JP2005206230A - 容器内容物の塗布用具,容器内容物の塗布用具のクリーニング方法,容器内容物の塗布用具を備えたエアゾール式製品,容器内容物の塗布用具を備えたポンプ式製品 - Google Patents
容器内容物の塗布用具,容器内容物の塗布用具のクリーニング方法,容器内容物の塗布用具を備えたエアゾール式製品,容器内容物の塗布用具を備えたポンプ式製品 Download PDFInfo
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Abstract
【課題】容器内容物を放出して頭部などに塗布する機能を備えたブラシなどのクリーニング(洗浄,清掃)作業の簡単化,効率化を図ることを目的とする。
【解決手段】ホルダー3に保持された容器1,2はヘアスタイリング剤などの内容物を収納している。ブラシ5は、ホルダー3と一体のカバー体4に、ブラシ側の突状部51aとカバー体側の周回嵌合部41aとの係合作用によって取り付けられている。容器1,2の内容物は螺旋状通路ユニット8からブラシ5の内容物通路53を経て外部に放出される。内容物通路53は外側ブラシ部材51と内側ブラシ部材52との組み合わせにより形成されている。ブラシ5を洗浄する場合は、外側ブラシ部材51の両端の柱状歯部51eを内側に押すなどして突状部51aと周回嵌合部41aとの係合を解除した上で、外側ブラシ部材51,内側ブラシ部材52およびカバー体4のそれぞれを1ピースの状態にする。
【選択図】図1
【解決手段】ホルダー3に保持された容器1,2はヘアスタイリング剤などの内容物を収納している。ブラシ5は、ホルダー3と一体のカバー体4に、ブラシ側の突状部51aとカバー体側の周回嵌合部41aとの係合作用によって取り付けられている。容器1,2の内容物は螺旋状通路ユニット8からブラシ5の内容物通路53を経て外部に放出される。内容物通路53は外側ブラシ部材51と内側ブラシ部材52との組み合わせにより形成されている。ブラシ5を洗浄する場合は、外側ブラシ部材51の両端の柱状歯部51eを内側に押すなどして突状部51aと周回嵌合部41aとの係合を解除した上で、外側ブラシ部材51,内側ブラシ部材52およびカバー体4のそれぞれを1ピースの状態にする。
【選択図】図1
Description
本発明は、容器内容物の塗布用具,容器内容物の塗布用具のクリーニング方法およびこの塗布用具を備えたエアゾール式製品やポンプ式製品に関する。
なお、本明細書で用いる「クリーニング」の用語は、塗布用具に付着した内容物やゴミを除去するための洗浄,清掃などの任意の処理を示すものである。
ここで、容器内容物の塗布用具とは、複数の突起状部材からなる塗布部と、容器から供給される内容物を当該塗布部側に出力する複数の放出部とを備えたものである。例えばブラシ状のものや櫛状のものが含まれる。
塗布対象の容器内容物には、発泡性(泡状),液状,ペースト状,ジェル状,粉状などの各種性状のものがある。
本発明が適用される製品としては、ヘアスタイリング剤,ヘアトリートメント剤,染毛剤,育毛剤,化粧品,シェービングフォーム,外用薬,液滴状のもの(ビタミンなど),塗料,園芸用剤,殺虫剤,クリーナー,消臭材,ウレタンフォーム,消火器,潤滑剤などの各種用途のものがある。
また、動作形式としては、エアゾール式およびポンプ式の各製品を対象とする。なお、本明細書で用いる「ポンプ式」とは、利用者が、操作部や、容器の一部(周面部分など)などを例えば押圧することにより内容物収納空間の容積が小さくなって、その中の内容物が外部空間に放出される方式を示しており、いわゆる押出式,チューブ式なども含む概念である。
従来、作動モード時に容器からの内容物が流入する内部空間(=内容物の通路部)を備えた複数の中空櫛歯からなる、櫛形式の内容物塗布用具が用いられている(例えば、特許文献1参照)。
この中空櫛歯の内部空間はそれぞれの入口部分から(当該櫛歯の)長手方向に伸びる内容物通路域となっており、当該内部空間の先端側周面部分には内容物噴出用の開口部が形成されている。この入口部分はそれぞれ櫛本体の充填室と連通し、容器からの内容物はこの充填室経由で各中空櫛歯の内部空間に供給される。
そして、各中空櫛歯および充填室は互いに分離できない形で一体化されており、充填室に続く(中空櫛歯の)内部空間の入口部分を必要に応じて露出できるような全体構造にはなっていない。
特開平8−117012号公報
このように、従来の、複数の中空櫛歯(突起状部材および放出部)を備えた容器内容物の塗布用具は、放出部とその直上流側に形成される空間域(内容物の一時的な充填室)とに分離できない構造、すなわち放出部の入口部分を露出させることができない構造になっているため、その使用にともなって(当該入口部分やこれに続く内容物通路からなる)放出部などに付着(固化)する内容物を、効率的にクリーニングしにくいという問題点があった。
そこで本発明では、容器から放出される内容物の最終的な出力部である塗布用具を、利用者などが必要に応じて容器本体側から取り外しでき、その取外し時には放出部の入口部分が露出する構造のものにして、特に当該入口部分近辺のクリーニング作業の確実化,効率化を図ることを目的とする。
また、内容物の通路である放出部を別々の部材の取り外し自在な組み合わせにより形成して、当該放出部全体にわたるクリーニング作業の確実化,効率化を図ることを目的とする。
本発明はこれらの課題を次のようにして解決する。
(1)複数の突起状部材からなる塗布部(例えば後述の柱状歯部51d,51e,52c,61c,61d,62a)と、容器から供給される内容物を当該塗布部側に出力する複数の放出部(例えば後述の内容物通路53,62b)とを備える塗布用具(例えば後述のブラシ5,6)において、容器側との、着脱可能な係合部(例えば後述の突状部51a,61a)を、その脱状態のときに前記放出部の入口部分が露出しえる態様で設け、前記放出部を、その出口部分が前記突起状部材の先端側となる態様で設ける。
(2)上記(1)において、前記放出部を、前記突起状部材(例えば後述の柱状歯部62a)の内部に形成された略T字状断面の空間部(例えば後述の内容物通路62b)とする。
(3)上記(1)において、前記放出部を、筒状部(例えば後述の通路形成用筒状部51c)とその中から外側に突出する前記突起状部材(例えば後述の柱状歯部52c)との間に形成された空間部(例えば後述の内容物通路53)とする。
(4)上記(3)において、前記空間部を、前記筒状部を有する第1の本体部分(例えば後述の外側ブラシ部材51)と、これとは別で前記突起状部材を有する第2の本体部分(例えば後述の内側ブラシ部材52)との取外し自在な組み合わせにより形成されたものとする。
(5)複数の突起状部材からなる塗布部と、容器から供給される内容物を当該塗布部側に出力する複数の放出部とを備え、容器側との所定の係合状態で使用される塗布用具のクリーニング方法において、容器側との係合状態を解除して前記放出部の入口部分を露出させ、この露出状態で、少なくとも前記放出部をクリーニングする。
(1)複数の突起状部材からなる塗布部(例えば後述の柱状歯部51d,51e,52c,61c,61d,62a)と、容器から供給される内容物を当該塗布部側に出力する複数の放出部(例えば後述の内容物通路53,62b)とを備える塗布用具(例えば後述のブラシ5,6)において、容器側との、着脱可能な係合部(例えば後述の突状部51a,61a)を、その脱状態のときに前記放出部の入口部分が露出しえる態様で設け、前記放出部を、その出口部分が前記突起状部材の先端側となる態様で設ける。
(2)上記(1)において、前記放出部を、前記突起状部材(例えば後述の柱状歯部62a)の内部に形成された略T字状断面の空間部(例えば後述の内容物通路62b)とする。
(3)上記(1)において、前記放出部を、筒状部(例えば後述の通路形成用筒状部51c)とその中から外側に突出する前記突起状部材(例えば後述の柱状歯部52c)との間に形成された空間部(例えば後述の内容物通路53)とする。
(4)上記(3)において、前記空間部を、前記筒状部を有する第1の本体部分(例えば後述の外側ブラシ部材51)と、これとは別で前記突起状部材を有する第2の本体部分(例えば後述の内側ブラシ部材52)との取外し自在な組み合わせにより形成されたものとする。
(5)複数の突起状部材からなる塗布部と、容器から供給される内容物を当該塗布部側に出力する複数の放出部とを備え、容器側との所定の係合状態で使用される塗布用具のクリーニング方法において、容器側との係合状態を解除して前記放出部の入口部分を露出させ、この露出状態で、少なくとも前記放出部をクリーニングする。
本発明によれば、上記(1),(2),(3),(5)のように、容器内容物の塗布用具として、その一部に容器側との着脱自在な係合部を設け、それが取り外されて容器側から分離した状態では内容物通過用の放出部の入口部分を露出させることができる構造態様のものを用い、これにより当該入口部分などのクリーニング作業の確実化,効率化を図っている。
そして、内容物の放出部の出口部分を例えばブラシの柱状歯部である突起状部材の先端側の先端部や先端側周面部に設けている。例えば後述の各図で示すように当該出口部分を当該先端側周面部に設けた場合には、これにより当該出口部分へのごみなどの侵入の程度を抑えるとともに頭部などへの内容物の有効的な塗布が行えるようにしている。
また、上記(4)のように、この放出部を別々の部材の取り外し自在な組み合わせにより形成して、塗布用具の放出部全体にわたるクリーニング作業の一層の確実化,効率化を図っている。
本発明は、以上の特徴を持つ、容器内容物の塗布用具および当該塗布用具のクリーニング方法を対象とするとともに、この塗布用具を備えたエアゾール式製品やポンプ式製品なども対象にしている。
図1乃至図5を用いて、本発明の実施の形態を説明する。
なお、本発明は上述のように各種タイプの内容物放出容器や塗布用具を対象とするが、以下の記載では、単なる説明の便宜上、2連缶のエアゾール式製品のブラシを前提としている。また、上下方向については、容器側を「下」とし、ブラシ側を「上」とする。
ここで、
図1は、ブラシ(その1)を取り付けて内容物を別々に収納したエアゾール式容器(静止モード)を容器側面の方からみたときの断面を示し、
図2は、図1のエアゾール式容器を容器正面(操作片)の方からみたときの断面を示し、
図3は、ブラシ(その1)を容器側のカバー体に取り付けた状態を示し、
図4は、ブラシ(その1)を構成する外側および内側の2部材のそれぞれとカバー体との取付け関係を示し、
図5は、ブラシ(その2)を容器側のカバー体に取り付けた状態を示している。
図1は、ブラシ(その1)を取り付けて内容物を別々に収納したエアゾール式容器(静止モード)を容器側面の方からみたときの断面を示し、
図2は、図1のエアゾール式容器を容器正面(操作片)の方からみたときの断面を示し、
図3は、ブラシ(その1)を容器側のカバー体に取り付けた状態を示し、
図4は、ブラシ(その1)を構成する外側および内側の2部材のそれぞれとカバー体との取付け関係を示し、
図5は、ブラシ(その2)を容器側のカバー体に取り付けた状態を示している。
図示のエアゾール式容器は、後述のように、
・二つの容器1,2
・当該容器を保持して連結するホルダー3
・当該ホルダーに係合して、内容物混合用の螺旋状通路ユニット8に続く空間域(上述の充填室)49などを有するカバー体4
・当該カバー体の周回嵌合部41aに対して取外し可能な態様で係合する突状部51a,61aを設けた内容物塗布用のブラシ(塗布用具)5,6
・当該容器のステム11,21を同時に押し下げるための操作片7
などに大別される。
・二つの容器1,2
・当該容器を保持して連結するホルダー3
・当該ホルダーに係合して、内容物混合用の螺旋状通路ユニット8に続く空間域(上述の充填室)49などを有するカバー体4
・当該カバー体の周回嵌合部41aに対して取外し可能な態様で係合する突状部51a,61aを設けた内容物塗布用のブラシ(塗布用具)5,6
・当該容器のステム11,21を同時に押し下げるための操作片7
などに大別される。
そして、カバー体4から取り外された状態のブラシ5,6は、それぞれでの放出部である内容物通路53,62bの各入口部分を露出させることができる構造になっている。
なお、以下の各参照番号では、原則として、二桁の数字を付したもの(例えばステム11)はその10位の数字が表す構成要素(例えば容器1)の一部であることを示し、また、アルファベットを付したもの(例えば周回嵌合部41a)はそれを除いた数字が表す構成要素(例えば環状外壁部41)の一部であることを示している。
図1乃至図5において、
1および2は異なる内容物(例えば染毛剤A,B)を別々に収納した容器,
11および21は押し下げ操作にともなって各容器からそれぞれの内容物を出力するステム,
3はこの二つの容器を締結して保持するとともに後述のカバー体4の取付け用基部として作動するホルダー,
31は容器固定用の(一部欠落した)環状突状部,
32は後述の板状摘まみ部82eの位置規制機能を備えた周面部,
33は後述の可動片部43を係止するため当該ホルダーの外周面に設けた凸状部,
4は着脱自在な形でホルダー3に取り付けたカバー体,
41は当該カバー体の上開口側に設けた略長楕円状の環状外壁部,41aは後述のブラシ5を当該カバー体に着脱可能な形で取り付けるための窪み状の周回嵌合部,
42は当該カバー体の上開口側に設けた略長楕円状の環状内壁部,42aは後述の内側ブラシ部材52を受けて保持するための上面部分,42bは当該環状内壁部の中側に形成された内容物通過用の開口部,
43は当該環状外壁部と当該環状内壁部との間の環状溝部,
44は当該カバー体の内周面に設けた一対のリブ,44aは後述の操作部6の回動軸を保持するため当該リブのそれぞれに形成された凹状係止部,
45は混合通路用の筒状部,
46は当該カバー体の一部としての可動片部,46aは当該可動片部を当該カバー体と連結しているヒンジ部,46bは当該カバー体をホルダー3に取り付けたときにその凸状部33と係合する孔部,
47は当該可動片部の移動域に形成した開口部,
48は後述の操作片7の移動域に形成した開口部,
49は後述の螺旋状通路ユニット8に続く空間域
5はカバー体4に着脱可能な形で保持されるブラシ(その1),
51はカバー体4に対する着脱機能を備えた外側ブラシ部材,51aは内周面端部に形成されて着脱自在な態様で周回嵌合部41aと係合する突状部,51bは天面端部に形成されてその内周面が環状内壁部42の外周面などと当接する環状垂下部,51cは表面側に設けた複数の通路形成用筒状部,51dは当該筒状部の列の両側に設けた内容物通路なしの柱状歯部,51eは当該筒状部の列の両端に設けた内容物通路なしの柱状歯部,
52は環状内壁部42に載置・保持される内側ブラシ部材,52aは環状内壁部42の上面部分42aに対応する鍔状部,52bは当該鍔状部の下側に続く筒状部,52cはそれぞれ当該筒状部の内周面と一体になっており組立時には通路形成用筒状部51cに入り込む柱状歯部,52dは当該柱状歯部のそれぞれと当該筒状部52bとを列方向に一体化する補強用の連結片,52eは当該筒状部52bの中(当該筒状部と当該連結片との間)に形成される内容物通過用の(図示の場合は12個の)空隙,
53は通路形成用筒状部51cと柱状歯部52cとの間に形成される内容物通路,
6はカバー体4に着脱可能な形で保持されるブラシ(その2),
61はカバー体4に対する着脱機能を備えた外側ブラシ部材,61aは内周面端部に形成されて着脱自在な態様で周回嵌合部41aと係合する突状部,61bは天面端部に形成されてその外周面が環状内壁部42の内周面と当接する環状垂下部,61cは後述の内容物通路付きの柱状歯部62aの列の両側に設けた内容物通路なしの柱状歯部,61dは当該柱状歯部62aの列の両端に設けた内容物通路なしの柱状歯部,61eは後述の内側ブラシ部材62の全体を受けて保持するための窪地状凹部,61fは後述の筒状基部62cを入れて嵌合させるために当該窪地状凹部に形成した孔部,
62は外側ブラシ部材61に固定した状態で使用される内側ブラシ部材,62aは表面に一列の態様で設けた内容物通路付きの柱状歯部,62bは当該柱状歯部の内部に形成された(長手方向の通路域とその先端部分から直角の2方向に分かれる通路域とからなる)略T字状断面の内容物通路,62cは(図5の上下方向の)断面が当該内容物通路と同様の略円状で孔部61fに嵌合して当該内容物通路の入口部分を構成する筒状基部,62dは当該筒状基部の下端側に形成されて外側ブラシ部材61の天井面部分と係合するテーパ付き突状部,
7は後述の螺旋状通路ユニット8を介してステム11,21を同時に下動させる操作片,
71は利用者の指操作部,
72は回動動作により後述の蓋部81を押し下げる機能を持つ(混合通路用の筒状部45を囲う)枠状の押圧用部材,72aは当該蓋部に作用する膨出部,
73は当該押圧用部材の回動軸,
74は当該指操作部の下動と当該押圧用部材の回動との各動作のいわばインタフェース部として作用する薄肉部分,
8はステム11,21およびカバー体4(混合通路用の筒状部45)に嵌合した内容物混合用の螺旋状通路ユニット,
81は上面が略長楕円状の平坦部分で当該螺旋状通路ユニットの上側を構成する蓋部,81aは当該蓋部の上面中央部分に形成した筒状部,
82は当該蓋部とヒンジ結合で嵌合状態の底部,82aおよび82bは当該底部の下面側に形成されてステム11および12と嵌合する筒状部,82cおよび82dは当該筒状部に続く部分に形成した内容物通過用の孔部,82eは当該底部の下面中央部分に形成した板状摘まみ部,82fは後述の板状仕切り部83aを取り外し可能な形で結合させるための凹状部,
83は内容物混合用の通路部材,83aは板状仕切り部,83bはステム11に対応した第1の螺旋状通路部,83cはステム12に対応した第2の螺旋状通路部,
84は蓋部81,底部82および板状仕切り部83aによって形成される図示左側の(ステム11に続く)第1の通路空間域,
85は蓋部81,底部82および板状仕切り部83aによって形成される図示右側の(ステム21に続く)第2の通路空間域,
をそれぞれ示している。
1および2は異なる内容物(例えば染毛剤A,B)を別々に収納した容器,
11および21は押し下げ操作にともなって各容器からそれぞれの内容物を出力するステム,
3はこの二つの容器を締結して保持するとともに後述のカバー体4の取付け用基部として作動するホルダー,
31は容器固定用の(一部欠落した)環状突状部,
32は後述の板状摘まみ部82eの位置規制機能を備えた周面部,
33は後述の可動片部43を係止するため当該ホルダーの外周面に設けた凸状部,
4は着脱自在な形でホルダー3に取り付けたカバー体,
41は当該カバー体の上開口側に設けた略長楕円状の環状外壁部,41aは後述のブラシ5を当該カバー体に着脱可能な形で取り付けるための窪み状の周回嵌合部,
42は当該カバー体の上開口側に設けた略長楕円状の環状内壁部,42aは後述の内側ブラシ部材52を受けて保持するための上面部分,42bは当該環状内壁部の中側に形成された内容物通過用の開口部,
43は当該環状外壁部と当該環状内壁部との間の環状溝部,
44は当該カバー体の内周面に設けた一対のリブ,44aは後述の操作部6の回動軸を保持するため当該リブのそれぞれに形成された凹状係止部,
45は混合通路用の筒状部,
46は当該カバー体の一部としての可動片部,46aは当該可動片部を当該カバー体と連結しているヒンジ部,46bは当該カバー体をホルダー3に取り付けたときにその凸状部33と係合する孔部,
47は当該可動片部の移動域に形成した開口部,
48は後述の操作片7の移動域に形成した開口部,
49は後述の螺旋状通路ユニット8に続く空間域
5はカバー体4に着脱可能な形で保持されるブラシ(その1),
51はカバー体4に対する着脱機能を備えた外側ブラシ部材,51aは内周面端部に形成されて着脱自在な態様で周回嵌合部41aと係合する突状部,51bは天面端部に形成されてその内周面が環状内壁部42の外周面などと当接する環状垂下部,51cは表面側に設けた複数の通路形成用筒状部,51dは当該筒状部の列の両側に設けた内容物通路なしの柱状歯部,51eは当該筒状部の列の両端に設けた内容物通路なしの柱状歯部,
52は環状内壁部42に載置・保持される内側ブラシ部材,52aは環状内壁部42の上面部分42aに対応する鍔状部,52bは当該鍔状部の下側に続く筒状部,52cはそれぞれ当該筒状部の内周面と一体になっており組立時には通路形成用筒状部51cに入り込む柱状歯部,52dは当該柱状歯部のそれぞれと当該筒状部52bとを列方向に一体化する補強用の連結片,52eは当該筒状部52bの中(当該筒状部と当該連結片との間)に形成される内容物通過用の(図示の場合は12個の)空隙,
53は通路形成用筒状部51cと柱状歯部52cとの間に形成される内容物通路,
6はカバー体4に着脱可能な形で保持されるブラシ(その2),
61はカバー体4に対する着脱機能を備えた外側ブラシ部材,61aは内周面端部に形成されて着脱自在な態様で周回嵌合部41aと係合する突状部,61bは天面端部に形成されてその外周面が環状内壁部42の内周面と当接する環状垂下部,61cは後述の内容物通路付きの柱状歯部62aの列の両側に設けた内容物通路なしの柱状歯部,61dは当該柱状歯部62aの列の両端に設けた内容物通路なしの柱状歯部,61eは後述の内側ブラシ部材62の全体を受けて保持するための窪地状凹部,61fは後述の筒状基部62cを入れて嵌合させるために当該窪地状凹部に形成した孔部,
62は外側ブラシ部材61に固定した状態で使用される内側ブラシ部材,62aは表面に一列の態様で設けた内容物通路付きの柱状歯部,62bは当該柱状歯部の内部に形成された(長手方向の通路域とその先端部分から直角の2方向に分かれる通路域とからなる)略T字状断面の内容物通路,62cは(図5の上下方向の)断面が当該内容物通路と同様の略円状で孔部61fに嵌合して当該内容物通路の入口部分を構成する筒状基部,62dは当該筒状基部の下端側に形成されて外側ブラシ部材61の天井面部分と係合するテーパ付き突状部,
7は後述の螺旋状通路ユニット8を介してステム11,21を同時に下動させる操作片,
71は利用者の指操作部,
72は回動動作により後述の蓋部81を押し下げる機能を持つ(混合通路用の筒状部45を囲う)枠状の押圧用部材,72aは当該蓋部に作用する膨出部,
73は当該押圧用部材の回動軸,
74は当該指操作部の下動と当該押圧用部材の回動との各動作のいわばインタフェース部として作用する薄肉部分,
8はステム11,21およびカバー体4(混合通路用の筒状部45)に嵌合した内容物混合用の螺旋状通路ユニット,
81は上面が略長楕円状の平坦部分で当該螺旋状通路ユニットの上側を構成する蓋部,81aは当該蓋部の上面中央部分に形成した筒状部,
82は当該蓋部とヒンジ結合で嵌合状態の底部,82aおよび82bは当該底部の下面側に形成されてステム11および12と嵌合する筒状部,82cおよび82dは当該筒状部に続く部分に形成した内容物通過用の孔部,82eは当該底部の下面中央部分に形成した板状摘まみ部,82fは後述の板状仕切り部83aを取り外し可能な形で結合させるための凹状部,
83は内容物混合用の通路部材,83aは板状仕切り部,83bはステム11に対応した第1の螺旋状通路部,83cはステム12に対応した第2の螺旋状通路部,
84は蓋部81,底部82および板状仕切り部83aによって形成される図示左側の(ステム11に続く)第1の通路空間域,
85は蓋部81,底部82および板状仕切り部83aによって形成される図示右側の(ステム21に続く)第2の通路空間域,
をそれぞれ示している。
なお、ホルダー3,カバー体4,ブラシ5,ブラシ6および操作片7の材質は例えばPP(ポリプロピレン)であり、螺旋状通路ユニット8の材質は例えばHDPE(高密度ポリエチレン)である。
ブラシ5,6の突状部51a,61aとカバー体4の周回嵌合部41aとは、それぞれの変形・復帰性状に基づいて取り外し可能な態様で係合している。
利用者などがブラシ5をカバー体4から取り外す場合、例えば、
(1) 両側の柱状歯部51e(や51d)をそれぞれ内側に押すようにしながら外側ブラシ部材51の突状部51aをカバー体4の周回嵌合部41aから離脱させ、
(2) 次に、柱状歯部52cなどを持ち上げて内側ブラシ部材52を環状内壁部42から離脱させればよい。
(1) 両側の柱状歯部51e(や51d)をそれぞれ内側に押すようにしながら外側ブラシ部材51の突状部51aをカバー体4の周回嵌合部41aから離脱させ、
(2) 次に、柱状歯部52cなどを持ち上げて内側ブラシ部材52を環状内壁部42から離脱させればよい。
これにより、内容物通路53の構成要素である外側ブラシ部材51および内側ブラシ部材52は完全にカバー体4の環状外壁部41や環状内壁部42から分離した単一ピースとなり、カバー体も含めてそれぞれのクリーニング処理、特に当該内容物通路のクリーニング処理を容易に、また効率的に行うことができる。
また、ブラシ6をカバー体4から取り外す場合も、同様に、 両側の柱状歯部61e(や61c)をそれぞれ内側に押すようにしながら外側ブラシ部材61の突状部61aをカバー体4の周回嵌合部41aから離脱させる。
この離脱状態では、外側ブラシ部材61と、内容物通路62bが形成された柱状歯部62aを設けた内側ブラシ部材62とが、テーパ付き突状部62dの作用により一体化している。
この内側ブラシ部材62を外側ブラシ部材61から分離するには、例えば当該内側ブラシ部材の筒状基部62cの下端側を内容物の出口への方向に押し上げて、テーパ付き突状部62dと当該外側ブラシ部材の天井面部分との係合状態を解除すればよい。
これにより、外側ブラシ部材61および内側ブラシ部材62は完全にカバー体4の環状外壁部41や環状内壁部42から分離した単一ピースとなり、カバー体も含めてそれぞれのクリーニング処理、特に内容物通路62bを備えた内側ブラシ部材のクリーニング処理を容易に、また効率的に行うことができる。
このように、ブラシ5,6をカバー体4から取り外してそれぞれでの放出部である内容物通路53,62bの各入口部分を露出させた上で、当該内容物通路などをクリーニングする。
クリーニング終了後などにブラシ5,6をカバー体4に取り付けて元の状態にするには、例えばそれぞれのブラシを取り外したときの手順を逆の順番で実行すればよい。
すなわち、ブラシ5の場合は、内側ブラシ部材52を環状内壁部42の中に入れてその上面部分42aに鍔状部52aを載置し、外側ブラシ部材51を環状外壁部41に嵌めてその周回嵌合部41aに突状部51aを係合させる。
また、ブラシ6の場合は、内側ブラシ部材62を上方から外側ブラシ部材61に差し込んでその孔部61fに突状部62dを係合させ、外側ブラシ部材61を環状外壁部41に嵌めてその周回嵌合部41aに突状部61aを係合させる。
この着脱自在なブラシ5,6は、図示の2連缶の場合だけを対象とするものではなく、単一缶の場合にも適用できることは勿論である。
ただ、別々の缶からの異なる内容物(例えば容器1の染毛剤Aと容器2の染毛剤B)の混合物が供給されるブラシにおいては、混合の程度や混合時の反応などにともなってその内容物通路に内容物がより残留(固化)しやすいケースがある。このような場合、カバー体4から取り外して内容物通路53,62bの各入口部分を露出させることできる本発明のブラシ5,6は、そのクリーニング作業の点で一層有効なものとなる。
ブラシ5,6をカバー体4から取り外すときのいわば取っ掛かりとなり得るベロや凹みを外側ブラシ部材51,61の外周面などに設けてもよい。また、外側ブラシ部材51,61の下端側にスリットを形成して、ブラシ5,6を取り外す際に当該外側ブラシ部材が多少変形しやすく、すなわちそれぞれの突状部51a,61aがカバー体4の周回嵌合部41aから外れやすいようにしてもよい。
ブラシ5,6はそれぞれの外側ブラシ部材51,61と内側ブラシ部材52,62とを1ピースにした態様のものでもよい。
ブラシ6(柱状歯部62a)の内容物通路62bを長手方向通路域のみからなるもの、すなわち上述の直角の2方向に分かれる通路域を設けずに、当該柱状歯部の先端部が出口部分となるものにしてもよい。
なお、後述のように、内容物混合用の螺旋状通路ユニット8もカバー体4から取り外してその内容物通路域などを露出させることができ、上述のブラシ5,6のクリーニング対応構造と相まって、ステム出力部からブラシ出力までの内容物通路部分全体のクリーニング処理が効率的に行える。
エアゾール式容器は、図1および図2の静止モードでは、周知のごとく、ステム11および21は容器内のスプリング(図示省略)の作用により上方向に付勢され、その出力用孔部(図示省略)がステムラバー(図示省略)で塞がれている。容器1,2の各内容物は勿論ステム11,21から出力されない。
このとき、嵌合作用によりステム11,21と一体化している螺旋状通路ユニット8や当該ユニットの蓋部81の上に膨出部72aが載置された形の操作片7も、この容器内スプリングの付勢力により上動している。
操作片7を押し下げた作動モードでは、
(11) 回動軸73を中心に図1の時計方向に回動する押圧用部材72(膨出部72a)の作動によって蓋部81およびステム11,21が下動し、
(12)ステム11,21の各弁作用部(図示省略)がそれぞれ個々に開き、
(13)容器1の内容物はステム11−孔部82c−第1の通路空間域84−通路部材83の第1の螺旋状通路部83bを通り、また、容器2の内容物はステム12−孔部82d−第2の通路空間域85−通路部材83の第2の螺旋状通路部83cを通り、
(14)当該内容物は通路部材83で混合されながらブラシ5,6の入力側である空間域49へと移動し、
(15)当該内容物はこの空間域49からブラシ5の空隙52e,内容物通路53やブラシ6の内容物通路62bを通過して外部空間側へと放出される。
(11) 回動軸73を中心に図1の時計方向に回動する押圧用部材72(膨出部72a)の作動によって蓋部81およびステム11,21が下動し、
(12)ステム11,21の各弁作用部(図示省略)がそれぞれ個々に開き、
(13)容器1の内容物はステム11−孔部82c−第1の通路空間域84−通路部材83の第1の螺旋状通路部83bを通り、また、容器2の内容物はステム12−孔部82d−第2の通路空間域85−通路部材83の第2の螺旋状通路部83cを通り、
(14)当該内容物は通路部材83で混合されながらブラシ5,6の入力側である空間域49へと移動し、
(15)当該内容物はこの空間域49からブラシ5の空隙52e,内容物通路53やブラシ6の内容物通路62bを通過して外部空間側へと放出される。
操作片7は、薄肉部分74の作用により、その内面の一部がカバー体4の外周面にガイドされる態様で変形する。
また、
・カバー体4の環状内壁部42と、ブラシ5(外側ブラシ部材51)の環状垂下部51bおよび内側ブラシ部材52の筒状部52bなどとの当接部分
・カバー体4の環状内壁部42と、ブラシ6(外側ブラシ部材61)の環状垂下部61bとの当接部分
などはそれぞれ内容物のシール部として作用する。
・カバー体4の環状内壁部42と、ブラシ5(外側ブラシ部材51)の環状垂下部51bおよび内側ブラシ部材52の筒状部52bなどとの当接部分
・カバー体4の環状内壁部42と、ブラシ6(外側ブラシ部材61)の環状垂下部61bとの当接部分
などはそれぞれ内容物のシール部として作用する。
上述したように、螺旋状通路ユニット8を容器1,2およびカバー体4から分離して取り外すことができる。これにより、当該ユニットの内容物通路部分のクリーニングも簡単に行なえる。
この取り外し作業の手順は次のようになる。
(21)可動片部46のヒンジ部46aより上方の部分を内側(図2の矢印方向)に押圧して、その孔部46bとホルダー3の凸状部33との係合状態を解除する。
(22)この解除後のカバー体4を持ち上げるなどして、当該カバー体およびこれと(ステム11,12に対するよりも強く)結合している螺旋状通路ユニット8からなる一体化部分を、ホルダー3および容器1,2から分離する。
(23)この分離後の一体化部分(のカバー体4)から板状摘まみ部82eを持って下方に引き出すことにより、カバー体4と螺旋状通路ユニット8とを別々にする。
(21)可動片部46のヒンジ部46aより上方の部分を内側(図2の矢印方向)に押圧して、その孔部46bとホルダー3の凸状部33との係合状態を解除する。
(22)この解除後のカバー体4を持ち上げるなどして、当該カバー体およびこれと(ステム11,12に対するよりも強く)結合している螺旋状通路ユニット8からなる一体化部分を、ホルダー3および容器1,2から分離する。
(23)この分離後の一体化部分(のカバー体4)から板状摘まみ部82eを持って下方に引き出すことにより、カバー体4と螺旋状通路ユニット8とを別々にする。
また、板状摘まみ部82eを引っ張ることにより、螺旋状通路ユニット8の蓋部81を、これとヒンジ結合して嵌合状態の底部82から開いた形にできる。
板状摘まみ部82eは内容物の通路部分ではなく内容物も付着していないので、利用者がこれらの作業において手などを汚すことはない。
また、ホルダー3との係合解除後のカバー体4を例えば持ち上げて当該ホルダーから分離する際に、螺旋状通路ユニット8の筒状部82a,82bと容器1,2のステム11,21の結合状態が解除されずに、当該ユニットが当該ステムの側に残るようなことは生じない。それは、カバー体4の筒状部45と筒状部81aとの結合の程度を容器1,2のステム11,21と筒状部82a,82bとのそれよりも強くしているからである。
容器1,2,ホルダー3,カバー体4,操作片7および螺旋状通路ユニット8などを組み立てる際の手順は例えば次のようになる。
(31)ホルダー3の環状突状部31に容器1,2を取り付ける。
(32)カバー体4に、操作片7を開口部48から入れて取り付ける。
(33)この取付け後のカバー体4の筒状部45および操作片7の押圧用部材72(の枠内)に下方から螺旋状通路ユニット8を入れて、当該螺旋状通路ユニットの筒状部81aをカバー体4の筒状部45に係合させる。
(34)この係合後のカバー体4および螺旋状通路ユニット8などを容器1,2およびホルダー3のその上方から差し込んで、当該カバー体の孔部46bが当該ホルダーの凸状部33と係合し、当該ユニットの底部82の筒状部82aおよび82bが当該容器のステム11および21と嵌合した状態にする。なお、(31)の取付けは(34)の処理までの任意の段階で行えばよい。
(31)ホルダー3の環状突状部31に容器1,2を取り付ける。
(32)カバー体4に、操作片7を開口部48から入れて取り付ける。
(33)この取付け後のカバー体4の筒状部45および操作片7の押圧用部材72(の枠内)に下方から螺旋状通路ユニット8を入れて、当該螺旋状通路ユニットの筒状部81aをカバー体4の筒状部45に係合させる。
(34)この係合後のカバー体4および螺旋状通路ユニット8などを容器1,2およびホルダー3のその上方から差し込んで、当該カバー体の孔部46bが当該ホルダーの凸状部33と係合し、当該ユニットの底部82の筒状部82aおよび82bが当該容器のステム11および21と嵌合した状態にする。なお、(31)の取付けは(34)の処理までの任意の段階で行えばよい。
一般にエアゾール式製品やポンプ式製品などの内容物には、金属塩類粉末,無機物粉末や樹脂粉末などを用いる。例えばタルク,カオリン,アルミニウムヒドロキシクロライド(アルミ塩),硫酸バリウム,セルロース,これらの混合物などである。また、紫外線吸収剤,油性原料,界面活性剤,保湿剤,高分子化合物,酸化防止剤,金属イオン封鎖剤なども用いる。
上記容器1,2の内容物としては、例えば、
・染毛剤Aには、パラフェニレンジアミン,アミノフェノール,トルエン−2,4−ジアミン等の染料中間体、アンモニア,モノエタノールアミン等のアルカリ剤、ラウリル硫酸ナトリウム等のアニオン性界面活性剤、ポリオキシエチレンオレイルエーテル等の非イオン性界面活性剤、ラウリルジメチルアミノ酢酸ベタイン等の両性界面活性剤、塩化アルキルトリメチルアンモニウム等のカチオン性界面活性剤、亜硫酸塩,メチルセルロース等の粘度調整剤、アスコルビン酸等の安定剤などを用い、
・染毛剤Bには、過酸化水素などの酸化剤、フェナセチン,EDTA等の安定剤、リン酸,クエン酸等のpH調整剤などを用いる。
・染毛剤Aには、パラフェニレンジアミン,アミノフェノール,トルエン−2,4−ジアミン等の染料中間体、アンモニア,モノエタノールアミン等のアルカリ剤、ラウリル硫酸ナトリウム等のアニオン性界面活性剤、ポリオキシエチレンオレイルエーテル等の非イオン性界面活性剤、ラウリルジメチルアミノ酢酸ベタイン等の両性界面活性剤、塩化アルキルトリメチルアンモニウム等のカチオン性界面活性剤、亜硫酸塩,メチルセルロース等の粘度調整剤、アスコルビン酸等の安定剤などを用い、
・染毛剤Bには、過酸化水素などの酸化剤、フェナセチン,EDTA等の安定剤、リン酸,クエン酸等のpH調整剤などを用いる。
エアゾール式製品の放出用ガスには、LPG,ジメチルエーテル,フルオロカーボン,炭酸ガス,窒素ガス,圧縮空気,酸素ガス,希ガス,これらの混合ガスなどを用いる。
1:染毛剤Aを収納した容器
11:ステム
2:染毛剤Bを収納した容器
21:ステム
3:ホルダー
31:環状突状部
32:周面部
33:凸状部
4:カバー体
41:環状外壁部
41a:周回嵌合部
42:環状内壁部
42a:上面部分
42b:内容物通過用の開口部
43:環状溝部
44:一対のリブ
44a:凹状係止部
45:混合通路用の筒状部
46:可動片部
46a:ヒンジ部
46b:孔部
47:開口部
48:開口部
49:空間域
5:ブラシ(その1)
51:外側ブラシ部材
51a:突状部
51b:環状垂下部
51c:通路形成用筒状部
51d:内容物通路なしの柱状歯部
51e:内容物通路なしの柱状歯部
52:内側ブラシ部材
52a:鍔状部
52b:筒状部
52c:柱状歯部
52d:補強用の連結片
52e:空隙
53:内容物通路
6:ブラシ(その2)
61:外側ブラシ部材
61a:突状部
61b:環状垂下部
61c:内容物通路なしの柱状歯部
61d:内容物通路なしの柱状歯部
61e:窪地状凹部
61f:孔部
62:内側ブラシ部材
62a:内容物通路付きの柱状歯部
62b:略T字状断面の内容物通路
62c:筒状基部
62d:テーパ付き突状部,
7:操作片
71:指操作部
72:枠状の押圧用部材
72a:膨出部
73:回動軸
74:薄肉部分
8:内容物混合用の螺旋状通路ユニット
81:蓋部
81a:筒状部
82:底部
82a,82b:筒状部
82c,82d:内容物通過用の孔部
82e:板状摘まみ部
82f:凹状部
83:内容物混合用の通路部材
83a:板状仕切り部
83b:第1の螺旋状通路部
83c:第2の螺旋状通路部
84:第1の通路空間域
85:第2の通路空間域
11:ステム
2:染毛剤Bを収納した容器
21:ステム
3:ホルダー
31:環状突状部
32:周面部
33:凸状部
4:カバー体
41:環状外壁部
41a:周回嵌合部
42:環状内壁部
42a:上面部分
42b:内容物通過用の開口部
43:環状溝部
44:一対のリブ
44a:凹状係止部
45:混合通路用の筒状部
46:可動片部
46a:ヒンジ部
46b:孔部
47:開口部
48:開口部
49:空間域
5:ブラシ(その1)
51:外側ブラシ部材
51a:突状部
51b:環状垂下部
51c:通路形成用筒状部
51d:内容物通路なしの柱状歯部
51e:内容物通路なしの柱状歯部
52:内側ブラシ部材
52a:鍔状部
52b:筒状部
52c:柱状歯部
52d:補強用の連結片
52e:空隙
53:内容物通路
6:ブラシ(その2)
61:外側ブラシ部材
61a:突状部
61b:環状垂下部
61c:内容物通路なしの柱状歯部
61d:内容物通路なしの柱状歯部
61e:窪地状凹部
61f:孔部
62:内側ブラシ部材
62a:内容物通路付きの柱状歯部
62b:略T字状断面の内容物通路
62c:筒状基部
62d:テーパ付き突状部,
7:操作片
71:指操作部
72:枠状の押圧用部材
72a:膨出部
73:回動軸
74:薄肉部分
8:内容物混合用の螺旋状通路ユニット
81:蓋部
81a:筒状部
82:底部
82a,82b:筒状部
82c,82d:内容物通過用の孔部
82e:板状摘まみ部
82f:凹状部
83:内容物混合用の通路部材
83a:板状仕切り部
83b:第1の螺旋状通路部
83c:第2の螺旋状通路部
84:第1の通路空間域
85:第2の通路空間域
Claims (7)
- 複数の突起状部材からなる塗布部と、容器から供給される内容物を当該塗布部側に出力する複数の放出部とを備える塗布用具において、
容器側との、着脱可能な係合部を、その脱状態のときに前記放出部の入口部分が露出しえる態様で設け、
前記放出部を、その出口部分が前記突起状部材の先端側となる態様で設けた、
ことを特徴とする容器内容物の塗布用具。 - 前記放出部が、前記突起状部材の内部に形成された略T字状断面の空間部である、
ことを特徴とする請求項1記載の容器内容物の塗布用具。 - 前記放出部が、筒状部とその中から外側に突出する前記突起状部材との間に形成された空間部である、
ことを特徴とする請求項1記載の容器内容物の塗布用具。 - 前記空間部が、前記筒状部を有する第1の本体部分と、これとは別で前記突起状部材を有する第2の本体部分との取外し自在な組み合わせにより形成されたものである、
ことを特徴とする請求項3記載の容器内容物の塗布用具。 - 複数の突起状部材からなる塗布部と、容器から供給される内容物を当該塗布部側に出力する複数の放出部とを備え、容器側との所定の係合状態で使用される塗布用具のクリーニング方法において、
容器側との係合状態を解除して前記放出部の入口部分を露出させ、
この露出状態で、少なくとも前記放出部をクリーニングする、
ことを特徴とする容器内容物の塗布用具のクリーニング方法。 - 請求項1乃至4記載の容器内容物の塗布用具を備え、かつ、放出用ガスおよび内容物を収容したエアゾール式製品。
- 請求項1乃至4記載の容器内容物の塗布用具を備え、かつ、内容物を収容したポンプ式製品。
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