JP2005206076A - メータ照明構造 - Google Patents
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Abstract
【課題】
部品点数の増大を抑制して、外観品質を向上させつつ、異音の発生を抑制できるメータ照明構造を提供する。
【解決手段】
リング照明部材22と共に、文字盤19から一定の間隔を置いて覆う透明のフロントカバー部材25の内側に位置して、リング照明部材22の外側面22cを覆うアッパハウジング部材26が設けられている。
アッパハウジング部材26の内側面26bと、リング照明部材22の外側面22cとの間に、全周に渡り、クリアランスaを設定して、フロントカバー部材25の外側に設けられるクラスタ部材27のうち、文字盤19を視認可能に開口形成されたメータ開口部27aの周縁部27bによって、このクリアランスaが覆われている。
【選択図】 図1
部品点数の増大を抑制して、外観品質を向上させつつ、異音の発生を抑制できるメータ照明構造を提供する。
【解決手段】
リング照明部材22と共に、文字盤19から一定の間隔を置いて覆う透明のフロントカバー部材25の内側に位置して、リング照明部材22の外側面22cを覆うアッパハウジング部材26が設けられている。
アッパハウジング部材26の内側面26bと、リング照明部材22の外側面22cとの間に、全周に渡り、クリアランスaを設定して、フロントカバー部材25の外側に設けられるクラスタ部材27のうち、文字盤19を視認可能に開口形成されたメータ開口部27aの周縁部27bによって、このクリアランスaが覆われている。
【選択図】 図1
Description
本発明は、円筒形状の発光部材を、アナログメータ等の車両用の計器の周囲に設けてなるメータ照明構造に関するものである。
従来、図5に示すように、円筒形状のリング照明部材1が、設けられた車両用の計器2が知られている(特許文献1参照)。
まず、構成から説明すると、車速計又はエンジン回転数計等、複数の計器2…類が、収納されて構成されるコンビネーションメータ3では、アウタケース4の内側に、周縁フランジ部5aを固定されて、ロアハウジング5が、設けられている。
このロアハウジング5には、回路基板6が、ビス6a…等によって固定されている。
この回路基板6には、指針9を回動駆動するムーブメント8及び複数の光源7,7が設けられている。
これらの光源7,7は、点灯によって、透明樹脂製の導光部材10を介して、文字盤11を裏面側から透過照明すると共に、半透明乳白色の樹脂製で、円筒形状に形成されるリング照明部材1の裏端面1a側から入光して、表端面1bに向かうに従って次第に光量を減少させることにより、グラディエーション照明として、車室内14側から視認されるように構成されている。
このリング照明部材1の表面側には、一定の間隔を置いて、透明のフロントカバー部材12が設けられている。
このフロントカバー部材12の表面側には、前記リング照明部材1の内周面と同一径の内周面を有する円筒状の開口部15aを、複数形成されて構成されるリッド部材15が、車室内14側に向けて突設されて装着されている。
また、前記リング照明部材1の周縁に一体形成された固定フランジ部1cが、前記ロアハウジング5の周縁フランジ部5aと、このリッド部材15の裏端縁15aとの間に挟持されて、前記リング照明部材1の外周面1dと、このリッド部材15の内側面15bとの間を密着させながら、このリング照明部材1が、前記アウタケース4の内側に位置する状態で、このアウタケース4に嵌合されるアッパハウジング部材13によって、固定されている。
次に、この従来のリング照明部材1を有する計器2の作用について説明する。
このように構成された従来のリング照明部材1を有する計器2では、前記光源7,7の点灯によって、透明樹脂製の導光部材10を介して、文字盤11が裏面側から透過照明されると共に、前記リング照明部材1の裏端面1a側から、この光源7…の照光が入光して、表端面1bに向かうに従って、次第に光量が減少されて、グラディエーション照明として、車室内14側から視認される。
また、前記リング照明部材1の外周面1dからの漏光は、前記リッド部材15の内側面15bによって遮蔽されて、隣接配置される他の計器2…等に影響を与える虞がない。
特開2002−81966号公報
しかしながら、このように構成された従来の計器2では、前記リング照明部材1の周縁に一体形成された固定フランジ部1cが、前記ロアハウジング5の周縁フランジ部5aと、このリッド部材15の裏端縁15aとの間に挟持されているので、前記アウタケース4の内周面4aに、前記固定フランジ部1cの外周縁1dが当接してしまう。
また、前記リング照明部材1の外周面1dと、このリッド部材15の内側面15bとの間が、密着されている。
従来のこのような構成では、車両走行時の振動等によって、前記アウタケース4の内周面4aと、前記固定フランジ部1cの外周縁1dとの間、及び前記リング照明部材1の外周面1dと、このリッド部材15の内側面15bとの間が、摺接して異音を発生させる虞があった。
このため、各部材間にクリアランスを設けて、摺接しないように構成することが考えられる。
しかしながら、クリアランスを形成するような構造では、例えば、前記リング照明部材1の外周面1dと、このリッド部材15の内側面15bとの間に形成されたクリアランスが、車室内14側から見えてしまい外観品質を低下させてしまうといった問題があった。
このクリアランスを隠すために、別途装飾部品を装着することも考えられるが、この場合、部品点数が増大してしまうといった問題もあった。
本発明は、このような事情に鑑み、部品点数の増大を抑制して、外観品質を向上させつつ、異音の発生を抑制できるメータ照明構造を提供することを目的とする。
前記目的を達成するために、請求項1の発明は、複数の計器が、収納されて構成されるコンビネーションメータ内に、前記計器の文字盤を表面側に装着したロアハウジング部材が、固定されて設けられると共に、該ロアハウジング部材の表面側に固定されて、該文字盤の周囲から筒状に突設されるリング照明部材を設けてなるメータ照明構造であって、該リング照明部材と共に、前記文字盤から一定の間隔を置いて覆う透明のフロントカバー部材の内側に位置して、該リング照明部材の外側面を覆うアッパハウジング部材が設けられ、該アッパハウジング部材の内側面と、前記リング照明部材の外側面との間に、全周に渡り、クリアランスを設定して、前記フロントカバー部材の外側に設けられるクラスタ部材のうち、前記文字盤を視認可能に開口形成されたメータ開口部の周縁部によって、該クリアランスを覆うメータ照明構造を特徴としている。
また、請求項2に記載されたものは、前記リング照明部材には、外側方に向けて一体となるように突設されて、当接面を、前記ロアハウジング部材の表面側に当接させることにより、前記リング照明部材を前記ロアハウジング部材の所定の位置に固定する固定片を有すると共に、前記アッパハウジング部材の外周縁から一体に突設形成された係止爪部を、前記ロアハウジング部材の外周面に一体に形成された被係止爪部に係止させることにより、該アッパハウジング部材を前記ロアハウジング部材に外嵌させて固定する請求項1記載のメータ照明構造を特徴としている。
更に、請求項3に記載されたものは、前記リング照明部材の裏端縁側の裏側開口の径よりも、表端縁側の表側開口の径を大径とすると共に、該表側開口の径よりも、前記クラスタ部材のメータ開口部の径が、小径となるように構成する請求項1又は2記載のメータ照明構造を特徴としている。
このように構成された請求項1記載のものは、前記アッパハウジング部材の内側面と、前記リング照明部材の外側面との間に、全周に渡り、クリアランスが設定されているので、摺接による異音が発生する虞が無い。
また、前記リング照明部材及びアッパハウジング部材は、前記フロントカバー部材によって、前記クラスタ部材と分け隔てられているので、前記リング照明部材及びアッパハウジング部材と、前記クラスタ部材との間の摺接により異音が発生する虞が無い。
そして、前記アッパハウジング部材の内側面と、前記リング照明部材の外側面との間に、設定されたクリアランスは、前記フロントカバー部材の外側に設けられるクラスタ部材のメータ開口部の周縁部によって覆われるので、外部から視認されることが無く、外観品質を向上させることができる。
また、請求項2に記載されたものは、前記リング照明部材に、外側方に向けて一体に突設された固定片の当接面が、前記ロアハウジング部材の表面側に当接されて、前記リング照明部材が、前記ロアハウジング部材の所定の位置に固定される。
更に、前記アッパハウジング部材の外周縁から一体に突設形成された係止爪部が、前記ロアハウジング部材の外周面に一体に形成された被係止爪部に係止されて、該アッパハウジング部材が、前記ロアハウジング部材に外嵌されて固定される。
このため、前記リング照明部材及び前記アッパハウジング部材は、前記ロアハウジング部材を基準に位置決めされて、前記アッパハウジング部材の内側面と、前記リング照明部材の外側面との間に形成されるクリアランスの形成精度を良好なものとすることができる。
従って、例えば、摺接しない程度に小さく、該クリアランスを設定することにより、前記メータ照明構造の大きさの増大を抑制することが出来る。
また、請求項3に記載されたものは、前記リング照明部材の裏端縁側の裏側開口の径よりも、表端縁側の表側開口の径が大径となるように設定されているので、該裏側開口の径の範囲内で、前記文字盤の外径寸法が設定されていれば、前記表側開口の径よりも、前記クラスタ部材のメータ開口部の径が、小径となるように構成されていても、該文字盤の外径寸法よりも、前記クラスタ部材のメータ開口部の径を大きく構成することができる。
このため、視認性の良好なメータ照明構造を得ることが出来る。
以下、本発明の最良の実施の形態について図面を参照して説明する。
なお、前記従来例と同一乃至均等な部分については、同一符号を付して説明する。
図1乃至図4は、本実施の形態によるメータ照明構造が、適用される独立単眼意匠を呈するコンビネーションメータ装置16で、主に、車速計17、エンジン回転数計18等、複数の計器類が、アウタケース4内に収納されて、クラスタ部材27に形成された円筒状の各メータ開口部27a…を介して、車室内14方向から視認可能となるように、主に構成されている。
この実施の形態では、各計器の構造は、略同一乃至均等であるので、以下の説明で、主に、前記車速計17について詳述して、他の計器類の説明については省略する。
前記コンビネーションメータ16の前記アウタケース4内には、ロアハウジング部材20が、固定されて設けられている。
このロアハウジング部材20の表面側には、前記車速計17等、各計器の文字盤19…が装着されると共に、裏面側には、回路基板6が、複数のビス6a…等によって、固定されている。
また、この回路基板6の表面側には、指針9を回動駆動するムーブメント8及び、リング照明に用いる複数の光源7…が設けられている。
前記ロアハウジング部材20の表面20a側に設けられた文字盤19は、各々正面視略円形形状を呈していて、これらの文字盤19の周囲には、複数の前記光源7…を収納する環状溝部21が、略全周に渡り、凹設形成されている。
そして、このロアハウジング部材20の表面20a側に固定されて、前記環状溝部21に、筒状部22aの裏端縁22bの一部を挿入させて、文字盤19の周囲から筒状に突設されるリング照明部材22が設けられている。
この実施の形態のリング照明部材22は、乳白色半透明の樹脂製材料で構成されていて、前記車速計17,エンジン回転数計18等、各計器に対応して形成される複数の筒状部22a…を、車幅方向に近接配置して一体となるように形成されている。
また、図4に示すように、このリング照明部材22の外側面22cには、外側方に向けて一体となるように、複数の固定片22d…が、突設されている。
これらの固定片22dには、ロケートピン孔22f及びビス孔22gが、各々開口形成されている。
そして、これらの固定片22dの当接面22eが、前記ロアハウジング部材20の表面20a側に当接される際、この表面20aから突設されるロケートピン20b及びビス孔20cの位置と、これらの各ロケートピン孔22f及びビス孔22gが一致するように形成されることにより、前記リング照明部材22が、前記ロアハウジング部材20の所定の位置に固定されるように構成されている。
このコンビネーションメータ装置16前面には、前記文字盤19から一定の間隔を置いて覆う透明のフロントカバー部材25が装着されている。
このフロントカバー部材25の内側には、このリング照明部材22と共に位置して、このリング照明部材22の外側面22cの周囲を覆うアッパハウジング部材26が設けられている。
このアッパハウジング部材26は、リング照明部材22の外側面22cの周囲を覆うと共に、外周縁26aに、前記フロントカバー部材25の外周縁から突設された複数の爪部25a…を係止させることにより、前記フロントカバー部材25が支持されるように構成されている。
更に、このアッパハウジング部材26の外周縁26aからは、複数の係止爪部26c,26cが、車両前方に向けて一体に突設形成されている。
これらの各係止爪部26c,26cは、前記ロアハウジング部材20の外周面20dに一体に形成された被係止爪部20e,20eに係止させることにより、前記アッパハウジング部材26が、前記ロアハウジング部材20に外嵌されて固定されるように構成されている。
また、前記アッパハウジング部材26の内側面26bと、前記リング照明部材22の外側面22cとの間には、全周に渡り所定のクリアランスaが設定されている。
そして、前記フロントカバー部材25の表面外側には、図示省略のフロントウインドウパネルへの窓写りを防止するクラスタ部材27が設けられている。
このクラスタ部材27には、前記文字盤19を車室14内側から視認可能とするように、メータ開口部27a…が、各計器の文字盤19…に対応して開口形成されている。
更に、このクラスタ部材27は、前記アウタケース4の装着片部4aに一部を固定されると共に、車両の車室14内前方に位置するインストルメントパネルに固定されている。
そして、このメータ開口部27aの各周縁部27b…によって、これらの各クリアランスaが、隠れるように覆われている。
この実施の形態では、更に、図1に示すように、前記リング照明部材22の筒状部22aは、テーパー形状を呈していて、裏端縁22b側の裏側開口22hの径bよりも、表端縁22i側の表側開口22jの径cが大径となるように設定されている。
また、この表側開口22jの径cよりも、前記クラスタ部材27のメータ開口部27aの裏端縁27cの裏側開口27dの内径dが、小径となるように構成されている。
次に、この実施の形態のメータ照明構造の作用について説明する。
この実施の形態のメータ照明構造では、前記アッパハウジング部材26の内側面26bと、前記リング照明部材22の外側面22cとの間に、全周に渡り、クリアランスaが設定されているので、前記アッパハウジング部材26及び前記リング照明部材22が接触する部分が無く、摺接による異音が発生する虞が無い。
また、前記フロントカバー部材25の内側に位置する前記リング照明部材22及びアッパハウジング部材26は、前記フロントカバー部材25によって、前記フロントカバー部材25の外側に位置する前記クラスタ部材27と分け隔てられている。
このため、前記リング照明部材22及びアッパハウジング部材26と、前記クラスタ部材25との間に、接触する部分がなく、摺接により異音が発生する虞が無い。
しかも、この実施の形態では、前記クラスタ部材27が、前記アウタケース4の装着片部4aに一部を固定されると共に、車両の車室14内前方に位置するインストルメントパネルに固定されていて、図1に示すように、裏端縁27cを前記フロントカバー部材25から離間されている。
このため、前記フロントカバー部材27とクラスタ部材25との間にも、接触する部分がなく、摺接により異音が発生する虞が無い。
そして、前記アッパハウジング部材26の内側面26bと、前記リング照明部材22の外側面22cとの間に、設定されたクリアランスaは、前記フロントカバー部材25の外側に設けられるクラスタ部材27のメータ開口部27aの周縁部27bによって覆われるので、外部から視認されることが無く、外観品質を向上させることができる。
また、前記リング照明部材22に、外側方に向けて一体に突設された固定片22d…の当接面22e…が、前記ロアハウジング部材20の表面20a側に当接されて、車両前後方向に位置決めされて、前記リング照明部材22が、前記ロアハウジング部材の所定の位置に固定される。
この際、前記表面20aから突設される各ロケートピン20b…を、前記各ロケートピン孔22fに挿通して、車幅方向及び鉛直方向の位置決めが行われると共に、前記各ビス孔20c…に、前記各ビス孔22g…を挿通させた各ビス部材28…を、各々螺合させて、一致させた状態で固定されることにより、前記リング照明部材22が、前記ロアハウジング部材20の所定の位置に固定される。
更に、前記アッパハウジング部材26の外周縁26aから一体に突設形成された各係止爪部26c…が、前記ロアハウジング部材20の外周面20dに一体に形成された各被係止爪部20e…に各々係止されて、このアッパハウジング部材26が、表面側から前記ロアハウジング部材20に外嵌されて固定される。
このため、前記リング照明部材22及び前記アッパハウジング部材26は、前記ロアハウジング部材20を基準に位置決めされて、前記アッパハウジング部材26の内側面26bと、前記リング照明部材22の外側面22cとの間に形成されるクリアランスaの形成精度を良好なものとすることができる。
従って、例えば、摺接しない程度に小さく、このクリアランスaを設定することにより、このメータ照明構造を適用するコンビネーションメータ装置16の大きさの増大を抑制することが出来る。
また、この実施の形態では、図1に示すように、前記リング照明部材22の裏端縁22b側の裏側開口22hの径bよりも、表端縁22i側の表側開口22jの径cが大径となるように設定されている。
このため、裏側開口22hの径bの範囲内で、前記文字盤17の外径寸法eが設定されていれば(径b≧径e)、前記表側開口22hの径cよりも、前記クラスタ部材27のメータ開口部27aの裏端縁27cの裏側開口27dの内径dが、小径となるように構成されていても、この文字盤19の外径寸法eよりも、前記クラスタ部材27のメータ開口部27aの裏端縁27cの裏側開口27dの内径dを大きく設定しても、前記クリアランスaが、メータ開口部27aの周縁部27bによって、隠れて見えないように構成することができる。
しかも、この実施の形態では、前記テーパ形状を呈するリング照明部材22の裏端縁22bが、前記環状溝部21内に一部挿入されて、裏側開口22hが、前記文字盤19の裏面側に位置している。
このため、前記文字盤17の外径寸法eを、前記クラスタ部材27の裏側開口27dの内径d寸法と略同じ大きさ、若しくは、メータ開口部27aの内側面のテーパ形状と略面一となるように、前記裏側開口22hの径bより大きく設定して、一致させて外観品質を更に、向上させることが出来る。
このため、前記光源7,7の点灯によって、乳白色半透明の前記リング照明部材22の裏端面22b側から、この光源7…の照光が入光して、表端面22iに向かうに従って、次第に光量が減少されて、前記文字盤19の周囲にリング状のグラディエーション照明として、車室内14側から視認される。
また、前記リング照明部材22の外側面22cからの漏光は、前記アッパハウジング部材26の内側面26bによって、遮蔽されて、隣接配置される他の車速計17…等に影響を与える虞が無く、視認性の良好なメータ照明構造を得ることが出来る。
しかも、従来のように、前記アッパハウジング13とは、別部材で、漏光の遮蔽を行うリッド部材15等を設ける必要がないので、部品点数を減少させて、組付けを容易とすることができると共に、製造コストの増大を抑制できる。
以上、図面を参照して、本発明の最良の実施の形態のメータ照明構造を詳述してきたが、具体的な構成は、この実施の形態に限らず、本発明の要旨を逸脱しない程度の設計的変更は、本発明に含まれる。
例えば、前記実施の形態では、前記コンビネーションメータ16の前記アウタケース4内に、ロアハウジング部材20が、固定されて設けられているが、特にこれに限らず、例えば、アウタケース4を省略してもよい。
また、前記ロアハウジング部材20の裏面側に、前記回路基板6が、複数のビス6a…等によって固定されているが、例えば、前記回路基板6を前記ロアハウジング部材20に一体に設けても良く、或いは、前記ロアハウジング部材20に、直接、前記ムーブメント8及び光源7等を装着すれば、回路基板6を省略してもよい。
16 コンビネーションメータ装置
17 車速計(計器の1つ)
18 エンジン回転数計(計器の1つ)
19 文字盤
20 ロアウジング部材
20a 表面
20d 外周面
20e 被係止爪部
22 リング照明部材
22a 筒状部
22b 裏端縁
22c 外側面
22d 固定片
22e 当接面
22h 裏側開口
22i 表側開口
22j 表端縁
25 フロントカバー部材
26 アッパハウジング部材
26a 外周縁
26b 内側面
26c 係止爪部
27 クラスタ部材
27a メータ開口部
27b 周縁部
27c 裏端縁
27d 裏側開口
17 車速計(計器の1つ)
18 エンジン回転数計(計器の1つ)
19 文字盤
20 ロアウジング部材
20a 表面
20d 外周面
20e 被係止爪部
22 リング照明部材
22a 筒状部
22b 裏端縁
22c 外側面
22d 固定片
22e 当接面
22h 裏側開口
22i 表側開口
22j 表端縁
25 フロントカバー部材
26 アッパハウジング部材
26a 外周縁
26b 内側面
26c 係止爪部
27 クラスタ部材
27a メータ開口部
27b 周縁部
27c 裏端縁
27d 裏側開口
Claims (3)
- 複数の計器が、収納されて構成されるコンビネーションメータ内に、前記計器の文字盤を表面側に装着したロアハウジング部材が、固定されて設けられると共に、該ロアハウジング部材の表面側に固定されて、該文字盤の周囲から筒状に突設されるリング照明部材を設けてなるメータ照明構造であって、
該リング照明部材と共に、前記文字盤から一定の間隔を置いて覆う透明のフロントカバー部材の内側に位置して、該リング照明部材の外側面を覆うアッパハウジング部材が設けられ、該アッパハウジング部材の内側面と、前記リング照明部材の外側面との間に、全周に渡り、クリアランスを設定して、前記フロントカバー部材の外側に設けられるクラスタ部材のうち、前記文字盤を視認可能に開口形成されたメータ開口部の周縁部によって、該クリアランスを覆うことを特徴とするメータ照明構造。 - 前記リング照明部材には、外側方に向けて一体となるように突設されて、当接面を、前記ロアハウジング部材の表面側に当接させることにより、前記リング照明部材を前記ロアハウジング部材の所定の位置に固定する固定片を有すると共に、前記アッパハウジング部材の外周縁から一体に突設形成された係止爪部を、前記ロアハウジング部材の外周面に一体に形成された被係止爪部に係止させることにより、該アッパハウジング部材を前記ロアハウジング部材に外嵌させて固定することを特徴とする請求項1記載のメータ照明構造。
- 前記リング照明部材の裏端縁側の裏側開口の径よりも、表端縁側の表側開口の径を大径とすると共に、該表側開口の径よりも、前記クラスタ部材のメータ開口部の径が、小径となるように構成することを特徴とする請求項1又は2記載のメータ照明構造。
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