JP2005205993A - シートバックポケット - Google Patents

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Toshihisa Igai
敏久 猪飼
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Abstract

【課題】 収容する物品の大きさに関係なく使い勝手を良くすることができるシートバックポケットを提供する。
【解決手段】 シートバックポケット5は、ポケット本体6と、ポケット本体6内に収容された収容部材7とを備えている。この収容部材7はポケット本体6内で起立した起立板8と、起立板8に設けられた棚板9とを備えている。起立板8はシート61材に面接している一方、棚板9は表皮43を起立板8から離間する方向(前方側)へ押し曲げており、収容部材7は、この棚板9によって起立板8と表皮43との間に空間Aを形成しているとともに、この空間Aを上下に分割している。
【選択図】 図3

Description

本発明は、車両のシートバックに設けられたシートバックポケットに関する。
従来、車両のシートバックの後面には、一般的に物品を収容するシートバックポケットが設けられている。このシートバックポケットは、シートバックの後面を構成する可撓性の表皮と、この表皮に左右側および下側が縫い付けられて固定された可撓性のシート材とにより上側が開口するように形成されている。
またシートバックポケットの中には、内部をさらにシート材によって前後に分割したものが提案されている(特許文献1参照)。このようなシートバックポケットにおいては、複数の物品を前側のポケットと後側のポケットに分けて収容することにより物品を整然と収容することが可能となっている。
特開2000−108795号公報
しかしながら、前述したシートバックポケットは携帯電話等の比較的小さな物品を収容したときには奥に入ってしまうため取り出しにくい。またこれを解決するために底を浅くした場合には地図等の比較的大きな物品を収容することができない。したがってこのようなシートバックポケットにおいては、収容する物品の大きさによって使い勝手が悪くなってしまう問題があった。
本発明は、かかる従来の課題に鑑みてなされたものであり、収容する物品の大きさに関係なく使い勝手を良くすることができるシートバックポケットを提供することを目的とする。
前記課題を解決するために本発明の請求項1記載のシートバックポケットにおいては、車両のシートバックの後面に設けられたポケット本体と、このポケット本体内に収容された収容部材とを備え、前記ポケット本体は、前記シートバックの後面を構成する可撓性の表皮と、この表皮に左右側および下側が固定された可撓性のシート材とにより上側が開口するように形成されている一方、前記収容部材は、前記表皮または前記シート材のいずれか一方に面接して前記ポケット本体内で起立した起立板と、この起立板に設けられて前記表皮または前記シート材のいずれか他方を前記起立板から離間する方向へ押し曲げた棚板とを備え、この棚板によって前記起立板と前記表皮または前記シート材のいずれか他方との間に空間を形成しているとともに、この空間を上下に分割しているものとしている。
かかる構成においてポケット本体内には、収容部材が設けられていないシートバックポケットに比べて底が浅い上側が開口した空間が形成されるため、この空間に携帯電話等の比較的小さな物品を収容することにより、このような物品を取り出しやすくすることができる。また、起立板と表皮またはシート材のいずれか一方との間を使用者が開けることによって起立板がない場合と同じ深さの空間が得られるため、この空間に地図等の比較的大きな物品を収容することができる。
また請求項2記載のシートバックポケットにおいては、前記棚板は、前記起立板に折り畳み可能に設けられているものとしている。
かかる構成においては、非使用時に棚板を折り畳んでおくことによりポケット本体の膨らみを抑えることができる。
また請求項3記載のシートバックポケットにおいては、前記起立板は、下端部が前記ポケット本体に固定されて前記ポケット本体内で起立しているものとしている。
かかる構成においては、収容部材がポケット本体内でぐらついてしまうのを抑えることができる。
本発明の請求項1記載のシートバックポケットにおいては、収容部材が設けられていないシートバックポケットに比べて底が浅い上側が開口した空間が形成されるため、この空間に携帯電話等の比較的小さな物品を収容することにより、このような物品を取り出しやすくすることができる。また、起立板と表皮またはシート材のいずれか一方との間を使用者が開けることによって起立板がない場合と同じ深さの空間が得られるため、この空間に地図等の比較的大きな物品を収容することができる。よって、収容する物品の大きさに関係なく使い勝手を良くすることができる。
また請求項2記載のシートバックポケットにおいては、非使用時に棚板を折り畳んでおくことによりポケット本体の膨らみを抑えることができる。よって、シートバックポケットの非使用時における見栄えの低下を抑えることができる。
また請求項3記載のシートバックポケットにおいては、収容部材がポケット本体内でぐらついてしまうのを抑えることができる。よって、使い勝手をさらに良くすることができる。
本発明をより詳細に説明するために、以下添付図面に従ってこれを説明する。
図1は、本発明の実施の形態を示す車両用シート1を後側から見た斜視図である。この車両用シート1は、シートクッション2と、シートクッション2の後端部21に設けられたシートバック4と、シートバック4の後面4aに設けられた本発明のシートバックポケット5とから構成されている。
シートバック4は図2に示すように、バックフレーム41と、バックフレーム41に取り付けられたバックパッド42と、バックパッド42を覆って取り付けられた表皮43とから構成されている。
バックフレーム41は金属製であって略ロ字状に形成されており、前側には左右のバックフレーム41間に張り渡されたバネ411が上下方向に複数設けられている。
またバックパッド42はウレタン樹脂等の発泡体から形成されており、バックフレーム41の後側の中間部分を除いてバックフレーム41に巻き付けて取り付けられている。
また表皮43は合成樹脂や布材から形成されて可撓性を有しており、ぴんと張られた状態でバックパッド42を覆って取り付けられている。
そしてシートバックポケット5は、シートバック4の後面4aにおいて下部に設けられたポケット本体6と、ポケット本体6内に収容された収容部材7とを備えている。
さらにポケット本体6は、シートバック4の後面4aを構成する表皮43と、表皮43に固定されたシート材61とから構成されている。このシート材61は合成樹脂や布材によって形成されて可撓性を有している。また図3に示すようにシート材61の上端部62は内側へ折り返されており、折り返されていない一般部63に縫い付けられている。
さらに、シート材61は下端部64も内側へ折り返されており、シート材61全体がぴんと張られた状態で、下端部64と左右両縁65、65(図1参照)が表皮43に縫い付けられて固定されている。したがってポケット本体6は、上側が開口するように形成されている。
具体的に説明すると、ポケット本体6は合成樹脂や布材からなる表皮43とシート材61がぴんと張られているために、シート材61の上端部を持って後方へ引っ張るとバックパッド42が圧縮されてポケット本体6の上端部が前後方向に開き、シート材61の上端部を放すと圧縮されていたバックパッド42が元に戻ってポケット本体6の上端部が閉じるように形成されている。
一方、収容部材7は合成樹脂で一体形成されており、ポケット本体6内で起立した起立板8と、図3に示すように起立板8の前面81(表皮43側)に設けられた棚板9とを備えている。
起立板8は平板状であって、図2や図3に示すように、シート材61に後面82が面接しているとともに、下端部83がシート材61の下端部64に縫い付けられてポケット本体6に固定されて起立している。
一方、棚板9は平板状に形成されており、起立板8の前面81において中間よりも上側に水平に設けられている。そして棚板9において、起立板8との結合部91には全体にわたって切欠き92が設けられており、この切欠き92により結合部91は他の部分よりも細くなって折り曲げ可能となっている。したがって、棚板9はこの結合部91が切り欠かれて細くなっていることにより起立板8に折り畳み可能に設けられている。
また棚板9は、先端93が前方へ膨らんだ弓形状に形成されて表皮43を起立板8から離間する方向(前方側)へ押し曲げており、収容部材7は、この棚板9によって起立板8と表皮43との間に空間Aを形成しているとともに、この空間Aを上下に分割している。
かかる構成においてポケット本体6の表皮43と起立板8との間には、棚板9で前記空間Aが上下に分割されることにより、上側が開口した上側の空間Bと密閉された下側の空間Cが形成されている。
ここで上側の空間Bは、収容部材7が設けられていないシートバックポケットに比べて底が浅く形成されている。このため、図5に示すように、この空間Bに携帯電話10等の比較的小さな物品を収容することにより、このような物品を入れても取り出しやすくすることができる。
また、起立板8とシート材61との間を使用者が開けることによって収容部材7がないシートバックポケットと同じ深さの空間Dが得られる。このため、この空間Dに地図11等の比較的大きな物品を収容することが可能になる。
よって、本実施の形態のシートバックポケット5においては、収容する物品の大きさに関係なく使い勝手を良くすることができる。
また、棚板9には図3に示したように切欠き92が設けられて起立板に対して折り畳み可能となっている。したがってシートバックポケット5の非使用時には、切欠き92に沿って棚板9を図2に示すように起立板8の上側へ向かって折り畳んでおくことによりポケット本体6の膨らみを抑えることができる。よって、本実施の形態のシートバックポケット5においては非使用時における見栄えの低下を抑えることができる。
さらに、起立板8の下端部83がポケット本体6に縫い付けられて固定されていることから、収容部材7がポケット本体6内でぐらついてしまうのを抑えることができる。よって、本実施の形態のシートバックポケット5においては、使い勝手をさらに良くすることができる。
なお本実施の形態では、ポケット本体6内に棚板9を表皮43側に向けて収容部材7を収容したが、この棚板9をシート材61側に向けてポケット本体6内に収容して、起立板8を表皮43に面接するとともに棚板9でシート材61を起立板8から離間する方向(後方側)へ押し曲げても本実施の形態と同様の効果を得ることができる。
また棚板9を起立板8の中間よりも上側に設けたが、ポケット本体6の深さに応じて棚板9の設置位置を設定しても良い。さらに棚板9を起立板8へ折り畳むために棚板9の結合部91に切欠き92を設けたが、この他に例えば棚板をヒンジや回動軸を介して起立板に上下に回動可能に取り付けても良い。
本発明の実施の形態を示す車両用シートを後部から見た斜視図である。 図1の要部を示す縦断面図である。 図2において棚板を伸ばした状態を示す拡大図である。 収容部材の斜視図である。 シートバックポケットに携帯電話と地図を入れた状態を示す縦断面図である。
符号の説明
4 シートバック
4a 後面
5 シートバックポケット
6 ポケット本体
7 収容部材
8 起立板
9 棚板
43 表皮
61 シート材
83 下端部
92 切欠き
A 空間

Claims (3)

  1. 車両のシートバックの後面に設けられたポケット本体と、このポケット本体内に収容された収容部材とを備え、
    前記ポケット本体は、前記シートバックの後面を構成する可撓性の表皮と、この表皮に左右側および下側が固定された可撓性のシート材とにより上側が開口するように形成されている一方、
    前記収容部材は、前記表皮または前記シート材のいずれか一方に面接して前記ポケット本体内で起立した起立板と、この起立板に設けられて前記表皮または前記シート材のいずれか他方を前記起立板から離間する方向へ押し曲げた棚板とを備え、この棚板によって前記起立板と前記表皮または前記シート材のいずれか他方との間に空間を形成しているとともに、この空間を上下に分割していることを特徴とするシートバックポケット。
  2. 前記棚板は、前記起立板に折り畳み可能に設けられていることを特徴とする請求項1記載のシートバックポケット。
  3. 前記起立板は、下端部が前記ポケット本体に固定されて前記ポケット本体内で起立していることを特徴とする請求項1または2記載のシートバックポケット。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US8967712B2 (en) 2008-10-29 2015-03-03 Toyota Boshoku Kabushiki Kaisha Skin for seat back of vehicle seat
WO2016081588A1 (en) * 2014-11-18 2016-05-26 Zodiac Seats Us Llc Support systems for portable electronic devices

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