剤、局所麻酔剤、消毒剤及び清涼剤のすべ
てが配合された外用剤の使用が薬理上望ましいが、配合成分数が多くなるほど、各々の物
性が異なることに起因する製剤技術上の課題が増してくる。
が実現できたとしても溶剤の選定によっては皮膚刺激が惹起されたり、使用感の悪いもの
になったり、製造コストが高くなったりするといった問題が発生してくる。そのため、安
定性、皮膚刺激、使用感において良好であり、低製造コストである外用剤の開発は、有効
成分を多く配合した場合には現状では極めて困難であった。
のが開示されている。
1) 酢酸プレドニゾロン、塩酸リドカイン、マレイン酸クロルフェニラミン、クロタミ
ン、サリチル酸グリコール、l−メントール、塩化ベンゼトニウム、トリエタノールアミ
ン及び精製水を含有するジェル状の鎮痒剤を、本発明出願人は、平成10年3月10日に
発売している。
痛成分であるサリチル酸グリコールを含有する点で、本発明と構成が異なる。
2) A)製剤全体の3W/V%以上のメントール、B)クロルフェニラミンまたはその
塩、および(C)製剤全体の20〜45W/V%の水、からなる鎮痒液剤(特許文献1参
照)が開示されている。上記鎮痒液剤は、清涼剤としては、従来配合されてきたカンフル
は使用感の低下を招き、サルチル酸メチルは特異なにおいのため製品性の低下を招くため
、メントールが最も好ましいが、メントールを多量に配合すると刺激感を生じるため、ク
ロルフェニラミンを配合することで、この刺激感を防止できることを見出したとしている
。これに対し、本発明は、好ましい態様としてカンフルを含有する。
がなく、使用感が良好な外用鎮痒剤であって、特に液状の外用鎮痒剤とゲル状の外用鎮痒
剤を提供することである。
、ただれ、しもやけ等、痒みを伴う皮膚疾患の治療に有効かつ使用感の良い外用鎮痒剤で
あって、特に液状の外用鎮痒剤又はゲル状の外用鎮痒剤を実現すべく鋭意研究を行った結
果、多価アルコール類及びエタノール類に、抗ヒスタミン剤、局所麻酔剤、テルペノイド
類、ステロイド剤及び低水準消毒剤からなる群より選ばれる1種又は2種以上を含有する
ことで、製剤的に安定であり、皮膚刺激がなく、使用感が良く、しかも低コストで製造で
きる液状の外用鎮痒剤(以下、本発明の液剤ともいう。)が得られることを見出し、本発
明を完成するに至った。
って、製剤的に安定であり、皮膚刺激がなく、使用感が良く、しかも低コストで製造でき
るゲル状の外用鎮痒剤(以下、本発明のジェル剤ともいう。)が得られることを見出し、
本発明を完成するに至った。
(1) 多価アルコール類、エタノール類並びに抗ヒスタミン剤、局所麻酔剤、テルペノ
イド類、ステロイド剤及び低水準消毒剤からなる群より選ばれる1種又は2種以上を含有
することを特徴とする外用鎮痒剤及び
(2) さらにゲル化剤を含有することを特徴とする外用鎮痒剤である。
(3) 多価アルコール類が、グリセリン、濃グリセリン及び1,3-ブチレングリコール
からなる群より選ばれる1種又は2種以上である外用鎮痒剤、
(4) エタノール類が、エタノール、ゲラニオール変性アルコール及びフェネチルアル
コールアルコール変性アルコールからなる群より選ばれる1種又は2種以上である外用鎮
痒剤、
(5) 抗ヒスタミン剤が、クロルフェニラミン及びその塩、ジフェンヒドラミン及びそ
の塩、ジフェニルピラリン並びにジフェニルイミダゾールなる群より選ばれる1種又は2
種以上である外用鎮痒剤、
(6) 局所麻酔剤が、リドカイン、ジブカイン、プロカイン及びそれらの塩並びにアミ
ノ安息香酸エチルからなる群より選ばれる1種又は2種以上である外用鎮痒剤、
(7) テルペノイド類が、グリチルリチン酸及びその塩、グリチルレチン酸、メントー
ル、ハッカ油、カンフル、チモール、リモネン並びに乳酸メンチルからなる群より選ばれ
る1種又は2種以上である記載の外用鎮痒剤、
(8) ステロイド剤が、コルチゾン、ヒドロコルチゾン、ベタメタゾン、デキサメタゾ
ン、プレドニゾロン、メチルプレドニゾロン及びそれらの塩からなる群より選ばれる1種
又は2種以上である外用鎮痒剤、
(9) 低水準消毒剤が、ベンザルコニウム、ベンゼトニウム、クロルヘキシジン、デカ
リニウム及びそれらの塩並びにイソプロピルメチルフェノールからなる群より選ばれる1
種又は2種以上である外用鎮痒剤及び
(10) ゲル化剤が、カルボキシビニルポリマー、ヒドロキシエチルセルロース、ヒド
ロキシプロピルセルロース及びヒドロキシプロピルメチルセルロースからなる群より選ば
れる1種又は2種以上である請求項2乃至9に記載の外用鎮痒剤
である。
(11) 多価アルコール類、エタノール類、抗ヒスタミン剤、局所麻酔剤、テルペノイ
ド類及び低水準消毒剤を含み、
多価アルコール類が濃グリセリンであり、エタノール類がゲラニオール変性アルコールで
あり、抗ヒスタミン剤がクロルフェニラミンのマレイン酸塩であり、局所麻酔剤がリドカ
インであり、テルペノイド類がl−メントール及びdl−カンフルであり、低水準消毒剤
がベンゼトニウムの塩化物である外用鎮痒剤及び
(12) 多価アルコール類、エタノール類、抗ヒスタミン剤、局所麻酔剤、テルペノ
イド類、ステロイド剤、低水準消毒剤及びゲル化剤を含み、
多価アルコール類が濃グリセリンであり、エタノール類がエタノールであり、抗ヒスタ
ミン剤がクロルフェニラミンのマレイン酸塩であり、局所麻酔剤がリドカインであり、テ
ルペノイド類がl−メントールであり、ステロイド剤がデキサメタゾンの酢酸エステルで
あり、低水準消毒剤がベンゼトニウムの塩化物であり、ゲル化剤がカルボキシビニルポリ
マー及びヒドロキシプロピルメチルセルロースである外用鎮痒剤である。
麻酔剤、テルペノイド類、ステロイド剤及び低水準消毒剤からなる群より選ばれる1種又
は2種以上よりなる有効成分を含有していても、長期安定性が保たれ、皮膚刺激がなく、
使用感が良好であるため、虫刺され、あせも、蕁麻疹、かぶれ、湿疹、皮膚炎、ただれ、
しもやけ等、痒みを伴う皮膚疾患の治療に有効である。
ブチレングリコール、プロピレングリコール又はポリエチレングリコールである。これら
の中でも、皮膚刺激性及び使用感の観点より、グリセリン、濃グリセリン又は1,3-ブチ
レングリコールが好ましく、濃グリセリンがより好ましい。これらの多価アルコール類は
、1種のみを用いても、2種以上を組み合わせて用いてもよい。
アルコール、フェネチルアルコール変性アルコール又はイソプロパノールである。これら
の中でも、におい、経済性の観点より、エタノール又はゲラニオール変性アルコールが好
ましい。これらのエタノール類は、1種のみを用いても、2種以上を組み合わせて用いて
もよい。
なお、エタノールは、日本薬局方XIVに収載されている。ゲラニオール変性アルコール
及びは、日本薬局方外医薬品規格2002に収載されている。
ミン、ジメンヒドリナート、プロメタジン、これらの塩、ジフェニルピラリン又はジフェ
ニルイミダゾールである。これらの中でも、有効性、安全性の観点より、クロルフェニラ
ミン、ジフェンヒドラミン、これらの塩、ジフェニルピラリン又はジフェニルイミダゾー
ルが好ましく、クロルフェニラミン、ジフェンヒドラミン、マレイン酸クロルフェニラミ
ン又は塩酸ジフェンヒドラミンが、より好ましい。これらの抗ヒスタミン剤は、1種のみ
を用いてもよく、2種以上を組み合わせて用いてもよい。
Vに収載されている。
れらの塩又はアミノ安息香酸エチルである。これらの中でも、有効性、安全性の観点より
、リドカイン、ジブカイン又はそれらの塩が好ましく、リドカイン、ジブカイン、塩酸ジ
ブカインが、より好ましい。これらの局所麻酔剤は、1種のみを用いてもよく、2種以上
を組み合わせて用いてもよい。
ョウノウ;dl−カンフル等のカンフル;1,8−シネオール等のシネオール;ゲラニオ
ール、リモネン、l−メントール、dl−メントール、ハッカ油、プレゴン又はチモール
である。)、ジテルペノイド化合物(例えば、アフィジコリンや、ホルスコリン、フィタ
ン酸、またはフィトールである。)、トリテルペノイド化合物(例えば、グリチルリチン
酸及びその塩、グリチルレチン酸、オレアノール酸等のサポゲニンである。)あるいはセ
スキテルペノイド化合物(例えば、ファルネソール又はサントニンである。)である。
化合物の水酸基がカルボン酸(例えば、C1−C6−脂肪族カルボン酸や、脂環式カルボ
ン酸又は芳香族カルボン酸)でエステル化された化合物(例えば、乳酸メンチルである。
)も用いることができる。これらの中でも、グリチルリチン酸若しくはその塩、グリチル
レチン酸、メントール、ハッカ油、カンフル、チモール、リモネン又は乳酸メンチルが、
好ましい。これらのテルペノイド類は、1種のみを用いてもよく、2種以上を組み合わせ
て用いてもよい。
リチルレチン酸及びリモネンは日本薬局方外医薬品規格2002に収載されている。
る。
ルチゾン、酢酸ヒドロコルチゾン、コハク酸ヒドロコルチゾン、酪酸ヒドロコルチゾン、
酪酸プロピオン酸ヒドロコルチゾン、ベタメタゾン、リン酸ベタメタゾン、吉草酸ベタメ
タゾン、ジプロピオン酸ベタメタゾン、デキサメタゾン、酢酸デキサメタゾン、吉草酸デ
キサメタゾン、プレドニゾロン、酢酸プレドニゾロン、吉草酸酢酸プレドニゾロン、メチ
ルプレドニゾロン、酢酸メチルプレドニゾロン、吉草酸ジフルコルトロン、パラメタゾン
、フルオシノニド又はフルオシノロンアセニド、又はこれらの塩(例えば、コハク酸ヒド
ロコルチゾンナトリウム、リン酸ベタメタゾンナトリウム)である。これらの中でも、鎮
痒効果を充分に発揮させるという理由から、コルチゾン、ヒドロコルチゾン、ベタメタゾ
ン、デキサメタゾン、プレドニゾロン、メチルプレドニゾロン、それらの塩又はそれらの
エステルが好ましく、酢酸コルチゾン、酢酸ヒドロコルチゾン、コハク酸ヒドロコルチゾ
ン、コハク酸ヒドロコルチゾンナトリウム、酪酸ヒドロコルチゾン、リン酸ベタメタゾン
ナトリウム、吉草酸ベタメタゾン、ジプロピオン酸ベタメタゾン、酢酸プレドニゾロン、
メチルプレドニゾロン又は酢酸デキサメタゾンが、より好ましい。これらのステロイド剤
は、1種のみを用いてもよく、2種以上を組み合わせて用いてもよい。
ヒドロコルチゾンナトリウム、酪酸ヒドロコルチゾン、リン酸ベタメタゾンナトリウム、
吉草酸ベタメタゾン、ジプロピオン酸ベタメタゾン、酢酸プレドニゾロン、メチルプレド
ニゾロン及びデキサメタゾンは、日本薬局方XIVに収載されている。
ウム、セチルピリジウムクロライド、ジアルキルジメチルアンモニウムクロライド等の第
四級アンモニウム塩、アルキルポリアミノグリシン、ジアルキルアミノエチルグリシン等
のグリシン系両性界面活性剤、ポリヘキサメチレンビグアニジン塩酸塩、グルコン酸クロ
ルヘキシジン若しくはその塩等のビグアニド、デカリニウム若しくはそれらの塩又はイソ
プロピルメチルフェノールである。これらの中でも、安全性と溶解性の観点より、ベンザ
ルコニウム、ベンゼトニウム、クロルヘキシジン、デカリニウム若しくはそれらの塩又は
イソプロピルメチルフェノールが好ましく、塩化ベンザルコニウム、塩化ベンゼトニウム
又はグルコン酸クロルヘキシジンが
がより好ましい。これらの低水準消毒剤は、1種のみを用いてもよく、2種以上を組み合
わせて用いてもよい。
日本薬局方XIVに収載されている。
共重合体、カルボキシビニルポリマー等のカルボン酸重合体及びその塩、メチルセルロー
ス、エチルセルロース、ヒドロキシエチルセルロース、ヒドロキシプロピルセルロース、
ヒドロキシプロピルメチルセルロース等のセルロース誘導体、ポリビニルアルコール、ポ
リビニルピロリドン、カルボキシル化デンプン及びその塩、キサンタンガム、ジェランガ
ム並びにカラーギーナンである。これらの中でも、増粘性、透明感の観点より、カルボキ
シビニルポリマー、ヒドロキシエチルセルロース、ヒドロキシプロピルセルロース又はヒ
ドロキシプロピルメチルセルロースが好ましく、カルボキシビニルポリマー又はヒドロキ
シプロピルメチルセルロースが、より好ましい。これらのゲル化剤は、1種のみを用いて
もよく、2種以上を組み合わせて用いてもよい。
薬品規格2002に収載されている。
酔剤、テルペノイド類、ステロイド剤及び低水準消毒剤の含有量は、任意に設定できるが
、本発明の外用鎮痒剤の総重量に対し、
多価アルコール類の含有量は、好ましくは、0.5乃至60重量%であり、より好まし
くは、2乃至30重量%であり、更により好ましくは、5乃至15重量%である。
であり、更により好ましくは、40乃至60重量%である。
至10重量%であり、更により好ましくは、0.5乃至5重量%である。
至10重量%であり、更により好ましくは、0.5乃至5重量%である。
テルペノイド類の含有量は通常、0.003乃至40重量%であり、好適には、0.03
乃至20重量%であり、更により好ましくは、0.3乃至10重量%である。
、0.002乃至2重量%であり、更により好ましくは、0.02乃至0.4重量%であ
る。
05乃至2重量%であり、更により好ましくは、0.01乃至0.5重量%である。
あり、更により好ましくは、2乃至4重量%である。
の安定剤、リン酸等のpH調整剤、精製水等の基剤、香料等を配合することができる。
イド類、ステロイド剤及び低水準消毒剤からなる群より選ばれる1種又は2種以上を含有
することにより、本発明の外用鎮痒剤は、液剤として調製することができる。
製することができる。
、適当量を症状にあわせて一日一回乃至数回、患部に一様に塗布すればよい。
これらに限定されるものではない。
下記第1表に記載した成分及び分量をとり、日局製剤総則「軟膏剤」の項に準じてゲル
剤を製造した後、容器に充填した。表中の成分の単位は、[重量%]である。
下記第2表に記載した成分及び分量をとり、日局製剤総則「液剤」の項に準じて液剤を
製造した後、容器に充填した。表中の成分の単位は、[体積%]である。
(試験例1)
実施例1、実施例2、比較例1、比較例2、比較例3で得られたゲル剤、実施例3、実
施例4、比較例4、比較例5、比較例6で得られた液剤を用いて、塗布時における皮膚上
の薬剤からうける使用感及び製剤的安定性等について評価した。なお、使用感については
、男性5人、女性3人の計8人で評価し、評価した8人の平均値で示した。
。
Claims (12)
- 多価アルコール類、エタノール類並びに抗ヒスタミン剤、局所麻酔剤、テルペノイド類、
ステロイド剤及び低水準消毒剤からなる群より選ばれる1種又は2種以上を含有すること
を特徴とする外用鎮痒剤。 - さらにゲル化剤を含有することを特徴とする請求項1に記載の外用鎮痒剤。
- 多価アルコール類が、グリセリン、濃グリセリン及び1,3-ブチレングリコールからな
る群より選ばれる1種又は2種以上である請求項1乃至2に記載の外用鎮痒剤。 - エタノール類が、エタノール、ゲラニオール変性アルコール及びフェネチルアルコール
変性アルコールからなる群より選ばれる1種又は2種以上である請求項1乃至3に記載の
外用鎮痒剤 - 抗ヒスタミン剤が、クロルフェニラミン及びその塩、ジフェンヒドラミン及びその塩、
ジフェニルピラリン並びにジフェニルイミダゾールからなる群より選ばれる1種又は2種
以上である請求項1乃至4に記載の外用鎮痒剤。 - 局所麻酔剤が、リドカイン、ジブカイン、プロカイン及びそれらの塩並びにアミノ安息
香酸エチルからなる群より選ばれる1種又は2種以上である請求項1乃至5に記載の外用
鎮痒剤。 - テルペノイド類が、グリチルリチン酸及びその塩、グリチルレチン酸、メントール、ハ
ッカ油、カンフル、チモール、リモネン並びに乳酸メンチルからなる群より選ばれる1種
又は2種以上である請求項1乃至6に記載の外用鎮痒剤。 - ステロイド剤が、コルチゾン、ヒドロコルチゾン、ベタメタゾン、デキサメタゾン、プ
レドニゾロン、メチルプレドニゾロン、それらの塩及びそれらのエステルからなる群より
選ばれる1種又は2種以上である請求項1乃至7に記載の外用鎮痒剤。 - 低水準消毒剤が、ベンザルコニウム、ベンゼトニウム、クロルヘキシジン、デカリニウ
ム及びそれらの塩並びにイソプロピルメチルフェノールからなる群より選ばれる1種又は
2種以上である請求項1乃至8に記載の外用鎮痒剤。 - ゲル化剤が、カルボキシビニルポリマー、ヒドロキシエチルセルロース、ヒドロキシプ
ロピルセルロース及びヒドロキシプロピルメチルセルロースからなる群より選ばれる1種
又は2種以上である請求項2乃至9に記載の外用鎮痒剤。 - 多価アルコール類、エタノール類、抗ヒスタミン剤、局所麻酔剤、テルペノイド類及び
低水準消毒剤を含み、
多価アルコール類が濃グリセリンであり、エタノール類がゲラニオール変性アルコール
であり、抗ヒスタミン剤がクロルフェニラミンのマレイン酸塩であり、局所麻酔剤がリド
カインであり、テルペノイド類がl−メントール及びdl−カンフルであり、低水準消毒
剤がベンゼトニウムの塩化物である請求項1に記載の外用鎮痒剤。 - 多価アルコール類、エタノール類、抗ヒスタミン剤、局所麻酔剤、テルペノイド類、ス
テロイド剤、低水準消毒剤及びゲル化剤を含み、
多価アルコール類が濃グリセリンであり、エタノール類がエタノールであり、抗ヒスタ
ミン剤がクロルフェニラミンのマレイン酸塩であり、局所麻酔剤がリドカインであり、テ
ルペノイド類がl−メントールであり、ステロイド剤がデキサメタゾンの酢酸エステルで
あり、低水準消毒剤がベンゼトニウムの塩化物であり、ゲル化剤がカルボキシビニルポリ
マー及びヒドロキシプロピルメチルセルロースである請求項2に記載の外用鎮痒剤。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2004015028A JP2005206523A (ja) | 2004-01-23 | 2004-01-23 | 外用鎮痒剤 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2004015028A JP2005206523A (ja) | 2004-01-23 | 2004-01-23 | 外用鎮痒剤 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2005206523A true JP2005206523A (ja) | 2005-08-04 |
Family
ID=34900625
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2004015028A Pending JP2005206523A (ja) | 2004-01-23 | 2004-01-23 | 外用鎮痒剤 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2005206523A (ja) |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2007072923A1 (ja) * | 2005-12-22 | 2007-06-28 | Kowa Company, Ltd. | ステロイドの経時的安定性が改善された外用製剤 |
JP2018111652A (ja) * | 2017-01-06 | 2018-07-19 | ホウメイ有限会社 | 皮膚用炎症抑制剤、塗布器具 |
JP2019006710A (ja) * | 2017-06-26 | 2019-01-17 | 小林製薬株式会社 | 水性製剤 |
JP2019006711A (ja) * | 2017-06-26 | 2019-01-17 | 小林製薬株式会社 | 水性製剤 |
-
2004
- 2004-01-23 JP JP2004015028A patent/JP2005206523A/ja active Pending
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JP5111117B2 (ja) * | 2005-12-22 | 2012-12-26 | 興和株式会社 | ステロイドの経時的安定性が改善された外用製剤 |
JP2018111652A (ja) * | 2017-01-06 | 2018-07-19 | ホウメイ有限会社 | 皮膚用炎症抑制剤、塗布器具 |
JP2019006710A (ja) * | 2017-06-26 | 2019-01-17 | 小林製薬株式会社 | 水性製剤 |
JP2019006711A (ja) * | 2017-06-26 | 2019-01-17 | 小林製薬株式会社 | 水性製剤 |
JP7102107B2 (ja) | 2017-06-26 | 2022-07-19 | 小林製薬株式会社 | 水性製剤 |
JP7198573B2 (ja) | 2017-06-26 | 2023-01-04 | 小林製薬株式会社 | 水性製剤 |
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