JP5113409B2 - 塗布具及び塗布具付吐出容器 - Google Patents

塗布具及び塗布具付吐出容器 Download PDF

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Description

本発明は、収容された塗布剤を外部へ吐出する吐出容器に装着して用いられる塗布具、及び、このような塗布具が装着された吐出容器である塗布具付吐出容器に関するものである。
従来、収容された塗布剤を外部へ吐出する吐出容器に塗布具が装着された塗布具付吐出容器が知られている。例えば、染毛剤を毛髪に塗布するために用いられる塗布具には、複数の櫛歯が立設された櫛歯部と、吐出容器から吐出された染毛剤を櫛歯部へ誘導する染毛剤流路とが形成されている。
こうした塗布具を、染毛剤流路に染毛剤が残留した状態で放置すると、残留した染毛剤が乾燥して固化し、染毛剤流路を塞ぐ要因となる。このため、塗布具を繰り返して使用する場合には、使用後に残留した染毛剤を除去する必要があるが、染毛剤流路に水を流しただけでは残留した染毛剤を十分に除去することができない。
そこで、塗布具を洗浄するための洗浄具を用いることが提案されている(特許文献1)。この洗浄具は、胴部が可撓性蛇腹状に形成され、底部を指で押すと収縮し、指を離すと元の形に復元する。また、底部とは反対側に注出口が設けられ、更にその先に注出口よりも径の小さい口部先端が設けられている。そして、塗布具の染毛剤流路に洗浄具の注出口の口部先端を挿入し、塗布具を水中に沈めた状態で洗浄具の底部を指で押す操作を10回程度繰り返すことにより、染毛剤流路に残留する染毛剤を水圧により櫛歯部から排出させることができる。
特開平09−028446号公報
上述した洗浄具は、染毛剤流路に単に水を流す場合に比べ、水圧を大きくすることができるため、残留した染毛剤が染毛剤流路を完全に塞いでいるような状態において染毛剤を除去するのに効果的である。しかしながら、染毛剤流路を塞ぐ染毛剤のうちの一部のみが除去されることにより流路がいったん開通すると、その流路に沿って水が流れるため、残りの染毛剤は除去されにくいという問題がある。特に、染毛剤等のように水よりも粘度の高い塗布剤は、水に比べ流れにくい。また、塗布具付吐出容器とは別体の洗浄具を用いることは、紛失等の問題が生じやすくなるという面で好ましくない。
本発明は、こうした問題にかんがみてなされたものであり、塗布剤流路に残留した塗布剤を容易に除去することのできる塗布剤除去具を備えた塗布具及び塗布具付吐出容器を提供することを目的としている。
上記目的を達成するためになされた本発明の請求項1,4,6〜10に記載の塗布具は、収容された塗布剤を外部へ吐出する吐出容器に装着して用いられるものである。そして、この塗布具には、塗布剤を塗布するための塗布部と、吐出容器から吐出された塗布剤を塗布部へ誘導する塗布剤流路とが形成されている。さらに、この塗布具は、外部操作により塗布剤流路内を移動することで塗布剤流路に残留する塗布剤を除去する塗布剤除去具を備えている。
このような構成の塗布具によれば、外部操作により塗布剤除去具を移動させることで、
塗布剤流路に残留した塗布剤を容易に除去することが可能となる。しかも、この塗布具は、塗布剤流路内に塗布剤除去具を備える構成のため、塗布剤除去具を紛失しにくくすることができる。
具体的には、例えば請求項1,4,12のように構成するとよい。すなわち、請求項1,4,12に記載の塗布具において、塗布剤除去具は、塗布剤流路に挿入可能な棒状の軸部に塗布剤流路における少なくとも一部の断面形状と整合する断面形状の整合部が形成されたものである。そして、軸部を介した外部操作により整合部が塗布剤流路内を移動することで塗布剤流路に残留する塗布剤を除去する。
このような構成の塗布具によれば、塗布剤除去具の整合部を塗布剤流路内で移動させることにより、塗布剤流路に残留する塗布剤を除去することが可能となる。特に、断面形状が略一定の流路が塗布剤流路に形成され、整合部の断面形状がその流路の断面形状と整合する場合には、整合部の移動に伴い塗布剤を効率よく除去することができる。しかも、このように構成すれば、塗布剤流路内を加圧したり負圧を生じさせたりすることが可能となるため、塗布剤流路における整合部が直接接触しない部分(特に断面積の小さい流路)に残留する塗布剤についても除去することが可能となる。
ここで、塗布剤を除去する効果を高めるには、例えば請求項1,13のように構成するとよい。すなわち、請求項1,13に記載の塗布具において、整合部には、塗布剤流路における少なくとも一部の内面に弾性変形状態で密着可能な密着部が形成されている。
このような構成の塗布具によれば、整合部と塗布剤流路の内面との密着度を向上させることができる。この結果、塗布剤流路に残留する塗布剤を効果的に除去することができる。しかも、塗布剤流路内に大きな加圧力や負圧力を生じさせることが可能となるため、塗布剤流路における整合部が直接接触しない部分に残留する塗布剤についても効果的に除去することができる。
特に、請求項2,14に記載のように、密着部が弾性材料で形成されていれば、塗布剤流路の内面との間で高いシール性能が得られるため、加圧力や負圧力を一層生じやすくすることができる。
ただし、塗布具の使用時に整合部が塗布剤流路における塗布剤の流れを妨げる位置に存在すると、吐出容器から塗布部へ塗布剤を良好に流動させることができない。そこで、例えば請求項3,4,15に記載の塗布具では、塗布剤の流れを妨げない位置に整合部を収容する収容部が塗布剤流路に形成されている。このような構成によれば、塗布具の使用時に塗布剤流路における塗布剤の流れが整合部によって妨げられてしまうことを防ぐことができる。
一方、請求項16に記載の塗布具では、塗布剤除去具は、塗布剤流路に対して着脱可能に設けられ、塗布剤流路から取り外される際に塗布剤流路に残留する塗布剤を外部へ排出するように構成されている。
このような構成の塗布具によれば、塗布剤除去具を取り外すことにより、塗布剤流路に残留する塗布剤の量を減らすことができ、しかも、塗布剤除去具自体に付着した塗布剤についても容易に除去することができる。
ところで、塗布剤としては、その成分である複数の薬剤を使用直前に混合して用いるものがある。通常、こうした塗布剤は、複数の薬剤に分離された状態で吐出容器に収容されており、分離されたままの状態で吐出容器から同時に外部へ吐出される。そこで、この種の吐出容器に装着して用いられる請求項17に記載の塗布具には、吐出容器から吐出された複数の薬剤を合流させて塗布剤流路へ誘導する合流流路が形成されている。このような構成の塗布具によれば、複数の薬剤を混合した塗布剤を塗布部へ供給することができる。
ここで、例えば請求項18に記載のように、合流流路を形成する合流部が、塗布剤流路を形成する本体部から分離可能に構成されていれば、合流流路及び塗布剤流路の洗浄が容易となる。
一方、請求項5〜10に記載の塗布具において、塗布剤流路には、塗布剤の流れを乱す乱流体が設けられている。このような構成の塗布具によれば、塗布剤流路における塗布剤の混合効果を高めることができる。なお、塗布剤の混合効果を高めることは、複数の薬剤を使用直前に混合して用いる塗布剤に有効であることはもちろんであるが、これに限定されるものではない。例えば1種類の薬剤をそのまま用いる塗布剤であっても、薬剤が分離していることが考えられるため、乱流体を設けることは有効である。
ここで、乱流体は、具体的には例えば請求項のように、塗布剤流路を塞ぐ形状の板体に切欠部を形成した複数の邪魔板から構成されており、互いに隣り合う邪魔板の切欠部同士が流路方向から見て重ならないように配置されることが好ましい。このような構成によれば、塗布剤の流れを効果的に乱すことができるため、高い混合性能を実現することができる。
しかも、板体に切欠部を形成した邪魔板を用いるため、板体に貫通穴を形成した邪魔板を用いる構成に比べ、塗布剤流路を細く形成することが可能となり、内部に残存する塗布剤の量を減らすことができる。すなわち、塗布剤としては例えば染毛剤のように粘度の高いものが多く、粘度の高い流体を流動させるには通過面積をある程度大きくする必要がある。このため、板体に貫通穴を形成する構成では、貫通穴をある程度大きくする必要があるが、貫通穴を大きくすると板体の強度が弱まるため、板体自体を大きくしなければならない。これに対し、板体に切欠部を形成する構成では、貫通穴を形成する構成に比べ肉薄部分を生じにくくして板体の強度低下を抑えることが可能となるため、板体の小型化が可能となる。
一方、例えば請求項8に記載のように、乱流体は、塗布剤流路に挿入された棒状部材に塗布剤流路を塞ぐ形状の邪魔板が形成されたものであり、棒状部材には、邪魔板の上流側に形成された流入口から流入した塗布剤を、邪魔板の下流側に形成された流出口から流出させるための、軸内流路が形成されていてもよい。
また、例えば請求項9に記載のように、乱流体は、塗布剤流路を塞ぐ形状の板体に貫通孔を形成した複数の邪魔板から構成されていてもよい。
また、例えば請求項10に記載のように、乱流体は、塗布剤流路を塞ぐ形状の板体に切欠部を形成した複数の邪魔板から構成されており、邪魔板は湾曲した形状であってもよい。
また、例えば請求項6,11に記載のように、乱流体が塗布剤除去具に形成されている構成によれば、外部操作により乱流体を移動させることができるため、塗布剤流路における乱流体が配置される位置に残留した塗布剤についても容易に除去することができる。
一方、請求項19に記載の塗布具付吐出容器は、請求項1から請求項18までのいずれか1項に記載の塗布具と、収容された塗布剤を外部へ吐出する吐出容器とを備え、塗布具が吐出容器から分離可能に構成されている。このような構成の塗布具付吐出容器によれば、請求項1から請求項18までのいずれかの塗布具が奏する上述した効果を得ることができる。
以下、本発明が適用された実施形態について、図面を用いて説明する。
[1.第1実施形態]
図1は、第1実施形態の塗布具付吐出容器1の断面図であり、図2は、その分解断面図である。
この塗布具付吐出容器1は、染毛剤の第1剤及び第2剤を混合して毛髪に塗布するためのものであり、染毛剤の第1剤及び第2剤を収容するための収容容器83と、染毛剤を混合・塗布するための塗布具2とを備えている。
収容容器83は、可撓性を有する樹脂材料からなる有底円筒状の容器であり、その上端部に形成された口部の外周面には、塗布具2を装着するための雄ねじ部84が形成されている。なお、図示しないが、この収容容器83には、外部から内部への空気の流入を許容しつつ、内部から外部への空気の流入を阻止する構成の逆止弁が設けられている。
そして、収容容器83内には、染毛剤の第1剤が充填された第1包装体92と、染毛剤の第2剤が充填された第2包装体93とが収容される。第1包装体92及び第2包装体93は、いずれも、樹脂フィルムからなる袋状のものであり、充填された染毛剤を外部へ吐出するためのノズル95が上端部に形成されている。また、各ノズル95の外周面には、後述する蓋体60に装着するための環状突起96が形成されている。なお、図示しないが、各ノズル95の内部には、各包装体92,93の内部から外部への染毛剤の流出を許容しつつ、外部から内部への染毛剤の流入(逆流)や空気の流入を阻止する構成の逆止弁が設けられている。
一方、塗布具2は、収容容器83の口部に装着される蓋体60と、蓋体60の上面に装着される櫛体20とから構成されている。
蓋体60は、樹脂(例えばポリプロピレン)製の成型品であり、収容容器83の口部を覆うように装着される。具体的には、蓋体60の下部は円筒状に形成されており、その内周面には、収容容器83の口部に形成された雄ねじ部84と螺合する雌ねじ部63が形成されている。
また、蓋体60における収容容器83の口部が挿入される空間の天井面65には、第1包装体92及び第2包装体93の各ノズル95を挿入可能な一対の取付穴66が形成されている。ここで、各取付穴66の内周面には、ノズル95の環状突起96と嵌合する周溝67が形成されており、第1包装体92及び第2包装体93は、各ノズル95が取付穴66に挿入された状態で蓋体60に着脱可能に固定される。このため、第1包装体92及び第2包装体93に充填された染毛剤を使い切った場合には、染毛剤を補充したり、第1包装体92及び第2包装体93を新しいものに交換したりすることが可能となり、塗布具付吐出容器1を繰り返し使用することができる。
一方、蓋体60の頂部61には、櫛体20の下端部(後述する挿入部43)を挿入するための挿入穴62が形成されている。
また、蓋体60の内部には、挿入穴62を各取付穴66と連通させる断面が略矩形の蓋体内連通路64が形成されている。この蓋体内連通路64には、挿入穴62を臨む位置に、後述する染毛剤除去具50の取手部58を収容するための取手収容部68が形成されている。取手収容部68は、その軸方向に垂直な形状が、後述する取手部58の形状に合わせて円形に形成されており、その軸方向の長さ寸法が、取手部58の軸方向の長さ寸法と同一又はやや大きく形成されている。
一方、櫛体20は、蓋体60に装着される略棒状の本体部40と、染毛剤を毛髪に塗布するための複数の櫛歯39を有する櫛歯部30とが、樹脂(例えばポリプロピレン)により成型されたものである。
具体的には、本体部40の下端部には、蓋体60の頂部61上面に当接する当接部44と、蓋体60の挿入穴62に挿入される断面が円形の挿入部43とが形成されている。なお、挿入部43の軸方向の長さ寸法は、挿入穴62の軸方向の長さ寸法と同一又はやや小さく形成されている。
また、本体部40の内部には、断面形状が円形かつ略一定の流路である本体内連通路42が直線状に形成されている。そして、本体内連通路42の一端(下端)は、挿入部43の下端面41において流入口42aとして開口しており、櫛体20が蓋体60に装着されている状態で蓋体内連通路64と連通する(図1)。一方、本体内連通路42の他端(上端)は封止されており、その天井面には、後述する染毛剤除去具50の除去部52を収容するための除去収容部42bが形成されている。除去収容部42bは、その軸方向に垂直な形状が、後述する除去部52の形状に合わせて円形に形成されている。
一方、櫛体20は、本体内連通路42内に染毛剤除去具50を備えている。
図3は、染毛剤除去具50の説明図であり、(a)は側面図、(b)は平面図(上面図)、(c)は(a)のA−A断面図、(d)は(a)のB−B断面図、(e)は(a)のC−C断面図である。
染毛剤除去具50は、細長い円柱棒状の軸部51における両端部及びやや下方寄りの中央部に鍔部が形成されたものである。具体的には、染毛剤除去具50は、その先端部(上端部)に、本体内連通路42に残留した染毛剤を取り除くための円板状の除去部52を有し、他方の端部(下端部)に、使用者により把持される円板状の取手部58を有する。さらに、取手部58寄りの中央部に、本体内連通路42を流動する染毛剤の混合を促進するための複数の邪魔板(円板に切欠部を形成したもの)からなる混合部54を有する。なお、染毛剤除去具50は、後述する密着部52bを除き、樹脂(例えばポリプロピレン)により一体成型されている。
除去部52は、軸部51の先端に形成された円板状の本体部52aと、この本体部52aの外周面に樹脂系の接着剤で固定されたポリウレタンゴム製の円筒状の密着部52bとからなる。ここで、密着部52bの外径寸法は、本体内連通路42の内径寸法よりもやや大きく形成されており、密着部52bの外周面は本体内連通路42の内周面に弾性変形状態で密着する。また、本体部52a及び密着部52bは、軸方向の長さ寸法が同一であり、除去収容部42bの軸方向の長さ寸法と同じ又はやや小さく形成されている。
混合部54は、本体内連通路42の内径寸法と同一又はやや小さい円板に切欠部を形成した6つの邪魔板(鍔部)が軸方向に等間隔で形成されたものである。ここで、混合部54に形成された邪魔板は、切欠部の形状に応じて、第1の円環部55、第2の円環部56及び第3の円環部57の3種類に分類される。
すなわち、第1の円環部55は、図3(c)に示すように、軸部51の外径寸法と同一の幅寸法の切欠部55aが円板の径方向に形成されたものである。
また、第2の円環部56は、図3(d)に示すように、円板の左右両端を互いに平行な直線状に切り欠いた形状の切欠部56a,56bが形成されたものである。
第3の円環部57は、図3(e)に示すように、第1の円環部55を180度回転させた形状のものであり、切欠部57aの形状自体は切欠部55aと同一である。
そして、混合部54には、除去部52側から順に、第1の円環部55、第2の円環部56、第3の円環部57、第2の円環部56、第1の円環部55、第2の円環部56が形成されている。このように、互いに隣り合う邪魔板の切欠部同士が流路方向から見て重ならないように配置されている。
一方、取手部58は、軸部51の軸方向から見た外周形状及び軸方向の長さ寸法が、除去部52と同一の形状及び寸法に形成されている。
そして、染毛剤除去具50が本体内連通路42内に装着された状態において、除去部52は除去収容部42bに収容され、取手部58は蓋体60の取手収容部68に収容される(図1)。また、混合部54は、本体内連通路42における櫛歯部30よりも下方(上流側)の位置に配置される。
一方、櫛歯部30は、樹脂(例えばポリプロピレン)製の成型品であり、本体内連通路42の軸方向と直交する方向に延びるように形成された複数の櫛歯39を有しており、各櫛歯39は、先端部から基端部へ広がる略三角形の板状に形成されている。そして、上下両端の2つの櫛歯39を除いた内側の各櫛歯39の頂部近傍には、断面が円形の第1の櫛歯内連通路33が厚み方向に貫通しており、これにより、各櫛歯39における隣り合う櫛歯39と対向する面には吐出口33aが開口している。さらに、これらの櫛歯39には、第1の櫛歯内連通路33と本体内連通路42とを連通する断面が円形の第2の櫛歯内連通路34が形成されている。
次に、塗布具付吐出容器1の使用方法について図1を用いて説明する。
使用者が収容容器83の胴部を押圧して押しつぶすと、収容容器83の内部が加圧され、第1包装体92及び第2包装体93が収縮する。その結果、第1包装体92に充填された第1剤及び第2包装体93に充填された第2剤が各ノズル95から同時に吐出され、蓋体60の蓋体内連通路64にて合流した後、本体部40の本体内連通路42へ流入する。
そして、本体内連通路42へ流入した染毛剤は、染毛剤除去具50の混合部54によって流れを乱されることにより十分に混合された後、各櫛歯39の第2の櫛歯内連通路34へ流入する。
具体的には、染毛剤が本体内連通路42へ流入すると、まず、第2の円環部56の切欠部56a,56bにより形成される流路を通過し、続いて、第1の円環部55の切欠部55aにより形成される流路を通過する。その後、再び第2の円環部56の切欠部56a,56bにより形成される流路を通過し、続いて、第3の円環部57の切欠部57aにより形成される流路を通過する。その後、再び第2の円環部56の切欠部56a,56bにより形成される流路を通過し、続いて、第1の円環部55の切欠部55aにより形成される流路を通過する。このように、本体内連通路42へ流入した染毛剤(第1剤及び第2剤)は、混合部54において流れを乱されることにより混合が促進される。
こうして第2の櫛歯内連通路34へ流入した染毛剤は、第1の櫛歯内連通路33を介して各櫛歯の吐出口33aから吐出して櫛歯39間に保持され、その状態で使用者が櫛歯部30によって毛髪を梳くことにより毛髪に塗布される。
なお、収容容器83を押圧したときには、図示しない逆止弁の働きにより、収容容器83の内部から外部への空気の流出が阻止される。従って、逆止弁から圧力が抜けることはなく、内圧の上昇はそのまま第1包装体92と第2包装体93の収縮に寄与することとなる。一方、収容容器83の押圧を止めると、第1剤と第2剤の吐出が停止される。このとき、収容容器83が押しつぶされた状態から復元しようとする力によって収容容器83の内部は減圧されるが、逆止弁の働きにより収容容器83の外部から内部へ空気が流入する。このため、収容容器83は元の形状に回復するが、第1包装体92と第2包装体93は収縮した状態が維持される。
次に、櫛体20の洗浄方法について説明する。なお、ここでは、櫛体20を水に浸漬させた状態で洗浄する例を説明するが、空気中でも同様に行うことができる。
図4は、櫛体20から染毛剤除去具50を取り出す際の状態を表す断面図であり、(a)は染毛剤除去具50が装着されている状態、(b)及び(c)は櫛体20から染毛剤除去具50を取り出す過程の状態を表す。
櫛体20を蓋体60から取り外し(図4(a))、水に浸漬させた状態で染毛剤除去具50をその取手部58を把持して引き出すと、染毛剤除去具50の除去部52が本体内連通路42の内周面に密着した状態で軸方向に移動する(図4(b)→図4(c))。これにより、本体内連通路42の内部に残留している染毛剤が外部へ押し出され、染毛剤除去具50を櫛体20から完全に取り外すことで、本体内連通路42の内部に残留していたほとんどの染毛剤が外部へ排出される。ここで、混合部54が本体内連通路42の内部に存在する状態では、混合部54も本体内連通路42の内部に残留している染毛剤を押し出すように作用する。
こうして取り外した染毛剤除去具50を、付着した染毛剤を除去した後、再び本体内連通路42に挿入すると、染毛剤除去具50の除去部52が本体内連通路42の内周面に密着した状態で軸方向に移動する(図4(c)→図4(b))。これにより、本体内連通路42、第2の櫛歯内連通路34及び第1の櫛歯内連通路33の内部が加圧され、第2の櫛歯内連通路34及び第1の櫛歯内連通路33の内部に残留している染毛剤が、各櫛歯39の吐出口33aから外部へ排出される。ここで、混合部54が本体内連通路42の内部に存在する状態では、混合部54も第2の櫛歯内連通路34及び第1の櫛歯内連通路33の内部に残留している染毛剤を押し出すように作用する。
以上説明したように、第1実施形態の塗布具付吐出容器1によれば、次のような効果が得られる。
・本体内連通路42に残留した染毛剤を染毛剤除去具50により容易に除去することが可能となる。しかも、本体内連通路42内に染毛剤除去具50を備える構成のため、染毛剤除去具50を紛失しにくくすることができる。
・断面形状が略一定の本体内連通路42を、本体内連通路42の断面形状と整合する断面形状の除去部52で清掃する構成のため、本体内連通路42に残留する染毛剤を効率よく除去することができる。
・除去部52の外周部にポリウレタンゴム製の密着部52bが設けられているため、除去部52の移動に伴い、本体内連通路42内を加圧したり負圧を生じさせたりすることができる。この結果、第1の櫛歯内連通路33や第2の櫛歯内連通路34に残留する染毛剤についても、押し出したり吸引したりすることで除去することが可能となる。
・塗布具付吐出容器1の使用時には本体内連通路42と異なる位置に除去部52が収容されているため、本体内連通路42における染毛剤の流れが除去部52によって妨げられてしまうことを防ぐことができる。
・染毛剤除去具50が着脱可能であるため、染毛剤除去具50を取り外すことにより、本体内連通路42に残留する染毛剤を外部へ排出することができ、しかも、染毛剤除去具50自体に付着した染毛剤についても容易に除去することができる。
・蓋体60が櫛体20から分離可能に構成されているため、蓋体内連通路64や本体内
連通路42の洗浄が容易となる。
・本体内連通路42に混合部54が配置されるため、染毛剤の混合効果を高めることができる。特に、混合部54は、本体内連通路42を塞ぐ形状の円板に切欠部を形成した複数の邪魔板から構成されており、互いに隣り合う邪魔板の切欠部同士が流路方向から見て重ならないように配置されるため、染毛剤の流れを効果的に乱すことができる。しかも、板体に切欠部を形成した邪魔板を用いるため、板体に貫通穴を形成した邪魔板を用いる構成に比べ、本体内連通路42を細く形成することが可能となり、内部に残存する染毛剤の量を減らすことができる。
・混合部54が染毛剤除去具50に形成されているため、外部操作により混合部54を移動させることができ、本体内連通路42における混合部54が配置される位置に残留した染毛剤についても容易に除去することができる。
なお、第1実施形態では、櫛体20が、本体部に相当し、蓋体60が、合流部に相当し、蓋体内連通路64及び2つの取付穴66が、合流流路に相当する。また、櫛歯部30が、塗布部に相当し、第1の櫛歯内連通路33、第2の櫛歯内連通路34及び本体内連通路42が、塗布剤流路に相当し、特に、除去収容部42bが、収容部に相当する。また、染毛剤除去具50が、塗布剤除去具に相当し、特に、除去部52が、整合部に相当し、混合部54が、乱流体に相当する。また、収容容器83が、吐出容器に相当する。
[2.第2実施形態]
図5は、第2実施形態の塗布具付吐出容器5の断面図である。
この塗布具付吐出容器5は、第1実施形態の塗布具付吐出容器1と対比すると、塗布具6の構成が相違する。以下、相違する構成を中心に説明し、共通する構成については同一符号を用いるとともに説明を省略する。
塗布具6は、収容容器83の口部に装着された蓋体160と、蓋体160の上面に装着された櫛体120とから構成されている。
ここで、蓋体160は、上端における外周部の形状が異なることを除き、第1実施形態の蓋体60と同一である。
一方、櫛体120は、蓋体160に装着される断面が略楕円形の柱状の本体部140と、染毛剤を毛髪に塗布するための複数の櫛歯39を有する櫛歯部130とが、樹脂(例えばポリプロピレン)により成型されたものである。
本体部140の下端部には、第1実施形態と同様の挿入部43が形成されている。
また、本体部140の内部には、挿入部43の下端面から、断面形状が円形かつ略一定の本体内連通路142が直線状に形成されており、本体部140が蓋体160に装着されている状態で蓋体内連通路64と連通する。一方、本体内連通路142の他端(上端)は、櫛歯部130へ向かって広がるテーパ状の扇状連通路143と連通している。
一方、櫛体120は、本体内連通路142及び扇状連通路143からなる流路内に染毛剤除去具150を備えている。
染毛剤除去具150は、第1実施形態と同様、細長い円柱棒状の軸部151に複数の鍔部が形成されたものであり、除去部152と、混合部154と、取手部58とを有する。
なお、染毛剤除去具150は、後述する密着部52bを除き、樹脂(例えばポリプロピレン)により一体成型されている。
除去部152は、軸部151の上部に形成された円板状の本体部52aと、この本体部52aの外周に設けられた円筒状の密着部52bとからなり、基本的には第1実施形態のものと同一である。
混合部154は、3つの邪魔板(鍔部)が軸方向に等間隔で形成されたものであり、除去部152側から順に、第3の円環部57、第2の円環部56、第1の円環部55が形成されている。
そして、染毛剤除去具150が本体内連通路142及び扇状連通路143からなる流路内に装着された状態において、除去部152は扇状連通路143内に収容され、取手部58は蓋体160の取手収容部68に収容される。また、混合部154は、本体内連通路142内に配置される。
一方、櫛歯部130は、樹脂(例えばポリプロピレン)製の成型品であり、本体内連通路142の軸方向と平行な方向に延びるように形成された複数の櫛歯39を有しており、各櫛歯39は、第1実施形態と同様、略三角形の板状に形成されている。そして、各櫛歯39の頂部近傍には、第1実施形態と同様、第1の櫛歯内連通路33が厚み方向に貫通しており、これにより吐出口33aが開口している。また、左右両端の4つの櫛歯39を除いた内側の各櫛歯39には、第1実施形態と同様の第2の櫛歯内連通路34が形成されている。
次に、塗布具付吐出容器1の使用方法について説明する。
使用者が収容容器83の胴部を押圧して押しつぶすと、第1実施形態で説明したように、第1剤及び第2剤が蓋体160の蓋体内連通路64にて合流した後、本体部140の本体内連通路142へ流入する。
そして、本体内連通路142へ流入した染毛剤は、染毛剤除去具150の混合部154によって流れを乱されることにより混合された後、扇状連通路143を介して各櫛歯39の第2の櫛歯内連通路34へ流入する。
こうして第2の櫛歯内連通路34へ流入した染毛剤は、第1の櫛歯内連通路33を介して各櫛歯の吐出口33aから吐出して櫛歯39間に保持され、その状態で使用者が櫛歯部130によって毛髪を梳くことにより毛髪に塗布される。
次に、櫛体120の洗浄方法について説明する。なお、ここでは、櫛体20を水に浸漬させた状態で洗浄する例を説明するが、空気中でも同様に行うことができる。
櫛体120を蓋体160から取り外し、水に浸漬させた状態で染毛剤除去具150をその取手部58を把持して引き出すと、染毛剤除去具150の除去部152が本体内連通路142の内周面に密着した状態で軸方向に移動する。これにより、本体内連通路142の内部に残留している染毛剤が外部へ押し出され、染毛剤除去具150を櫛体120から完全に取り外すことで、本体内連通路142の内部に残留していたほとんどの染毛剤が外部へ排出される。なお、混合部154が本体内連通路142の内部に存在する状態では、混合部154も本体内連通路142の内部に残留している染毛剤を押し出すように作用する。
こうして取り外した染毛剤除去具150を、付着した染毛剤を除去した後、再び本体内連通路142に挿入すると、染毛剤除去具150の除去部152が本体内連通路142の内周面に密着した状態で軸方向に移動する。このとき、本体内連通路142、扇状連通路143、第2の櫛歯内連通路34及び第1の櫛歯内連通路33の内部が加圧されるため、第2の櫛歯内連通路34及び第1の櫛歯内連通路33の内部に残留している染毛剤を外部へ排出することが可能となる。
以上説明したように、第2実施形態の塗布具付吐出容器5によれば、第1実施形態の塗布具付吐出容器1と同様の効果が得られる。
なお、第2実施形態では、櫛体120が、本体部に相当し、蓋体160が、合流部に相当し、蓋体内連通路64及び2つの取付穴66が、合流流路に相当する。また、櫛歯部130が、塗布部に相当し、第1の櫛歯内連通路33、第2の櫛歯内連通路34、本体内連通路142及び扇状連通路143が、塗布剤流路に相当し、特に、扇状連通路143が、収容部に相当する。また、染毛剤除去具150が、塗布剤除去具に相当し、特に、除去部152が、整合部に相当し、混合部154が、乱流体に相当する。また、収容容器83が、吐出容器に相当する。
[3.変形例]
以上、本発明の実施形態について説明したが、本発明は、種々の形態を採り得ることは言うまでもない。
[3−1.塗布剤]
上記各実施形態では、本発明の塗布具で塗布する塗布剤として染毛剤を例示したが、塗布剤はこれに限定されるものではなく、例えば脱色剤のように染毛剤以外の毛髪化粧料であってもよい。また、塗布剤は毛髪化粧料に限定されるものではなく、例えば育毛剤のように毛髪化粧料以外の毛髪用塗布剤であってもよい。さらに、塗布剤は毛髪用のものに限定されるものではなく、例えば頭皮用の塗布剤であってもよい。
一方、上記各実施形態では、第1剤及び第2剤を混合して塗布する2剤式の染毛剤を例示したが、これに限定されるものではなく、例えば、3種類以上の薬剤を混合して塗布するものであってもよい。逆に、収容されている塗布剤をそのまま塗布するものであってもよい。
[3−2.塗布部]
上記各実施形態では、本発明の塗布部に相当する構成として、複数の櫛歯39を有する櫛歯部30,130を例示したが、塗布部はこれに限定されるものではなく、例えば、ブラシやローラとすることも可能である。
[3−3.塗布剤流路]
上記各実施形態では、本発明の塗布剤流路に相当する構成として、断面形状が円形かつ略一定の直線状の流路である本体内連通路42,142を有したものを例示したが、これに限定されるものではない。例えば、断面形状が円形以外(正方形、長方形、楕円形、三角形等)の流路とすることも可能である。また、例えば、曲線状にカーブした流路とすることも可能である。
[3−4.塗布剤除去具の軸部]
上記各実施形態では、本発明の塗布剤除去具の軸部に相当する構成として、円柱棒状の軸部51,151を例示したが、これに限定されるものではない。例えば、断面形状が円形以外(正方形、長方形、楕円形、三角形等)の棒状部材であってもよい。また、本体内
連通路42,142が例えば曲線状にカーブした流路である場合には、流路に応じて容易に変形する(曲がる)ような形状や材料とすることが好ましい。
[3−5.塗布剤除去具の整合部]
上記各実施形態では、本発明の塗布剤除去具の整合部に相当する構成として、円板状の除去部52,152を例示したが、整合部はこれに限定されるものではなく、塗布剤流路の断面形状と整合する断面形状であればよい。したがって、上記各実施形態のように、本体内連通路42,142の断面形状が円形の場合、円板状以外に、例えば球状とすることも可能である。球状のものは、本体内連通路42へスムーズに挿入できるとともに、摺動抵抗を少なくすることができるという利点がある。
また、上記各実施形態では、本発明の密着部に相当する構成としてポリウレタンゴム製の密着部52bを例示したが、これに限定されるものではなく、例えば、弾性材料として、スポンジ等の発泡材料(吸湿材)を用いてもよい。また、本発明の密着部は、ゴム等の弾性材料を用いる構成に限定されるものではなく、例えば、ポリプロピレン等のプラスチックを薄肉鍔状に形成したものであってもよい。
なお、上記各実施形態で例示した密着部52bの形状はあくまでも一例であり、例えば、軸方向の長さ寸法が本体部52aと必ずしも同一である必要はない。また、密着部52bは、本体部52aの外周面ではなく、その上端部や下端部に固定されていてもよい。さらに、密着部52bは、円筒状である必要はなく、Oリングのような円環状とすることも可能である。
一方、本発明の整合部は、上記各実施形態の除去部52,152のように本体内連通路42,142の内面と密着する構成に限定されるものではなく、例えば、本体内連通路42,142の断面よりも一回り小さくして隙間が形成されるようにしてもよい。このようにすれば、洗浄の際に水圧がかかりすぎて吐出口33aから染毛剤や水が勢いよく飛び出るのを防ぐことができる。なお、除去部52,152に穴や切欠部を形成しても同様の効果が得られる。
[3−6.乱流体]
上記各実施形態では、本発明の乱流体に相当する構成として、第1の円環部55、第2の円環部56、第3の円環部57の3種類の邪魔板(鍔部)を軸方向に間隔を空けて配置する構成を例示したが、これに限定されるものではない。
例えば、邪魔板の数は上記各実施形態で例示した数に限定されるものではない。なお、邪魔板の数を多くすればするほど混合性能が向上するが、その分、流動抵抗が大きくなるため、構造に応じて適切な数に設定する必要がある。
また、円板状の邪魔板に形成される切欠部の形状は、上記各実施形態で例示した形状に限定されるものではない。例えば、第1実施形態の混合部54(図3)において、第1の円環部55及び第3の円環部57の切欠部55a,57aに代えて、図6に示すような扇形の切欠部55b,57bを形成してもよい。このようにしても、切欠部を通り抜けた染毛剤が次の邪魔板の壁に必ずぶつかることになり、染毛剤の混合を促進することができる。
その他の例としては、例えば図7に示すように、2種類の邪魔板355,356を交互に配置してもよい。ここで、邪魔板355は、2つの同一形状の扇形の切欠部355a,355bが前後両側に形成されたものである。一方、邪魔板356は、切欠部355a,355bと同一形状の2つの切欠部356a,356bが左右両側に形成されたものであ
り、邪魔板355を90度回転させた形状のものである。
また、強度が弱まらない程度に邪魔板や軸部51,151に穴を空けた構成とすることも可能である。例えば図8(a)に示すように、軸部51に形成された流入口51bから流入した染毛剤が、軸内流路456bを通って軸部51に形成された流出口51a及び溝456aから流出するように邪魔板456を構成してもよい。また、例えば図8(b)に示すように、2種類の邪魔板555,556を交互に配置してもよい。ここで、邪魔板555は、2つの同一形状の貫通穴555a,555bが左右両側に形成されたものである。一方、邪魔板556は、貫通穴555a,555bと同一形状の2つの貫通穴556a,556bが前後両側に形成されたものであり、邪魔板555を90度回転させた形状のものである。
また、邪魔板は平板状に限定されるものではなく、例えば図9に示すように、第1実施形態の混合部54における第1の円環部55、第2の円環部56及び第3の円環部57を湾曲させた構成としてもよい。具体的には、第1の円環部55及び第3の円環部57を、中央部が染毛剤の流動方向へ突出するように湾曲した形状とするとともに、第2の円環部56を、中央部が流動方向と反対方向へ突出するように湾曲した形状とする。このようにすれば、染毛剤が各邪魔板の壁面に沿って切欠部へスムーズに誘導されるため、染毛剤の吐出圧を低下させることができ、この結果、染毛剤を吐出しやすくすることができる。また、本体内連通路において染毛剤が流動せずに滞留してしまう部分を生じにくくすることができる。
なお、本発明の乱流体は、複数の邪魔板からなる構成に限定されるものではなく、例えば、螺旋状に形成されたものであってもよい。
[3−7.吐出容器]
上記各実施形態では、本発明の吐出容器として、胴部を押圧して押しつぶすことにより染毛剤を吐出する構成の収容容器83を例示したが、吐出容器はこれに限定されるものではない。例えば、吐出容器としてエアゾール容器を用い、エアゾール容器から染毛剤を吐出させるためのレバーを蓋体60に設けてもよい。このようにすれば、吐出容器を押圧して押しつぶす必要が無く、染毛剤を楽に塗布することができる。
[3−8.その他]
上記実施形態では、染毛剤除去具50の取手部58が円板状に形成されているが、形状や大きさ等はこれに限定されるものではない。例えば、図10に示すように、取手部58を蓋体内連通路64の断面形状とほぼ同一形状とし、蓋体内連通路64の合流地点中央位置で仕切板として機能させるようにしてもよい。このような構成によれば、第1剤と第2剤とが本体内連通路42に等量ずつ流入しやすくなり、第1剤と第2剤との吐出量のムラを生じにくくすることができる。また、取手部58が大きいため把持しやすいという利点もある。
また、図10の構成において、取手部58は、本体内連通路42の内部まで(例えば混合部54の下端まで)延設されていてもよい。このような構成によれば、第1剤と第2剤との流入量をより均等にすることが可能となり、第1剤と第2剤との吐出量のムラを一層生じにくくすることができる。
また、上記各実施形態では、染毛剤除去具50の取手部58が、蓋体60の取手収容部68に収容される構成を例示したが、これに限定されるものではない。例えば、染毛剤除去具50の取手部58を、蓋体60の取手収容部68に嵌着や係り止めできるように構成してもよい。このような構成によれば、染毛剤除去具50と蓋体60とが一体化されるの
で、取手部58の代わりに蓋体60を把持して除去部52を本体内連通路42の軸方向に移動させることができる。このため、取手部58を把持するのに比べ持ちやすく、しかも、染毛剤にさらされた取手部58を把持するのに比べ、手等の汚染を防止することができる。
また、取手部58が取手収容部68に接着等により固定された構成としてもよい。この構成によれば、分解可能な構成部品の数が少なくなるため、構成部品の紛失(特に染毛剤除去具50の紛失を生じにくくすることができる。
さらに、上記各実施形態では、櫛体20,120の挿入部43を、蓋体60,160の挿入穴62に挿入して固定する構成を例示したが、これに限定されるものではない。例えば、挿入部43の外周面に雄ねじ部を形成し、挿入穴62の内周面に雌ねじ部を形成してもよい。このような構成によれば、塗布具付吐出容器1,5の使用時に、櫛体20,120を蓋体60,160から分離しにくくすることができる。
一方、上記各実施形態では、櫛歯部30,130が櫛体20,120の本体部40,140と一体の構成を例示したが、これに限定されるものではなく、櫛歯部30,130を本体部40,140から分離可能な構成としてもよい。このような構成によれば、櫛歯部30,130及び本体部40,140の洗浄を一層容易に行うことができる。
第1実施形態の塗布具付吐出容器の断面図である。 第1実施形態の塗布具付吐出容器の分解断面図である。 染毛剤除去具の説明図である。 櫛体から染毛剤除去具を取り出す際の状態を表す断面図である。 第2実施形態の塗布具付吐出容器の断面図である。 変形例としての染毛剤除去具の説明図(1)である。 変形例としての染毛剤除去具の説明図(2)である。 変形例としての染毛剤除去具の説明図(3)である。 変形例としての染毛剤除去具の説明図(4)である。 変形例としての染毛剤除去具の説明図(5)である。
符号の説明
1,5…塗布具付吐出容器、2,6…塗布具、20,120…櫛体、30,130…櫛歯部、33…第1の櫛歯内連通路、33a…吐出口、34…第2の櫛歯内連通路、39…櫛歯、40…本体部、42,142…本体内連通路、42b…除去収容部、50,150…染毛剤除去具、51,151…軸部、52,152…除去部、52a…本体部、52b…密着部、54,154…混合部、58…取手部、60,160…蓋体、64…蓋体内連通路、68…取手収容部、83…収容容器、92…第1包装体、93…第2包装体、143…扇状連通路

Claims (19)

  1. 収容された塗布剤を外部へ吐出する吐出容器に装着して用いられる塗布具であって、
    塗布剤を塗布するための塗布部と、
    前記吐出容器から吐出された塗布剤を前記塗布部へ誘導する塗布剤流路と、
    が形成され、
    外部操作により前記塗布剤流路内を移動することで前記塗布剤流路に残留する塗布剤を除去する塗布剤除去具を備え
    前記塗布剤除去具は、前記塗布剤流路に挿入可能な棒状の軸部に前記塗布剤流路における少なくとも一部の断面形状と整合する断面形状の整合部が形成されたものであり、前記軸部を介した外部操作により前記整合部が前記塗布剤流路内を移動することで前記塗布剤流路に残留する塗布剤を除去し、
    前記整合部には、前記塗布剤流路における少なくとも一部の内面に弾性変形状態で密着可能な密着部が形成されていること
    を特徴とする塗布具。
  2. 前記密着部は、弾性材料で形成されていること
    を特徴とする請求項に記載の塗布具。
  3. 前記塗布剤流路には、塗布剤の流れを妨げない位置に前記整合部を収容する収容部が形成されていること
    を特徴とする請求項1又は請求項2に記載の塗布具。
  4. 収容された塗布剤を外部へ吐出する吐出容器に装着して用いられる塗布具であって、
    塗布剤を塗布するための塗布部と、
    前記吐出容器から吐出された塗布剤を前記塗布部へ誘導する塗布剤流路と、
    が形成され、
    外部操作により前記塗布剤流路内を移動することで前記塗布剤流路に残留する塗布剤を除去する塗布剤除去具を備え
    前記塗布剤除去具は、前記塗布剤流路に挿入可能な棒状の軸部に前記塗布剤流路における少なくとも一部の断面形状と整合する断面形状の整合部が形成されたものであり、前記軸部を介した外部操作により前記整合部が前記塗布剤流路内を移動することで前記塗布剤流路に残留する塗布剤を除去し、
    前記塗布剤流路には、塗布剤の流れを妨げない位置に前記整合部を収容する収容部が形成されていること
    を特徴とする塗布具。
  5. 前記塗布剤流路には、塗布剤の流れを乱す乱流体が設けられていること
    を特徴とする請求項1から請求項までのいずれか1項に記載の塗布具。
  6. 収容された塗布剤を外部へ吐出する吐出容器に装着して用いられる塗布具であって、
    塗布剤を塗布するための塗布部と、
    前記吐出容器から吐出された塗布剤を前記塗布部へ誘導する塗布剤流路と、
    が形成され、
    外部操作により前記塗布剤流路内を移動することで前記塗布剤流路に残留する塗布剤を除去する塗布剤除去具を備え
    前記塗布剤流路には、塗布剤の流れを乱す乱流体が設けられており、
    前記乱流体は、前記塗布剤除去具に形成されていること
    を特徴とする塗布具。
  7. 収容された塗布剤を外部へ吐出する吐出容器に装着して用いられる塗布具であって、
    塗布剤を塗布するための塗布部と、
    前記吐出容器から吐出された塗布剤を前記塗布部へ誘導する塗布剤流路と、
    が形成され、
    外部操作により前記塗布剤流路内を移動することで前記塗布剤流路に残留する塗布剤を除去する塗布剤除去具を備え
    前記塗布剤流路には、塗布剤の流れを乱す乱流体が設けられており、
    前記乱流体は、前記塗布剤流路を塞ぐ形状の板体に切欠部を形成した複数の邪魔板から構成されており、互いに隣り合う邪魔板の切欠部同士が流路方向から見て重ならないように配置されること
    を特徴とする塗布具。
  8. 収容された塗布剤を外部へ吐出する吐出容器に装着して用いられる塗布具であって、
    塗布剤を塗布するための塗布部と、
    前記吐出容器から吐出された塗布剤を前記塗布部へ誘導する塗布剤流路と、
    が形成され、
    外部操作により前記塗布剤流路内を移動することで前記塗布剤流路に残留する塗布剤を除去する塗布剤除去具を備え
    前記塗布剤流路には、塗布剤の流れを乱す乱流体が設けられており、
    前記乱流体は、前記塗布剤流路に挿入された棒状部材に前記塗布剤流路を塞ぐ形状の邪魔板が形成されたものであり、
    前記棒状部材には、前記邪魔板の上流側に形成された流入口から流入した塗布剤を、前記邪魔板の下流側に形成された流出口から流出させるための、軸内流路が形成されていること
    を特徴とする塗布具。
  9. 収容された塗布剤を外部へ吐出する吐出容器に装着して用いられる塗布具であって、
    塗布剤を塗布するための塗布部と、
    前記吐出容器から吐出された塗布剤を前記塗布部へ誘導する塗布剤流路と、
    が形成され、
    外部操作により前記塗布剤流路内を移動することで前記塗布剤流路に残留する塗布剤を除去する塗布剤除去具を備え
    前記塗布剤流路には、塗布剤の流れを乱す乱流体が設けられており、
    前記乱流体は、前記塗布剤流路を塞ぐ形状の板体に貫通孔を形成した複数の邪魔板から構成されていること
    を特徴とする塗布具。
  10. 収容された塗布剤を外部へ吐出する吐出容器に装着して用いられる塗布具であって、
    塗布剤を塗布するための塗布部と、
    前記吐出容器から吐出された塗布剤を前記塗布部へ誘導する塗布剤流路と、
    が形成され、
    外部操作により前記塗布剤流路内を移動することで前記塗布剤流路に残留する塗布剤を除去する塗布剤除去具を備え
    前記塗布剤流路には、塗布剤の流れを乱す乱流体が設けられており、
    前記乱流体は、前記塗布剤流路を塞ぐ形状の板体に切欠部を形成した複数の邪魔板から構成されており、前記邪魔板は湾曲した形状であること
    を特徴とする塗布具。
  11. 前記乱流体は、前記塗布剤除去具に形成されていること
    を特徴とする請求項7から請求項10までのいずれか1項に記載の塗布具。
  12. 前記塗布剤除去具は、前記塗布剤流路に挿入可能な棒状の軸部に前記塗布剤流路における少なくとも一部の断面形状と整合する断面形状の整合部が形成されたものであり、前記軸部を介した外部操作により前記整合部が前記塗布剤流路内を移動することで前記塗布剤流路に残留する塗布剤を除去すること
    を特徴とする請求項6から請求項11までのいずれか1項に記載の塗布具。
  13. 前記整合部には、前記塗布剤流路における少なくとも一部の内面に弾性変形状態で密着可能な密着部が形成されていること
    を特徴とする請求項12に記載の塗布具。
  14. 前記密着部は、弾性材料で形成されていること
    を特徴とする請求項13に記載の塗布具。
  15. 前記塗布剤流路には、塗布剤の流れを妨げない位置に前記整合部を収容する収容部が形成されていること
    を特徴とする請求項12から請求項14までのいずれか1項に記載の塗布具。
  16. 前記塗布剤除去具は、前記塗布剤流路に対して着脱可能に設けられ、前記塗布剤流路から取り外される際に前記塗布剤流路に残留する塗布剤を外部へ排出するように構成されていること
    を特徴とする請求項1から請求項15までのいずれか1項に記載の塗布具。
  17. 前記吐出容器は、塗布剤の成分である複数の薬剤を同時に外部へ吐出するものであり、
    前記吐出容器から吐出された複数の薬剤を合流させて前記塗布剤流路へ誘導する合流流路が形成されていること
    を特徴とする請求項1から請求項16までのいずれか1項に記載の塗布具。
  18. 前記合流流路を形成する合流部が、前記塗布剤流路を形成する本体部から分離可能に構成されていること
    を特徴とする請求項17に記載の塗布具。
  19. 請求項1から請求項18までのいずれか1項に記載の塗布具と、
    収容された塗布剤を外部へ吐出する吐出容器と、
    を備え、前記塗布具が前記吐出容器から分離可能に構成されていること
    を特徴とする塗布具付吐出容器。
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